JP3956809B2 - 圧力センサ - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、金属製のハウジングとターミナルピンを有する樹脂製のコネクタ部とを一体化してなる圧力センサに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来のこの種の圧力センサとして、例えば図8に示すような断面構成を有する圧力センサが提案されている。
【0003】
このものは、金属製のハウジング100と金属製のターミナルピン200がインサート成形された樹脂製の樹脂ケース400とが、ハウジング100の端部110を樹脂ケース400にかしめることで、かしめ固定され一体化されたものである。そして、一体化した両者100、400の内部に形成された空間には、センシング素子300が設けられている。
【0004】
このセンシング素子300は、ターミナルピン200の一端側とボンディングワイヤ310により電気的に接続されている。一方、ターミナルピン200の他端側は、樹脂ケース400の開口部410から露出しており、この開口部410において外部配線部材に接続可能となっている。つまり、樹脂ケース400の開口部410はターミナルピン200とともにコネクタ部を構成している。
【0005】
このような圧力センサにおいては、センシング素子300には、ハウジング100の穴111から圧力が導入され、この圧力はメタルダイアフラム320を介してセンシング素子300に印加される。そして、センシング素子300では印加圧力に応じた信号が出力され、この信号はターミナルピン200を介して外部へ出力される。こうして圧力検出がなされる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、上記した従来の圧力センサにおいては、金属製のハウジング100を樹脂ケース400にかしめ固定しているため、これら両者100、400の接合強度を向上させて耐圧を向上させるためには、かしめ圧を増大させることが必要となる。
【0007】
そのためには、大きなかしめ圧に耐えうるために、ハウジング100および樹脂ケース400におけるかしめ部の金属厚や樹脂厚を大きくたり、樹脂ケース400を構成する樹脂を機械的強度の大きな材質に変更したりする必要があり、センサ体格の大型化や設計変更に手間がかかるなどの問題を生じる。
【0008】
また、かしめ圧を増大させることは、かしめ装置の大型化や高コスト化などを招く。さらに、大きなかしめ圧になるほど、かしめ圧の微調整が難しくなり、狙いのかしめ圧を精度良く実現することが困難となる。また、樹脂ケースにおける樹脂のクリープや応力緩和などによる樹脂の劣化も懸念される。
【0010】
そこで本発明は上記問題に鑑み、金属製のハウジングとターミナルピンを有する樹脂製のコネクタ部とを一体化してなる圧力センサにおいて、ハウジングとコネクタ部との接合にかしめを不要としつつ、当該接合における接合強度を向上できるようにすることを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、請求項1に記載の発明では、中空部(11)を有する金属製のハウジング(10)と、一端側がハウジングの中空部に挿入された金属製のターミナルピン(20)と、ターミナルピンと電気的に接続された圧力センサチップ(30)と、ターミナルピンの他端側の外周に設けられ、ターミナルピンとともに外部との接続を行うコネクタ部を構成する樹脂ケース(40)とを備え、ハウジングの中空部にターミナルピンの一端側を挿入した状態にてインサート成形を行うことにより、樹脂ケースがターミナルピンの一端部と他端部とを突出させた状態でターミナルピンの途中部を封止し、樹脂ケースのうちターミナルピンの一端部寄りを封止する部位が中空部内に充填された形となり、この状態にて、樹脂ケースがハウジングおよびターミナルピンと一体化されており、樹脂ケースから突出するターミナルピンの一端部に圧力センサチップが電気的に接続されていることを特徴とする。
【0012】
それによれば、樹脂ケースをインサート成形することにより、ハウジング、ターミナルピンおよび樹脂ケースの3者が一体化されるので、従来のようなかしめ構造が不要となる。
【0013】
また、このようなインサート成形によって、樹脂ケースと金属製のハウジングとの固着面積を大きくすることができるため、コネクタ部を構成する樹脂ケースとハウジングとの接合強度は大きいものとできる。
【0014】
よって、本発明によれば、金属製のハウジングとターミナルピンを有する樹脂製のコネクタ部とを一体化してなる圧力センサにおいて、ハウジングとコネクタ部との接合にかしめを不要としつつ、当該接合における接合強度を向上させることができる。
【0015】
また、請求項1に記載の発明では、ハウジング(10)の中空部(11)の内壁面には、樹脂ケース(40)との密着性を高めるための凹凸部(13、14、15)が形成されていることを特徴とする。
【0016】
それによれば、凹凸部によってハウジングと樹脂ケースとがかみ合うため、樹脂ケースのハウジングへの固着面積をより大きくすることができ、両者の接合強度をより高いレベルに確保することができる。
【0022】
また、凹凸部としては、請求項1に記載の発明のように、中空部(11)の内壁面に形成された溝部(13)により構成されたものにしても良い。この場合、溝部の段差が凹凸部として構成される。
【0025】
また、請求項1に記載の発明では、溝部(13)の側壁には、当該側壁を貫通し樹脂ケース(40)を構成する樹脂が流動可能な樹脂流動穴(16)が形成されていることを特徴とする。
【0026】
凹凸部が溝部からなる場合、溝部が深いと、インサート成形の際に樹脂が溝部の側壁から十分に回り込まずに溝部内の全体に充填されない可能性がある。その点、樹脂流動穴を設けることで、溝部の側壁を越えなくても樹脂が溝部に入り込むため、樹脂を溝部内に隙間無く充填することができ、好ましい。
【0027】
また、請求項2に記載の発明では、ターミナルピン(20)において樹脂ケース(40)に封止されている部位には、ターミナルピンの軸方向への変位を抑制するために樹脂ケースと引っかかる形状を有する引っかかり部(21、22、23、24)が形成されていることを特徴とする。
【0028】
それによれば、樹脂ケースに封止されたターミナルピンが、コネクタ部を着脱するとき等に樹脂ケースから抜けにくくすることができ、好ましい。
【0029】
そのようなターミナルピン(20)に形成する引っかかり部(21〜24)としては、請求項3〜請求項6に記載の発明のような、ターミナルピンを貫通する穴部(21)、ターミナルピンの軸方向から外れた非直線形状部分(22、23)、ターミナルピンの軸方向に拡がるテーパ形状部分(24)、ターミナルピンの表面を荒らす処理を施した部分等を採用することができる。
【0030】
なお、上記各手段の括弧内の符号は、後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示す一例である。
【0031】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を図に示す実施形態について説明する。図1は本発明の実施形態に係る圧力センサS1の概略断面構成を示す図である。
【0032】
圧力センサS1は、大きくは、中空部11を有する金属製のハウジング10と、一端側がハウジング10の中空部11に挿入された金属製のターミナルピン20と、ターミナルピン20と電気的に接続されたセンシング素子30と、ターミナルピン20の他端側の外周に設けられターミナルピン20とともに外部との接続を行うコネクタ部を構成する樹脂ケース40とを備えている。
【0033】
ハウジング10は、例えばSUS430等のステンレス等の金属を用いて冷間鍛造等により形成されたものである。ハウジング10の中空部11は、本例では円筒形状であるが、角筒形状等であっても良い。ハウジング10の外周面には、センサS1を被取付部材にネジ結合して取り付けるための取付ネジ部12が形成されている。
【0034】
ターミナルピン20は、例えばC2600等の銅等の金属を用いて形成された棒状のものである。また、樹脂ケース40は、PPS(ポリフェニレンサルファイド)等の樹脂を用いて成形されたものである。
【0035】
この樹脂ケース40は、ターミナルピン20の一端部(図中の上端側)と他端部(図中の下端側)とを突出させた状態でターミナルピン20の途中部を封止したものである。
【0036】
ここで、樹脂ケース40のうちターミナルピン20の一端寄りを封止する部位は、ハウジング10の中空部11内に充填された形となっており、この状態にて、樹脂ケース40はハウジング10およびターミナルピン20と一体化されている。
【0037】
そして、中空部11内にて樹脂ケース40から突出するターミナルピン20の一端部には、センシング素子30が電気的に接続されている。図2は、図1中のセンシング素子30の近傍部を示す拡大図である。センシング素子30は、中空部11内における樹脂ケース40の端面に接着され固定されている。
【0038】
このセンシング素子30は、例えば半導体ダイアフラム式の圧力センサチップを採用できる。この圧力センサチップは、圧力が印加されたときにダイアフラムが歪み、その歪みに基づく信号がダイアフラムに形成された歪みゲージから出力されるようになっているものである。
【0039】
センシング素子30とターミナルピン20の一端部とは、金やアルミ等のボンディングワイヤ31により結線され電気的に接続されている。また、センシング素子30は、ハウジング10にメタルシール32を介して固定されたメタルダイアフラム33により被覆されており、外部とはメタルダイアフラム33にて区画されている。
【0040】
メタルダイアフラム33の内部には封止材および圧力伝達媒体としてのフッ素オイル等からなるオイルが充填されている。さらに、メタルダイアフラム33は、圧力導入孔34を有するカバー35によって覆われている。
【0041】
センシング素子30の周辺はこのような構成となっており、この構成においては、圧力導入孔34から導入された圧力が、メタルダイアフラム33に受けられて上記オイルを介してセンシング素子30における上記ダイアフラムに受圧される。そして、受圧された圧力に基づく信号がセンシング素子30から出力されるようになっている。
【0042】
一方、図1に示すように、ターミナルピン20の他端部も樹脂ケース40から突出しているが、この突出したターミナルピン20の他端部の周囲では、樹脂ケース40は開口部41を形成している。
【0043】
そして、この開口部41と開口部41内に突出するターミナルピン20の他端部とによりコネクタ部が構成されている。つまり、この開口部41に外部の配線部材等が挿入されることで、ターミナルピン20の他端部と外部とが電気的に接続されるようになっている。こうして、センシング素子30からの信号はワイヤ31を介してターミナルピン20から外部へ出力されるようになっている。
【0044】
このように、樹脂ケース40は、その一部が中空部11内に充填された形でハウジング10およびターミナルピン20と一体化されているが、この樹脂ケース40は、ハウジング10の中空部11にターミナルピン20の一端部側を挿入した状態にてインサート成形を行うことにより形成されている。
【0045】
また、図1に示す例では、好ましい形態として、ハウジング10の中空部11の内壁面には、樹脂ケース40との密着性を高めるための凹凸部として溝部13が形成されている。この溝部13は、中空部11の内壁面の一部もしくは全周に形成されたものであり、例えばハウジング10を冷間鍛造により形成した後、当該内壁面を切削加工することで作ることができる。
【0046】
次に、上記圧力センサS1の製造方法について、図3を参照して述べる。図3は本圧力センサS1の製造方法のうちインサート成形工程を示す概略断面図である。
【0047】
まず、図3(a)、(b)に示すように、中空部11に溝部13が形成されたハウジング10とターミナルピン20とを用意し、中空部11にターミナルピン20の一端部側を挿入した状態にて、これらハウジング10およびターミナルピン20を金型内にセットする。
【0048】
次に、図3(c)に示すように、樹脂ケース40を構成する樹脂を上記金型内に流し込み、硬化させる。それにより、ハウジング10およびターミナルピン20と一体化した樹脂ケース40が形成される。
【0049】
次に、上記図2に示すように、センシング素子30を樹脂ケース40に接着固定し、ワイヤボンディングを行ってターミナルピン20と結線する。そして、上記オイルの充填、メタルダイアフラム33およびカバー35の取付を行うことにより、上記圧力センサS1ができあがる。
【0050】
ところで、本実施形態では、樹脂ケース40は、ハウジング10の中空部11にターミナルピン20の一端側を挿入した状態にてインサート成形を行うことにより、その一部が中空部11内に充填された形でハウジング10およびターミナルピン20と一体化されていることを特徴としている。
【0051】
それによれば、樹脂ケース40をインサート成形することにより、ハウジング10、ターミナルピン20および樹脂ケース40の3者が一体化されるので、従来のようなかしめ構造が不要となる。
【0052】
また、このようなインサート成形によって、樹脂ケース40と金属製のハウジング10との固着面積を大きくすることができる。本例では、実質的にハウジング10の中空部11の内壁面全体を固着面積とすることができる。そのため、コネクタ部を構成する樹脂ケース40とハウジング10との接合強度を大きいものとすることができる。
【0053】
よって、本実施形態によれば、金属製のハウジング10とターミナルピン20を有する樹脂製のコネクタ部とを一体化してなるセンサ装置S1において、ハウジング10とコネクタ部すなわち樹脂ケース40との接合にかしめを不要としつつ、当該接合における接合強度を向上させることができる。
【0054】
また、本実施形態では、好ましい形態として、ハウジング10の中空部11の内壁面に、樹脂ケース40との密着性を高めるための凹凸部としての溝部13を形成している。
【0055】
それによれば、凹凸部としての溝部13によってハウジング10と樹脂ケース40とがかみ合うため、樹脂ケース40のハウジング10への固着面積をより大きくすることができ、両者10、40の接合強度をより高いレベルに確保することができる。
【0056】
ここで、樹脂ケース40との密着性を高めるための凹凸部の変形例について、図4(a)、(b)、(c)を参照して述べる。
【0057】
まず、図4(a)に示すように、凹凸部14はネジ形状をなすものにできる。この場合、ネジの山と谷により形成される凹凸が凹凸部14として構成される。このネジ形状をなす凹凸部14は、例えば冷間鍛造にてハウジング10を形成した後、通常のネジ切り治具を用いたネジ切り加工により容易に形成することができる。
【0058】
また、図4(b)では、凹凸部として溝部13を形成したものであるが、ここでは、溝部13を複数個(図では2個)形成している。溝部13を複数個とすることで、樹脂ケース40とハウジング10とのかみ合いをより多くすることができ、密着性向上のためには好ましい。
【0059】
また、図4(c)では、凹凸部を、中空部11の壁面を貫通する貫通穴15としている。この場合、貫通穴15により形成される段差が凹凸部として構成される。この貫通穴15は、例えば冷間鍛造にてハウジング10を形成した後、切削加工する等により形成可能である。
【0060】
さらに、図示しないが、凹凸部としては、中空部11の内壁面をシボ形状としたもの、すなわちハウジング中空部の内壁面にシワを形成したものにできる。この場合、シワが凹凸部となる。このシボ形状をなす凹凸部は、例えば冷間鍛造にてハウジング10を形成した後、中空部11の内壁表面をサンドブラスト処理する等により形成可能である。
【0061】
なお、本変形例にて述べたネジ形状をなす凹凸部14や複数個の溝部13や上記シボ形状をなす凹凸部についても、中空部11の内壁面の一部に形成されたものでも良いし、全周に形成されたものであっても良い。
【0062】
また、上記図1に示す例のように、ハウジング10の中空部11が円筒形状である場合、樹脂ケース40がハウジング10に対して中空部11の中心軸回りに回転する可能性がある。これについては、貫通穴15としての凹凸部の場合には、樹脂ケース40を構成する樹脂が貫通穴15に充填されて引っかかるため、樹脂ケース40の回転が防止される。
【0063】
しかし、ハウジング10の中空部11の内壁面に凹凸部を全く設けない場合や、凹凸部として溝部13やネジ形状をなす凹凸部14やシボ形状をなす凹凸部を設けても中空部11の中心軸に対して対称な凹凸部の形状とした場合には、上記樹脂ケース40の回転が起こる可能性がある。
【0064】
図5(a)、(b)は、この樹脂ケース40の回転防止対策の種々の例を示す概略断面図である。
【0065】
まず、図5(a)に示す例では、ネジ形状をなす凹凸部14を、中空部11の中心軸に対して非対称なネジ形状にしたものである。具体的には、全周に形成した場合にはネジのパターンや深さやピッチ等を部分的に変化させる、例えば、180°ずつ変化させるようにする。また、全周ではなく部分的にネジ形状を形成しても良い。それにより、樹脂ケース40の回転を防止することができる。
【0066】
また、このネジ形状をなす凹凸部14と同じことが、上記シボ形状をなす凹凸部に対しても言える。つまり、シボ形状をなす凹凸部についても、中空部11の中心軸に対して非対称なシボ形状とすれば、樹脂ケース40がハウジング中空部の中心軸回りに回転するのを防止できる。
【0067】
また、図5(b)に示す例では、凹凸部としての溝部13の場合であり、この場合、溝部13の深さを中空部11の中心軸に対して非対称とすることで、樹脂ケース40の回転防止を実現する。図示例では、全周に形成された2個の溝部13のうち下側の溝部13を中空部11の中心軸に対して偏心させたものである。なお、ネジ形状のものと同様、全周でなく一部に溝部13を形成しても、深さが上記中心軸に対して非対称な溝部13となる。
【0068】
また、凹凸部が溝部13である場合、この溝部13が深すぎると、上記のインサート成形の際に樹脂が溝部13の側壁から十分に回り込まずに溝部13内の全体に充填されない可能性がある。図6は、この樹脂の流動性を向上させるための対策を示す概略断面図である。
【0069】
図6に示すように、溝部13の側壁に、当該側壁を貫通する樹脂流動穴16が形成されている。そして、インサート成形の際には、例えば図6中の矢印Yに示すように、樹脂ケース40を構成する樹脂が樹脂流動穴16内を通過して流れる。それにより、溝部13の側壁を越えなくても樹脂が溝部13に入り込むため、樹脂を溝部13内に隙間無く充填することができる。
【0070】
また、ターミナルピン20は樹脂ケース40にインサート成形により封入されているが、コネクタ部の着脱時など、ターミナルピン20がその軸方向に引っ張られた場合、樹脂ケース40から抜ける可能性がある。このような可能性は、センサの信頼性等の面から極力排除する必要がある。
【0071】
このターミナルピン20の抜け防止対策としては、ターミナルピン20のうち樹脂ケース40に封止されている部位に、ターミナルピン20の軸方向への変位を抑制するために樹脂ケース40と引っかかる形状を有する引っかかり部を設ければよい。図7(a)〜(d)は、このターミナルピン20の抜け防止対策としての引っかかり部の種々の例を示す図である。
【0072】
図7(a)に示す引っかかり部は、ターミナルピン20を貫通する穴部21であり、この穴部21に樹脂が入り込み、樹脂の引っかかりが生じるため、ターミナルピン20の抜け防止がなされる。
【0073】
図7(b)、(c)に示す引っかかり部22、23は、ターミナルピン20をターミナルピン20の軸方向から外れた非直線形状としたものであり、(b)はスパイラル形状の引っかかり部22、(c)は折れ形状の引っかかり部23である。
【0074】
図7(d)に示す引っかかり部24は、ターミナルピン20の一部をターミナルピン20の軸方向に拡がるテーパ形状としたものである。この場合、ターミナルピン20の抜けやすい方向に逆テーパ形状となるようにすることで、引っかかり部の作用が発揮される。
【0075】
さらに、図示しないが、引っかかり部としては、ターミナルピン20の表面を荒らす処理を施した部分であっても良い。そのような処理としては、サンドブラスト処理等が挙げられる。
【0076】
(他の実施形態)
なお、上記図1では、ターミナルピン20の一端部がハウジング10の中空部11内に位置しているが、当該一端部は中空部11の外側まで突出していても良い。その場合はセンシング素子30は中空部11の外部に設けられた形となっても良い。また、センシング素子30を樹脂ケース40の適所に設け、そこでターミナルピン20と電気的に接続するようにしても良い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係る圧力センサの概略断面図である。
【図2】図1中のセンシング素子の近傍部を示す拡大図である。
【図3】図1に示す圧力センサの製造方法を示す工程図である。
【図4】ハウジングの中空部の内壁面に形成された凹凸部の種々の変形例を示す概略断面図である。
【図5】樹脂ケースの回転防止対策の種々の例を示す概略断面図である。
【図6】ハウジング内における樹脂の流動性を向上させるために溝部の側壁に樹脂流動穴を形成した例を示す概略断面図である。
【図7】ターミナルピンにおける引っかかり部の種々の例を示す図である。
【図8】従来のセンサ装置としての圧力センサの概略断面図である。
【符号の説明】
10…ハウジング、11…中空部、13…凹凸部としての溝部、
14…ネジ形状をなす凹凸部、15…凹凸部としての貫通穴、
16…樹脂流動穴、20…ターミナルピン、
21…引っかかり部としての穴部、22…スパイラル形状の引っかかり部、
23…折れ形状の引っかかり部、24…テーパ形状の引っかかり部、
30…センシング素子、40…樹脂ケース。
Claims (6)
- 中空部(11)を有する金属製のハウジング(10)と、
一端側が前記ハウジングの前記中空部に挿入された金属製のターミナルピン(20)と、
前記ターミナルピンと電気的に接続された圧力センサチップ(30)と、
前記ターミナルピンの他端側の外周に設けられ、前記ターミナルピンとともに外部との接続を行うコネクタ部を構成する樹脂ケース(40)とを備え、
前記ハウジングの前記中空部に前記ターミナルピンの一端を挿入した状態にてインサート成形を行うことにより、前記樹脂ケースが前記ターミナルピンの一端部と他端部とを突出させた状態で前記ターミナルピンの途中部を封止し、前記樹脂ケースのうち前記ターミナルピンの前記一端部寄りを封止する部位が前記中空部内に充填された形となり、この状態にて、前記樹脂ケースが前記ハウジングおよび前記ターミナルピンと一体化されており、
前記樹脂ケースから突出する前記ターミナルピンの前記一端部に前記圧力センサチップが電気的に接続され、
前記ハウジング(10)の前記中空部(11)の内壁面には、前記樹脂ケース(40)との密着性を高めるための凹凸部(13、14、15)が形成されており、
前記凹凸部は前記中空部(11)の内壁面に形成された溝部(13)により構成されたものであり、
前記溝部(13)の側壁には、当該側壁を貫通し前記樹脂ケース(40)を構成する樹脂が流動可能な樹脂流動穴(16)が形成されていることを特徴とする圧力センサ。 - 前記ターミナルピン(20)において前記樹脂ケース(40)に封止されている部位には、前記ターミナルピンの軸方向への変位を抑制するために前記樹脂ケースと引っかかる形状を有する引っかかり部(21、22、23、24)が形成されていることを特徴とする請求項1記載の圧力センサ。
- 前記引っかかり部は、前記ターミナルピン(20)を貫通する穴部(21)であることを特徴とする請求項2に記載の圧力センサ。
- 前記引っかかり部(22、23)は、前記ターミナルピン(20)を前記ターミナルピンの軸方向から外れた非直線形状としたものであることを特徴とする請求項2に記載の圧力センサ。
- 前記引っかかり部(24)は、前記ターミナルピンの一部を前記ターミナルピンの軸方向に拡がるテーパ形状としたものであることを特徴とする請求項2に記載の圧力センサ。
- 前記引っかかり部は、前記ターミナルピン(20)の表面を荒らす処理を施した部分であることを特徴とする請求項2に記載の圧力センサ。
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