JP3951777B2 - 基板用コネクタ - Google Patents

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  • Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、回路基板に取り付けて使用される基板用コネクタに関する。
【0002】
【従来の技術】
基板用コネクタの一例として、実開昭60−183380号公報に記載されたものが知られている。このものは、図7に示すように、合成樹脂製のハウジング1を備え、このハウジング1には前方から相手側コネクタ2を嵌合可能なフード部3が形成されている。フード部3の左右両側部には一対の取付部4が突出して設けられ、この取付部4には上下方向(即ち嵌合方向と直交する方向)に貫通してネジ孔4Aが形成されている。ハウジング1は、このネジ孔4Aを用いることで、回路基板(図示せず)に対して底面を密着させた状態でねじ止め固定することができるようになっている。また、フード部3の奥壁3Aには、インサート成形により一体化されたL字状端子金具5が前後に貫通して設けられ、その端部が回路基板上の回路に接続できるようにされている。
【0003】
上記のコネクタは、ハウジング1の嵌合方向が回路基板と平行になる水平姿勢で取り付けられるものであるが、これに対し図8に示すように、ハウジング6の嵌合方向(図6の左右方向)が回路基板Pに直交するような垂直姿勢で取り付けられるタイプのものも知られている。このものもフード部7の左右両側部に取付部8が突設されており、この取付部8に嵌合方向に沿って設けられたネジ孔8Aを用いてハウジング6が回路基板Pにねじ止め固定される。また、フード部7の奥壁7Aには、直線状端子金具9が貫通して設けられ、その一端が回路基板P上の回路に接続されるようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
上記した2つのコネクタは、いずれもハウジングの回路基板に対する取付姿勢が一定しているため、汎用性に欠けるという問題があった。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたもので、その目的は、ハウジングの汎用性を高めることの可能な基板用コネクタを提供するところにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記の課題を解決するための請求項1の発明に係る基板用コネクタは、相手側コネクタを嵌合可能なフード部を有したハウジングを回路基板にねじ止めによって取り付けるようにしたものにおいて、前記ハウジングには、前記回路基板に対して嵌合方向が平行となる水平姿勢でねじ止めするための水平取付用ネジ孔が嵌合方向と直交する向きに形成されるとともに、前記回路基板に対して嵌合方向が直交する垂直姿勢でねじ止めするための垂直取付用ネジ孔が嵌合方向と平行に形成され、前記フード部の奥壁には、端子取付孔が貫通して設けられ、この端子取付孔には、前記水平姿勢での取り付け時に前記回路基板上の回路に接続可能なL字状端子金具と、前記垂直姿勢での取り付け時に前記回路基板上の回路に接続可能な直線状端子金具との2種類の端子金具が選択的に取り付け可能とされ、かつ、前記水平取付用ネジ孔は、嵌合方向の一方側に嵌合方向に沿って形成された型抜き孔に対向して他方側に形成された内周壁と、前記他方側に嵌合方向に沿って形成された型抜き孔に対向して前記一方側に形成された内周壁とが、深さ方向へ交互に並んで形成されているところに特徴を有する。
【0006】
請求項2の発明は、請求項1に記載のものにおいて、前記端子取付孔は、前記水平取付用ネジ孔の向きに直交するように前記フード部の横幅方向に複数個並んで設けられ、前記水平取付用ネジ孔は、前記フード部の奥壁における、前記フード部の一側壁と側端位置の前記端子取付孔との中間位置に設けられているところに特徴を有する。
【0008】
【発明の作用および効果】
請求項1の発明によれば、ハウジングは、回路基板に対し水平姿勢と垂直姿勢との2つの姿勢で取り付けることができる。これにより、ハウジングの汎用性が高まり、コストの低減を図ることができる。
また、嵌合方向に直交した水平取付用ネジ孔を、嵌合方向に沿って移動する一対の金型によって成形することができる。従って、水平取付用ネジ孔を形成するために別に嵌合方向に直交する向きに動作する金型を設ける必要が無くなり、コストを抑えることができる。
【0009】
請求項2の発明によれば、水平取付用ネジ孔は、フード部の奥壁において、フード部の側壁と側端位置の端子取付孔との中間位置に設けられている。ここで、ネジ孔の周囲には、強度を確保するためにある程度の厚みを持った壁部を設ける必要があるが、従来のようにネジ孔の形成された取付部をフード部の外側に形成した場合には、その分ハウジングの横幅寸法が大きくなるという問題がある。これに対し、仮にネジ孔をフード部の奥壁における一対の端子取付孔の間に設けた場合には、ネジ孔と端子取付孔との間にある程度の間隔を空ける必要があることから、端子取付孔間の幅寸法が広がってしまい、やはりハウジングの寸法が大きくなってしまう。しかし、本発明では、水平取付用ネジ孔をフード部の側壁に隣接した位置に設けたため、横幅方向についてみると、水平取付用ネジ孔の周囲の壁部の一部が側壁と重なることになり、ハウジングの横幅寸法を少なくとも側壁の厚み分小さくすることが可能となる。
【0011】
【発明の実施の形態】
次に本発明の一実施形態について図1から図6を参照して説明する。
本実施形態の基板用コネクタCは、回路基板Pに取り付け可能なハウジング10に対し、直線状端子金具30S,31S(図1参照)又はL字状端子金具30L,31L(図6参照)のうちのいずれか一方を取り付けた構成とされている。なお、以下の説明において、前後方向については図1及び図6の右側を前方とし、、また、上下方向については図1及び図6を基準とする。
【0012】
ハウジング10は、合成樹脂によって形成され、図1から図4に示すように、横幅方向に広く前方に開口した有底角筒状のフード部11を備えている。このフード部11には、前側の開口から相手の雌コネクタ(図示せず)を前後方向に沿って嵌入可能とされている。フード部11の奥壁11A(ハウジング10の後壁)には、前後に貫通した大小2種類の端子取付孔12A,12Bが複数ずつ設けられている。小さい方の端子取付孔12Aは、奥壁11Aの上部に横幅方向に並んで形成され、直線状端子金具30S及びL字状端子金具30Lを前方から圧入することにより貫通した状態で取り付け可能とされている。また、大きい方の端子取付孔12Bは、奥壁11Aの下部に横幅方向に並んで形成され、直線状端子金具31S及びL字状端子金具31Lを前方から圧入することにより貫通した状態で取り付け可能とされている。
【0013】
各端子金具30S,31S,30L,31Lは、細長い導電性の金属板片から形成されており、その一端が端子接続部32としてフード部11内に突出して、雌コネクタの有する雌側端子金具(図示せず)と接続可能となっている。また、端子金具30S,31S,30L,31Lのもう一端は基板接続部33とされており、回路基板Pに貫通して設けられた端子挿通孔41に挿通され、回路基板P上の回路に半田付けにより接続可能となっている。直線状端子金具30S,31Sは、全体が真っ直ぐな平板状をなしており、一方のL字状端子金具30L,31Lは、平坦な板片を屈曲部34にて直角に折り曲げることで全体がL字状に形成されている。また、直線状端子金具31S及びL字状端子金具31Lは、それぞれ直線状端子金具30S及びL字状端子金具30Lに比べ幅寸法が大きくされているとともに、基板接続部33が一対に分岐した形態となっている。また、各端子金具30S,31S,30L,31Lの両側部には、幅方向に張り出す一対の圧入突起(図示せず)が形成されており、この圧入突起を端子取付孔12A,12Bの内壁に食い込ませることで端子金具30S,31S,30L,31Lが係止されている。
【0014】
ハウジング10の奥壁11Aには、左右両端位置に上下に細長い一対の後側張出部13が後方へ張り出して形成されている。この後側張出部13の上端位置には、円形の垂直取付用ネジ孔14が前方に向けて(即ち嵌合方向に沿って)所定深さまで形成されている。ハウジング10は、図1に示すように、後側張出部13を回路基板Pに密着させた状態、即ち嵌合方向が回路基板Pに直交する垂直姿勢として、回路基板Pのネジ挿通孔42に貫通させたネジ43を垂直取付用ネジ孔14にねじ込むことで回路基板Pに固定できるようにされている。また、各後側張出部13には、横幅方向に並んだ端子取付孔12Bのうち側端位置のものの近傍に逃がし溝16が凹設されており、端子金具31S,31Lを端子取付孔12Bへ圧入した際に端子取付孔12Bの孔縁部に肉が盛り上がった場合には、その肉が逃がし溝16内に逃がされることで後側張出部13の変形が回避されるよになっている。また、ハウジング10の奥壁11Aには、後側張出部13の上方位置に一対の回転止め突起17が後側張出部13よりも後方へ突出して形成されている。これらの回転止め突起17は、ハウジング10を垂直姿勢で取り付けるときに回路基板Pに貫通して形成された嵌合孔44に嵌合されることで、ハウジング10の回路基板P面に沿った回転を規制する。
【0015】
フード部11の下面には、下方へ張り出した一対の下側張出部18が後側張出部13の下端からフード部11の前端に至る領域に形成されている。フード部11の奥壁11Aには、後側張出部13における垂直取付用ネジ孔14の下側の位置から上下方向(即ち嵌合方向に直交する方向)に沿って延びて下側張出部18の下面に開口する水平取付用ネジ孔19が形成されている。なお、この水平取付用ネジ孔19は、端子取付孔12Bの並び方向に直交する向きに形成され、かつ、フード部11の側壁11Bと、その側壁11Bに最も近い側端位置の端子取付孔12Bとの中間位置に設けられている。水平取付用ネジ孔19は、より詳細には、その後方側に前後方向に沿って形成された型抜き孔21Rに対向する位置に形成された断面半円弧状の前側内周壁19Fと、前方側に前後方向に沿って形成された型抜き孔21Fに対向する位置に形成された断面半円弧状の後側内周壁19Rとが、その深さ方向(上下方向)に沿って交互に並んだ構造となっている。ハウジング10は、図6に示すように、下側張出部18を回路基板Pに密着させた状態、即ち嵌合方向が回路基板Pと平行となる水平姿勢として、回路基板Pのネジ挿通孔45に貫通させたネジ46を水平取付用ネジ孔19にねじ込むことで回路基板Pに固定される。
【0016】
次に図5を参照して、ハウジング10の水平取付用ネジ孔19周りの成形過程について説明する。ハウジング10は、フード部11の嵌合方向に沿って互いに開閉可能な前型50及び後型51を用いて製造される。前型50には、先端が断面円弧状となったピン52が、上下に複数本並んで後方に向けて突設されており、一方の後型51には、同じく先端が断面円弧状となったピン53が上下に複数本並んで前方へ向けて突設されている。まず前型50及び後型51を型閉じすると、各ピン52,53の先端が上下に互い違いに重なった状態となる。そして、前型50及び後型51の間に形成される成形空間S内に溶融樹脂を充填し、この樹脂が冷却固化した後に両型50,51を前後方向に型開きすることで、完成したハウジング10が得られる。これにより、ピン52を型抜きして形成される型抜き孔21Fの前端に後側内周壁19Rが形成され、ピン53を型抜きして形成される型抜き孔21Rの後端に前側内周壁19Fが形成される。このようにして、形成された前側内周壁19F及び後側内周壁19Rが上下方向に並ぶことで、下方から視て円形をなす水平取付用ネジ孔19が形成される。
【0017】
基板用コネクタCを組み付けるには、ハウジング10の回路基板Pに対する取付姿勢に応じて、使用する端子金具30S,31S,30L,31Lの種類を選択する。即ち、図1に示す垂直姿勢で取り付ける場合には、直線状端子金具30S,31Sを対応する端子取付孔12A,12Bに前方から圧入して取り付ける。回路基板Pへの取り付けに際しては、各直線状端子金具30S,31Sの基板接続部33を回路基板Pの端子挿通孔41に挿通するとともに、回転止め突起17を回路基板Pの嵌合孔44に嵌合させ、後側張出部13を回路基板Pに密着させる。続いて、回路基板Pの裏面からネジ挿通孔42にネジ43を貫通させ、そのネジ43を垂直取付用ネジ孔14に締め込む。このとき、回転止め突起17が回路基板Pの嵌合孔44に嵌合しているため、ハウジング10がネジ43の軸周りに回転することが規制され、円滑に作業を行うことができる。最後に直線状端子金具30S,31Sの各基板接続部33を回路基板P上の回路に半田付けする。以上により、ハウジング10が回路基板Pに垂直姿勢で固定される。
【0018】
また、ハウジング10を回路基板Pに対し水平姿勢で取り付ける場合には、まず、ハウジング10の各端子取付孔12A,12Bに対し前方から、L字状に屈曲する前の平坦な状態のL字状端子金具30L,31Lを圧入する。そして、L字状端子金具30L,31Lを、ハウジング10の後方の所定箇所にて下向きに折り曲げる。回路基板Pへの取り付けに際しては、各L字状端子金具30L,31Lの基板接続部33を回路基板Pの端子挿通孔41に挿通するとともに、下側張出部18を回路基板Pに密着させる。続いて、回路基板Pの裏面からネジ挿通孔45にネジ46を貫通させ、そのネジ46を水平取付用ネジ孔19に締め込む。すると、ネジ46のネジ山が水平取付用ネジ孔19の前側内周壁19F及び後側内周壁19Rに切り込んで、ハウジング10が回路基板Pにネジ締めされる。最後にL字状端子金具30L,31Lの各基板接続部33を回路基板P上の回路に半田付けする。以上により、ハウジング10が回路基板Pに水平姿勢で固定される。
【0019】
本実施形態によれば、ハウジング10は、回路基板Pに対し水平姿勢と垂直姿勢との2つの姿勢で取り付けることができる。これにより、ハウジング10の汎用性が高まり、コストの低減を図ることができる。
【0020】
また、水平取付用ネジ孔19は、フード部11の奥壁11Aにおいて、フード部11の側壁11Bと側端位置の端子取付孔12Bとの中間位置に設けられている。ここで、ネジ孔の周囲には、強度を確保するためにある程度の厚みを持った壁部を設ける必要があるが、従来のようにネジ孔4Aの形成された取付部4をフード部3の外側に形成した場合には、その分ハウジング1の横幅寸法が大きくなるという問題があった。これに対し、仮にネジ孔をフード部の奥壁における一対の端子取付孔の間に設けた場合には、ネジ孔と端子取付孔との間にある程度の間隔を空ける必要があることから、端子取付孔間の幅寸法が広がってしまい、やはりハウジングの寸法が大きくなってしまう。しかし、本実施形態では、水平取付用ネジ孔19をフード部11の側壁11Bに隣接した位置に設けたため、横幅方向についてみると、水平取付用ネジ孔19の周囲の壁部の一部が側壁11Bと重なることになり、ハウジング10の横幅寸法を少なくとも側壁11Bの厚み分小さくすることが可能となる。
【0021】
さらに、嵌合方向に直交する水平取付用ネジ孔19が、嵌合方向に沿って移動する一対の金型50,51によって成形される。従って、水平取付用ネジ孔を形成するために別に嵌合方向に直交する向きに動作する金型を設ける必要が無くなり、コストを抑えることができる。
【0022】
本発明の技術的範囲は、上記した実施形態によって限定されるものではなく、例えば、次に記載するようなものも本発明の技術的範囲に含まれる。
(1)上記実施形態では、各ネジ孔に対し直接ネジを締め込むものを示したが、本発明によれば、ネジをネジ孔に貫通させてナットを用いて締め付けるようにしても良い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施形態におけるコネクタを回路基板に垂直姿勢で取り付けた状態を示す側断面図
【図2】コネクタの正面図
【図3】コネクタの背面図
【図4】コネクタの底面図
【図5】(A)金型を閉じた状態における水平取付用ネジ孔周りの平断面図
(B)嵌合を開いた状態における水平取付用ネジ孔周りの平断面図
【図6】コネクタを回路基板に水平姿勢で取り付けた状態を示す側断面図
【図7】従来例において回路基板に対して水平姿勢で取り付けられるコネクタを示す斜視図
【図8】他の従来例において回路基板に対して垂直姿勢で取り付けられたコネクタを示す平面図
【符号の説明】
10…ハウジング
11…フード部
11A…奥壁
11B…側壁
12A,12B…端子取付孔
14…垂直取付用ネジ孔
19…水平取付用ネジ孔
19F…前側内周壁
19R…後側内周壁
21F,21R…型抜き孔
30S,31S…直線状端子金具
30L,31L…L字状端子金具
C…基板用コネクタ
P…回路基板

Claims (2)

  1. 相手側コネクタを嵌合可能なフード部を有したハウジングを回路基板にねじ止めによって取り付けるようにしたものにおいて、
    前記ハウジングには、前記回路基板に対して嵌合方向が平行となる水平姿勢でねじ止めするための水平取付用ネジ孔が嵌合方向と直交する向きに形成されるとともに、前記回路基板に対して嵌合方向が直交する垂直姿勢でねじ止めするための垂直取付用ネジ孔が嵌合方向と平行に形成され、
    前記フード部の奥壁には、端子取付孔が貫通して設けられ、この端子取付孔には、前記水平姿勢での取り付け時に前記回路基板上の回路に接続可能なL字状端子金具と、前記垂直姿勢での取り付け時に前記回路基板上の回路に接続可能な直線状端子金具との2種類の端子金具が選択的に取り付け可能とされ、
    かつ、前記水平取付用ネジ孔は、嵌合方向の一方側に嵌合方向に沿って形成された型抜き孔に対向して他方側に形成された内周壁と、前記他方側に嵌合方向に沿って形成された型抜き孔に対向して前記一方側に形成された内周壁とが、深さ方向へ交互に並んで形成されていることを特徴とする基板用コネクタ。
  2. 前記端子取付孔は、前記水平取付用ネジ孔の向きに直交するように前記フード部の横幅方向に複数個並んで設けられ、前記水平取付用ネジ孔は、前記フード部の奥壁における、前記フード部の一側壁と側端位置の前記端子取付孔との中間位置に設けられていることを特徴とする請求項1に記載の基板用コネクタ。
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