JP2003346951A - プレスフィットピン - Google Patents

プレスフィットピン

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JP2003346951A
JP2003346951A JP2002148910A JP2002148910A JP2003346951A JP 2003346951 A JP2003346951 A JP 2003346951A JP 2002148910 A JP2002148910 A JP 2002148910A JP 2002148910 A JP2002148910 A JP 2002148910A JP 2003346951 A JP2003346951 A JP 2003346951A
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Japan
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hole
inner peripheral
line
peripheral surface
press
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JP2002148910A
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Naoki Sugita
直樹 杉田
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Kel Corp
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Kel Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来に比してより安定した状態で基板に固定
することが可能なプレスフィットピンを提供する。 【解決手段】 左の張出部13におけるスルーホール3
1の内周面と接触する部分の少なくとも一部に、スルー
ホール31の内周面との接触部分の最前方位置F1が左
の張出部13の前面13aよりも前方に位置するととも
に、上記接触部分の最後方位置B1が左の張出部13の
後面13bよりも後方に位置するように形成された左の
厚肉部15が設けられており、右の張出部14における
スルーホール31の内周面と接触する部分の少なくとも
一部に、スルーホール31の内周面との接触部分の最前
方位置F2が右の張出部14の前面14aよりも前方に
位置するとともに、上記接触部分の最後方位置B2が右
の張出部14の後面14bよりも後方に位置するように
形成された右の厚肉部16が設けられる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、基板等に設けられ
た穴に圧入取り付けされて用いられるプレスフィットピ
ンに関する。
【0002】
【従来の技術】プレスフィットピンは直線状に延びて形
成された本体部の中間部に張出部を有した棒状の圧入型
コンタクトであり、例えばプリント基板に設けられたス
ルーホールなどの穴内に圧入取り付けされて用いられ
る。図2は従来のプレスフィットピンの一例を示してお
り、図4(A),(B)はこのプレスフィットピン80
がプリント基板90に設けられたスルーホール91内に
圧入取り付けされた状態の正面図と側面図であり(プリ
ント基板90は断面で示す)、図4(C)は図4(A)
における矢視IVC−IVCより見た断面図である。これら
の図に示すように、従来のプレスフィットピン80は、
直線状に延びて形成された本体部81の長手方向中間部
に、本体部81より左右方向に張り出して形成された左
右の張出部83,84を有しており、本体部81が基板
90に形成されたスルーホール91内に挿入されたとき
には、図4(C)に示すように、左右の張出部83,8
4がスルーホール91内に弾性的に押し込まれることに
より本体部81がプリント基板90に固定される構成と
なっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな構成を有する従来のプレスフィットピンは、プリン
ト基板に取り付けられた状態において、スルーホールの
内周面に当接する左右の張出部を含む面内の外力に対し
て抗する力は大きいが、これと直角な方向、すなわち前
後方向の外力に対して抗する力は小さかった。このた
め、外力が前後方向より加わった場合には、図4(B)
中に二点鎖線で示すように、プレスフィットピンがプリ
ント基板に対して容易に動いてしまい、接触不良などの
不具合が起きる虞があった。
【0004】本発明はこのような問題に鑑みてなされた
ものであり、従来に比してより安定した状態で基板等に
固定することができ、接触不良などの不具合の発生を防
止することが可能な構成のプレスフィットピンを提供す
ることを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明に係るプレスフィ
ットピンは、上下方向に延びて形成された本体部と、本
体部の上下方向中間部より左右方向に張り出して形成さ
れた左右の張出部とを有し、本体部が基板等(例えば、
実施形態におけるプリント基板30)に設けられた穴
(例えば、実施形態におけるスルーホール31)内に挿
入されたときに、左右の張出部が上記穴内に弾性的に押
し込められることにより本体部が基板等に固定される構
成のプレスフィットピンにおいて、左の張出部における
穴の内周面と接触する部分の少なくとも一部に、穴の内
周面との接触部分の最前方位置が左の張出部の前面より
も前方に位置するとともに、上記接触部分の最後方位置
が左の張出部の後面よりも後方に位置するように形成さ
れた左の厚肉部が設けられており、右の張出部における
穴の内周面と接触する部分の少なくとも一部に、穴の内
周面との接触部分の最前方位置が右の張出部の前面より
も前方に位置するとともに、上記接触部分の最後方位置
が右の張出部の後面よりも後方に位置するように形成さ
れた右の厚肉部が設けられている。なお、ここでいう上
下、左右、前後という方向を示す文言は、本体部や左右
の張出部の延びる方向の相対関係を示すために便宜上用
いたに過ぎない。
【0006】本発明に係るプレスフィットピンにおいて
は、左の張出部における穴の内周面と接触する部分の少
なくとも一部に、穴の内周面との接触部分の最前方位置
が左の張出部の前面よりも前方に位置するとともに、上
記接触部分の最後方位置が左の張出部の後面よりも後方
に位置するように形成された左の厚肉部が設けられてお
り、右の張出部における穴の内周面と接触する部分の少
なくとも一部に、穴の内周面との接触部分の最前方位置
が右の張出部の前面よりも前方に位置するとともに、上
記接触部分の最後方位置が右の張出部の後面よりも後方
に位置するように形成された右の厚肉部が設けられてい
るので、穴の内周面との接触部分を本体部の前後方向に
まで広げることができ、左右方向から作用する荷重に抗
する力のみならず、前後方向から作用する荷重に抗する
力も大きくすることができる。このため本発明のプレス
フィットピンでは従来に比してより安定した状態で基板
等に固定することができ、接触不良などの不具合の発生
を防止することが可能となる。
【0007】また、本発明に係るプレスフィットピンで
は、上記穴内に押し込められている状態における左右の
厚肉部を穴の中心軸と直交する面により切断して得られ
る断面視において、穴の中心を通り左右の張出部が延び
る方向の軸を左右軸、左の厚肉部における穴の内周面と
の接触部分の最前方位置と穴の中心とを結ぶ線を第1の
線、右の厚肉部における穴の内周面との接触部分の最前
方位置と穴の中心とを結ぶ線を第2の線、左の厚肉部に
おける穴の内周面との接触部分の最後方位置と穴の中心
とを結ぶ線を第3の線、右の厚肉部における穴の内周面
との接触部分の最後方位置と穴の中心とを結ぶ線を第4
の線としたときに、第1の線と左右軸とのなす角、第2
の線と左右軸とのなす角、第3の線と左右軸とのなす角
及び第4の線と左右軸とのなす角のいずれもが45度以
上であることが好ましい。このような構成であれば、前
後方向から作用する荷重に抗する力をより効果的に発揮
させることができるので、基板等での安定度を一層高め
ることが可能となる。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の好
ましい実施形態について説明する。図1は本発明の一実
施形態に係るプレスフィットピン10を、これが圧入取
り付けされるプリント基板30とともに示す斜視図であ
り、図2(A),(B)はそれぞれ本プレスフィットピ
ン10がプリント基板30に設けられたスルーホール3
1内に圧入取り付けされた状態の正面図と側面図であり
(プリント基板30は断面で示す)、図2(C)は図2
(A)における矢視IIC−IICより見た断面図である。
以下、説明の便宜上、図2(A)における紙面の上下方
向をプレスフィットピン10の上下方向と定義し、紙面
の左右方向をプレスフィットピン10の左右方向、紙面
に垂直な方向をプレスフィットピン10の前後方向と定
義する。また、紙面の上方をプレスフィットピン10の
上方、紙面に向かって左方をプレスフィットピン10の
左方、紙面の手前側をプレスフィットピン10の前方と
定義する。なお、この実施形態において示すプレスフィ
ットピンは、図示しないコネクタの一面側から同一方向
かつ平行に多数延びたプレスフィットピンの一つであ
り、コネクタ及び他のプレスフィットピンを省略して示
すものである。
【0009】本プレスフィットピン10は金属等の導電
性材料からなり、図1及び図2に示すように、上下方向
に延びて形成された本体部11と、この本体部の上下方
向中間部より左右方向に張り出して形成された左右の張
出部13,14とを有して構成されている。左右の張出
部13,14はそれぞれ上下端部において本体部11と
なだらかに繋がって外方(左右方向)に張り出してお
り、それぞれ本体部11と接続する上下端を支持点にし
て本体部11の左右方向に弾性変形が可能である。左右
の張出部13,14の上下方向中央部であって、スルー
ホール31の内周面と接触する部分の全ての領域には、
その上下部の領域(本体部11と同じ厚さの領域)より
も厚さ(前後方向厚さ)の厚い厚肉部15,16が設け
られており、その外面及び内面はともに上下方向にほぼ
真っ直ぐ延びた形状となっている。
【0010】プリント基板30に形成されるスルーホー
ル31は、プリント基板30を厚さ方向に貫通するよう
に設けられており(図2(A),(B)参照)、その内
周面にはプリント基板30の上下面に形成された配線と
同じ材質の導電性物質(例えば銅)により鍍金31aが
施されている。このようなスルーホール31内にプレス
フィットピン10の本体部11が長手方向に挿入される
と、プレスフィットピン10の左右の張出部13,14
はプリント基板30上の開口縁により案内されてスルー
ホール31内に弾性的に押し込まれる。スルーホール3
1内に押し込まれた張出部13,14はその弾性により
元の状態に戻ろうとする復元力を発揮するため、結果と
して本体部11はスルーホール31内、すなわちプリン
ト基板30に固定保持される。なお、前述したように、
左右の張出部13,14は本体部11となだらかに繋が
っているため、本体部11をスルーホール31内へ挿入
したときには、左右の張出部13,14は滑らかにスル
ーホール31内へ入り込む。また、左右の厚肉部15,
16がスルーホール31内に案内され易くするため、左
右の厚肉部15,16それぞれの角部には上下方向に延
びた面取りがなされている。
【0011】図3は図2(C)の拡大図であり、スルー
ホール31内に押し込められている状態における左右の
厚肉部15,16をスルーホール31の中心軸と直交す
る面により切断して得られる断面視を示している。但
し、この図3では符号等を見易くするため、図2(C)
において記したハッチングは省略されている。プレスフ
ィットピン10の本体部11がスルーホール31内に挿
入されて左右の張出部13,14がスルーホール31内
に押し込められている状態では、図2或いは図3に示す
ように、左右の張出部13,14はそれぞれの上下中間
部に設けられた上記厚肉部15,16の外面をスルーホ
ール31の内周面に当接させている。
【0012】ここで、図3より分かるように、左の厚肉
部15は、スルーホール31の内周面との接触部分の最
前方位置F1が左の張出部13の前面13aよりも前方
に位置するとともに、スルーホール31の内周面との接
触部分の最後方位置B1が張出部13の後面13bより
も後方に位置するように形成されており、右の厚肉部1
6は、スルーホール31の内周面との接触部分の最前方
位置F2が右の張出部14の前面14aよりも前方に位
置するとともに、スルーホール31の内周面との接触部
分の最後方位置B2が張出部14の後面14bよりも後
方に位置するように形成されている。このため、スルー
ホール31の内周面との接触部分を本体部11の前後方
向にまで広げることができ、本体部11に左右方向から
作用する荷重に抗する力のみならず、本体部11に前後
方向から作用する荷重に抗する力も大きくすることがで
きるようになっている。したがって、本発明に係るプレ
スフィットピン10では、プリント基板30に取り付け
られた状態であらゆる方向からの外力に十分に抗するこ
とができることとなり、プリント基板30上に安定した
状態で固定することができ、接触不良などの不具合の発
生を防止することが可能となる。
【0013】また、本実施形態に示すように、プレスフ
ィットピン10がスルーホール31内に取り付けられる
場合には、プレスフィットピン10とスルーホール31
の内周面に設けられた鍍金31aとの間の接触を常に良
好な状態に保つことができるので、プレスフィットピン
10の位置ずれ等に起因して生じる気的接触不良等の不
具合の発生を効果的に抑えることができるようになる。
【0014】なお、上記左右の厚肉部15,16は、始
めから上記形となるように成形してもよい(例えば成形
型による)が、始めは左右の張出部13,14の全領域
が同じ厚さになるようにしておき(例えば打ち抜き加工
等による)、その後張出部13,14の左右両側を潰す
ように圧を加えて最終的に上記形になるようにしてもよ
い。
【0015】また、本プレスフィットピン10において
は、図3に記すように、スルーホール31内に押し込め
られている状態における左右の厚肉部15,16をスル
ーホール31の中心軸と直交する面により切断して得ら
れる断面視において、スルーホール31の中心Oを通り
左右の張出部13,14が延びる方向の軸を左右軸X、
この左右軸Xと直交する軸を前後軸Yとし、更に、左の
厚肉部15におけるスルーホール31の内周面との接触
部分の最前方位置F1とスルーホール31の中心Oとを
結ぶ線を第1の線L1、右の厚肉部16におけるスルー
ホール31の内周面との接触部分の最前方位置F2とス
ルーホール31の中心Oとを結ぶ線を第2の線L2、左
の厚肉部15におけるスルーホール15の内周面との接
触部分の最後方位置B1とスルーホール31の中心Oと
を結ぶ線を第3の線L3、右の厚肉部16におけるスル
ーホール31の内周面との接触部分の最後方位置B2と
スルーホール31の中心Oとを結ぶ線を第4の線L4と
したときに、第1の線L1と左右軸Xとのなす角θ1、
第2の線L2と左右軸Xとのなす角θ2、第3の線L3
と左右軸Xとのなす角θ3及び第4の線L4と左右軸X
とのなす角θ4のいずれもが45度以上であることが好
ましい。このような構成であれば、前後方向(図3にお
いてはY軸方向)から作用する荷重に抗する力をより効
果的に発揮させることができるので、プリント基板30
上での安定度を一層高めることが可能となる。
【0016】これまで本発明の好ましい実施形態につい
て説明してきたが、本発明の範囲は上述の実施形態にお
いて示したものに限定されない。例えば、上述の実施形
態においては、左右の張出部13,14に設けられる厚
肉部15,16はスルーホール31の内周面と接触する
部分の全ての領域に亘って設けられていたが、これはス
ルーホール31の内周面と接触する部分の一部の領域に
設けられるものであってもよい。
【0017】また、本発明に係るプレスフィットピンは
コネクタの一面側から延びたものであるとしたが、これ
は一例であり、本発明に係るプレスフィットピンは、上
下方向に延びて形成された本体部と、本体部の上下方向
中間部より左右方向に張り出して形成された左右の張出
部を有して構成されるものであれば、必ずしもコネクタ
と接続されたものでなくてもよい。また、上述の実施形
態においては、本発明に係るプレスフィットピンがプリ
ント基板に設けられたスルーホールに圧入取り付けされ
る場合を例に説明したが、これは一例であり、本発明に
係るプレスフィットピンが圧入取り付けされるのは必ず
しもスルーホールでなくてもよく、またプリント基板で
なくてもよい。
【0018】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係るプレ
スフィットピンにおいては、左の張出部における穴の内
周面と接触する部分の少なくとも一部に、穴の内周面と
の接触部分の最前方位置が左の張出部の前面よりも前方
に位置するとともに、上記接触部分の最後方位置が左の
張出部の後面よりも後方に位置するように形成された左
の厚肉部が設けられており、右の張出部における穴の内
周面と接触する部分の少なくとも一部に、穴の内周面と
の接触部分の最前方位置が右の張出部の前面よりも前方
に位置するとともに、上記接触部分の最後方位置が右の
張出部の後面よりも後方に位置するように形成された右
の厚肉部が設けられているので、穴の内周面との接触部
分を本体部の前後方向にまで広げることができ、左右方
向から作用する荷重に抗する力のみならず、前後方向か
ら作用する荷重に抗する力も大きくすることができる。
このため本発明のプレスフィットピンでは従来に比して
より安定した状態で基板等に固定することができ、接触
不良などの不具合の発生を防止することが可能となる。
【0019】また、本発明に係るプレスフィットピンで
は、上記穴内に押し込められている状態における左右の
厚肉部を穴の中心軸と直交する面により切断して得られ
る断面視において、穴の中心を通り左右の張出部が延び
る方向の軸を左右軸、左の厚肉部における穴の内周面と
の接触部分の最前方位置と穴の中心とを結ぶ線を第1の
線、右の厚肉部における穴の内周面との接触部分の最前
方位置と穴の中心とを結ぶ線を第2の線、左の厚肉部に
おける穴の内周面との接触部分の最後方位置と穴の中心
とを結ぶ線を第3の線、右の厚肉部における穴の内周面
との接触部分の最後方位置と穴の中心とを結ぶ線を第4
の線としたときに、第1の線と左右軸とのなす角、第2
の線と左右軸とのなす角、第3の線と左右軸とのなす角
及び第4の線と左右軸とのなす角のいずれもが45度以
上であることが好ましい。このような構成であれば、前
後方向から作用する荷重に抗する力をより効果的に発揮
させることができるので、基板等での安定度を一層高め
ることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係るプレスフィットピン
を、これが圧入取り付けされるプリント基板とともに示
す斜視図である。
【図2】(A),(B)はそれぞれ本プレスフィットピ
ン単体の正面図と側面図、(C)は(A)における矢視
IIC−IICより見た本プレスフィットピンの断面図であ
る。
【図3】図2(C)の拡大図であり、スルーホール内に
押し込められている状態における左右の厚肉部をスルー
ホールの中心軸と直交する面により切断して得られる断
面視を示す図である。
【図4】従来のプレスフィットピンの一例を示すもので
あり、(A),(B)はこの従来例に係るプレスフィッ
トピンの正面図と側面図、(C)は(A)における矢視
IVC−IVCより見た断面図である。
【符号の説明】
10 プレスフィットピン 11 本体部 13 左の張出部 13a 左の張出部の前面 13b 左の張出部の後面 14 右の張出部 14a 右の張出部の前面 14b 右の張出部の後面 15 左の厚肉部 16 右の厚肉部 30 基板 31 スルーホール

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上下方向に延びて形成された本体部と、
    前記本体部の上下方向中間部より左右方向に張り出して
    形成された左右の張出部とを有し、前記本体部が基板等
    に設けられた穴内に挿入されたときに、前記左右の張出
    部が前記穴内に弾性的に押し込められることにより前記
    本体部が前記基板等に固定される構成のプレスフィット
    ピンにおいて、 前記左の張出部における前記穴の内周面と接触する部分
    の少なくとも一部に、前記穴の内周面との接触部分の最
    前方位置が前記左の張出部の前面よりも前方に位置する
    とともに、前記接触部分の最後方位置が前記左の張出部
    の後面よりも後方に位置するように形成された左の厚肉
    部が設けられており、前記右の張出部における前記穴の
    内周面と接触する部分の少なくとも一部に、前記穴の内
    周面との接触部分の最前方位置が前記右の張出部の前面
    よりも前方に位置するとともに、前記接触部分の最後方
    位置が前記右の張出部の後面よりも後方に位置するよう
    に形成された右の厚肉部が設けられていることを特徴と
    するプレスフィットピン。
  2. 【請求項2】 前記穴内に押し込められている状態にお
    ける前記左右の厚肉部を前記穴の中心軸と直交する面に
    より切断して得られる断面視において、前記穴の中心を
    通り前記左右の張出部が延びる方向の軸を左右軸、前記
    左の厚肉部における前記穴の内周面との接触部分の最前
    方位置と前記穴の中心とを結ぶ線を第1の線、前記右の
    厚肉部における前記穴の内周面との接触部分の最前方位
    置と前記穴の中心とを結ぶ線を第2の線、前記左の厚肉
    部における前記穴の内周面との接触部分の最後方位置と
    前記穴の中心とを結ぶ線を第3の線、前記右の厚肉部に
    おける前記穴の内周面との接触部分の最後方位置と前記
    穴の中心とを結ぶ線を第4の線としたときに、前記第1
    の線と前記左右軸とのなす角、前記第2の線と前記左右
    軸とのなす角、前記第3の線と前記左右軸とのなす角及
    び前記第4の線と前記左右軸とのなす角のいずれもが4
    5度以上であることを特徴とする請求項1記載のプレス
    フィットピン。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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