JP3950334B2 - リザーバータンクの内部構成品固定構造 - Google Patents

リザーバータンクの内部構成品固定構造 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明はリザーバータンクの内部構成品固定構造に関する。詳しくは、自動車のパワーステアリング等に用いられる樹脂製のオイルリザーバータンクにおいて、組立て工程を簡単化したリザーバータンクの内部構成品固定構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
図5及び図6は従来の樹脂製オイルリザーバータンクを示す図で、図5は分解斜視図、図6は組立て断面図である。このオイルリザーバータンクは、リザーバーアッパー1と、リザーバーロア2と、バッフラー3と、ストレーナー4とを具備している。そして、リザーバーアッパー1は、樹脂にて形成され、上部にキャップ5により封止される給油口1aを有した円筒状であり、リザーバーロア2は、樹脂にてカップ状に形成され、オイル流入口2b及びオイル出口2cを有している。
【0003】
またバッフラー3は、樹脂にてリング状の枠3aにオイル誘導部3bが支持されるように形成されている。また、ストレーナー4は、円形の金属製メッシュ4bの外周がリング状の枠4aに囲まれて形成されている。
このように形成された各部材は、図6の如く組み立てられる。即ち、バッフラー3及びストレーナー4は、リザーバーロア2にA部で超音波溶着により接合され、リザーバーアッパー1とリザーバーロア2とは、B部でバイブレーション溶着により接合されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
上記のような従来のオイルリザーバータンクにおいては、超音波溶着部Aとバイブレーション溶着部Bの2個所の溶着個所があるため、2種の溶着設備及び2種の治具を要し、製造コストが高くなるという問題がある。
【0005】
本発明は、上記従来の問題点に鑑み、オイルリザーバータンクにおいて、従来に比して製造コストが低減されるリザーバータンクの内部構成品固定構造を実現することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明のリザーバータンクの内部構成品固定構造は、上部に給油口を有する円筒状のリザーバーアッパー10と、該リザーバーアッパー10の下部に接合されるリザーバーロア11と、タンク内部に設けられるバッフラー12及びストレーナー13とを具備するオイルリザーバータンクにおいて、前記リザーバーアッパー10とリザーバーロア11との間に前記バッフラー12を押圧保持するバッフラー保持手段を設け、前記リザーバーロア11の上面にストレーナー13及びバッフラー12を順次載置し、その状態でリザーバーアッパー10を被せてリザーバーロア11に接合し、前記ストレーナー13及びバッフラー12をバッフラー保持手段とリザーバーロア11との間に保持する。
本発明の第1の形態の内部構成品固定構造では、バッフラー保持手段は、リザーバーアッパー10の内周に設けられていてバッフラー12の外周部上面を支持する、段差14であり、段差14は、円筒状のリザーバーアッパー10(即ち、円筒部)の外周に凹部10dを形成することにより形成されることを特徴とする。
本発明の第2の形態の内部構成品固定構造では、バッフラー保持手段は、バッフラー12の上面からリザーバーアッパー10の上部内面に届くように設けられた円筒形のリブ15であり、円筒形のリブ15は、リザーバーアッパー10の上部内面に当接することにより、バッフラー12を押圧することを特徴とする。
【0007】
この構成を採ることにより、バッフラーとストレーナーをリザーバーアッパーとリザーバーロアで挟み込むため、従来2個所あった溶着個所が1個所になり、コストダウンが可能となる。
【0008】
【発明の実施の形態】
図1及び図2は本発明のリザーバータンクの内部構成品固定構造の第1の実施の形態を示す図で、図1は分解斜視図、図2は組立図であり、図2(a)は断面図、図2(b)は図2(a)のB部拡大図である。両図において、符号10はリザーバーアッパー、11はリザーバーロア、12はバッフラー、13はストレーナーである。
【0009】
前記リザーバーアッパー10は、樹脂にて形成され、上部に設けられた給油口10aと下部に設けられたオイル流入口10b及びフランジ部10cを有した円筒状であり、更に該円筒部の内部にはバッフラー12を保持する保持手段としての段差部14(図2参照)が形成されており、この段差部14を形成するため円筒部の外周には凹部10dが形成されている。なお、この段差部14及び凹部10dを設けるのは円筒部の全周でも、あるいは図示の如く部分的であっても良い。また、段差部14は図2に示すように、リザーバーアッパー10の底部からバッフラー12の高さに等しい位置に設けられる。
【0010】
また、リザーバーロア11は、樹脂にてフランジ11aを有するカップ状に形成され、オイル出口11bと、内部に円筒形のストレーナー支持部11cが設けられている。なお、フランジ11aには凸部11dが形成されている。また、バッフラー12は円筒形のリブ12aにオイル誘導部12bが支持されるように樹脂にて形成されている。また、ストレーナー13は、円形の金属製又は樹脂製メッシュ13bの外周をリング状の樹脂枠13aによりインサートしている。
【0011】
このように形成された各部材は図2(a)の如くに組立てられる。即ち、リザーバーロア11の上に、ストレーナー13とバッフラー12とが載置され、その上からリザーバーアッパー10が被せられ、そのフランジ部10cとリザーバーロア11のフランジ部11aの凸部11dとをバイブレーション溶着により接合している。このように組立てられた本実施の形態は、図2(b)の如く、ストレーナー13がリザーバーロア11に支持され、ストレーナー13上に載置されたバッフラー12はリザーバーアッパー10の段差部14によって押圧されストレーナー13と共に固定される。このように構成された本実施の形態は溶着個所が1個所のみであるため、従来に比してコストダウンが可能となる。
【0012】
図3は本発明のリザーバータンクの内部構成品固定構造の第2の実施の形態を示す図で、(a)は組立断面図、(b)は要部斜視図である。本実施の形態が前実施の形態と異なるところは、前実施の形態のバッフラー保持手段である段差部14の代わりに、バッフラー12の上面からリザーバーアッパー10上部内面に届く円筒形リブ15を設けたことである。このように構成された本実施の形態は(a)図の如く円筒形のリブ15によりバッフラー12を押圧することができるため前実施の形態と同様な作用効果を有している。
【0013】
図4は本発明のリザーバータンクの内部構成品固定構造の第3の実施の形態を示す図で、(a)は組立断面図、(b)はリザーバーアッパーを下方より見た要部斜視図である。本実施の形態が前第1の実施の形態と異なるところは、前第1の実施の形態の段差14の代わりに、バッフラー12の上部を押圧することができる多数のヒレ状のリブ16を設けたことである。このように構成された本実施の形態は(a)図の如くリブ16によりバッフラー12を押圧することができるため前記第1の実施の形態と同様な作用効果を有している。
【0014】
【発明の効果】
本発明のリザーバータンクの内部構成品固定構造に依れば、溶着個所が1個所のみであるので,従来の2個所に比してコストダウンが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のリザーバータンクの内部構成品固定構造の第1の実施の形態を示す分解斜視図である。
【図2】本発明のリザーバータンクの内部構成品固定構造の第1の実施の形態を示す図で、(a)は断面図、(b)は(a)図のB部拡大図である。
【図3】本発明のリザーバータンクの内部構成品固定構造の第2の実施の形態を示す図で、(a)は組立断面図、(b)は要部斜視図である。
【図4】本発明のリザーバータンクの内部構成品固定構造の第3の実施の形態を示す図で、(a)は組立断面図、(b)はリザーバーアッパーを下方より見た要部斜視図である。
【図5】従来のオイルリザーバータンクの1例を示す分解斜視図である。
【図6】従来のオイルリザーバータンクの1例を示す組立分解斜視図である。
【符号の説明】
10…リザーバーアッパー
10a…給油口
10b…オイル流入口
10c,11a…フランジ部
10d…凹部
11…リザーバーロア
11b…オイル出口
11c…ストレーナー支持部
12…バッフラー
12a…円筒状リブ
12b…オイル誘導部
13…ストレーナー
13a…樹脂枠
13b…金属製又は樹脂製メッシユ
14…段差部
15…円筒形リブ
16…リブ

Claims (2)

  1. 上部に給油口を有する円筒状のリザーバーアッパー(10)と、該リザーバーアッパー(10)の下部に接合されるリザーバーロア(11)と、タンク内部に設けられるバッフラー(12)及びストレーナー(13)とを具備するオイルリザーバータンクにおいて、
    前記リザーバーアッパー(10)とリザーバーロア(11)との間に前記バッフラー(12)を押圧保持するバッフラー保持手段を設け、
    前記リザーバーロア(11)の上面にストレーナー(13)及びバッフラー(12)を順次載置し、その状態でリザーバーアッパー(10)を被せてリザーバーロア(11)に接合し、前記ストレーナー(13)及びバッフラー(12)をバッフラー保持手段とリザーバーロア(11)との間に保持しており、
    前記バッフラー保持手段は、前記リザーバーアッパー(10)の内周に設けられていて且つバッフラー(12)の外周部上面を支持する段差(14)であり、
    前記段差(14)は、前記円筒状のリザーバーアッパーの外周に凹部10dを形成することにより、形成されること特徴とするリザーバータンクの内部構成品固定構造。
  2. 上部に給油口を有する円筒状のリザーバーアッパー(10)と、該リザーバーアッパー(10)の下部に接合されるリザーバーロア(11)と、タンク内部に設けられるバッフラー(12)及びストレーナー(13)とを具備するオイルリザーバータンクにおいて、
    前記リザーバーアッパー(10)とリザーバーロア(11)との間に前記バッフラー(12)を押圧保持するバッフラー保持手段を設け、
    前記リザーバーロア(11)の上面にストレーナー(13)及びバッフラー(12)を順次載置し、その状態でリザーバーアッパー(10)を被せてリザーバーロア(11)に接合し、前記ストレーナー(13)及びバッフラー(12)をバッフラー保持手段とリザーバーロア(11)との間に保持しており、前記バッフラー保持手段は、前記バッフラー(12)の上面から前記リザーバーアッパーの上部内面に届くように設けられた円筒形のリブ(15)であり、
    前記円筒形のリブ(15)は、前記リザーバーアッパー(10)の上部内面に当接することにより、前記バッフラー(12)を押圧することを特徴とするリザーバータンクの内部構成品固定構造。
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