JP3946236B1 - 衝撃解錠阻止機構を備える磁気カ−ド錠 - Google Patents

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Abstract

【課題】強い衝撃によっても解錠されることのない衝撃解錠阻止機構を備える磁気カ−ド錠を提供する。
【解決手段】錠が打撃されたときに、少なくとも一つの磁石ピン3の先端がロッキングプレ−ト2の対応する穴から抜け出ることを機械的に阻止するように磁石ピン3を保持するためのロッキングプレ−ト係止穴と磁石ピンフランジとから成る係止手段と、ロッキングプレ−ト2と並んで配置されてロッキングプレ−ト2の複数の穴と対応する箇所の中心部に突起を有するカバ−プレ−ト5とからなり、カ−ドキ−の移動によりスライド部材1がばね力に逆らって施錠位置から解錠位置まで動かされる衝撃解錠阻止機構を備える磁気カ−ド錠において、ロッキングプレ−ト係止穴と磁石ピンフランジの端部を互いに係合するテーパー形状に形成し、ロッキングプレ−ト係止穴の磁石ピンフランジの端部との引っ掛り部を略台形形状に形成する。
【選択図】 図5

Description

この発明は、強い衝撃によって解錠せれることが阻止されるような衝撃解錠阻止機構を備える磁気カ−ド錠に関する。
カ−ドキ−操作による磁気錠は、壁又はドアの内部に組み込まれるように設計されていて、キ−は同一面に形成された前面プレ−トのスロットに挿入されるようになっているものである。スロット或いは壁又はドアの表面に衝撃を加えても、磁気ピンはカ−ドスロットの面に対して直交する方向に動くため、めったに解除されることはなかったが、同じ錠が箱に納められて壁の表面に取り付ける場合や、駐車場の入り口の柱などに取り付ける場合には、錠の頭部に衝撃を加えることが可能であり、強い打撃を加えることにより磁気ピンを上下に揺らすことができる。仮に衝撃を与えながら、カ−ドキ−の形状のものを挿入すると、ときには錠が解除されることも起き得る。
これら衝撃を加えるなどの不正解錠操作に対してタンブラ−ピンを収容するスライダの動きを止めることにより錠を施錠状態のままに維持する耐衝撃性の非磁気ピンを利用した錠手段(例えば、特許文献1参照)や、錠がその前面をロックピンに真直ぐな方向に打撃を加えられた場合にスライダの動きを止めるためにの磁気ピンを使用方法(例えば、特許文献2参照)なども、開発されている。更に、カ−ド読取装置本体に振動を与えても、磁性ピンの形状を工夫して凹部からの離脱させない考案(例えば、特許文献3参照)も知られている。更には、例え錠が打撃されても、先端部をロッキングプレ−トから外れる位置に移動させる符号化したキ−が錠に挿入されない限り、スライド部材が施錠位置から解錠位置に向けて付勢される時に、常に先端部が使用中の施錠位置から横方向に移動すことが阻止されるように磁気ピンの少なくとも一つが支持される磁気キ−により操作される錠(例えば、特許文献4参照)が開発されていて、ロッキングプレ−トの開口部の周辺は傾斜された勾配を備えていて磁気ピンがコアスライドの孔にスム−ズに挿入されて、ヘッドフランジがロッキングプレ−トの開口部に設置される解錠阻止機構(例えば、特許文献5参照)も知られている。
しかし、この錠には、雨水が錠にかかった場合には、磁気ピン先端がカバ−プレ−トの表面に付着したり、スライドコア部材の穴にある雨水にて磁力を弱めたりして、ピンの作動を困難にすることもあった。そんな事情に鑑みて、さらに、本件発明の出願人により、雨水などが錠に作用しても、磁気ピンのスム−ズな作動を可能とした衝撃解錠阻止機構を備える磁気カ−ド錠(特許文献6)が開発されていた。
米国特許第3705277号明細書 米国特許第3995460号明細書 実開平1−92476号公報のマイクロフィルム 日本特許第2816025号明細書 韓国特許公開1995年第1411号公報明細書 日本特許第3754690号明細書
この発明の課題は、例え錠が打撃されても、常に先端部が使用中の施錠位置から横方向に移動すことが阻止されるように磁気ピンの少なくとも一つが保持される磁気キ−操作錠において、雨水などが錠に作用しても、磁気ピンの変形を生じることなしにスム−ズな作動を可能とし、更には不正解除されることない衝撃解錠阻止機構を備える磁気カ−ド錠を提供することである。
この発明の課題は、錠の内部に挿入され、符号化された磁気コ−ドを持つキ−を使用して施錠位置から解錠位置まで動かされることのできると共に複数の磁石ピンを収納する穴の底に突起を設けたスライド部材と、前記スライド部材の移動方向に対して直交する方向に、先端がスライド部材を越えて位置してスライド部材をロックする第一位置からキ−操作によりスライド部材のロック状態を解除する第二位置へ動くことのできる共にスライド部材のピン収納穴の深さにほぼ一致する長さを有する複数の磁石ピンと、スライド部材に沿って設けられ、スライド部材が施錠位置にあるとき、位置と極性が施錠のためのコ−ドを形成する磁石ピンの先端部を受け入れる複数の穴を有するロッキングプレ−トと、錠が打撃されたときに、少なくとも一つの磁石ピンの先端がロッキングプレ−トの対応する穴から抜け出ることを機械的に阻止するように少なくとも一つの磁石ピンを保持するためのロッキングプレ−ト係止穴と磁石ピンフランジとから成る係止手段と、ロッキングプレ−トと並んで配置されてロッキングプレ−トの複数の穴と対応する箇所の中心部に突起を有するカバ−プレ−トと、そのカバ−プレ−トとの間にカ−ドキ−を挿入する磁気シ−ルドプレ−トとから成り、正しいカ−ドキ−が挿入されると、磁石ピンがロッキングプレ−トの穴からはづれてスライド部材内に収納されるので、カ−ドキ−の移動によりスライド部材がばね力に逆らって施錠位置から解錠位置まで動かされる衝撃解錠阻止機構を備える磁気カ−ド錠において、ロッキングプレ−ト係止穴と磁石ピンフランジの端部を互いに係合するテーパー形状に形成し、ロッキングプレ−ト係止穴の磁石ピンフランジの端部との引っ掛り部を略台形形状に形成することを特徴とする衝撃解錠阻止機構を備える磁気カ−ド錠によって、解決される。
この請求項2に記載された発明は、スライド部材の複数の磁石ピンを収納する穴は同じ大きさと同じ形状であることを特徴とし、スライドコア部材の複数の穴に少なくとも一つの特定磁気ピンを自由に適宜な箇所に設定できる取り扱い易い衝撃解錠阻止機構を備える磁気カ−ド錠を提供する。
この請求項3に記載された発明は、スライド部材の複数の磁石ピンを収納する穴に水抜き溝を設けたことを特徴とし、磁石ピン収納穴から雨水を水抜きできる。
この請求項4に記載された発明は、スライド部材の複数の磁石ピンを収納する穴の上部分には、その穴の径より大きい空間を設けたことを特徴とし、雨水が収納穴にはいても水抜き溝を通ってその空間に到って水抜きできる。
この発明によると、スライド部材の複数の磁石ピンを収納する穴の底に、突起を設けたことを特徴とし,この突起は雨水が収納穴にはいても磁石ピンが穴底の表面に付着しないように表面張力等の付着力を働かなくさせる。
この発明によると、例え錠が打撃されても、常に先端部が使用中の施錠位置から横方向に移動すことが阻止されるように磁気ピンの少なくとも一つが支持されると共にロッキングプレ−ト係止穴と磁石ピンフランジの端部を互いに係合するテーパー形状に形成したので係止穴と磁石ピンフランジの端部が互いに乗り上げ係合し易く、簡単には離脱しないから、衝撃により簡単に解錠されない。
この発明によると、ロッキングプレ−ト係止穴の磁石ピンフランジの端部との引っ掛り部を略台形形状に形成することよって、過大入力によるロッキングプレ−ト係止穴端部の変形を起こし難い構成だから、変形することなし磁石ピンがスムーズに作動できる。
また、ロッキングプレ−トがスライド部材に向いた面に複数の突起を備えるので、特殊磁気ピンの頭部がスライドコア部材の穴周表面に係止するためにスライドコア部材の表面に段部を設ける必要がない。更に、カバ−プレ−トのスライド部材の磁石ピン収納穴に対向する面及びスライドコア部材の磁石ピン収納穴の底面にそれぞれ突起を形成しているので、磁石ピン頭部がカバ−プレ−トに付着することがなく、また磁石ピン底部がスライドコア部材の収納穴の底面に付着することがない。
この発明によると、スライド部材の複数の穴は同じ大きさと同じ形状であるから、頭部フランジを有する特殊ピンをどこの穴に入れても良く、複数の穴の一部でよい。錠内に雨水が入っても、磁石ピン収納穴から雨水を水抜きでき、そしてスライドコア部材磁石ピン収納穴の底面に突起を設けて、底表面に表面張力等の付着力を働かなくするので、磁石ピンの作動を阻害することはない。
次に、この発明は、図面に基づいて詳細に説明される。図1はシリンダ錠を分解した斜視図を示し、図2は正しいカ−ドキ−をシリンダ錠のスロットに挿入された状態であるスライド部材の側面図を示し、図3は図2の状態の断面斜視図を示し、図4は衝撃をシリンダ錠に加えて正しくないカ−ドで移動させようとした際のロック状態の側面図を示し、ず5は図4の拡大図であって、ロッキングプレ−トの係止穴の略台形形状端部と磁気ピンフランジのテーパー形状端部の構造を示し、図6はカバ−プレ−ト、磁気ピン、ロックプレ−ト、スライダ部材を分解した斜視図を示す。図7は従来のロッキングプレ−トの係止穴と磁気ピンフランジの形状を示す。
図1はシリンダ錠を分解した斜視図を示し、シリンダ錠のハウジング7から磁気シ−ルドプレ−ト6、カバ−プレ−ト5、ロックプレ−ト2とスライダ部材1等の各部材が分解されている。
図2は正しいカ−ドキ−をシリンダ錠のスロットに挿入された状態であるスライド部材の側面図を示し、カ−ドキ−8がシリンダ錠のスロットに挿入されると、そのカ−ドキ−の磁力により磁気ピン3,4が反発してスライド部材1の孔11に引き込められ、この状態では磁気ピン3,4の頭部はロックプレ−ト2の穴21から離脱されている。それ故に、カ−ドキ−8をさらに図の左側へ移動すると、スライダ部材1がシリンダ錠底まで移動できる。カ−ドキ−8がばねの力に逆らって解錠状態まで移動されると、スライダ部材1がシリンダ錠ハウジング底まで移動され、ドアにおけるデットボルトを作動できて解錠状態となる。
図3は図2の状態の断面斜視図を示し、カ−ドキ−8がシリンダ錠のスロットに挿入されると、そのカ−ドキ−の磁力により磁気ピン3,4が反発してスライド部材1の孔11に引き込められ、この状態では磁気ピン3,4の頭部はロックプレ−ト2の穴21から離脱されている。この穴21の周辺は傾斜勾配を備えている。なお、磁気ピン3,4がスライド部材1の孔11に引き込められた状態では、このスライド部材1の孔11の深さと磁気ピン3,4の縦方向、即ち長手方向の寸法がほぼ一致し、孔11の上部分には広い空間13が設けられているので、磁気ピン3のフランジ部32がこの広い空間13にはまり込み、磁気ピン3,4はスライド部材1の表面から突き出すことはない。
この場合には、磁気ピンは孔11の底で支持されており、フランジ部32はスライド部材1の表面には接触していない。更に、図では広い空間13はスライド部材1の孔11の全周に設けられているけれども、フランジ部32の大きさと厚さ分の空間があれば、その他は全周にわたり広い空間13を設ける必要はなく、孔周辺のところどころに広い空間13を設ければ、磁気ピン3,4がスライド部材1の孔11にセットされても、水抜きはできる。
また、図2と図3を参照すると、スライド部材1の孔11の底面には突起14が設けられていて、この突起14は、雨水が入ったりした際に、磁気ピンの底部が表面張力などで孔11の底面に付着することを阻止する。更に、カバ−プレ−ト5はスライド部材1の磁気ピン3,4を収容する孔11に対向する位置に、即ちロッキングプレ−ト2の複数の穴21と対応する箇所に、突き出す突起51を形成し、この突起51は、雨水が入ったりした際に、磁気ピンの頭部が表面張力などでカバ−プレ−ト5に付着することを阻止する。
図4は衝撃をシリンダ錠に加えて正しくないカ−ドで移動させようとした際のロック状態の側面図を示し、衝撃をシリンダ錠に受けた場合にも、頭部にフランジ部32を持つ特殊磁気ピン3は、ロッキングプレ−ト2の複数の穴21とスライド部材1の孔11に係止して、ロック状態を維持している。それ故に、このシリンダ錠では、衝撃をシリンダ錠に加えて正しくないカ−ドで解錠することはできない。
従来のロッキングプレ−トの係止穴と磁気ピンフランジの形状は、図7に開示されるように、係止穴の端面Hとフランジの端面Jが平らであって、これら係止穴とピンフランジの端部は係合を外れ易いために衝撃により離脱することがあった。また、ロッキングプレ−トの係止穴と磁気ピンフランジの引っ掛り部が薄肉長方形であるために、過大入力によりロッキングプレ−トの係止穴の端面Hに変形を起こし易く、その変形により磁気ピン3の動きがスムーズにいかなかった。
この発明のロッキングプレ−トの係止穴と磁気ピンフランジの形状は、図5に開示され、ロッキングプレ−ト2の複数の係止穴21の端部と磁石ピン3のフランジ32の端部は互いに係合するテーパー形状に形成されているので、係止穴と磁石ピンフランジ32の端部が互いに乗り上げ易く係合するようにしたために衝撃により簡単に解錠されない。ロッキングプレ−ト2はスライド部材1側からカバ−プレ−ト5側に広がるテーパー形状の係止穴21を有し、磁石ピンフランジ32の下面はロッキングプレ−ト2のテーパー形状に沿った端部形状を有し、ロッキングプレ−ト係止穴のテーパー形状部に磁石ピンフランジテーパー状下面を乗り上げてロッキングプレ−トのテーパー形状部と磁石ピンフランジ下面テーパー形状部とが互いに係合するように形成し、ロッキングプレ−ト係止穴のテーパー形状端部と磁石ピンフランジ下面部のテーパー形状部とが係止穴中心軸線に沿って通る断面を略台形形状に形成する。さらに、ロッキングプレ−ト係止穴21の端部は磁石ピンフランジの端部の下面テーパー形状部と係合するように略台形形状Gに形成するので、過大入力によるロッキングプレ−ト係止穴端部の変形を起こし難い構成だから、変形がないので、磁石ピンがスムーズに作動できる。
図6はカバ−プレ−ト、磁気ピン、ロックプレ−ト、スライダ部材を分解した斜視図を示し、スライダ部材1には、磁気ピン3,4を収容する多数の孔11が設けられ、その孔11の周辺に排水溝12を設けている。さらに、孔11の上部分には広い空間13が設けられ、シリンダ錠に雨水が入ったりした際には、雨水がこの孔11に入ると、磁気ピン3,4の作動がスム−ズでなくなるので、磁気ピン3,4がカ−ドキ−8の磁力により孔11内を移動する時に、孔11の排水溝12により雨水が空間13を通過して排水されて、磁気ピン3,4をスム−ズに作動できる。
この発明のシリンダ錠では、スライド部材1が同じ形状と大きさの多数の孔11を設けており、これら孔11の適宜の箇所の少なくとも一個以上の箇所に特殊磁気ピン3を挿入すれば、衝撃をシリンダ錠に加えても安全にロック状態を維持できる。この孔11が同じ形状と大きさであるので、特殊ピン3をどこの箇所に入れても良く、特殊ピン3を設定し易い。
シリンダ錠を分解した斜視図を示す。 正しいカ−ドキ−をシリンダ錠のスロットに挿入された状態であるスライド部材の側面図を示す。 図2の状態の断面斜視図を示す。 衝撃をシリンダ錠に加えて正しくないカ−ドで移動させようとした際のロック状態の側面図を示す。 図4の拡大図であって、ロッキングプレ−トの係止穴の略台形形状端部と磁気ピンフランジのテーパー形状端部の構造を示す。 カバ−プレ−ト、磁気ピン、ロックプレ−ト、スライダ部材を分解した斜視図を示す。 従来のロッキングプレ−トの係止穴と磁気ピンフランジの形状を示す
符号の説明
1.....スライド部材
11....ピン受け孔
12....排水溝
13....空間
2.....ロッキングプレ−ト
21....係止穴
3.....特殊磁気ピン
32....フランジ部
4.....磁気ピン
5.....カバ−プレ−ト
51....突起
6.....磁気シ−ルドプレ−ト 7.....シリンダ錠のハウジング
8.....カ−ドキ−
J.....フランジの端面
H.....係止穴の端面
G.....略台形形状(係止穴端部)

Claims (4)

  1. 錠の内部に挿入され、符号化された磁気コ−ドを持つキ−を使用して施錠位置から解錠位置まで動かされることのできると共に複数の磁石ピンを収納する穴の底に突起を設けたスライド部材と、前記スライド部材の移動方向に対して直交する方向に、先端がスライド部材を越えて位置してスライド部材をロックする第一位置からキ−操作によりスライド部材のロック状態を解除する第二位置へ動くことのできる共にスライド部材のピン収納穴の深さにほぼ一致する長さを有する複数の磁石ピンと、スライド部材に沿って設けられ、スライド部材が施錠位置にあるとき、位置と極性が施錠のためのコ−ドを形成する磁石ピンの先端部を受け入れる複数の穴を有するロッキングプレ−トと、錠が打撃されたときに、少なくとも一つの磁石ピンの先端がロッキングプレ−トの対応する穴から抜け出ることを機械的に阻止するように少なくとも一つの磁石ピンを保持するためのロッキングプレ−ト係止穴と磁石ピンフランジとから成る係止手段と、ロッキングプレ−トと並んで配置されてロッキングプレ−トの複数の穴と対応する箇所の中心部に突起を有するカバ−プレ−トと、そのカバ−プレ−トとの間にカ−ドキ−を挿入する磁気シ−ルドプレ−トとから成り、正しいカ−ドキ−が挿入されると、磁石ピンがロッキングプレ−トの穴からはづれてスライド部材内に収納されるので、カ−ドキ−の移動によりスライド部材がばね力に逆らって施錠位置から解錠位置まで動かされる衝撃解錠阻止機構を備える磁気カ−ド錠において、ロッキングプレ−トはスライド部材側からカバ−プレ−ト側に広がるテーパー形状の係止穴を有し、磁石ピンフランジの下面テーパー形状部はロッキングプレ−トのテーパー形状に沿った端部形状を有し、ロッキングプレ−トのテーパー形状部と磁石ピンフランジ下面テーパー形状部とが互いに係合するように形成し、ロッキングプレ−ト係止穴のテーパー形状端部と磁石ピンフランジ下面部のテーパー形状部とが係止穴中心軸線に沿って通る断面を略台形形状に形成することをを特徴とする衝撃解錠阻止機構を備える磁気カ−ド錠。
  2. スライド部材の複数の磁石ピンを収納する穴は同じ大きさと同じ形状であることを特徴とする請求項1に記載の衝撃解錠阻止機構を備える磁気カ−ド錠
  3. スライド部材の複数の磁石ピンを収納する穴に水抜き溝を設けたことを特徴とする請求項1或いは請求項2に記載の衝撃解錠阻止機構を備える磁気カ−ド錠
  4. スライド部材の複数の磁石ピンを収納する穴の上部分には、その穴の径より大きい空間を設けたことを特徴とする請求項1乃至請求項3のいづれか一項に記載の衝撃解錠阻止機構を備える磁気カ−ド錠
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