JP3008407U - シリンダ錠保護装置 - Google Patents

シリンダ錠保護装置

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JP3008407U
JP3008407U JP1994012410U JP1241094U JP3008407U JP 3008407 U JP3008407 U JP 3008407U JP 1994012410 U JP1994012410 U JP 1994012410U JP 1241094 U JP1241094 U JP 1241094U JP 3008407 U JP3008407 U JP 3008407U
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JP
Japan
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cylinder
plate
key
lock
predetermined
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JP1994012410U
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English (en)
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哲司 織田
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Daytona Corp
Original Assignee
Daytona Corp
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 本考案は、車両等におけるシリンダ錠の鍵穴
に異物を挿入されることによって破壊されることや盗難
を防止するシリンダ錠保護装置を提供するものである。 【構成】 シリンダ錠のシリンダに挿入されるキーの部
分が所定のキープレートの板厚、板巾とも、それぞれ概
ね半割り形状で、且つシリンダ内のタンブラーの位置に
凹部を有するロックプレート1と凸部を有するガイドプ
レート4を設ける。これらを重ね合わせて所定のシリン
ダの鍵穴に入れた時に、シリンダ内で重ねたキー巾が変
化するように摺動させるガイド機構を設け、更に所定の
位置でロックさせるロック機構を設けたことを特徴とし
ている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、車両等におけるシリンダ錠の鍵穴に異物を挿入されることによって 破壊されることや盗難を防止するシリンダ錠保護装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来の車両等におけるシリンダ錠の鍵穴は一般に施錠している間は鍵がはづさ れているので開いたままとなっている。また一部の物はシャッターやカバーを備 えているが、いずれも雨水や雪等の進入を防ぐ目的であり、それらを開けたり外 そうと思えば誰でもが簡単に開けたり外すことができる。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
従って、シリンダ錠の鍵穴に所定のキー以外の物を挿入して無理に開けようと して破壊したり、悪戯をされて困っていた。この場合、最近は他の鍵装置も同一 のキーでセットになっている為に交換は、その都度すべての鍵装置を交換しなけ ればならないので修理時間や多額の費用が掛かることになる。また類似したキー でこじ開けて車両が盗難されることも多くある。 こうした状況によって、鍵穴を守る保護装置が強く要望されていた。
【0004】
【課題を解決する為の手段】
前記の課題を解決する為、シリンダ錠のシリンダに挿入されるキーの部分が所 定のキープレートの概ね50%の板厚で、60%の巾の板にシリンダ内のタンブ ラーの位置に凹部を有して形成されたロックプレートを設ける。そして当該ロッ クプレートの平面に接して相対して摺動し、且つシリンダに挿入されるキーの部 分が所定のキープレートの概ね50%の板厚で、60%の巾の板にシリンダ内の タンブラーの位置に凸部を有して形成されたガイドプレートを設ける。 先のロックプレートと当該ガイドプレートを重ね合わせて所定のシリンダの鍵 穴に入れた時、シリンダ内で重ねたキー巾が変化するように摺動させるガイド機 構を設ける。このガイド機構を介して所定の位置でロックさせるロック機構を設 ける。 具体的な一例として、求めるガイド機構をロックプレートと一体化されたU溝 を有する円柱形のベースと、ガイドプレートと一体化され、且つ、そのベースの U溝をスライドすることができる両端にボールを有するスライダーと、これらの ボールを内接させ、ボールの軌跡の一部の内周にカムを有する非磁性体の円筒形 のカバー本体によって構成すると共に、このガイド機構を介してガイドプレート を所定の位置でロックさせるロック機構を非磁性体の円柱形のベースの孔にスプ リングと共に埋め込まれたスチールピン又はマグネットピンを設け、当該スチー ルピンまたはマグネットピンを引っ掛ける孔または溝等を、先記した非磁性体の 円筒形のカバー本体の内周面に設ける。そしてカバー本体の外側から所定のマグ ネットによって解錠するマグネットキーを設けることである。
【0005】
【作用】
このような構成とすれば、施錠してシリンダ錠の鍵穴から所定のキーを抜き出 したあと、ロックプレートとガイドプレートを重ね合わせた状態で差し込み、シ リンダ内でガイドプレートをスライドさせてキー巾を広げるとガイドプレートの 凸部がタンブラーを押し上げると共に、シリンダ内に引っ掛かって抜けなくなる 。このとき、ロックプレートの凹部は押し上げられたタンブラーを避けてガイド プレートの凸部がシリンダ内に引っ掛かることを、より確実にする。 反対に取り出す時はロックプレートとガイドプレートを重ね合わすように摺動 させることによってキーの巾が狭くなり、ガイドプレートの凸部のシリンダー内 の引っ掛かりが外れるので容易に抜くことができる。 以下、具体的な事例で説明すると、先ず、マグネットキーをカバー本体の凹部 にセットしない状態ではスライダーの中のスプリングがボールを押し広げるよう に作用しているのでロックプレートとガイドプレートとは所定のキー巾の約10 %のみが重なりあった状態で広がっており所定のキー巾と同等の巾になっていて 、そのまま鍵穴に差し込む。するとガイドプレートの凸部の斜線部がシリンダ内 の最寄りのタンブラーを押し上げると同時にロックプレートの凹部が押し上げら れたタンブラーを避けるのでガイドプレートの凸部の反対側直角部がシリンダ本 体に引っ掛かって抜けなくなる。この時、円筒形のカバー本体を回転させよとし ても、内接するベースの上部円弧外周部に設けられたスチールピンがカバー本体 の内周面の溝に入り込んでいるので回転させることができない。従ってロックさ れたことになる。 反対にロックを解除する時は、マグネットキーをカバー本体の凹部にセットする と、底にあるスチールプレートに接着すると共に周囲の磁力にてベースの上部円 弧外周部に設けられたスチールピンが中央に吸い寄せられスプリングに打ち勝っ てカバー本体の内周面の溝からはずれる。この状態でカバー本体を回転させると 、カバー本体の下部の内周面に設けられたカムが、スライダーのボールを押し下 げることによってスライダーを中央に移動させる。 従ってスライダーと一体に固着されたガイドプレートも中央に移動して凸部が シリンダから外れるのでロックプレートと一緒に鍵穴から抜き出すことができる 。
【0006】
【実施例】
以下、図面に従って本考案の一実施例について説明する。 図1(a)は本考案の一部断面の正面図で、図1(b)は本考案の一部断面の 左側面図で、図1(c)は本考案の一部断面の平面図である。図示のようにシリ ンダ錠のシリンダに挿入されるキーの部分が所定のキープレートの概ね50%の 板厚で、60%の巾の板にシリンダ内のタンブラーの位置に凹部を有して形成さ れたロックプレート1を設け、ロックプレート1をパンスクリュー3で固着して 一体化されたU溝を有する円柱形のベース2を設ける。当該ロックプレート1の 平面に接して相対して摺動し、且つ、シリンダに挿入されるキーの部分が所定の キープレートの概ね50%の板厚で、60%の巾の板にシリンダ内のタンブラー の位置に凸部を有して形成されたガイドプレート4を設け、ガイドプレート4を バインドスクリュー6で固着して一体化された先記円柱形のベース2のU溝を摺 動するスライダー5を設ける。当該スライダー5の一端には所定の孔を形成し、 その中に収まるスプリング8とステンレスボール7を設け、他の一端は一部を斜 線に切り欠きステンレスボール7を収める溝を形成し、もうひとつのステンレス ボール7を設ける。 これらのボールを内接させ、スライダー5の一部を斜線に切り欠いた方のス テンレスボール7の軌跡上の一部内周面にカム10を有する非磁性体の円筒形の カバー本体9を設ける。更に、このガイド機構を介して所定の位置でロックさせ るロック機構として非磁性体の円柱形のベース2の上部円弧状の外周に孔を設け 、その孔に収めるスプリング13とスチールピン12またはマグネットピンを設 ける。この時、当該スチールピン12またはマグネットピンを引っ掛ける孔また は溝を先記した非磁性体の円筒形のカバー本体9に設けておく。また当該カバー 本体9の下端部の内周にはサークリップ14を組み込む溝を設けて、スライダー 5とベース2のアッセンブリーを収めるサークリップ14とゴムカバー15を設 ける。更にカバー本体9の外側上面の凹部の底にはスチールプレート11を接着 する。 図2は本考案の一部品であるマグネットキーの正面図で、カバー本体9 外側から所定のマグネット17によって解錠するマグネットキー18を設ける。 以上によって構成されたものである。 これらを組み立てるには以下のようにして行なう。 先ずロックプレート1をベース2の中央部のスリットを通して所定の位置にパ ンスクリュー3で固着する。次にガイドプレート4をスライダー5の所定の位置 にバインドスクリュー6で固着した後、ベース2の中央部のスリットを通してス ライダー5をベース2のU溝にはめる。スライダー5の端面にある孔にスプリン グ8とステンレスボール7を組み込み、反対側切り欠きがある端面の溝にはステ ンレスボール7を組み込む。ベース2の上部の円弧状の両側の外周にある孔にス プリング13とスチールピンを入れた状態で、しかもその位置がカバー本体9の 内周面にあるピン溝に一致させ,且つスライダー5の切り欠きがあるほうのステ ンレスボール7がカバー本体9の下部内周面に設けられたカム10に乗り上げて いける位置にしてスライダーアッセンブリと共にカバー本体9内に収める。その 後、カバー本体9の下端内周面のクリップ溝にサークリップ14を取り付けて、 その上からゴムカバー15を接着剤で固着して、最後にカバー本体9の上面の凹 部底にスチールプレート11を接着剤で固着することによって、全体を一体に組 み立てる。 一方、マグネットキーは摘みの部分とマグネットを一体に接着剤で固着する。 図3は本考案による作用を示すシリンダ内部の断面図である。図で示すように ロックプレート1とガイドプレート4を重ね合わせた状態で差し込み、シリンダ 18内でガイドプレート4をスライドさせてキー巾を広げるとガイドプレート4 の凸部がタンブラー19を押し上げると共に、シリンダ18内に引っ掛かって抜 けなくなる。この時、ロックプレート1の凹部は押し上げられたタンブラー19 を避けてガイドプレート4の凸部がシリンダ18内に引っ掛かることを、より確 実にすることがわかる。 反対に取り出す時はロックプレート1とガイドプレート4を重ね合わすように 摺動させることによってキーの巾が狭くなり、ガイドプレート4の凸部のシリン ダ18内での引っ掛かりが外れるので容易に抜くことができることがわかる。 尚、その他の実施例として、ガイド機構にはラックとピニオンを用いたものや 、多条ねじを用いたものも考えられる。そしてロック機構には数字合わせ錠や電 子ロック機構も考えられる。
【0007】
【考案の効果】
以上述べたように本考案によれば、シリンダ錠の鍵穴は常に使用されているの で、所定以外のキーや異物を挿入されたり、破壊されることもなくなる。また、 二重にロックされることとなり、盗難防止効果をより一層向上することができる 。 更に、マグネットキーはユニークさがあり、装飾ボタンとしてのファッション 性を向上することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1(a)】は本考案の一実施例を示す一部断面の正
面図である。
【図1(b)】は本考案の一実施例を示す一部断面の左
側面図である。
【図1(c)】は本考案の一実施例を示す一部断面の平
面図である。
【図2】は本考案一部品であるマグネットキーの正面図
である。
【図3】は本考案による作用を示すシリンダ内部の断面
図である。
【符号の説明】
1ロックプレート 2ベース 3パンスクリュー 4ガイドプレート 5スライダー 6バインドスクリュー 7ステンレスボール 8スプリング 9カバー本体 10カム 11スチールプレート 12スチールピン 13スプリング 14サークリップ 15ゴムカバー 16マグネットキー 17マグネット 18シリンダ 19タンブラー

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シリンダ錠のシリンダに挿入されるキー
    の部分が所定のキープレートの概ね50%の板厚で、6
    0%の巾の板にシリンダ内のタンブラーの位置に凹部を
    有して形成されたロックプレートを設ける。当該ロック
    プレートの平面に接して相対して摺動し、且つシリンダ
    に挿入されるキーの部分が所定のキープレートの概ね5
    0%の板厚で、60%の巾の板にシリンダ内のタンブラ
    ーの位置に凸部を有して形成されたガイドプレートを設
    ける。先のロックプレートと当該ガイドプレートを重ね
    合わせて所定のシリンダの鍵穴に入れた時、シリンダ内
    で重ねたキー巾が変化するように摺動させるガイド機構
    を設ける。このガイド機構を介して所定の位置でロック
    させるロック機構を設ける。以上のように構成されたこ
    とを特徴とするシリンダ錠保護装置。
  2. 【請求項2】 請求項1におけるロックプレートとガイ
    ドプレートを重ね合わせて所定のシリンダの鍵穴に入れ
    た時、シリンダ内で重ねたキー巾が変化するように摺動
    させるガイド機構を、ロックプレートと一体化されたU
    溝を有する円柱形のベースと、そのU溝をスライドする
    ガイドプレートと一体化された両端にボールを有するス
    ライダーと、これらのボールを内接させ、ボールの軌跡
    の一部にカムを有する非磁性体の円筒形のカバー本体に
    よって構成すると共に、このガイド機構を介して、所定
    の位置でロックさせるロック機構を非磁性体の円柱形の
    ベースの孔にスプリングと共に埋め込まれたスチールピ
    ンまたはマグネットピンを設け、当該スチールピンまた
    はマグネットピンを引っ掛ける孔または溝等を有するベ
    ースを内接させる先記した非磁性体の円筒形のカバー本
    体を設ける。当該カバー本体の外側から所定のマグネッ
    トによって解錠するマグネットキーを設ける。以上によ
    って構成されたことを特徴とする請求項1のシリンダ錠
    保護装置。
JP1994012410U 1994-08-30 1994-08-30 シリンダ錠保護装置 Expired - Lifetime JP3008407U (ja)

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