JP3943858B2 - グロメット - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、車両としての自動車などの車体を構成するパネルに取り付けられかつ内側にワイヤハーネスを通すグロメットに関する。
【0002】
【従来の技術】
車両としての自動車などの車体を構成するパネル102(図11及び図12に示す)に設けられた孔103(図12に示す)の内側にワイヤハーネスを通し、かつ前記ワイヤハーネスに水などの水分が付着することを防止するために、例えば、図9ないし図12に示したグロメット101を用いる。なお、図12に示した場合では、前記孔103は、平面形状がほぼ小判状の長孔形状に形成されている。
【0003】
図9ないし図12に例示されたグロメット101は、筒状に形成されているとともに、前記パネル102に取り付けられかつ内側に前述したワイヤハーネスを通す。この種のグロメット101には、前記孔103への嵌合が容易であるとともに、確実なシール性能を備えることが品質上求められている。
【0004】
図9ないし図12に例示されたグロメット101は、筒状に形成されたグロメット本体104と、嵌合部105と、フランジ部106と、リップ107と、を備えている。嵌合部105は、グロメット本体104の端に設けられており、前記孔103に嵌合する。フランジ部106は、前記嵌合部105が設けられたグロメット本体104の端部に設けられている。
【0005】
フランジ部106は、前記グロメット本体104から該グロメット本体104即ちグロメット101の外周方向に突出している。フランジ部106は、グロメット本体104の全周に亘って設けられている。フランジ部106は、互いに間隔をあける一対の直線部108と、互いに間隔をあけかつ前記一対の直線部108を互いに連ねる一対の円弧部109と、を備えている。
【0006】
リップ107は、前記フランジ部106の外縁部に、該フランジ部106の全周に亘って設けられている。リップ107は、嵌合部105が孔103に嵌合すると、図12に示すように、前記パネル102に接触する。リップ107は、前記パネル102との間を液密に保って、該パネル102との間からグロメット本体104内に水などの液体が侵入することを防止する。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
前記グロメット101は、防水性を確保するために、弾性変形自在なゴムなどから成形される。このため、グロメット101は、特に嵌合部105が前記孔103より若干大きく形成される。
【0008】
このため、図12に示すように嵌合部105が孔103に嵌合してパネル102に取り付けられると、図11に示すように、一対の直線部108それぞれの中央部がグロメット本体104の内側に変位するように、フランジ部106が撓むことがある。このように、従来のグロメット101は、直線部108が撓むなどの美観を損なうおそれがあった。そして、リップ107はパネル102に密接して、該パネル102との間を液密に保っていても、前記自動車などの使用者などに、グロメット101のシール性に疑問を与えることが考えられる。
【0009】
したがって、本発明の目的は、車両の車体に取り付けられた場合に、美観を損なうことを防止できるグロメットを提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】
前記課題を解決し目的を達成するために、請求項1に記載の本発明のグロメットは、互いに間隔をあける一対の直線部と、互いに間隔をあけかつ前記一対の直線部を互いに連ねる一対の円弧部と、を有しかつこれらの一対の直線部と一対の円弧部とで囲まれる空間内にワイヤハーネスを通すとともに、車両の車体を構成するパネルに設けられた孔に嵌合するとともに前記空間と連なる筒状に形成された嵌合部を備えたグロメットにおいて、前記一対の直線部と前記一対の円弧部の外縁部の全周に亘って設けられ、かつ、前記嵌合部が前記孔に嵌合すると前記パネルと接触して該パネルとの間を液密に保つリップと、前記一対の直線部それぞれから外方向に突出した突出部と、を備え、前記突出部は、前記一対の円弧部が互いに間隔をあける方向に沿って前記一対の直線部それぞれの中央に設けられ、かつ前記円弧部に近づくのにしたがって前記直線部からの突出量が徐々に減少して、前記嵌合部が前記孔に嵌合すると前記直線部が窪むことを許容して外縁が直線状となることを特徴としている。
【0012】
請求項2に記載の本発明のグロメットは、互いに間隔をあける一対の第1直線部と、互いに間隔をあけかつ前記一対の第1直線部を互いに連ねる一対の第2直線部と、を有しかつこれらの一対の第1直線部と一対の第2直線部とで囲まれる空間内にワイヤハーネスを通すとともに、車両の車体を構成するパネルに設けられた孔に嵌合するとともに前記空間と連なる筒状に形成された嵌合部を備えたグロメットにおいて、前記一対の第1直線部と前記一対の第2直線部の外縁部の全周に亘って設けられ、かつ、前記嵌合部が前記孔に嵌合すると前記パネルと接触して該パネルとの間を液密に保つリップと、前記一対の第1直線部それぞれから外方向に突出した第1突出部と、を備え、前記第1突出部は、前記一対の第2直線部が互いに間隔をあける方向に沿って前記一対の第1直線部それぞれの中央に設けられ、かつ前記第2直線部に近づくのにしたがって前記第1直線部からの突出量が徐々に減少して、前記嵌合部が前記孔に嵌合すると前記第1直線部が窪むことを許容して外縁が直線状となることを特徴としている。
【0014】
請求項3に記載の本発明のグロメットは、互いに間隔をあける一対の第1直線部と、互いに間隔をあけかつ前記一対の第1直線部を互いに連ねる一対の第2直線部と、を有しかつこれらの一対の第1直線部と一対の第2直線部とで囲まれる空間内にワイヤハーネスを通すとともに、車両の車体を構成するパネルに設けられた孔に嵌合するとともに前記空間と連なる筒状に形成された嵌合部を備えたグロメットにおいて、前記一対の第1直線部と前記一対の第2直線部の外縁部の全周に亘って設けられ、かつ、前記嵌合部が前記孔に嵌合すると前記パネルと接触して該パネルとの間を液密に保つリップと、前記一対の第2直線部それぞれから外方向に突出した第2突出部と、を備え、前記第2突出部は、前記一対の第1直線部が互いに間隔をあける方向に沿って前記一対の第2直線部それぞれの中央に設けられ、かつ前記第1直線部に近づくのにしたがって前記第2直線部からの突出量が徐々に減少して、前記嵌合部が前記孔に嵌合すると前記第2直線部が窪むことを許容して外縁が直線状となることを特徴としている。
【0016】
請求項4に記載の本発明のグロメットは、互いに間隔をあける一対の第1直線部と、互いに間隔をあけかつ前記一対の第1直線部を互いに連ねる一対の第2直線部と、を有しかつこれらの一対の第1直線部と一対の第2直線部とで囲まれる空間内にワイヤハーネスを通すとともに、車両の車体を構成するパネルに設けられた孔に嵌合するとともに前記空間と連なる筒状に形成された嵌合部を備えたグロメットにおいて、前記一対の第1直線部と前記一対の第2直線部の外縁部の全周に亘って設けられ、かつ、前記嵌合部が前記孔に嵌合すると前記パネルと接触して該パネルとの間を液密に保つリップと、前記一対の第1直線部それぞれから外方向に突出した第1突出部と、前記一対の第2直線部それぞれから外方向に突出した第2突出部と、を備え、前記第1突出部は、前記一対の第2直線部が互いに間隔をあける方向に沿って前記一対の第1直線部それぞれの中央に設けられ、かつ前記第2直線部に近づくのにしたがって前記第1直線部からの突出量が徐々に減少して、前記嵌合部が前記孔に嵌合すると前記第1直線部が窪むことを許容して外縁が直線状となるとともに、前記第2突出部は、前記一対の第1直線部が互いに間隔をあける方向に沿って前記一対の第2直線部それぞれの中央に設けられ、かつ前記第1直線部に近づくのにしたがって前記第2直線部からの突出量が徐々に減少して、前記嵌合部が前記孔に嵌合すると前記第2直線部が窪むことを許容して外縁が直線状となることを特徴としている。
【0018】
請求項1に記載したグロメットによれば、直線部から外方向に突出した突出部を備えている。このため、パネルに取り付けられた際に生じるひずみを、前記突出部が支えることとなる。また、前記突出部と直線部とを合わせた厚みが厚くなるので、前記パネルに取り付けられた際に、前記直線部が撓みにくくなる。
【0019】
また、突出部が直線部から外方向に突出しているので、リップの変形のしやすさに何ら影響を与えない。
【0020】
弧部に近づくのにしたがって突出部の直線部からの突出量が徐々に減少している。また、突出部が直線部の中央に設けられている。このため、突出部と直線部とを合わせた厚みが、前記直線部の中央で最も厚くなっている。したがって、前記パネルに取り付けられた際に、前記直線部がより撓みにくくなる。
【0021】
請求項2に記載した本発明のグロメットによれば、第1直線部から外方向に突出した第1突出部を備えている。このため、パネルに取り付けられた際に生じるひずみを、前記第1突出部が支えることとなる。また、前記第1突出部と第1直線部とを合わせた厚みが厚くなるので、前記パネルに取り付けられた際に、前記第1直線部が撓みにくくなる。
【0022】
また、第1突出部が第1直線部から外方向に突出しているので、リップの変形のしやすさに何ら影響を与えない。
【0023】
2直線部に近づくのにしたがって第1突出部の第1直線部からの突出量が徐々に減少している。また、第1突出部が第1直線部の中央に設けられている。このため、第1突出部と第1直線部とを合わせた厚みが、前記第1直線部の中央で最も厚くなっている。したがって、前記パネルに取り付けられた際に、前記第1直線部がより撓みにくくなる。
【0024】
請求項3に記載した本発明のグロメットによれば、第2直線部から外方向に突出した第2突出部を備えている。このため、パネルに取り付けられた際に生じるひずみを、前記第2突出部が支えることとなる。また、前記第2突出部と第2直線部とを合わせた厚みが厚くなるので、前記パネルに取り付けられた際に、前記第2直線部が撓みにくくなる。
【0025】
また、第2突出部が第2直線部から外方向に突出しているので、リップの変形のしやすさに何ら影響を与えない。
【0026】
1直線部に近づくのにしたがって第2突出部の第2直線部からの突出量が徐々に減少している。また、第2突出部が第2直線部の中央に設けられている。このため、第2突出部と第2直線部とを合わせた厚みが、前記第2直線部の中央で最も厚くなっている。したがって、前記パネルに取り付けられた際に、前記第2直線部がより撓みにくくなる。
【0027】
請求項4に記載した本発明のグロメットによれば、第1直線部から外方向に突出した第1突出部と、第2直線部から外方向に突出した第2突出部と、を備えている。このため、パネルに取り付けられた際に生じるひずみを、前記第1突出部と第2突出部が支えることとなる。また、前記第1突出部と第1直線部とを合わせた厚みと、第2突出部と第2直線部とを合わせた厚みとがそれぞれ厚くなるので、前記パネルに取り付けられた際に、前記第1直線部及び第2直線部が撓みにくくなる。
【0028】
また、第1突出部が第1直線部から外方向に突出しているとともに、第2突出部が第2直線部から外方向に突出しているので、リップの変形のしやすさに何ら影響を与えない。
【0029】
1突出部と第1直線部とを合わせた厚みが、前記第1直線部の中央で最も厚くなっている。第2突出部と第2直線部とを合わせた厚みが、前記第2直線部の中央で最も厚くなっている。したがって、前記パネルに取り付けられた際に、前記第1直線部と前記第2直線部とがより撓みにくくなる。
【0030】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の第1の実施形態にかかるグロメットを、図1ないし図4を参照して説明する。本発明の第1の実施形態にかかるグロメット1(図1ないし図4に示す)は、車両としての自動車などの車体を構成するパネル2(図3に示す)に設けられた孔3(図3中に点線で示す)に取り付けられる。グロメット1は、筒状に形成されているとともに、内側に前記自動車に配索されるワイヤハーネスを通す。グロメット1は、前記ワイヤハーネスに水などの水分が付着することを防止する。図3に示す場合では、前記孔3は、平面形状がほぼ小判状の長孔形状に形成されている。
【0031】
グロメット1は、弾性変形自在なゴムなどからなる。グロメット1は、図1に示すように、筒状に形成されたグロメット本体4と、嵌合部5(図2に示す)と、フランジ部6と、リップ7(図2に示す)と、突出部10と、を一体に備えている。グロメット本体4は、内側にワイヤハーネスを通す。嵌合部5は、グロメット本体4の端に設けられており、図4に示すように、前記孔3に嵌合する。嵌合部5は、前記グロメット本体4から離れるのにしたがって段階的に内外径が変化する筒状に形成されている。嵌合部5は、グロメット本体4即ち後述する空間Kと連通している(連なっている)。
【0032】
フランジ部6は、前記嵌合部5が設けられたグロメット本体4の端部に設けられている。フランジ部6は、グロメット本体4の端部から該グロメット本体4の外周方向に向かって突出している。フランジ部6は、一対の直線部8と、一対の円弧部9と、を一体に備えている。
【0033】
一対の直線部8は、互いに間隔をあけて配されている。一対の直線部8は、互いに平行に配されている。一対の円弧部9は、互いに間隔をあけて配されている。円弧部9それぞれは、両端部が一対の直線部8それぞれと連なっている。このため、円弧部9それぞれは、一対の直線部8を互いに連ねている。
【0034】
一対の直線部8と一対の円弧部9とが前述したように互いに連なっておりかつこれらの直線部8と円弧部9とがグロメット本体4から外周方向に突出している。このため、フランジ部6は、一対の直線部8と一対の円弧部9とで囲まれる空間K(図2及び図4に示す)内にワイヤハーネスを通す。また、空間Kは、グロメット本体4と連通している。
【0035】
リップ7は、一対の直線部8と一対の円弧部9の外縁部の全周に亘って設けられている。即ち、リップ7は、フランジ部6の全周に亘って、該フランジ部6の外縁部に設けられている。リップ7は、嵌合部5が孔3に嵌合すると前記パネル2と接触して、その先端部がフランジ部6の外周方向に向かうように、該パネル2により弾性変形される。リップ7は、パネル2との間を液密に保って、嵌合部5及びグロメット本体4の内側即ちグロメット1の内側に水などの液体が侵入することを防止する。
【0036】
突出部10は、一対の直線部8それぞれからフランジ部6即ちグロメット1の外周方向(外方向)に向かって突出している。突出部10は、図1に示すように、一対の円弧部9が互いに相対する方向(間隔をあける方向)に沿って、一対の直線部8それぞれの中央に設けられている。突出部10は、円弧部9に近づくのにしたがって、直線部8からの突出量が徐々に減少するように形成されている。
【0037】
突出部10がフランジ部6の直線部8それぞれから突出しており、リップ7がフランジ部6の外縁部に設けられている。このため、突出部10は、リップ7の基端側に設けられている。また、突出部10がフランジ部6の直線部8から突出しているため、フランジ部6の直線部8と突出部10とを合わせた厚みが円弧部9の厚みより厚くなっている。また、突出部10が円弧部9に近づくのにしたがって直線部8からの突出量が徐々に減少しているので、フランジ部6の直線部8と突出部10とを合わせた厚みが直線部8の中央で最も厚くなっている。
【0038】
本実施形態によれば、一対の直線部8から外方向に突出した突出部10を備えている。円弧部9に近づくのにしたがって突出部10の直線部8からの突出量が徐々に減少している。また、突出部10が直線部8の中央に設けられている。突出部10と直線部8とを合わせた厚みが、前記直線部8の中央で最も厚くなっている。
【0039】
このため、嵌合部5が孔3に嵌合してパネル2に取り付けられた際に生じるひずみを、前記突出部10が支えることとなる。また、前記突出部10と直線部8とを合わせた厚みが厚くなるので、前記直線部8が撓みにくくなる。このため、前記パネル2に取り付けられた際に、図3に示すように、直線部8と突出部10とが、弾性変形しても、一対の円弧部9が互いに間隔をあける方向に沿った直線となる。したがって、グロメット1は、前記パネル2に取り付けられた際に、美観を損なうことを防止できる。
【0040】
また、パネル2に取り付けられた際に生じるひずみを、前記突出部10と直線部8が支えることとなる。このため、前記パネル2に取り付けられた際に、リップ7が前記ひずみの影響を受けて変形することを防止できる。したがって、リップ7は、前記パネル2との間を確実に液密に保つことができる。
【0041】
さらに、突出部10が一対の直線部8から外方向に突出しており、リップ7の基端側に配されている。このため、突出部10が、リップ7の変形のしやすさに何ら影響を与えない。したがって、グロメット1は、前記パネル2に取り付けにくくならない。
【0042】
次に、本発明の第2の実施形態にかかるグロメットを図5ないし図8を参照して説明する。なお、前述した第1の実施形態と同一構成部分には、同一符号を付して説明を省略する。本実施形態では、パネル2に設けられた孔3は、平面形状が略矩形状に形成されている。孔3は、四隅が円弧状に形成されている。
【0043】
本実施形態にかかるグロメット1のフランジ部6は、図5に示すように、一対の第1直線部11と、一対の第2直線部12と、を一体に備えている。また、グロメット1は、第1突出部21と、第2突出部22とを備えている。
【0044】
一対の第1直線部11は、互いに間隔をあけて配されている。一対の第1直線部11は、互いに平行に配されている。一対の第2直線部12は、互いに間隔をあけて配されている。一対の第2直線部12は、互いに平行に配されている。第2直線部12それぞれは、両端部が一対の第1直線部11それぞれと連なっている。このため、第2直線部12それぞれは、一対の第1直線部11を互いに連ねている。
【0045】
これらの第1直線部11と第2直線部12とが互いに連なっておりかつこれらの直線部11,12がグロメット本体4から外周方向に突出している。このため、フランジ部6は、直線部11,12で囲まれる空間K(図6及び図8に示す)内にワイヤハーネスを通す。また、空間Kは、グロメット本体4と連通している。さらに、第1直線部11と第2直線部12とは、互いに直交している。第1直線部11と第2直線部12とが連なるフランジ部6の隅は、円弧状に形成されている。
【0046】
第1突出部21は、一対の第1直線部11それぞれからフランジ部6即ちグロメット1の外周方向(外方向)に向かって突出している。第1突出部21は、図5に示すように、一対の第2直線部12が互いに相対する方向(間隔をあける方向)に沿って、一対の第1直線部11それぞれの中央に設けられている。第1突出部21は、第2直線部12に近づくのにしたがって、第1直線部11からの突出量が徐々に減少するように形成されている。
【0047】
第2突出部22は、一対の第2直線部12それぞれからフランジ部6即ちグロメット1の外周方向(外方向)に向かって突出している。第2突出部22は、図5に示すように、一対の第1直線部11が互いに相対する方向(間隔をあける方向)に沿って、一対の第2直線部12それぞれの中央に設けられている。第2突出部22は、第1直線部11に近づくのにしたがって、第2直線部12からの突出量が徐々に減少するように形成されている。
【0048】
リップ7は、一対の第1直線部11と一対の第2直線部12の外縁部の全周に亘って設けられている。即ち、リップ7は、フランジ部6の外縁部の全周に亘って設けられている。突出部21,22が直線部11,12それぞれから突出しており、リップ7がフランジ部6の外縁部に設けられている。このため、突出部21,22は、リップ7の基端側に設けられている。また、突出部21,22が直線部11,12から突出しているため、これら突出部21,22と直線部11,12とを合わせた厚みが厚くなっている。また、突出部21,22が直線部12,11に近づくのにしたがって直線部11,12からの突出量が徐々に減少しているので、突出部21,22と直線部11,12とを合わせた厚みが、直線部11,12の中央で最も厚くなっている。
【0049】
本実施形態によれば、一対の第1直線部11から外方向に突出した第1突出部21を備えている。第2直線部12に近づくのにしたがって第1突出部21の第1直線部11からの突出量が徐々に減少している。また、第1突出部21が第1直線部11の中央に設けられている。第1突出部21と第1直線部11とを合わせた厚みが、前記第1直線部11の中央で最も厚くなっている。
【0050】
また、一対の第2直線部12から外方向に突出した第2突出部22を備えている。第1直線部11に近づくのにしたがって第2突出部22の第2直線部12からの突出量が徐々に減少している。また、第2突出部22が第2直線部12の中央に設けられている。第2突出部22と第2直線部12とを合わせた厚みが、前記第2直線部12の中央で最も厚くなっている。
【0051】
このため、嵌合部5が孔3に嵌合してパネル2に取り付けられた際に生じるひずみを、前記突出部21,22が支えることとなる。また、前記突出部21,22と直線部11,12とを合わせた厚みが厚くなるので、前記直線部11,12が撓みにくくなる。このため、前記パネル2に取り付けられた際に、図7に示すように、第1直線部11と第1突出部21とが弾性変形しても、これらの第1直線部11と第1突出部21とが一対の第2直線部12が互いに間隔をあける方向に沿った直線となる。
【0052】
また、前記パネル2に取り付けられた際に、図7に示すように、第2直線部12と第2突出部22とが弾性変形しても、これらの第2直線部12と第2突出部22とが一対の第1直線部11が互いに間隔をあける方向に沿った直線となる。したがって、グロメット1は、前記パネル2に取り付けられた際に、美観を損なうことを防止できる。
【0053】
また、パネル2に取り付けられた際に生じるひずみを、前記突出部21,22と直線部11,12が支えることとなる。このため、前記パネル2に取り付けられた際に、リップ7が前記ひずみの影響を受けて変形することを防止できる。したがって、リップ7は、前記パネル2との間を確実に液密に保つことができる。
【0054】
さらに、突出部21,22が直線部11,12から外方向に突出しており、リップ7の基端側に配されている。このため、突出部21,22がリップ7の変形のしやすさに何ら影響を与えない。したがって、グロメット1は、前記パネル2に取り付けにくくならない。
【0055】
なお、前述した第2の実施形態のグロメット1は、第1直線部11から突出した第1突出部21と、第2直線部12から突出した第2突出部22と、の双方を備えている。しかしながら、本発明では、前記第1突出部21と第2突出部22とのうち少なくとも一方を備えていればよい。即ち、第1突出部21のみ備えていても良く、第2突出部22のみ備えていても良く、第1及び第2突出部21,22の双方を備えていても良い。
【0056】
これらの場合でも、前述した第2の実施形態のように、直線部11,12などが窪むことを防止でき、美観を損ねることを防止できる。また、リップ7の変形を抑制して、防水性を低下させない。さらに、パネル2に取り付けにくくならない。
【0057】
【発明の効果】
以上説明したように、請求項1に記載の本発明は、直線部から外方向に突出した突出部を備えている。このため、パネルに取り付けられた際に生じるひずみを、前記突出部が支えることとなる。また、前記突出部と直線部とを合わせた厚みが厚くなるので、前記パネルに取り付けられた際に、前記直線部が撓みにくくなる。このため、前記パネルに取り付けられた際に、直線部と突出部とが弾性変形しても、一対の円弧部が互いに間隔をあける方向に沿った直線となる。したがって、前記パネルに取り付けられた際に、美観を損なうことを防止できる。
【0058】
また、パネルに取り付けられた際に生じるひずみを、前記突出部が支えることとなる。このため、前記パネルに取り付けられた際に、リップが前記ひずみの影響を受けて変形することを防止できる。したがって、リップは、前記パネルとの間を確実に液密に保つことができる。
【0059】
さらに、突出部が直線部から外方向に突出しているので、リップの変形のしやすさに何ら影響を与えない。したがって、前記パネルに取り付けにくくならない。
【0060】
弧部に近づくのにしたがって突出部の直線部からの突出量が徐々に減少している。また、突出部が直線部の中央に設けられている。このため、突出部と直線部とを合わせた厚みが、前記直線部の中央で最も厚くなっている。したがって、前記パネルに取り付けられた際に、前記直線部がより撓みにくくなる。このため、直線部と突出部とが弾性変形しても、一対の円弧部が互いに間隔をあける方向に沿った直線となる。したがって、前記パネルに取り付けられた際に、美観を損なうことをより確実に防止できる。
【0061】
請求項2に記載の本発明は、第1直線部から外方向に向かって突出した第1突出部を備えている。このため、パネルに取り付けられた際に生じるひずみを、前記第1突出部が支えることとなる。また、前記第1突出部と第1直線部とを合わせた厚みが厚くなるので、前記パネルに取り付けられた際に、前記第1直線部が撓みにくくなる。第1直線部と第1突出部とが弾性変形しても、一対の第2直線部が互いに間隔をあける方向に沿った直線となる。したがって、前記パネルに取り付けられた際に、美観を損なうことを防止できる。
【0062】
また、パネルに取り付けられた際に生じるひずみを、前記第1突出部が支えることとなる。このため、前記パネルに取り付けられた際に、リップが前記ひずみの影響を受けて変形することを防止できる。したがって、リップは、前記パネルとの間を確実に液密に保つことができる。
【0063】
さらに、第1突出部が第1直線部から外方向に突出しているので、リップの変形のしやすさに何ら影響を与えない。したがって、前記パネルに取り付けにくくならない。
【0064】
2直線部に近づくのにしたがって第1突出部の第1直線部からの突出量が徐々に減少している。また、第1突出部が第1直線部の中央に設けられている。このため、第1突出部と第1直線部とを合わせた厚みが、前記第1直線部の中央で最も厚くなっている。したがって、前記パネルに取り付けられた際に、前記第1直線部がより撓みにくくなる。このため、第1直線部と第1突出部とが弾性変形しても、一対の第2直線部が互いに間隔をあける方向に沿った直線となる。したがって、前記パネルに取り付けられた際に、美観を損なうことをより確実に防止できる。
【0065】
請求項3に記載の本発明は、第2直線部から外方向に突出した第2突出部を備えている。このため、パネルに取り付けられた際に生じるひずみを、前記第2突出部が支えることとなる。また、前記第2突出部と第2直線部とを合わせた厚みが厚くなるので、前記パネルに取り付けられた際に、前記第2直線部が撓みにくくなる。このため、第2直線部と第2突出部とが弾性変形しても、一対の第1直線部が互いに間隔をあける方向に沿った直線となる。したがって、前記パネルに取り付けられた際に、美観を損なうことを防止できる。
【0066】
また、パネルに取り付けられた際に生じるひずみを、前記第2突出部が支えることとなる。このため、前記パネルに取り付けられた際に、リップが前記ひずみの影響を受けて変形することを防止できる。したがって、リップは、前記パネルとの間を確実に液密に保つことができる。
【0067】
また、第2突出部が第2直線部から外方向に突出しているので、リップの変形のしやすさに何ら影響を与えない。したがって、前記パネルに取り付けにくくならない。
【0068】
1直線部に近づくのにしたがって第2突出部の第2直線部からの突出量が徐々に減少している。また、第2突出部が第2直線部の中央に設けられている。このため、第2突出部と第2直線部とを合わせた厚みが、前記第2直線部の中央で最も厚くなっている。したがって、前記パネルに取り付けられた際に、前記第2直線部がより撓みにくくなる。このため、第2直線部と第2突出部とが弾性変形しても、一対の第1直線部が互いに間隔をあける方向に沿った直線となる。したがって、前記パネルに取り付けられた際に、美観を損なうことをより確実に防止できる。
【0069】
請求項4に記載の本発明は、第1直線部から外方向に突出した第1突出部と、第2直線部から外方向に突出した第2突出部と、を備えている。このため、パネルに取り付けられた際に生じるひずみを、前記第1突出部と第2突出部が支えることとなる。また、前記第1突出部と第1直線部とを合わせた厚みと、第2突出部と第2直線部とを合わせた厚みとがそれぞれ厚くなるので、前記パネルに取り付けられた際に、前記第1直線部及び第2直線部が撓みにくくなる。このため、弾性変形しても、第1直線部及び第1突出部と第2直線部及び第2突出部とが、それぞれ、直線となる。したがって、前記パネルに取り付けられた際に、美観を損なうことを防止できる。
【0070】
また、パネルに取り付けられた際に生じるひずみを、前記第1突出部と第2突出部が支えることとなる。このため、前記パネルに取り付けられた際に、リップが前記ひずみの影響を受けて変形することを防止できる。したがって、リップは、前記パネルとの間を確実に液密に保つことができる。
【0071】
さらに、第1突出部が第1直線部から外方向に突出しているとともに、第2突出部が第2直線部から外方向に突出しているので、リップの変形のしやすさに何ら影響を与えない。したがって、リップは、前記パネルとの間を確実に液密に保つことができる。
【0072】
1突出部と第1直線部とを合わせた厚みが、前記第1直線部の中央で最も厚くなっている。第2突出部と第2直線部とを合わせた厚みが、前記第2直線部の中央で最も厚くなっている。したがって、前記パネルに取り付けられた際に、前記第1直線部と前記第2直線部とがより撓みにくくなる。このため、弾性変形しても、第1直線部及び第1突出部と第2直線部及び第2突出部とが、それぞれ、直線となる。したがって、前記パネルに取り付けられた際に、美観を損なうことをより確実に防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態にかかるグロメットの要部を示す平面図である。
【図2】図1中のII−II線に沿う断面図である。
【図3】図1に示されたグロメットがパネルに取り付けられた状態を示す平面図である。
【図4】図3中のIV−IV線に沿う断面図である。
【図5】本発明の第2の実施形態にかかるグロメットの要部を示す平面図である。
【図6】図5中のVI−VI線に沿う断面図である。
【図7】図5に示されたグロメットがパネルに取り付けられた状態を示す平面図である。
【図8】図7中のVIII−VIII線に沿う断面図である。
【図9】従来のグロメットの要部を示す平面図である。
【図10】図9中のX−X線に沿う断面図である。
【図11】図9に示されたグロメットがパネルに取り付けられた状態を示す平面図である。
【図12】図11中のXII−XII線に沿う断面図である。
【符号の説明】
1 グロメット
2 パネル
3 孔
5 嵌合部
7 リップ
8 直線部
9 円弧部
10 突出部
11 第1直線部
12 第2直線部
21 第1突出部
22 第2突出部
K 空間

Claims (4)

  1. 互いに間隔をあける一対の直線部と、互いに間隔をあけかつ前記一対の直線部を互いに連ねる一対の円弧部と、を有しかつこれらの一対の直線部と一対の円弧部とで囲まれる空間内にワイヤハーネスを通すとともに、
    車両の車体を構成するパネルに設けられた孔に嵌合するとともに前記空間と連なる筒状に形成された嵌合部を備えたグロメットにおいて、
    前記一対の直線部と前記一対の円弧部の外縁部の全周に亘って設けられ、かつ、前記嵌合部が前記孔に嵌合すると前記パネルと接触して該パネルとの間を液密に保つリップと、
    前記一対の直線部それぞれから外方向に突出した突出部と、を備え、
    前記突出部は、前記一対の円弧部が互いに間隔をあける方向に沿って前記一対の直線部それぞれの中央に設けられ、かつ前記円弧部に近づくのにしたがって前記直線部からの突出量が徐々に減少して、前記嵌合部が前記孔に嵌合すると前記直線部が窪むことを許容して外縁が直線状となることを特徴とするグロメット。
  2. 互いに間隔をあける一対の第1直線部と、互いに間隔をあけかつ前記一対の第1直線部を互いに連ねる一対の第2直線部と、を有しかつこれらの一対の第1直線部と一対の第2直線部とで囲まれる空間内にワイヤハーネスを通すとともに、
    車両の車体を構成するパネルに設けられた孔に嵌合するとともに前記空間と連なる筒状に形成された嵌合部を備えたグロメットにおいて、
    前記一対の第1直線部と前記一対の第2直線部の外縁部の全周に亘って設けられ、かつ、前記嵌合部が前記孔に嵌合すると前記パネルと接触して該パネルとの間を液密に保つリップと、
    前記一対の第1直線部それぞれから外方向に突出した第1突出部と、を備え、
    前記第1突出部は、前記一対の第2直線部が互いに間隔をあける方向に沿って前記一対の第1直線部それぞれの中央に設けられ、かつ前記第2直線部に近づくのにしたがって前記第1直線部からの突出量が徐々に減少して、前記嵌合部が前記孔に嵌合すると前記第1直線部が窪むことを許容して外縁が直線状となることを特徴とする記載のグロメット。
  3. 互いに間隔をあける一対の第1直線部と、互いに間隔をあけかつ前記一対の第1直線部を互いに連ねる一対の第2直線部と、を有しかつこれらの一対の第1直線部と一対の第2直線部とで囲まれる空間内にワイヤハーネスを通すとともに、
    車両の車体を構成するパネルに設けられた孔に嵌合するとともに前記空間と連なる筒状に形成された嵌合部を備えたグロメットにおいて、
    前記一対の第1直線部と前記一対の第2直線部の外縁部の全周に亘って設けられ、かつ、前記嵌合部が前記孔に嵌合すると前記パネルと接触して該パネルとの間を液密に保つリップと、
    前記一対の第2直線部それぞれから外方向に突出した第2突出部と、を備え、
    前記第2突出部は、前記一対の第1直線部が互いに間隔をあける方向に沿って前記一対の第2直線部それぞれの中央に設けられ、かつ前記第1直線部に近づくのにしたがって前記第2直線部からの突出量が徐々に減少して、前記嵌合部が前記孔に嵌合すると前記第2直線部が窪むことを許容して外縁が直線状となることを特徴とするグロメット。
  4. 互いに間隔をあける一対の第1直線部と、互いに間隔をあけかつ前記一対の第1直線部を互いに連ねる一対の第2直線部と、を有しかつこれらの一対の第1直線部と一対の第2直線部とで囲まれる空間内にワイヤハーネスを通すとともに、
    車両の車体を構成するパネルに設けられた孔に嵌合するとともに前記空間と連なる筒状に形成された嵌合部を備えたグロメットにおいて、
    前記一対の第1直線部と前記一対の第2直線部の外縁部の全周に亘って設けられ、かつ、前記嵌合部が前記孔に嵌合すると前記パネルと接触して該パネルとの間を液密に保つリップと、
    前記一対の第1直線部それぞれから外方向に突出した第1突出部と、
    前記一対の第2直線部それぞれから外方向に突出した第2突出部と、を備え、
    前記第1突出部は、前記一対の第2直線部が互いに間隔をあける方向に沿って前記一対の第1直線部それぞれの中央に設けられ、かつ前記第2直線部に近づくのにしたがって前記第1直線部からの突出量が徐々に減少して、前記嵌合部が前記孔に嵌合すると前記第1直線部が窪むことを許容して外縁が直線状となるとともに、
    前記第2突出部は、前記一対の第1直線部が互いに間隔をあける方向に沿って前記一対の第2直線部それぞれの中央に設けられ、かつ前記第1直線部に近づくのにしたがって前記第2直線部からの突出量が徐々に減少して、前記嵌合部が前記孔に嵌合すると前記第2直線部が窪むことを許容して外縁が直線状となることを特徴とするグロメット。
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