JP3943340B2 - エンジン用ベアリングケース - Google Patents

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  • Lubrication Of Internal Combustion Engines (AREA)
  • Lubrication Details And Ventilation Of Internal Combustion Engines (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、エンジンのクランクシャフト支持用ベアリングを収容保持するためのベアリングケースに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、草刈機や動力噴霧機、発電機等の動力源として、OHV(頭上弁)型やOHC(頭上カム軸)型の汎用エンジンが広く用いられている。このような汎用エンジンでは一般に、クランクシャフトの支持はボールベアリング(以下、ベアリングと略記する)によって行われる。すなわち、クランクシャフトの両端にベアリングを配し、これらによってクランクシャフトを支持しているものが多い。
【0003】
また、ベアリングの保持は、クランクケースとそれに取り付けられたメインベアリングケース(以下、ベアリングケースと略記する)にて行われる。この際、一方側のベアリングは、クランクケース壁面に設けたベアリング保持部にて収容保持される。また、他方側のベアリングは、ベアリングケースに収容保持されるのが一般的である。
【0004】
図6は、従来のベアリングケースを用いたエンジンの構成を示す断面図である。従来のベアリングケース100では、図6に示すように、その側壁101の中央部にベアリング保持部102が突出形成されている。一方、ベアリングケース100の外周部は、クランクケースのカバー取付面とガスケットを介して接合されるクランクケース取付部(以下、取付部と略記する)103が形成されている。また、取付部103とベアリング保持部102との間には、肉抜部104が設けられている。そして、ベアリング保持部102に、図示しないボールベアリングを収容し、これによりクランクシャフトの一端側を保持している。
【0005】
また、図6のエンジンでは、クランクケース106の下部にはオイルパン107が形成され、そこには潤滑オイル108が貯留されている。この潤滑オイル108は、クランクシャフト109の回転に伴って、オイルディッパ110により掻き上げられ、そのオイル飛沫により図示しないチェーンやスプロケット等の動弁系の潤滑を行っている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、クランクシャフトには、爆発行程などの際に軸方向とは直角方向の力も作用する。このため、前記ベアリングには、回転方向の力の他にクランクシャフトと直角方向(径方向)の力も作用する。そして、図6のベアリングケース100では、この力をベアリング保持部102にて受けている。
【0007】
しかしながら、前記ベアリングケース100では、取付部103がベアリング保持部102に対してオーバーハングした形となっている。このため、ベアリング保持部102が径方向の力を受けると、ベアリング保持部102は基部から撓んで側壁101に歪みが生じる。また、取付部103には、径方向の力によるモーメントを受ける。そして、取付部103とクランクケースとの間には、このモーメントにより圧縮力や剪断力が働く。このため、両者の間に介装されたガスケットにはこれらの力が繰り返し付加され、それに応じてガスケットも繰り返し変形される。従って、ガスケットの損傷が進行し易く、ガスケット損傷によるオイル漏れが発生する恐れがあるという問題があった。
【0008】
特に、高回転、高出力化が進む今日では、ベアリング保持部102が受ける力がさらに大きくなる傾向がある。従って、図6のようなベアリングケースでは、この力に十分対抗できず、その改善が求められていた。
【0009】
一方、図6のエンジンが斜面などにて傾斜配置された場合、クランクケース106内に貯留されている潤滑オイル108の油面は、図6に波線で示したような状態に傾く。この場合、図6のベアリングケース100では、その下方にオイルパン107を形成する空隙が設けられているため、潤滑オイル108が空隙内に入り込むことにより、油面がより図6において右寄りとなる。このため、オイルディッパ110が油面にかからなくなり、動弁系に潤滑オイル108を十分に供給できないという問題があった。
【0010】
本発明の目的は、メインベアリングケースの剛性アップを図ると共に、エンジン傾斜配置時における動弁系の潤滑性を確保することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】
本発明のエンジン用ベアリングケースは、エンジンのクランクケースに取り付けられ、前記エンジンのクランクシャフトを支持するベアリングを保持するためのエンジン用ベアリングケースであって、前記ベアリングを保持するベアリング保持部と、前記ベアリングケースの外周部に形成され、前記クランクケースと接合されるクランクケース取付部と、前記ベアリング保持部と前記クランクケース取付部との間に前記ベアリング保持部を取り囲んで形成され、前記ベアリング保持部および前記クランクケース取付部の前記クランクケース側端面近傍に延在する壁状のリブ壁と、前記クランクケース取付部の前記クランクケースとは反対側の面に、前記ベアリングケースの外周に沿って設けられる第1の補強リブと、前記リブ壁の前記クランクケースとは反対側の面に、前記ベアリング保持部から前記ベアリングケースの外周に向かって放射状に延びる第2の補強リブとを有することを特徴とする。
【0012】
本発明によれば、クランクケース取付部とベアリング保持部との間にベアリング保持部を取り囲むようにリブ壁を設けたので、ベアリング保持部がクランクシャフトから径方向の力を受けても、この力をリブ壁によって受け止めることができ、従来のベアリングケースのように、ベアリング保持部が基部から撓むようなことがない。また、クランクケース取付部にモーメントが加わりにくくなり、クランクケース取付部の動きが抑えられる。従って、ベアリングケースの歪みやバタつきによるガスケットの損傷を防止でき、製品寿命や製品信頼性の向上を図ることが可能となる。
【0013】
さらに、リブ壁がクランクケース寄りに設けられているため、クランクケース内のオイルパンの一部となる空隙が小さくなり、その分、エンジンの傾斜によって潤滑オイルがベアリングケース側に入り込み油面が下がるのを抑えることができる。このため、エンジンが傾斜配置された場合であっても、オイルディッパが油面から離れることがなく、動弁系に対する潤滑性が確保される。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。図1は本発明の一実施の形態であるベアリングケースを使用したOHCエンジンの構成を示す説明図、図2は図1のエンジンにおけるシリンダ軸線方向の断面図である。
【0015】
図1のエンジンは、単気筒4サイクルガソリンエンジンであり、シリンダ軸線CLが天地方向に対し角度θだけ傾斜したいわゆる傾斜型のOHCエンジンとなっている。当該エンジンでは、エンジン本体1は、シリンダ2の下側にクランクケース3を一体に成形した構成となっており、鉄や、アルミニウム合金等の軽合金によって形成される。シリンダ2の上側には、アルミニウム合金製のシリンダヘッド4が取り付けられている。また、シリンダヘッド4の上側には、板金製若しくは合成樹脂製のロッカーカバー5が載置されている。
【0016】
クランクケース3は、その図1において右側の側面が大きく開口しており、メインベアリングケース取付面6となっている。メインベアリングケース取付面6には、アルミニウム合金製のメインベアリングケース(以下、ベアリングケースと略記する)7が取り付けられる。そしてこれにより、クランクケース3内にクランク室8が形成されると共に、その下部に潤滑オイル(以下、オイルと略記する)9が貯留されるオイルパン10が形成される。
【0017】
ベアリングケース7には、メインベアリング11aが圧入固定され、クランクシャフト12の一端側がそこで支持される。また、メインベアリング11aの外側にはオイルシール13aが圧入固定されている。
【0018】
図3はベアリングケース7の断面図、図4は図3のベアリングケースの右側面図、図5は図4のA−A線に沿った断面図である。図3〜5に示すように、ベアリングケース7のほぼ中央には、メインベアリング11aを収容保持するためのベアリング保持部61が設けられている。また、ベアリングケース7の外周部には、クランクケース3のメインベアリングケース取付面6と接合されるクランクケース取付部(以下、取付部と略記する)62が形成されている。ベアリングケース7は、クランクケース3にボルトにて結合され、取付部62にはこのボルトを挿通するためのボルト装着部67が設けられている。なお、メインベアリングケース取付面6と取付部62との間には、図示しないガスケットが介設される。
【0019】
ここで、クランクシャフト12には、前述のように径方向に燃焼爆発力が加わる。そして、ベアリング保持部61には、メインベアリング11aを介してこの力が作用する。そこで、本発明によるベアリングケース7では、ベアリング保持部61の周囲に全周に亘ってリブ壁63を設け、これにより負荷を受けるようにしている。
【0020】
すなわち、図3に示すように、当該ベアリングケース7のクランクケース取付側寄り(図3において左側)の面には、ベアリング保持部61を取り囲むように平面状のリブ壁63が設けられている。リブ壁63は、ベアリング保持部61のクランクケース側端面である内側面61a近傍から、同じく取付部62のクランクケース側端面である内側面62a近傍にかけて延在しており、ベアリング保持部61と取付部62とを直結する形となっている。図4において、放射状に延びるリブ64に囲まれた5個の面V,W,X,Y,Zはリブ壁63となっている。また、リブ壁面63aは、各内側面61a,62aとの間の段差が少なくなるように設定されており、リブ壁面63aによって形成される空隙Gがリブ壁63の厚みと同程度となり、従来のベアリングケースに比して小さくなるようにしている。
【0021】
そこで、ベアリング保持部61がクランクシャフト12から前述のような径方向の力を受けると、この力はリブ壁63に伝達され、ベアリング保持部61はリブ壁63によって支持される。このため、従来のベアリングケースのように、ベアリング保持部61が基部から撓むようなことがなく、ベアリングケース7の歪みを防止できる。また、取付部62にモーメントが加わりにくくなり、取付部62のバタつきが抑えられる。すなわち、ベアリングケース7の剛性向上を図ることができ、これにより、ガスケットの損傷を予防して製品寿命や製品信頼性の向上を図ることが可能となる。
【0022】
さらに、当該ベアリングケース7では、リブ壁63がクランクケース3寄りの部位に設けられ、空隙Gが小さく形成されているため、エンジンの傾斜によってオイル9がベアリングケース7側に入り込み油面が下がるのを抑えることができる。このため、図1に一点鎖線にて示すように、エンジンが傾斜配置された場合であっても、動弁系潤滑用のスクレーパ38が油面40にかかり、クランクシャフト12の回転に伴ってオイル9を掻き上げることが可能となる。従って、エンジンが斜面等に設置され油面40が傾いても、動弁系30に対してオイル9を供給することができ、動弁系30に対する潤滑性を確保することが可能となる。
【0023】
また、本発明のベアリングケース7では、図3に示すように、取付部62の外側面62bに補強リブ66が形成されている。この補強リブ66は、ボルト装着部67の間を結ぶように配設されている。
【0024】
ここで、図6のような従来のベアリングケース100では、取付部103に沿って外周壁105が存在し、これがベアリングケース100の面方向の剛性(以下、面剛性と略記する)を担っている。これに対し当該ベアリングケース7では、リブ壁63の板厚と補強リブ66とにより面剛性を確保している。すなわち、本発明によるベアリングケース7では、クランクシャフト12に加わる前記直角方向の力に対抗しつつ、リブ壁63と補強リブ66との二本立てでケース自体の剛性を確保している。
【0025】
クランクケース3のメインベアリングケース取付面6と反対側の壁面14には、メインベアリング11bが圧入固定されている。そして、このメインベアリング11bによってクランクシャフト12の他端側が支持される。また、メインベアリング11bの外側にもオイルシール13bが配されており、両オイルシール13a,13bにより、オイルパン10に貯留されたオイル9がクランクシャフト12部分からクランクケース3外に漏出しないようになっている。
【0026】
壁面14からクランクケース3の外部に延伸したクランクシャフト12の端部には、フライホイール15および冷却ファン16が取り付けられている。この冷却ファン16は、クランクケース3の外側、筐体57の内側に配置され、クランクシャフト12と共に回転して筐体57外部から冷却風を導入する。そして、この導入した冷却風によりエンジン本体1やシリンダヘッド4等の冷却を行う。さらに、筐体57の外側には、リコイル装置17が配設されており、リコイルレバー17aを手動にて引っ張ることによりクランクシャフト12が回転され、エンジンが始動するようになっている。
【0027】
シリンダ2の内部にはシリンダボア18が形成されている。シリンダボア18内には、ピストン19が摺動自在に嵌合されている。シリンダボア18の上端側はシリンダヘッド4によって閉塞されており、ピストン19の頂面とシリンダヘッド4の底壁面20とにより燃焼室21が形成されている。なお、燃焼室21の上部には、吸気バルブ22や点火プラグ68、図示しない排気バルブ等が臨まされている。
【0028】
ピストン19には、ピストンピン23を介してコンロッド24の小端部25が回転自在に連結されている。また、コンロッド24の大端部26には、クランクシャフト12のクランクピン27が回転自在に連結されている。そしてこれにより、ピストン19の上下動に伴って、クランクシャフト12が回転する。
【0029】
一方、シリンダヘッド4内には、シリンダ軸線CL上に、クランクシャフト12と平行にカムシャフト28が配設されている。カムシャフト28は、動弁カム29とスプロケット31とが一体に形成した構成となっている。そして、調時動弁系30により、動弁カム29はクランクシャフト12と同期して駆動される。
【0030】
これに対しクランクシャフト12には、スプロケット32が固着されている。また、シリンダ2とシリンダヘッド4には、チェーン室50,51が形成されており、両スプロケット31,32の間は、これらのチェーン室50,51内に配設されたチェーン33にて連結されている。そして、これらのスプロケット31,32およびチェーン33により調時動弁系30が形成される。なお、スプロケット31の歯数は、スプロケット32の歯数の2倍となっており、クランクシャフト12が2回転すると動弁カム29が1回転するようになっている。また、チェーン33は、チェーンテンショナ55によって適宜張力が付与されている。
【0031】
動弁カム29にはカム面29aが形成されており、このカム面29aにはロッカーアーム34の一端側に形成されたスリッパ35が摺接している。ロッカーアーム34は、揺動式のものが吸気用と排気用に2個設けられている。これらのロッカーアーム34は、それぞれロッカーサポート59に支持されたロッカーシャフト36を中心として揺動自在に取り付けられている。ロッカーアーム34の他端側は、吸気バルブ22や図示しない排気バルブの先端部とアジャストスクリュウ56を介して接続されている。そして、動弁カム29によりロッカーアーム34が揺動すると、吸気バルブ22や排気バルブが駆動される。また、吸気バルブ22や排気バルブは、バルブスプリング37により閉弁方向に付勢されており、これにより、吸気バルブ22等が動弁カム29の回転に伴って開閉される。
【0032】
一方、調時動弁系30は、コンロッド24の大端部26に設けられたスクレーパ38によって潤滑される。スクレーパ38は、図2に示すように、大端部26の下側部材39から下方、すなわち、クランクシャフト12の径方向に延伸形成され、下側部材39から延びるアーム69と、アーム69の先端部に立設されたディップ片70とからなり、全体がL字形状に形成されている。ここではディップ片70は、図1に示すように、アーム69の調時動弁系30を臨む側に形成されており、クランクシャフト12の軸方向に向かって延びている。そして、スクレーパ38は、図2に一点鎖線にて示すような軌跡を描きつつクランクシャフト12の回転に伴って揺動運動する。これにより、オイルパン10に溜まったオイル9が掻き上げられ、スクレーパ38が油面40から出る際にオイル9がチェーン33に跳ねかけられ、調時動弁系30の潤滑が行われる。
【0033】
このようなスクレーパ38の揺動運動に伴い、ディップ片70によってオイル9が掻き上げられ、チェーンテンショナ55の根本部分近傍方向へ飛ばされる。また、その一部はクランクケース3の内壁に当たってチェーン33方向に跳ね返る。これにより、チェーン33にオイル9の飛沫をかけることができ、動弁系30にオイル9を確実に供給できる。そして、前述のように、エンジンが傾斜配置された場合であっても、一点鎖線にて示された油面40にディップ片70がかかるため、かかる場合にも動弁系30への潤滑性が損なわれることがない。
【0034】
このようにしてチェーン33に跳ねかけられたオイル9は、チェーン33の移動と共にシリンダヘッド4側に運ばれ、スプロケット31の潤滑も行われる。また、スプロケット32もチェーン33に付着したオイル9によって潤滑される。
【0035】
ところで、チェーン33に付着したオイル9は、その一部がシリンダヘッド4側にて遠心力によって振り飛ばされる。すなわち、チェーン33がスプロケット31に巻き付く際に、その一部がスプロケット31の円周方向に飛ばされチェーン33から分離する。当該エンジンでは、スプロケット31の上方にはロッカーカバー5が配設されており、オイル9の飛沫はロッカーカバー5の天井面53に当たる。そして、天井面53に付着したオイル9は、天井面53に沿って下方に流れ、チェーン室51,50を伝ってオイルパン10に戻される。
【0036】
また、ロッカーカバー5の天井面53の一部には、図1に示すように、凸部54が形成されており、天井面53に付着したオイル9がこの凸部54から滴下するようにもなっている。この凸部54は、動弁カム29とスリッパ35との摺接部の上方に位置しており、ここから滴下するオイル9によって前記摺接部が潤滑されるようになっている。
【0037】
シリンダヘッド4の内部にはさらに、チェーン室51とは別に気液分離室43が設けられている。また、ロッカーカバー5内には、この気液分離室43とリードバルブ44を介して連通した気液分離室45が形成されている。さらに、気液分離室45は、ブローバイ通路46を介してエアクリーナ47に接続されている。なお、エアクリーナ47は、気化器48を介してシリンダヘッド4内の吸気ポート49に接続されている。
【0038】
これらの気液分離室43,45は、クランク室8内に貯留されるブローバイガスをエアクリーナ47に還流させる際に、ブローバイガスに含まれるオイル9のミスト分を分離させるためのものである。当該エンジンでは、気液分離室43は、シリンダボア18とは別に形成されたチェーン室50に開口している。すなわち、シリンダ2のチェーン室50上端部には、ガス導入口52が設けられており、チェーン室50に流入したブローバイガスは、ガス導入口52を介して気液分離室43内に流入する。そして、気液分離室43内を流通することにより、その中のオイルミスト分が気液分離室43の壁面に付着し、ブローバイガスとオイルミストの分離が行われる。この際、気液分離室43内にて分離されたオイル分は、気液分離室43およびチェーン室50の壁面を伝ってオイルパン10に戻される。
【0039】
また、リードバルブ44を経てロッカーカバー5内に流入したブローバイガスは、さらに、気液分離室45内にてオイルミスト分の分離が行われる。つまり、気液分離室45に入ったブローバイガス中のオイルミスト分が、気液分離室45の壁面に付着し、さらに気液分離が行われる。なお、ロッカーカバー5の下面側には、図示しないオイルリターン孔が設けられており、気液分離室45の壁面に付着したオイル分は、そこからチェーン室51,50に流出し、チェーン室51,50の壁面を伝ってオイルパン10に戻される。
【0040】
以上、本発明者によってなされた発明を実施の形態に基づき具体的に説明したが、本発明は前記実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能であることはいうまでもない。
【0041】
たとえば、前述の実施の形態ではリブ壁63は平面状に形成されているが、これを図3において手前側が膨らんだ状態に形成し、クランクシャフト軸心を中心とした大半径を有する球面の一部をなす球面壁としても良い。リブ壁63を球面構造とすると、アーチ状の壁面によりベアリング保持部61を支持する形となり、さらに剛性の向上が図られる。また、その分リブ壁63を薄くすることもでき、ベアリングケース7の軽量化を図ることも可能となる。さらに、球面壁により、振動や作動音を効率良く吸収・抑制することができ、製品性能の向上も図られる。
【0042】
また、前述の実施の形態では、傾斜型エンジンに本発明を適用したものを示したが、シリンダ軸線が天地方向に沿って配置された通常のエンジンに本発明を適用することも勿論可能である。さらに、単気筒の空冷エンジンに本発明を適用した例を示したが、本発明を多気筒の空冷エンジンや、単気筒または多気筒の水冷エンジンに適用することも可能である。
【0043】
また、シリンダ2とクランクケース3を一体に形成した例を示したがこれらを分離形成することも可能であり、シリンダヘッド4とシリンダ2とを一体に形成するようにしても良い。加えて、調時動弁系30を、スプロケット31,32とチェーン33にて構成した例を示したが、これをコグプーリとコグベルトやタイミングプーリとタイミングベルトなど、他の公知の調時動弁系を適用することも可能である。なお、本発明において「回転」とは正逆両方向の円運動をも含む概念であり、一方向の円運動のみを意味するものではない。
【0044】
【発明の効果】
本発明のベアリングケースによれば、ベアリング保持部を取り囲むようにリブ壁を設けたので、ベアリング保持部がクランクシャフトから径方向の力を受けても、この力をリブ壁によって受け止めることができ、従来のベアリングケースのように、ベアリング保持部が基部から撓むようなことがない。また、クランクケース取付部にモーメントが加わりにくくなり、クランクケース取付部の動きが抑えられる。従って、ベアリングケースの歪みやバタつきによるガスケットの損傷を防止でき、製品寿命や製品信頼性の向上を図ることが可能となる。
【0045】
さらに、リブ壁がクランクケース寄りに設けられているため、エンジンの傾斜によって潤滑オイルがベアリングケース側に入り込み油面が下がるのを抑えることができる。このため、エンジンが傾斜配置された場合であっても、オイルディッパが油面から離れることがなく、動弁系に対する潤滑性が確保されエンジンの信頼性向上を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態であるベアリングケースを使用したOHCエンジンの構成を示す説明図である。
【図2】図1のエンジンにおけるシリンダ軸線方向の断面図である。
【図3】本発明によるベアリングケースの構成を示す断面図である。
【図4】図3のベアリングケースの右側面図である。
【図5】図4のA−A線に沿った断面図である。
【図6】従来のベアリングケースを用いたエンジンの構成を示す断面図である。
【符号の説明】
3 クランクケース
7 メインベアリングケース
11a,11b メインベアリング
61 ベアリング保持部
61a 内側面(端面)
62 クランクケース取付部
62a 内側面(端面)
63 リブ壁

Claims (1)

  1. エンジンのクランクケースに取り付けられ、前記エンジンのクランクシャフトを支持するベアリングを保持するためのエンジン用ベアリングケースであって、
    前記ベアリングを保持するベアリング保持部と、
    前記ベアリングケースの外周部に形成され、前記クランクケースと接合されるクランクケース取付部と、
    前記ベアリング保持部と前記クランクケース取付部との間に前記ベアリング保持部を取り囲んで形成され、前記ベアリング保持部および前記クランクケース取付部の前記クランクケース側端面近傍に延在する壁状のリブ壁と、
    前記クランクケース取付部の前記クランクケースとは反対側の面に、前記ベアリングケースの外周に沿って設けられる第1の補強リブと
    前記リブ壁の前記クランクケースとは反対側の面に、前記ベアリング保持部から前記ベアリングケースの外周に向かって放射状に延びる第2の補強リブとを有することを特徴とするエンジン用ベアリングケース。
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