JP3942370B2 - プラットホームの転落防止装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、列車とプラットホームの端縁との間に形成される隙間を塞ぐようにしたプラットホームの転落防止装置に関する。列車とプラットホームの端縁との間に乗降客が転落するおそれのあるような隙間がある場合に、例えば、プラットホームの端縁がカーブしているものやプラットホームの端縁が直線状であっても幅の異なる車両が停車する場合に設置される。
【0002】
【従来の技術】
従来のプラットホームの転落防止装置としては、特開平07−108925号公報に開示されているものがある。
【0003】
すなわち、本装置はプラットホームの下方に設置されており、列車とプラットホーム端縁との間の隙間を塞いで使用位置となるステップ部材と、そのステップ部材をプラットホームの下方位置からレール側に略水平方向に進退移動させる横移動装置と、その横移動装置によってレール側に移動した位置で前記ステップ部材を昇降させる昇降装置とを有しており、前記横移動装置は、先端が前記昇降装置に連結され基端が架台の基軸に回動可能に支持された複数本の平行なアームと、そのアームを回動させるようにアームと基枠の間に設けた流体圧シリンダとで前記昇降装置が水平面内で平行移動するように構成したものである。
【0004】
一方、このような転落防止装置などをプラットホームに設置する場合には、列車の発着が行われない非発着時間帯(たとえば、深夜から明け方までの時間内)を利用して行う必要があり、プラットホームを工事する場合には、列車の発着が開始されるとき迄に、プラットホームを乗降可能な元の状態に修復しておく必要がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、このような従来の技術では、プラットホームの下方に装置を設置するための空間がない場合には、本装置を採用し難い。また、ステップ部材を略水平移動するための横移動装置と、ステップ部材を昇降させるための昇降装置とを有していて、装置の構成が複雑であり、コストが嵩む要因になる。さらに、ステップ部材が2つの異なる動作(水平方向の動作および昇降動作)をシリアルに行う必要があるので、ステップ部材の動作を短時間に行うには困難な構造であり、ステップ部材の動作を短時間に行えないと、乗降に要する時間を短縮する際に支障になるという問題点があった。
【0006】
そこで、本出願人は先に特願2000−162810に係る出願書類において、プラットホームの下方の設置用空間の有無に関係なく、装置を設置することができ、簡単な構成にして、コストを低減し、かつ、転落防止部材の進退動作を短時間に行うことができ、また、どのような発着状況のプラットホームにも採用することができるプラットホームの転落防止装置を提案し、また、非発着時間帯を利用してプラットホームを工事する場合に、列車の発着が開始されるとき迄に、プラットホームを乗降可能な元の状態に容易に修復することができ、いかなる発着状況のプラットホームにも採用することができるプラットホームの転落防止装置の設置方法を提案した。
【0007】
本発明は、先の提案を基調にして、設置作業性や組立性の向上を図ることができるプラットホームの転落防止装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
かかる目的を達成するための本発明の要旨とするところは、次の各項の発明に存する。
[1]列車とプラットホーム(10)の端縁(12)との間に形成される隙間(S1)を塞ぐようにしたプラットホーム(10)の転落防止装置(20)において、
前記プラットホーム(10)の端縁部(13)に形成された収納部(15)に収容された没入位置から線路側の突出位置へ突出して前記隙間(S1)を塞ぐ転落防止部材(21)と、当該転落防止部材(21)を案内するための案内機構(40)と、前記転落防止部材(21)を駆動する駆動機構(30)と、前記転落防止部材(21)を前記突出位置から強制的に没入可能にする強制退避機構(100)とを備え、
前記転落防止部材(21)は、前記プラットホーム(10)の端縁(12)に沿って配された2以上のプレート(210)から成り、
前記2以上のプレート(210)の隣接するもの同士は、前記プラットホーム(10)に配した際に生じ得る各プレート(210)の高低差や傾きを吸収可能に相互に係合または連結され
前記案内機構(40)は、前記2以上のプレート(210)の各々を出没可能に案内するガイド部材(48,49)を有し、
前記駆動機構(30)は、前記2以上のプレート(210)の少なくとも1つを出没可能に駆動し、
前記強制退避機構(100)は、前記相互に係合または連結されたプレート(210)の両側の少なくとも列車の進入する側に配される入力部材(110)と、1または2以上の中継部材(120)とを有し、
前記入力部材(110)は、前記プラットホーム(10)の端縁(12)側から前記線路側へ前記相互に係合または連結されたプレート(210)の突出位置に対し少なくとも同じ位置まで出っ張る第1位置と、前記線路側から前記プラットホーム(10)の端縁(12)側に引っ込む第2位置とに変位可能に配され、
前記1または2以上の中継部材(120)は、前記進入する列車によって前記入力部材(110)に対して前記第1位置から前記第2位置の方へ変位させる外力がかかると、当該外力を前記相互に係合または連結されたプレート(210)に伝えるものであって、当該相互に係合または連結されたプレート(210)が前記突出位置から強制的に没入可能なように配されたことを特徴とするプラットホーム(10)の転落防止装置(20)。
【0011】
]列車とプラットホーム(10)の端縁(12)との間に形成される隙間(S1)を塞ぐようにしたプラットホーム(10)の転落防止装置(20)において、
前記プラットホーム(10)の端縁(12)に沿って配された2以上の落下防止用のユニット(200)と、当該2以上の落下防止用のユニット(200)を強制的に没入可能にする強制退避機構(100)とを備え、
前記落下防止用のユニット(200)は、前記プラットホーム(10)の端縁部(13)に形成された収納部(15)に収容された没入位置から線路側の突出位置へ突出して前記隙間(S1)を塞ぐプレート(210)と、当該プレート(210)を出没可能に案内するための案内機構(40)とを有し、前記2以上の落下防止用のユニット(200)の各プレート(210)の隣接するもの同士は、前記プラットホーム(10)に配した際に生じ得る各プレート(210)の高低差や傾きを吸収可能に相互に係合または連結されており、
前記強制退避機構(100)は、前記相互に係合または連結されたプレート(210)の両側の少なくとも列車の進入する側に配される入力部材(110)と、1または2以上の中継部材(120)とを有し、
前記入力部材(110)は、前記プラットホーム(10)の端縁(12)側から前記線路側へ前記相互に係合または連結されたプレート(210)の突出位置に対し少なくとも同じ位置まで出っ張る第1位置と、前記線路側から前記プラットホーム(10)の端縁(12)側に引っ込む第2位置とに変位可能に配され、
前記1または2以上の中継部材(120)は、前記進入する列車によって前記入力部材(110)に対して前記第1位置から前記第2位置の方へ変位させる外力がかかると、当該外力を前記相互に係合または連結されたプレート(210)に伝えるものであって、当該相互に係合または連結されたプレート(210)が前記突出位置から強制的に没入可能なように配されたことを特徴とするプラットホーム(10)の転落防止装置(20)。
【0012】
]前記2以上の落下防止用のユニット(200)の少なくとも1つのユニット(200)は、前記プレート(210)を出没可能に駆動するための駆動機構(30)を備えていることを特徴とする[]に記載のプラットホーム(10)の転落防止装置(20)。
【0020】
]前記入力部材(110)は、前記第1位置と前記第2位置とに揺動可能に配されていることを特徴とする[1],[2]または[3]に記載のプラットホーム(10)の転落防止装置(20)。
【0021】
]前記入力部材(110)は、前記没入位置側から前記突出位置へ突出する前記係合または連結されたプレート(210)に連動するものであることを特徴とする[1],[2],[3]または[4]に記載のプラットホーム(10)の転落防止装置(20)。
【0022】
次に、本発明の作用を説明する。
プラットホーム(10)の端縁(12)は、安全上、列車との関係で線路側へ突出する限界位置が決められており、プラットホーム(10)の端縁(12)とそのプラットホーム(10)の端縁(12)に列車が最接近する位置との間に確実に隙間(S1)が存在する。この隙間(S1)の範囲内にプラットホーム(10)側から突出したものには列車が接触することはない。
【0023】
したがって、転落防止部材(21)が線路側へ突出する限界位置も決められている。転落防止部材(21)は、駆動機構(30)によって没入位置と突出位置とに略水平方向に出没移動する。転落防止部材(21)は、非乗降時には没入位置にあって収納部(15)に収容され、プラットホーム(10)の端縁(12)から線路側へ突出せず、乗降時には突出位置にあって、線路側に突出して、列車とプラットホーム(10)の端縁(12)との間の隙間(S1)を塞ぐようになる。
【0024】
すなわち、転落防止部材(21)は、略水平方向に出没するという単一な動作を行うだけであるので、転落防止部材(21)の動作を短時間に行うことができ、乗降に要する時間を短縮することができる。転落防止部材(21)を略水平方向に駆動するだけでよい駆動機構(30)は簡易なもので構成することができる。
【0025】
このような転落防止部材(21)により塞ぐべき隙間(S1)が長くなれば、転落防止部材(21)も長いものが必要になり、仮に、転落防止部材(21)が一体的に形成されると、転落防止部材(21)が大型でかつ重くなり、その取り扱いが困難になり、組立作業性が低下する。
【0026】
そこで、転落防止部材を2以上のプレート(210)から構成し、2以上のプレート(210)をプラットホーム(10)の端縁(12)に沿って配し、相互に係合または連結するようにした。それにより、各プレート(210)が短めでかつ軽くなり、転落防止装置(20)の組立時に、各プレート(210)が取り扱いやすく、組立作業性が向上する。
【0027】
また、転落防止装置(20)のプレート(210)と案内機構(40)との組立において、例えば、案内機構(40)は、プレート(210)と共にプラットホームの収納部(15)内に設置されるものであるが、収納部(15)の設置面の面精度および、案内機構(40)やプレート(210)の製品精度に起因して、案内機構(40)の各ガイド部材(48、49)間で高低差が生じたり、各ガイド部材(48、49)が水平面に対して傾いたりするため、各プレート(210)間で高低差が生じたり、各プレート(210)が傾いたりするが、各プレート(210)の隣接するもの同士が相互に連結されているので、その連結された部分により、各プレート(210)の高低差や傾きを吸収することができ、各ガイド部材(48、49)は各プレート(210)を円滑に案内することができる。
【0028】
このように、転落防止部材(21)が2以上のプレート(210)の隣接するもの同士を相互に係合または連結して成るものでは、転落防止部材(21)を駆動するための駆動機構(30)は、2以上のプレート(210)の少なくとも1つを出没可能に駆動すればよい。それにより、駆動するプレート(210)に他のプレート(210)が追従して出没するようになる。
【0029】
前記転落防止装置(20)においては、プレート(210)とガイド部材(48、49)を1つの組として、他のプレート(210)とガイド部材(48、49)との組から独立して構成したものであるが、1つの組としては、プレート(210)とガイド部材(48、49)との2つの部品に限らず、転落防止装置(20)のそれ以外の関連部品を含めてもよく、そのように関連部品を全て含むことで落下防止用のユニット(200)を構成し、その落下防止用のユニット(200)の2以上から転落防止装置(20)を構成してもよい。
【0030】
このような落下防止用のユニット(200)を予め組み立てておき、組み立てておいた落下防止用のユニット(200)の複数をプラットホーム(10)に搬入し、各落下防止用のユニット(200)をプラットホーム(10)の側縁に沿って配し、かつ、各落下防止用のユニット(200)のプレート(210)を相互に連結するようにすれば、転落防止装置(20)をプラットホーム(10)により簡易に設置することができ、作業性が向上する。
【0031】
このように、プラットホームの収納部(15)内に設置される2以上の落下防止用のユニット(200)において、収納部(15)の設置面の面精度や落下防止用のユニット(200)の製品精度に起因して、各落下防止用のユニット(200)間で高低差が生じるため、各プレート(210)間で高低差が生じたり、各プレート(210)が傾いたりするが、各プレート(210)の隣接するもの同士が相互に連結されているので、その連結された部分により、各プレート(210)の高低差や傾きを吸収することができる。
【0032】
また、このような複数の落下防止用のユニット(200)からなる転落防止装置においても、少なくとも1つの落下防止用のユニット(200)のプレート(210)を駆動機構(30)により駆動すればよい。
【0033】
駆動機構(30)は電動用および手動用のものがある。例えば、通常は電動用の駆動機構(30)が用いられ、電動用のものが故障した場合に手動用の駆動機構(30)が用いられる。
【0034】
手動用の駆動機構(30)は、ピニオン(32)とラック部材(35)とを有している。例えば、ハンドル(H1)などを用いて、ハンドル(H1)を回すことにより、直接的にあるいは間接的にピニオン(32)を回転操作すると、ピニオン(32)の噛合するラック部材(35)が直線運動して、繰り出され、あるいは、繰り込まれる。それにより、ラック部材(35)の固設されるプレート(210)が出没移動するようになる。
【0035】
このような転落防止装置(20)を設置するには次のように行う。
先ず、プラットホーム(10)の端縁部(13)の上面(14)に収納部(15)を凹設する。例えば、プラットホーム(10)の上面(14)を一定の厚さ分はぎ取るようにして収納部(15)を形成する。
【0036】
次に、収納部(15)に転落防止装置(20)を嵌め込み、プラットホーム(10)側に固定する。転落防止装置(20)は、収納部(15)に嵌め込むと同時にあるいは、その嵌め込みに前後して組み立ててもよい。また、完成された転落防止装置(20)を工事現場に持ち込むようにすれば、作業性がよく、転落防止装置(20)の設置工事に要する時間が短縮される。
【0037】
転落防止装置(20)を収納部(15)に嵌め込んだ後に、収納部(15)を上方から天井部材(50)により覆ぐようにすれば、簡単に、収納部(15)を隠すことができ、また、転落防止部材(21)を保護することもできる。
【0038】
このような天井部材(50)がプラットホーム(10)の端縁部(13)の上面(14)を構成するものでは、収納部(15)を天井部材(50)で覆うだけで、プラットホーム(10)を乗降可能な元の状態に容易に修復することができる。これは、非発着時間帯内で設置工事が完成しない場合であっても、次に設置工事する非発着時間帯までの間、プラットホーム(10)に凹設した収納部(15)を天井部材(50)で覆っておくだけでよく、また、次に設置工事する際には、天井部材(50)を外すだけでよく、設置工事が極めて容易になる。
【0039】
一方、天井部材(50)がプラットホーム(10)の端縁部(13)の上面(14)を構成するものがなくても、天井部材(50)がプラットホーム(10)の端縁部(13)の上面(14)に沿うようにして埋設されているものでは、同じく、収納部(15)を天井部材(50)で覆い、さらに、その天井部材(50)の上にマット部材など敷くだけで、プラットホーム(10)を乗降可能な元の状態に容易に修復することができ、同じように、設置工事が極めて容易になる。このような天井部材(50)は、最後にはプラットホーム(10)の表面材で埋設される。
【0040】
天井部材(50)が転落防止装置(20)の本体あるいは落下防止用のユニット(200)の本体を構成するものでは、転落防止装置(20)や落下防止用のユニット(200)の構成部品として天井部材(50)を予め組み立てておけば、設置工事の一層の時間短縮を図ることができる。
【0041】
本装置の設置後において、案内機構(40)を含む前記駆動機構(30)に潤滑油の供給をしない無給油タイプのものあるいは、定期的に潤滑油を供給する給油タイプのものがある。
【0042】
給油タイプのものにおいては、案内機構(40)を含む駆動機構(30)の所定の複数個所に、潤滑油が供給元口(81)から供給される。このとき、給油作業用の孔(82)がプラットホーム(10)の端縁部(13)の上面(14)から供給元口(81)あるいはその供給元口(81)の近傍に向かって収納部(15)へ貫通しているので、例えば、非給油時において給油作業用の孔(82)を上方から塞いでいる蓋部材を給油時に外し、開いた給油作業用の孔(82)に給油管を通して供給元口(81)に接続し、給油後に、給油管を供給元口(81)から外すとともに、給油作業用の孔(82)から抜き出し、その後、前記蓋部材で給油作業用の孔(82)を塞げば、給油作業が完了するので、迅速かつ簡単に給油作業をすることができる。
【0043】
転落防止部材(21)は、乗降時など必要に応じて没入位置から突出位置に突出して使用されるものであり、突出位置にある転落防止部材(21)と、進入してくる列車との間には、所定量以上の隙間が形成されるように設定されている。
【0044】
しかしながら、何らかの状況において、列車の進入時に、転落防止部材(21)が突出位置に突出したままの状態にあり、かつ、進入してくる列車が突出位置にある転落防止部材(21)に接触してしまう事態が発生しないとはいえず、そのような事態が発生して、突出位置にある転落防止部材(21)に没入方向で所定量以上の荷重がかかると、転落防止部材(21)が没入するように構成されているが、列車および転落防止部材(21)の相互の衝撃は少なくなく、相互の衝撃をさらに緩和するために何らかの対策が立てられるべきである。
【0045】
そこで、その対策として、突出位置の両側の少なくとも列車の進入する側に強制退避機構(100)を配したものがある。
何らかの状況において、突出位置にある転落防止部材(21)に進入する列車が接触しそうになり、列車からの外力を受けそうになると、転落防止部材(21)より列車の進入する側に位置する強制退避機構(100)が、転落防止部材(21)に代わって列車からの外力を受けるようになる。
【0046】
列車からの外力を受けた強制退避機構(100)は、その外力を転落防止部材(21)に伝える。それにより、転落防止部材(21)が前記突出位置から強制的に没入するようになる。すなわち、列車は強制退避機構(100)に接触するだけで、転落防止部材(21)に接触しないので、列車および転落防止部材(21)の相互の衝撃を緩和することができる。
【0047】
また、強制退避機構(100)は、転落防止部材(21)に代わって、列車から外力を受け、転落防止部材(21)を強制的に没入するものであるが、没入した後に転落防止部材(21)を再び突出位置に突出するとき、強制退避機構(100)を列車との次の接触に対し備えておくには、前記突出位置に突出する転落防止部材(21)に強制退避機構(100)を連動させればよい。
【0048】
さらに、強制退避機構(100)は、転落防止部材(21)の両側の少なくとも列車の進入する側に配される入力部材(110)と、1または2以上の中継部材(120)とを有している。
【0049】
すなわち、第1位置にある入力部材(110)は、プラットホーム(10)の端縁(12)側から線路側へ転落防止部材(21)の突出位置に対し少なくとも同じ位置まで出っ張っている。
【0050】
したがって、進入する列車が入力部材(110)に接触しなければ、転落防止部材(21)にも接触しない。何らかの状況で、進入する列車が入力部材(110)に接触すると、列車からの外力で、入力部材(110)が第1位置から第2位置の方へ変位し、線路側からプラットホーム(10)の端縁(12)側に引っ込む。このとき、1または2以上の中継部材(120)は、入力部材(110)が受ける外力を転落防止部材(21)に伝える。それにより、転落防止部材(21)が前記突出位置から強制的に没入するようになる。
【0051】
このように、転落防止部材(21)に代わって、列車から外力を受ける入力部材(110)は、例えば、第1位置と第2位置とに揺動可能に配されている。このような入力部材(110)に外力がかかると、入力部材(110)の基端部は回動し、その回動する方向の力を、1または2以上の中継部材(120)が転落防止部材(21)の没入する方向の力に変換して、転落防止部材(21)に伝えるようになる。
【0052】
以上のように、入力部材(110)は、転落防止部材(21)に代わって、列車から外力を受けて、第1位置から第2位置の方へ引っ込むものであるが、列車との接触後に、没入した状態の転落防止部材(21)を再び突出位置に突出するとき、入力部材(110)が連動して、第2位置側から第1位置に出っ張るように構成すれば、再び予想される列車との接触に対し備えることができる。
【0053】
【発明の実施の形態】
以下、図面に基づき本発明を代表する一の実施の形態を説明する。
各図は、本発明の一実施の形態を示している。
【0054】
図1〜図4および図8に示すように、本実施の形態に係る転落防止装置20は、プラットホーム10の端縁部13に設けられ、プラットホーム10の端縁12と列車との間に形成される隙間S1を塞ぐようにして、列車への乗降時における乗客の安全性を確保するものである。
【0055】
転落防止装置20は、プラットホーム10の端縁12に沿って配された3つの落下防止用のユニット200を備えている。各落下防止用のユニット200は、本体フレーム201と、プラットホーム10の端縁部13に形成された収納部15に収容された没入位置から線路側の突出位置へ突出して隙間S1を塞ぐプレート210とそのプレート210を出没可能に案内するための案内機構40とを有している。また、中央の落下防止用のユニット200には、プレート210を出没可能に駆動するための駆動機構30が設けられている。
【0056】
このような転落防止装置20においては、落下防止用のユニット200の各プレート210の隣接するもの同士を相互に連結することにより、転落防止部材21が構成されている。すなわち、中央の落下防止用のユニット200のプレート210の両端縁には凸部211が形成される一方、両端の落下防止用のユニット200のプレート210の端部には、凸部211の嵌合する凹部212が形成されている。凸部211と凹部212にはそれぞれ下孔が穿設され、下孔に貫通するピン部材213により、隣接するプレート210同士が相互に回転可能に連結されている。
【0057】
ピン部材213に限らず、隣接するプレート210同士をリンク部材、その他の連結具により連結してもよい。一方、ピン部材213などの連結具を用いないで、隣接するプレート210の一方の側端縁に、他方のプレート210の側端縁が嵌り込むことで、相互に係合するようにしてもよい。
【0058】
本体フレーム201は、コ字形に形成されていて、側部フレーム202と後部フレーム203と底部フレーム204とを有していて、本体フレーム201の前部にはプレート210用の出没口が開設されている。また、側部フレーム202の前端部は、没入時のプレート210が嵌り込むように切りかかれている。
【0059】
天井部材50が本体フレーム201の天井部フレームとして用いられている。天井部材50は、収納部15を上方から覆うものであり、プラットホーム10の端縁部13の上面14を構成してもよく、あるいは、その上面14に沿うようにして埋設されていてもよい。
【0060】
図5〜図7に示すように、収納部15は、プラットホーム10の端縁部13の上面14を厚さ一定に、かつ、矩形状に削り取るようにして形成される。収納部15の底面16は、各落下防止用のユニット200の設置面になっている。
【0061】
図1、図2および図7に示すように、3つの落下防止用のユニット200は並んだ状態で1つの収納部15に嵌め込まれて、その収納部15の底面16および底面16に設けられたベース部材に固定されている。各落下防止用のユニット200のプレート210は、収納部15に収容された没入位置から当該没入位置とほぼ同一水平面上にある突出位置へ突出して隙間S1を塞ぐものであり、プレート210の先端縁がプラットホーム10の端縁12に沿うように形成され、プレート210の後端縁には、被ガイド部材220が固設されている。収納部15の底面16に設けられるベース部材を落下防止用のユニット200の構成部品とし、転落防止装置20を完全にユニット化してもよい。
【0062】
図2〜図7に示すように、中央の落下防止用のユニット200には、電動用および手動用の各駆動機構30が設けられている。駆動機構30は、転落防止装置20を構成する2以上の落下防止用のユニット200(本実施形態では3つ)の少なくとも1つのユニットに備えられていればよい。
【0063】
電動用の駆動機構30は、中央の落下防止用のユニット200の被ガイド部材220の両端縁の一方に連結されたナット部材36と、ナット部材36が螺合するスクリュー部材37と、スクリュー部材37を正逆回転可能な電動モータ38と、軸受け39とから成る。電動用の駆動機構30は、駆動すべき中央の落下防止用のユニット200のプレート210に、両端の落下防止用のユニット200の各プレート210を従動させることで、転落防止部材21全体を没入位置と突出位置とに略水平方向に出没移動させるものである。
【0064】
手動用の駆動機構30は、中央の落下防止用のユニット200の被ガイド部材220の両端縁の他方に延設されたラック部材35と、ラック部材35に噛合するピニオン32とから成る。手動用の駆動機構30は、同じく、中央の落下防止用のユニット200のプレート210を駆動することで、両端の落下防止用のユニット200の各プレート210を従動させて、転落防止部材21全体を没入位置と突出位置とに略水平方向に出没移動させるものである。ピニオン32は、図7において想像線で示すハンドルH1の回転軸と連結することで、ハンドルH1による回転操作によってラック部材35を繰り込みあるいは繰り出すものである。
【0065】
各落下防止用のユニット200の案内機構40は、被ガイド部材220の両端部に設けられたスライダ41と、本体フレーム201の底部フレーム204に固設されたガイドレールであるガイド部材48、49の一対とから成る。スライダ41を本体フレーム201側に固設し、一対のガイド部材48、49を被ガイド部材220に設けてもよい。
【0066】
図1に示すように、このような転落防止装置20は、可動ホーム柵装置60と共に設置される。プラットホーム10脇に延びる線路上の定位置に停止する列車との間に柵を形成して、列車への乗降時における乗客の安全性を確保するものである。可動ホーム柵装置60は、一対の戸袋柵61と、各戸袋柵61より側方に出没して乗降口PFを開閉可能な一対の乗降扉70とから成る。
【0067】
図2および図3に示すように、本装置の設置後において、案内機構40を含む駆動機構30に潤滑油の供給をしない無給油タイプのものあるいは、定期的に潤滑油を供給する給油タイプのものがある。本実施の形態においては、給油タイプのものを採用している。
【0068】
すなわち、収納部15内に配される案内機構40を含む前記駆動機構30は、給油すべき複数個所を有している。その複数個所に潤滑油を供給元口81からそれぞれ供給可能な給油装置80が同じく収納部15内に配されている。
【0069】
プラットホーム10の端縁部13には、その上面14から供給元口81あるいはその供給元口81の近傍に向かって収納部15に貫通する給油作業用の孔82が穿設されている。非給油時において給油作業用の孔82は蓋部材83で上方から塞がれ、かつ、蓋部材83はプラットホーム10の端縁部13の上面14に対し滑らかに連続していて、プラットホーム10の通常の使用に支障がないように成っている。また、蓋部材83は、給油作業用の孔82の孔壁に形成された雌ねじ部に蓋部材83が螺着するものであって、蓋部材83の頭部に形成されたマイナス溝に工具を差し込んで頭部を回すようにすると、給油作業用の孔82から外れるものである。
【0070】
また、図2および図3に示すように、転落防止部材21の両側の少なくとも列車の進入する側に強制退避機構100が配されている。強制退避機構100は、進入する列車からの外力を前記突出位置にある前記転落防止部材21に代わって受けると、その外力を転落防止部材21に伝えることで、転落防止部材21を前記突出位置から強制的に没入可能にするものである。
【0071】
また、本実施の形態では、強制退避機構100は没入後に突出位置に突出する転落防止部材21に連動するように構成され、再び、列車からの外力を前記突出位置にある前記転落防止部材21に代わって受け得る状態に復帰するものである。
【0072】
具体的には、強制退避機構100は、転落防止部材21の両側の少なくとも列車の進入する側に配される入力部材110と、1または2以上の中継部材120とを有している。
【0073】
入力部材110は、プラットホーム10の端縁12側から線路側へ転落防止部材21の突出位置に対し少なくとも同じ位置まで出っ張る第1位置と、線路側からプラットホーム10の端縁12側に引っ込む第2位置とに変位可能に配されている。
【0074】
1または2以上の中継部材120は、進入する列車によって入力部材110に対して第1位置から第2位置の方へ変位させる外力がかかると、その外力を転落防止部材21に伝えるものであって、転落防止部材21が前記突出位置から強制的に没入可能なように配されている。
【0075】
さらに、本実施の形態では、入力部材110は、図2において実線で示す第1位置と同図において想像線で示す第2位置とに揺動可能に配されている。また、没入後突出位置に突出する転落防止部材21に入力部材110が連動することで、第2位置側から第1位置へ揺動して出っ張るように構成されている。
【0076】
すなわち、入力部材110はベルクランク形状に形成され、ベース部材111に枢支ピン112で揺動可能に枢支され、入力部材110の入力端にはローラ113が支持され、入力部材110の出力端114には中継部材120の一端部が連結され、中継部材120の他端部が転落防止部材21(実施の形態では被ガイド部材220の側縁部)に連結されている。また、第2位置に引っ込む入力部材110との干渉を避けるために転落防止部材21には凹部(図示省略)が形成されている。
【0077】
次に作用を説明する。
最初に、転落防止装置20のみの作用を説明し、強制退避機構100などの作用は後に説明する。
【0078】
転落防止装置20をプラットホーム10の端縁部13に設置するには、先ず、プラットホーム10の端縁部13の上面14に収納部15を凹設する。例えば、プラットホーム10の上面14を一定の厚さ分はぎ取るようにして収納部15を形成する。
【0079】
次に、収納部15に転落防止装置20を嵌め込む。このとき、落下防止用のユニット200を予め組み立てておき、その落下防止用のユニット200を工事現場に持ち込むようにすれば、作業性がよく、転落防止装置20の設置工事に要する時間が短縮される。また、各落下防止用のユニット200が小型でかつ軽くなるため、落下防止用のユニット200の設置時に、各落下防止用のユニット200が取り扱いやすく、設置作業性が向上する。
【0080】
予め組み立てておいた3つの落下防止用のユニット200を並べるようにして、1つの収納部15に嵌め込み、各落下防止用のユニット200を収納部15の設置面である底面16の所定位置に設置する。次に、中央の落下防止用のユニット200のプレート210の凸部211に両端の落下防止用のユニット200のプレート210の凹部212を嵌め込み、図示省略したピンで回動可能に連結する。
【0081】
このように、収納部15の底面16に設置された3つの落下防止用のユニット200において、収納部15の底面16の面精度によっては、各落下防止用のユニット200間で高低差が生じるため、各プレート210間で高低差が生じたり、各プレート210が傾いたりするが、分割された各プレート210が相互に連結されているので、その連結された部分により、各プレート210の高低差や傾きを吸収することができ、案内機構40は、各プレート210を円滑に案内可能になる。それにより、各落下防止用のユニット200間で高さ調整をする必要がない。この点からも、設置工事の時間短縮を図ることができる。
【0082】
その後、収納部15を上方から天井部材50により覆ぐようにすれば、簡単に、収納部15を隠すことができ、また、転落防止部材21を保護することもできる。天井部材50が天井部フレームとして落下防止用のユニット200の本体フレーム201を構成するものでは、落下防止用のユニット200の構成部品として天井部材50を予め組み立てておけば、設置工事の一層の時間短縮を図ることができる。
【0083】
このような天井部材50がプラットホーム10の端縁部13の上面14を構成するものでは、収納部15を天井部材50で覆うだけで、プラットホーム10を乗降可能な元の状態に容易に修復することができる。これは、非発着時間帯内で設置工事が完成しない場合であっても、次に設置工事する非発着時間帯までの間、プラットホーム10に凹設した収納部15を天井部材50で覆っておくだけでよく、また、次に設置工事する際には、天井部材50を外すだけでよく、設置工事が極めて容易になる。また、プラットホーム10の端縁部13の上面14として用いられる天井部材50の上面には、滑り止めを施すようにすればよい。
【0084】
一方、天井部材50がプラットホーム10の端縁部13の上面14を構成するものでなくても、天井部材50がプラットホーム10の端縁部13の上面14に沿うようにして埋設されているものでは、同じく、収納部15を天井部材50で覆い、さらに、その天井部材50の上にマット部材など敷くだけで、プラットホーム10を乗降可能な元の状態に容易に修復することができ、同じように、設置工事が極めて容易になる。このような天井部材50は、最後にはプラットホーム10の表面材で埋設される。
【0085】
次に、転落防止装置20の動作を説明する。
列車がプラットホーム10に到着する前において、転落防止部材21は没入位置にあって、収納部15内に収納されており、プラットホーム10の端縁12から線路側へ突出していない。また、乗降口PFは閉じ状態にあり、一対の乗降扉70は各戸袋柵61の側方へ突出している。
【0086】
乗降の開始は次のように行われる。すなわち、列車がプラットホーム10に到着し、列車が停止すると、電動モータ38が作動して、スクリュー部材37が回転し、ナット部材36が前方へ移動し、被ガイド部材220を前方へ押し出す。それにより、被ガイド部材220が案内機構40に案内されて前進し、それにより、駆動される中央の落下防止用のユニット200のプレート210に両端の落下防止用のユニット200のプレート210が追従して、3つのプレート210が共に没入位置から突出位置の線路側に突出して、隙間S1を塞ぐようになる。
【0087】
次に、乗降扉70が駆動部(図示省略)によって没入方向に駆動されて、戸袋柵61に没入し、戸袋柵61に収納され、列車の乗客ドアの前から側方に離れるように移動し、乗降口PFを開き状態にする。そして、列車のドアが開いて乗降が開始される。
【0088】
乗降の終了は、次のように行われる。すなわち、乗降扉70が駆動部(図示省略)によって突出方向に駆動されて、戸袋柵61から突出し、先ず、乗降口PFを閉じ状態にする。次に、電動モータ38が逆転して、スクリュー部材37が回転し、ナット部材36を後方へ移動し、被ガイド部材220を後方へ引き込む。それにより、被ガイド部材220が案内機構40に案内されて後退し、それにより、駆動される中央の落下防止用のユニット200のプレート210に両端の落下防止用のユニット200のプレート210が追従して、3つのプレート210が共に突出位置から没入位置に没入して、収納部15内に収容される。次に、列車のドアを閉じ状態にして、乗降が完了する。
【0089】
転落防止部材21を没入するとき、例えば、3つのプレート210から成る転落防止部材21に設けられた圧力検出スイッチが乗客を検知すると、転落防止部材21は没入動作をせず、また、没入動作を停止し、安全を確保する。
【0090】
このように、転落防止部材21は、没入位置と突出位置とを略水平方向に出没するという単一な動作を行うだけであり、転落防止部材21の出没動作は短時間に行われ、乗降に要する時間を短縮することができる。
【0091】
このように、通常は電動用の駆動機構30が用いられるが、例えば、電動用の駆動機構30が故障した場合に手動用の駆動機構30が用いられる。
手動用の駆動機構30を用いて、転落防止部材21を駆動するには、例えば、ハンドルH1の回転軸をピニオン32に差し込んで連結し、ハンドルH1により、ピニオン32を回転操作すると、ピニオン32がラック部材35を前方へ繰り出し、被ガイド部材220が案内機構40に案内され、前進する。それにより、中央の落下防止用のユニット200のプレート210が駆動し、それに両端の落下防止用のユニット200のプレート210が追従して、転落防止部材21を構成する3つのプレート210が共に没入位置から突出位置の線路側に突出して、隙間S1を塞ぐようになる。
【0092】
一方、ハンドルH1によりピニオン32を逆回転操作すると、ラック部材35を後方へ繰り込み、被ガイド部材220が案内機構40に案内され、後退する。それにより、中央の落下防止用のユニット200のプレート210が駆動し、それに両端の落下防止用のユニット200のプレート210が追従して、3つのプレート210が共に突出位置から没入位置に没入して、収納部15内に収容されるようになる。
【0093】
次に、案内機構40を含む駆動機構30への給油作業について説明する。
本装置設置後に、保守点検時など定期的に潤滑油が案内機構40を含む駆動機構30の所定の複数個所に供給される。
【0094】
まず、非給油時において、プラットホーム10の端縁部13に穿設されている給油作業用の孔82を蓋部材83が塞いでいて、その蓋部材83はプラットホーム10の端縁部13の上面14に対し滑らかに連続している。したがって、給油作業用の孔82や蓋部材83はプラットホーム10の通常の使用に支障がないように成っている。
【0095】
給油時において、給油作業用の孔82を上方から塞いでいる蓋部材83を給油時に外す。このとき、給油作業用の孔82がプラットホーム10の端縁部13の上面14から供給元口81あるいはその供給元口81の近傍に向かって収納部15へ貫通しているので、開いた給油作業用の孔82に給油管を通せば、給油管を供給元口81に直接かつ簡易に接続することができる。
【0096】
給油後において、給油管を供給元口81から外すとともに、給油作業用の孔82から抜き出し、その後、蓋部材83で給油作業用の孔82を塞げば、給油作業が完了し、プラットホーム10の端縁部13の上面14は、元の非給油時の状態に戻る。
【0097】
次に、強制退避機構100の作用について説明する。
転落防止部材21は、乗降時など必要に応じて没入位置から突出位置に突出して使用されるものであり、突出位置にある転落防止部材21と、進入してくる列車との間には、所定量以上の隙間が形成されるように設定されている。したがって、通常は、進入してくる列車が突出位置にある転落防止部材21に接触することはない。
【0098】
しかしながら、何らかの状況において、列車の進入時に、転落防止部材21が没入しておらず、突出位置に突出したままの状態にあり、その突出位置にある転落防止部材21に進入する列車が接触しそうになり、列車からの外力を受けそうになると、転落防止部材21より列車の進入する側に位置する強制退避機構100が、転落防止部材21に代わって列車からの外力を受けるようになる。
【0099】
列車からの外力を受けた強制退避機構100は、その外力を転落防止部材21に伝える。それにより、転落防止部材21が前記突出位置から強制的に没入するようになる。すなわち、列車は強制退避機構100に接触するだけで、転落防止部材21に接触しないので、列車および転落防止部材21の相互の衝撃を緩和することができる。
【0100】
このように転落防止部材21を強制的に没入させた後において、転落防止部材21を再び突出位置に突出するとき、突出位置に突出する転落防止部材21に強制退避機構100が連動して、列車からの外力を受け得る位置まで変位するようになるので、列車との次の接触に対し備えることができる。
【0101】
強制退避機構100の動作をさらに具体的に説明すると、第1位置にある入力部材110は、プラットホーム10の端縁12側から線路側へ転落防止部材21の突出位置に対し少なくとも同じ位置まで出っ張っている。
【0102】
したがって、進入する列車が入力部材110に接触しなければ、転落防止部材21にも接触することなく、転落防止部材21の前を通過し、列車も転落防止部材21も衝撃を受けることなく、転落防止部材21を通常通り使用することができる。
【0103】
何らかの状況で、進入する列車が入力部材110に接触すると、列車からの外力で、入力部材110が第1位置から第2位置の方へ変位し、線路側からプラットホーム10の端縁12側に引っ込む。このとき、中継部材120は、入力部材110が受ける外力を転落防止部材21に伝える。それにより、転落防止部材21が前記突出位置から強制的に没入するようになる。
【0104】
このように、転落防止部材21に代わって、列車から外力を受ける入力部材110は、例えば、第1位置と第2位置とに揺動可能に配されている。このような入力部材110に外力がかかると、入力部材110の基端部は回動し、その回動する方向の力を、中継部材120が転落防止部材21の没入する方向の力に変換して、転落防止部材21に伝えるようになる。
【0105】
以上のような入力部材110においても、列車との接触後に、没入した状態の転落防止部材21を再び突出位置に突出するとき、入力部材110が連動して、第2位置側から第1位置に出っ張るように構成すれば、再び予想される列車との接触に対し備えることができる。
【0106】
なお、前記実施の形態では、転落防止装置20の全体を3つの落下防止用のユニット200で構成したものを示したが、これに限らず、少なくとも転落防止部材21を2以上のプレート210に分割するものであってもよい。このとき、2以上のプレート210の各々をガイド部材により案内すればよい。
転落防止部材21を2以上のプレート210に分割ことにより、各プレート210が短めでかつ軽くなり、転落防止装置20の組立時に、各プレート210が取り扱いやすく、組立作業性が向上する。
【0107】
また、例えば、収納部15内の設置面である底面16の面精度、底面に設置されるガイド部材の製品精度に起因して、ガイド部材間で高低差が生じたり、水平面に対して傾いたりするため、各プレート210間で高低差が生じたり、各プレート210に傾きが生じるが、分割された各プレート210が相互に連結されているので、その連結された部分により、各プレート210の高低差や傾きを吸収することができ、各案内機構40が各プレート210を円滑に案内することができる。
【0108】
さらに、前記実施の形態では、駆動機構30がナット部材36〜軸受け39により構成されているものを示したが、これに限らず、例えば、リンク機構などの他の機構により構成してもよい。
【0109】
さらに、転落防止部材21は、単に金属製の平板で形成したものを示したが、これに限らず、軽量化や衝撃吸収性を考慮して、転落防止部材21をサンドイッチパネルとし、その心材をハニカムコアとしたものであってもよい。それにより、突出位置にある転落防止部材21に列車が万一衝突した場合にも、ハニカムコアが変形することで、衝突時の衝撃が吸収され、列車、駆動機構30などの損傷を防止することができる。このように、転落防止部材21は、本来的に期待される剛性と衝撃吸収性とを両立させたものである。
【0110】
さらに、本実施の形態では、強制退避機構100が入力部材110と中継部材120とを有しているものを示したが、これに限らない。すなわち、強制退避機構100が、転落防止部材21に一体的に固設されたラックと、ラックに噛合するピニオンとから成るラックアンドピニオン機構を有し、入力部材110が揺動すると、ピニオンが回動し、ラックを介して転落防止部材21を突出位置から没入するようにしてもよい。
【0111】
さらに、強制退避機構100は、入力部材110や中継部材120から成るリンク機構あるいは、前記ラックアンドピニオン機構に限らない。カム機構など、第2位置にある入力部材が受けた外力を転落防止部材21に伝えるものであればよい。
【0112】
さらに、動力源として電動モータ38を設けたものを示したが、エアシリンダや油圧シリンダの駆動力により、転落防止部材21を出没移動させてもよい。
【0113】
さらに、転落防止装置20を設置する場所としては特別に限定するものではないが、プラットホーム10の端縁12がカーブしていて、プラットホーム10の端縁12と列車との間の隙間S1が広い個所に採用すればよい。
【0114】
さらに、転落防止部材21の上面は、エスカレータ装置の各ステップのようにその上面を細かな凹凸の波板形状にし、かつ、そのような形状の転落防止部材21の上面に噛み合うように、収納部15側の出没口の上縁を細かな凹凸の波形にすればよい。
【0115】
【発明の効果】
本発明に係るプラットホームの転落防止装置によれば、転落防止部材が2以上のプレートから成り、2以上のプレートの隣接するもの同士を係合または連結して成るものでは、各プレートが短めでかつ軽くなり、転落防止装置の設置時に、各プレートが取り扱いやすく、組立性が向上する。また、プラットホームの収納部の設置面の面精度や転落防止装置の製品精度に起因して、各プレート間で高低差が生じたり、各プレートが傾いたりするが、分割された各プレートが相互に係合または連結されているので、その係合または連結された部分により、各プレートの高低差や傾きを吸収することができ、設置面の面精度や転落防止装置の製品精度を上げたり、各プレート間の位置調整作業をする必要がなく、設置作業性が向上するとともに、コストを低減することができる。
【0116】
また、予め組み立てておいた落下防止用のユニットをプラットホームに搬入し、各落下防止用のユニットをプラットホームの側縁に沿って配置するようにしたので、転落防止装置をプラットホームにより簡易に設置することができ、さらに、設置作業性が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態に係る転落防止装置の取り付け状態を示す斜視図である。
【図2】本発明の一実施の形態に係る転落防止装置の取り付け状態を示す平面図である。
【図3】本発明の一実施の形態に係る転落防止装置の取り付け状態を示す正面図である。
【図4】本発明の一実施の形態に係る転落防止装置の取り付け状態を示す平面図である。
【図5】本発明の一実施の形態に係る転落防止装置の取り付け状態を示す側面図である。
【図6】本発明の一実施の形態に係る転落防止装置の取り付け状態を示す側面図である。
【図7】図1のVII−VII線断面図である。
【図8】本発明の一実施の形態に係る転落防止装置を設置する場所としての収納部の斜視図である。
【符号の説明】
H1…ハンドル
S1…隙間
PF…乗降口
10…プラットホーム
12…端縁
13…端縁部
14…上面
15…収納部
16…底面
20…転落防止装置
21…転落防止部材
30…駆動機構
32…ピニオン
35…ラック部材
36…ナット部材
37…スクリュー部材
38…電動モータ
39…軸受け
40…案内機構
41…スライダ
48、49…ガイド部材
50…天井部材
60…可動ホーム柵装置
61…戸袋柵
70…乗降扉
80…給油装置
81…供給元口
82…給油作業用の孔
83…蓋部材
100…強制退避機構
110…入力部材
111…ベース部材
112…枢支ピン
113…ローラ
114…出力端
120…中継部材
200…落下防止用のユニット
201…本体フレーム
202…側部フレーム
203…後部フレーム
204…底部フレーム
210…プレート
211…凸部
212…凹部
213…ピン部材
220…被ガイド部材

Claims (5)

  1. 列車とプラットホームの端縁との間に形成される隙間を塞ぐようにしたプラットホームの転落防止装置において、
    前記プラットホームの端縁部に形成された収納部に収容された没入位置から線路側の突出位置へ突出して前記隙間を塞ぐ転落防止部材と、当該転落防止部材を案内するための案内機構と、前記転落防止部材を駆動する駆動機構と、前記転落防止部材を前記突出位置から強制的に没入可能にする強制退避機構とを備え、
    前記転落防止部材は、前記プラットホームの端縁に沿って配された2以上のプレートから成り、
    前記2以上のプレートの隣接するもの同士は、前記プラットホームに配した際に生じ得る各プレートの高低差や傾きを吸収可能に相互に係合または連結され
    前記案内機構は、前記2以上のプレートの各々を出没可能に案内するガイド部材を有し、
    前記駆動機構は、前記2以上のプレートの少なくとも1つを出没可能に駆動し、
    前記強制退避機構は、前記相互に係合または連結されたプレートの両側の少なくとも列車の進入する側に配される入力部材と、1または2以上の中継部材とを有し、
    前記入力部材は、前記プラットホームの端縁側から前記線路側へ前記相互に係合または連結されたプレートの突出位置に対し少なくとも同じ位置まで出っ張る第1位置と、前記線路側から前記プラットホームの端縁側に引っ込む第2位置とに変位可能に配され、
    前記1または2以上の中継部材は、前記進入する列車によって前記入力部材に対して前記第1位置から前記第2位置の方へ変位させる外力がかかると、当該外力を前記相互に係合または連結されたプレートに伝えるものであって、当該相互に係合または連結されたプレートが前記突出位置から強制的に没入可能なように配されたことを特徴とするプラットホームの転落防止装置。
  2. 列車とプラットホームの端縁との間に形成される隙間を塞ぐようにしたプラットホームの転落防止装置において、
    前記プラットホームの端縁に沿って配された2以上の落下防止用のユニットと、当該2以上の落下防止用のユニットを強制的に没入可能にする強制退避機構とを備え、
    前記落下防止用のユニットは、前記プラットホームの端縁部に形成された収納部に収容された没入位置から線路側の突出位置へ突出して前記隙間を塞ぐプレートと、当該プレートを出没可能に案内するための案内機構とを有し、前記2以上の落下防止用のユニットの各プレートの隣接するもの同士は、前記プラットホームに配した際に生じ得る各プレートの高低差や傾きを吸収可能に相互に係合または連結されており、
    前記強制退避機構は、前記相互に係合または連結されたプレートの両側の少なくとも列車の進入する側に配される入力部材と、1または2以上の中継部材とを有し、
    前記入力部材は、前記プラットホームの端縁側から前記線路側へ前記相互に係合または連結されたプレートの突出位置に対し少なくとも同じ位置まで出っ張る第1位置と、前記線路側から前記プラットホームの端縁側に引っ込む第2位置とに変位可能に配され、
    前記1または2以上の中継部材は、前記進入する列車によって前記入力部材に対して前記第1位置から前記第2位置の方へ変位させる外力がかかると、当該外力を前記相互に係合または連結されたプレートに伝えるものであって、当該相互に係合または連結されたプレートが前記突出位置から強制的に没入可能なように配されたことを特徴とするプラットホームの転落防止装置。
  3. 前記2以上の落下防止用のユニットの少なくとも1つのユニットは、前記プレートを出没可能に駆動するための駆動機構を備えていることを特徴とする請求項に記載のプラットホームの転落防止装置。
  4. 前記入力部材は、前記第1位置と前記第2位置とに揺動可能に配されていることを特徴とする請求項1,2または3に記載のプラットホームの転落防止装置。
  5. 前記入力部材は、前記没入位置側から前記突出位置へ突出する前記係合または連結されたプレートに連動するものであることを特徴とする請求項1,2,3またはに記載のプラットホームの転落防止装置。
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