JP3941524B2 - 電子機器の操作装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、電子機器にパラメータを入力設定するための電子機器の操作装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、入力設定されたパラメータに応じて動作・機能する各種の電子機器がある。例えば、楽音等をサンプリングするとともに、再生する楽音に各種の効果を付与する機能を備えたサンプリング装置があるが、例えば効果を付与するフィルタの特性を決めるレゾナンスやカットオフ周波数などのパラメータが操作子の操作で入力設定される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
このようなパラメータの入力設定を、多種類の項目について行う場合は多大な時間を要するので、入力設定を支援できる装置が必要である。例えば、パラメータをいろいろと変更して試行錯誤したあと、標準的なパラメータ値が判らなくなることがある。このような場合、従来はリセットスイッチの操作によりパラメータ値を初期値に設定するものもあるが、全パラメータ値が初期値に戻ってしまい、それまで、好適に設定されていたパラメータ値も初期値に戻ってしまうという問題がある。
【0004】
本発明は、特定の項目(パラメータの種類)あるいは複数の関連する項目を、簡単な操作で選択的に所定の初期値に設定できるようにすることを課題とする。
【0017】
【課題を解決するための手段】
本発明の請求項の電子機器の操作装置は、複数系統のパラメータを入力設定する操作子を有する電子機器の操作装置であって、操作することによってパラメータ値を順番に変更可能なスイッチ構造をなした少なくとも一つ以上ある第一操作子と、前記第一操作子とは別の第二操作子と、前記第一操作子に割り当てる項目を変更指示する第三操作子と、を備え、前記第二操作子を操作した上で、前記第三操作子が操作された場合に、該第三操作子によって割り当てられる前記第一操作子の項目のパラメータ値を所定の初期値に変更するようにしたことを特徴とする電子機器の操作装置。
【0018】
請求項の電子機器の操作装置によれば、第一操作子を操作することによってパラメータの設定値を順番に変更して入力設定することができる。また、第三操作子の操作により第一操作子に対する項目(パラメータの種類)を容易に変更することができる。そして、第二操作子を操作した上で、第三操作子を操作すると該第三操作子によって割り当てられていた第一操作子の項目のパラメータ値を所定の初期値に変更することができる。したがって、簡単な操作で、特定の項目のパラメータ値を選択的に所定の初期値に設定できる。
【0019】
本発明の請求項の電子機器の操作装置は、請求項の構成を備え、前記第一操作子は複数あって、前記第三操作子で複数の第一操作子の項目を同時に指示変更できるようにしたことを特徴とする。
【0020】
請求項の電子機器の操作装置によれば、請求項と同様な作用効果が得られるとともに、第三操作子の操作により複数の第一操作子に対する項目(パラメータの種類)を同時にしかも簡単に変更することができる。この複数の第一操作子に対する項目は、互いに関連のある項目とするとよい。
【0021】
請求項及び請求項では、現在第一操作子に選択設定されている項目以外の項目を第三操作子により変更指示するような場合において、この第三操作子と第二操作子が組み合わせて操作されたときの態様として、後述実施形態で具体例を説明するように次のような場合を含む。
【0022】
第1の態様は、第一操作子に該第三操作子で指示された項目のパラメータを割り当てるとともにそのパラメータ値(第一操作子のパラメータ値)を所定の初期値に変更する。このとき、表示手段にそのパラメータ値(初期値)を表示させてもよい。
第2の態様は、現在第一操作子に選択設定されている項目は変更せずに、第三操作子の項目のパラメータ値を所定の初期値に変更する。
第3の態様は、現在第一操作子に選択設定されている項目と第三操作子で指示された項目とが異なっているということから、操作が駄目であること(NG)の出力(表示等)を行い、この場合においては所定の初期値への変更を行わない。
【0023】
また、第一操作子に選択設定されている項目を有する第三操作子と、第二操作子の組み合わせ操作がなされたときは、複数ある全ての第一操作子の項目のパラメータ値を所定の初期値に変更する。このとき、表示手段にそのパラメータ値(初期値)を表示させてもよい。
【0024】
なお、第三操作子は、複数のスイッチからなるもの(後述の実施形態のC1スイッチとC2スイッチに対応)であってもよいし、一つのスイッチ(後述の実施形態のC3スイッチに対応)であってもよい。
【0025】
また、第一操作子は複数のスイッチ(後述の実施形態のA1スイッチとA2スイッチに対応)からなるものであって、さらに第三操作子がその複数の第一操作子に対して同時にパラメータの項目を割り当てるものであり、この第三操作子と第二操作子が組み合わせて操作されたとき、複数の第一操作子の全ての項目のパラメータ値を所定の初期値に変更する。このとき、表示手段にそのパラメータ値(初期値)を表示させてもよい。
【0026】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して本発明の実施形態について説明する。図2は実施形態の操作装置を用いた電子機器のブロック図であり、この実施形態の電子機器はビデオサンプリング装置である。信号処理システム11はCPU11a、RAM11b、ROM11c、タイマ11dで構成されており、CPU11aはROM11cに格納された所定のプログラムを実行し、RAM11bの各種レジスタ、フラグ等を含むワーキングエリアを使用して全体の制御を行う。タイマ11dは各種プログラムの実行中に時間を計時するものである。入力インターフェース(I/F)12は接続した映像機器10から映像データを取り込み、出力インターフェース13は接続した画像表示装置20へ画像データを出力して表示する。
【0027】
設定操作子群14は該ビデオサンプリング装置に対する種々の設定を行うための操作子群であり、この設定操作子群14の具体例については後述説明する。表示器15は液晶パネル等で構成されており、該ビデオサンプリング装置の設定状態や、項目(パラメータの種類)や、パラメータ値の表示等を行う。記憶装置16は、映像データ、映像データの処理手順、機器の設定状態、設定された各種パラメータの設定値、あるいは各種のプログラムを記憶する。
【0028】
図1は該ビデオサンプリング装置のパネル面の一部を示す図である。図示のように、パネル面には、前記設定操作子群14の一部を構成するA1スイッチ1、A2スイッチ2、Bスイッチ3、C1スイッチ4、C2スイッチ5、C3スイッチ6、yesスイッチ7、noスイッチ8、及び前記表示器15が配設されている。なお、各スイッチに付した「A1、A2、B、C1、C2、C3」の記号は各スイッチを区別するためのものであり、スイッチに実際に記されているものではない。
【0029】
A1スイッチ1とA2スイッチ2は、それぞれが図示しないロータリーエンコーダに連結された回転式のダイヤルスイッチであり、図の矢印のように回転することにより、このA1スイッチ1及びA2スイッチ2の各々に割り当てられた項目のパラメータ値が変化する。例えば右に回転すればパラメータ値は増加し、左に回転すればパラメータ値は減少するように構成されている。すなわち、このA1スイッチ1及びA2スイッチ2は、操作することによってパラメータ値を順番に変更可能なスイッチ構造をなしており、請求項の「第一操作子」に相当する。
【0030】
Bスイッチ3は請求項の「第二操作子」に相当し、このBスイッチ3を操作した上で、A1スイッチ1及びA2スイッチ2の任意のスイッチが操作された場合に、該操作されたA1スイッチ1あるいはA2スイッチ2に割り当てられている項目の現在のパラメータ値が予め決められた所定の初期値に変更される。また、Bスイッチ3を操作した上で、次に説明するC1スイッチ4、C2スイッチ5、C3スイッチ6が操作された場合にも、現在のパラメータ値が予め決められた所定の初期値に変更される。
【0031】
C1スイッチ4とC2スイッチ5は、A1スイッチ1とA2スイッチ2で設定するパラメータの項目をA1スイッチ1とA2スイッチ2に割り当てるためのスイッチである。この実施形態では、A1スイッチ1とA2スイッチ2には、例えば映像に付与する同一効果の互いに関連する項目など、関連する別の項目が割り当てられる。このパラメータの項目は表示器15の上部の説明表示部41に略記されている。図の例では、C1スイッチ4を操作したときには「項目(a)」がA1スイッチ1に「項目(b)」がA2スイッチ2にそれぞれ割り当てられることを示し、また、C2スイッチ5を操作したときには「項目(c)」がA1スイッチ1に「項目(d)」がA2スイッチ2にそれぞれ割り当てられることを示している。
【0032】
また、C3スイッチ6は、操作される毎に、A1スイッチ1とA2スイッチ2に割り当てられているパラメータの項目とそのパラメータ値を、「C1スイッチのパラメータの項目及びパラメータ値」と「C2スイッチのパラメータの項目及びパラメータ値」との間で、に交互に切り換えるために設けられている。
【0033】
yesスイッチ7及びnoスイッチ8は、例えばシステムからの確認メッセージに対して応答指示するためのスイッチであるが、このyesスイッチ7及びnoスイッチ8を同時操作した上で、A1スイッチ1及びA2スイッチ2の任意のスイッチを操作すると、該操作されたA1スイッチ1あるいはA2スイッチ2に割り当てられている項目の現在のパラメータ値が予め決められた所定の初期値に変更される。また、yesスイッチ7及びnoスイッチ8を同時操作した上で、C1スイッチ4、C2スイッチ5、C3スイッチ6を操作すると、これらのスイッチで指定された項目の現在のパラメータ値が予め決められた所定の初期値に変更される。
【0034】
なお、図1に示したように、表示器5には、A1スイッチ1及びA2スイッチ2に現在設定されているパラメータの項目(“項目(a)”、“項目(b)”等)と、そのパラメータ値(“7”、“15”等)が表示される。
【0035】
図3は実施形態における制御プログラムのメインルーチンのフローチャート、図4はパネル処理のフローチャートであり、同図に基づいて実施形態の動作を説明する。電源の投入によって図3のメインルーチンの処理を開始すると、ステップS1の初期化の処理でRAM12の内容をクリアするとともに初期の設定を行う。次に、ステップS2で図4のパネル処理を行い、ステップS3でその他の処理を行ってステップS2に戻る。このその他の処理では動作モードに応じた各種の処理を行う。例えば再生を実行しているモードでは、映像データを読み出して設定されている効果処理を付加して出力インターフェース13から画像表示装置20に出力する処理等を行う。また、映像データに対する各種の加工処理や、映像取り込み等の処理を行う。
【0036】
図4のパネル処理では、ステップS11でパネル入力(スイッチ操作)の有無を判定し、パネル入力がなければそのままメインルーチンに復帰し、パネル入力があればステップS12以降で、操作のあったスイッチに応じた処理を行う。なお、このパネル入力の有無の判定は、スイッチの操作イベントのみを判定するのではなく、例えば押し続けたれた状態も入力として判定する。ステップS12でA1スイッチ1が操作されていると、ステップS13でBスイッチ3の操作があるかを判定する。なお、Bスイッチ3は強く操作した場合と弱く操作した場合とを検出できるようになっており、後述のようにBスイッチ3を強く操作するとこのBスイッチ3の操作が一時的に保持されるので、この操作が一時的に保持された状態も上記「Bスイッチ3の操作がある」という状態として判定する。ステップS13でBスイッチ3の操作があれば、ステップS14で、A1スイッチ1に割り当てた設定項目(種類)のパラメータ値を所定値(所定の初期値)に設定し、メインルーチンに復帰する。
【0037】
また、ステップS13でBスイッチ3の操作がなければ、ステップS15でyesスイッチ7及びnoスイッチ8の同時操作中であるかを判定し、同時操作中であればステップS14で上記同様に、A1スイッチ1に割り当てた設定項目のパラメータ値を所定値に設定し、同時操作中でなければ、ステップS16で、A1スイッチ1に割り当てた設定項目のパラメータ値をダイヤル移動量(A1スイッチの回転量)に応じて変更し、メインルーチンに復帰する。
【0038】
ステップS12でA1スイッチ1が操作されていなければ、ステップS17でA2スイッチ2が操作されたかを判定する。そしてA2スイッチ2が操作されていれば、ステップS18でBスイッチ3の操作があるかを判定する。Bスイッチ3の操作があれば、ステップS19で、A2スイッチ2に割り当てた設定項目のパラメータ値を所定値に設定し、メインルーチンに復帰する。
【0039】
また、ステップS18でBスイッチ3の操作がなければ、ステップS20でyesスイッチ7及びnoスイッチ8の同時操作中であるかを判定し、同時操作中であればステップS19で上記同様に、A2スイッチ2に割り当てた設定項目のパラメータ値を所定値に設定し、同時操作中でなければ、ステップS21で、A2スイッチ2に割り当てた設定項目のパラメータ値をダイヤル移動量(A2スイッチの回転量)に応じて変更し、メインルーチンに復帰する。また、A2スイッチ2が操作されていなければ、ステップS22に進む。
【0040】
ステップS22では、Bスイッチ3が強く操作されたか否かを判定し、強く操作されていれば、ステップS23でBスイッチ3の操作を一時的に保持してメインルーチンに復帰する。なお、このBスイッチ3の操作の一時的に保持された状態は、前述のようにその後のパネル処理において「Bスイッチの操作あり」と判定される。ステップS22でBスイッチ3が強く操作されていなければ、ステップS24でC1スイッチ4の操作であるかを判定し、C1スイッチ4の操作であればステップS25でBスイッチ3の操作があるかを判定する。Bスイッチ3の操作があれば、ステップS26で、A1スイッチ1及びA2スイッチ2にC1スイッチの項目群を割当てて、その設定項目のパラメータ値を所定値に設定し、メインルーチンに復帰する。
【0041】
また、ステップS25でBスイッチ3の操作がなければ、ステップS27でyesスイッチ7及びnoスイッチ8の同時操作中であるかを判定し、同時操作中であればステップS26で上記同様に、A1スイッチ1及びA2スイッチ2にC1スイッチ4の項目群を割当てて、その設定項目のパラメータ値を所定値に設定し、同時操作中でなければ、ステップS28で、A1スイッチ1及びA2スイッチ2に割り当てる項目をC1スイッチ4の項目群(「項目(a)」及び「項目(b)」)に変更し、メインルーチンに復帰する。
【0042】
ステップS24でC1スイッチ4が操作されていなければ、ステップS29でC2スイッチ5が操作されたかを判定する。そしてC2スイッチ5が操作されていれば、ステップS30でBスイッチ3の操作があるかを判定する。Bスイッチ3の操作があれば、ステップS31で、A1スイッチ1及びA2スイッチ2にC2スイッチの項目群を割当てて、その設定項目のパラメータ値を所定値に設定し、メインルーチンに復帰する。
【0043】
また、ステップS30でBスイッチ3の操作がなければ、ステップS32でyesスイッチ7及びnoスイッチ8の同時操作中であるかを判定し、同時操作中であればステップS31で上記同様に、A1スイッチ1及びA2スイッチ2にC2スイッチ5の項目群を割当てて、その設定項目のパラメータ値を所定値に設定し、同時操作中でなければ、ステップS33で、A1スイッチ1及びA2スイッチ2に割り当てる項目をC2スイッチ5の項目群(「項目(c)」及び「項目(d)」)に変更し、メインルーチンに復帰する。
【0044】
また、ステップS29でC2スイッチ5が操作されていなければ、他のスイッチが操作されたことになるので、ステップS34でその指示のあった処理を実行し、メインルーチンに復帰する。例えば、ステップS34では、C3スイッチ6が操作された場合は、A1スイッチ1及びA2スイッチ2に対して、現在C1スイッチの項目群が割り当てられていればC2スイッチの項目群へ変更して割り当て、C2スイッチの項目群が割り当てられていればC1スイッチの項目群へ変更して割り当てる。
【0045】
以上の処理により、A1スイッチ1あるいはA2スイッチ2を単独で操作した場合には、そのスイッチに対して割り当てられている項目のパラメータ値を、操作量に応じて設定(変更)することができる。また、Bスイッチ3を軽く押しながら、A1スイッチ1、A2スイッチ2、C1スイッチ4、C2スイッチ5、あるいはC3スイッチ6を操作すると、それぞれ次のようになる。A1スイッチ1の場合はA1スイッチ1に割り当てられている項目のパラメータ値が所定の初期値に変更される。また、A2スイッチ2の場合はA2スイッチ2に割り当てられている項目のパラメータ値が所定の初期値に変更される。C1スイッチ4の場合はA1スイッチ1及びA2スイッチ2にC1スイッチの項目群が割り当てられ、この項目のパラメータ値が所定の初期値に変更される。C2スイッチ5の場合はA1スイッチ1及びA2スイッチ2にC2スイッチの項目群が割り当てられ、この項目のパラメータ値が所定の初期値に変更される。C3スイッチ6の場合はA1スイッチ1及びA2スイッチ2に現在割り当てられている項目群が他の項目群に割り当てられ、その項目のパラメータ値が所定の初期値に変更される。
【0046】
また、A1スイッチ1、A2スイッチ2、C1スイッチ4、C2スイッチ5、あるいはC3スイッチ6を操作している状態で、Bスイッチ3を操作したときも、上記同様に処理される。すなわち、第一操作子が操作中に第二操作子が操作された場合に相当し、A1スイッチ1あるいはA2スイッチ2によりパラメータ値の設定操作中であっても、所定の初期値に即変更することができる。
【0047】
また、Bスイッチ3を強く操作すると、このBスイッチ3の操作が一時的に保持されるので、この状態でA1スイッチ1、A2スイッチ2、C1スイッチ4、C2スイッチ5、あるいはC3スイッチ6を操作した場合も同様の結果が得られる。なお、このようにBスイッチ3の操作を一時的に保持すると、このBスイッチ3を一旦操作した後、他のスイッチを操作すればよいので、同時操作よりも操作がし易くなる。
【0048】
さらに、Bスイッチ3の上記操作の代わりに、yesスイッチ7及びnoスイッチ8の同時操作を行うようにしても、同様の結果が得られる。このように、第二操作子として同時操作を行うスイッチを用いると、意識して操作する必要があるので、操作ミスが起きにくい。
【0049】
なお、実施形態では、第一操作子としてダイヤル式のA1スイッチ1及びA2スイッチ2を用い、ロータリーエンコーダによりパラメータ値を設定する例について説明したが、第一操作子としては、インクリメントスイッチとデクリメントスイッチ等を用いるようにしてもよい。
【0050】
また、所定の初期値は、メーカが定めた値、0や特定の値、ユーザが専用に設定した値や過去に使用した値などユーザが定めた値であってもよい。
【0051】
また、実施形態では、第一操作子であるA1スイッチ1及びA2スイッチ2を挟むような位置に、Bスイッチ3と、yesスイッチ7及びnoスイッチ8の2つの第二操作子が設けられているので、使い勝手がよい。
【0052】
なお、実施形態のBスイッチ3すなわち第二操作子は押しボタン式であるので、他のスイッチとの同時操作がし易いが、この第二操作子はスライド式でも回転式でもよい。
【0053】
また、実施形態では、第一操作子であるA1スイッチ1とA2スイッチ2が複数あり、第三操作子であるC1スイッチ、C2スイッチあるいはC3スイッチで、この複数の第一操作子に対してパラメータの設定項目を同時に指定できるので、関連のある項目を系統的に扱うことができる。
【0054】
以上の実施形態はビデオサンプリング装置を例に説明したが、どのような電気機器でもよい。
【0061】
【発明の効果】
請求項の電子機器の操作装置によれば、第一操作子に割り当てられている項目のパラメータ値(設定値)を簡単な操作で所定の初期値に変更することができ、電子機器の使い勝手がよくなる。また、第三操作子の操作により第一操作子に対する項目を容易に変更することができる。
【0062】
請求項の電子機器の操作装置によれば、請求項と同様な効果が得られるとともに、第三操作子の操作により複数の第一操作子に対するパラメータの項目を同時にしかも簡単に変更することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態におけるビデオサンプリング装置のパネル面の一部を示す図である。
【図2】本発明の実施形態の操作装置を用いた電子機器のブロック図である。
【図3】本発明の実施形態における制御プログラムのメインルーチンのフローチャートである。
【図4】本発明の実施形態におけるパネル処理のフローチャートである。
【符号の説明】
1…A1スイッチ(第一操作子)、2…A2スイッチ(第一操作子)、3…Bスイッチ(第二操作子)、4…C1スイッチ(第三操作子)、5…C2スイッチ(第三操作子)、6…C3スイッチ(第三操作子の他の例)

Claims (2)

  1. 複数系統のパラメータを入力設定する操作子を有する電子機器の操作装置であって、
    作することによってパラメータ値を順番に変更可能なスイッチ構造をなした少なくとも一つ以上ある第一操作子
    前記第一操作子とは別の第二操作子
    前記第一操作子に割り当てる項目を変更指示する第三操作子と、を備え、
    前記第二操作子を操作した上で、前記第三操作子が操作された場合に、該第三操作子によって割り当てられる前記第一操作子の項目のパラメータ値を所定の初期値に変更するようにしたことを特徴とする電子機器の操作装置。
  2. 前記第一操作子は複数あって、前記第三操作子で複数の第一操作子の項目を同時に指示変更できるようにしたことを特徴とする請求項1記載の電子機器の操作装置。
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