JP4765494B2 - 音響信号処理装置 - Google Patents

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Description

この発明は、カレントメモリに記憶された動作データに基づいて入力する音響信号を処理して出力する音響信号処理装置に関する。
従来から、複数の入力チャンネル(ch)に入力する音響信号に対し、振幅特性や周波数特性の調整、あるいはミキシングバスによる混合等の信号処理を施して出力するデジタルミキサのような音響信号処理装置が知られている。また、このような音響信号処理装置において、信号処理に反映させるパラメータの値を示す動作データをカレントメモリに記憶させておき、その動作データに基づいて信号処理を行うようにすることも知られている。そしてこの場合、ユーザは、コンソール上の操作子等を用い、カレントメモリ中の各パラメータの値を設定することにより、音響信号処理装置に好みの特性の信号処理を行わせることができる。
この場合において、装置を別の用途に使う場合や、一旦行った設定が気に入らず、新たに設定をやり直したい場合等に、簡単な操作でパラメータの値を所定の初期値に戻したいという要求があった。特に、再利用可能な範囲の設定内容はそのまま残し、所望の範囲のパラメータの値だけを、初期値に戻したいという要求がある。
そして、このような要求に対応するための技術としては、例えば特許文献1や2に記載の技術が知られている。
特許文献1には、電子楽器において、メモリに記憶された情報を初期状態に戻す指示を行った場合に、予め指定した情報を初期状態に戻す一方、それ以外の情報はそのまま維持するようにすることが記載されている。
特許文献2には、電子機器の操作装置において、初期化用の操作子を操作しながらあるパラメータを設定するための操作子を操作した場合に、そのパラメータの値を所定の初期値に設定するようにすることが記載されている。
特許第3055525号公報(特に請求項1) 特開2003−219335号公報
ところで、上述したように、パラメータの値を初期値に戻す機能を設ける場合、その初期値としては、音響信号処理装置から信号を出力させないような値を用意することが多い。例えば、入力chからメインバス(ステレオバス)への出力レベルを決めるフェーダレベルや、ミキシングバスへの出力レベルを決めるセンドレベルをマイナス無限大デシベル(−∞dB)にする等である。
これは、パラメータの値が初期値に変更された際に、音響信号処理装置から大きなレベルの信号が出力され、出力につながれた別の音響機器が破損するような事態を防止するためである。従って、初期値を上記のような値に定めることには、大いに意義がある。
一方で、レベルを示すパラメータには、信号を出力させたい場合に設定する標準的な値も存在する。例えば、信号のレベルを変化させない0dBである。そして、このような値も、パラメータの編集に際して頻繁に使用されるものであるから、簡単な操作でパラメータの値をこのような値にも設定できるようにしたいという要求があった。
しかし、上述した従来の方式では、パラメータの値を初期値に設定することは簡単な操作でできるものの、パラメータの値を初期値と異なる値に設定するためには、操作子に適切な操作量の操作を行って値を設定する必要があり、注意深い操作が必要であるという問題があった。
この発明は、このような問題を解決し、音響信号処理装置において、レベルを示すパラメータの値を、初期値に簡単な操作で設定できるようにすると共に、初期値以外でも、頻繁に使用する値に簡単な操作で設定できるようにすることを目的とする。
上記の目的を達成するため、この発明の音響信号処理装置は、複数のレベルデータを含む動作データを記憶するカレントメモリと、上記カレントメモリに記憶された動作データに基づいて入力する音響信号を処理して出力する信号処理手段と、上記各レベルデータを設定するための複数のレベル操作子と、上記複数のレベル操作子とは異なる第1及び第2の操作子と、上記複数のレベル操作子の少なくとも1つが上記第1及び第2の操作子のいずれも操作されていない時に操作された場合に、そのレベル操作子と対応する上記カレントメモリ中のレベルデータの値をそのレベル操作子の操作量に応じて変更する値変更手段と、上記複数のレベル操作子の少なくとも1つが上記第1の操作子を操作しながら操作された場合に、そのレベル操作子と対応する上記カレントメモリ中のレベルデータの値を、初期値に変更する初期化手段と、上記複数のレベル操作子の少なくとも1つが上記第2の操作子を操作しながら操作された場合に、そのレベル操作子と対応する上記カレントメモリ中のレベルデータの値を上記初期値とは別に上記音響信号処理装置の標準的な使い方においてレベルデータとして設定される値である標準値に変更する標準化手段とを設けたものである。
あるいは、複数のレベルデータを含む動作データを記憶するカレントメモリと、上記カレントメモリに記憶された動作データに基づいて入力する音響信号を処理して出力する信号処理手段と、上記動作データに含まれるデータを設定するための設定操作子と、上記設定操作子とは異なる第1及び第2の操作子と、上記設定操作子が上記第1及び第2の操作子のいずれも操作されていない時に操作された場合に、その設定操作子と対応する上記カレントメモリ中のデータの値をその設定操作子の操作内容に応じて変更する値変更手段と、上記設定操作子が上記第1の操作子を操作しながら操作された場合に、その設定操作子と対応する上記カレントメモリ中のデータの値を所定の初期値に変更する初期化手段と、上記設定操作子が上記第2の操作子を操作しながら操作された場合に、その設定操作子と対応するデータがレベルデータ以外のデータであれば、上記カレントメモリ中のそのデータの値を変更せず、上記操作された設定操作子と対応するデータがレベルデータであれば、上記カレントメモリ中のそのデータの値を所定の標準値に変更する標準化手段とを設けたものである。
あるいはまた、複数のレベルデータを含む動作データを記憶するカレントメモリと、カレントメモリに記憶された動作データに基づいて入力する音響信号を処理して出力する信号処理手段と、上記各レベルデータを設定するための電動フェーダと、上記電動フェーダとは異なる第1及び第2の操作子と、上記電動フェーダと対応し、上記第1及び第2の操作子と異なる第3の操作子と、上記第3の操作子が上記第1の操作子を操作しながら操作された場合に、その第3の操作子と対応する上記カレントメモリ中のレベルデータの値を所定の初期値に変更すると共に、その第3の操作子と対応する電動フェーダのつまみを上記初期値と対応する位置に移動させる初期化手段と、上記第3の操作子が上記第2の操作子を操作しながら操作された場合に、その第3の操作子と対応する上記カレントメモリ中のレベルデータの値を所定の標準値に変更すると共に、その第3の操作子と対応する電動フェーダのつまみを上記標準値と対応する位置に移動させる標準化手段とを設けたものである。
以上のようなこの発明の音響信号処理装置によれば、レベルを示すパラメータの値を、初期値に簡単な操作で設定できるようにすると共に、初期値以外でも、頻繁に使用する値に簡単な操作で設定できるようにすることができる。
以下、この発明を実施するための最良の形態を図面に基づいて具体的に説明する。
まず、この発明の音響信号処理装置の実施形態であるデジタルミキサの構成について説明する。
図1はそのデジタルミキサの構成を示すブロック図である。
図1に示すように、このデジタルミキサ10は、CPU11,フラッシュメモリ12,RAM13,外部機器入出力部(I/O)14,PC(パーソナルコンピュータ)I/O15,タッチスクリーン16,その他表示器17,電動フェーダ18,その他操作子19,波形I/O20,信号処理部(DSP)21を備え、これらがシステムバス22によって接続されている。そして、複数の入力チャンネル(ch)から入力する音響信号に対して種々の信号処理を施して複数の出力chから出力する機能を有する。
そして、CPU11は、このデジタルミキサ10の動作を統括制御する制御手段であり、フラッシュメモリ12に記憶された所要の制御プログラムを実行することにより、外部機器I/O14及び波形I/O20における通信やタッチスクリーン16及びその他表示器17における表示を制御したり、電動フェーダ18及びその他操作子19の操作を検出してその操作に従ってパラメータの値の設定/変更や各部の動作を制御したりといった処理を行う。
フラッシュメモリ12は、CPU11が実行する制御プログラム等を記憶する書き換え可能な不揮発性記憶手段である。
RAM13は、一時的に記憶すべきデータを記憶したり、CPU11のワークメモリとして使用したりする記憶手段である。
外部機器I/O14は、種々の外部機器を接続し入出力を行うためのインタフェースであり、例えば外部のディスプレイ、マウス、文字入力用のキーボード、操作パネル等を接続するためのインタフェースが用意される。そして、本体の表示器や操作子をごく単純な構成にしたとしても、これらの外部機器を活用することによりパラメータの変更/設定や動作指示を行うことができるようにすることも考えられる。
PCI/O15は、PCと通信を行うためのインタフェースであり、例えばUSB(Universal Serial Bus)方式のインタフェースとしたり、イーサネット(登録商標)による通信を行うためのインタフェースとすることができる。
タッチスクリーン16は、GUI(グラフィカル・ユーザ・インタフェース)等を表示する表示画面において、表示内容に対するユーザの操作を受け付けることができるようにした表示手段であり、例えば液晶パネル(LCD)にタッチパネルを積層して構成することができる。タッチスクリーン16による表示と、操作内容の検出は、CPU11による制御に従って行う。
その他表示器17は、CPU11による制御に従って種々の情報を表示するタッチスクリーン16以外の表示手段であり、例えば、発光ダイオード(LED)や小型のLCDによって構成することができる。あるいは、操作子にLEDを埋め込むような構成も可能である。
電動フェーダ18は、デジタルミキサ10において、各chのフェーダのレベルを示すパラメータを設定するためのレベル操作子であり、例えば、操作部としてつまみを設け、つまみの移動量をリニアエンコーダで検出することにより、操作量を検出する構成とすることができる。また、つまみを駆動するモータ等の駆動手段を設け、CPU11からの制御により、つまみを任意の位置に移動できるようにしている。
その他操作子19は、デジタルミキサ10に対する操作を受け付けるための電動フェーダ18以外のものであり、種々のキー、ボタン、ダイヤル、スライダ等によって構成することができる。
波形I/O20は、DSP21で処理すべき音響信号の入力を受け付け、また処理後の音響信号を出力するためのインタフェースである。そして、この波形I/O20には、1枚で4チャンネル(ch)のアナログ入力が可能なA/D変換ボード,1枚で4chのアナログ出力が可能なD/A変換ボード,1枚で8chのデジタル入出力が可能なデジタル入出力ボードを適宜組み合わせて複数枚装着可能であり、実際にはこれらのボードを介して信号の入出力を行う。
DSP21は、信号処理回路を含み、波形I/O20から入力する音響信号に対し、カレントメモリに記憶されている動作データに含まれる各種パラメータの値に従って、ミキシング、イコライジング等の各種信号処理を施して波形I/O20に出力する信号処理手段である。カレントメモリの記憶領域は、RAM13あるいはDSP21自身に備えるメモリに用意することが考えられる。また、動作データは、DSP21が信号処理に使用するパラメータの値の1セットを含むデータである。
なお、このDSP21は、入力chを32ch有し、波形I/O20の入力chとDSP21の入力ポートとを入力パッチにより対応付けて、波形I/O20に入力する信号をその対応付けた各入力chに入力することができる。
また、DSP21は、1対のステレオ(ST)バスと、16本の混合(MIX)バスを有し、入力chに入力した信号を、パラメータの設定内容に従って各バスに送出すると共に、同じバスに入力された信号同士をミキシングすることができる。
そして、これらのバスの出力は、対応する出力chから出力されるが、出力経路についても、入力時の場合と同様に、出力パッチによりDSP21の出力chと波形I/O20の出力ポートとを対応付けるようにしている。
次に、図2に、図1に示したDSP21で実行される信号処理の構成をより詳細に示す。
この図に示すように、DSP21での信号処理は、入力パッチ33,入力ch40,STバス60,MIXバス70,ST出力ch81,MIX出力ch82,出力パッチ34を有する。
そして、DSP21においては、32chある入力ch40にそれぞれ、波形I/O20に設けたアナログ入力ポート31及びデジタル入力ポート32のいずれかをパッチ(結線)し、各入力chでは、パッチされたポートから入力する信号に対してアッテネータ,イコライザ等により信号処理を行った後、STバス60及び16系統のMIXバス70のうちの任意のバスに対して処理後の信号を送出する。すなわち、この送出は、入力ch40とバスの組み合わせ毎にオンオフすることが可能である。
また、STバス60及び各MIXバス70では、各入力ch40から入力する信号を混合し、STバス60において混合された信号はST出力ch81に、MIXバス70において混合された信号はその各系統に対応して設けられる16chのMIX出力ch82に出力する。そして、各出力ch81,82では、対応するバスから入力する信号に対してイコライザ、コンプレッサ等により信号処理を行い、その処理後の信号を、出力パッチ34により波形I/O20に設けたアナログ出力ポート35及びデジタル出力ポート36にパッチし、パッチ先の出力ポートから出力する。
なお、DSP21に設けるこれらの各部による信号処理の内容は、カレントメモリ中の動作データに含まれる所定のパラメータの値を設定することにより制御可能であり、また、各部の機能は、ソフトウェアによって実現してもハードウェアによって実現してもよい。
次に、図3に、DSP21における信号処理のうち、各入力chからSTバス及びMIXバスへの信号の入力に関する部分の構成を示す。
図3に示す通り、各入力ch40には、アッテネータ41,イコライザ42,コンプレッサ43,フェーダ44,オンスイッチ45を設けている。また、その先の、STバス60に信号を入力する経路にはパン46及びSTセンドスイッチ47,47を設け、各MIXバス70に信号を入力する経路には、プリ/ポスト(PRE/POST)スイッチ51,センドレベルフェーダ52,センドオンスイッチ53を設けている。
そして、このような入力ch40に入力した信号は、アッテネータ41,イコライザ42,コンプレッサ43,フェーダ44による信号処理を受けた後、オンスイッチ45がオンであれば、パン46に設定されている音像定位位置に従ってLとRに分配され、それぞれLとRのSTバス60に入力される。
また、各MIXバス70に対する信号入力経路のPRE/POSTスイッチ51の状態に応じた位置の信号が、該当のMIXバス70に入力される。そして、その入力の過程で、センドレベルフェーダ52によってレベル調整がなされ、センドオンスイッチ53がオンの場合のみ、MIXバス70への信号の入力がなされる。
MIXバス70へは、PRE/POSTスイッチ51がPOST側であれば、フェーダ44及びオンスイッチ45の後の信号が入力される。PRE/POSTスイッチ51がPRE側であれば、コンプレッサ43とフェーダ44の間の信号が入力される。
このような入力ch40において、アッテネータ41、フェーダ44、センドレベルフェーダ52等が信号のレベルを調整するために使用されるレベル制御要素であり、このような構成要素におけるレベルの調整内容を示すパラメータの値が、レベルデータである。このレベルデータは、動作データの一部である。ここで、入力ch40で処理する信号のレベルは主にアッテネータ41で制御され、入力ch40からバスに出力する信号のレベルは、主にフェーダ44とセンドレベルフェーダ52とで制御される。
また、図3には、1つの入力ch40の構成のみを詳細に示したが、他の31の入力chも同様な構成を有し、STバス60及び各MIXバス70では、それら32の入力chから入力する信号を混合することができる。
なお、以上のような入力ch40や各バスを始めとするDSP21の機能は、専用のハードウェアによって実現しても、汎用のCPUに適当なソフトウェアを実行させることにより実現しても、これらを組み合わせて実現してもよい。
また、詳細な図示は省略するが、ST出力ch81及び各MIX出力ch82にも、イコライザ,コンプレッサ,フェーダ,オンスイッチを設け、対応するバスから出力される信号に対してこれらの処理部により信号処理を行うようにしている。そして、この中では、フェーダが信号のレベルを調整するために使用される主なレベル制御要素であり、フェーダにおけるレベルの調整内容を示すパラメータの値も、レベルデータである。
次に、デジタルミキサ10のコンソールの構成について説明する。
図4は、そのコンソールの概略構成を示す図である。
デジタルミキサ10は、図4に示すような構成のコンソール100を有しており、この上に、図1でタッチスクリーン16,その他表示器17,電動フェーダ18,その他操作子19として示した構成要素を設けている。
これらは、概ね機能毎にまとめて設け、タッチスクリーン16以外では、割当chストリップ部101,初期値設定スイッチ102,標準値設定スイッチ103,レイヤ選択操作部104,各種操作子105として設けている。
このうち、割当chストリップ部101は、入力ch又は出力chの8ch分のパラメータの値を設定するための操作子を有し、レイヤ選択操作部104での操作に応じたレイヤのchに割り当てて、そのchのパラメータを設定するための操作子として使用する。
初期値設定スイッチ102は、パラメータの値を初期値に変更する指示を行うための第1の操作子であり、その詳細な機能については後述する。
なお、初期値は、デジタルミキサ全体やその一部の構成要素をリセットしたときに、カレントメモリの動作データのうちのそのリセットされた部分に対応する部分のパラメータに書き込まれる値であって、初期値を設定すると、コンプレッサやイコライザ等の信号処理要素の特性はリニアないしフラットになり、入力chや出力chの出力レベルを決めるレベル調整要素は絞られ、その他のレベル調整要素は後述する標準値の場合と同じ値でスルーされる。カレントメモリに記憶された動作データに含まれる全てのパラメータの各々について、メーカーにより初期値が定められている。
標準値設定スイッチ103は、パラメータの値を標準値に変更する指示を行うための第2の操作子であり、このような操作子を設けた点が、この実施形態の主要な特徴である。その詳細な機能については後述する。
なお、標準値は、標準的な使い方においてデジタルミキサの各構成要素に信号を流すように設定する場合に各レベルデータとして設定される値であって、具体的には、メーカーがデジタルミキサの特性の公称スペックを与えるレベルとして指定した値(ノミナル値と呼ばれる)である。すなわち、カレントメモリに記憶された動作データに含まれる全パラメータのうち、レベルデータについてのみ標準値が決められている。
レイヤ選択操作部104は、割当chストリップ部101をどのchに割り当てるかを定めるレイヤの選択を受け付けるための操作子を有する操作部である。
各種操作子105は、上述したもの以外の操作子である。
ここで、図5に、割当chストリップ部101の詳細な構成を示す。
この図に示すように、割当chストリップ部101には、8つのchストリップ110を設け、各chストリップ110により、それぞれ1ch分のパラメータの値を設定できるようにしている。そして、各chストリップ110は、ロータリーエンコーダ111,選択スイッチ112,レベルメータ113,オンスイッチ114,電動フェーダ18を備えている。
このうち、ロータリーエンコーダ111は、つまみの回転量を操作量として検出する操作子である。そして、このロータリーエンコーダ111には、後述するようにタッチスクリーン16に表示させる画面上の操作子を割り当て、その操作子と対応するパラメータの値の設定に使用することができるようにしている。従って、ロータリーエンコーダ111に、上述したレベルデータを設定するためのつまみが割り当てられている場合には、ロータリーエンコーダ111はレベル操作子として機能することになる。しかし、それ以外の場合には、ロータリーエンコーダ111はレベル操作子以外の操作子として機能する。
選択スイッチ112は、対応するchの選択/非選択を設定するための操作子である。また、タッチスクリーン16に、対応するchに関する設定を行うための画面を表示させる指示を行うための操作子としても使用できる。
レベルメータ113は、対応するchにおける処理対象の信号のレベルを表示する表示手段である。chのどの部分の信号のレベルを表示するかを選択できるようにしてもよい。
オンスイッチ114は、対応するchのオン/オフ(例えばchストリップ110が入力chに割り当てられている場合には、図3に示したオンスイッチ45のオン/オフ)を設定するための操作子である。
電動フェーダ18は、つまみ115の位置に応じて対応するchの信号レベル(例えばchストリップ110が入力chに割り当てられている場合には、図3に示したフェーダ44におけるレベルの調整内容)を設定するための操作子であり、レベル操作子である。つまみ115をモータ等により駆動可能であることは、上述の通りである。
次に、図6に、レイヤ選択操作部104の詳細な構成を示す。
この図に示すように、レイヤ選択操作部104には、入力ch選択部121,MIX出力ch選択部122,ST出力ch選択部123を設けている。
そして、入力ch選択部121には、32の入力ch30を8つずつに分け、1〜8番目,9〜16番目,17〜24番目,25〜32番目の入力chを割当chストリップ部101に割り当てるレイヤを選択するための4つの操作子を設けている。
MIX出力ch選択部122には、16系統のMIX出力ch82を8系統ずつに分け、1〜8番目及び9〜16番目のMIX出力chを割当chストリップ部101に割り当てるレイヤを選択するための2つの操作子を設けている。
ST出力ch選択部123には、ST出力ch81を構成するLとRの出力chを割当chストリップ部101に割り当てるレイヤを選択するための操作子を設けている。
そして、これらの操作子により、割当chストリップ部101に割り当てるchを定めるレイヤを、排他的に選択することができる。
次に、タッチスクリーン16に表示させる画面の表示例について説明する。
まず、図7に、入力ch画面の表示例を示す。
この入力ch画面200は、入力ch40における信号処理に使用するパラメータとして現在設定されている内容を表示し、また設定に関する操作を受け付けるためのGUI画面である。そして、レイヤ選択操作部104の入力ch選択部121においていずれかのレイヤが選択されると、そのレイヤによって割当chストリップ部101に割り当てる入力chに関する入力ch画面200を、タッチスクリーン16に表示させるようにしている。図7には、1〜8番目の入力chを割り当てた場合の画面例を示している。
このような入力ch画面200においては、各入力chと対応するchスロット210を設け、そのchに関する内容を表示するようにしている。そして、各chスロット210には、ch名ブロック211,周波数特性ブロック212,ダイナミクスブロック213,センドレベル表示部214,パン表示部217を設けている。
このうち、ch名ブロック211は、chの番号,名称及び用途等を表示するブロックである。
周波数特性ブロック212は、図3に示したイコライザ42の周波数特性を、パラメータの現在値に基づいてグラフで表示するブロックである。アッテネータ41もこのブロックに属しているが、ここでは、そのパラメータに関する表示は行われていない。
ダイナミクスブロック213は、図3に示したコンプレッサ43のパラメータであるスレッショルドの値を表示すると共に、リアルタイム値である入力レベルとゲインのリダクション量をグラフ表示するブロックである。
また、これらの各ブロックについては、タッチスクリーン16においてブロック内にタッチ操作があった場合、タッチスクリーン16に、操作されたブロックと対応する別のGUI画面を表示させるようにしており、この点では各ブロックも操作子であると言える。この点については後述する。
センドレベル表示部214は、図3に示した各センドレベルフェーダ52について設定されているレベルを、つまみ215上のマーク215aの位置及びその下の数字により表示する表示部である。つまみ215は、16系統のMIXバス70への出力経路に対応して16個設けており、各つまみ215により、全経路のセンドレベルフェーダ52のレベルを表示できるようにしている。また、つまみ215の明暗や色あるいは模様の違い等により、対応するセンドオンスイッチ53のオン/オフの状態も表示するようにしている。図では、実線で示したつまみの部分がオン、破線で示したつまみの部分がオフであることを示している。
さらに、タッチスクリーン16においていずれかのつまみ215にタッチ操作があった場合、図5に示したロータリーエンコーダ111にタッチされたつまみを割り当て、ロータリーエンコーダ111によってそのつまみと対応するパラメータの値を設定できるようにしている。そして、ロータリーエンコーダ111に割り当てたつまみを、カーソル216により示すようにしている。このとき、カーソル216のうち、中心から外周部に向かって伸びる線216aは、マーク215aと重なるように表示し、つまみ215と対応するパラメータの値を認識しやすいようにしている。
また、つまみの割り当ては、いずれかのchスロットにおいてタッチ操作があった場合、全てのchストリップ110のロータリーエンコーダ111について、同じ番号のMIXバスへのセンドレベルフェーダ52のつまみを割り当てるように行っている。このようにすることは必須ではないが、このようにすることにより、ロータリーエンコーダ111にどのつまみが割り当てられているかを、直感的に認識しやすくすることができる。
パン表示部217は、図3に示したパン46について設定されている音像定位位置を、つまみ218上のマーク218aの位置及びその下の数字により表示する表示部である。また、STセンドボタン219を設け、図3に示したSTセンドスイッチ47のオンオフを制御できるようにしている。
さらに、タッチスクリーン16においてつまみ218にタッチ操作があった場合、上記のつまみ215の場合と同様、ロータリーエンコーダ111につまみ218を割り当て、ロータリーエンコーダ111によってそのつまみと対応するパラメータの値を設定できるようにしている。
以上が入力ch画面の構成と機能である。そして、図示は省略したが、ST出力ch81やMIX出力ch82についても、同様な機能を実現するためのGUI画面を用意している。そして、レイヤ選択操作部104によりレイヤが選択されるたびに、新たに選択されたレイヤによって割当chストリップ部101に割り当てられるchに関するGUI画面に表示を切り替えるようにしている。
次に、上述した、ブロックと対応する別のGUI画面について、ダイナミクス画面を例として説明する。
図8に、そのダイナミクス画面の表示例を示す。
デジタルミキサ10においては、上述した入力ch画面200において、いずれかのchスロットのダイナミクスブロック213にタッチ操作があった場合、タッチスクリーン16に、図8に示すようなダイナミクス画面300をポップアップ表示させる。このとき、タッチ操作があったchスロットと対応するchの位置に、カーソル320を表示させる。
このダイナミクス画面300は、入力ch画面200で内容を表示していた8chについて、図3に示したアッテネータ41及びコンプレッサ43について設定されている特性を、ダイナミクスブロック213の場合より詳細に表示する画面である。そして、ダイナミクス画面300には、各chと対応するグラフ表示部311,312,つまみ313,オンスイッチ314及び、画面全体に対する操作を行うためのクローズボタン315,コピーボタン316,ペーストボタン317,初期化ボタン318,形式選択ボタン319を設けている。
このうち、グラフ表示部311は、図7のダイナミクスブロック213と同様にコンプレッサ43への入力レベルとゲインのリダクション量をグラフ表示する表示部であり、グラフ表示部312は、コンプレッサ43のスレッショルドとレンジのパラメータに基づく入出力特性をグラフ表示する表示部である。
つまみ313は、マーク313aの位置及びその下の数字により、コンプレッサ43について設定できるパラメータのうち1つの値を表示する。どのパラメータの値を表示するかは、図示しないメニュー等により設定可能であり、ここでは、つまみ313の下に表示されているように、「THRESHOLD」の値を表示している。
また、ダイナミクス画面300が表示されている状態では、つまみ313がロータリーエンコーダ111に割り当てられ、ロータリーエンコーダ111によってそのつまみと対応するパラメータの値を設定できるようにしている。
オンスイッチ314は、コンプレッサ43の有効/無効をトグルで切り替えるためのスイッチであり、オンスイッチ314にタッチ操作があった場合に、この切り替えを行うようにしている。また、キャプションにより、現在の状態を表示するようにしている。
クローズボタン315は、ダイナミクス画面を閉じて入力ch画面200に戻る指示を受け付けるためのボタンである。
コピーボタン316は、カーソル320が表示されているchにおける、アッテネータ41及びコンプレッサ43に関するパラメータの値を、コピーバッファにコピーする指示を受け付けるためのボタンである。
ペーストボタン317は、コピーバッファにコピーしたパラメータの値を、カーソル320が表示されているchにおける、アッテネータ41及びコンプレッサ43に関するパラメータの値として設定する指示を受け付けるためのボタンである。
デフォルトボタン318は、カーソル320が表示されているchにおける、アッテネータ41及びコンプレッサ43に関するパラメータの値を、所定の初期値に設定する指示を受け付けるためのボタンである。
形式選択ボタン319は、ダイナミクス画面の表示形式を、図8に示したように8ch分の表示を行う形式にするか、次に図9に示すように1ch分の表示を行う形式にするかの選択を、択一的に受け付けるためのボタンである。また、表示の色、濃さ、模様等により、どちらが選択されているかの表示も行うようにしている。
また、以上のようなダイナミクス画面300においては、いずれかのchスロット310にタッチ操作を行うこと、ないし図5に示したいずれかのchストリップ110の選択スイッチ112を押下することにより、対応するchスロットにカーソル320を移動させることができるようにしている。さらに、ダイナミクス画面300が表示されている状態で、形式選択ボタン319で1ch分の表示を選択したり、chスロット310内のグラフ表示部312をタッチ操作したりすることにより、ダイナミクス画面300を、次の図9に示すような、1ch分の表示を行うダイナミクス画面400を表示させることができるようにしている。
このダイナミクス画面400においては、ダイナミクス画面300において選択されたchあるいはカーソル320があったchのコンプレッサ43について設定できる全てのパラメータの値の設定を受け付けるための画面である。
また、ダイナミクス画面400が表示されている状態では、5つのつまみ402がそれぞれロータリーエンコーダ111に割り当てられ、ロータリーエンコーダ111によってそのつまみと対応するパラメータの値を設定できるようにしている。また、切り替えボタン401により、つまみ402により設定する項目を切り替えることができる。
なお、ダイナミクス画面300においても、ダイナミクス画面400においても、バックの入力ch画面200はグレーアウトした状態で表示しておき、この部分にタッチ操作があった場合にも、ダイナミクス画面を閉じて入力ch画面に戻るようにしている。
また、ここではダイナミクス画面について説明したが、デジタルミキサ10においては、ch名ブロック211や周波数特性ブロック212についても、同様な趣旨の画面を用意し、パラメータの値の表示や設定指示の受け付けを行うことができるようにしている。このような画面が用意されているブロックについては、入力ch画面200においてブロックの枠の左上に下向きの三角を表示してその旨を示している。
以上のようなデジタルミキサ10において、特徴的な点は、図4に示した初期値設定スイッチ102や標準値設定スイッチ103を押下しながら、割当chストリップ部101の操作子を操作したり、タッチスクリーン16に表示された画面のブロックや操作子にタッチ操作したりした場合の動作である。
次に、この点に関連してCPU11が実行する処理について説明する。なお、その他の一般的なデジタルミキサの機能に関する処理については、適宜公知のものを採用すればよいので、詳細な説明は省略する。
まず、図10に、コンソール100のロータリーエンコーダ111が操作された場合の処理のフローチャートを示す。
CPU11は、ロータリーエンコーダ111が操作された場合に、図10のフローチャートに示す処理を開始する。
そして、この操作時に、初期値設定スイッチ102や標準値設定スイッチ103が押下されている状態か否かを判断する(S11)。
そして、ここでロータリーエンコーダ111単独の操作であれば、カレントデータに記憶された動作データに含まれているパラメータであって、タッチスクリーン16に表示しているつまみのうちの、操作されたロータリーエンコーダに割り当てられているつまみによって設定するパラメータ、すなわち操作されたロータリーエンコーダと対応するパラメータ、の値を、操作内容に応じて変更する(S12)。
また、初期値設定スイッチ102が押下されていれば、カレントメモリ中の操作されたロータリーエンコーダと対応するパラメータの値を所定の初期値に変更する(S14)。
また、標準値設定スイッチ103が押下されていれば、操作されたロータリーエンコーダと対応するパラメータがレベルデータである場合には(S16)、カレントメモリ中のそのパラメータの値を所定の標準値に変更する(S17)。
そして、これらのいずれの場合も、パラメータの値の変更内容に応じて画面の表示を更新して(S13,S15,S18)、処理を終了する。
一方、ステップS16でレベルデータでなかった場合にはそのまま処理を終了する。
以上の処理において、CPU11は、ステップS12では値変更手段として、ステップS14では初期化手段として、ステップS17では標準化手段としてそれぞれ機能する。
次に、図11に、レイヤ選択操作部104でレイヤ選択操作がなされた場合の処理のフローチャートを示す。
CPU11は、レイヤ選択操作部104でレイヤ選択操作がなされた場合、図11のフローチャートに示す処理を開始する。
そして、選択操作されたレイヤを割り当てchストリップ部101による制御対象として設定し(S21)、選択されたレイヤに属するchのパラメータの値に応じて、割当chストリップ部101における選択スイッチ112,オンスイッチ114のオン/オフ表示や電動フェーダ18のつまみ115の位置等の状態を制御する(S22)。その後、選択されたレイヤに属するchに関するGUI画面をタッチスクリーン16に表示させて処理を終了する(S23)。
以上の処理により、レイヤの切り替えを行うことができる。
次に、図12に、コンソール100の電動フェーダ18が操作された場合の処理のフローチャートを示す。
CPU11は、電動フェーダ18が操作された場合、図12のフローチャートに示す処理を開始する。そして、選択されているレイヤにおける、操作されたフェーダと対応するフェーダレベルの値を、操作後のつまみ115の位置に応じた値に変更して(S31)処理を終了する。
すなわち、電動フェーダ18が操作された場合には、初期値設定スイッチ102や標準値設定スイッチ103の押下有無に関わらず、フェーダレベルの値をつまみ115の位置に応じた値に変更するようにしている。また、以上の処理において、CPU11は値変更手段として機能する。
次に、図13に、コンソール100のオンスイッチ114が操作された場合の処理のフローチャートを示す。
CPU11は、オンスイッチ114が操作された場合、図13のフローチャートに示す処理を開始する。
そして、この操作時に、図10のステップS11の場合と同様、初期値設定スイッチ102や標準値設定スイッチ103が押下されている状態か否かを判断する(S41)。
そして、ここでオンスイッチ114単独の操作であれば、操作されたスイッチと対応するchのオンスイッチ45のオン/オフを示すパラメータの値を反転させ(S42)、パラメータの値の変更内容に応じてスイッチの点消灯を制御して(S43)、処理を終了する。すなわち、この場合は、通常のオンスイッチ114の機能に係る処理を行う。
一方、初期値設定スイッチ102が押下されていれば、操作されたオンスイッチ114と対応するchのフェーダレベルの値を所定の初期値に変更し(S44)、標準値設定スイッチ103が押下されていれば、操作されたオンスイッチ114と対応するchのフェーダレベルの値を所定の標準値に変更する(S46)。そしていずれの場合も、電動フェーダ18のつまみ115を、フェーダレベルの変更後の値に応じた位置に移動させて(S45,S47)、処理を終了する。
この場合において、オンスイッチ114が第3の操作子であり、CPU11は、ステップS42では値変更手段として、ステップS44では初期化手段として、ステップS46では標準化手段としてそれぞれ機能する。
次に、図14に、タッチスクリーン16に表示されたつまみにタッチ操作があった場合の処理のフローチャートを示す。
CPU11は、タッチスクリーン16において、表示中のつまみの位置へのタッチ操作を検出した場合、図14のフローチャートに示す処理を開始する。
そしてまず、タッチ操作のあったつまみ及び他chの対応するつまみをロータリーエンコーダ111に割り当てる(S51)と共に、カーソルを、タッチ操作のあったつまみ及び他chの対応するつまみに移動させる(S52)。ここでいうカーソルは、例えば入力ch画面200のカーソル216ように、ロータリーエンコーダ111に割り当てたつまみを示すものである。
その後、図10のステップS11の場合と同様、タッチ操作の時点で初期値設定スイッチ102や標準値設定スイッチ103が押下されている状態であったか否かを判断する(S53)。
そして、ここで単独のタッチ操作であれば、そのまま処理を終了する。
一方、初期値設定スイッチ102が押下されていれば、タッチ操作があったつまみと対応するパラメータの値を所定の初期値に変更する(S54)。
また、標準値設定スイッチ103が押下されていれば、タッチ操作があったつまみと対応するパラメータがレベルデータである場合には(S56)、そのパラメータの値を所定の標準値に変更する(S57)。
そして、これらのいずれの場合も、パラメータの値の変更内容に応じて画面の表示を更新して(S55,S58)、処理を終了する。
一方、ステップS56でレベルデータでなかった場合にはそのまま処理を終了する。
以上の処理において、CPU11は、ステップS54では初期化手段として、ステップS57では標準化手段としてそれぞれ機能する。
次に、図15に、タッチスクリーン16に表示されたブロックにタッチ操作があった場合の処理のフローチャートを示す。
CPU11は、タッチスクリーン16において、表示中のブロック(周波数特性ブロック212,ダイナミクスブロック213等)の位置へのタッチ操作を検出した場合、図15のフローチャートに示す処理を開始する。
そしてまず、図10のステップS11の場合と同様、タッチ操作の時点で初期値設定スイッチ102や標準値設定スイッチ103が押下されている状態であったか否かを判断する(S61)。
そして、ここで単独のタッチ操作であれば、操作されたブロックに関する8ch分の表示を行うGUI画面をタッチスクリーン16に表示させて(S62)、そのまま処理を終了する。
一方、初期値設定スイッチ102が押下されていれば、操作されたブロックに関する全パラメータ、すなわち操作されたブロックに係るGUI画面あるいはその下位のGUI画面で設定可能な全パラメータ、の値を、所定の初期値に変更する(S63)。
また、標準値設定スイッチ103が押下されていれば、操作されたブロックに関するパラメータのうちレベルデータの値を、所定の標準値に変更する(S65)。
そして、これらのいずれの場合も、パラメータの値の変更内容に応じて画面の表示を更新して(S64,S66)、処理を終了する。
以上の処理において、CPU11は、ステップS63では初期化手段として、ステップS65では標準化手段としてそれぞれ機能する。
例えば、初期値設定スイッチ102を押下しつつあるchの周波数特性ブロック212をタッチ操作した場合、そのchのアッテネータ41及びイコライザ42の全パラメータが初期化される。すなわち、イコライザ42の周波数特性は平坦となり、途中に入っているレベル調整要素のレベルデータは、標準値と同じ値の初期値となる。一方、標準値設定スイッチ103を押下しつつあるchの周波数特性ブロック212をタッチ操作した場合、そのchのアッテネータ41及びイコライザ42に含まれるレベル調整要素のレベルデータが標準値となるだけであり、イコライザ43の周波数特性は変化しない。
次に、図16に、タッチスクリーン16に表示されたボタンにタッチ操作があった場合の処理のフローチャートを示す。
CPU11は、タッチスクリーン16において、表示中のボタンの位置へのタッチ操作を検出した場合、図16のフローチャートに示す処理を開始する。
そしてまず、図10のステップS11の場合と同様、タッチ操作の時点で初期値設定スイッチ102や標準値設定スイッチ103が押下されている状態であったか否かを判断する(S71)。
そして、ここで単独のタッチ操作であれば、操作されたボタンと対応するパラメータの値を操作内容に応じて変更(一般的には、ボタンのオンオフ状態の反転、または複数選択肢からのボタンに対応する選択肢の選択等)する(S72)。また、初期値設定スイッチ102が押下されていれば、操作されたボタンと対応するパラメータの値を所定の初期値に変更する(S74)。そして、これらのいずれの場合も、パラメータの値の変更内容に応じて画面の表示を更新して(S73,S75)、処理を終了する。
また、ステップS71で標準値設定スイッチ103が押下されていた場合には、そのまま処理を終了する。ボタンはレベルデータの設定に用いられることがないので、ここでは、そのボタンが制御するパラメータがレベルデータであるか否かを判定する必要がない。
また、以上の処理において、CPU11は、ステップS72では値変更手段として、ステップS74では初期化手段としてそれぞれ機能する。
デジタルミキサ10においては、ユーザの操作に応じて以上の各処理を実行することにより、図5乃至図9を用いて説明したような操作子や画面の機能を実現すると同時に、上述した初期値設定スイッチ102や標準値設定スイッチ103の機能も実現することができる。
すなわち、初期値設定スイッチ102を押下しながら割当chストリップ部101の操作子を操作したり、タッチスクリーン16に表示された画面のブロックや操作子にタッチ操作したりすることにより、操作した操作子やブロックと対応するパラメータの値を所定の初期値に変更できるようにすると共に、標準値設定スイッチ103を押下しながら割当chストリップ部101の操作子を操作したり、タッチスクリーン16に表示された画面のブロックや操作子にタッチ操作したりすることにより、操作した操作子やブロックと対応するパラメータがレベルデータであれば、そのパラメータの値を所定の標準値に変更できるようにすることができる。
また、レベル操作子に注目した場合には、標準値設定スイッチ103を押下しながらレベル操作子を操作(タッチ操作も含む)することにより、操作した操作子と対応するパラメータの値を所定の標準値に変更できると言える。
そして、このことにより、任意のパラメータを簡単な操作で初期値に設定することができると共に、レベルデータについては、簡単な操作で初期値と標準値のいずれの値にも設定することができる。
ここで、初期値とは、各構成要素のパラメータ編集の出発点となる値であり、メーカーが装置の特性に応じて固定的に定める値である。例えば、図3に示した入力ch40では、アッテネータ41が標準的なレベル、イコライザ42がフラットな特性、コンプレッサ43がゆるく効いた状態、オンスイッチ45やセンドオンスイッチ53がオンとなるような値を、対応するパラメータの初期値としている。
また、この初期値は、どのような状態から初期値に戻しても予期せぬ大レベルの信号が流れて接続相手の装置が破損等することがないように定めることが一般的である。そしてこのため、レベルデータのうち入力ch40,出力ch81,82からの出力信号のレベルを調整するパラメータについては、−∞dBとして信号を通さないような値とされる。具体的には、入力ch40のフェーダ44とセンドレベルフェーダ52及び図示を省略した出力chのフェーダのレベルの初期値が−∞dBとされている。
一方、標準値とは、装置を使用する状態を考慮してレベルデータについて定めた、デジタルミキサ10に信号を出力させる際に使用するパラメータの標準的な値である。このような値としては、例えば信号のレベルを変化させない0dBが考えられる。
これらの初期値と標準値は、どちらもパラメータの値の編集過程においてよく使用される値である。一般的に、入力ch40や出力ch81,82において、ある経路に信号を供給しない場合はその出力のレベル制御要素に−∞dBを設定し、信号を供給する場合はとりあえず最初の値として0dBを設定する。
例えば、ある複数の入力chの信号をあるバスでミキシングしようとする場合、まず、全入力chからそのバスへのレベルデータを全て−∞dBにして、いずれの入力chからもそのバスに対して信号が入力しないように設定し、次に、使用する複数の入力chからそのバスへのレベルデータを全て0dBにして信号がそのバスへ供給されるようにし、その後に、そのバスの信号をモニタしながら使用する複数の入力chのレベルデータの調整を行うといった手順が採られる。
従って、デジタルミキサ10のように、レベルデータについては、簡単な操作で初期値と標準値のいずれの値にも設定できるようにすることにより、パラメータ編集の操作性を大きく向上させることができる。
なお、標準値設定スイッチ103を押下しながらレベルデータと対応する操作子以外の操作子が操作された場合、カレントメモリ中のパラメータの値を変更しないようにするとよい。このようにすれば、誤操作により不適当な値を設定してしまい、不測の信号が出力されて装置が破損するような事態を防止でき、ユーザが安心して操作を行うことができる。
また、図15を用いて説明したように、ブロック単位での設定も可能とすれば、操作性を更に向上させることができる。そして、この場合でも、レベルデータ以外のパラメータについては、標準値設定スイッチ103を押下しながらの操作子操作に応じて値を変更しないようにすれば、ユーザが安心して操作を行うことができる。
また、デジタルミキサ10においては、電動フェーダ18と対応するフェーダレベルを初期値や標準値に設定する動作を、初期値設定スイッチ102や標準値設定スイッチ103と共に電動フェーダ18のつまみ115が操作された場合ではなく、初期値設定スイッチ102や標準値設定スイッチ103と共にオンスイッチ114が操作された場合に行うようにしている。
これは、フェーダレベルの値が変更された場合に、電動フェーダ18のつまみ115を変更後の値と対応する位置に移動させるようにしているため、つまみ115が操作された場合にフェーダレベルを初期値や標準値に設定するとすると、その時点でつまみ115を駆動して変更後の値と対応する位置に移動させることになり、不自然な動作となってしまうので、これを回避するためである。
なお、レベルデータにつき、信号の入力から出力までの経路上にレベルを調整する信号処理要素が複数ある場合には、これらのうち1つについてのレベルを−∞dBとするだけで、信号を通さないようにするという目的は達成される。従って、これに対応して、レベルデータの初期値の設定を、1つ信号処理経路につき1つの信号処理要素に関するもののみ−∞dBとし、その他の信号処理要素に関するものは0dBにすることも考えられる。
従って、一部のレベルデータについて、初期値と標準値が同じ値となることもあり得る。ただし、「その他の信号処理要素」につき、初期値と標準値の値を揃える必要はない。
以上でこの実施形態の説明を終了するが、装置の構成、具体的な処理内容、画面の表示内容、パラメータのうちレベルデータとして取り扱うものの範囲、初期値や標準値の内容等が、上述の実施形態で説明したものに限られないことはもちろんである。
例えば、上述した実施形態では、レベルデータについて、初期値を−∞dB、標準値を0dBとする例について説明したが、これら以外の値であってもよい。すなわち、初期値が−10dBや−20dBといった値であってもよいし、標準値が−10dB、−5dBあるいは+5dBといった値であってもよい。
特に、標準値については、ユーザがパラメータ毎に自由に定められるようにしてもよい。
また、上述した実施形態では、標準値設定スイッチ103を押下しながらレベル操作子以外の操作子が操作された場合、パラメータの値を変更しないようにする例について説明したが、このようにすることは必須ではない。例えば、操作子の操作に従って、標準値設定スイッチ103が押下されていない場合と同様にパラメータの値を変更したり、レベルデータ以外の部分については初期値と同じ標準値を用意しておき、操作子の操作に応じてパラメータの値をこのような標準値に変更するといった対応も考えられる。
また、初期値設定スイッチ102や標準値設定スイッチ103の機能を、他の機能を有する操作子に併せて設け、複数の機能の操作子として兼用できるようにしてもよい。さらに、初期値設定スイッチ102や標準値設定スイッチ103の機能を、任意のあるいは特定の操作子に割り当てることができるようにしてもよい。
またここでは、図13を用いて説明したように、オンスイッチ114を第3の操作子とする例について説明したが、選択スイッチ112や、図5には示さなかったCUEスイッチ等の、電動フェーダ18と対応する他の操作子を第3の操作子として用いてもよいことも、もちろんである。
また、図14に示した処理において、タッチ操作が単独で行われた場合のみ、ステップS51のロータリーエンコーダの割り当てと、ステップS52のカーソルの移動の処理を行うようにしてもよい。
また、図15のステップS62において、図8に示したような8ch分の表示を行うGUI画面ではなく、図9に示したような1ch分の表示を行うGUI画面を表示させるようにしてもよい。
また、この発明が、単体のデジタルミキサ以外にも、ハードディスクレコーダ、電子楽器、カラオケ装置、音源装置、MIDIシーケンサ等の音響信号処理装置にミキサの機能を持たせたような装置にも適用可能なことは、もちろんである。また、PCに適当なソフトウェアを実行させてミキサとして機能させる場合にも当然適用可能である。
以上の説明から明らかなように、この発明の音響信号処理装置によれば、レベルを示すパラメータの値を、初期値に簡単な操作で設定できるようにすると共に、初期値以外でも、頻繁に使用する値に簡単な操作で設定できるようにすることができる。
従って、操作性の高いデジタルミキサを提供することができる。
この発明の音響信号処理装置の実施形態であるデジタルミキサの構成を示すブロック図である。 図1に示したDSPの構成をより詳細に示す図である。 図2に示したDSPのうち、各入力chからSTバス及びMIXバスへの信号の入力に関する部分の構成を示す図である。 図1に示したデジタルミキサにおけるコンソールの概略構成を示す図である。 図4に示した割当chストリップ部の詳細な構成を示す図である。
同じくレイヤ選択操作部の詳細な構成を示す図である。 図4に示したタッチスクリーンに表示させる入力ch画面の表示例を示す図である。 同じく8ch分の表示を行うダイナミクス画面の表示例を示す図である。 同じく1ch分の表示を行うダイナミクス画面の表示例を示す図である。 図1に示したデジタルミキサのCPUが、ロータリーエンコーダが操作された場合に実行する処理のフローチャートである。
同じくレイヤ選択操作部でレイヤ選択操作がなされた場合の処理のフローチャートである。 同じく電動フェーダが操作された場合の処理のフローチャートである。 同じくオンスイッチが操作された場合の処理のフローチャートである。 同じくタッチスクリーンに表示されたつまみにタッチ操作があった場合の処理のフローチャートである。 同じくタッチスクリーンに表示されたブロックにタッチ操作があった場合の処理のフローチャートである。 同じくタッチスクリーンに表示されたボタンにタッチ操作があった場合の処理のフローチャートである。
符号の説明
10…デジタルミキサ、11…CPU,12…フラッシュメモリ、13…RAM、14…外部機器I/O、15…PCI/O、16…タッチスクリーン、17…その他表示器、18…電動フェーダ、19…その他操作子、20…波形I/O、21…DSP、22…システムバス、100…コンソール、101…割当chストリップ部、102…初期値設定スイッチ、103…標準値設定スイッチ、104…レイヤ選択操作部、105…各種操作子

Claims (3)

  1. 複数のレベルデータを含む動作データを記憶するカレントメモリと、
    前記カレントメモリに記憶された動作データに基づいて入力する音響信号を処理して出力する信号処理手段と、
    前記各レベルデータを設定するための複数のレベル操作子と、
    前記複数のレベル操作子とは異なる第1及び第2の操作子と、
    前記複数のレベル操作子の少なくとも1つが前記第1及び第2の操作子のいずれも操作されていない時に操作された場合に、そのレベル操作子と対応する前記カレントメモリ中のレベルデータの値をそのレベル操作子の操作量に応じて変更する値変更手段と、
    前記複数のレベル操作子の少なくとも1つが前記第1の操作子を操作しながら操作された場合に、そのレベル操作子と対応する前記カレントメモリ中のレベルデータの値を、初期値に変更する初期化手段と、
    前記複数のレベル操作子の少なくとも1つが前記第2の操作子を操作しながら操作された場合に、そのレベル操作子と対応する前記カレントメモリ中のレベルデータの値を前記初期値とは別に当該音響信号処理装置の標準的な使い方においてレベルデータとして設定される値である標準値に変更する標準化手段とを設けたことを特徴とする音響信号処理装置。
  2. 複数のレベルデータを含む動作データを記憶するカレントメモリと、
    前記カレントメモリに記憶された動作データに基づいて入力する音響信号を処理して出力する信号処理手段と、
    前記動作データに含まれるデータを設定するための設定操作子と、
    前記設定操作子とは異なる第1及び第2の操作子と、
    前記設定操作子が前記第1及び第2の操作子のいずれも操作されていない時に操作された場合に、その設定操作子と対応する前記カレントメモリ中のデータの値をその設定操作子の操作内容に応じて変更する値変更手段と、
    前記設定操作子が前記第1の操作子を操作しながら操作された場合に、その設定操作子と対応する前記カレントメモリ中のデータの値を所定の初期値に変更する初期化手段と、
    前記設定操作子が前記第2の操作子を操作しながら操作された場合に、その設定操作子と対応するデータがレベルデータ以外のデータであれば、前記カレントメモリ中のそのデータの値を変更せず、前記操作された設定操作子と対応するデータがレベルデータであれば、前記カレントメモリ中のそのデータの値を所定の標準値に変更する標準化手段とを設けたことを特徴とする音響信号処理装置。
  3. 複数のレベルデータを含む動作データを記憶するカレントメモリと、
    カレントメモリに記憶された動作データに基づいて入力する音響信号を処理して出力する信号処理手段と、
    前記各レベルデータを設定するための電動フェーダと、
    前記電動フェーダとは異なる第1及び第2の操作子と、
    前記電動フェーダと対応し、前記第1及び第2の操作子と異なる第3の操作子と、
    前記第3の操作子が前記第1の操作子を操作しながら操作された場合に、その第3の操作子と対応する前記カレントメモリ中のレベルデータの値を所定の初期値に変更すると共に、その第3の操作子と対応する電動フェーダのつまみを前記初期値と対応する位置に移動させる初期化手段と、
    前記第3の操作子が前記第2の操作子を操作しながら操作された場合に、その第3の操作子と対応する前記カレントメモリ中のレベルデータの値を所定の標準値に変更すると共に、その第3の操作子と対応する電動フェーダのつまみを前記標準値と対応する位置に移動させる標準化手段とを設けたことを特徴とする音響信号処理装置。
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