JP3935386B2 - エネルギー需給方法、及びエネルギー需給システム - Google Patents

エネルギー需給方法、及びエネルギー需給システム Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、分散型エネルギー生成装置、エネルギー蓄積装置、およびエネルギー消費設備を有する需要側と、管理側との間のエネルギー需給方法、エネルギー需給システム、需要側装置、管理側装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
太陽電池、コージェネレーションシステム等の分散型電源を設置している需要家においては、分散型電源による供給量と需要家内における需要量との間には差があるのが一般的である。例えば、太陽光発電、風力発電は、天候により電力の供給量が大きく変化する。また、需要家内の需要電力も、時間帯、曜日、季節、消費設備の稼動状況等によって大きく変動することがある。このように、分散型電源を設置している需要家においては、電力の供給量と需要量とのバランスは常に不安定であり、このような需要家は、それぞれ個別に、分散型電源による電力の供給量が大きい場合は、余剰電力を電力会社へ売電という形態で供給し、分散型電源による電源による電力だけでは不足する場合は、電力会社から補給という形態で不足する電力を購入していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、分散型電源を設置している需要家から電力会社へ売電は、あくまで需要家側の都合によるものであるため、売却電力の価格は、安く抑えられてしまうため、分散型電源を使用して発電するコストが高くなる要因となっていた。また逆に分散型電源を設置している需要家が、電力会社から不足する電力を購入することもあくまで需要家側の都合であるため、購入電力の価格は高くなり、電力コストが高くなる要因であった。
【0004】
電力会社への売電、または電力会社からの買電を避けるためには、例えば、需要に応じて発電機を部分負荷運転にする、または必要に応じて起動、停止をする、ということが考えられる。しかし、発電機を部分負荷運転にすると、発電効率が低下し、起動、停止を繰り返すと、その都度発電機に過剰な負担がかかり、メンテナンスコストの上昇を伴う、など充分に発電コストを低下させることはできなかった。
【0005】
また、別の方法として、蓄電装置、または発電した余剰電力を熱の形態で蓄える畜熱装置を導入することも考えられる。しかし、需要家における電力の供給量と需要量の大きな差を埋めるためには、充分に大きな容量の蓄電装置、畜熱装置が必要とされ、このようなオーバースペックの蓄電装置、畜熱装置を導入することは、発電コストを低下させるということにはつながらなかった。
【0006】
本発明は、上記の課題を考慮し、エネルギーコストを低下させることができる、エネルギー需給方法、エネルギー需給システム、需要側装置、または管理側装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
第1の本発明(請求項1に対応)は、分散型エネルギー生成装置、エネルギー蓄積装置、およびエネルギー消費設備を有する需要側と、管理側との間のエネルギー需給方法において、前記分散型エネルギー生成装置から生成されるエネルギー量のデータ、前記エネルギー蓄積装置に蓄積されるエネルギー量のデータ、および前記エネルギー消費設備において消費されるエネルギー量のデータを、前記管理側に送り、前記送られたデータからエネルギーの必要度と、前記エネルギーを供給する需要側と、前記エネルギーを受け入れる需要側とを決定し、前記エネルギーを供給する需要側から、前記エネルギーを受け入れる需要側へエネルギーを移動し、前記エネルギーの必要度によって前記エネルギーの価格が決定される、エネルギー需給方法である。
【0008】
第2の本発明(請求項2に対応)は、分散型エネルギー生成装置、エネルギー蓄積装置、およびエネルギー消費設備を有する需要側と、管理側との間のエネルギー需給方法において、前記分散型エネルギー生成装置から生成されるエネルギー量のデータ、前記エネルギー蓄積装置に蓄積されるエネルギー量のデータ、および前記エネルギー消費設備において消費されるエネルギー量のデータから移動されるべきエネルギーの量と価格とを仮決めし、複数の需要側から、前記移動されるべきエネルギーの仮決めされた価格、およびエネルギー量に関する情報を、前記管理側に伝達し、前記伝達された情報から、前記管理側は、前記エネルギーを供給する需要側と、前記エネルギーを受け入れる需要側と、前記エネルギーの価格と量とを決定し、前記価格に基づいて前記エネルギーを供給する需要側から、前記エネルギーを受け入れる需要側へ、エネルギーを移動させるエネルギー需給方法である。
【0009】
第3の本発明(請求項3に対応)、分散型エネルギー生成装置、エネルギー蓄積装置、エネルギー消費設備、ならびに前記分散型エネルギー生成装置、前記エネルギー蓄積装置、および前記エネルギー消費設備に接続された需要側装置、を有する複数の需要側が設けられ、所定の需要側の、分散型エネルギー生成装置、エネルギー蓄積装置、エネルギー消費設備に入出力されるエネルギー量の値を格納する第1格納手段と、前記第1格納手段に格納されたエネルギー量の値から、そのエネルギーの供給または受け入れの必要度を算出する第1演算手段と、記所定の需要側における必要度と、他の需要側における必要度とから、前記エネルギーを供給する需要側および前記エネルギーの供給を受ける需要側を決定する第2演算手段と、を備え、前記エネルギーを供給する需要側から、前記エネルギーの供給を受ける需要側へ、前記エネルギーを移動させる指令を出す管理側装置を有する管理側が設けられ、前記エネルギーの供給の必要度は、前記分散型エネルギー生成装置から出力されるエネルギー量から前記エネルギー消費設備に入力されるエネルギー量を引いた値を、前記エネルギー蓄積装置の蓄積余裕量で除算した値とし、前記エネルギーの受け入れの必要度は、前記分散型エネルギーから出力されるエネルギー量から前記エネルギー消費設備に入力されるエネルギー量を引いた値を、前記エネルギー蓄積装置に蓄積されているエネルギー量で除算した値とする、エネルギー需給システムである。
【0010】
第4の本発明(請求項4に対応)は、前記第1演算手段は、さらに前記所定の需要側の必要度と移動されるべきエネルギー量から前記エネルギーの価格の仮決めを行ない、前記所定の需要側が前記仮決めされた価格と前記移動されるべきエネルギー量とを、前記管理側に伝達し、前記第2演算手段が、複数の需要側から送信された仮決めされた価格と移動されるべきエネルギー量とから、前記移動されるべきエネルギーの価格と量とを算出し、前記管理側装置が、前記第2演算手段により算出されたエネルギーの価格と量を、前記エネルギーを供給する需要側、および前記エネルギーの供給を受ける需要側へそれぞれ通知し、前記エネルギーを供給する需要側から、前記エネルギーの供給を受ける需要側へ、前記量のエネルギーを移動させる指令を出す、第3の本発明のエネルギー需給システムである。
【0011】
第5の本発明(請求項5に対応)は、さらに前記エネルギー量の予測値を格納する第2格納手段を有し、前記第1演算手段は、前記第2格納手段に格納された予測値をさらに参照して必要度を算出する、第3又は4の本発明のエネルギー需給システムである。
【0018】
【発明の実施の形態】
(実施の形態1)
図1に、実施の形態1の本発明のエネルギー需給システムの構成を示す。
【0019】
本発明の需要側の一例である需要側10には、本発明の分散型エネルギー生成装置の一例である燃料電池11、本発明のエネルギー蓄積装置の一例である蓄電装置12、本発明のエネルギー消費設備の一例である配電設備13、ならびに燃料電池11、蓄電装置12、および配電設備13に接続された本発明の需要側装置18が設置されている。配電設備13の下流には、種々の電力消費機器(図示せず)が接続されている。
【0020】
燃料電池11、蓄電装置12、および配電設備13は、遮断器17’を介して送電母線6に接続され、また商用配電系統7にも、遮断器14’および計量メータ14’を有する受電装置16’を介して接続されている。また、燃料電池11、蓄電装置12、配電設備13には、計量メータ11’、12’13’が設置されている。そして、燃料電池11、蓄電装置12、配電設備13、受電装置16’、遮断器17’は、本発明の需要側装置の一例である需要側装置18に設置されたインターフェース17に接続されている。需要側装置18の内部において、インターフェース17は、CPU15に接続され、CPU15は、本発明の第1格納手段の一例である記憶装置16に接続されている。またCPU15は、通信装置14に接続され、通信装置14は、公衆通信回線または専用通信回線などの電気通信回線5を介して、本発明の管理側の一例である管理側1に設置された本発明の管理側装置の一例である管理側装置8の通信装置4に接続されている。
【0021】
また、本発明の他の需要側の一例である需要側20には、本発明の分散型エネルギー生成装置の一例である燃料電池21、本発明のエネルギー蓄積装置の一例である蓄電装置22、本発明のエネルギー消費設備の一例である配電設備23、ならびに燃料電池21、蓄電装置22、および配電設備23に接続された本発明の需要側装置28が設置されている。配電設備23の下流には、種々の電力消費機器(図示せず)が接続されている。
【0022】
燃料電池21、蓄電装置22、および配電設備23は、遮断器27’を介して送電母線6に接続され、また商用配電系統7にも遮断器24’および計量メータ24’を有する受電装置26’を介して接続されている。また、燃料電池21、蓄電装置22、配電設備23には、計量メータ21’、22’、23’が設置されている。そして、燃料電池21、蓄電装置22、配電設備23、受電装置26’、遮断器27’は、本発明の需要側装置の一例である需要側装置28に設置されたインターフェース27に接続されている。需要側装置28の内部において、インターフェース27は、CPU25に接続され、CPU25は、本発明の第1格納手段の一例である記憶装置26に接続されている。またCPU25は、通信装置24に接続され、通信装置24は、公衆通信回線または専用通信回線などの電気通信回線5を介して、管理側1に設置された管理側装置8の通信装置4に接続されている。
【0023】
このように、管理側装置8には、需要側10、需要側20以外の需要側も含めて複数(n個)の需要側の需要側装置が接続されている。そして、管理側装置8の内部において、通信装置4は、本発明の第1演算手段の一例であるCPU2に接続されている。なお、CPU2は、本発明の第2演算手段も兼ねている。そしてCPU2は、記憶装置3に接続されている。
【0024】
次に上記の構成のエネルギー需給システムの動作について説明する。
【0025】
需要側10において、燃料電池11の本発明のエネルギー量の値の一例である発電出力値(kW)が計量メータ11’により計量され、その値(データ)は需要側装置18のインターフェース17を介して、CPU15に伝達される。CPU15は、伝達された発電出力値を本発明の第1格納手段の一例である記憶装置16に格納する。以下の説明では、燃料電池10および他の需要側における燃料電池は全負荷運転をしているものとする。また、蓄電装置12の本発明のエネルギー量の一例である蓄電量値(kWh)が計量メータ12’により計量され、同様にその値は記憶装置16に格納され、配電設備13の本発明のエネルギー量の一例である消費電力(kW)が、計量メータ13’により計量され、同様にその値は記憶装置16に格納される。また、受電装置14’における遮断器14’、燃料電池11等と送電母線6とを接続する遮断器17’は、最初は開放されているとして説明を行う。
【0026】
次にCPU15は、記憶装置16に格納された各エネルギー量のデータを、通信装置14、電気通信回線5を介して、管理側1の管理側装置8に設置されている通信装置4に送信する。CPU2は送信されたデータを一旦、記憶装置3に格納する。次に、CPU2は、格納された各エネルギーのデータから必要度を算出する。
【0027】
必要度(N)は、次の式(1)
【0028】
【数1】
Figure 0003935386
により、決定される。ここで、G10は需要側10において発電される電力(すなわち燃料電池11で発電される電力、kW)であり、C10は、需要側10において消費される電力(すなわち配電設備13で消費される消費電力、kW)であり、S10は、需要側10で蓄電されている電力量(すなわち蓄電装置13で蓄電されている電力量、kWh)であり、またSMAX10は、需要側10に蓄電される得る最大蓄電量(すなわち蓄電装置13の最大蓄積電力量、kWh)であり、SMAX−S10は、蓄積装置13の蓄積余裕量を示す。(SMAX10は、あらかじめ管理側装置8の記憶装置3、または需要側装置18の記憶装置16に格納されているものとする。)
上式のようにG10<C10のとき(すなわち、需要側10における発電電力よりも消費電力が大きいとき)は、蓄電装置13からは電力が放電されるが、蓄電装置13の蓄電量が無くなるまでの時間の逆数を必要度とする。すなわち必要度がマイナスの値でその絶対値が大きくなるほど、電力が逼迫しており、電力を外部から需要側10に供給される必要が高い(すなわち電力の受け入れの必要度が高い)ことを示す。
【0029】
また、G10>C10のとき(すなわち、需要側10における発電電力よりも消費電力が小さいとき)は、蓄電装置13に電力が充電されるが、蓄電装置13の蓄電余裕量が無くなるまでの時間の逆数を必要度とする。すなわち必要度がプラスの値でその絶対値が大きくなるほど、電力が余剰生成されており、電力を需要側10から外部に供給する必要が高い(すなわち電力の供給の必要度が高い)ことを示す。
【0030】
以上のようにして、需要側20を含むn個の需要側から各データが管理側装置8の記憶装置3に格納される。そして、CPU2は、プラス側でその絶対値が最も大きい値のN値に対応する需要側を、エネルギーを供給する需要側と特定し、マイナス側でその絶対値が最も大きい値のN値に対応する需要側を、エネルギーの供給を受ける需要側と特定する。そして、CPU2は、通信装置4、電気通信回線5を介して、それぞれの需要側の需要側装置に送信する。
【0031】
例えば、エネルギーを供給する需要側を需要側10とし、エネルギーの供給を受ける需要側を需要側20と仮定すると、需要側10のCPU15は、管理側装置8からの指示を受け、遮断器17’を閉鎖(すなわち接続)する指示を出す。そして、需要側20のCPU25は、管理側装置8からの指示を受け、遮断器27’を閉鎖する指示を出す。このようにして、需要側10から需要側20に電力が供給され、その結果、電力の過不足が緩和される。このとき、需要側10、20に対応するN値(N10、N20)を次の式(2)のように更新する。
【0032】
【数2】
Figure 0003935386
ここで、Rは両需要側の間で供給された電力(kW)を示す。このように両方の需要側において、必要度(N)が低下し、低下されたN値によって記憶装置3に格納されていた以前のN値が更新される。
【0033】
次に管理側装置8のCPU2は、この状態で記憶装置3に格納されているN値について、上記と同様の動作を繰り返し、次に電力が逼迫している需要側と、電力が過剰に生成されている需要側とを特定し、同様にして電力の融通を行うように指示を出す。
【0034】
上記の動作を繰り返すことによって、各N値は、時間の経過とともに均一化されてゆく。すなわち、各需要側における蓄電力量の増減速度のアンバランスが解消される。ここで、各N値がマイナス側で均一化されているときは、n個の需要側全体(以下需要側ネットワークという)で、電力が不足していることを示しているので、管理側装置8のCPU2は、いずれかの需要側の受電装置における遮断器(たとえば遮断器14’)を投入し、商用配電系統7と連係を取り、不足分の電力を電力会社から購入する。そして、各N値がゼロになれば、遮断器14’を開放し、商用配電系統7との連係を解除する。
【0035】
また逆に、各N値がプラス側で均一化されているときは、需要側ネットワークで電力が余剰に生成されていることを示しているので、管理側装置8のCPU2は、いずれかの受電装置における遮断器(例えば遮断器24’)を投入し、商用配電系統7と連係を取り、過剰分の電力を電力会社に売却する。そして、各N値がゼロになれば、遮断器24’を開放し、商用配電系統7との連係を解除する。
【0036】
このようにすることにより、需要側ネットワークにおいて、効率的に電力を融通することができるので、電力会社から電力を購入すること、および電力会社に電力を売却すること、を最小限に抑えることができ、需要側ネットワーク全体として、電力料金を安く抑えることができる。
【0037】
また、個々の需要側にとっても、燃料電池の効率が低下する部分負荷運転、および起動発停の繰り返しを避けることができるので電力コストを低下させることができるとともに、部分負荷運転、起動発停に伴う、燃料電池への負荷を削減することができるので、燃料電池のメンテナンスコストを低減させることもできる。
【0038】
また、個々の需要側において、電力の欠乏時、過剰時、のいずれの場合においても迅速に自動的に電力の融通がされるので、オーバースペックの蓄電装置が必要とされず、各受容側における燃料電池に合ったスペックの蓄電装置があればよく、蓄電装置の初期投資費用を削減することができる。従って、需要側ネットワークに後から参入する需要側は、需要側ネットワークの電力使用状況を検討しながら設備の導入を進めることができるので、無駄な投資を抑制することができる。
【0039】
また、ネットワーク全体でエネルギーの利用効率を上昇させることができるので、無駄なエネルギーを使用することがなくなり、環境負荷を低減させることができる。
【0040】
なお、上記の説明では、各N値がプラス側で均一化されるときは、電力会社に電力を売却する、として説明したが、その代わりに所定の燃料電池を回数を制限した条件で停止させてもよい。または、売電をすることによるデメリットよりも損失が小さいという条件付きで所定の燃料電池を部分負荷運転に移行させてもよい。
(実施の形態2)
図2は、本発明の実施の形態2のエネルギー需給システムの構成を示す。
【0041】
本実施の形態のエネルギー需給システムにおいて、本発明の第1演算手段は、管理側装置8のCPU102ではなく、需要側装置18のCPU115に含まれる点が、実施の形態1と異る。また、記憶手段その他の点は、実施の形態1と同一でり、その説明を省略する。
【0042】
次に、本実施の形態のエネルギー需給システムの動作を説明する。需要側10において、燃料電池11により発電された発電電力値(kW)、蓄電装置12に蓄電されている蓄電量(kWh)、配電設備13により消費されている消費電力(kW)、が上記と同様にCPU115に伝達され、CPU115は、伝達された発電電力値(kW)、蓄電量(kWh)、消費電力(kW)、のデータを記憶装置16に格納する。
【0043】
次にCPU115は、格納されたデータから、本発明の移動されるべきエネルギー量の一例である、需要側10における不足電力ENまたは余剰電力ESを式(3)から算出する。
【0044】
【数3】
Figure 0003935386
次にCPU115は、式(1)を用いて必要度Nを算出する。そしてCPU115は、算出されたEN10、EU10に、価格付け(価格の仮決め)を行う。価格付けは、適当な関数P10(E,N)により行われる。ここでEは、不足電力ENまたは余剰電力EUを表す。関数P10(E,N)は、需要側10独自のものであり、同じE値、N値に対しても他の需要側の値(例えばP20(E,N))とは異なり得る。例えば、蓄電装置13に余力がある場合は、蓄電装置貸料金を考慮して価格を決定することができる。また、逆に蓄電装置13に余力が無いときは、他の需要側の蓄電装置借料金を考慮して価格を決めることもできる。このようにして各需要側において、不足電力値または余剰電力値、およびそれらに対応する価格が仮に決められる。
【0045】
CPU115は、このようにして算出した電力E10と価格P10とを管理側装置8のCPU102に送信する。CPU102は、各受容側から送信された電力と価格を図3に示すように並べ替える。ここでP1、P2、P3、P1’、P2’、P3’は価格を表し、P3<P2<P1<P1’<P2’<P3’である。また、そして例えばENCは、価格P1でENC(kW)の需要(すなわち買い)があり、EUDは、価格P1’でEUD(kW)の供給(すなわち売り)があることを示している。このようにして売りと買いの売買量(すなわち不足電力と余剰電力)が一致すれば、価格が正式に決定され、CPU115は、その価格を提示した需要側に不足電力または余剰電力の価格が決定されたことをその価格と電力の量とともに通知する。もし、価格の一致点が無くなれば、価格の決定は停止するが、各需要側における、必要度(N)が時間の経過とともに変化してくるので、買いを希望する価格は、上昇し、売りを希望する価格は下落する。したがって、再び価格が決定され、各需要側に決定された価格とその電力の量が次々と送信される。このようにして、買いと売りの強弱により価格が次々と変動し電力価格の相場が形成される。
【0046】
もし、電力価格相場が大幅に下落して、決定価格が電力会社の売電価格を下回った場合は、電力を売りに出している各受容側は、電力会社に電力を売却することを決定する。そして、売りの電力の量が減れば、相対的に買いの電力の量が増えるため、再び電力価格は上昇に向かう。また逆に電力価格相場が大幅に上昇して、電力会社の買電価格を上回ったときは、電力の買いを希望している各受容側は、電力会社から電力を購入することを決定する。そして、買いの電力の量が減れば、相対的に売りの電力の量が増えるため、再び電力価格は下落に向かう。
【0047】
このように電力の価格が変動して決定されるので、例えば電力の買いを希望する需要側は、その需要側で算出される必要度とは別に、電力価格が安くなったときに所定量の電力を購入することもできる。例えば、その需要側での設備の運転計画が変更になったときに一括して安い電力を購入したり、蓄電されている電力を電力価格が上昇したときに一括して高い価格で売却する、等のことが可能である。
【0048】
以上のようにして需要側ネットワーク内で売買される電力の価格が決定されると、管理側装置8のCPU102は、各需要側に電力のやり取りをするよう指示を出す。そして、各受容側のCPUは、各遮断器を閉鎖する指令を出し、電力のやり取りを行う。ここで、各受容側が売電または買電を行うときには、各受電装置の遮断器を閉鎖する。
【0049】
以上のようにすることにより、各需要側の利益を最優先させて、発電電力を需要側ネットワーク内において有効に利用することができる。
【0050】
一方各需要側が支払う総電力料金は、上記の需要ネットワーク内で決定される料金も含めて、以下の(4)式のように表すことができる。
【0051】
【数4】
総電力料金=燃料電池ランニングコスト+買電料金1+買電料金2−売電料金1−売電料金2+管理会社手数料 (4)
この式のおいて、買電料金1とは、電力会社からの購入電力の料金であり、買電力2とは、上記で述べた需要側ネットワーク内で決定された電力の購入料金であり、売電料金1とは、電力会社への電力の売却料金であり、売電料金2とは、需要側ネットワーク内で決定された電力の売却料金である。式(4)から明らかなように、電力会社からの買電料金、電力会社への売電料金を減らすことにより、総電力料金を減らすことができる。また上記で説明したように需要側ネットワーク内での電力の売買タイミングを調整することによりさらに総電力料金を安くすることもできる。
【0052】
(実施例)
A、Bを安定した電力供給能力を有する需要家とする。そして、需要家Aは、朝に電力需要が多く、電力会社から買電を行ない、昼は蓄電を行ない、夜は装置を停止させる。そして需要家Bは、朝は蓄電を行ない、昼は装置を停止させ、夜に電力需要が多く、電力会社から買電を行なっている、とする。
【0053】
このような要家A、Bを上記のように連結することを考えると、需要家Aは、朝は、需要家Bの電力を使用することで買電を行なわなくてもよく、朝以外に蓄電する電力を夜に需要家Bに使ってもらうことで、売電を行わなくてもよい。従って、不利な条件で売却する電力が減少し、また、朝の最大電力を賄う必要が無くなるため蓄電装置を小型化することができる。
【0054】
需要家Bは、夜は需要家Aが昼に蓄電した電力を使用することで買電を行なわなくてもよい。朝は、本来蓄電していた電力の一部を需要家Aに使ってもらうことで、蓄電装置を小型化することができるか、または売電を行なう必要が無くなる。
【0055】
この状態の需要家A、Bで構成されるネットワークに安定した電力供給装置を有し、昼に電力需要が多く、電力が不足する需要家Cがこのネットワークに参入するとする。すると需要家Cは、昼は需要家A、Bから電力の供給を受け、朝は、需要家Aに供給を行ない、夜は、需要家Bに供給を行なう。こうすることにより、需要家Cは、電力会社と売買する電力を最小限に抑えることができ、また最小限の規模の蓄電装置の導入で済むことから、初期投資を抑えることができる。
【0056】
次に需要家A、B、Cで形成されるネットワークに安定しない電力供給装置を有する需要家Dが参入することを考える。この場合、需要家Dは、発電電力が大きい場合は、ネットワーク内に発電電力を売却し、発電電力が小さい場合は、ネットワークから電力を購入する。
【0057】
このように個別に、燃料電池、蓄電装置を有する個別の需要家を連結することにより、それぞれの需要家が、電力会社との電力の売買を行なう必要が減少し、また蓄電装置を小型化することができる。また、蓄電装置に余裕がある場合は、ネットワーク全体で電力が余剰しているときに有利な価格で電力を購入することができ、またネットワーク全体で電力が不足しているときは、有利な価格で電力を売却することができる。また、ネットワーク全体として電力需要の変動が小さくなるため(図4参照)電力需要の予測を立て易くなる。
【0058】
なお、以上までの説明では、CPU15は、移動されるべき電力の量を不足電力EN、または余剰電力EUで決定しているとして説明してきたが、受電装置16’からの受電電力、または売電電力のデータを取り込むことにより移動されるべき電力の量を決定してもよく、その場合は、移動されるべき電力の量を、不足電力ENに受電電力の一部または全部を加算し、または余剰電力EUに売電電力の一部または全部を加算して算出すればよい。
【0059】
また、以上までの説明では、本発明の分散型エネルギー生成装置は燃料電池である、として説明してきたが、ガスエンジン発電機、ガスタービン発電機など、他の種類の発電機であってもよい。
【0060】
また、以上までの説明では、エネルギーは電気であるとして説明してきたが、生成、蓄積、消費が可能なエネルギーであればどのようなエネルギーであってもよい。例えば、本発明のエネルギーを熱エネルギーとすると、各分散型エネルギー生成装置は、例えば温水ボイラーであり、各エネルギー蓄積装置は、貯湯タンクであり、各エネルギー消費設備は給湯設備であり、各遮断器は遮断弁であり、各送電母線は、配管であるとすれば、上記と同様の動作をさせることができ、上記と同様の効果を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明の実施の形態1のエネルギー需給システムの構成を示す図である。
【図2】図2は、本発明の実施の形態2のエネルギー需給システムの構成を示す図である。
【図3】図3は、エネルギーの価格決定の過程を示す模式図である。
【図4】図4は、本発明のエネルギー需給システムを使用した場合のエネルギー需要の変化を示す模式図である。
【符号の説明】
1 管理側
2、15 CPU
3、16 記憶装置
2 需要側
6 送電母線
7 商用配電系統
8 管理側装置
11 燃料電池
12 蓄電装置
13 配電設備
18 需要側装置

Claims (5)

  1. 分散型エネルギー生成装置、エネルギー蓄積装置、およびエネルギー消費設備を有する需要側と、管理側との間のエネルギー需給方法において、
    前記分散型エネルギー生成装置から生成されるエネルギー量のデータ、前記エネルギー蓄積装置に蓄積されるエネルギー量のデータ、および前記エネルギー消費設備において消費されるエネルギー量のデータを、前記管理側に送り、
    前記送られたデータからエネルギーの必要度と、前記エネルギーを供給する需要側と、前記エネルギーを受け入れる需要側とを決定し、
    前記エネルギーを供給する需要側から、前記エネルギーを受け入れる需要側へエネルギーを移動し、
    前記エネルギーの必要度によって前記エネルギーの価格が決定される、エネルギー需給方法。
  2. 分散型エネルギー生成装置、エネルギー蓄積装置、およびエネルギー消費設備を有する需要側と、管理側との間のエネルギー需給方法において、
    前記分散型エネルギー生成装置から生成されるエネルギー量のデータ、前記エネルギー蓄積装置に蓄積されるエネルギー量のデータ、および前記エネルギー消費設備において消費されるエネルギー量のデータから移動されるべきエネルギーの量と価格とを仮決めし、複数の需要側から、前記移動されるべきエネルギーの仮決めされた価格、およびエネルギー量に関する情報を、前記管理側に伝達し、
    前記伝達された情報から、前記管理側は、前記エネルギーを供給する需要側と、前記エネルギーを受け入れる需要側と、前記エネルギーの価格と量とを決定し、前記価格に基づいて前記エネルギーを供給する需要側から、前記エネルギーを受け入れる需要側へ、エネルギーを移動させるエネルギー需給方法。
  3. 分散型エネルギー生成装置、エネルギー蓄積装置、エネルギー消費設備、ならびに前記分散型エネルギー生成装置、前記エネルギー蓄積装置、および前記エネルギー消費設備に接続された需要側装置、を有する複数の需要側が設けられ、
    所定の需要側の、分散型エネルギー生成装置、エネルギー蓄積装置、エネルギー消費設備に入出力されるエネルギー量の値を格納する第1格納手段と、
    前記第1格納手段に格納されたエネルギー量の値から、そのエネルギーの供給または受け入れの必要度を算出する第1演算手段と、
    前記所定の需要側における必要度と、他の需要側における必要度とから、前記エネルギーを供給する需要側および前記エネルギーの供給を受ける需要側を決定する第2演算手段と、を備え、
    前記エネルギーを供給する需要側から、前記エネルギーの供給を受ける需要側へ、前記エネルギーを移動させる指令を出す管理側装置を有する管理側が設けられ、
    前記エネルギーの供給の必要度は、前記分散型エネルギー生成装置から出力されるエネルギー量から前記エネルギー消費設備に入力されるエネルギー量を引いた値を、前記エネルギー蓄積装置の蓄積余裕量で除算した値とし、
    前記エネルギーの受け入れの必要度は、前記分散型エネルギーから出力されるエネルギー量から前記エネルギー消費設備に入力されるエネルギー量を引いた値を、前記エネルギー蓄積装置に蓄積されているエネルギー量で除算した値とする、エネルギー需給システム。
  4. 前記第1演算手段は、さらに前記所定の需要側の必要度と移動されるべきエネルギー量から前記エネルギーの価格の仮決めを行ない、前記所定の需要側が前記仮決めされた価格と前記移動されるべきエネルギー量とを、前記管理側に伝達し、前記第2演算手段が、複数の需要側から送信された仮決めされた価格と移動されるべきエネルギー量とから、前記移動されるべきエネルギーの価格と量とを算出し、
    前記管理側装置が、前記第2演算手段により算出されたエネルギーの価格と量を、前記エネルギーを供給する需要側、および前記エネルギーの供給を受ける需要側へそれぞれ通知し、前記エネルギーを供給する需要側から、前記エネルギーの供給を受ける需要側へ、前記量のエネルギーを移動させる指令を出す、請求項に記載のエネルギー需給システム。
  5. さらに前記エネルギー量の予測値を格納する第2格納手段を有し、前記第1演算手段は、前記第2格納手段に格納された予測値をさらに参照して必要度を算出する、請求項3又は4に記載のエネルギー需給システム。
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