JP3931555B2 - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置 Download PDF

Info

Publication number
JP3931555B2
JP3931555B2 JP2000353374A JP2000353374A JP3931555B2 JP 3931555 B2 JP3931555 B2 JP 3931555B2 JP 2000353374 A JP2000353374 A JP 2000353374A JP 2000353374 A JP2000353374 A JP 2000353374A JP 3931555 B2 JP3931555 B2 JP 3931555B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
paper
actuator
sheet
image forming
roll
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2000353374A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2002154695A (ja
Inventor
雅人 皆川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujifilm Business Innovation Corp
Original Assignee
Fuji Xerox Co Ltd
Fujifilm Business Innovation Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Xerox Co Ltd, Fujifilm Business Innovation Corp filed Critical Fuji Xerox Co Ltd
Priority to JP2000353374A priority Critical patent/JP3931555B2/ja
Publication of JP2002154695A publication Critical patent/JP2002154695A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3931555B2 publication Critical patent/JP3931555B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Controlling Sheets Or Webs (AREA)
  • Feeding Of Articles By Means Other Than Belts Or Rollers (AREA)
  • Registering Or Overturning Sheets (AREA)
  • Sheets, Magazines, And Separation Thereof (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、所定の大きさにカットされた用紙等、シート状の記録媒体に、画像形成部にて画像を記録する画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
プリンタ、ファクシミリ等の画像形成装置は、電子写真方式のもの、インクジェット方式のもの、熱転写方式のもの等、様々なタイプのものが用いられているが、多くは所定の大きさにカットされた用紙等のシート状の記録媒体上に、画像形成部にて文字、図画等の画像が形成される。
【0003】
例えはインクジェット方式や熱転写方式では、デジタル信号に基づいて用紙等の上に画像が形成される。
【0004】
また、電子写真方式や、静電記録方式では、像担持体上の静電潜像にトナーを付与することによって画像が形成され、このトナー像が用紙等の上に転写・定着される。
【0005】
このように画像が付与される用紙等は、一般に画像形成装置内に設けられた給紙装置に積層して貯蔵され、ここから一枚ずつ順次供給されるものとなっている。
【0006】
上記給紙装置内に貯蔵される用紙等は適宜に補給が必要となり、この補強を容易に行うことができるように、装置本体と着脱が可能なカセットとなった用紙トレイが用いられ、この用紙トレイに用紙等が補給され、貯蔵される。
【0007】
このような用紙トレイは、一つの画像形成装置に一つだけが設けられるものもあるが、サイズの異なる用紙を選択して画像の付与を行うために、例えば、様々なサイズ及び種々の用紙を任意に使用するのに便利な手差しトレイと、予め決めたサイズの用紙を搭載するカセット式の用紙トレイとを併設した画像形成装置がある。
【0008】
この画像形成装置には、手差しトレイの用紙及びカセット式の用紙トレイの用紙を画像形成部に搬送するフィードロールが設けられている。
【0009】
また、手差しトレイの用紙をフィードロールへガイドする用紙搬送経路と、カセット式の用紙トレイの用紙をフィードロールへガイドする用紙搬送経路とが設けたれており、各用紙搬送経路には、フィードロールを所定のタイミングで回転駆動させるために必要な、用紙検出機構が設けられている。
【0010】
用紙検出機構は、用紙に当接して回転変位するアクチュエータと、アクチュエータの回転を検出するセンサー、アクチュエータを定位置に戻すためのバネ等を有している。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記のような画像形成装置において、以下のような問題がある。
用紙搬送経路が2系統あるため、各々にアクチュエータとセンサを用いていたため、装置全体としては2つのアクチュエータと2つのセンサが設けられることになり、部品点数が増え、用紙検出機構が大型化する問題があった。
【0012】
また、第2の問題として、アクチュエータを乗り越えた用紙が、アクチュエータの反力により用紙が持ち上げられて先端が波打ち状態となり、そのままフィードロールへ突入して用紙に皺が生じる場合があった。
【0013】
本願に係る発明は、上記のような事情に鑑みてなされたものであり、第1の目的は用紙検出機構の部品点数を削減して用紙検出機構の小型化を図ることであり、第2の目的は、用紙の波打ちを防止することである。
【0014】
【課題を解決するための手段】
請求項1に記載の発明は、用紙に画像を形成する画像形成部と、前記画像形成部へ用紙を搬送するレジストロールと、第1の用紙トレイから送り出された用紙を前記レジストロールへ向けてガイドする第1の搬送経路と、第2の用紙トレイから送り出された用紙を前記レジストロールへ向けてガイドする第2の搬送経路と、前記第2の搬送経路内で搬送される前記用紙が当接することで第1の位置から第2の位置へ回転変位する第2のアクチュエータと、前記第1の搬送経路内で搬送される前記用紙が当接することで第1の位置から第2の位置へ前記第2のアクチュエータと同一の回転軸回りを回転変位する第1のアクチュエータと、前記第2のアクチュエータが第2の位置へ回転変位したことを検出するセンサーと、前記第1のアクチュエータが第2の位置へ回転変位したときに、前記第1のアクチュエータに同期させて前記第2のアクチュエータを第2の位置へ回転変位させる同期手段と、を有することを特徴としている。
【0015】
次に、請求項1に記載の画像形成装置の作用を説明する。
【0016】
先ず、第1の用紙トレイから送り出された用紙は、第1の搬送経路にてレジストロールへ向けてガイドされる。そしてレジストロールは、第1の用紙トレイから送り出された用紙を画像形成部へ搬送する。画像形成部では、第1の用紙トレイから送り出された用紙に画像が形成される。
【0017】
また、第2の用紙トレイから送り出された用紙は、第2の搬送経路にてレジストロールへ向けてガイドされる。そしてレジストロールは、第2の用紙トレイから送り出された用紙を画像形成部へ搬送する。画像形成部では、第2の用紙トレイから送り出された用紙に画像が形成される。
【0018】
ここで、用紙が第2の搬送経路内を搬送されると、用紙が第2のアクチュエータに当接し、第2のアクチュエータが第1の位置から第2の位置へと回転変位する。
【0019】
第2のアクチュエータが第2の位置へ回転変位すると、これをセンサーが検出するので、センサーの用紙検出結果に基づいてレジストロールの回転開始タイミングをとることが可能となる。
【0020】
また、第1のアクチュエータが第2の位置へ回転変位すると、同期手段により第1のアクチュエータに同期して第2のアクチュエータが第2の位置へ回転変位する。このため、センサーで第1のアクチュエータが第2の位置へ回転変位したことを検出することができる。したがって、センサーが一つで済む。
【0021】
尚、ここでいう第1の位置とは、アクチュエータが作動していない静止状態の位置であり、又、第2の位置とは、第1の位置以外の位置である。
【0022】
また、請求項1に記載の画像形成装置では、第1のアクチュエータと第2のアクチュエータとを一つの回転軸回りで回転させるので、第1のアクチュエータと第2のアクチュエータとを各々別個の回転軸回りで回転させるよりも用紙検出機構の大きさを小型化できる。
【0023】
請求項2に記載の画像形成装置は、用紙に画像を形成する画像形成部と、前記画像形成部へ用紙を搬送するレジストロールと、第1の用紙トレイから送り出された用紙を前記レジストロールへ向けてガイドする第1の搬送経路と、第2の用紙トレイから送り出された用紙を前記レジストロールへ向けてガイドする第2の搬送経路と、前記第1の搬送経路内で搬送される前記用紙が当接することで第1の位置から第2の位置へ回転変位する第1のアクチュエータと、部材が回転変位したことを検出するセンサーと、一端の側の回転軸を中心として回転可能に設けられ、前記第2の搬送経路内で搬送される前記用紙が前記一端と他端との間に当接することで第1の位置から第2の位置へ回転変位し、前記一端と前記他端との間を前記センサーへ対応させて前記回転変位を前記センサーへ検出させる第2のアクチュエータと、前記第1のアクチュエータが第2の位置へ回転変位したときに、前記第1のアクチュエータに同期させて前記第2のアクチュエータを第2の位置へ回転変位させる同期手段と、を有することを特徴としている。
【0024】
請求項3に記載の発明は、請求項1または請求項2に記載の画像形成装置において、前記同期手段は、前記第1のアクチュエータが前記第2の位置へ回転変位したときには、前記第2のアクチュエータは変位しない、ことを特徴としている。
【0025】
請求項4に記載の発明は、請求項1乃至請求項3の何れか1項に記載の画像形成装置において、前記第1の搬送経路と前記第2の搬送経路との間に設けられ、前記第1の搬送経路の少なくとも一部分を形成すると共に前記第2の搬送経路の少なくとも一部分を形成するガイド部材を備え、前記第1のアクチュエータ、前記第2のアクチュエータ及び前記同期手段は前記ガイド部材に設けられ、前記センサーは、前記ガイド部材とは異なる部材に設けられていることを特徴としている。
【0026】
次に、請求項4に記載の画像形成装置の作用を説明する。
【0027】
第1のアクチュエータ、第2のアクチュエータ及び同期手段をガイド部材に設け、センサーをガイド部材とは異なる部材に設けたので、例えば、搬送不良を生じた用紙を除去するために、ガイド部材を移動するような場合であっても、第1のアクチュエータ、第2のアクチュエータ及び同期手段等の機械部品のみを移動させ、配線の接続されたセンサーを装置本体側に固定的に設けたガイド部材へ設けることができ、電気系統のトラブルの発生を防止することができる。
【0028】
請求項5に記載の発明は、請求項1乃至請求項4の何れか1項に記載の画像形成装置において、前記第1のアクチュエータ及び前記第2のアクチュエータの少なくもと一方は、前記第1の位置にあるときに、用紙搬送方向と直交する用紙幅方向から見たときに、用紙搬送方向上流側の用紙当接面が前記用紙当接面の用紙搬送方向上流側の用紙搬送方向に対し略90°に設定されていることを特徴としている。
【0029】
次に、請求項5に記載の画像形成装置の作用を説明する。
【0030】
例えば、第1のアクチュエータが第1の位置にあるときに、用紙搬送方向と直交する用紙幅方向から見たときの、用紙搬送方向上流側の用紙当接面が用紙当接面の用紙搬送方向上流側の用紙搬送方向に対し略90°に設定されていれば、用紙トレイ側から搬送されてくる用紙の先端部分は、用紙当接面に対して略90°に当接するので、第1のアクチュエータに当接した反動で用紙先端付近が湾曲することを防止できる。なお、第2のアクチュエータについても同様である。
【0031】
尚、略90°とは、用紙の先端付近が湾曲しない程度の角度であり、その範囲は、用紙の種類や搬送速度によって異なる。
【0032】
請求項6に記載の発明は、請求項5に記載の画像形成装置において、前記第1の位置にあるときの前記用紙当接面は、用紙搬送方向と直交する用紙幅方向から見たときの前記用紙当接面の用紙搬送方向上流側の用紙搬送方向に対する角度が、回転軸から離れるにしたがって徐々に減少していることを特徴としている。
【0033】
次に、請求項6に記載の画像形成装置の作用を説明する。
【0034】
例えば、第1のアクチュエータに用紙が当接すると、用紙の搬送に伴って第1の第1のアクチュエータは用紙搬送方向側へ倒れるように回転し、用紙先端の当接位置が徐々に第1のアクチュエータ先端側へ移動するが、第1の位置にあるときの用紙当接面において、用紙搬送方向と直交する用紙幅方向から見たときの用紙当接面の用紙搬送方向上流側の用紙搬送方向に対する角度を、回転軸から離れるにしたがって徐々に減少させているので、用紙先端部分の接触位置が第1のアクチュエータの先端側に移動しても、用紙先端部分と用紙当接面との成す角度の減少が抑えられ、搬送される用紙先端付近の湾曲の発生を更に抑えることができる。
【0035】
【発明の実施の形態】
本発明の画像形成装置の一実施形態を図1乃至図12にしたがって説明する。
【0036】
図2に示すように、この画像形成装置10は、一様に帯電した後、像光を照射することにより表面に静電潜像が形成される像担持体(いわゆる感光ドラム)12と、像担持体12の表面を一様に帯電する帯電装置14と、画像データに基づいて像担持体12に優光を照射し静電電位の差による潜像を形成する像書き込み装置16と、前記潜像にトナーを選択的に転移して可視化する現像装置18と、用紙搬送路20に沿って供給される記録用紙に像担持体表面のトナー像を転写する転写装置22と、記録用紙上のトナー像を加熱・加圧して印膚させる定着装置24と、トナー像が転写された後の像担持体に残留するトナーを清掃するクリーニング26とを有している。
【0037】
また、画像形成装置10は、本体側面カバー10B及び天板10Aで覆われている。
【0038】
ここで、像担持体12、帯電装置14、現像装置18及びクリーニング26は一つの現像ユニット27として、画像形成装置10の天板10Aを開放することで、装置内部の本体フレーム(図示せず)に対して簡単に着脱可能となっている。
【0039】
なお、天板10Aは、本体側面カバー10Bの矢印B方向側上端角部分に設けた軸10Cを支点として図2の矢印CCW方向に回転させることにより内部を開放する。
【0040】
また、この画像形成装置10の下部には、記録用紙を貯蔵し、これを1枚ずつ送り出す給紙装置28と、給紙装置28から送り出された記録用紙を所定のタイミングでトナー像の転写位置へ搬送するレジストロール30が備えられている。
【0041】
上記像担持体12は、裏面に感光体層を有し、一様に帯電した後の露光により、露光部の電位が減衰するものである。
【0042】
上記帯電装置14は、像担持体12に当接されるロール状の部材であり、これらの間に電圧が印加されることによって、当接部付近の微少間隙内で放電が生し、像担持体12の表面をほぼー様に帯電するものである。
【0043】
帯電装置としては、上記のものの他、電極ワイヤに高電圧を印加し、コロナ放電によって像担持体を帯電するものを用いることもできる。
【0044】
上記像書き込み装置16は、点滅するレーザーを像担持体12の周面に走査させ、画像データに基づいた静電潜像を像担持体12の周面上に形成するものである。
【0045】
なお、像書き込み装置としては、LED等の発光素子を配列し、これらを画像データに基づいて点滅させるものでもよい。
【0046】
上記現像装置18は、像担持体12と近接して対向するように配置された円筒状の現像ロール18Aを有し、この現像ロール18Aと像担持体12との間に現像バイアス電圧が印加される。
【0047】
これにより、現像ロール18Aと像担持体12との間には現像バイアス電界が形成され、電荷を有するトナーが像担持体12上の露光部に転移し、可視像を形成するものである。
【0048】
上記転写装置22は、像担持体12と対向するように設けられたロール状の部材であり、像担持体12との間に転写電界を形成することによって、通過する記録用紙上にトナー像を転移させるものである。
(給紙装置)
上記給紙装置28は、第1の用紙トレイ34と、第1の用紙トレイ34の下側に配置される第2の用紙トレイ36と、上側の用紙トレイ34から用紙を送り出す第1の給紙ロール38及び、下側の用紙トレイ36から用紙を送り出す第2の給紙ロール40と、第1の給紙ロール38に圧接される第1の捌き部材42と、第2の給紙ロール40に圧接される第2の捌き部材44と、用紙トレイ34に回動可能に取り付けられ第1の捌き部材42を支持するホルダー46と、用紙トレイ36に回動可能に取り付けられ第2の捌き部材44を支持するホルダー48とを有している。
【0049】
下側に配置された用紙トレイ36は、カセットとして画像形成装置10の本体フレームに対して着脱可能となっており、用紙が送り出される方向と逆方向(矢印F方向)に引き抜くことができる。
【0050】
また、上側の用紙トレイ34は手差しトレイとなっており、画像形成装置10の矢印F方向側の側部に設けられた開口49から任意の大きさの用紙を簡単に差し入れて用いることが可能となっている。
【0051】
第1の給紙ロール38は、周面の一部か切り欠かれた半月ロールであり、回転駆動されることによって周面が用紙トレイ34に積載した一番上の用紙上面と当接し、一番上の用紙Pを順次送り出すものである。
【0052】
第1の捌き部材42は、用紙トレイ34に回動可能に取り付けられたホルダー46に支持されており、バネ等の弾性部材によって第1の給紙ロール38に向けて付勢されている。
【0053】
また、この第1の給紙ロール38の軸50には、コアロール52が自由に回転可能となるように支持されている。
【0054】
第1の捌き部材42は、常にコアロール52に当接されており、第1の給紙ロール38によって送り出される用紙Pがレジストロール30にて搬送されるときに、積載されている下側の用紙Pが上側の用紙Pに追走するのを防止する。
【0055】
第2の捌き部材44は、用紙トレイ36に回動可能に取り付けられたホルダー48に支持されており、バネ等の弾性部材によって第2の給紙ロール40に向けて付勢されている。
【0056】
なお、第2の給紙ロール40の軸54にも、第1の給紙ロール38の軸50と同様のコアロール56が設けられている。
【0057】
第2の捌き部材44は、常にコアロール56に当接されており、第2の給紙ロール40によって送り出される用紙Pがレジストロール30にて搬送されるときに、積載されている下側の用紙Pが上側の用紙Pに追走するのを防止する。
【0058】
第1の給紙ロール38は、用紙トレイ34の装置奥側(矢印B方向側)の端部の上方に設けられており、用紙トレイ34に収容された用紙Pが当接可能な位置に設けられている。第1の給紙ロール38は、後述する制御装置89で制御される図示しないモータで回転される。
【0059】
また、第2の給紙ロール40は、用紙トレイ36の装置奥側(矢印B方向側)の端部の上方に設けられており、用紙トレイ36に収容された用紙Pが当接可能な位置に設けられている。第2の給紙ロール40は、後述する制御装置89で制御される図示しないモータで回転される。
【0060】
図3に示すように、第1の給紙ロール38の矢印B方向側には、矢印B方向側に配置されるロール30Aと、矢印F方向側に配置されロール30Aに圧着するロール30Bとから構成されたレジストロール30が配設されている。
【0061】
これらのロール30A及びロール30Bは、後述する制御装置89で制御される図示しないモータで回転される。
【0062】
なお、第2の給紙ロール40は、第1の給紙ロール38とレジストロール30との間に配置されている。
【0063】
ここで、第1の給紙ロール38と第1の捌き部材42との捌き部(接触部)を通る第1の接線L1と、第2の給紙ロール40と第2の捌き部材44との捌き部(接触部)を通る第2の接線L2との間に、レジストロール30のロール30Aとロール30Bのニップ点を配置することが好ましいが、第1の接線L1よりも若干上方へ突出しても良い。
【0064】
本実施形態では、レジストロール30は、第1の給紙ロール38の上端を通る水平線L3よりも下側に配置されている。
【0065】
また、第2の給紙ロール40は、第1の給紙ロール38とレジストロール30の水平方向の間に配設されている。
【0066】
上記のような位置関係を保ちつつ、第1の給紙ロール38、第2の給紙ロール40及びレジストロール30をできるだけ接近させて配置することにより、給紙装置28の高さ寸法(矢印U方向及び矢印D方向の寸法)及び奥行き寸法(矢印F方向及び矢印B方向の寸法)を最小限に抑えた合理的な配置が可能となる。
【0067】
また、本実施形態では、レジストロール30のロール30Aとロール30Bのニップ点から第2の給紙ロール40と第2の捌き部材44のニップ点までの距離を、レジストロール30のロール30Aとロール30Bのニップ点から第1の給紙ロール38と第1の捌き部材42のニップ点までの距離よりも小さく設定されている。
【0068】
図1,4に示すように、レジストロール30のロール30Bの軸30Baには、リング57を介して回動可能かつ着脱可能に上側ガイドアッシー58が取り付けられている。
【0069】
上側ガイドアッシー58の用紙幅方向両側(図1では、紙面表裏方向)には、略C字形状の軸受59が形成されており、この軸受59を弾性変形させることにより軸30Baに対して上側ガイドアッシー58を着脱可能としている。
【0070】
上側ガイドアッシー58は、第1の給紙ロール38から送り出された用紙Pの(積載時の)下面側をガイドするガイド面60と、第1の給紙ロール38から送り出された用紙Pの(積載時の)上面側をガイドするガイド面62と、第2の給紙ロール40から送り出された用紙Pの(積載時の)上面側をガイドするガイド面64を備えている。
【0071】
図1,4には、画像形成装置10の通常状態における上側ガイドアッシー58が示されている。
【0072】
図1に示すように、ガイド面60は、第1の給紙ロール38側に形成され用紙搬送方向に沿った断面形状が略直線状とされた直線部60Aと、この直線部60Aのレジストロール30側に形成され用紙搬送方向に沿った断面形状が凸円弧状に形成された第1円弧部60Bと、第1円弧部60Bのレジストロール30側に形成され用紙搬送方向に沿った断面形状が凹円弧状に形成された第2円弧部60Cとを備えている。
【0073】
一方、ガイド面62は、ガイド面60に対向して設けられており、ガイド面60の直線部60Aの一部分及び第1円弧部60Bとに略対向する位置に用紙搬送方向に沿った断面形状が略直線状の上側平面部62Aを備えており、この上側平面部62Aのレジストロール30側には第2円弧部60Cと対向する位置に用紙搬送方向に沿った断面形状が凸円弧状に形成された円弧部62Bを備えている。
【0074】
なお、ガイド面60とガイド面62との間は、レジストロール30に向けて間隔が徐々に狭くなり、第1の給紙ロール38で搬送された用紙Pをレジストロール30に向けてガイドする搬送経路65となっている。
【0075】
また、上側ガイドアッシー58には、ガイド面64の下端に小径のコロ66が回転自在に設けられている。このコロ66は、搬送される用紙Pに接触することにより回転する。
【0076】
また、上側ガイドアッシー58の上部には、現像ユニット27に設けられた現像装置18内のトナーの有無を検出可能な、トナーセンサー(磁気センサー)90が取り付けられている。
【0077】
次に、図3に示すように、画像形成装置10の本体フレーム側には、上側ガイドアッシー58の矢印B方向側に、固定ガイド面68が設けられている。
【0078】
固定ガイド面68は、ガイド面64と対向する位置に設けられる略鉛直な鉛直面部68Aと、鉛直面部68Aの上端に滑らかに繋がる矢印B方向側の斜め上方に向かって延びる傾斜部68Bと、鉛直面部68Aの下端に滑らかに繋がる紙搬送方向に沿った断面形状が下方に凸形状とされた円弧部68Cを備えている。
【0079】
固定ガイド面68とガイド面64との間は、下側から搬送されてきた用紙Pをレジストロール30に向けてガイドする搬送経路69となっている。
【0080】
固定ガイド面68には、鉛直面部68Aと傾斜部68Bとの接続部分に、小径のコロ70が回転自在に設けられている。
【0081】
このコロ70は、固定ガイド面68から一部が突出しており、搬送される用紙Pに接触することにより回転する。
【0082】
通常時、この上側ガイドアッシー58は、ガイド面64と鉛直面部68Aとが対向するように(図1,3,4等に示す位置)、図示しないロック爪でロックされている。
【0083】
そして、この上側ガイドアッシー58は、ロック爪のロック解除により、図5に示すように、矢印CCW方向(図5の反時計回り方向)に回転させることができ、これにより、固定ガイド面68の鉛直面部68Aが上方へ向けて大きく露出するようになっている。
【0084】
さらに、画像形成装置10の本体フレーム側には、第2の給紙ロール40の矢印B方向側の斜め下方に、下側ガイドアッシー72が設けられている。
【0085】
図5に示すように、下側ガイドアッシー72は、固定ガイド面68と対向する固定ガイド面72Aと、第2の給紙ロール40より搬送された用紙Pをレジストロール30側へ向けてガイドする用紙搬送方向に沿った断面形状が略凹円弧状に形成された固定ガイド面72Bを備えている。
【0086】
固定ガイド面72Bは、下側ガイドアッシー72の用紙搬送方向とは直交する用紙幅方向(図5の紙面表裏方向)の中央部分にのみ設けられており、固定ガイド面72Bの用紙幅方向両側には、可動ガイド部材74が設けられている。
【0087】
可動ガイド部材74は、下側ガイドアッシー72の軸73に回転可能に取り付けられており、中央部分の固定ガイド面72Aと同一断面形状に形成されたガイド面74Aと、中央部分の固定ガイド面72Bと同一断面形状に形成されたガイド面74Bとを備えている。
【0088】
通常時、この可動ガイド部材74は、固定ガイド面72Bの用紙幅方向の延長線上にガイド面74Aが位置するように図示しないロック機構で固定されている(図2,3,4等参照)。
【0089】
そして、この可動ガイド部材74は、ロック機構のロック解除により、図5に示すように、軸73を回転中心として矢印CW方向(図5の時計回り方向)に回転さることができ、これにより固定ガイド面68と可動ガイド部材74との間を上方へ向けて大きく開口可能となっている。
【0090】
図3に示すように、固定ガイド面72Bと第2の給紙ロール40との間、及びガイド面74Bと第2の給紙ロール40との間は、第2の給紙ロール40で搬送された用紙Pをレジストロール30に向けてガイドする搬送経路75となっている。
【0091】
図2,4に示すように、固定ガイド面68の下側には、ガイド面76が設けられている。固定ガイド面68とガイド面76との間は、用紙Pの搬送経路78となっており、搬送経路78の矢印B方向側の端部は装置側面の開口80に連結している。
【0092】
搬送経路78の途中には、用紙Pを搬送する一対のローラ82が設けられている。ローラ82は、図示しないモータにより回転され、用紙Pを矢印B方向及び矢印F方向に搬送可能となっている。
【0093】
なお、この画像形成装置10の後面側(矢印B方向側)には、用紙Pの反転を行う用紙反転装置(図示せず)を連結することが可能であり、搬送経路78は、レジストロール30の逆転によって搬送経路75を逆送された用紙Pを用紙反転装置へガイドし、また、用紙反転装置で反転されて排出された用紙Pを搬送経路75に向けてガイドする役目を有している。
(用紙検出機構)
図1に示すように、上側ガイドアッシー58には、搬送経路65に進入した用紙Pを検出するために用いられる第1のアクチュエータ84と、搬送経路69に侵入した用紙Pを検出するために用いられる第2のアクチュエータ86とが設けられている。
【0094】
第1のアクチュエータ84には軸84Aが一体的に設けられており、この軸84Aが上側ガイドアッシー58の孔(図示せず)に回転可能に挿入されている。このため、第1のアクチュエータ84は軸84Aを回転中心として揺動可能となっている。
【0095】
また、第2のアクチュエータ86には、図6に示すように孔86Bが形成されており、この孔86Bに第1のアクチュエータ84の軸84Aが挿入されている。このため、第2のアクチュエータ86と第1のアクチュエータ84とは、ある範囲内で互いに相対回転可能となっている。
【0096】
図1に示すように、第1のアクチュエータ84は、図7で示す捩りバネ85(一端が上側ガイドアッシー58に、他端が第1のアクチュエータ84に係止されており、捩り力が強い。)によって図1の時計回り方向に付勢されており、通常は、側面84C側の突起84Dが上側ガイドアッシー58に当接して図1で示す位置にある。
【0097】
一方、第2のアクチュエータ86は、図7に示す捩りバネ87(一端が第1のアクチュエータ84に、他端が第2のアクチュエータ86に係止されおり、捩り力が第1のアクチュエータ84の捩りバネよりも弱い。)によって図1の反時計回り方向に付勢されている。
【0098】
なお、第2のアクチュエータ86には、突起86Aが一体的に形成されており、通常時は、この突起86Aが、第1のアクチュエータ84に一体的に形成された突起84Bに当接することで、図1に示す位置にある。
【0099】
本体フレーム側の固定ガイド面68には、透過型の光センサー88が設けられている。なお、光センサー88は、装置全体を制御するための制御装置89(図2参照)に接続されている。
【0100】
通常時、第2のアクチュエータ86は、搬送経路69を横断して先端部分が光センサー88の光ビームを遮っている。
【0101】
用紙Pが第2のアクチュエータ86に当接し、第2のアクチュエータ86が図1の時計回り方向に回転して光センサー88の光ビームが透過すると、用紙Pが搬送経路69に進入したことを検出できる。
【0102】
また、用紙Pが第1のアクチュエータ84に当接し、第1のアクチュエータ84が図1の反時計回り方向に回転すると、第1のアクチュエータ84と共に 第2のアクチュエータ86が図1の反時計回り方向に回転し、光センサー88の光ビームが透過することにより用紙Pが搬送経路65に進入したことを検出できるようになっている。
(作用)
次に、本実施形態の画像形成装置10の作用を説明する。
【0103】
先ず最初に、第1の用紙トレイ34に積載された用紙Pの搬送について説明する。
【0104】
図5に示すように、第1の給紙ロール38が矢印CW方向に回転すると、第1の給紙ロール38の外周面に接触した最上部の用紙Pが搬送経路65に向けて搬送される。
【0105】
なお、第1の捌き部材42(第2の捌き部材44も同様)は、従来通り用紙Pとの摩擦が大きい材料で形成されており、用紙Pが重なっているときの用紙間の摩擦力より大きな摩擦力で下側の用紙Pの走行を抑止するので、上側の用紙Pのみが搬送される。
【0106】
更に第1の給紙ロール38が矢印CW方向に回転して、用紙Pが搬送経路65に進入すると、先端が上側のガイド面62(上側平面部62A及び又は円弧部62B)にガイドされて用紙Pの搬送方向が斜め下方に変更され、さらに用紙Pが搬送されると用紙Pの先端が下側のガイド面60(第2円弧部60C)にガイドされて斜め上方に搬送方向が変更され、ロール30Aとロール30Bとの間に向けて搬送される。
【0107】
第1の給紙ロール38は1回転すると停止する。また、搬送経路65内に用紙Pが進入すると、第1のアクチュエータ84及び第2のアクチュエータ86が回転し、光センサー88の光ビームが透過することにより用紙Pが搬送経路65に進入したことが検出され、所定時間経過後(制御装置89にて予め設定されている。)、レジストロール30が回転する。
【0108】
ここで、搬送経路65内に用紙Pが進入した際の状態を詳述すると、先ず図8に示すように、第1のアクチュエータ84の側面84Cに用紙Pの先端が略90°で当接する。
【0109】
さらに、用紙Pが搬送されると、図9に示すように、更に第1のアクチュエータ84が回転するが、第1のアクチュエータ84の側面84Cに対して用紙Pの先端は、略90°で当接している。なお、第1のアクチュエータ84と第2のアクチュエータ86とは、捩りバネ87の作用で突起84Bと突起86Aが互いに押し付けられるように当接しているので、第1のアクチュエータ84と第2のアクチュエータ86とは供回りする。
【0110】
さらに、用紙Pが搬送されると、図10に示すように、更に第1のアクチュエータ84が回転するが、第1のアクチュエータ84の側面84Cに対する用紙Pの先端の角度は小さくなるものの、その角度変化量は第1のアクチュエータ84の角度変化量よりは小さい。
【0111】
さらに、用紙Pが搬送されると、図11に示すように、更に第1のアクチュエータ84が回転し、第1のアクチュエータ84の側面84Cに対する用紙Pの先端の角度は非常に小さくなるが、用紙Pの先端を用紙幅方向に殆ど湾曲させることなくレジストロール30に突入させることができる。
【0112】
したがって、レジストロール30が用紙Pを挟持したときに、用紙Pに皺を発生させることが無い。
【0113】
レジストロール30で挟持された用紙Pは更に上方に搬送され、所定時間経過後(制御装置89にて予め設定されている。)、画像の書き込みが開始される。そして、像担持体12上のトナー像が用紙Pに転写され、定着装置24でトナー像の定着が行われる。
【0114】
次に、第2の用紙トレイ36に積載された用紙Pの搬送について説明する。
【0115】
図5に示すように、第2の給紙ロール40が矢印CW方向に回転すると、第2の給紙ロール40の外周面に接触した最上部の用紙Pが搬送経路75に向けて搬送される。
【0116】
更に第2の給紙ロール40が矢印CW方向に回転して、用紙Pが搬送されると、用紙Pの先端は、固定ガイド面72B及びガイド面74B、固定ガイド面68、ガイド面64の順に接触してガイドされ、最終的にロール30Aとロール30Bとの間に向けられる。
【0117】
なお、第2の給紙ロール40は1回転すると停止する。また、搬送経路69内に用紙Pが進入すると、図12に示すように第2のアクチュエータ86が回転し、光センサー88の光ビームが透過することにより用紙Pが搬送経路69に進入したことが検出され、所定時間経過後、レジストロール30が回転する。
【0118】
レジストロール30で挟持された用紙Pは更に上方に搬送され、像担持体12上のトナー像が転写され、定着装置24でトナー像の定着が行われる。
【0119】
ここで、用紙Pが何らかの原因によりレジストロール30の手前で詰まる等の搬送不良を生じた場合には、天板10Aを開放し、内部から現像ユニット27を取り外す。
【0120】
レジストロール30の上方には、現像ユニット27と取り外した後の空間があくので、ここから上側ガイドアッシー58が容易に操作可能となる。
【0121】
上側ガイドアッシー58を図5に示すように矢印CCW方向(図5の反時計回り方向)に回転させることで、搬送経路65、搬送経路69等のレジストロール30近傍にある用紙Pを上方から目視でき、この用紙P容易に取り除くことができる。なお、トナーセンサー90は上側ガイドアッシー58に取り付けられており、上側ガイドアッシー58と共に退避するので、用紙Pを除去する際に、トナーセンサー90が邪魔になることはない。
【0122】
また、光センサー88を本体フレーム側の固定ガイド面68に設け、第1のアクチュエータ84及び第2のアクチュエータ86と分離したので、配線の断線等の電気系統のトラブルの発生を防止することができる。
【0123】
また、可動ガイド部材74を図5に示すように矢印CW方向(図5の時計回り方向)に回転させることで、搬送経路75及び可動ガイド部材74付近の搬送経路78にある用紙Pを上方から目視でき、この用紙Pを容易に取り除くことができる。
【0124】
【発明の効果】
以上説明したように、請求項1に記載の画像形成装置は上記の構成としたので、用紙検出機構の部品点数を削減して用紙検出機構の小型化を図ることができる、という優れた効果を有する。
【0125】
また、第1のアクチュエータと第2のアクチュエータとを各々別個の回転軸回りで回転させるよりも用紙検出機構の大きさを小型化できる、という優れた効果を有する。
【0126】
請求項4に記載の画像形成装置は上記の構成としたので、ガイド部材を移動するような場合であっても、センサーを動かさずに済むので、電気系統のトラブルの発生を防止することができる、という優れた効果を有する。
【0127】
請求項5に記載の画像形成装置は上記の構成としたので、第1のアクチュエータに当接した反動で用紙先端付近が湾曲することを防止できる、という優れた効果を有する。
【0128】
請求項6に記載の画像形成装置は上記の構成としたので、搬送される用紙先端付近の湾曲の発生を更に抑えることができる、という優れた効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施形態に係る画像形成装置の給紙装置の要部を示す拡大断面図である。
【図2】 本発明の一実施形態に係る画像形成装置を示す概略構成図である。
【図3】 本発明の一実施形態に係る画像形成装置の給紙装置の上側ガイドアッシー付近を示す側面図である。
【図4】 通常状態の給紙装置を示す概略構成図である。
【図5】 用紙詰まり等のメインテナンス状態の給紙装置を示す概略構成図である。
【図6】 第1のアクチュエータ及び第2のアクチュエータの分解斜視図である。
【図7】 第1のアクチュエータ、第2のアクチュエータ及び2つの捩りバネを組み合わせた状態を示す斜視図である。
【図8】 給紙装置の要部を示す拡大断面図である。
【図9】 給紙装置の要部を示す拡大断面図である。
【図10】給紙装置の要部を示す拡大断面図である。
【図11】給紙装置の要部を示す拡大断面図である。
【図12】給紙装置の要部を示す拡大断面図である。
【符号の説明】
10 画像形成装置
16 像書き込み装置(画像形成部)
27 現像ユニット(画像形成部)
30 レジストロール
34 用紙トレイ(第1の用紙トレイ)
36 用紙トレイ(第2の用紙トレイ)
58 上側ガイドアッシー(ガイド部材)
65 搬送経路(第1の搬送経路)
69 搬送経路(第2の搬送経路)
84 第1のアクチュエータ
84B 突起(同期手段)
84C 側面(用紙当接面)
85 捩りバネ(同期手段)
86 第2のアクチュエータ
86A 突起(同期手段)
87 捩りバネ(同期手段)
88 光センサー(センサー)

Claims (6)

  1. 用紙に画像を形成する画像形成部と、
    前記画像形成部へ用紙を搬送するレジストロールと、
    第1の用紙トレイから送り出された用紙を前記レジストロールへ向けてガイドする第1の搬送経路と、
    第2の用紙トレイから送り出された用紙を前記レジストロールへ向けてガイドする第2の搬送経路と、
    前記第2の搬送経路内で搬送される前記用紙が当接することで第1の位置から第2の位置へ回転変位する第2のアクチュエータと、
    前記第1の搬送経路内で搬送される前記用紙が当接することで第1の位置から第2の位置へ前記第2のアクチュエータと同一の回転軸回りを回転変位する第1のアクチュエータと、
    前記第2のアクチュエータが第2の位置へ回転変位したことを検出するセンサーと、
    前記第1のアクチュエータが第2の位置へ回転変位したときに、前記第1のアクチュエータに同期させて前記第2のアクチュエータを第2の位置へ回転変位させる同期手段と、
    を有することを特徴とする画像形成装置。
  2. 用紙に画像を形成する画像形成部と、
    前記画像形成部へ用紙を搬送するレジストロールと、
    第1の用紙トレイから送り出された用紙を前記レジストロールへ向けてガイドする第1の搬送経路と、
    第2の用紙トレイから送り出された用紙を前記レジストロールへ向けてガイドする第2の搬送経路と、
    前記第1の搬送経路内で搬送される前記用紙が当接することで第1の位置から第2の位置へ回転変位する第1のアクチュエータと、
    部材が回転変位したことを検出するセンサーと、
    一端の側の回転軸を中心として回転可能に設けられ、前記第2の搬送経路内で搬送される前記用紙が前記一端と他端との間に当接することで第1の位置から第2の位置へ回転変位し、前記一端と前記他端との間を前記センサーへ対応させて前記回転変位を前記センサーへ検出させる第2のアクチュエータと、
    前記第1のアクチュエータが第2の位置へ回転変位したときに、前記第1のアクチュエータに同期させて前記第2のアクチュエータを第2の位置へ回転変位させる同期手段と、
    を有することを特徴とする画像形成装置。
  3. 前記同期手段は、前記第2のアクチュエータが前記第2の位置へ回転変位したときには、前記第1のアクチュエータは変位しない、ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の画像形成装置。
  4. 前記第1の搬送経路と前記第2の搬送経路との間に設けられ、前記第1の搬送経路の少なくとも一部分を形成すると共に前記第2の搬送経路の少なくとも一部分を形成するガイド部材を備え、
    前記第1のアクチュエータ、前記第2のアクチュエータ及び前記同期手段は前記ガイド部材に設けられ、
    前記センサーは、前記ガイド部材とは異なる部材に設けられていることを特徴とする請求項1乃至請求項3の何れか1項に記載の画像形成装置。
  5. 前記第1のアクチュエータ及び前記第2のアクチュエータの少なくもと一方は、前記第1の位置にあるときに、用紙搬送方向と直交する用紙幅方向から見たときに、用紙搬送方向上流側の用紙当接面が前記用紙当接面の用紙搬送方向上流側の用紙搬送方向に対し略90°に設定されていることを特徴とする請求項1乃至請求項4の何れか 1項に記載の画像形成装置。
  6. 前記第1の位置にあるときの前記用紙当接面は、用紙搬送方向と直交する用紙幅方向から見たときの前記用紙当接面の用紙搬送方向上流側の用紙搬送方向に対する角度が、回転軸から離れるにしたがって徐々に減少していることを特徴とする請求項5に記載の画像形成装置。
JP2000353374A 2000-11-20 2000-11-20 画像形成装置 Expired - Fee Related JP3931555B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000353374A JP3931555B2 (ja) 2000-11-20 2000-11-20 画像形成装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000353374A JP3931555B2 (ja) 2000-11-20 2000-11-20 画像形成装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2002154695A JP2002154695A (ja) 2002-05-28
JP3931555B2 true JP3931555B2 (ja) 2007-06-20

Family

ID=18826149

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000353374A Expired - Fee Related JP3931555B2 (ja) 2000-11-20 2000-11-20 画像形成装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3931555B2 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7515867B2 (en) * 2004-11-30 2009-04-07 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Image formation apparatus and sheet conveyance apparatus
JP4508018B2 (ja) * 2005-07-11 2010-07-21 ブラザー工業株式会社 用紙搬送装置及びこれを用いた画像形成装置
JP5741119B2 (ja) 2011-03-28 2015-07-01 富士ゼロックス株式会社 用紙搬送装置および画像形成装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2002154695A (ja) 2002-05-28

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7503559B2 (en) Sheet feeding device and image forming device with linked rotatable guide members and guide plate
JP2002099174A (ja) 像加熱装置及び画像形成装置
JP2007297141A (ja) 画像形成装置
US7909318B2 (en) Image forming apparatus
JP3783554B2 (ja) 給紙装置及び画像形成装置
US20170075262A1 (en) Image forming apparatus
JPH08157107A (ja) 給紙装置
JP2007086480A (ja) 画像形成装置
JP5095341B2 (ja) 画像形成装置
JP3931555B2 (ja) 画像形成装置
JP3472487B2 (ja) 画像形成装置のジャム解除機構
JP2004354422A (ja) 用紙搬送装置及び画像形成装置
JP2009186692A (ja) 定着装置及びこれを備えた画像形成装置
JP3951595B2 (ja) 画像形成装置
JP5591572B2 (ja) 媒体搬送装置及び画像形成装置
JP3662508B2 (ja) 記録材後処理装置及び画像形成装置
JP4975518B2 (ja) 画像形成装置
JP5114363B2 (ja) 用紙反転装置及びそれを備えた画像形成装置
JP4042221B2 (ja) 画像形成装置
JP3687743B2 (ja) 画像形成装置
JP2000318884A (ja) 給紙装置及び画像形成装置
JP2002179280A (ja) 画像形成装置
JP2006131348A (ja) シート搬送装置及び画像形成装置
JPH1115221A (ja) 画像形成装置
JP5854880B2 (ja) シート給送装置及び画像形成装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20040906

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20060327

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20060606

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20060804

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20070220

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20070305

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110323

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120323

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130323

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130323

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140323

Year of fee payment: 7

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees