JP3929965B2 - タイヤの動荷重半径の荷重感度算出方法および装置、ならびにタイヤの荷重感度算出のプログラム - Google Patents

タイヤの動荷重半径の荷重感度算出方法および装置、ならびにタイヤの荷重感度算出のプログラム Download PDF

Info

Publication number
JP3929965B2
JP3929965B2 JP2003390687A JP2003390687A JP3929965B2 JP 3929965 B2 JP3929965 B2 JP 3929965B2 JP 2003390687 A JP2003390687 A JP 2003390687A JP 2003390687 A JP2003390687 A JP 2003390687A JP 3929965 B2 JP3929965 B2 JP 3929965B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
load
reciprocal
tire
obtaining
lateral acceleration
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2003390687A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2005153544A (ja
Inventor
未南夫 梁瀬
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumitomo Rubber Industries Ltd
Original Assignee
Sumitomo Rubber Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sumitomo Rubber Industries Ltd filed Critical Sumitomo Rubber Industries Ltd
Priority to JP2003390687A priority Critical patent/JP3929965B2/ja
Priority to EP04024543A priority patent/EP1527909B1/en
Priority to DE602004019175T priority patent/DE602004019175D1/de
Priority to US10/968,157 priority patent/US7136775B2/en
Publication of JP2005153544A publication Critical patent/JP2005153544A/ja
Priority to US11/528,352 priority patent/US7363189B2/en
Application granted granted Critical
Publication of JP3929965B2 publication Critical patent/JP3929965B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Measuring Fluid Pressure (AREA)

Description

本発明はタイヤの動荷重半径の荷重感度算出方法および装置、ならびにタイヤの荷重感度算出のプログラムに関する。さらに詳しくは、減圧判定の精度を向上させることができるタイヤの動荷重半径の荷重感度算出方法および装置、ならびにタイヤの荷重感度算出のプログラムに関する。
従来より、タイヤ空気圧低下検出装置は、タイヤが減圧すると正常内圧のタイヤより外径(タイヤの動荷重半径)が減少するため、他の正常なタイヤに比べると回転角速度が増加するという原理を用いている。たとえばタイヤの回転角速度の相対的な差から内圧低下を検出する方法では、判定値として、
DEL={(F1+F4)/2−(F2+F3)/2}/{(F1+F2
+F3+F4)/4}×100(%)
を用いている(特許文献1)。ここで、F1〜F4は、それぞれ前左タイヤ、前右タイヤ、後左タイヤおよび後右タイヤの回転角速度である。
従来の装置は、タイヤの動荷重半径が減圧によって小さくなる、いわゆる減圧感度を利用してタイヤの減圧を検出するために、4輪の対角にある回転角速度の和同士の差を用いているので、前輪2輪の同時減圧や、後輪2輪の同時減圧および全輪同時減圧を検出することができない。
そこで、本発明者は、鋭意研究をした結果、旋回中の車両の荷重負荷によって、タイヤの動荷重半径がどれだけ変化するのかを表す荷重感度とタイヤの動荷重半径の減圧感度とが相関関係をもつことを見出し、この相関関係を利用してタイヤの同時減圧を検出する方法を提案した(特願2003−366397号)。
また、従来の装置は、事前に設定されたタイヤ(夏タイヤと冬タイヤ)それぞれについてタイヤがもつ、減圧による動荷重半径の変化の大きさである減圧感度を測定し、それらの中間的な減圧感度にしきい値を設定することで、タイヤが交換された場合においても検出感度に大きな差がでないようにしているため、警報を発する減圧の程度の許容範囲を小さくすることができず、設定タイヤサイズが多い車両には、適用することができない。
そこで、本発明者は、鋭意研究をした結果、前記タイヤの動荷重半径の荷重感度と減圧感度とが相関関係をもつことから、該荷重感度からタイヤの減圧感度を推定できることを見出し、減圧判定の検知性能を向上させる方法を提案した(特願2003−366398号)。
特開昭63−305011号公報
しかしながら、前記特願2003−366397号および特願2003−366398号で提案した方法では、速度により荷重感度を求めるためのデータがばらついて、減圧判定の精度を向上させることが難しいという課題が残っている。
また、判定値のシフト量は横方向加速度に比例し、その傾きはタイヤの荷重感度に比例することから、判定値と横方向加速度の関係式の傾きを回帰により求めているために、測定に時間がかかり、迅速に減圧判定をすることが難しい。
本発明は、叙上の事情に鑑み、荷重感度の精度を向上させることにより、減圧判定の精度を向上させることができるタイヤの動荷重半径の荷重感度算出方法および装置、ならびにタイヤの荷重感度算出のプログラムを提供することを目的とする。
本発明のタイヤの動荷重半径の荷重感度算出方法は、タイヤの荷重変動による動荷重半径の荷重感度を求める荷重感度算出方法であって、車両の旋回時の横方向加速度を求める工程と、車両の旋回時における、車両の一対の対角線上の車輪回転情報の相対比較である判定値のシフト量を求める工程と、車両速度領域ごとに前記シフト量を横方向加速度で除した値である荷重感度を求める工程とを含むことを特徴としている。
また、本発明のタイヤの動荷重半径の荷重感度算出方法は、タイヤの荷重変動による動荷重半径の荷重感度を求める荷重感度算出方法であって、ヨーレートを求める工程と、車両の旋回時の横方向加速度を求める工程と、車輪回転情報から得られる旋回半径の逆数と前記ヨーレートから得られる旋回半径の逆数を求める工程と、車両速度領域ごとに前記車輪回転情報から得られる旋回半径の逆数と前記ヨーレートから得られる旋回半径の逆数との差を前記横方向加速度で除した値である荷重感度を求める工程とを含むことを特徴としている。
また、本発明のタイヤの動荷重半径の荷重感度算出方法は、タイヤの荷重変動による動荷重半径の荷重感度を求める荷重感度算出方法であって、車両の旋回時の横方向加速度を求める工程と、車輪回転情報から得られる旋回半径の逆数と前記横方向加速度から得られる旋回半径の逆数を求める工程と、車両速度領域ごとに前記車輪回転情報から得られる旋回半径の逆数と前記横方向加速度から得られる旋回半径の逆数との差を前記横方向加速度で除した値である荷重感度を求める工程とを含むことを特徴としている。
また、本発明のタイヤの動荷重半径の荷重感度算出装置は、タイヤの荷重変動による動荷重半径の荷重感度を求める荷重感度算出装置であって、車両の旋回時の横方向加速度を求める横方向加速度用手段と、車両の旋回時における、車両の一対の対角線上の車輪回転情報の相対比較である判定値のシフト量を求めるシフト量演算手段と、車両速度領域ごとに前記シフト量を前記横方向加速度で除した値である荷重感度を求める荷重感度演算手段とを備えてなることを特徴としている。
また、本発明のタイヤの動荷重半径の荷重感度算出装置は、タイヤの荷重変動による動荷重半径の荷重感度を求める荷重感度算出装置であって、ヨーレートを検出するヨーレート検出手段と、車両の旋回時の横方向加速度を求める横方向加速度用手段と、車輪回転情報から得られる旋回半径の逆数と前記ヨーレートから得られる旋回半径の逆数を求める逆数演算手段と、車両速度領域ごとに前記車輪回転情報から得られる旋回半径の逆数と前記ヨーレートから得られる旋回半径の逆数との差を前記横方向加速度で除した値である荷重感度を求める荷重感度演算手段とを備えてなることを特徴としている。
また、本発明のタイヤの動荷重半径の荷重感度算出装置は、タイヤの荷重変動による動荷重半径の荷重感度を求める荷重感度算出装置であって、車両の旋回時の横方向加速度を求める横方向加速度用手段と、車輪回転情報から得られる旋回半径の逆数と前記横方向加速度から得られる旋回半径の逆数を求める逆数演算手段と、車両速度領域ごとに前記車輪回転情報から得られる旋回半径の逆数と前記横方向加速度から得られる旋回半径の逆数との差を前記横方向加速度で除した値である荷重感度を求める荷重感度演算手段とを備えてなることを特徴としている。
また、本発明のタイヤの荷重感度算出のプログラムは、タイヤの荷重変動による動荷重半径の荷重感度を求めるためにコンピュータを、車両の旋回時における、車両の一対の対角線上の車輪回転情報の相対比較である判定値のシフト量を求めるシフト量演算手段と、車両速度領域ごとに前記シフト量を車両の旋回時の横方向加速度で除した値である荷重感度を求める荷重感度演算手段として機能させることを特徴としている。
また、本発明のタイヤの荷重感度算出のプログラムは、タイヤの荷重変動による動荷重半径の荷重感度を求めるためにコンピュータを、車輪回転情報から得られる旋回半径の逆数とヨーレートから得られる旋回半径の逆数を求める逆数演算手段と、車両速度領域ごとに前記車輪回転情報から得られる旋回半径の逆数と前記ヨーレートから得られる旋回半径の逆数との差を車両の旋回時の横方向加速度で除した値である荷重感度を求める荷重感度演算手段として機能させることを特徴としている。
さらに、本発明のタイヤの荷重感度算出のプログラムは、タイヤの荷重変動による動荷重半径の荷重感度を求めるためにコンピュータを、車輪回転情報から得られる旋回半径の逆数と車両の旋回時の横方向加速度から得られる旋回半径の逆数を求める逆数演算手段と、車両速度領域ごとに前記車輪回転情報から得られる旋回半径の逆数と前記横方向加速度から得られる旋回半径の逆数との差を前記横方向加速度で除した値である荷重感度を求める荷重感度演算手段として機能させることを特徴としている。
本発明によれば、荷重感度が減圧感度と同じように、速度依存性をもっていることから、判定値のシフト量を横方向加速度で除した値である荷重感度を車両速度領域ごとに記憶させておくことによって、旋回時の車両速度における荷重感度を精度よく求めることができる。
また、車輪速度から計算した旋回半径の逆数とヨーレートまたは横方向加速度から計算した旋回半径の逆数の差を横方向加速度で除した値である荷重感度を車両速度領域ごとに記憶しておくことによって、旋回時の車両速度における荷重感度を精度よく求めることができる。
したがって、荷重感度の精度を向上させることにより、減圧判定の精度を向上させることができる。
以下、添付図面に基づいて、本発明のタイヤの動荷重半径の荷重感度算出方法および装置、ならびにタイヤの荷重感度算出のプログラムを説明する。
図1に示されるように、本発明の一実施の形態にかかわるタイヤの動荷重半径の荷重感度算出装置を適用したタイヤ空気圧低下検出装置は、車両に備えられた4つのタイヤFL、FR、RLおよびRRにそれぞれ関連して設けられた通常の車輪回転情報検出手段1を備えている。
前記車輪回転情報検出手段1としては、電磁ピックアップなどを用いて回転パルスを発生させてパルスの数から回転角速度や車輪速度の車輪速情報を測定するための車輪速センサまたはダイナモのように回転を利用して発電を行ない、この電圧から回転角速度や車輪速度を測定するためのものを含む角速度センサなどを用いることができる。前記車輪回転情報検出手段1の出力はABSなどのコンピュータである制御ユニット2に与えられる。制御ユニット2には、空気圧が低下したタイヤを知らせるための液晶表示素子、プラズマ表示素子またはCRTなどで構成された表示器3、ドライバーによって操作することができる初期化ボタン4および警報器5が接続されている。また、車両には、車体のヨーレートに応じた信号を出力するヨーレート検出手段6が設けられている。このヨーレート検出手段6の出力は制御ユニット2に与えられる。
前記制御ユニット2は、図2に示されるように、外部装置との信号の受け渡しに必要なI/Oインターフェイス2aと、演算処理の中枢として機能するCPU2bと、該CPU2bの制御動作プログラムが格納されたROM2cと、前記CPU2bが制御動作を行なう際にデータなどが一時的に書き込まれたり、その書き込まれたデータなどが読み出されるRAM2dとから構成されている。
前記車輪回転情報検出手段1では、タイヤの回転数に対応したパルス信号(以下、車輪速パルスという)が出力される。またCPU2bでは、車輪回転情報検出手段1から出力された車輪速パルスに基づき、所定のサンプリング周期ΔT(sec)、たとえばΔT=1秒ごとに各タイヤの回転角速度Fiが算出される。
ところで、タイヤは規格内でのばらつき(初期差異)が含まれて製造されるため、各タイヤの有効転がり半径(一回転により進んだ距離を2πで割った値)は、すべてのタイヤがたとえ正常空気圧であっても、同一とは限らない。そのため、各タイヤの回転角速度Fiはばらつくことになる。そこで、たとえば回転角速度Fiから初期差異の影響を排除する方法がある。この方法では、まず、つぎに示される初期補正係数K1、K2、K3を算出する。
K1=F1/F2 ・・・(1)
K2=F3/F4 ・・・(2)
K3=(F1+K1×F2)/(F2+K2×F4) ・・・(3)
ついで、この算出された初期補正係数K1、K2、K3を用いて式(4)〜(7)に示されるように新たな回転角速度F1iを求めるようにしている。
F11=F1 ・・・(4)
F12=K1×F2 ・・・(5)
F13=K3×F3 ・・・(6)
F14=K2×K3×F4 ・・・(7)
ここで、初期補正係数K1は、前左右タイヤ間の初期差異による有効ころがり半径の差を補正するための係数である。初期補正係数K2は、後左右タイヤ間の初期差異による有効ころがり半径の差を補正するための係数である。初期補正係数K3は、前左タイヤと後左タイヤとのあいだの初期差異による有効ころがり半径の差を補正するための係数である。
そして、前記F1iに基づき、各車輪のタイヤの車輪速度Vi、車両速度Vおよび横方向加速度などを算出する。たとえば前記車両の横方向加速度については、FR車の場合、従動輪タイヤFL、FRの速度V1、V2を算出したのち、つぎの式(8)により旋回半径Rを算出する。
R={(V2+V1)/(V2−V1)}×TW/2 ・・・(8)
ここで、TWはキングピン間の距離(トレッド幅)(m)である。
そして、車両の旋回半径Rに基づいて車両の横方向加速度はつぎの式(9)により算出することができる。
横方向加速度=V2/R ・・・(9)
なお、横方向加速度は横方向加速度センサにより求めることもできる。
また、本実施の形態では、つぎの式(10)に示されるように、タイヤの動荷重半径の減圧感度を利用した、一対の対角線上の車輪速度の相対比較である判定値を用いる。すなわち対角線上にある一対の車輪からの車輪速度の平均値から対角線上にある他の一対の車輪からの車輪速度の平均値を引算し、その結果と2つの合計の平均値との比率を判定値として用いる。
DEL={(V1+V4)/2−(V2+V3)/2}/
{(V1+V2+V3+V4)/4}×100(%) ・・・(10)
ここで、V1〜V4は、それぞれ前左タイヤFL、前右タイヤFR、後左タイヤRLおよび後右タイヤRRの車輪速度である。
前記判定値DELは、一対の対角線上の車輪速度の対角和を比較するので、旋回中は、旋回外側と旋回内側の車輪速度の差は相殺され、旋回中の判定値DELのシフトはない筈である。しかし、実際には旋回中の判定値DELは、旋回中の荷重移動の影響や駆動輪のスリップの影響によりシフトする。
(1)すなわち、まず旋回中の車両では、旋回外側に向けた横方向加速度による荷重移動のため、旋回外側のタイヤにかかる荷重が重くなり、旋回内側のタイヤにかかる荷重は軽くなることから、タイヤの動荷重半径(車輪速度)が変化する。
たとえば左旋回時の荷重移動による前輪タイヤと後輪タイヤの車輪速度の増加量(減速量)をdVf、dVrとすると、前記式(10)の判定値DELは、
DEL´={(V1−dVf+V4+dVr)/2−(V2+dVf+V3−dVr) /2}/{(V1+V2+V3+V4)/4}×100(%)
={(V1+V4)−(V2+V3)−2×(dVf−dVr)}/
{(2×V)}×100(%) ・・・(11)
である。
前記式(10)と式(11)との差を取ると、
ΔDEL={(dVf−dVr)/V}×100(%) ・・・(12)
となる。
このΔDELは、前輪タイヤの荷重移動による車輪速度の変化(dVf/V)と後輪タイヤの荷重移動による車輪速度の変化(dVr/V)の差であって、旋回時の判定値DELのシフト量に相当する。なお、このシフト量には、すべりによる影響は含まれていない。
前記車輪速度の変化(dVf/V)および(dVr/V)は、比例する荷重移動量で正規化することにより、それぞれ荷重負荷によってタイヤの動荷重半径がどれだけ変化するのかを表す変化率である前輪タイヤの荷重感度および後輪タイヤの荷重感度に比例することになる。
すなわち車輪速度の変化(dVf/V)は前輪タイヤの荷重移動量と荷重感度に比例し、車輪速度の変化(dVr/V)は後輪タイヤの荷重移動量と荷重感度に比例するとともに、前輪および後輪の荷重移動量は、横方向加速度に比例するので、結局、前記式(12)はつぎのように表される。すなわちX軸に横方向加速度LGをとり、Y軸にΔDELをとると、ΔDELは横方向加速度LGに比例し、その傾きはタイヤの荷重感度に比例することになる。なお、%表示は省略している。
ΔDEL=α×LG×LSf−β×LG×LSr=(α×LSf−β×LSr)×LG
・・・(13)
ここで、LG:横方向加速度
LSf:前輪タイヤの荷重感度
LSr:後輪タイヤの荷重感度
α、β:係数
である。
また、前記横方向加速度LGとΔDEL(DEL値のシフト量)の関係の傾きをF1とすると、
F1=α×LSf−β×LSr ・・・(14)
である。
また、前記荷重感度LSf、LSrは、前後輪タイヤの減圧感度の低下によって低下するので、減圧率に比例すると考えると、4輪共に同じ比率で減圧すれば、減圧後の傾きF1´は、
F1´=γ×(α×LSf−β×LSr) ・・・(15)
で表すことができる。ただし、|γ|≦1である。
(2)また、前記判定値DELは、前記軽くなった旋回内側駆動輪の駆動によるすべりが、重くなった旋回外側駆動輪の駆動によるすべりよりも大きくなるためシフトする。
前輪と後輪の荷重移動量が同じである(等しい)場合、かかる荷重移動量の影響は前記式(10)の判定値の計算によって相殺されるため、旋回中もすべり補正後の判定値DELはシフトしない。しかし、旋回中の車両の荷重移動量の前後比は1ではないとともに、横方向加速度の大きさにかかわりなくほぼ一定であるので、補正後の判定値DELはシフトする。
ただし、この荷重移動量は、旋回によって発生した横方向加速度に比例するので、すべりの影響を補正したのちの判定値DELのシフト量ΔDELは、横方向加速度にも比例することになる。
(3)旋回中の判定値(DEL)は、前記荷重移動の影響と駆動によるスリップの影響を受けてシフトしているため、通常、以下のように補正される。
補正DEL=DEL−F(f1,f2) ・・・(16)
ここで、F(f1,f2)は補正ファクターの関数であり、f1は前記傾きF1に相当しており、f2は判定値DELと横方向加速度×(前後輪比−1)との関係から求められるファクターである。したがって、F1は、旋回中のDEL値からスリップの影響のみを補正して、f1を計算することで求められる。
ここで、前記判定値のシフト量は、本来、横方向加速度がゼロであればゼロであり、横方向加速度−判定値のシフト量の関係は本来、原点を通る筈である。この判定値のシフト量を横方向加速度で除してやれば、傾きは原理的には、任意の1点の測定点(測定値)で決定される。ただし、4輪タイヤが同時に同じ量だけ減圧すると、直進時の判定値はゼロになるので、旋回中の測定値=シフト量ΔDELとなるから、この測定値を横方向加速度LGで除すれば、傾きを計算することができる。なお、直進時の判定値がゼロでなく、たとえばdDELだけシフトしていれば、測定値からこのdDELを差し引いて、シフト量ΔDELを計算し、横方向加速度LGで除する必要がある。
本実施の形態では、前記傾きである荷重感度が減圧感度と同じように、後述するように速度依存性をもっていることから、車両速度領域をいくつか設けて(たとえば0〜90km/h、90〜120km/h、120〜150km/h、150km/h以上という具合に領域を設定する)、各車両速度領域ごとに荷重感度を求める。こうして得られる荷重感度はばらつきが少なく精度がよいので、減圧判定の精度を向上させることができる。
また、従来、高速で減圧感度がゼロになるために減圧検出できなかったタイヤについても、高速での荷重感度を減圧前の同じ車両速度領域での荷重感度と比較することで減圧検出が可能になる。
なお、前記車両速度領域ごとに荷重感度を求める方法しては、たとえば0〜90km/h、90〜120km/h、120〜150km/h、150km/h以上とし、各速度領域で必要なデータの点数を決定する。たとえば順に90点、30点、30点および30点とし、各速度領域で正常空気状態でデータを集め、傾きF1の値と速度(V)を平均して、4点のデータとする。これをaV2+bV+c(速度の関数)で回帰し、定数a、b、cを求める。これにより、各速度での荷重感度(基準)がわかる。これと現在の荷重感度を比較すれば、減圧判定ができる。
したがって、本実施の形態にかかわる荷重感度算出装置は、横方向加速度演算手段と、車両の旋回時における判定値のシフト量を求めるシフト量演算手段と、車両速度領域ごとに前記シフト量を横方向加速度で除した値である荷重感度を求める荷重感度演算手段とから構成されている。前記横方向加速度は、車輪速度を演算回路により演算して求めることができるとともに、横方向加速度センサにより求めることもできる。該横方向加速度センサにより求める場合、横方向加速度センサ値を演算回路により演算して横方向加速度を求めるため、前記横方向加速度演算手段とは、車輪速度または横方向加速度センサから求める演算回路である。そして、タイヤの荷重感度算出のプログラムは、前記制御ユニット2を、横方向加速度演算手段、シフト量演算手段、荷重感度演算手段として機能させている。
また、本実施の形態にかかわる荷重感度算出装置は、所定の車両速度領域における、旋回時の荷重移動によるタイヤの動荷重半径の荷重感度と予め記憶された新車時や、タイヤ交換時(正常空気圧時)に行なわれる初期化時のタイヤの動荷重半径の荷重感度とを比較(差または比率を所定のしきい値と比較)して、タイヤの空気圧低下を判定するタイヤ空気圧低下検出装置に適用することができる。
たとえば前記速度領域ごとに求めた荷重感度を利用して、減圧を検出する方法としては、前述のように、正常空気圧時の荷重感度が速度の関数f(V)=aV2+bV+cで表わされているとすると、今、速度V1で求められ荷重感度LSV1とf(V1)の差を取って、│LSV1−f(V1)│>Kの場合、4輪減圧しているとして警報を出す。ここで、Kは予め決められたしきい値である。
なお、本発明において、タイヤの動荷重半径の荷重感度は、ヨーレートセンサを用いて求めることもできる。たとえばヨーレートセンサから得られるヨーレート(センサ値)をYR、旋回半径をRおよび車両速度をVとすると、
YR=V/R
と表される。
ここで、旋回時の荷重移動による車輪速度の変化dVとし、左旋回時の旋回半径Rの逆数を考えると、前記式(8)から、
1/R=(2/TW)×{(V2+dV)−(V1−dV)}/{(V2+dV)+
(V1−dV)}
=(1/TW)×{(V2−V1)+2×dV)}/V ・・・(17)
となり、荷重移動による速度変化分が誤差となる。なお、(V1+V2)=V/2である。
一方、ヨーレートから旋回半径Rの逆数を計算すると、車輪速度V1、V2は荷重移動の影響を受けない真値であるはずであるから、
1/R´=YR/V=(1/TW)×(V2−V1)/V ・・・(18)
と表される。
前記式(17)と式(18)との差を取ると、
1/R−1/R´=(1/TW)×dV/V ・・・(19)
となる。
前記dV/Vを荷重移動量(横方向加速度)で正規化することにより、荷重感度を求めることができる。
したがって、前述と同様、車両速度領域をいくつか設けて、各車両速度領域ごとに、荷重感度を求め、減圧判定の精度を向上させることができる。
なお、前記横方向加速度は、横方向加速度センサで測定可能であり、またヨーレートセンサからのヨーレートに車両速度を乗じることからも求めることができる。
これにより、本実施の形態では、車輪回転情報から得られる旋回半径の逆数とヨーレートから得られる旋回半径の逆数を求める逆数演算手段と、車両速度領域ごとに前記車輪回転情報から得られる旋回半径の逆数とヨーレートから得られる旋回半径の逆数との差を横方向加速度で除した値である荷重感度を求める荷重感度演算手段とから構成することもできる。そして、この場合、タイヤの荷重感度算出のプログラムは、逆数演算手段、荷重感度演算手段としても機能させる。
つぎに本発明を実施例に基づいて説明するが、本発明はかかる実施例に限定されるものではない。
本実施例では、表1に示されるような9種類のタイヤA〜Iについて、全輪タイヤの空気圧が正常空気圧(196kPa)であり、また車両の速度が80km/hと160km/hである場合を設定してドラム試験を行ない、速度とタイヤの動荷重半径の減圧感度との関係を調べた。その結果を図3に示す。図3から、減圧感度は速度に依存することがわかる。
Figure 0003929965
本実施例における減圧感度は、タイヤ空気圧を196kPa(正常空気圧)から137kPaに減圧したときの動荷重半径の変化を196kPa時の動荷重半径で除して%表示し、求めた。このときの荷重は4.41kNである。
ついで前記と同じタイヤについて、正常空気圧の196kPaと減圧の137kPaである場合および車両速度が80km/hと160km/hである場合、ならびに荷重が2.94kNと5.39kNである場合を設定して、ドラム走行試験を行ない、タイヤの動荷重半径の減圧感度と荷重感度の関係を調べた。その結果を図4に示す。図4におけるRは相関係数である。
図4からわかるように、速度が変わっても荷重感度と減圧感度の相関は崩れない。すなわち、図4から、減圧感度と荷重感度は速度依存性をもっている。
したがって、荷重感度も車両速度別ないし領域ごとに測定すべきであることがわかる。
また、図4より、減圧感度がゼロでも荷重感度は、196kPa時と137kPa時で差があるため、従来検知できなかった走行条件でも荷重感度を用いれば、減圧検知が可能であることがわかる。
なお、荷重感度は、2.94kNでの動荷重半径と5.39kNでの動荷重半径の差を2.94kNでの動荷重半径で除して%表示した。これを速度80km/hと160km/hおよび空気圧196kPaと137kPaで行なった。
本発明の一実施の形態にかかわるタイヤの動荷重半径の荷重感度算出装置を適用したタイヤ空気圧低下検出装置を示すブロック図である。 図1のタイヤ空気圧低下検出装置の電気的構成を示すブロック図である。 速度とタイヤの動荷重半径の減圧感度との関係を示す図である。 タイヤの動荷重半径の減圧感度と荷重感度との関係を示す図である。
符号の説明
1 車輪回転情報検出手段
2 制御ユニット
3 表示器
4 初期化スイッチ
5 警報器
6 ヨーレート検出手段

Claims (9)

  1. タイヤの荷重変動による動荷重半径の荷重感度を求める荷重感度算出方法であって、車両の旋回時の横方向加速度を求める工程と、車両の旋回時における、車両の一対の対角線上の車輪回転情報の相対比較である判定値のシフト量を求める工程と、車両速度領域ごとに前記シフト量を横方向加速度で除した値である荷重感度を求める工程とを含むタイヤの動荷重半径の荷重感度算出方法。
  2. タイヤの荷重変動による動荷重半径の荷重感度を求める荷重感度算出方法であって、ヨーレートを求める工程と、車両の旋回時の横方向加速度を求める工程と、車輪回転情報から得られる旋回半径の逆数と前記ヨーレートから得られる旋回半径の逆数を求める工程と、車両速度領域ごとに前記車輪回転情報から得られる旋回半径の逆数と前記ヨーレートから得られる旋回半径の逆数との差を前記横方向加速度で除した値である荷重感度を求める工程とを含むタイヤの動荷重半径の荷重感度算出方法。
  3. タイヤの荷重変動による動荷重半径の荷重感度を求める荷重感度算出方法であって、車両の旋回時の横方向加速度を求める工程と、車輪回転情報から得られる旋回半径の逆数と前記横方向加速度から得られる旋回半径の逆数を求める工程と、車両速度領域ごとに前記車輪回転情報から得られる旋回半径の逆数と前記横方向加速度から得られる旋回半径の逆数との差を前記横方向加速度で除した値である荷重感度を求める工程とを含むタイヤの動荷重半径の荷重感度算出方法。
  4. タイヤの荷重変動による動荷重半径の荷重感度を求める荷重感度算出装置であって、車両の旋回時の横方向加速度を求める横方向加速度演算手段と、車両の旋回時における、車両の一対の対角線上の車輪回転情報の相対比較である判定値のシフト量を求めるシフト量演算手段と、車両速度領域ごとに前記シフト量を前記横方向加速度で除した値である荷重感度を求める荷重感度演算手段とを備えてなるタイヤの動荷重半径の荷重感度算出装置。
  5. タイヤの荷重変動による動荷重半径の荷重感度を求める荷重感度算出装置であって、ヨーレートを検出するヨーレート検出手段と、車両の旋回時の横方向加速度を求める横方向加速度演算手段と、車輪回転情報から得られる旋回半径の逆数と前記ヨーレートから得られる旋回半径の逆数を求める逆数演算手段と、車両速度領域ごとに前記車輪回転情報から得られる旋回半径の逆数と前記ヨーレートから得られる旋回半径の逆数との差を前記横方向加速度で除した値である荷重感度を求める荷重感度演算手段とを備えてなるタイヤの動荷重半径の荷重感度算出装置。
  6. タイヤの荷重変動による動荷重半径の荷重感度を求める荷重感度算出装置であって、車両の旋回時の横方向加速度を求める横方向加速度演算手段と、車輪回転情報から得られる旋回半径の逆数と前記横方向加速度から得られる旋回半径の逆数を求める逆数演算手段と、車両速度領域ごとに前記車輪回転情報から得られる旋回半径の逆数と前記横方向加速度から得られる旋回半径の逆数との差を前記横方向加速度で除した値である荷重感度を求める荷重感度演算手段とを備えてなるタイヤの動荷重半径の荷重感度算出装置。
  7. タイヤの荷重変動による動荷重半径の荷重感度を求めるためにコンピュータを、車両の旋回時における、車両の一対の対角線上の車輪回転情報の相対比較である判定値のシフト量を求めるシフト量演算手段と、車両速度領域ごとに前記シフト量を車両の旋回時の横方向加速度で除した値である荷重感度を求める荷重感度演算手段として機能させるためのタイヤの荷重感度算出のプログラム。
  8. タイヤの荷重変動による動荷重半径の荷重感度を求めるためにコンピュータを、車輪回転情報から得られる旋回半径の逆数とヨーレートから得られる旋回半径の逆数を求める逆数演算手段と、車両速度領域ごとに前記車輪回転情報から得られる旋回半径の逆数と前記ヨーレートから得られる旋回半径の逆数との差を車両の旋回時の横方向加速度で除した値である荷重感度を求める荷重感度演算手段として機能させるためのタイヤの荷重感度算出のプログラム。
  9. タイヤの荷重変動による動荷重半径の荷重感度を求めるためにコンピュータを、車輪回転情報から得られる旋回半径の逆数と車両の旋回時の横方向加速度から得られる旋回半径の逆数を求める逆数演算手段と、車両速度領域ごとに前記車輪回転情報から得られる旋回半径の逆数と前記横方向加速度から得られる旋回半径の逆数との差を前記横方向加速度で除した値である荷重感度を求める荷重感度演算手段として機能させるためのタイヤの荷重感度算出のプログラム。
JP2003390687A 2003-10-27 2003-11-20 タイヤの動荷重半径の荷重感度算出方法および装置、ならびにタイヤの荷重感度算出のプログラム Expired - Fee Related JP3929965B2 (ja)

Priority Applications (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003390687A JP3929965B2 (ja) 2003-11-20 2003-11-20 タイヤの動荷重半径の荷重感度算出方法および装置、ならびにタイヤの荷重感度算出のプログラム
EP04024543A EP1527909B1 (en) 2003-10-27 2004-10-14 Method and device for detecting decompression of tires
DE602004019175T DE602004019175D1 (de) 2003-10-27 2004-10-14 Verfahren und Vorrichtung zum Detektieren eines Druckabfalls im Reifen
US10/968,157 US7136775B2 (en) 2003-10-27 2004-10-20 Method and device for detecting decompression of tires, and program for judging decompression of tires
US11/528,352 US7363189B2 (en) 2003-10-27 2006-09-28 Method and device for detecting decompression of tires, and program for judging decompression of tires

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003390687A JP3929965B2 (ja) 2003-11-20 2003-11-20 タイヤの動荷重半径の荷重感度算出方法および装置、ならびにタイヤの荷重感度算出のプログラム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2005153544A JP2005153544A (ja) 2005-06-16
JP3929965B2 true JP3929965B2 (ja) 2007-06-13

Family

ID=34717984

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2003390687A Expired - Fee Related JP3929965B2 (ja) 2003-10-27 2003-11-20 タイヤの動荷重半径の荷重感度算出方法および装置、ならびにタイヤの荷重感度算出のプログラム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3929965B2 (ja)

Families Citing this family (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5069970B2 (ja) * 2007-08-06 2012-11-07 住友ゴム工業株式会社 タイヤ内圧低下検出方法及び装置、並びにタイヤ内圧低下検出プログラム
JP5555486B2 (ja) * 2009-12-25 2014-07-23 住友ゴム工業株式会社 タイヤ内圧低下検出方法及び装置、並びにタイヤ内圧低下検出プログラム
JP5504912B2 (ja) * 2010-01-22 2014-05-28 横浜ゴム株式会社 タイヤの使用条件評価方法及び装置、並びにタイヤの摩耗予測方法及び装置
JP5032604B2 (ja) * 2010-01-29 2012-09-26 住友ゴム工業株式会社 タイヤ内圧低下検出方法及び装置、並びにタイヤ内圧低下検出プログラム
JP5039804B2 (ja) * 2010-03-05 2012-10-03 住友ゴム工業株式会社 タイヤ内圧低下検出方法及び装置、並びにタイヤ内圧低下検出プログラム
EP2364865B1 (en) 2010-01-29 2018-03-21 Sumitomo Rubber Industries, Ltd. Method and apparatus for detecting tire having decreased internal pressure, and program for detecting tire having decreased internal pressure
JP5427868B2 (ja) 2011-10-21 2014-02-26 住友ゴム工業株式会社 タイヤ空気圧低下検出方法、装置及びプログラム

Also Published As

Publication number Publication date
JP2005153544A (ja) 2005-06-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4463311B2 (ja) タイヤ空気圧低下検出方法及び装置、並びにタイヤ減圧判定のプログラム
JP4244354B2 (ja) タイヤ空気圧低下警報方法、装置およびプログラム
US6420966B2 (en) Method for alarming decrease in tire air-pressure and apparatus used therefor
US20110098882A1 (en) Vehicle speed estimation device, method and device for detecting decreased tire pressure using the same
EP1527909B1 (en) Method and device for detecting decompression of tires
JP4256797B2 (ja) タイヤ空気圧低下警報方法および装置、ならびにタイヤ減圧判定のプログラム
JP2008249523A (ja) タイヤ空気圧低下異常警報方法および装置ならびにプログラム
JP2009255711A (ja) タイヤ空気圧低下検出方法及び装置、並びにタイヤ減圧判定のプログラム
JP3929965B2 (ja) タイヤの動荷重半径の荷重感度算出方法および装置、ならびにタイヤの荷重感度算出のプログラム
JP2003291616A (ja) タイヤ空気圧低下検出方法および装置、ならびにタイヤ減圧判定のプログラム
JP3929962B2 (ja) タイヤ空気圧低下検出方法および装置、ならびにタイヤ減圧判定のプログラム
JP3869762B2 (ja) タイヤ空気圧低下検出方法および装置、ならびにタイヤ減圧判定のプログラム
JP3971720B2 (ja) タイヤ空気圧低下検出方法および装置、ならびにタイヤ減圧判定のプログラム
US6865456B2 (en) Underinflation detector
JP3834261B2 (ja) タイヤ空気圧低下検出方法および装置、ならびにタイヤ減圧判定のプログラム
JP2001233027A (ja) タイヤ空気圧低下警報装置および方法
US20030128110A1 (en) Method of detection of limited slip differential device, method and apparatus for detecting decrease in tire air-pressure employing the method of detection, and program for judging decompression of tire
JP3929961B2 (ja) タイヤ空気圧低下検出方法および装置、ならびにタイヤ減圧判定のプログラム
JP2003054230A (ja) タイヤ空気圧低下検出方法および装置、ならびにタイヤ減圧判定しきい値の選択プログラム
JP4004990B2 (ja) スリップ率演算方法、タイヤ空気圧低下検出方法および装置、ならびにスリップ率演算のプログラムおよびタイヤ減圧判定のプログラム
JP2011131845A (ja) タイヤ内圧低下検出方法及び装置、並びにタイヤ内圧低下検出プログラム
JP2006027298A (ja) タイヤ空気圧低下警報装置および方法、ならびにタイヤ減圧判定プログラム
JP3605006B2 (ja) タイヤ空気圧低下警報装置および方法
JP4028848B2 (ja) タイヤ空気圧低下検出方法および装置、ならびにタイヤ減圧判定のプログラム
JP3923804B2 (ja) タイヤ空気圧低下検出方法および装置、ならびにタイヤ減圧判定のプログラム

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20061020

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20061128

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20070126

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20070227

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20070307

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 3929965

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100316

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110316

Year of fee payment: 4

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110316

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120316

Year of fee payment: 5

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120316

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130316

Year of fee payment: 6

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130316

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140316

Year of fee payment: 7

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees