JP3925296B2 - 防食方法 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は防食方法に係り、特に毒性や閉鎖性水域における富栄養化等の環境汚染問題を発生させることなく、水と接触する金属、特に鋼材の腐食を効果的に防止ないし抑制する方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
開放循環式冷却水系等の水系では、熱交換器、配管等の基材に、主として炭素鋼等の鋼材が使用されている。冷却水中に浸漬されている鋼材は、水中の溶存酸素や塩素イオン、硫酸イオン等により腐食され、孔食を発生させる。しかして、このような孔食は、銅、銅合金やステンレス鋼等の耐食材料においても起こる。
【0003】
そこで、従来より、このような水系と接する金属材の腐食を抑制するために防食剤が用いられている。冷却水系で使用される防食剤は、それ自体は水に可溶性であるが、金属の表面に酸化皮膜、又は水に不溶性ないし難溶性の皮膜を形成して、金属イオンの溶出或いは溶存酸素の還元反応を妨げることによって腐食反応を抑制する。
【0004】
防食剤としては、一般にクロム酸塩や亜鉛塩等の重金属塩や(ポリ)リン酸塩、有機リン化合物等が用いられている。
【0005】
更に、クエン酸、酒石酸等のオキシカルボン酸が提案されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
これらの従来使用されている防食剤のうち、クロム酸塩は優れた防食効果を奏する反面、低濃度で使用すると局部腐食が発生しやすい欠点がある。また、クロム酸塩は毒性が強く、その排出が厳しく規制されており、排水処理、回収処理が不可欠である。亜鉛塩は防食効果の面で若干問題があり、かつ排水として流れると規制上問題がある。
【0007】
更に、リン酸塩は赤潮発生の原因となることなどから、最近では、閉鎖性水域における富栄養化防止の観点から、リンの排出が規制されている。
【0008】
このため、現在、毒性や富栄養化等の環境汚染問題を発生させることなく、水系と接する鋼材等の金属の腐食を抑制することができる方法の出現が強く要望されている。
【0009】
一方、オキシカルボン酸も規制物質を含まないものであるが、これは微生物により容易に分解され、防食効果を持続できないという欠点を有している。
【0010】
本発明は、上記従来の問題点を解決し、環境汚染問題をひき起こすことなく、水系と接する金属の腐食を効果的に防止ないし抑制する防食方法を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】
本発明の防食方法は、カルシウムイオンが存在する水系に、タングステン酸及び/又はその塩と水溶性ケイ酸塩とを、各々、W換算:SiO換算の重量割合で11:1〜1:2となるように存在させ、かつ、カルボン酸系の低分子量ポリマーを該水系に添加する防食方法であって、前記カルボン酸系の低分子量ポリマーが、分子量500〜100000の、ポリアクリル酸と3−アリロキシ−2−ヒドロキシプロパンスルホン酸との共重合体であることを特徴とする。
【0012】
従来、水系の金属腐食抑制剤として、タングステン酸塩又は水溶性ケイ酸塩を用いることは知られている。しかしながら、タングステン酸塩は、良好な防食効果を有するが、比較的高価であることから、その実用化にも限度がある。これに対し、水溶性ケイ酸塩は、比較的安価であるが、防食効果が弱く、実用濃度においては、十分な防食効果は得られず、良好な防食剤とはいえなかった。
【0013】
本発明者らは、このようなタングステン酸塩と水溶性ケイ酸塩の特性について鋭意検討を重ねた結果、タングステン酸又はその塩と水溶性ケイ酸塩との特定量の存在下で、特異的な相乗効果が奏され、優れた防食効果を得ることができることを見出し、本発明を完成させた。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下に本発明の防食方法の実施の形態を詳細に説明する。
【0015】
本発明の方法は、開放冷却水系や密閉冷却水系、ブライン水系等の処理対象水系に、防食剤としてタングステン酸及び/又はタングステン酸塩と水溶性ケイ酸塩を添加するものである。
【0016】
タングステン酸塩としては、タングステン酸の、ナトリウム塩、カリウム塩、アンモニウム塩等の公知の水溶性塩が挙げられる。
【0017】
また、水溶性ケイ酸塩としては、ケイ酸のアルカリ金属塩が挙げられ、アルカリ金属としては、経済性、毒性の点から、ナトリウム、カリウムが好ましい。ケイ酸ナトリウムを用いる場合、そのNaO/SiO(重量比)は、4/1〜1/4が好ましく、特に1/1〜1/4が好ましい。
【0018】
タングステン酸及び/又はその塩についても、水溶性ケイ酸塩についても、各々1種を単独で用いても良く、2種以上を併用しても良い。
【0019】
これらのタングステン酸及び/又はタングステン酸塩と水溶性ケイ酸塩との割合は、タングステン酸及び/又はタングステン酸塩中のWと水溶性ケイ酸塩中のSiOとの重量比でW:SiO=11:1〜1:2、好ましくはW:SiO=3:1〜1:1.4とする。このような配合割合とした場合に、極めて良好な相乗効果により、著しく高い防食効果が得られる。
【0020】
本発明においては、処理対象水系にタングステン酸及び/又はタングステン酸塩と水溶性ケイ酸塩とを、上記配合割合となるように存在させるものであって、その添加形態は特に制限されず、これらの有効成分を予め所定割合に混合したものを水系に添加しても、また、各々別個に添加して、水系中で混合するようにしても良い。なお、水溶性ケイ酸塩が水系に予め所定量存在するときには、タングステン酸又はその塩のみを添加すれば良い。
【0021】
これらの有効成分の使用濃度は、処理対象水系の性状やその腐食環境の程度に応じて決定されるが、一般には、水系内のタングステン酸及び/又はタングステン酸塩と水溶性ケイ酸塩との合計濃度が500〜5000mg/L、特に100〜2000mg/Lとなるように添加するのが好ましい。
【0022】
本発明において、処理する水系のpHは7.5〜10.0であることが好ましい。即ち、水系のpHが7.5未満であっても、10.0を超えても腐食防止効果が低下し、いずれの場合も良好な防食効果を得ることができない。このため、水系のpHが7.5〜10.0の範囲を外れる場合には、本発明の方法により処理するに先立ち、必要に応じて、NaOH、KOH等のアルカリや、HCl、HSO等の酸を添加して、水系のpHを上記範囲に調整することが好ましい。
【0023】
また、処理する水系にカルシウムイオンが存在すると、タングステン酸カルシウムの沈殿を生成するため、好ましくない。従って、タングステン酸カルシウムの沈殿生成を防止するために、カルボン酸系の低分子量ポリマーを水系に共存させる。このような低分子量ポリマーとしては、分子量500〜100000の、ポリアクリル酸と3−アリロキシ−2−ヒドロキシプロパンスルホン酸(HAPS)との共重合体を用い、その添加量は水系のカルシウム硬度によっても異なるが、通常の場合、カルシウム硬度(CaCO換算:mg/L)に対して、1/1000〜2倍の添加量(mg/L)とするのが好ましい。
【0024】
なお、本発明においては、上記有効成分により十分な防食効果が得られるが、必要に応じて、他の防食剤、例えば、メルカプトベンゾチアゾール等のチアゾール類;ベンゾトリアゾール等のアゾール類;ヒドラジン類;シクロヘキシルアミン、アルキルアミン、アルカノールアミン、ポリアミン等の水溶性アミン類;エチレンイミン、ピロリジン、ピペリジン、ピペラジン、ケチミン等のイミン類;ホルムヒドロキサム酸、アセトヒドロキサム酸、ペンズヒドロキサム酸等のヒドロキサム酸類;カテコール類;タンニン類;リグニン類;ホスホン酸類;オキシカルボン酸類等の有機化合物や亜硝酸塩、各種リン酸塩、ホウ酸塩、亜鉛塩、ニッケル塩、アルミニウム塩、アルミン酸塩、モリブデン酸塩、バナジウム塩等の無機塩類等、その他、スケール防止剤、スライム除去剤等を併用しても良い。
【0025】
【実施例】
以下に本発明を実験例を挙げて更に具体的に説明する。
【0026】
実験例1〜4、比較実験例1〜6
純水に、塩化カルシウム溶液で30mg/L(as CaCO)、炭酸水素ナトリウム溶液で50mg/L(as CaCO)、硫酸マグネシウム溶液で30mg/L(asCaCO)、塩化ナトリウム溶液で50mg/L(asCl)及び硫酸ナトリウム溶液で50mg/L(as SO 2−)を添加して試験液とした。この試験液のpHは7であった。
【0027】
得られた試験液を1Lビーカーに1L採り、表1に示す各種薬剤を添加して(比較例1においては無添加)、この液中に軟鋼試験片を各々1枚浸漬し、50℃で5日間160r.p.m.で回転腐食試験を行い、その腐食速度を調べ、結果を表1に示した。
【0028】
【表1】
Figure 0003925296
【0029】
表1より、本発明に従って、タングステン酸塩と水溶性ケイ酸塩とを併用することにより、各薬剤を単独で添加した場合の添加濃度よりも低い添加濃度で、極めて優れた防食作用の相乗効果が得られることが明らかである。
【0030】
実験例5〜12、比較実験例7〜10
純水に1級エチレングリコールを30体積%の割合で溶解したものを使用し、塩化カルシウム溶液で30mg/L(as CaCO)、炭酸水素ナトリウム溶液で82mg/L(as
CaCO)、塩化ナトリウム溶液で500mg/L(as
Cl)、硫酸ナトリウム溶液で500mg/L(as SO 2−)を添加して試験液とした。
【0031】
この試験液に、薬剤無添加で、30℃で3日間軟鋼試験片(SPCC 31cm)を浸漬して予め既発錆面を作成し、次いで表2に示す各種薬剤を添加し(比較実験例7は無添加)、pHを7に調整した後、10℃で7日間180r.p.m.で回転腐食試験を行い、腐食減量を調べ、結果を表2に示した。なお、薬剤無添加の状態で3日間既発錆面の形成を行った際の腐食減量は93mgであった。
【0032】
【表2】
Figure 0003925296
【0033】
表2より、タングステン酸塩と水溶性ケイ酸塩との併用により、既発錆面に対しても、各薬剤の単独添加では得られなかった優れた防食効果が得られることが明らかである。
【0034】
実験例13
タングステン酸ナトリウム2水和物と、低分子量ポリマー(アクリル酸と3−アリロキシ−2−ヒドロキシプロパンスルホン酸との共重合体,分子量5000)と、ケイ酸ナトリウム(ケイ酸ソーダ3号)とNaOHを脱イオン水に添加し、タングステン酸ナトリウム15重量部、低分子量ポリマー1重量部、ケイ酸ナトリウム33重量部、NaOH3重量部、水48重量部、pH13の防食剤組成物(タングステン酸ナトリウムとケイ酸ナトリウムとのW換算:SiO換算重量比は8:10)を調製し、この防食剤組成物について室温及び60℃のインキュベーター中に静置し、3ヶ月後に沈澱物、析出物、外観変化の有無について観察し、結果を表3に示した。
【0035】
【表3】
Figure 0003925296
【0036】
表3より、タングステン酸塩、水溶性ケイ酸塩及び低分子量ポリマーを含む防食剤組成物は一剤として配合した場合にも、製品の安定性に優れることがわかる。
【0037】
実験例14
脱イオン水に、炭酸カルシウムと、pH調整剤としてのNaOHと、タングステン酸ナトリウム2水和物、低分子量ポリマー(アクリル酸と3−アリロキシ−2−ヒドロキシプロパンスルホン酸との共重合体,分子量5000)とケイ酸ナトリウム(ケイ酸ソーダ3号)とを以下の濃度及び水質となるように添加して試験液を調製し、50℃で40時間静置した後、試験液のpH、カルシウム硬度、タングステン酸ナトリウム濃度及び外観を調べ結果を表4に示した。
【0038】
[試験液]
カルシウム硬度:50mg/L(as CaCO
Mアルカリ度:100mg/L(as CaCO
pH:8.0
タングステン酸ナトリウム:150mg/L(as W)
低分子量ポリマー:0,10,20,30又は60mg/L
ケイ酸ナトリウム:100mg/L(as SiO
【0039】
【表4】
Figure 0003925296
【0040】
表4より、カルシウムイオンの存在でタングステン酸カルシウムが析出し、タングステン酸塩が消費されるが、低分子量ポリマーの添加で、タングステン酸カルシウムの析出を防止することができることがわかる。
【0041】
実験例15
純水に、塩化カルシウム溶液を50mg/L(asCaCO)、炭酸水素ナトリウム溶液を50mg/L(asCaCO)、塩化ナトリウム溶液を50mg/L(asCl)及び硫酸ナトリウム溶液を50mg/L(asSO )添加して試験液とした。更にNaOHを3000mg/Lとなるように添加した。そこへ、炭酸ガスをpHスタットで制御して吹き込み、試験期間中、pHを7.0、7.5、8.0、8.5、9.0、9.5、10.0、10.5に保った。
【0042】
各試験液にタングステン酸ナトリウム50mg/L(as W)とケイ酸ナトリウム(ケイ酸ソーダ3号)25mg/L(as SiO)とを添加し、各試験液中に軟鋼試験片を1枚浸漬し、50℃で5日間160r.p.m.で回転腐食試験を行い、その腐食速度を調べ、結果を表5に示した。
【0043】
【表5】
Figure 0003925296
【0044】
表5より、水系のpHが7.5未満であったり、10.0を超えると、十分な防食効果が得られず、本発明では、水系のpHを7.5〜10.0の範囲とすることが好ましいことがわかる。
【0045】
【発明の効果】
以上詳述した通り、本発明の防食方法は、水系に、特定割合のタングステン酸及び/又はタングステン酸塩と水溶性ケイ酸塩とを存在させるものとであって、2つの有効成分による優れた相乗効果により、著しく高い防食効果が得られ、水と接触する鋼材等の金属に対して優れた防食抑制ないし防止効果を奏する。
【0046】
本発明によれば、少ない薬剤使用量で十分な効果が得られることから、防食処理コストの低減が図れ、しかも既発錆面に対しても優れた防食効果を奏する。更に排水中に、重金属塩が含まれないので毒性の問題がなく、またリンを含まず低CODであるので富栄養化の問題もない。
【0047】
このため、本発明によれば環境汚染問題を生起させることなく、金属の腐食を有効に防止し得る。

Claims (4)

  1. カルシウムイオンが存在する水系に、タングステン酸及び/又はその塩と水溶性ケイ酸塩とを、各々、W換算:SiO換算の重量割合で11:1〜1:2となるように存在させ、かつ、カルボン酸系の低分子量ポリマーを該水系に添加する防食方法であって、前記カルボン酸系の低分子量ポリマーが、分子量500〜100000の、ポリアクリル酸と3−アリロキシ−2−ヒドロキシプロパンスルホン酸との共重合体であることを特徴とする防食方法。
  2. 請求項1において、前記水系のpHが7.5〜10.0であることを特徴とする防食方法。
  3. 請求項1又は2において、前記水系にタングステン酸及び/又はその塩と水溶性ケイ酸塩とを、各々、W換算:SiO換算の重量割合で3:1〜1:1.4となるように存在させることを特徴とする防食方法。
  4. 請求項1ないしのいずれか1項において、前記カルボン酸系の低分子量ポリマーの添加量が、前記水系におけるカルシウム硬度(CaCO換算:mg/L)に対して、1/1000〜2倍の添加量(mg/L)であることを特徴とする防食方法。
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