JP3925059B2 - 電子カメラ及び定点撮影方法 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、電子カメラによる定点撮影技術に関する。
【0002】
【従来の技術】
デジタルカメラ等で、以前撮影した場所を再度撮影する定点撮影を行う際に、前回の撮影時に記録した撮影状況(撮影場所、撮影方向、画角)をもとにカメラをセッティングしたり、前回撮影時の画像を印画紙等に出力しておき、その画像とファインダ内の画像を比較して前回と同様の撮影状況(撮影条件)を設定して撮影を行っていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、上記従来の手法では撮影状況を設定する手作業が必要なため、設定に時間がかかったり、前回の画像(印刷画像)にファインダ画像を合わせきれずズレが発生するといった問題点があった。
本発明は上記課題を解決するためになされたものであり、定点撮影を容易に行なうことができ、且つ定点撮影の精度を大幅に向上させることができる電子カメラ及び定点撮影方法の提供を目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、第1の発明の電子カメラは、定点撮影を行う定点撮影モードを選択可能である撮影モード選択手段と、撮像により撮影画像を取得する撮像手段と、前記撮影モード選択手段により定点撮影モードが選択されている際に、前記撮像手段により撮像された撮影画像と、前記定点撮影モードで撮影された前記撮影画像である旨を示す情報と、を関連付けて保存する保存記憶手段と、撮影した画像を再生させる画像再生手段と、少なくとも前記再生手段により再生させた画像を表示する表示手段と、前記保存記憶手段により保存された撮影画像の中から、前記定点撮影モードで撮影された撮影画像である旨を示す情報に関連付けられた撮影画像を選出する第1の画像選択手段と、前記第1の画像選択手段により選択された前記撮影画像から、所望の画像を選択する第2の画像選択手段と、撮影待機時に、前記撮像手段によって取り込まれた被写体画像と、前記第2の画像選択手段により選択された前記撮影画像を、前記表示手段に重畳表示する重畳表示制御手段と、を備えることを特徴とする。
【0005】
また、第2の発明は、上記第1の発明の電子カメラにおいて、前記保存記憶手段は、前記撮影モード選択手段により定点撮影モードが選択されている際に、前記撮像手段により撮像された撮影画像と、前記定点撮影モードで撮影された前記撮影画像である旨を示す情報と、前記撮影画像の撮影時の撮影条件である撮影情報と、を関連付けて保存し、更に、前記画像選択手段により選択した前記撮影画像に関連付けられた前記撮影情報に基づいて、撮影時の撮影条件を設定する撮影条件設定手段を備えることを特徴とする。
【0006】
また、第3の発明は、上記第1又は第2の発明の電子カメラにおいて、前記撮像手段により撮像された撮影画像から構図画像を生成する構図化手段を備え、前記保存記憶手段に記憶されている撮影画像は、この構図化手段により生成された構図画像を含むことを特徴とする。
【0007】
また、第4の発明は、上記第3の発明の電子カメラにおいて、前記構図化手段は、一連の定点撮影を行なう場合に、最初に取得した定点撮影画像から構図画像を生成し、前記保存記憶制御手段はこの構図化手段によって生成された撮影画像に最初に取得した定点撮影画像の撮影情報を関連付けて前記保存記憶手段に記憶することを特徴とする。
【0008】
また、第5の発明は、上記第1又は第2の発明の電子カメラにおいて、前記保存記憶手段に記憶されている撮影画像から構図画像を生成する構図化手段を備え、前記重畳表示制御手段は、前記被写体画像と、前記構図化手段により生成されると共に前記第2の画像選択手段により選択された構図画像とを前記表示手段に重畳表示することを特徴とする。
【0009】
また、第6の発明は、上記第1乃至第5の何れかの発明の電子カメラにおいて、前記撮影情報はズーム量、絞り値、ゲイン又は露光時間を含むことを特徴とする。
【0010】
また、第7の発明の電子カメラは、表示手段、撮像手段及び保存記憶手段を備えた電子カメラにおいて、位置を検出する位置検出手段と、この位置検出手段により検出された位置を示す撮影位置情報と、前記撮像手段により撮像された撮影画像と、を関連付けて前記保存記憶手段に保存記憶する保存記憶制御手段と、前記保存記憶手段に記憶されている複数の撮影画像の中から、前記位置検出手段により検出される位置付近の撮影位置情報と関連付けられている撮影画像を選択する画像選択手段と、この画像選択手段により選択された撮影画像を再生する画像再生手段と、撮影待機時に、前記撮像手段により順次取り込まれる被写体画像と前記画像再生手段により再生された撮影画像を前記表示手段に重畳表示する重畳表示制御手段と、を備えたことを特徴とする。
【0011】
また、第8の発明の電子カメラは、表示手段、撮像手段及び保存記憶手段を備えた電子カメラにおいて、位置を検出する位置検出手段と、この位置検出手段により検出された位置を示す撮影位置情報と、前記撮像手段により撮像された撮影画像と、撮影時の撮影条件を示す撮影情報と、を関連付けて前記保存記憶手段に保存記憶する保存記憶制御手段と、前記保存制御手段に記憶されている複数の撮影情報の中から、前記位置検出手段により検出される位置付近の撮影位置情報と関連付けられている撮影情報を選択する撮影情報選択手段と、この撮影情報選択手段により選択された撮影情報に基づいて撮影条件を設定する撮影条件設定手段と、を備えたことを特徴とする。
【0012】
また、第9の発明の電子カメラは、定点撮影を行う定点撮影モードを選択可能である撮影モード選択手段と、撮像により撮影画像を取得する撮像手段と、前記撮影モード選択手段により定点撮影モードが選択されている際に、前記撮像手段により撮像された撮影画像と、前記定点撮影モードで撮影された前記撮影画像である旨を示す情報と、前記撮影画像の撮影時の撮影条件である撮影情報と、を関連付けて保存する保存記憶手段と、撮影した画像を再生させる画像再生手段と、少なくとも前記再生手段により再生させた画像を表示する表示手段と、前記保存記憶手段により保存された撮影画像の中から、前記定点撮影モードで撮影された撮影画像である旨を示す情報に関連付けらせた撮影画像を選出する第1の画像選択手段と、前記第1の画像選択手段により選択された前記撮影画像から、所望の画像を選択する第2の画像選択手段と、前記第2の画像選択手段により選択した前記撮影画像に関連付けられた前記撮影情報に基づいて、撮影時の撮影条件を設定する撮影条件設定手段と、を備えることを特徴とする。
【0013】
また、第10の発明の定点撮影方法は、電子カメラにおいて、定点撮影を行う撮影モードを選択する工程と、上記工程により選択された定点撮影を行う撮影モードで撮影する工程と、上記工程により撮影した画像と、定点撮影画像である旨を示す情報と、を関連付けて保存する工程と、保存されている撮影画像の中から、前記定点撮影画像である旨を示す情報に関連付けられている撮影画像を抽出して選択する第1の選択工程と、上記第1の選択工程で選択した前記撮影画像の中から、更に所望の撮影画像を選択する第2の選択工程と、上記第2の選択工程により選択された撮影画像を、撮像部により取り込まれた被写体画像と重畳表示する工程と、を備えたことを特徴とする。
【0014】
また、第11の発明の定点撮影方法は、電子カメラにおいて、定点撮影を行う撮影モードを選択する工程と、上記工程により選択された定点撮影を行う撮影モードで撮影する工程と、上記工程により撮影した画像と、定点撮影画像である旨を示す情報と、その時の撮影条件である撮影情報と、を関連付けて保存する工程と、保存されている撮影画像の中から、前記定点撮影画像である旨を示す情報に関連付けられている撮影画像を抽出して選択する第1の選択工程と、上記第1の選択工程で選択した前記撮影画像の中から、更に所望の撮影画像を選択する第2の選択工程と、上記第2の選択工程により選択された撮影画像に関連付けられた撮影情報に基づいて撮影条件を設定する工程と、を備えたことを特徴とする。
【0018】
【発明の実施の形態】
1.カメラ装置の構成例
図1は本発明のカメラ装置の一実施例の構成を示すブロック図であり、デジタルカメラ100は、図1(a)に示すように、撮像部2、制御部3、操作部4、DRAM5、フラッシュメモリ6及び表示部7を有している。なお、位置情報を検出するGPS部(位置情報検出手段)1を設けるようにしてもよい。
【0019】
撮像部(撮像手段)2は、図1(b)に示すように、撮像レンズ211、ズーム部212を含む光学系21、図示しないCCD及びCCD駆動部を含む信号変換部22及び信号処理部23からなっている。
【0020】
撮像部2は撮像レンズ211で取込んだ被写体像を信号変換部22でCCD等の撮像素子により画像信号に変換した後、更にデジタルデータ(画像データ)に変換し、信号処理部23でデジタルデータからデジタルの輝度、色差マルチプレクス信号(Y、Cb、Crデータ)等の信号成分(以下、画像データ)を得て一時記憶手段としてのDRAM5に転送する。
【0021】
また、信号処理部23は制御部3から送られてくる絞り値、ゲイン又は露光時間(シャッタースピード)等の撮影条件を設定値とすることができる。また、ズーム部212は制御部3から送られてくるズーム量に基づいて図示しないズームレンズを移動させてズーム動作を実行する。なお、ズーム動作は電子ズームや光学ズームと電子ズームとの組み合わせでもよい。
【0022】
制御部3は、CPU、RAM、プログラム格納用メモリ及びタイマ等の周辺回路を有したマイクロプロセッサ構成を有しており、CPUは上述の各回路及び図示しない電源切換えスイッチ等にバスラインを介して接続し、プログラム格納用メモリに格納されている制御プログラムによりデジタルカメラ全体の制御を行なうと共に、操作部4からの状態信号に対応してプログラム格納用メモリに格納されている各モード処理用のプログラムや本発明に基づく定点撮影処理プログラム等を取り出して、後述する定点撮影機能等の実行制御及びデジタルカメラ100の各機能の実行制御等を行なう。なお、プログラム格納メモリには上述した各プログラムのほか定数やメニューデータ等を格納している。
【0023】
操作部4は、ロータリースイッチ等のモード選択スイッチ(撮影モード選択手段)41、シャッターキー(撮影指示手段)42、ズームキー(ズーム量指定手段)43、電源スイッチ44、構図画像表示選択キー45、カーソル移動又はポイントによりメニュー(又は、構図や画像)を選択可能な選択キー46(画像選択手段(画像情報選択手段)、縮小画像選択手段)及び図示しない機能選択キー等を構成部分としており、これらのキー或いはスイッチが操作されると状態信号が制御部3に送出される。
【0024】
DRAM5は、作業用メモリ(記憶手段)として用いられ、撮影画像や再生画像を一時的に記憶する画像バッファ領域や圧縮/伸張時の作業用領域等が確保されている。
【0025】
また、フラッシュメモリ6は保存メモリ(保存記憶手段)として撮影した画像を保存記憶する。また、フラッシュメモリ6に撮影時の撮影状況を数値化した撮影条件(ズーム量、絞り値、ゲイン又は露光時間(シャッター速度))や撮影画像を処理した構図画像を保存記憶することもできる。なお、保存メモリとしてフラッシュメモリ6に代えてメモリカード等の着脱可能なメモリを用いるようにしてもよい。
【0026】
また、表示部(表示手段)7はビデオメモリ、ビデオエンコーダ及び液晶表示装置からなり、ビデオエンコーダは制御部3からビデオメモリに出力された画像データをビデオ信号に変換し、液晶表示装置に出力する。液晶表示装置は出力されたビデオ信号を画面表示する。また、表示部7は制御部3の表示制御により構図画像を表示することができる。
【0027】
2.構図画像
構図画像は、定点撮影時に表示し撮影位置を決定するために用いる画像であり、例えば、前回の撮影画像(前回の撮影画像に限定されない)を加工(つまり、構図化処理)した画像が用いられる。構図画像を用いることにより、後述するように、撮影時に構図画像とスルー画像を同時に表示し、ユーザが構図画像とスルー画像を一致させるようにカメラを動かして前回と同じ背景の下での画像撮影(つまり、定点撮影)を行うことができる。
【0028】
構図画像は後述するように撮影後に選択された撮影画像から自動的に画像化処理されて作成され、フラッシュメモリ6に保存記憶され、次に定点撮影を行なう際に再生表示される。また、構図画像の保存記憶の際、ズーム量、絞り値、ゲイン又は露光時間等の撮影条件を構図画像に対応付けて保存記憶することもできる(または、撮影画像、構図画像、撮影条件を関連付けて記憶するようにしてもよい)。
【0029】
なお、撮影画像と撮影条件を関連付けて記憶するようにし、定点撮影を行なう際、フラッシュメモリ6に保存記憶されている撮影画像を再生し、自動的に図形化処理して表示するようにしてもよい。また、撮影画像を画像(図形)化処理することなく、スルー(ファインダ)画像上に重畳表示するようにしてもよい。
【0030】
図2は構図画像の幾つかの実施例を示す図であり、図2(a)は撮影画像の輪郭抽出を行って輪郭像を構図画像にした例を示し、図2(b)は撮影画像の画素を何割か間引いて疎にした疎画像を構図画像とした例を示し、図2(c)は撮影画像(カラー画像)を単色の画像(例えば、モノクロ画像、セピア画像)とした例を示す。また、図示していないが、撮影画像を淡色画像(つまり、色彩はそのままで、濃度を変えて淡色とした画像)に加工して構図画像とすることもできる。
【0031】
図2(a)で符号21は表示部7に表示された画像の輪郭からなる構図画像を示す。また、図2(b)で符号21’で示される破線の部分は画素が間引かれた疎画像からなる構図画像の例を示す。また、図2(c)で符号21”で示される斜線の部分は単色画像からなる構図化画像の例を示す。
【0032】
3.撮影画像、構図画像、撮影条件の保存記憶例
図3は、フラッシュメモリ6に保存記憶した撮影画像、構図画像及び撮影条件の説明図であり、図3(a)は領域構成の一実施例を示す図、図3(b)〜図3(e)は各ファイルの構成及び相互関係の説明図である。
【0033】
図3(a)で、フラッシュメモリ6は構図画像に係る情報を記憶する構図情報ファイル30、撮影条件ファイル31、構図ファイル32−1〜32−m、画像ファイル33−1〜33−n及び構図選択データ34を保存記憶している。
【0034】
構図情報ファイル30は、図3(b)に示すように、構図の分類コードを記憶した分類欄30−1、構図の元画像(構図画像化処理の対象となった撮影画像をいう)の撮影日を記憶した撮影日欄30−2、構図画像を記憶した構図ファイルの保存アドレス(又は、画像番号)を格納した構図画像ポインタ欄30−3、構図画像の元画像の撮影条件の保存アドレス(又は検索キー)を記憶した撮影条件ポインタ欄30−4及びその構図画像の元画像が属する一連の定点撮影画像群中の何番目の画像かを示す細分番号欄30−5を備えている。
【0035】
また、図3(c)に示すように撮影条件ファイル31には撮影時に取得される各撮影画像の撮影条件(例えば、ズーム量、絞り値、ゲイン又は露光時間)31−1〜31−nが記憶されている。また、図3(d)に示すように構図ファイル32−1〜32−mには元画像を構図化処理した構図画像データ(通常は圧縮データ)が記憶されている。また、図3(e)に示すように、画像ファイル33−1,33−2、・・・33−nには撮影画像データ(通常は圧縮データ)が記憶されている。
【0036】
また、構図選択データ34は構図選択のための一次選択画面及び二次選択画面に表示するメニューデータを記憶している。なお、図示していないが、一次選択画面用のメニューデータは二次選択画面に表示するメニューデータとのポインタを有しており、二次選択画面データは構図情報ファイル30の対応するファイルデータの分類欄30−1の内容(=分類コード)を有している。
【0037】
なお、後述するように二次選択画面に縮小画像(サムネイル画像)を表示するように構成した場合には、一次選択画面用のメニューデータは二次選択画面に表示するメニューデータとのポインタと表示する縮小画像のポインタ(記憶アドレス又は画像番号)を有しており、二次選択画面データは縮小画像に対応するファイルデータの分類欄30−1の内容(=分類コード)を有している。
【0038】
図3(a)で、一連の定点撮影画像群A(画像33−1〜33−5)のうちのある1画像(例えば、最初に撮影した画像33−1)を基に構図化処理により生成された構図画像32−1は撮影画像33−1の撮影条件31−1と関連付けられて保存記憶され、定点撮影画像群B(画像33−11〜33−20)のうちのある1画像(33−15)を基に生成された構図画像32−2は撮影画像33−15の撮影条件31−15に関連付けられている。同様に他の定点撮影画像群H(画像33−j〜33−n)についてもある1画像(33−i)を基に生成された構図画像32−jは撮影画像33−iの撮影条件31−i”と関連付けられてフラッシュメモリ6に保存記憶される(図3(b)〜図3(e)の矢印「→」はファイル内容の関連付けを示す)。なお、説明を簡略化するために一連の定点撮影画像群に含まれる画像を連番としたが、実際は、通常撮影画像と定点撮影画像とが混在して保存記憶されている。
【0039】
構図画像は後述するように撮影終了直後に構図化処理を行いフラッシュメモリ6に撮影画像及び撮影条件と対応付けて保存記憶することができる。また、撮影終了後、所望の時期に画像を再生、選択して構図化処理を行うようにしてもよい。なお、この場合、パソコン等の外部装置に撮影画像及び撮影条件を送信し、外部装置側で構図化処理を行って構図画像と撮影条件とを対応付けてからデジタルカメラ100に送信し、デジタルカメラ側では受信結果をフラッシュメモリ6に保存記憶するようにしてもよい。
【0040】
なお、図3(a)の例では構図情報ファイル30を設けたが、画像ファイル33−1、33−2、・・・33−nの情報格納欄(ファイルID等が格納されている領域の空いている欄)に定点画像であることを意味するフラグや、一連の定点画像グループ中何番目かを示す細分番号や、撮影条件、構図画像ファイルの記憶アドレスを格納するように構成してもよい。
【0041】
また、定点撮影前にフラッシュメモリ6に記憶された撮影画像を構図化して構図画像を生成するように構成した場合にはフラッシュメモリ6に構図ファイルを保存記憶しないので構図情報ファイル30は設けず、上述のように画像ファイル33−1、33−2、・・・33−nの情報格納欄に定点画像であることを意味するフラグや、一連の定点画像グループ中何番目かを示す細分番号や、撮影条件を格納するように構成してもよい。
【0042】
4.構図画像選択画面
図4は定点撮影モードで構図を選択するための構図選択画面の一実施例を示す図であり、図4(a)は一次選択画面の例、図4(b)、(b’)は二次選択画面の例である。
【0043】
図4(a)の一次選択画面400でユーザが「東京」を選択すると、図4(b)の例では東京都内で定点撮影した構図のメニュー画面400’が表示され、ユーザが所望のメニューを選択すると対応する構図が表示される。また、図4(b’)の例では東京都内で定点撮影した構図(又は撮影画像)の縮小画像(サムネィル画像)400”が表示され、ユーザが所望の縮小画像を選択すると対応する構図が表示される。
【0044】
なお、一次選択画面400は図4(a)の例では、地名を分類基準(一次選択キー)としたがこれに限定されない(例えば、夏山、冬山、谷、川辺、海辺、建物、公園、・・といった風景や撮影日を分類基準としてもよい)。
【0045】
5.定点撮影動作例(1)
5−1:定点撮影動作
図5はデジタルカメラの定点撮影動作の一実施例を示すフローチャートであり、図5(a)は、定点撮影時にメモリに保存記憶されている構図を選択して用いる例である。また、図5(b)は撮影後に行う構図化処理及び構図の保存記憶動作例を示す図、図5(c)は定点撮影時に自動的に撮影画像を構図化する例である。
【0046】
また、図6は定点撮影時の表示画像の説明図であり、図6(a)は前回撮影画像(構図の元画像)、図6(b)は今回撮影時のスルー画像、図6(c)は表示部に重畳表示される構図とスルー画像を示す。
【0047】
ステップS1:(定点撮影モード選択判定)
デジタルカメラ100を起動した後、図5(a)で、制御部3は操作部4からの信号を調べ、ユーザがモード選択スイッチ41を操作して定点撮影モードを選択した場合はS2に遷移し、そうでない場合は他のモードの処理に遷移する。
【0048】
ステップS2:(構図選択画面の表示及び選択)
制御部3はフラッシュメモリ6に保存記憶されている構図選択データの中から一次選択メニューデータを読み出し、図4(a)に示したような一次選択画面を表示してユーザによる選択を促す。
ユーザが選択キー46を操作して一次メニューを選択すると、制御部3は、更に構図選択データの中から二次選択メニューデータを読み出して図4(b)に示したような二次選択画面を表示してユーザによる選択を促す。ユーザが、更に選択キー46を操作して二次メニューを選択するとS3に遷移する。
また、所望する二次メニューがない場合にはS1に遷移する(これにより、他の撮影モードを選択して撮影を行った後、図5(b)の構図画像作成モードを選択して撮影画像を構図化することができる)。
【0049】
なお、図4(b’)で示したように保存記憶時に、構図画像と撮影画像(又は、構図画像)の縮小画像を対応付けて保存記憶するように構成した場合には、構図画像に対応する縮小画像を撮影日時順にフラッシュメモリ6から読み出して再生し、複数個同時表示(マルチ表示)し、ユーザが縮小画像を選択するように構成してもよい。また、構図画像(定点撮影画像)が1つだけしか記憶されていない場合は、メニュー表示を行なうことなく構図を自動的に選択するように構成してもよい。
【0050】
ステップS3:(撮影条件の読出し及び設定)
制御部3は、上記ステップS2でユーザが選択した二次メニュー(或いは、縮小画像)に対応する構図画像の元画像の撮影時の撮影条件を構図情報ファイル30に記憶されている構図情報データの撮影条件ポインタ欄30−4から取り出し、取り出したポインタで特定される撮影条件(ズーム量、絞り値、ゲイン又は露光時間)を撮影条件ファイル31から読出し、読み出したズーム量、絞り値、ゲイン又は露光時(シャッタースピード)を撮像部2(信号処理部23)のズーム量、絞り値、ゲイン又は露光時間(シャッタースピード)の設定値として設定し、ズーム量をズーム部212の制御値とする。
ステップS4:(構図データの再生処理)
更に、制御部3は、上記ステップS3でユーザが選択した二次メニュー(或いは、縮小画像)に対応する構図画像のポインタを構図情報ファイル30に記憶されている構図情報データの構図画像ポインタ欄30−3から取り出し、取り出したポインタで特定される構図画像ファイル(圧縮画像データ)をフラッシュメモリ6の構図ファイル32−1〜32−mから読み出し、伸張処理を施してから表示部7に送出し、再生表示させる。
【0051】
ステップS5:(被写体画像の取り込み)
制御部3は撮像部2を制御して被写体像を取り込ませ、画像をDRAM5に記憶する。
【0052】
ステップ6:(構図とスルー画像の重畳表示)
制御部3は表示部7に上記ステップS5で取り込んだ画像を送出する。表示部7は図6の説明図に示したようにスルー画像62上に構図画像(破線部分)65を重畳表示する(図6(c))。
【0053】
ステップS7:(撮影指示(シャッター操作)の有無判定)
ユーザは構図とスルー画像が重なり合った場合に撮影指示(シャッターキー42の全押し)を行う。制御部3は操作部4から送られる状態信号を調べ、シャッターボタン42が全押しされた場合にはS9に遷移し、そうでない場合にはS8に遷移する。なお、ユーザは重畳表示されている構図とスルー画像がずれている場合に、カメラ側を移動して構図とスルー画像を一致させる。
【0054】
ステップS8:(撮影画像の保存記憶)
制御部3はDRAM5に取り込まれている画像データに圧縮処理を施し、設定された撮影条件と対応付けてフラッシュメモリ6に保存記憶する。また、この際、縮小画像を生成し、撮影画像と対応付けて保存記憶するようにしてもよい。
【0055】
上記図5(a)のフローチャートに示した動作により、ユーザはスルー画像上に重畳表示される構図画像を参照しながら撮影できると共に、煩雑な撮影条件の設定操作を行なうことなく、所望の構図の撮影画像を構図の元画像の撮影時と同様の撮影条件で撮影することができる。
【0056】
5−2:構図化処理及び構図の保存記憶動作例
上記図5(a)の動作により、撮影画像の撮影終了直後、又は通常撮影モードでの撮影直後、或いは撮影後、所望の時期に所望の撮影画像を選んで、図5(b)に示すような動作で構図化することができる(但し、通常撮影モードでの撮影では撮影時の撮影条件が撮影画像と関連付けられて保存記憶されているものとする)。
【0057】
ステップS9:(構図生成モードの選択)
図5(b)で、ユーザがモード選択スイッチ41を操作して構図生成モードを選択する。制御部3は操作部4からの信号を調べ、構図作成モードが選択された場合にはS10に遷移する。
【0058】
ステップS10:(撮影画像の再生)
制御部3はフラッシュメモリ6に保存記憶されている撮影画像を撮影日の新しい順に取り出して伸張処理を施して撮影画像を再生し、表示部7に送出して表示させる。
【0059】
ステップS11:(再生画像の選択)
ユーザは構図化したい再生画像がある場合には、選択キー46を操作してその再生画像を選択する。制御部3は操作部4からの信号を調べ、選択キーが操作された場合にはS12に遷移し、そうでない場合にはS13に遷移する。
【0060】
ステップS12:(構図化処理)
制御部3は図2の説明で述べたような再生画像の構図化処理を行って構図画像データ(構図画像ファイル)を生成し、撮影条件と関連付けてフラッシュメモリ6に保存記憶する。また、この際、分類番号(又は分類名)を入力し、構図撮影情報ファイル30に登録する。なお、この際、構図画像の縮小画像を生成して構図画像と関連付けて保存記憶するようにしてもよい。また、デジタルカメラにGPS(位置検出)機能を設けた場合は、撮影位置データに対応する地名も検索してこれを分類名として自動登録するといったことも可能である。
【0061】
ステップS13:(構図生成モード終了判定)
制御部3は終了操作がなされたか否かを調べ、終了操作がなされた場合には構図生成モードを終了し、そうでない場合には次の保存画像(撮影画像)再生を行うためにS10に戻る。
【0062】
また、上記図5(b)のフローチャートではステップS9で構図生成モード選択の可否を判定し、ステップS10以降で所望の撮影画像を選択して構図化し、撮影条件と対応付けて保存記憶するように構成したが、ステップS9をプログラムスイッチとし、一連の定点撮影を行う場合、撮影直後に最初の撮影画像についてだけステップS10に遷移してS10以降で自動的に構図化し撮影条件と対応付けて保存記憶するようにできるようにし、2枚目以降の撮影画像についてはS9に遷移するように構成することもできる。なお、構図生成モードを選択した場合、直前に撮影された画像を自動選択して構図化するようにしてもよい。
【0063】
上記図5(a)のフローチャートではステップS1で定点撮影モードを選択した後、ユーザによる構図の選択を行なうようにしたが、定点撮影モードを選択した後、図5(c)に示すように自動的に撮影画像を構図化することができる。
【0064】
ステップS1’:(定点撮影モード選択判定)
デジタルカメラ100を起動した後、図5(c)で、制御部3は操作部4からの信号を調べ、ユーザがモード選択スイッチ41を操作して定点撮影モードを選択した場合はS2’に遷移し、そうでない場合は他のモードの処理に遷移する。
【0065】
ステップS2’:(構図画像表示選択判定)
制御部3は操作部4から送られる状態信号を調べ、ユーザが構図画像選択キー45を操作した場合には図5(a)のステップS2に遷移する。構図画像選択キー45が操作されなかった場合にはS3’に遷移する。
【0066】
ステップS3’:(被写体画像の取り込み)
制御部3は撮像部2を制御して被写体像を取り込ませ、画像をDRAM5に記憶する。
【0067】
ステップ4’:(スルー画像の表示)
制御部3は表示部7に上記ステップS5で取り込んだ画像を送出し、表示部7にスルー画像表示させる。
【0068】
ステップS5’:(撮影指示(シャッター操作)の有無判定)
制御部3は操作部4から送られる状態信号を調べ、シャッターボタン42が全押しされたか否かを判定し全押しされた場合はS6’に遷移し、そうでない場合にはS7’に遷移する。
【0069】
ステップS6’:(撮影画像の構図化及び保存記憶)
制御部3は図2の説明で述べたような再生画像の構図化処理を行って構図画像データ(構図画像ファイル)を生成し、撮影画像、生成した構図画像及び撮影条件を対応付けてそれぞれフラッシュメモリ6に保存記憶する。
【0070】
また、この際、分類番号(又は分類名)を入力し、構図情報ファイル30に登録する。なお、この際、構図画像の縮小画像を生成して構図画像と関連付けて保存記憶するようにしてもよい。また、デジタルカメラにGPS(位置検出)機能を設けた場合は、撮影位置データに対応する地名も検索してこれを分類名として自動登録するといったことも可能である。
【0071】
ステップS7’:(撮影条件設定操作の有無判定)
制御部3は操作部4からの状態信号を調べ、ズームキー43の操作によるズーム値の設定や、絞り、露光時間等のマニュアルで設定可能な撮影条件について設定操作がなされたか否かを判定し、撮影条件設定操作がされた場合にはS8’に遷移し、そうでない場合にはS3’に遷移する。
【0072】
ステップS8’:(撮影条件の設定)
制御部3は上記ステップS7’で設定された撮影条件を設定してS8’に遷移する。
【0073】
上記図5(c)のフローチャートに示した動作により、ユーザは定点撮影モードで撮影を行なうと自動的に撮影画像を構図化することができる。
【0074】
6.定点撮影動作例(2)
図7はデジタルカメラの定点撮影動作の他の実施例を示すフローチャートであり、定点撮影時にメモリに保存記憶されている撮影画像を選択し、構図化して用いる例である。なお、図7でステップS5”以降は図5(a)のステップS5〜S9の動作と同様である。
【0075】
ステップS1”:(定点撮影モード選択判定)
デジタルカメラ100を起動した後、図7で、制御部3は操作部4からの信号を調べ、ユーザがモード選択スイッチ41を操作して定点撮影モードを選択した場合はS2’に遷移し、そうでない場合は他のモードの処理に遷移する。
【0076】
ステップS2”:(保存記憶画像の再生)
制御部3はフラッシュメモリ6に保存記憶されている撮影画像を撮影日の新しい順に取り出して伸張処理を施して撮影画像を再生し、表示部7に送出して表示させる。
なお、保存記憶時に、撮影画像と縮小画像を対応付けて保存記憶するように構成した場合には、縮小画像を撮影日時順にフラッシュメモリ6から読み出して再生し、複数個同時表示(マルチ表示)するようにしてもよい。
また、定点撮影モードで撮影された撮影画像に対しては定点撮影画像である旨を示す情報を対応付けて自動記録するようにして、定点撮影画像のみを読み出して再生するようにしてもよい。例えば、画像ファイルの画像情報欄にフラグを設け、撮影画像の保存記憶時に定点撮影か否かに応じて「1」又は「0」を対応付けて記憶しておき、再生時にフラグの値を調べて定点撮影画像を選択するようにできる。
【0077】
ステップS3”:(構図化する再生画像判定)
ユーザは構図化したい再生画像がある場合には選択キー46を操作してその画像を選択する。制御部3は操作部4からの信号を調べ、再生画像が選択された場合にはS4”に遷移し、そうでない場合には次の撮影画像の再生を行うためにS2”に遷移する。
【0078】
なお、縮小画像を再生してマルチ画像表示するように構成した場合も同様に、ユーザは構図化したい再生画像がある場合には選択キー46を操作して対応する縮小画像を選択する。この際、制御部3は操作部4からの信号を調べ、縮小画像が選択された場合には対応する撮影画像をフラッシュメモリ6から読み出して伸張処理を施し、DRAM5に記憶してS4”に遷移し、マルチ画像表示された縮小画像中に所望の画像がない場合には次の縮小画像群を再生してマルチ表示するためにS2”に遷移する。
【0079】
ステップS4”:(構図化処理)
制御部3は、図2の説明で述べたような再生画像の構図化処理を行って構図画像データ(構図画像ファイル)を生成し、DRAM5に記憶する。また、この際、分類番号(又は分類名)を入力し、構図情報ファイル30に登録するようにしてもよい。
【0080】
ステップS5”:(撮影条件の読出し及び設定)
制御部3は、上記ステップS3”で選択された再生画像の撮影時の撮影条件(ズーム量、絞り値、ゲイン又は露光時間)をフラッシュメモリ6から読出し、読み出した絞り値、ゲイン又は露光時間(シャッタースピード)を撮像部2の絞り値、ゲイン又は露光時間(シャッタースピード)の設定値として設定し、読み出したズーム量をズーム部212の制御値とする。
【0081】
以下、図5(a)のステップS5〜S8:(被写体画像の取り込み、構図とスルー画像の重畳表示、撮影指示の有無判定(撮影指示がある場合は撮影画像の保存記憶))と同様の動作により、ユーザは所望の構図の撮影画像を構図の元画像の撮影時と同様の撮影条件で撮影することができる。
【0082】
図8はデジタルカメラの定点撮影動作の他の実施例を示すフローチャートであり、つまり、デジタルカメラ100に位置を検出するGPS部1を設け、撮影時に撮影画像に関連付けて撮影位置を記憶するように構成した場合の定点撮影動作の一実施例を示す。なお、図8でステップS1−3以降は図5(a)のステップS3〜S8の動作と同様である。
【0083】
ステップS1:(定点撮影モード選択判定)
図8で、デジタルカメラ100を起動した後、制御部3は操作部4からの信号を調べ、ユーザがモード選択スイッチ41を操作して定点撮影モードを選択した場合はS1−2に遷移し、そうでない場合は他のモードの処理に遷移する。
【0084】
ステップS1−2:(現在のカメラ位置の検出)
制御部3はGPS部1から送られる位置情報を元にカメラの位置(緯度、経度)を取得する。この場合、ステップS1から遷移したときにGPS部1を起動させ、位置情報を取得した後、GPS部1を休止させるようにしてもよい。
【0085】
ステップS1−3:(カメラ位置による構図(又は撮影画像)の自動選択) 次に、制御部3はフラッシュメモリ6に保存記憶されている構図(又は、撮影画像)のうち、カメラ位置に最も近い撮影位置に関連付けられている構図(又は撮影画像)を取り出し、図5(a)のS3〜S8と同様の動作を行なう。
【0086】
なお、自己位置に基づいて選択された撮影画像に対応する撮影条件の設定は行なわないようにしてもよい。また、逆に、自己位置に基づいて選択された撮影画像に対応する撮影条件の設定のみ行ない、構図の表示は行わないようにしてもよい。
【0087】
以上、本発明のいくつかの実施例について説明したが本発明は上記各実施例に限定されるものではなく、種々の変形実施が可能であることはいうまでもない。
【0088】
【発明の効果】
上記説明したように、第1の発明によれば、撮影後に画像を作成して撮影情報と関連付けてメモリに保存記憶しておき、今回の撮影時にスルー画像に前回までに定点撮影した画像の中から選択した画像を重畳表示するので、ユーザはスルー画像上に重畳表示されている画像を見ながら撮影でき、構図とスルー画像を簡単に合わせることが可能になった。また、定点撮影モードを選択すれば撮影時に従来のように手間をかけることなく前回の撮影時と同様の撮影条件で撮影することができる。
【0090】
また、画像選択手段を備えているので所望の撮影画像を簡単に選択することができる。
【0091】
また、第2の発明によれば、更に、定点撮影された撮影画像の保存記憶時に撮影画像に定点撮影である旨の情報が付加されるので、自動的に撮影画像を選択することができ、再生時に撮影画像を順次再生して定点撮影した画像を選択しなくてもすむ。また、保存記憶している撮影情報を撮影条件として設定できるので、撮影時に従来のように手間をかけることなく前回の撮影時と同様の撮影条件で撮影することができる。
【0092】
また、第3の発明によれば、撮影画像のうちから構図画像を生成し、生成された構図画像と撮影画像を保存記憶しているので、定点撮影時に、一連の定点撮影画像のうち構図画像を再生して選択すればすみ、構図画像の中から構図を選べばよいので選択を効率的に素早く行なうことができる。
【0093】
また、第4の発明によれば、自動的に一連の定点撮影画像のうちの最初に撮影した画像から構図画像を生成して撮影情報と関連付けて保存記憶するので、撮影後に、構図画像とする撮影画像を選択する手間がかからない。
【0094】
また、第5の発明によれば、構図画像を生成し、当該構図画像の元画像と関連付けられて保存記憶されている撮影情報を元に撮影条件を設定し、スルー画像と重畳表示するので、煩瑣な設定操作無しに、元画像の撮影時の撮影状況の下で定点撮影を行なうことができる。
【0095】
また、第6の発明によれば、撮影情報はズーム量、絞り値、ゲイン又は露光時間等を含むので、撮影時に従来のようにこれらの値を手動設定する手間が不要となると共に、定点撮影時の精度が大幅に向上する
【0096】
また、第7の発明によれば、撮影待機時に、画像選択手段がスルー画像に重畳表示する撮影画像を自動選択してくれるので、ユーザは従来のように撮影画像を手動選択する手間がかからない。
【0097】
また、第8の発明によれば、撮影情報選択手段により自動選択された撮影情報に基づいて撮影条件設定手段が撮影条件を自動選択してくれるので、ユーザは従来のように撮影条件を手動選択する手間がかからない。
【0098】
また、第9の発明によれば、撮影待機時に、画像選択手段がスルー画像に重畳表示する撮影画像を自動選択してくれるので、ユーザは従来のように撮影画像を手動選択する手間がかからないし、撮影情報選択手段により自動選択された撮影情報に基づいて撮影条件設定手段が撮影条件を自動選択してくれるので、ユーザは従来のように撮影条件を手動選択する手間がかからない。
【0099】
また、第10の発明によれば、撮影後に画像を作成して撮影情報と関連付けてメモリに保存記憶しておき、今回の撮影時にスルー画像に前回までに定点撮影した画像の中から選択した画像を重畳表示するので、ユーザはスルー画像上に重畳表示されている画像を見ながら撮影でき、構図とスルー画像を簡単に合わせることが可能になった。また、定点撮影モードを選択すれば撮影時に従来のように手間をかけることなく前回の撮影時と同様の撮影条件で撮影することができる。
【0100】
また、第11の発明によれば、撮影後に画像を作成して撮影情報と関連付けてメモリに保存記憶しておき、今回の撮影時にスルー画像に前回までに定点撮影した画像の中から選択した画像を重畳表示するので、ユーザはスルー画像上に重畳表示されている画像を見ながら撮影でき、構図とスルー画像を簡単に合わせることが可能になった。また、定点撮影モードを選択すれば撮影時に従来のように手間をかけることなく前回の撮影時と同様の撮影条件で撮影することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のカメラ装置の一実施例の構成を示すブロック図である。
【図2】構図画像の幾つかの実施例を示す図である。
【図3】本発明のカメラ装置の一実施例の構成を示すブロック図である。
【図4】定点撮影モードで構図を選択するための構図選択画面の一実施例を示す図である。
【図5】デジタルカメラの定点撮影動作の一実施例を示すフローチャートである。
【図6】定点撮影時の表示画像の説明図である。
【図7】デジタルカメラの定点撮影動作の他の実施例を示すフローチャートである。
【図8】デジタルカメラの定点撮影動作の他の実施例を示すフローチャートである。
【符号の説明】
2 撮像部(撮像手段)
3 制御部(表示制御手段、保存記憶制御手段、構図化手段、構図再生手段、撮影条件設定手段)
6 フラッシュメモリ(保存記憶手段)
7 表示部(表示手段)
41 モード選択スイッチ(撮影モード選択手段)
46 選択キー(画像選択手段(画像情報選択手段)、縮小画像選択手段)
100 デジタルカメラ(電子カメラ)
400 一次選択メニュー(画像情報)
400’ 二次選択メニュー(画像情報)
400” 縮小画像(画像情報)

Claims (11)

  1. 定点撮影を行う定点撮影モードを選択可能である撮影モード選択手段と、
    撮像により撮影画像を取得する撮像手段と、
    前記撮影モード選択手段により定点撮影モードが選択されている際に、前記撮像手段により撮像された撮影画像と、前記定点撮影モードで撮影された前記撮影画像である旨を示す情報と、を関連付けて保存する保存記憶手段と、
    撮影した画像を再生させる画像再生手段と、
    少なくとも前記再生手段により再生させた画像を表示する表示手段と、
    前記保存記憶手段により保存された撮影画像の中から、前記定点撮影モードで撮影された撮影画像である旨を示す情報に関連付けられた撮影画像を選出する第1の画像選択手段と、
    前記第1の画像選択手段により選択された前記撮影画像から、所望の画像を選択する第2の画像選択手段と、
    撮影待機時に、前記撮像手段によって取り込まれた被写体画像と、前記第2の画像選択手段により選択された前記撮影画像を、前記表示手段に重畳表示する重畳表示制御手段と、
    を備えることを特徴とする電子カメラ。
  2. 前記保存記憶手段は、前記撮影モード選択手段により定点撮影モードが選択されている際に、前記撮像手段により撮像された撮影画像と、前記定点撮影モードで撮影された前記撮影画像である旨を示す情報と、前記撮影画像の撮影時の撮影条件である撮影情報と、を関連付けて保存し、更に、
    前記画像選択手段により選択した前記撮影画像に関連付けられた前記撮影情報に基づいて、撮影時の撮影条件を設定する撮影条件設定手段
    を備えることを特徴とする、請求項1に記載の電子カメラ。

  3. 前記撮像手段により撮像された撮影画像から構図画像を生成する構図化手段
    を備え、
    前記保存記憶手段に記憶されている撮影画像は、この構図化手段により生成された構図画像を含むこと
    を特徴とする請求項1又は2に記載の電子カメラ。
  4. 前記構図化手段は、一連の定点撮影を行なう場合に、最初に取得した定点撮影画像から構図画像を生成し、
    前記保存記憶制御手段はこの構図化手段によって生成された撮影画像に最初に取得した定点撮影画像の撮影情報を関連付けて前記保存記憶手段に記憶すること
    を特徴とする請求項3に記載の電子カメラ。

  5. 前記保存記憶手段に記憶されている撮影画像から構図画像を生成する構図化手段
    を備え、
    前記重畳表示制御手段は、前記被写体画像と、前記構図化手段により生成されると共に前記第2の画像選択手段により選択された構図画像とを前記表示手段に重畳表示すること
    を特徴とする請求項1又は2に記載の電子カメラ。

  6. 前記撮影情報はズーム量、絞り値、ゲイン又は露光時間を含むことを特徴とする請求項1乃至5の何れか1項に記載の電子カメラ。
  7. 表示手段、撮像手段及び保存記憶手段を備えた電子カメラにおいて、
    位置を検出する位置検出手段と、
    この位置検出手段により検出された位置を示す撮影位置情報と、前記撮像手段により撮像された撮影画像と、を関連付けて前記保存記憶手段に保存記憶する保存記憶制御手段と、
    前記保存記憶手段に記憶されている複数の撮影画像の中から、前記位置検出手段により検出される位置付近の撮影位置情報と関連付けられている撮影画像を選択する画像選択手段と、
    この画像選択手段により選択された撮影画像を再生する画像再生手段と、
    撮影待機時に、前記撮像手段により順次取り込まれる被写体画像と前記画像再生手段により再生された撮影画像を前記表示手段に重畳表示する重畳表示制御手段と、
    を備えたことを特徴とする電子カメラ。
  8. 表示手段、撮像手段及び保存記憶手段を備えた電子カメラにおいて、
    位置を検出する位置検出手段と、
    この位置検出手段により検出された位置を示す撮影位置情報と、前記撮像手段により撮像された撮影画像と、撮影時の撮影条件を示す撮影情報と、を関連付けて前記保存記憶手段に保存記憶する保存記憶制御手段と、
    前記保存記憶手段に記憶されている複数の撮影情報の中から、前記位置検出手段により検出される位置付近の撮影位置情報と関連付けられている撮影情報を選択する撮影情報選択手段と、
    この撮影情報選択手段により選択された撮影情報に基づいて撮影条件を設定する撮影条件設定手段と、
    を備えたことを特徴とする電子カメラ。
  9. 定点撮影を行う定点撮影モードを選択可能である撮影モード選択手段と、
    撮像により撮影画像を取得する撮像手段と、
    前記撮影モード選択手段により定点撮影モードが選択されている際に、前記撮像手段により撮像された撮影画像と、前記定点撮影モードで撮影された前記撮影画像である旨を示す情報と、前記撮影画像の撮影時の撮影条件である撮影情報と、を関連付けて保存する保存記憶手段と、
    撮影した画像を再生させる画像再生手段と、
    少なくとも前記再生手段により再生させた画像を表示する表示手段と、
    前記保存記憶手段により保存された撮影画像の中から、前記定点撮影モードで撮影された撮影画像である旨を示す情報に関連付けらせた撮影画像を選出する第1の画像選択手段と、
    前記第1の画像選択手段により選択された前記撮影画像から、所望の画像を選択する第2の画像選択手段と、
    前記第2の画像選択手段により選択した前記撮影画像に関連付けられた前記撮影情報に基づいて、撮影時の撮影条件を設定する撮影条件設定手段と、
    を備えることを特徴とする電子カメラ。
  10. 電子カメラにおいて、
    定点撮影を行う撮影モードを選択する工程と、
    上記工程により選択された定点撮影を行う撮影モードで撮影する工程と、
    上記工程により撮影した画像と、定点撮影画像である旨を示す情報と、を関連付けて保存する工程と、
    保存されている撮影画像の中から、前記定点撮影画像である旨を示す情報に関連付けられている撮影画像を抽出して選択する第1の選択工程と、
    上記第1の選択工程で選択した前記撮影画像の中から、更に所望の撮影画像を選択する第2の選択工程と、
    上記第2の選択工程により選択された撮影画像を、撮像部により取り込まれた被写体画 像と重畳表示する工程と、
    を備えたことを特徴とする定点撮影方法。
  11. 電子カメラにおいて、
    定点撮影を行う撮影モードを選択する工程と、
    上記工程により選択された定点撮影を行う撮影モードで撮影する工程と、
    上記工程により撮影した画像と、定点撮影画像である旨を示す情報と、その時の撮影条件である撮影情報と、を関連付けて保存する工程と、
    保存されている撮影画像の中から、前記定点撮影画像である旨を示す情報に関連付けられている撮影画像を抽出して選択する第1の選択工程と、
    上記第1の選択工程で選択した前記撮影画像の中から、更に所望の撮影画像を選択する第2の選択工程と、
    上記第2の選択工程により選択された撮影画像に関連付けられた撮影情報に基づいて撮影条件を設定する工程と、
    を備えたことを特徴とする定点撮影方法。
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