JP3918486B2 - グロメット - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明はグロメットに関し、詳しくは、自動車に配索するワイヤハーネスに組みつけて、車体パネルの貫通穴に装着し、貫通穴の挿通部分におけるワイヤハーネスの保護および防水、防塵を図るものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、自動車のエンジンルームから車室内へ配索されるワイヤハーネスにはグロメットを装着して、エンジンルームと車室とを仕切る車体パネルの貫通穴にグロメットを取り付けて、貫通穴を通るワイヤハーネスの保護およびエンジンルーム側から車室への防水、防塵、遮音を図っている。
【0003】
この種のグロメットとして、車体パネルの貫通穴にグロメットを一方向より押し込むだけで、グロメットの外周に設けた車体係止凹部が貫通穴の周縁に係止される所謂ワンモーショングロメットが提供されている。
【0004】
図12に示すように、上記グロメット1は小径筒部2と、該小径筒部2に連続する拡径筒部3を備え、該拡径筒部3の大径先端側に車体係止凹部4を設けており、車体係止凹部4の溝4aを挟む両側壁は、大径先端側が垂直壁4bで、対向する小径側は傾斜壁4cとなっている。
上記グロメット1は、小径筒部2から拡径筒部3の中空部にワイヤハーネスW/Hを通し、小径筒部2の先端側でテープTにより固着している。
【0005】
図13に示すように、車体パネルPの貫通穴Hへの装着作業は、小径筒部2より挿入し、傾斜壁4cを内方に潰すように変形させて貫通穴Hを通過させ、通過後に復帰する傾斜壁4cと垂直壁4bとを車体パネルPの両面に密着させて、グロメット1の車体係止凹部4を車体パネルPの貫通穴Hに装着している。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
上記したワンモーショングロメットの場合、図14に示すように、グロメット1が貫通穴Hに斜め挿入されると、一方側の拡径筒部3が過度に押圧され、車体係止凹部4の傾斜壁4cに達するまでの薄肉の拡径筒部3の外周面を内側へと変形させて、内方へと撓ませるべき傾斜壁4cを逆方向の外方へ反り返る方向に屈曲させてしまい、この傾斜壁4cが車体パネルPに当たって貫通穴Hに挿入できなくなる問題がある。
【0007】
グロメット1の中心軸線と貫通穴Hの中心とを一致させて真っすぐに挿入すると上記問題は発生しない。しかしながら、グロメット1の貫通穴への挿入作業は、スペース的な規制による作業姿勢の点から、真っすぐに挿入しにくい場合があり、斜め挿入される場合が多い。
また、グロメット1の拡径筒部の肉厚を大として容易に撓まないようにすると、上記した問題はある程度解消できるが、その場合には、貫通穴へのグロメットの挿入力が大となる問題が発生する。
【0008】
さらに、グロメットの挿入時に、傾斜壁先端が貫通穴Hを貫通させる直前に最も大きな押し込み力が必要となるが、この最も大きな押し込み力を必要とする時点が不明であるため、作業者が最初から大きな力で押し込むこととなり作業負担が増大している。
【0009】
本発明は上記した問題に鑑みてなされたもので、挿入力を大とすることなく、斜め挿入されても、グロメットを車体パネルの貫通穴へ装着できるようにし、かつ、挿入力の低減を図ると共に、傾斜壁先端を貫通穴に通過させるために大きな押し込み力を必要とする時点が作業者に分かるような節度を与えることを課題としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため、本発明は、小径筒部と、該小径筒部に連続する拡径筒部を備え、これら小径筒部と拡径筒部に自動車用ワイヤハーネスを貫通させて取り付けた状態で、上記小径筒部側から車体の貫通穴に挿入し、上記拡径筒部の外周面に設けた車体係止凹部を車体パネルに係止するグロメットであって、
上記車体係止凹部を挟んで拡径筒部の大径端側の垂直壁と、該垂直壁と対向する小径側の傾斜壁を備え、
上記拡径筒部の外周面には、軸線方向に延在する複数の突条部を突設し、これら突条部は小径端側近傍で近接させて傾斜壁先端側では放射状に広げ、かつ、
上記傾斜壁の先端と同一高さの直線面を突条部の先端より設けると共に、該直線面に周方向に連続する1本の節度用の溝を上記各突条部の幅全長に設けていることを特徴とするグロメットを提供している。
【0011】
上記突条部の突出量は、上記貫通穴への挿通時に該貫通穴の内面との接触点となる位置Pと、上記傾斜壁の先端P2と同一高さとなる位置Pの2カ所で変え、上記位置P2より傾斜壁先端にかけて上記溝を有する直線面を設けている。
【0012】
上記構成のグロメットでは、拡径筒部の外周面に沿って軸線方向に突設している突条部を設けているため、グロメットを斜め挿入された場合、まず、突条部が貫通穴の内周面に当たることで、作業者は斜め挿入していることが分かり、真っすぐな挿入姿勢にやり直すことができる。
また、拡径筒部の外周面に突条部を突設すると、拡径筒部が補強され、斜め挿入された場合に、車体係止凹部の傾斜壁に達するまでの薄肉の拡径筒部が、貫通穴の内周面に接触した側で外方に反り返る現象を発生させない。よって、従来のグロメットで発生したいた斜め挿入時の問題を解消することができる。
さらに、小径側では突条部が密に配置されるため、斜め挿入時の方向矯正の点で有利となる。一方、真っすぐに挿入する場合には、突条部を密に配置しても、貫通穴の内周面に接触しないため、挿入力の増加とはならない。
一方、大径側に向かって、拡径筒部の外周面に占める突条部の割合が次第に小さくなるため、縮径方向に撓み易くなり、挿入力の低減を図ることができる。
【0013】
特に、上記グロメットでは、傾斜壁先端と同一高さとなって挿入力が大となる上記突条部の先端側直線面に溝を設けているため、車体の貫通穴の内周面(貫通穴よりバーリングが突設している場合にはバーリング内周面)が溝に接触した位置で、溝を撓ませて溝を押し広げながら通過し、溝を乗り越えた位置で溝が原状に復帰する作用で節度感を発生させる。それにより、作業者は最後に大きな押し込み力を入れる時点を明確に認識できる。それにより、作業者は最初から大きな押し込み力でグロメットを挿入する必要がなく、節度感を得た時点から大きな押し込み力を付加すればよく、作業者の負担を軽減することができる。
【0014】
かつ、溝を越える時点で、溝が押し広げられて突条部の突出量が少なくなるため挿入力の低減が図れる。しかも、溝を乗り越えた後には直線面は原状に復帰し、この溝を設けた直線面により、車体への係止力も高めることができる。
【0015】
上記溝は、傾斜壁先端から2mm〜4mmの範囲に設けることが好ましい。また、その深さは突条部を設けていない部分の拡径筒部の外周面に達する深さ、あるいは、外周面に達するまでの深さとしている。言い換えると、突条部の下端位置に至るまでの深さに抑えられ、例えば1mm程度である。
【0016】
上記溝は断面V形状あるいはU形状とし、グロメットの軸線と直交する溝の下頂点とを結ぶ直線に対して、傾斜壁先端側の角度θ1と、対向する小径筒部側の角度θ2とは、θ1<θ2としている。
即ち、貫通穴内周面あるいはバーリングの内面と先に接触する小径筒部側は容易に引き伸ばされるように傾斜角度を大とする一方、後から接触する傾斜壁先端側は、貫通孔あるいはバーリングが乗り越えた時点で急激に原状復帰させるために傾斜角度を小さくする方が好ましい。
具体的には、角度θ1は、0゜≦θ1≦30゜、角度θ2は、0゜<θ2≦80゜の範囲で設けられる。
なお、上記θ1<θ2の関係に限定されない。
【0017】
上記突条部の直線面に形成する溝は、全ての突条部に形成しても良いし、一部の突条部のみに形成してもよい。
【0018】
上記拡径筒部の内周面には、上記傾斜壁に近接した位置に略V形状あるいはU形状の凹部を設け、該凹部と対向する位置の上記突条部の近傍外面に上記節度用の溝を設けていることが好ましい。
上記構成とすると、突条部の溝と拡径筒部の内周面に設けた凹部の間の肉厚が薄くなり、溝を乗り越える時のグロメットの挿入力の低減を図ることが出来る。
【0019】
上記突条部に挟まれて窪み部となる拡径筒部の外周面に、軸線方向の溝を設けると共に、上記傾斜壁先端となる窪み部の先端と同一高さの直線面を設けている。
【0020】
上記のように、突条部と窪み部とは傾斜壁先端では同一高さの周方向の連続する直線面となるため、係止力が高められると共に、窪み部の直線面より突条部の直線面を小径筒部側に延在させ、該延在部に上記溝を設けているため、溝の部分を撓みやすくなり、節度感を得やすい。
【0021】
また、突条部の間の窪み部となる部分に軸線方向の溝を形成すると、溝を形成した部分は薄肉となってグロメットは撓み易くなる。そのため、斜め挿入してグロメットがパネル貫通穴の内周面に引っ掛かってもグロメットを撓ませて容易に挿入姿勢を矯正することができる。
さらに、突条部の外面が貫通穴内周面と接触して内側へと撓ませる時に、溝を中心として縮径方向に撓みやすくなる。
【0022】
上記各窪み部内に設ける上記溝は、中央に1本だけ設けても良いし、2本の溝を突条部の根元に沿って設けてもよい。さらに、溝を3本設け、両側の溝は突条部の基部に沿った位置に設けてもよい。この場合、両側の溝は傾斜壁の先端側まで突出させ、中央に溝は先端近傍までとして長さを短くしてもよい。
上記のように三角形の窪み部の中央に1本の溝を設けると、この溝を中心として撓み易くなる。また、突条部の基部に溝を設けると突条部が根元から撓みやすくなる。さらに、中央の1本と根元部の2本を加えると撓み易さが倍増する。
【0023】
また、上記突条部に設ける節度用の溝は、突条部の傾斜壁先端側の直線面を小さくした場合に、直線面に近接する位置の連続した傾斜面に設けてもよい。
即ち、突条部の突出量を、貫通穴への挿通時に該貫通穴の内面との接触点となる位置Pと、上記傾斜壁の先端P2と同一高さとなる位置Pの2カ所で変え、
上記位置PとP2の間に周方向の節度用の1本の溝を設けている。
なお、前記したように、直線面を比較的大きくして、該直線面に設ける方が好ましい。
【0024】
さらに、本発明のグロメットでは、上記拡径筒部の大径側先端に端面部を設け、該端面部の中央より第2の小径筒部を突出させ、該第2の小径筒部にワイヤハーネスを貫通させてテープ巻き固定し、
上記端面部の肉厚を、上記突条部を設けていない部分の拡径筒部の肉厚よりも大としている。
上記のように、端面部の肉厚を大とすると、ワイヤハーネスにより第2の小径筒部を介して引っ張られてグロメットが変形することを抑制でき、車体に取り付けたグロメットの保持力を高めることができる。
【0025】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態を図面を参照して説明する。
図1乃至図10は第1実施形態を示す。
グロメット10はゴムで一体成形しており、車体の貫通穴への挿入側前部となる第1の小径筒部11と、後部側の第2の小径筒部12の間に拡径筒部13を連続させた形状である。拡径筒部13は小径筒部11の連続端より円錐形状に拡径し、大径先端側を厚肉とし、その外周面に車体係止凹部14を環状に設けている。
【0026】
上記車体係止凹部14の両側壁は、先端側に突出させた垂直壁14aと、溝14bを挟んで対向させた傾斜壁14cとからなる。溝14bは、その奥に前後方向の肉抜部14d、14eを設けると共に溝底面にリップ14hを突出させている。
【0027】
拡径筒部13の外周面に沿って、周方向に間隔をあけて、小径筒部11と連続する小径側より車体係止凹部14の傾斜壁14cの大径側まで、軸線方向に延在する複数の突条部20を突設している。該突条部20は拡径筒部13の外周面より段状に厚肉に突出させた言わばリブ形状としている。
本実施形態では8本の突条部20は、小径端P1より大径端P2にかけて周方向に同一幅Wで軸線方向に延在させ、8本の突条部20は同一形状としている。
【0028】
本実施形態では、各突条部20の幅Wは10mm、軸線方向の長さLは14.8mmで、突条部20の突出部での傾斜壁先端(P2位置)の外径Dを76mm、小径端(P1位置)の外径を63.9mmとしている。また、傾斜壁先端に連続する直線面20eの長さは4mmとしている。
【0029】
拡径筒部13の外周面から突出する突条部20の突出量Hは、車体パネルPの貫通穴30への挿通時に貫通穴内面30a(詳細には、貫通穴から突設するバーリング内面)との接触点P3となる位置で変えて、該接触点P3から上記傾斜壁先端のP2位置までは突出量を小さくしている。
【0030】
さらに、突条部20の外面20aが傾斜壁先端P2と同一高さとなる位置P4からは、突条部外面20aをグロメットの軸線方向Xと平行としてP4から傾斜壁14cの先端のP2まで直線状に連続させた直線面20eとしている。
このように、各突条部20の突出量は、小径側P1からP3の小径側では最大高さのH1とし、P3からP4までの突出量H2とすると、H1〉H2として、外面20aを屈折させている。さらに、P4から傾斜壁先端のP2までの突出量をH3は、上記突出量H2以下でかつ漸次減少させている。
【0031】
このように、各突条部20の外面20aの軸線Xに対する傾斜角度をθ3、θ4と変化させ、小径筒部側では最も傾斜角度θ3を大とし、上記接触点P3で傾斜角度θ4を減少させて屈折させ、さらに、傾斜壁突出端と同一位置となると傾斜角度を0として、三段に屈折させた形状としている。
【0032】
各突条部20の幅Wは軸線方向Xで同一としているため、小径端P1から大径端P2にかけて放射状に広かった状態で延在する。小径端P1側の突条部20の端部は隣接する突条部同士を密に配置し、大径端P2の突条部20の端部では隣接する突条部の間には間隔があき、拡径筒部13の外周面13aからなる三角形状の窪み部21が小径側から大径側へと広がる方向に発生させている。
【0033】
上記各突条部20の傾斜壁先端Pと連続する直線面20eには、点P4よりの位置(本実施形態では3mmの位置)に、図1に示すように、節度用の断面V形状の1本の溝50を周方向に連続させて幅方向全長に設けている。
溝50の深さは突条部20の下端まで、言い換えると、突条部13の外周面までの深さとし、本実施形態では1mmとしている。
【0034】
上記断面V形状の溝50は、図5および図6に示すように、グロメットの軸線Xと直交して、溝20fの下頂点とを結ぶ直線Yに対して、傾斜壁先端側の角度θ1と、対向する小径筒部側の角度θ2とは、θ1<θ2としている。
本実施形態では、θ1を30゜、θ2を45゜としている。
【0035】
上記突条部20に挟まれる窪み部21の周方向の中心には、軸線方向の中心溝22を設けている。また、突条部20の基部に沿って両側溝24A、24Bを設けている。両側溝24A、24Bは傾斜部先端近傍のP4まで延在させ、中心溝22は両側溝24A、24Bより短くして、その先端を両側溝の先端よりも傾斜部先端側へ突出させていない。これらの溝22、24A、24Bにより突条部20を突設して拡径筒部13の剛性を高めても、車体パネルの貫通穴に挿通させる時に、縮径方向に容易に撓むことができるようにしている。即ち、上記溝22、24A、24Bにより窪み部21が折り畳まれる方向へとガイドして無理なく縮径させている。
【0036】
さらに、窪み部21の傾斜壁先端Pに接する部分には、Pと同一高さの直線面28を設け、この直線面28の長さは先端Pより2mmとし、突条部20の直線面20eより短くし、かつ、直線面28より小径筒部11側に延在した部分の直線面20eに上記節度用の溝50を設けている。
【0037】
また、拡径筒部13の内周面側には、傾斜壁14cの内面側に当たる位置に断面V形状の凹部29を設けており、該凹部29の外方に当たる位置に上記節度用の溝50を設けて、凹部29と溝50との間の肉厚を他の部分よりも薄くしている。
【0038】
上記拡径筒部13の大径側の先端には端面部25を設け、該端面部25の中央より前記第2の小径筒部12を突出させている。該第2の小径筒部12の対向位置にスリット12aを設けて、小径筒部12を半円環状の2片12b、12cに分割している。
上記端面部25の肉厚は比較的厚くし、拡径筒部13の肉厚(突条部20を設けていない窪み部21の肉厚)より大としている。
【0039】
また、グロメット10にはオプション部品に接続する2本のケーブル挿通筒部26を設けている。該ケーブル挿通筒部26が、拡径筒部13の外周面の窪み部21に開口26aを設け、拡径筒部13内を通り、端面部25より突出させて形成している。この突出部26bの先端は閉鎖部26cとし、ケーブルを通す時に切断部26dで切断して開口としている。
【0040】
上記構成のグロメット10をワイヤハーネスW/Hに図8に示すように取り付けて、室外側(Y)と室内側(Z)とを仕切るダッシュパネルからなる車体パネルPの貫通穴30にグロメット10を装着する。
【0041】
上記グロメット装着作業について、以下に説明する。
室外側(Y)側より第1の小径筒部11をバーリング31を突設した貫通穴30に押し込む。この時、グロメット10が斜め傾斜していると突条部20の一部が貫通穴30の内周面に当たり接触抵抗が生じる。これにより、作業者はグロメット10の挿入姿勢を矯正する。
しかも、突条部20を薄肉の拡径筒部13の外周面に多数突設しているため、拡径筒部13の剛性が高まり、グロメット10が斜め挿入された時に、貫通穴内周面と圧接した部分の拡径筒部13が折り曲がるように変形することを確実に防止できる。
【0042】
グロメット10の拡径筒部13がバーリング31の貫通穴30を通り、該貫通穴30の内径と同一となる突条部20の接触点P3に達すると、突条部20の外面20aと貫通穴内周面との圧接で第一の節度感を作業者に発生させる。
作業者はこの時点から、グロメット10を比較的大きな力で押し込み、突条部20を押し潰すように貫通穴30に通す。
【0043】
接触点P3から接触点P4にバーリング31の先端が接触点P3からP4を通り直線面20eすると、さらに挿入抵抗が増大する。該直線面20eに設けた溝50にバーリング31の先端が達すると、図9に示すように、溝50の小径筒側の側面50aが引っ張られて溝50が広がっていき、若干挿入力が低下する。かつ、溝50の部分では内面側に凹部29が位置して肉厚が小さくなっていることも挿入力の低減に寄与する。
【0044】
バーリング31の先端が対向する傾斜壁側の側面50bに当たると、側面50bを傾斜壁側へと押し広げるようにして前進し、側面50bをバーリング31の全体が乗り越えると、側面50bが押圧を解除されて溝50は一気に原状のV形状に復帰する。この溝50の急激な原状復帰作動はグロメットを押し込む作業員に作業員に第二の節度感を与える。
【0045】
バーリング31が溝50を乗り越えた時点で、溝50は傾斜壁先端P1から僅か3mmの位置であるため、この時点から僅か3mm押し込むだけで車体係止凹部14にバーリング31を嵌合させることができるため、最後に一気に力を入れてグロメットを押し込めば良い。このように、作業員にはグロメットの装着完了直前に節度感が生じるため、無駄な押圧力を付加する必要がなくなる。
【0046】
さらに、グロメットの押し込み時には、図10に示すように、突条部20の間の窪み部21に溝22、24A、24Bを設けているため、窪み部21が周方向に撓みやすくなる。よって、縮径時に間隔が狭まる隣接する突条部20の間に窪み部21が山形状に膨出するように撓んで突条部20をスムーズに縮径させることができる。
かつ、突条部20の傾斜角度も緩やかとして拡径筒部13の外周面からの突出量も少なくしているため、大きな押し込み力を必要とせず、低挿入力で押し込みができる。
【0047】
また、傾斜壁先端Pに近接した2mmの位置では突条部20の直線面20eと窪み部21の直線面28が存在しているため、貫通穴30内に真っすぐな状態で傾斜壁の突出端が貫通するようにガイドする。
【0048】
このように、突条部20の外面20aを貫通穴30の内周面で押圧し、拡径筒部13を縮径させながら傾斜壁の突出端が貫通穴30を通過させる。
傾斜壁14cがバーリング31の貫通穴30を通過すると、初期位置に弾性復帰し、傾斜壁14cと垂直壁14aの間の溝14b内に貫通穴30の周縁部が落し込まれる。この状態で、傾斜壁14cと垂直壁14aの対向面が車体パネルPの両面に圧接し、かつ、貫通穴30の内周面の溝底面に突設したリップ14hと圧接して、グロメット10は車体パネルPの貫通穴30にシール状態で係止される。
【0049】
上記のように、グロメット10は、拡径筒部13の外周面に突条部20を設けているため、作業者は斜め挿入姿勢を是正できると共に、薄肉の拡径筒部を補強して斜め挿入時に発生しやすい折り曲がりを防止でき、斜め挿入してもグロメット10の貫通穴30への挿入が出来なくなることを防ぐ。
さらに、傾斜壁の突出端の近傍では、突条部20に直線面20eを設け、該直線面20eに節度用の溝50を設けているため、作業員に節度感を与えると共に、直線面により真っすぐに傾斜壁14cが貫通穴30を通るようにガイドしているため、この傾斜壁突出端近傍で変形を発生させることなく、スムーズに貫通穴30を通過させることができる。
さらにまた、突条部20の間の各窪み部21が折り畳まれるように溝22、24A、24Bを設けているため、周方向で均等に縮径され、低挿入力でグロメット10を車体パネルの貫通穴に係止することができる。
【0050】
かつ、グロメット10を車体パネルに装着後に、ワイヤハーネスが引っ張られて第1の小径筒部11側から脱落させる方向の負荷が発生しても、端面部25を厚肉とすると共に、第2の小径筒部12をワイヤハーネスにテープ巻き固定してワイヤハーネスの引っ張り力に抗するため、グロメット10の脱落を防止できる。
【0051】
なお、突条部20の直線面20eに設ける節度用の溝50は断面V形状に限定されず、断面U形状、断面台形状としてもよい。
いずれの形状としても、上記断面V形状と同様に作業者に節度感を与えることが出来ると共に、挿入力の低減に寄与する。
【0052】
図11は第2実施形態を示す。
第2実施形態では、突条部20’の傾斜壁先端に連続する直線面20eの長さた短く、点P4の位置は第1実施形態よりも点P2に近接する。よって、節度用の溝50’は点P4と点P3の間の傾斜した外面20aで且つP4に近接した位置に設けている。
上記位置に溝50’を設けた場合も第1実施形態と略同様な作用効果を発生させることができる。
【0053】
なお、本発明は上記実施形態に限定されず、突条部の個数は8個に限定されず、6個、5個等の4個以上〜10個以下程度であればよく、突条部の厚みとの関係で個数を適宜に設定できる。また、突条部に設ける節度用の溝は全ての突条部に設けずに、一部の突条部にのみ設けてもよい。
また、オプション部品用のケーブル挿通筒部も必ずしも設ける必要はない。
さらに、貫通穴が楕円形状をなし、拡径筒部も断面楕円形状となるグロメットにも適用できることは言うまでもない。
【0054】
【発明の効果】
以上の説明より明らかなように、本発明に係わるグロメットは、拡径筒部の外周面に突条部を設け、該突条部の傾斜壁先端に近接した位置に節度用の溝を設けているため、作業員にグロメットの装着完了直前に節度感を与えることができる。そのため、グロメットが装着されているにも拘わらず、作業員がグロメットを押し込む無駄な作業を不要とでき、作業員の負担を軽減できる。
【0055】
また、グロメットを斜め挿入して、突条部が貫通穴内周面に当たることにより作業者は斜め挿入に気が付いて挿入姿勢を是正できると共に、グロメットの拡径筒部が斜め挿入で貫通穴内周面に片当たりした場合には、突条部により拡径筒部の剛性を高めているため、拡径筒部に屈曲が生じて挿入できなくなる自体を発生させない。
さらに、突条部の間の窪み部に軸線方向の溝を周方向に間隔をあけて形成しているため、グロメットが撓みやすくなる。よって、グロメットが斜め挿入された場合に正規姿勢に容易に矯正することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1実施形態のグロメットの右側面図である。
【図2】 図1のII−II線断面図である。
【図3】 図1のIII−III線断面図である。
【図4】 上記グロメットの左側面図である。
【図5】 図2の一部拡大図である。
【図6】 図5の溝50の拡大図である。
【図7】 図2のV−V線断面図である。
【図8】 グロメットの貫通穴挿通状態を示す図面である。
【図9】 溝50の作動を示す図面である。
【図10】 窪み部21の作動を示す図面である。
【図11】 第2実施形態の一部断面図である。
【図12】 従来のグロメットの断面図である。
【図13】 従来のグロメットの車体パネルの貫通穴への挿入作業例を示す図面である。
【図14】 従来の問題点を示す図面である。
【符号の説明】
P 車体パネル
30 貫通穴
10 グロメット
11 第1の小径筒部
12 第2の小径筒部
13 拡径筒部
14 車体係止凹部
14a 垂直壁
14b 溝
14c 傾斜壁
20 突条部
20e 直線面
22〜24 溝
25 端面部
26 ケーブル挿通筒部
50 節度用の溝

Claims (8)

  1. 小径筒部と、該小径筒部に連続する拡径筒部を備え、これら小径筒部と拡径筒部に自動車用ワイヤハーネスを貫通させて取り付けた状態で、上記小径筒部側から車体の貫通穴に挿入し、上記拡径筒部の外周面に設けた車体係止凹部を車体パネルに係止するグロメットであって、
    上記車体係止凹部を挟んで拡径筒部の大径端側の垂直壁と、該垂直壁と対向する小径側の傾斜壁を備え、
    上記拡径筒部の外周面には、軸線方向に延在する複数の突条部を突設し、これら突条部は小径端側近傍で近接させて傾斜壁先端側では放射状に広げ、かつ、
    上記傾斜壁の先端と同一高さの直線面を突条部の先端より設けると共に、該直線面に周方向に連続する1本の節度用の溝を上記各突条部の幅全長に設けていることを特徴とするグロメット。
  2. 上記各突条部の突出量は、上記貫通穴への挿通時に該貫通穴の内面との接触点となる位置Pと、上記傾斜壁の先端P2と同一高さとなる位置Pの2カ所で変え、上記位置P2より傾斜壁先端にかけて上記溝を有する直線面を設けている請求項1に記載のグロメット。
  3. 小径筒部と、該小径筒部に連続する拡径筒部を備え、これら小径筒部と拡径筒部に自動車用ワイヤハーネスを貫通させて取り付けた状態で、上記小径筒部側から車体の貫通穴に挿入し、上記拡径筒部の外周面に設けた車体係止凹部を車体パネルに係止するグロメットであって、
    上記車体係止凹部を挟んで拡径筒部の大径端側の垂直壁と、該垂直壁と対向する小径側の傾斜壁を備え、
    上記拡径筒部の外周面には、軸線方向に延在する複数の突条部を突設し、これら突条部は小径端側近傍で近接させて傾斜壁先端側では放射状に広げ、かつ、該突条部の突出量を、上記貫通穴への挿通時に該貫通穴の内面との接触点となる位置P3と、上記傾斜壁の先端P2と同一高さとなる位置Pの2カ所で変え、
    上記突条部の位置PとP2の間に周方向に連続する1本の節度用の溝を上記各突条部の幅全長に設けていることを特徴とするグロメット。
  4. 上記突条部に設ける溝は断面V形状あるいはU形状とし、グロメットの軸線と直交する溝の下頂点とを結ぶ直線に対して、傾斜壁先端側の角度θ1と、対向する小径筒部側の角度θ2とは、θ1<θ2としている請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載のグロメット。
  5. 上記角度θ1は、0゜≦θ1≦30゜、上記角度θ2は、
    0゜<θ2≦80゜としている請求項4に記載のグロメット。
  6. 上記拡径筒部の内周面には、上記傾斜壁に近接した位置に略V形状あるいはU形状の凹部を設け、該凹部と対向する位置の近傍の上記突条部外面に上記節度用の溝を設けている請求項1乃至請求項5のいずれか1項に記載のグロメット。
  7. 上記突条部に挟まれて窪み部となる拡径筒部の外周面に、軸線方向の溝を設けると共に、上記傾斜壁先端となる窪み部の先端と同一高さの直線面を設けている請求項1乃至請求項6のいずれか1項に記載のグロメット。
  8. 上記拡径筒部の大径側先端に端面部を設け、該端面部の中央より第2の小径筒部を突出させ、該第2の小径筒部にワイヤハーネスを貫通させてテープ巻き固定し、
    上記端面部の肉厚を、上記突条部を設けていない部分の拡径筒部の肉厚よりも大としている請求項1乃至請求項7のいずれか1項に記載のグロメット。
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