JP3918175B2 - 戸袋付きサッシ - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、サッシ枠に戸袋を連結した戸袋付きサッシに関する。
【0002】
【従来の技術】
サッシ枠に障子と雨戸を装着し、このサッシ枠に戸袋を連結した戸袋付きサッシが知られている。
例えば、特許文献1にサッシ枠の上枠と戸袋の天板を連結部材を用いて連結した戸袋付きサッシが開示されている。
具体的には、連結部材は、その見付け方向両側部に一対の螺孔をそれぞれ有し、この連結部材はサッシ枠の上枠と戸袋の天板とに跨って載置され、前記上枠から一対のビスが一対の螺孔に螺合されて上枠と連結部材の見付け方向一側部が固着されると共に、前記天板から一対のビスが一対の螺孔に螺合されて天板と連結部材の見付け方向他側部が固着される。
【0003】
【特許文献1】
実開昭61−146385号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
戸袋付きサッシは施工現場において、まずサッシ枠を建物躯体に取付け、その後に戸袋をサッシ枠に連結した後に建物躯体に取付けるのが一般的である。
前述した従来の戸袋付きサッシを施工現場で前述のようにして取付けるには、戸袋を作業者が持ち上げて天板と上枠を同一高さに位置決めして保持し、その状態で上枠と天板とに跨って連結部材を載置し、ビスを螺合して上枠、天板と連結部材をそれぞれ固着することで戸袋をサッシ枠に連結する。
【0005】
このために、次のような課題を有する。
戸袋を位置決めする作業が面倒である。
一人の作業者で戸袋を保持しながらビスを螺合することは困難であり、一人の作業者で戸袋を保持し、他の作業者がビスを螺合することになるから、2人の作業者が必要である。
【0006】
本発明は、前述の課題に鑑みなされたものであり、その目的は、戸袋を簡単に位置決めできるし、一人の作業者で簡単にサッシ枠と戸袋を連結できるようにした戸袋付きサッシを提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
第1の発明は、サッシ枠1と、このサッシ枠1に連結した戸袋2と、前記サッシ枠1に装着した障子3、雨戸4を備え、前記サッシ枠1の上枠10と戸袋2の天板20が上連結部材30で連結されている戸袋付きサッシであって、
前記上連結部材30の見付け方向中央部に、下面30aよりも突出した垂下片42を有し、この上連結部材30の見付け方向一側部と見付け方向他側部には、下面30aよりも突出した突起33と、下面30aに開口したビス穴41が見付け方向に間隔を置いてそれぞれ有すると共に、この突起33、ビス穴41は上連結部材30の見付け方向中央部を境として対称位置で、かつ見付け方向の間隔が同一とし、
前記上枠10の長手方向両端部寄りと、前記天板20の長手方向両端寄りに、ビス挿通孔46と嵌合孔34をそれぞれ形成し、このビス挿通孔46と嵌合孔34の見付け方向の間隔を前記突起33とビス穴41の見付け方向の間隔と同一とし、
前記上連結部材30の垂下片42を天板20の端面に接して位置決めすることで、見付け方向一側部の突起33が天板20の嵌合孔34に嵌合すると共に、ビス穴41とビス挿通孔46が合致するようにし、そのビス挿通孔46からビス31をビス穴41に螺合して上連結部材30の見付け方向一側部を天板20の上面に固着して取付けて上連結部材30の見付け方向他側部を天板20の端面より突出させ、
この上連結部材30を固着した戸袋2を持ち上げて、その上連結部材30の垂下片42を上枠10の端面に接して位置決めすることで、見付け方向他側部の突起33が上枠10の嵌合孔34に嵌合して戸袋2を仮固定すると共に、ビス穴41とビス挿通孔46が合致するようにし、そのビス挿通孔46からビス31をビス穴41に螺合して上連結部材30の見付け方向他側部を上枠10の上面に固着したことを特徴とする戸袋付きサッシである。
【0008】
第2の発明は、第1の発明において、戸袋2は、天板20と戸尻妻板21と戸先妻板22と地板23と鏡板24を備え、
前記戸尻妻板21の上下寄りに戸滑りブロック26を、見込み方向に位置決めしてそれぞれ取付け、
前記天板20は、前記上の戸滑りブロック26の見込み方向端面26aに当接する当接部を有し、
前記地板23は、前記下の戸滑りブロック26の見込み方向端面26aに当接する当接部を有する戸袋付きサッシである。
【0010】
【作用】
第1の発明によれば、上連結部材30を天板20に固着して取付ける際に、その垂下片42を天板20の端面に接することで上連結部材30が見付け方向に位置決めされるので、突起33を嵌合孔34に嵌合し易いと共に、ビス31をビス挿通孔46からビス穴41に螺合し易いので、上連結部材30を天板20に簡単に固着して取付けできる。
前述したように戸袋2の天板20に上連結部材30を固着した状態で、その戸袋2を作業者が持ち上げて上連結部材30の垂下片42を上枠10の端面に接することで上連結部材30が見付け方向に位置決めされるので、突起33を上枠10の嵌合孔34に嵌合し易く、しかも、その突起33を嵌合孔46に嵌合することで戸袋2を位置決めしてサッシ枠1に仮固定でき、この後に、ビス挿通孔46からビス31をビス穴41に螺合して上枠10と上連結部材30を固着することで上枠10と天板20を連結できる。
【0011】
また、上連結部材30と上枠10、天板20がそれぞれ突起33と嵌合孔34を嵌合して連結されているので、上連結部材30と上枠10、天板20はそれぞれ1ヶ所でビス31により固着することで強固に連結できる。
【0012】
また、上連結部材30の垂下片42は見付け方向中央部にあるし、見付け方向一側部と見付け方向他側部にそれぞれ有した突起33とビス穴41は見付け方向中央部を境として対称位置で、かつ見付け方向の間隔が同一で、しかも、上枠10、天板20の長手方向両端部寄りにそれぞれ形成したビス挿通孔46と嵌合孔34は、その見付け方向の間隔が前記突起33とビス穴41との見付け方向の間隔と同一であるから、上連結部材30を天板20の左右両端部のどちらか一方に選択的に固着でき、その上連結部材30を上枠10の左右両端部のどちらか一方に選択的に嵌合連結して仮固定することが可能である。
【0013】
第2の発明によれば、戸尻妻板21と天板20と地板23を見込み方向に位置決めできる。
【0014】
【発明の実施の形態】
図1、図2、図3に基づいて戸袋付サッシの一例を説明するが、これに限ることはない。
サッシ枠1と、戸袋2と、サッシ枠1に装着した障子3、雨戸4で戸袋付きサッシを構成している。
前記サッシ枠1は上枠10と下枠11と左右の縦枠12を方形枠組みしたものである。
前記上枠10は上障子装着部、例えば内上レール10a、外上レール10bと、上雨戸装着部、例えば上雨戸ガイド凹部10cを有する。
前記下枠11は下障子装着部、例えば内下レール11a、外下レール11bと、下雨戸装着部、例えば下雨戸ガイド部11cを有する。
上雨戸ガイド凹部10c、下雨戸ガイド部11cは一対の縦枠12よりも室外側に突出している。
前記一方の縦枠12側に戸袋2が取付けてある。
前記他方の縦枠12の室外側部には雨戸受縦材13が取付けてあり、この雨戸受縦材13は上雨戸ガイド凹部10cと下雨戸ガイド部11cに連続してそれらの長手方向端部を閉塞している。
【0015】
前記戸袋2は、天板20と戸尻妻板21と戸先妻板22と地板23と鏡板24を備え、戸先妻板22と一方の縦枠12との間に雨戸出入口25を形成している。
前記戸尻妻板21の上下寄りに戸滑りブロック26がそれぞれ前記雨戸出入口25と対向して取付けてあり、戸袋2内に入り込んだ雨戸4は戸滑りブロック26に当接して雨戸4の移動力を緩衝して低減すると共に、雨戸4が鏡板24側に移動するようにしてある。戸先妻板22には雨戸4が鏡板24側に移動し易くするガイドローラ27が取付けてある。
【0016】
前記天板20は上の戸滑りブロック26の見込み方向端面26aに当接する当接部、例えば垂下片20aを有する。
前記地板23は下の戸滑りブロック26の見込み方向端面26aに当接する当接部、例えば突片23aを有する。
このようであるから、戸尻妻板21に上下の戸滑りブロック26を見込み方向に位置決めして取付けることで、その各戸滑りブロック26の見込み方向端面26aに天板20の垂下片20a、地板23の突片23aをそれぞれ当接することによって、戸尻妻板21と天板20と地板23を見込み方向に位置決めできる。
【0017】
前記上枠10、下枠11、縦枠12は躯体取付片14をそれぞれ備え、この各躯体取付片14が固着具15で建物躯体16にそれぞれ取付けられる。
前記天板20、戸尻妻板21、地板23は躯体取付片28をそれぞれ備え、この各躯体取付片28が前記建物躯体16に固着具29でそれぞれ取付けられる。
【0018】
次に、サッシ枠1と戸袋2の連結について説明する。
図4に示すように、サッシ枠1の上枠10と戸袋2の天板20は上連結部材30を用いて連結してある。
この上連結部材30は上枠10,天板20に固着、例えばビス31でそれぞれ固着してあると共に、上連結部材30と上枠10は嵌合連結手段32で仮固定してある。
前記嵌合連結手段32は上連結部材30を上枠10の上面に載置することで相互に嵌合して上連結部材30を上枠10に仮固定するもので、例えば図5に示すように上連結部材30に設けた下向きの突起33と、上枠10に形成した嵌合孔34を備え、この嵌合孔34に突起33を嵌合することで上連結部材30を上枠10に仮固定する。
なお、突起33と嵌合孔34が隙間なく嵌合することが好ましいが、若干の隙間を有して嵌合するようにしても良い。
前記突起33は上連結部材30と一体でも良いし、別体でも良い。また、突起33と嵌合孔34は断面円形が好ましいが、矩形、多角形断面などでも良い。
【0019】
次に、戸袋2をサッシ枠1に連結する作業の一例を説明する。
天板20に上連結部材30を、その突起33が天板20よりも見付け方向に突出するようにビス31で固着し、戸袋2を作業者が持ち上げて突起33を上枠10の上面よりも上方に位置させ、戸袋2を下げて突起33を上枠10の嵌合孔34に嵌合することで、戸袋2がサッシ枠1に上枠10の上面と天板20の上面がほぼ同一高さ、好ましくは同一高さに位置決めして仮固定される。この時、戸袋2の地板23が下枠11に当接するので、所定の取付け姿勢に保持される。
この状態で作業者がビス31を上枠10から上連結部材30に螺合することで上枠10と天板20を連結する。
このようであるから、戸袋2をサッシ枠1に簡単に位置決めできるし、一人の作業者で戸袋2をサッシ枠1に簡単に連結できる。
【0020】
この実施の形態では、天板20と上連結部材30が前述と同一の嵌合連結手段32(上連結部材30に設けた下向きの突起33と天板20に形成した嵌合孔34)で連結されている。
よって、上連結部材30と天板20、上連結部材30と上枠10はそれぞれ1つのビス31で固着すれば良いから、ビス締め作業が簡単である。つまり、嵌合連結手段32とビス31の2ヶ所で連結されるので、上連結部材30が上枠10、天板20に対して見込み方向に揺れ動くことがなく、しっかりと連結できる。これに対して前述した従来の戸袋付きサッシにおいては、連結部材と上枠、天板をそれぞれ2本のビスで固定しているので、ビス締め作業が面倒である。
【0021】
また、上連結部材30を上枠10、天板20にそれぞれ嵌合連結手段32で連結することで、その上連結部材30を天板20の左右両端部(戸先妻板22側の端部、戸尻妻板21側の端部)のどちらか一方に選択的に取付け、その上連結部材30を上枠20の左右両端部のどちらか一方に選択的に取付けできる。
よって、戸袋2をサッシ枠1の左右両側部のどちらか一方に選択的に取付けできる。
例えば、図4に示すように天板20の戸先妻板22側の端部に取付けてある上連結部材30を、その上枠10に連結してある突起33を利用して天板20の戸尻妻板21側の端部に嵌合連結して取付けることで、その上連結部材30を天板20に連結してある突起33を利用して上枠10の左右反対側に嵌合連結して仮固定できる。
なお、戸袋2をサッシ枠1の図4と左右反対側に取付ける場合には戸尻妻板21と戸先妻板22を天板20、地板23の左右反対側に取付ける。
【0022】
次に、サッシ枠1と戸袋2の連結部材の具体形状の一例を説明する。
図6に示すように、前記上連結材30の見付け方向一側部と見付け方向他側部にピン40とビス穴41が見付け方向に間隔を置いてそれぞれ有する。
このピン40、ビス穴41は見付け方向中央部を境として対称位置で同一ピッチ(見付け方向の間隔)であることが好ましい。
前記ピン40は下面30aよりも下方に突出して前述の突起33を形成する。
前記ビス穴41は下面30aと上面30bに貫通しているが、上面30bには開口しないようにしても良い。
この実施の形態では、上連結部材30の見込み方向一端寄り部分を他の部分よりも厚肉とし、その厚肉部分にピン40を嵌合して取付けると共に、ビス穴41を形成し、ピン40の嵌合長さを長くできると共に、ビス穴41を深くできるようにしてある。
【0023】
前記上連結部材30の見付け方向中間部、好ましくは見付け方向中央部に垂下片42が設けてあり、この垂下片42は下面30aよりも突出し、上枠10の端面、天板20の端面に接して上連結部材30を見付け方向に位置決めする。
前記上連結部材30は縦向きの躯体取付片43を備え、この躯体取付片43に孔44が形成してある。この躯体取付片43の裏面と下面30aの見込み方向他端寄り部分に亘ってシール材45が設けてある。
【0024】
図4と図6に示すように、前記上枠10の長手方向両端部寄りと天板20の長手方向両端部寄りにビス挿通孔46と前記嵌合孔34がそれぞれ形成してある。
前記ピン40とビス穴41のピッチ(見付け方向の間隔)と前記嵌合孔34とビス挿通孔46のピッチ(見付け方向の間隔)は同一で、垂下片42を上枠10、天板20の端面に接するとピン40、ビス穴41が嵌合孔34、ビス挿通孔46に合致するようにしてある。
【0025】
上連結部材30と天板20は、一方のピン40を天板20の嵌合孔34に嵌合すると共に、天板20のビス挿通孔46からビス31を一方のビス穴41に螺合することで固着される。
前記上連結部材30と上枠10は、他方のピン40を上枠10の嵌合孔34に嵌合すると共に、上枠10のビス挿通孔46からビス31を他方のビス穴41に螺合することで固着される。
また、上枠10、天板20の長手方向両端部にあらかじめ工場等で嵌合孔34とビス挿通孔46がそれぞれ形成してあるので、施工現場において戸袋2をサッシ枠1の左右どちらか一方に選択的に取付ける作業が容易である。
なお、施工現場で嵌合孔34、ビス挿通孔46を形成しても良い。
【0026】
前記サッシ枠1の下枠11と戸袋2の地板23は図1、図2に示すように下連結部材50を用いて連結してある。
この下連結部材50の見付け方向一端寄り部分は下枠11の下面11dに一対のビス51で固着してあると共に、見付け方向他端寄り部分は地板23の下面23bに一対のビス52で固着してある。
これらのビス51,52は下枠11、地板23の孔から下連結部材50のビス穴に螺合される。
【0027】
前述の下連結部材50は、その見付け方向他端部が戸袋2の地板23に固着されて見付け方向一端部が地板23よりも見付け方向に突出する。
そして、戸袋2を前述のようにして仮取付けする際には、下連結部材50の見付け方向一端部を下枠11の下面11dに接する。
【0028】
前記上連結部材30の躯体取付片43は図4と図7に示すように、上枠10の躯体取付片14と天板20の躯体取付片28に跨って接し、固着具47で建物躯体に固着される。
なお、図7においては戸袋2の鏡板24が図示を省略してある。
【0030】
【発明の効果】
請求項1に係る発明によれば、上連結部材30を天板20に固着して取付ける際に、その垂下片42を天板20の端面に接することで上連結部材30が見付け方向に位置決めされるので、突起33を嵌合孔34に嵌合し易いと共に、ビス31をビス挿通孔46からビス穴41に螺合し易いので、上連結部材30を天板20に簡単に固着して取付けできる。
前述したように戸袋2の天板20に上連結部材30を固着した状態で、その戸袋2を作業者が持ち上げて上連結部材30の垂下片42を上枠10の端面に接することで上連結部材30が見付け方向に位置決めされるので、突起33を上枠10の嵌合孔34に嵌合し易く、しかも、その突起33を嵌合孔46に嵌合することで戸袋2を位置決めしてサッシ枠1に仮固定でき、この後に、ビス挿通孔46からビス31をビス穴41に螺合して上枠10と上連結部材30を固着することで上枠10と天板20を連結できる。
よって、戸袋2を簡単に位置決めできるし、1人の作業者でサッシ枠1と戸袋2を簡単に連結できる。
【0031】
また、上連結部材30と上枠10、天板20がそれぞれ突起33と嵌合孔34を嵌合して連結されているので、上連結部材30と上枠10、天板20はそれぞれ1ヶ所でビス31により固着することで強固に連結できる。
よって、2本のビス31を螺合すれば良く、上連結部材30と上枠10、天板20の固着作業が簡単である。
【0032】
また、上連結部材30の垂下片42は見付け方向中央部にあるし、見付け方向一側部と見付け方向他側部にそれぞれ有した突起33とビス穴41は見付け方向中央部を境として対称位置で、かつ見付け方向の間隔が同一で、しかも、上枠10、天板20の長手方向両端部寄りにそれぞれ形成したビス挿通孔46と嵌合孔34は、その見付け方向の間隔が前記突起33とビス穴41との見付け方向の間隔と同一であるから、上連結部材30を天板20の左右両端部のどちらか一方に選択的に固着でき、その上連結部材30を上枠10の左右両端部のどちらか一方に選択的に嵌合連結して仮固定することが可能である。
よって、戸袋2をサッシ枠1の左右どちらか一方に選択的に取付けることが可能である。
【0033】
請求項2に係る発明によれば、戸尻妻板21と天板20と地板23を見込み方向に位置決めできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】戸袋付きサッシの横断面図である。
【図2】図1のA−A断面図である。
【図3】図1のB−B断面図である。
【図4】戸袋付きサッシの平面図である。
【図5】図4のC−C拡大断面図である。
【図6】上枠、天板と上連結部材の分解斜視図である。
【図7】サッシ枠に戸袋を連結した状態の斜視図である。
【符号の説明】
1…サッシ枠、2…戸袋、3…障子、4…雨戸、10…上枠、20…天板、30…上連結部材、31…ビス、32…嵌合連結部、33…突起(40…ピン)、34…嵌合孔、41…ビス穴。
Claims (2)
- サッシ枠1と、このサッシ枠1に連結した戸袋2と、前記サッシ枠1に装着した障子3、雨戸4を備え、前記サッシ枠1の上枠10と戸袋2の天板20が上連結部材30で連結されている戸袋付きサッシであって、
前記上連結部材30の見付け方向中央部に、下面30aよりも突出した垂下片42を有し、この上連結部材30の見付け方向一側部と見付け方向他側部には、下面30aよりも突出した突起33と、下面30aに開口したビス穴41が見付け方向に間隔を置いてそれぞれ有すると共に、この突起33、ビス穴41は上連結部材30の見付け方向中央部を境として対称位置で、かつ見付け方向の間隔が同一とし、
前記上枠10の長手方向両端部寄りと、前記天板20の長手方向両端寄りに、ビス挿通孔46と嵌合孔34をそれぞれ形成し、このビス挿通孔46と嵌合孔34の見付け方向の間隔を前記突起33とビス穴41の見付け方向の間隔と同一とし、
前記上連結部材30の垂下片42を天板20の端面に接して位置決めすることで、見付け方向一側部の突起33が天板20の嵌合孔34に嵌合すると共に、ビス穴41とビス挿通孔46が合致するようにし、そのビス挿通孔46からビス31をビス穴41に螺合して上連結部材30の見付け方向一側部を天板20の上面に固着して取付けて上連結部材30の見付け方向他側部を天板20の端面より突出させ、
この上連結部材30を固着した戸袋2を持ち上げて、その上連結部材30の垂下片42を上枠10の端面に接して位置決めすることで、見付け方向他側部の突起33が上枠10の嵌合孔34に嵌合して戸袋2を仮固定すると共に、ビス穴41とビス挿通孔46が合致するようにし、そのビス挿通孔46からビス31をビス穴41に螺合して上連結部材30の見付け方向他側部を上枠10の上面に固着したことを特徴とする戸袋付きサッシ。 - 戸袋2は、天板20と戸尻妻板21と戸先妻板22と地板23と鏡板24を備え、
前記戸尻妻板21の上下寄りに戸滑りブロック26を、見込み方向に位置決めしてそれぞれ取付け、
前記天板20は、前記上の戸滑りブロック26の見込み方向端面26aに当接する当接部を有し、
前記地板23は、前記下の戸滑りブロック26の見込み方向端面26aに当接する当接部を有する請求項1記載の戸袋付きサッシ。
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