JPH0722463Y2 - 間仕切用ドアフレームの支持構造 - Google Patents
間仕切用ドアフレームの支持構造Info
- Publication number
- JPH0722463Y2 JPH0722463Y2 JP1600593U JP1600593U JPH0722463Y2 JP H0722463 Y2 JPH0722463 Y2 JP H0722463Y2 JP 1600593 U JP1600593 U JP 1600593U JP 1600593 U JP1600593 U JP 1600593U JP H0722463 Y2 JPH0722463 Y2 JP H0722463Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- vertical frame
- frame
- support structure
- door frame
- fixture
- Prior art date
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- Door And Window Frames Mounted To Openings (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
【０００１】
【産業上の利用分野】本考案は、建物内の空間を仕切
り、部屋や廊下を形成するのに用いられる間仕切に設け
られた、ドアを嵌め込むためのドアフレームの支持構造
に関する。
り、部屋や廊下を形成するのに用いられる間仕切に設け
られた、ドアを嵌め込むためのドアフレームの支持構造
に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、ドアフレームの縦フレームは、床
面の起伏に対応できるように、必要な長さよりも若干長
目に形成しておき、施工時に現場で最適な長さに切断
し、それを、床面にねじ又はボルト等により固着した固
定具に上方より被嵌して下端部の横ぶれを防止するよう
にしていた。
面の起伏に対応できるように、必要な長さよりも若干長
目に形成しておき、施工時に現場で最適な長さに切断
し、それを、床面にねじ又はボルト等により固着した固
定具に上方より被嵌して下端部の横ぶれを防止するよう
にしていた。
【０００３】
【考案が解決しようとする課題】上述のような従来の縦
フレームの支持構造では、固定具を床面にねじ又はボル
ト等により固着していたので、床面にねじ孔や開口を穿
設しなければならず、床面に傷を付けることになり、施
工後に施工のし直しやレイアウト変更等のためにドアフ
レームを撤去した後に、上記ねじ孔や開口が床面に残り
見苦しく、またその閉塞作業が面倒である等の問題点が
ある。
フレームの支持構造では、固定具を床面にねじ又はボル
ト等により固着していたので、床面にねじ孔や開口を穿
設しなければならず、床面に傷を付けることになり、施
工後に施工のし直しやレイアウト変更等のためにドアフ
レームを撤去した後に、上記ねじ孔や開口が床面に残り
見苦しく、またその閉塞作業が面倒である等の問題点が
ある。
【０００４】また、従来のドアフレームの支持構造とし
て、間仕切パネルとドアフレームの縦フレームとの間に
支柱を立設し、縦フレームを最適長さに切断した後、縦
フレームの上端を、支柱の上端部に固着した欄間パネル
の下端に押しあてて、縦フレームを支柱にねじ止めした
ものがある。
て、間仕切パネルとドアフレームの縦フレームとの間に
支柱を立設し、縦フレームを最適長さに切断した後、縦
フレームの上端を、支柱の上端部に固着した欄間パネル
の下端に押しあてて、縦フレームを支柱にねじ止めした
ものがある。
【０００５】このような場合、縦フレームを欄間パネル
に押しあて、その位置がずれないように縦フレームを保
持したままで、縦フレームを支柱にねじ止めしなければ
ならないので、その作業を一人で行なうのが難しいとい
う問題点がある。
に押しあて、その位置がずれないように縦フレームを保
持したままで、縦フレームを支柱にねじ止めしなければ
ならないので、その作業を一人で行なうのが難しいとい
う問題点がある。
【０００６】本考案は、従来の技術が有する上記のよう
な問題点に鑑み、床面にねじ孔等を穿設することなく、
縦フレームの下端部を確実に支持することができるとと
もに、縦フレームの高さ調節を容易とした間仕切用ドア
フレームの支持構造を提供することを目的としている。
な問題点に鑑み、床面にねじ孔等を穿設することなく、
縦フレームの下端部を確実に支持することができるとと
もに、縦フレームの高さ調節を容易とした間仕切用ドア
フレームの支持構造を提供することを目的としている。
【０００７】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本考案の間仕切用ドアフレームの支持構造は、床上
に載置され、かつ床と間仕切パネルの下端との間の空間
を閉塞する巾木の端部に、ドアを開閉自在に支持するド
アフレームを構成する中空枠状の縦フレームの下端の内
面形状とほぼ補形をなす固定具を当接し、固定具より巾
木内に延出する固定片を巾木に固着し、かつ固定具に縦
フレームの下端部を嵌合して、縦フレームを支持するよ
うにしたことを特徴としている。
め、本考案の間仕切用ドアフレームの支持構造は、床上
に載置され、かつ床と間仕切パネルの下端との間の空間
を閉塞する巾木の端部に、ドアを開閉自在に支持するド
アフレームを構成する中空枠状の縦フレームの下端の内
面形状とほぼ補形をなす固定具を当接し、固定具より巾
木内に延出する固定片を巾木に固着し、かつ固定具に縦
フレームの下端部を嵌合して、縦フレームを支持するよ
うにしたことを特徴としている。
【０００８】また、固定具上面に穿設したねじ孔に螺合
する上下方向を向く高さ調節ボルトの上端に、縦フレー
ムの内面に固着した支持片の下面を当接させて、縦フレ
ームを支持するようにするのがよい。
する上下方向を向く高さ調節ボルトの上端に、縦フレー
ムの内面に固着した支持片の下面を当接させて、縦フレ
ームを支持するようにするのがよい。
【０００９】
【作用】固定具を巾木に固着し、かつ固定具に縦フレー
ムの下端部を嵌合して、縦フレームの下端部を支持する
ようにしたので、固定具を床面にねじ止め等することが
なく、床面を傷つけることがない。
ムの下端部を嵌合して、縦フレームの下端部を支持する
ようにしたので、固定具を床面にねじ止め等することが
なく、床面を傷つけることがない。
【００１０】また、固定具に螺合する高さ調節ボルトの
上端に、縦フレームの内面に固着した支持片の下面を当
接させて、縦フレームを支持するようにすれば、縦フレ
ームの高さ調節や仮保持が容易となる。
上端に、縦フレームの内面に固着した支持片の下面を当
接させて、縦フレームを支持するようにすれば、縦フレ
ームの高さ調節や仮保持が容易となる。
【００１１】
【実施例】以下、本考案の一実施例を、添付図面を参照
して説明する。図３は、本考案の支持構造を適用した間
仕切の一例を示すもので、(１)は間仕切、(２)はドア、
(３)は、ドア(２)を間仕切(１)に嵌め込むためのドアフ
レームで、上下方向を向く左右１対の縦フレーム(４)
と、その上端部間を連結する横フレーム(５)と、同じく
下端部間を連結するくつずり(６)とからなっている。く
つずり(６)は必要に応じて省略して実施することもあ
る。
して説明する。図３は、本考案の支持構造を適用した間
仕切の一例を示すもので、(１)は間仕切、(２)はドア、
(３)は、ドア(２)を間仕切(１)に嵌め込むためのドアフ
レームで、上下方向を向く左右１対の縦フレーム(４)
と、その上端部間を連結する横フレーム(５)と、同じく
下端部間を連結するくつずり(６)とからなっている。く
つずり(６)は必要に応じて省略して実施することもあ
る。
【００１２】ドア(２)は、一方の縦フレーム(４)に、上
下１対の蝶番(７)をもって枢着され、ドアフレーム(３)
により形成される空間を開閉することができる。(８)
は、ドア(２)のノブである。
下１対の蝶番(７)をもって枢着され、ドアフレーム(３)
により形成される空間を開閉することができる。(８)
は、ドア(２)のノブである。
【００１３】(９)は、天井(図示略)に固着された笠木、
(10)は、笠木(９)とドアフレーム(３)の上端との間の空
間を閉塞する欄間パネル、(11)は、ドアフレーム(３)の
側方の空間を閉塞する間仕切パネルで、この間仕切パネ
ル(11)と上記縦フレーム(４)とは、床面(12)上に立設し
た上下方向を向く支柱(13)に係止したりねじ止めしたり
することにより支持されている。
(10)は、笠木(９)とドアフレーム(３)の上端との間の空
間を閉塞する欄間パネル、(11)は、ドアフレーム(３)の
側方の空間を閉塞する間仕切パネルで、この間仕切パネ
ル(11)と上記縦フレーム(４)とは、床面(12)上に立設し
た上下方向を向く支柱(13)に係止したりねじ止めしたり
することにより支持されている。
【００１４】(14)は、床面(12)と間仕切パネル(11)の下
端との間の空間を閉塞する巾木で、断面上向きコ字状を
なして床面(12)上に載置され、必要に応じて床面に固着
されることもある。
端との間の空間を閉塞する巾木で、断面上向きコ字状を
なして床面(12)上に載置され、必要に応じて床面に固着
されることもある。
【００１５】巾木(14)の底部中央には長手方向を向く突
条(14a)が形成されている。
条(14a)が形成されている。
【００１６】図１及び図２は、縦フレーム(４)の支持構
造を詳細に示すもので、本実施例では、縦フレーム(４)
は、平面形がほぼＬ字形の中空枠状をなしている。
造を詳細に示すもので、本実施例では、縦フレーム(４)
は、平面形がほぼＬ字形の中空枠状をなしている。
【００１７】(15)は、縦フレーム(４)の下端部を支持す
る固定具で、縦フレーム(４)の下端の内面形状とほぼ補
形をなす平面形をなし、かつ巾木(14)に対向する側面
に、巾木(14)内に延出し、巾木(14)の突条(14a)の上面
と両側面とに被嵌するようにした固定片(16)が溶接等に
より固着されている。
る固定具で、縦フレーム(４)の下端の内面形状とほぼ補
形をなす平面形をなし、かつ巾木(14)に対向する側面
に、巾木(14)内に延出し、巾木(14)の突条(14a)の上面
と両側面とに被嵌するようにした固定片(16)が溶接等に
より固着されている。
【００１８】固定具(15)の上面ほぼ中央に穿設したねじ
孔(17)には、上下方向を向く高さ調節ボルト(18)が螺合
している。
孔(17)には、上下方向を向く高さ調節ボルト(18)が螺合
している。
【００１９】固定具(15)は、その側端面を巾木(14)の端
部に当接し、固定片(16)を突条(14a)に被嵌して、止め
ねじ(19)により螺着することにより、巾木(14)に固着さ
れ、その状態で、固定具(15)に縦フレーム(４)の下端部
を外嵌し、かつ縦フレーム(４)の所要高さの内面に固着
したほぼ水平な支持片(20)の下面を高さ調節ボルト(18)
の上端に当接させることにより、縦フレーム(４)の下端
部が固定具(15)により支持されている。
部に当接し、固定片(16)を突条(14a)に被嵌して、止め
ねじ(19)により螺着することにより、巾木(14)に固着さ
れ、その状態で、固定具(15)に縦フレーム(４)の下端部
を外嵌し、かつ縦フレーム(４)の所要高さの内面に固着
したほぼ水平な支持片(20)の下面を高さ調節ボルト(18)
の上端に当接させることにより、縦フレーム(４)の下端
部が固定具(15)により支持されている。
【００２０】本実施例によると、施工時に縦フレーム
(４)を所望長さに切断した後、高さ調節ボルト(18)を所
望高さに調節し、その上端に縦フレーム(４)の支持片(2
0)を載置して、仮保持した状態で、縦フレーム(４)を支
柱(13)にねじ止めすることができるので、縦フレーム
(４)のねじ止め時に、縦フレーム(４)の上下の位置決め
が狂うおそれがなく、かつねじ止め作業を一人で簡単に
行なうことができる。
(４)を所望長さに切断した後、高さ調節ボルト(18)を所
望高さに調節し、その上端に縦フレーム(４)の支持片(2
0)を載置して、仮保持した状態で、縦フレーム(４)を支
柱(13)にねじ止めすることができるので、縦フレーム
(４)のねじ止め時に、縦フレーム(４)の上下の位置決め
が狂うおそれがなく、かつねじ止め作業を一人で簡単に
行なうことができる。
【００２１】また、固定具(15)を床面(12)にねじ止めす
ることがないので、施工のし直しや、レイアウト変更等
による固定具(15)の撤去後に、床面(12)上に見苦しいね
じ孔や開口等が残ることがない。
ることがないので、施工のし直しや、レイアウト変更等
による固定具(15)の撤去後に、床面(12)上に見苦しいね
じ孔や開口等が残ることがない。
【００２２】
【考案の効果】本考案によると、次のような効果を奏す
ることができる。 (ａ) 固定具を巾木に固着し、かつ固定具に縦フレーム
の下端部を嵌合して、縦フレームの下端部を支持するよ
うにしたので、巾木と固定具と縦フレームとが強固に固
定され、縦フレームの横ぶれを防止しうるとともに、固
定具を床面にねじ止め等する必要がないので、床面を傷
つけることがなく、施工位置を変更した場合等に床面に
見苦しいねじ孔等が残ることがなく、またその閉塞作業
を行なう必要もない。
ることができる。 (ａ) 固定具を巾木に固着し、かつ固定具に縦フレーム
の下端部を嵌合して、縦フレームの下端部を支持するよ
うにしたので、巾木と固定具と縦フレームとが強固に固
定され、縦フレームの横ぶれを防止しうるとともに、固
定具を床面にねじ止め等する必要がないので、床面を傷
つけることがなく、施工位置を変更した場合等に床面に
見苦しいねじ孔等が残ることがなく、またその閉塞作業
を行なう必要もない。
【００２３】(ｂ) 請求項２記載の考案のように、固定
具に螺合する高さ調節ボルトの上端に、縦フレームの内
面に固着した支持片の下面を当接させて、縦フレームを
支持するようにすると、縦フレームの高さ調節や仮保持
が容易となり、一人の作業者のみで縦フレームを支柱に
簡単にねじ止めすることができる。
具に螺合する高さ調節ボルトの上端に、縦フレームの内
面に固着した支持片の下面を当接させて、縦フレームを
支持するようにすると、縦フレームの高さ調節や仮保持
が容易となり、一人の作業者のみで縦フレームを支柱に
簡単にねじ止めすることができる。
【図１】本考案の一実施例の要部の分解斜視図である。
【図２】同じく要部の縦断正面図である。
【図３】本考案を適用した間仕切の一例を示す一部切欠
斜視図である。
斜視図である。
(１)間仕切 (２)ドア (３)ドアフレーム (４)縦フ
レーム (５)横フレーム (６)くつ
ずり (７)蝶番 (８)ノブ (９)笠木 (10)欄間
パネル (11)間仕切パネル (12)床面 (13)支柱 (14)巾木 (14a)突条 (15)固定
具 (15a)上面 (16)固定
片 (17)ねじ孔 (18)高さ
調節ボルト (19)止めねじ (20)支持
片
レーム (５)横フレーム (６)くつ
ずり (７)蝶番 (８)ノブ (９)笠木 (10)欄間
パネル (11)間仕切パネル (12)床面 (13)支柱 (14)巾木 (14a)突条 (15)固定
具 (15a)上面 (16)固定
片 (17)ねじ孔 (18)高さ
調節ボルト (19)止めねじ (20)支持
片
Claims (2)
- 【請求項１】 床上に載置され、かつ床と間仕切パネル
の下端との間の空間を閉塞する巾木の端部に、ドアを開
閉自在に支持するドアフレームを構成する中空枠状の縦
フレームの下端の内面形状とほぼ補形をなす固定具を当
接し、固定具より巾木内に延出する固定片を巾木に固着
し、かつ固定具に縦フレームの下端部を嵌合して、縦フ
レームを支持するようにしたことを特徴とする間仕切用
ドアフレームの支持構造。 - 【請求項２】 固定具上面に穿設したねじ孔に螺合する
上下方向を向く高さ調節ボルトの上端に、縦フレームの
内面に固着した支持片の下面を当接させて、縦フレーム
を支持するようにした請求項１記載の間仕切用ドアフレ
ームの支持構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1600593U JPH0722463Y2 (ja) | 1993-03-10 | 1993-03-10 | 間仕切用ドアフレームの支持構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1600593U JPH0722463Y2 (ja) | 1993-03-10 | 1993-03-10 | 間仕切用ドアフレームの支持構造 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0671859U JPH0671859U (ja) | 1994-10-07 |
| JPH0722463Y2 true JPH0722463Y2 (ja) | 1995-05-24 |
Family
ID=11904498
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1600593U Expired - Fee Related JPH0722463Y2 (ja) | 1993-03-10 | 1993-03-10 | 間仕切用ドアフレームの支持構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0722463Y2 (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100780317B1 (ko) * | 2007-05-23 | 2007-11-28 | 한 기 김 | 창틀 고정용 브래키트 |
| JP6511967B2 (ja) * | 2015-06-01 | 2019-05-15 | 株式会社イトーキ | ドア枠へのアジャスター支持部材の取付装置 |
| JP7314047B2 (ja) * | 2019-12-26 | 2023-07-25 | 三和シヤッター工業株式会社 | 開口部用の縦枠構造 |
-
1993
- 1993-03-10 JP JP1600593U patent/JPH0722463Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0671859U (ja) | 1994-10-07 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19951114 |
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