JPH10262165A - 映像表示装置およびパソコン - Google Patents

映像表示装置およびパソコン

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JPH10262165A
JPH10262165A JP9065650A JP6565097A JPH10262165A JP H10262165 A JPH10262165 A JP H10262165A JP 9065650 A JP9065650 A JP 9065650A JP 6565097 A JP6565097 A JP 6565097A JP H10262165 A JPH10262165 A JP H10262165A
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line
sight
virtual image
display device
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JP9065650A
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Inventor
Takeshi Matsui
健 松井
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 虚像を利用した映像表示装置において、利用
者の焦点に合わせた距離で虚像を表示できるようにし、
快適な鑑賞を可能とする。 【解決手段】 左右の表示パネル3L,3Rは、互いに
同一平面上にあり、かつ左右のレンズ1L,2Rと平行
に移動可能に設けられている。また、表示パネル3L,
3Rは、各中心点3LM ,3RM が、レンズ1L,1R
間の中心点OM と各焦点FL ,FR と結んだ直線GL
R 上をそれぞれ移動するように設けられている。セン
サ5は、左右の眼2L,2Rの視線を検知し、この視線
方向に応じて、虚像距離制御手段6が表示パネル3L,
3Rを移動制御する。これにより、虚像4L,4Rは、
ユーザの焦点に応じて表示距離が移動する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は映像を表示する映像
表示装置およびパソコンに関し、特に虚像を利用して映
像を表示する映像表示装置およびパソコンに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、虚像を利用して映像を鑑賞するた
めの映像表示装置としては、例えばHMD(Head Mount
ed Display)といった頭部搭載型のものがある。
【0003】図16は従来のHMDの基本構成を示す図
である。HMD70は、例えば、映像を拡大して虚像を
形成するレンズ71と、そのレンズの焦点距離よりも近
い位置に配置された表示パネル(液晶ディスプレイな
ど)72などから構成される。ユーザ73は、HMD7
0を頭部に装着し、表示パネル72に表示された映像を
レンズ71を介して見ることで、その虚像を鑑賞するこ
とができる。
【0004】この他に、虚像を利用して映像を鑑賞する
映像表示装置としては、携帯型ビデオカメラなどに用い
られるビューファインダが知られている。ビューファイ
ンダは、図17に示すように、ビデオカメラ本体80に
取り付けられており、ユーザの左右どちらか単眼で、接
眼レンズ81bから内部の表示パネル81aに表示され
る映像を鑑賞するようになっている。そして、操作ボタ
ン82によって、表示パネル81aに表示される映像の
切り換え操作などを行う。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述したHM
D70やビューファインダ81は、レンズと表示パネル
との距離が一定なため、固定された位置で虚像を鑑賞す
ることになり、長時間の鑑賞により、ドライアイや眼精
疲労を誘発するという問題があった。また、虚像の位置
が固定なため、視力の悪い人などにとっては鑑賞しにく
いという問題があった。
【0006】本発明はこのような点に鑑みてなされたも
のであり、快適な鑑賞を可能とする映像表示装置を提供
することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明では上記課題を解
決するために、虚像を利用した映像表示装置において、
映像を表示する表示パネルと、前記表示された映像を拡
大する拡大光学部材と、前記表示パネルおよび前記拡大
光学部材の間隔を連続して切り換え可能に支持する光学
系支持機構部と、利用者の視線の向きを検出する視線検
出手段と、前記検出された利用者の視線の向きに応じて
前記表示パネルおよび前記拡大の間隔を切り換えて前記
虚像の距離を制御する虚像距離制御手段と、を有するこ
とを特徴とする映像表示装置が提供される。
【0008】このような映像表示装置では、表示パネル
で表示された映像は、拡大光学部材で拡大され、虚像と
して利用者の眼に到達する。視線検出手段は、利用者の
視線の向きを検出し、この視線の向きに応じて、虚像距
離制御手段が、表示パネルおよび拡大光学部材の間隔を
切り換えて虚像の距離を制御する。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一形態を図面を参
照して説明する。図1は本発明の映像表示装置の原理図
である。本発明の映像装置では、左右2枚のレンズ1
L,1Rが設けられる。これらレンズ1L,1Rは、互
いの主点OL ,OR が、人の左右の眼2L,2Rの平均
的な距離D0 だけ離れて配置されている。また、レンズ
1L,1Rは、主平面が同一平面上にあるように配置さ
れている。ここで、レンズ1L,1Rの焦点FL ,FR
は、ともに同じ距離とする。また、主点OL ,OR を通
る軸をD軸とし、その原点をレンズ2Lの主点OL とす
る。そして、主点OL から主点OR に向かって正の向き
とする。
【0010】レンズ1L,1Rの向かい側には、それぞ
れ液晶の表示パネル3L,3Rが設けられている。表示
パネル3Lは、その中心点3LM (例えば、表示パネル
3Lが長方形の場合、その対角線の交点)が、レンズ1
L,1Rの主点OL ,OR の中点OM と焦点FL とを結
ぶ直線GL 上に位置するように配置されている。一方、
表示パネル3Rは、その中心点3RM (例えば、表示パ
ネル3Rが長方形の場合、その対角線の交点)が、中点
M と焦点FR とを結ぶ直線GR 上に位置するように配
置されている。また、表示パネル3L,3Rは、互いの
表示面が同一平面H上に位置するように配置されてい
る。
【0011】このような配置により、レンズ1Lおよび
表示パネル3Lで構成される左眼側の光学系と、レンズ
1Rおよび表示パネル3Rで構成される右眼側の光学系
とは、焦点FL ,FR の間の中点OF と、レンズ1L,
1R間の中点OM とを結んだ直線GM を中心に、対称と
なっている。
【0012】ところで、図のように左右2枚のレンズ1
L,1Rおよび表示パネル3L,3Rを使用して、無理
なく2次元画像が見られるようにするためには、表示パ
ネル3L,3Rで表示される映像の虚像4L,4Rが、
完全に重なっている必要がある。すなわち、両者の虚像
4L,4Rの中点4LM ,4RM の位置は、眼2L,2
Rに対して、前後、左右、上下のすべての方向に一致し
ている必要がある。次に、図1においては、この条件が
成り立っていることを示す。
【0013】いま、左側のレンズ1Lの主点OL と焦点
L とを結ぶ直線をS軸とし、主点OL から焦点FL
向かって正の向きとする。そして、このS軸とD軸とに
よって作られる平面において、表示パネル3Lの中心点
3LM の座標を(d1 ,s1)、虚像4Lの中心点4L
M の座標を(d2 ,s2 )とすると、 が成り立つ。ここで、fL はレンズ1Lの焦点距離、す
なわち、主点OL と焦点FL との間の距離である。
【0014】一方、レンズの結像公式により、 1/fL =1/s1 −1/s2 ・・・・(2) が成り立つ。また、主点OL 、中心点3LM ,4LM
一直線上にあることから、 s1 /s2 =d1 /d2 ・・・・(3) が成り立つ。さらに式(1)および式(3)から、 d2 =D0 /2 ・・・・(4) が得られる。虚像4Lの中心点4LM のD軸座標d2
0 /2ということは、中心点4LM は直線GM 上にあ
ることが分かる。前述したように、左眼側の光学系と右
目側の光学系とは、直線GM を中心として対称となって
いるので、虚像4Rの中心点4RM も、虚像4Lの中心
点4LM と同じ座標(d2 ,s2 )に位置すると言え
る。すなわち、図1の構成において虚像4Lおよび虚像
4Rの位置は、完全に一致している。これにより、ユー
ザは、両眼の輻輳などの調節を一致させた状態で、無理
なく像を見ることができる。
【0015】このような結果を導く要因としては、左眼
側の光学系と右目側の光学系とが対称に配置されている
ことに加え、表示パネル3L,3Rの各中心点3LM
3RM が、それぞれ直線GL ,GM 上に位置することに
ある。この関係を維持しながら、表示パネル3L,3R
をレンズ1L,1Rに近づけると、虚像4Lおよび虚像
4Rは、眼2L,2R側に近づく。反対に、表示パネル
3L,3Rをレンズ1L,1Rから遠ざけると、虚像4
Lおよび虚像4Rは、眼2L,2R側から遠ざかる。
【0016】そこで、本発明では、表示パネル3L,3
Rを互いに同期させて、それぞれ直線GL ,GM に沿っ
てスライド可能としている。また、両眼2L,2R付近
には、CCD等のセンサ5を設け、両眼2L,2Rの動
きを検知する。そして、虚像距離制御手段6は、センサ
5からの信号に基づいて、表示パネル3L,3Rの位置
を移動制御する。具体的には、両眼2L,2Rが下を向
いたときには、表示パネル3L,3Rをレンズ1L,1
Rに近づけ、反対に、両眼2L,2Rが上を向いたとき
には、表示パネル3L,3Rをレンズ1L,1Rから遠
ざける。
【0017】ただし、この場合、表示パネル3L,3R
は、焦点FL ,FR よりもレンズ1L,1R側に位置す
る範囲で制御される。これは、表示パネル3L,3Rで
表示される映像は小さいので、ユーザが目視できるよう
にするためには、拡大表示させる必要があるからであ
る。
【0018】次に、本発明の具体的な形態について説明
する。図2は本発明の第1の形態の映像表示装置として
のHMDの概略構成を示す図である。HMD(Head Mou
nted Display)10は、主に、ユーザの頭部に装着する
ホルダ11と、映像を表示する表示ユニット12とから
構成されている。表示ユニット12は、後述するレンズ
や表示パネル等を内蔵する表示機構部13と、ユニット
の左右の眼の位置にあって実際に映像を見るための映像
認識部14とから構成されている。表示ユニット12全
体は、角度調整モータ15の軸15aを介してホルダ1
1に取り付けられており、後述するように、ユーザの視
線の向きに応じて軸15a回りに回動可能となってい
る。
【0019】映像認識部14は、視線方向が開口された
筒型のケース14aを有しており、このケース14aに
は、ハーフミラー16が設けられている。ユーザは、表
示機構部13側から送られる映像(虚像)を、このハー
フミラー16を介して認識する。また、ハーフミラー1
6を通して、前方の景色も認識できる。
【0020】また、ケース14aには、CCD(Charge
Coupled Device )カメラ17が設けられている。CC
Dカメラ17は、ハーフミラー16を通してユーザの両
眼の視線を検出する。この検出信号は、コード18を介
して制御ユニット19に送られる。
【0021】制御ユニット19は、映像信号をコード1
8を介して表示ユニット12に送り、表示パネル上で表
示させる。また、制御ユニット19は、CCDカメラ1
7からの検出信号を受けて現在の視線の向きを検知し、
その向きに応じて角度調整モータ15および後述の上下
動モータ22を制御する。
【0022】図3は表示ユニット12内部の構成を示す
斜視図である。表示ユニット12の表示機構部13のケ
ース130は、それぞれ透明の天板131、底板13
2、側板133,134、正面板135、および背面板
136を、スペーサ13a,13b,13c,13dで
固定することによって形成されている。ただし、底板1
32は必ずしも必要とせず、このとき天板131は透明
でなくてもよい。ケース130の底板132には、左眼
用のレンズ20Lと右眼用のレンズ20Rとが固定され
ている。レンズ20L,20Rは、例えば凸レンズであ
り、その光軸(主点)どうしの距離が、例えば人の両眼
の平均的な間隔(65mm程度)と同じになるように設
けられている。
【0023】天板131の中央部分には、固定部材21
が取り付けられており、この固定部材21には、上下動
モータ22が固定されている。上下動モータ22は、ス
テッピングモータであり、前述の制御ユニット19から
の駆動電流によって回転し、ネジの切ってある軸22a
が上下動する。この軸22aの下端部には、固定部材2
3aを介してパネルホルダ23が固定されている。
【0024】パネルホルダ23は、固定部材23aを中
心に、4本のガイドシャフト23b,23c,23d,
23eを有している。これらのガイドシャフトのうち、
左側のガイドシャフト23b,23cどうし、右側のガ
イドシャフト23d,23eどうしは、互いに平行とな
るように設けられている。また、ガイドシャフト23
b,23c,23d,23eを含む面は、レンズ20
L,20Rの主点を結んだ線(図1におけるD軸)と平
行になっている。さらに、左側のガイドシャフト23
b,23cの端部にはストッパ部材23fが、右側のガ
イドシャフト23d,23eの端部にはストッパ部材2
3gが、それぞれ取り付けられている。
【0025】左側のガイドシャフト23b,23c間に
は、それぞれ連結部241,242を介して液晶の表示
パネル24Lがスライド可能に取り付けられている。同
様に、右側のガイドシャフト23d,23e間には、そ
れぞれ連結部243,244を介して液晶の表示パネル
24Rがスライド可能に取り付けられている。また、表
示パネル24Lおよび表示パネル24Rは、互いに表示
面が同一平面上に位置するように設けられている。表示
パネル24Lおよび表示パネル24Rは、制御ユニット
19側から送られる映像信号を表示面上で表示する。
【0026】また、表示パネル24L側の連結部24
1,242には、それぞれピン241aと図示されてい
ないピンが設けられている。これらピン241aおよび
図示されていないピンは、その軸芯が、表示面の中心点
を通り、かつ表示パネル24Lの表示面と同一平面上
に、さらにスライド方向と直角の向きに設けられてい
る。連結部241,242のピン241aおよび図示さ
れていないピンは、それぞれ、正面板135、背面板1
36に形成された斜めのスリット135a、スリット1
36aにスライド可能に挿入されている。ここで、スリ
ット135aおよびスリット136aは、レンズ20
L,20Rの主点間の中点とレンズ20Lの焦点とを結
んだ線、すなわち、図1における直線GL と対応する線
と平行に形成されている。
【0027】同様に、表示パネル24R側の連結部24
3,244には、それぞれピン243aと図示されてい
ないピンが設けられている。これらピン243aおよび
図示されていないピンは、その軸芯が、表示面の中心点
を通り、かつ表示パネル24Rの表示面と同一平面上
に、さらにスライド方向と直角の向きに設けられてい
る。連結部243,244のピン243aおよび図示さ
れていないピンは、それぞれ、正面板135、背面板1
36に形成された斜めのスリット135b、スリット1
36bにスライド可能に挿入されている。ここで、スリ
ット135bおよびスリット136bは、レンズ20
L,20Rの主点間の中点とレンズ20Rの焦点とを結
んだ線、すなわち、図1における直線GR と対応する線
と平行に形成されている。
【0028】このような構成の表示ユニット12は、左
右の表示パネル24L,24Rで表示された映像が、そ
れぞれレンズ20L,20Rを通過し、ハーフミラー1
6で反射して、ユーザの左右の眼30L,30Rに拡大
された虚像として到達する。この虚像の表示原理につい
ては、図1で示したものと同じである。
【0029】また、上下動モータ22を動作させて軸2
2aを上下動させると、それに応じて表示パネル24
L,24Rも左右、上下に移動する。具体的には、軸2
2aを下降させると、パネルホルダ23も一体に下降す
る。これにより、表示パネル24L,24Rは、レンズ
20L,20R側に近づくので、眼30L,30R側で
は、虚像が近接した距離に見える。また、このとき、表
示パネル24L,24Rは、スリット135a,136
a、スリット135b,136bに沿って移動、すなわ
ち、図1で示した直線GL ,GR に沿って移動するの
で、左右の映像の虚像は完全に重なった状態で表示され
る。よって、ユーザは違和感なく映像を認識することが
できる。
【0030】一方、上下動モータ22の軸22aを上昇
させると、パネルホルダ23も一体に上昇する。これに
より、表示パネル24L,24Rは、レンズ20L,2
0R側から遠ざかるので、眼30L,30R側では、虚
像が遠方に見える。また、このとき、表示パネル24
L,24Rは、スリット135a,136a、スリット
135b,136bに沿って移動、すなわち、直線
L ,GR に沿って移動するので、左右の映像の虚像は
完全に重なった状態で表示される。よって、下降のとき
と同じように、ユーザは違和感なく映像を認識すること
ができる。
【0031】次に、このような表示ユニット12を備え
るHMD10全体の動作について説明する。図4は本発
明の第1の形態のHMD10の動作を説明する図であ
り、(A)はユーザの視線が水平方向を向いている場合
の図、(B)はユーザの視線が下方を向いている場合の
図である。まず、ユーザの左右の眼30L,30Rの視
線E1が、水平線I1 方向またはそれよりも上方を向い
ている場合には、制御ユニット19側では、ユーザの眼
30L,30Rの焦点が遠方に合っていると判断し、図
(A)に示すように、表示パネル24L,24Rをレン
ズ20L,20Rから遠ざける。これにより、虚像31
は遠方(例えば15mの位置)に形成される。
【0032】一方、ユーザの左右の眼30L,30Rの
視線E1 が、水平線I1 方向よりも下方を向いている場
合には、制御ユニット19側では、ユーザの眼30L,
30Rの焦点が近傍に合っていると判断し、図(B)に
示すように、表示パネル24L,24Rをレンズ20
L,20Rに近づける。これにより、虚像31は近傍
(例えば0.5mの位置)に形成される。また、これと
同時に、表示ユニット12は、視線E1 に合わせて下方
に傾き、視線E1 が虚像31の中心位置にくるように制
御される。
【0033】このような虚像31の距離変化や表示ユニ
ット12の傾きは、図3で示した上下動モータ22およ
び図2で示した角度調整モータ15を駆動することによ
り連続的に行うことができるので、自然な状態で映像を
表示させることができる。
【0034】図5は本発明の第1の形態における虚像距
離制御の手順を示すフローチャートである。 〔S1〕CCDカメラ17から送られる検出信号に基づ
いて、ユーザの眼30L,30Rの視線方向を検出す
る。 〔S2〕視線方向に変化があるなどの理由により、虚像
距離制御が必要であるか否かを判断し、必要であればス
テップS3に進み、必要でなければ本フローチャートを
終了する。 〔S3〕上下動モータ22および角度調整モータ15を
駆動することにより、視線方向に応じた虚像距離の制御
と、表示ユニット12の角度の制御を行う。虚像距離の
制御の具体例としては、視線方向が水平(0°)または
それ以上上方に向いていれば、虚像距離が例えば15m
となるように制御し、視線方向が0°〜−10°の場合
には虚像距離が5mとなるように制御し、視線方向が−
10°以下の場合には虚像距離が0.5mとなるように
制御する。
【0035】なお、本形態では、表示パネル24L,2
4R側を移動させることにより、虚像31の距離を制御
するようにしたが、レンズ20L,20R側を移動させ
るようにしても、同様の効果が得られる。
【0036】また、本形態では、左右のレンズ20L,
20Rによって拡大される虚像の位置を完全に一致させ
るようにしたが、両眼視差を利用した左右異なる映像を
表示パネル24L,24Rで表示させることにより、立
体的な映像を表示することができる。
【0037】さらに、上下動モータ22としては、ステ
ッピングモータ以外に、超音波モータ、DCモータな
ど、他のタイプのモータも使用できる。ただし、この場
合には、ロータリエンコーダなどの位置検出手段が必要
である。
【0038】さらにまた、表示パネル24L,24Rと
しては、液晶パネル以外に、小型のCRTなどの他の素
子も使用できる。また、本形態では、レンズ20L,2
0R、表示パネル24L,24Rをそれぞれ2個ずつ設
けて、両眼で虚像を見るようにしたが、レンズおよび表
示パネルを1対だけ設けて、ビューファインダのように
片眼だけで見えるようにしてもよい。
【0039】さらに、本形態では、ユーザの視線を検出
する手段として、CCDカメラ17を用いたが、赤外線
照射型のセンサを用いることもできる。図6は赤外線照
射型センサの構造の一例を示す図であり、(A)は検出
側の面の構成を示す図、(B)は使用方法を示す図であ
る。赤外線照射型センサ32は、図(A)に示すよう
に、2個の赤外線LED321,322と、4個のフォ
トダイオード323,324,325,326から構成
されている。このような赤外線照射型センサ32は、赤
外線LED321,322から眼に対して赤外線を照射
し、そのきょう膜で反射した光をフォトダイオード32
3,324,325,326で受光する。制御ユニット
19側では、各フォトダイオード323,324,32
5,326における受光強度を解析し、視線方向を検出
する。
【0040】実際の使用では、図(B)に示すように、
左右の眼30L,30Rに対応してそれぞれ赤外線照射
型センサ32L,32Rを取り付ける。これにより、視
線方向が検出できる。
【0041】また、本形態では、レンズ20L,20R
として、凸レンズを使用する例を示したが、図7に示す
ように、凹面鏡を用いることも可能である。すなわち、
表示パネル24L,24Rからの映像が視線の方向に反
射するようにハーフミラー16を設け、さらに、ハーフ
ミラー16の先に凹面鏡33を設ける。これにより、ハ
ーフミラー16で反射した映像は、凹面鏡33で反射さ
れ、左右の眼30L,30Rでは、拡大された虚像34
が認識される。
【0042】さらに、本形態では、レンズ20L,20
Rで拡大された虚像をハーフミラー16で反射させて両
眼30L,30Rに入射させるようにしたが、ハーフミ
ラー16を設けずに、図8に示すように、レンズ20
L,20Rで拡大された虚像35を直接両眼30L,3
0Rに入射させる構成も可能である。
【0043】また、本形態では、図3に示したように、
表示パネル24L,24Rの移動を上下動モータ22で
行うようにしたが、他の上下動機構を用いるようにして
もよい。
【0044】次に、本発明の第2の形態について説明す
る。図9は本発明の第2の形態のHMDによる表示ユニ
ット内部の構成を示す斜視図である。また、図10は本
発明の第2の形態のHMDによる表示パネル上下動機構
の概略構成を示す図である。ここでは、図3と同じ構成
部分については同一符号を付して説明を省略する。
【0045】まず、図9に示すように、固定部材21の
ほぼ中心には、孔21aが形成されており、この孔21
aには、上下動シャフト41が上下動可能に挿入されて
いる。この上下動シャフト41の下端部41aは、パネ
ルホルダ23の固定部材23aの上面に当接している。
パネルホルダ23は、底板132との間に固定されたバ
ネ42によって、常に上方に付勢されている。また、ケ
ース130の虚像側の上側端部には、段部130aが形
成されている。
【0046】図2で示した頭部用のホルダ11には、図
10に示すように、ガイド部材43が固定されている。
ガイド部材43には、適切に計算された曲線状のガイド
面43aが形成されている。このガイド面43aには、
上下動シャフト41の上端部41bが当接している。表
示ユニット12全体は、ユーザの眼30L,30Rの位
置とほぼ同じ位置でガイド部材43に対して回動可能と
なっている。
【0047】そして、ユーザの左右の眼30L,30R
の視線E2 が、水平線I2 方向またはそれよりも上方を
向いている場合には、図10のように、上下動シャフト
41の上端部41bがガイド面43aの上端側に当接す
る。このとき、上下動シャフト41は最も高い位置にあ
るので、表示パネル24L,24Rはレンズ20L,2
0Rから遠くに位置している。これにより、虚像44は
遠方に形成される。
【0048】一方、ユーザの左右の眼30L,30Rの
視線E2 が、水平線I2 方向よりも下方を向いている場
合には、図11に示すように、表示ユニット12全体が
下方に傾き、視線E2 が虚像44の中心位置にくるよう
にように制御される。このとき、上下動シャフト41の
上端部41bは、図10の場合よりもガイド面43aの
下側部分に当接し、下方に押される。また、同時に、表
示パネル24L,24Rは、上下動シャフト41の下端
部41aに押されて下降し、レンズ20L,20Rに近
づく。これにより、虚像44が近傍に形成される。
【0049】次に、本発明の第3の形態について説明す
る。図12は本発明の第3の形態のHMDの表示ユニッ
ト内部の構成を示す斜視図である。なお、ここでは、こ
こでは、図3と同じ構成部分については同一符号を付し
て説明を省略する。表示ユニット12は、角度調整モー
タ15の軸15aに固定されている。角度調整モータ1
5の本体は、制御板50と一体に取り付けられている。
制御板50は、図2で示した頭部用のホルダ11に連結
されている。この制御板50には、曲線状のスリット5
0aが形成されている。また、スリット50aには、パ
ネルホルダ23のストッパ部材23fから突き出たピン
23hが嵌入している。ピン23hは、表示パネル24
L,24Rの中心点を結んだ直線上に延びるように設け
られている。
【0050】パネルホルダ23の固定部材21の下面と
ケース130との間には、バネ51が設けられている。
このバネ51によって、パネルホルダ23は、常に上方
に付勢されている。
【0051】図13は本発明の第3の形態のHMDの表
示ユニットの動作を説明する図であり、(A)はユーザ
の視線が水平方向を向いている場合の図、(B)はユー
ザの視線が下方を向いている場合の図である。まず、ユ
ーザの左右の眼30L,30Rの視線E3 が、水平線I
3 方向またはそれよりも上方を向いている場合には、図
(A)に示すように、図2で示した角度調整モータ15
の動作によって、表示パネル24L,24Rが水平とな
るように、表示ユニット12全体の傾きが制御される。
このとき、制御板50の溝50aとピン23hとの嵌合
により、表示パネル24L,24Rは、レンズ20L,
20Rから遠い位置に保持される。これにより、虚像5
2は遠方に形成される。
【0052】一方、ユーザの左右の眼30L,30Rの
視線E3 が、水平線I3 方向よりも下方を向いている場
合には、図(B)に示すように、表示ユニット12全体
が下方に傾き、視線E3 が虚像52の中心位置にくるよ
うに制御される。このとき、表示パネル24L,24R
は、ピン23hが制御板50の溝50aに付勢されて移
動し、レンズ20L,20Rに近づく。これにより、虚
像52が近傍に形成される。
【0053】次に、本発明の第4の形態について説明す
る。図14は本発明の第4の形態の構成を示す斜視図で
ある。ノート型パソコン60は、本体部61と、映像表
示用の表示ユニット62とから構成されている。本体部
61は、その上面に多数のキー611を有しており、ま
た、内部には、パソコンの基本機能と、表示ユニット6
2用の制御部とが設けられている。
【0054】一方、表示ユニット62は、アーム63に
よって本体部61に連結されており、軸63aを中心に
手動で上下動できるようになっている。また、表示ユニ
ット62全体は、アーム63の軸63bを中心に手動に
よって回動できるように取り付けられている。さらに、
使用しないときの表示ユニット62は、図に示すよう
に、本体部61の凹部61aに納まるように設けられて
いるので、携帯に適している。
【0055】表示ユニット62は、表示機構部621と
映像認識部622とから構成されている。これら表示機
構部621および映像認識部622の構造は、それぞれ
図2で示した表示機構部13および映像認識部14とほ
ぼ同じなので、ここでは説明を省略する。表示機構部6
21内の表示パネルには、通常のパソコン用の画面表示
がなされ、ユーザは、この画面の拡大された虚像を、映
像認識部14のハーフミラー622aを介して見ること
ができる。
【0056】また、表示ユニット62には、図示されて
いない角度センサが設けられており、水平方向に対する
軸63a回りの角度を検出する。この検出信号は、本体
部61内部に送られる。
【0057】次に、このノート型パソコン60の使用方
法について説明する。図15は本発明の第4の形態のノ
ート型パソコン60の使用状態を示す図である。使用す
るときには、まず、アーム63を上方に回動させて、表
示ユニット62を上昇させる。そして、ユーザは、映像
認識部622のハーフミラー622aを介して映像を見
る。このとき、表示ユニット12全体を軸63bを中心
に回動させることにより、ユーザにとって見やすい角度
で映像を見ることができる。具体的には、表示ユニット
12を下方に向けると、第1の形態と同様の原理によっ
て、虚像が近傍で見える。一方、表示ユニット12を正
面または上方に向けると、虚像は遠方に見える。
【0058】また、虚像を見ることができると同時に、
ハーフミラー622a越しに、手元のキー611も見る
ことができる。よって、従来のノート型パソコンのよう
に、液晶モニタとキーボードとを交互に見ながら操作す
る必要がなく、作業効率が向上する。また、液晶モニタ
のように光の反射なども気にする必要がない。
【0059】なお、本形態では、表示ユニット12を手
動で回動させるようにしたが、第1の形態などのよう
に、モータおよび視線検出用のセンサを用いることによ
り、視線方向に応じて自動的に角度を調整できるように
してもよい。
【0060】また、ノート型パソコン60として、キー
611の代わりに、手書き式のボードを用いるようにし
てもよい。さらに、本体部61側に補助の表示画面を設
け、表示ユニット12と組み合わせて用いるようにして
もよい。
【0061】
【発明の効果】以上説明したように本発明では、利用者
の視線の向きを検出し、この視線の向きに応じて、表示
パネルおよび拡大光学部材の間隔を切り換えて虚像の距
離を制御するようにしたので、ユーザの眼の焦点に合わ
せて虚像の位置を調節するこができる。よって、快適な
鑑賞を可能とする
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の映像表示装置の原理図である。
【図2】本発明の第1の形態の映像表示装置の概略構成
を示す図である。
【図3】表示ユニット内部の構成を示す斜視図である。
【図4】本発明の第1の形態のHMDの動作を説明する
図であり、(A)はユーザの視線が水平方向を向いてい
る場合の図、(B)はユーザの視線が下方を向いている
場合の図である。
【図5】本発明の第1の形態における虚像距離制御の手
順を示すフローチャートである。
【図6】赤外線照射型センサの構造の一例を示す図であ
り、(A)は検出側の面の構成を示す図、(B)は使用
方法を示す図である。
【図7】本発明の第1の形態において凸レンズの代わり
に凹面鏡を用いた場合の構成例を示す図である。
【図8】本発明の第1の形態において虚像を直接両眼に
入射させる場合の構成例を示す図である。
【図9】本発明の第2の形態のHMDによる表示ユニッ
ト内部の構成を示す斜視図である。
【図10】本発明の第2の形態のHMDによる表示パネ
ル上下動機構の概略構成を示す図である。
【図11】本発明の第2の形態のHMDにおいて、ユー
ザの視線が下方を向いている場合のを示す図である。
【図12】本発明の第3の形態のHMDによる表示ユニ
ット内部の構成を示す斜視図である。
【図13】本発明の第3の形態のHMDの表示ユニット
の動作を説明する図であり、(A)はユーザの視線が水
平方向を向いている場合の図、(B)はユーザの視線が
下方を向いている場合の図である。
【図14】本発明の第4の形態の構成を示す斜視図であ
る。
【図15】本発明の第4の形態のノート型パソコンの使
用状態を示す図である。
【図16】従来のHMDの基本構成を示す図である。
【図17】携帯型ビデオカメラの基本構成を示す図であ
る。
【符号の説明】
1L,1R・・・レンズ、2L・・・左眼、2R・・・
右眼、3L,3R・・・表示パネル、4L,4R・・・
虚像、5・・・センサ、6・・・虚像距離制御手段、1
0・・・HMD(Head Mounted Display)、11・・・
ホルダ、12・・・表示ユニット、13・・・表示機構
部、14・・・映像認識部、15・・・角度調整モー
タ、16・・・ハーフミラー、17・・・CCDカメ
ラ、19・・・制御ユニット、20L,20R・・・レ
ンズ、22・・・上下動モータ、24L,24R・・・
表示パネル、30L,30R・・・眼

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 虚像を利用した映像表示装置において、 映像を表示する表示パネルと、 前記表示された映像を拡大するレンズ等の拡大光学部材
    と、 前記表示パネルおよび前記拡大光学部材の間隔を連続し
    て切り換え可能に支持する光学系支持機構部と、 利用者の視線の向きを検出する視線検出手段と、 前記検出された利用者の視線の向きに応じて前記表示パ
    ネルおよび前記拡大光学部材の間隔を切り換えて前記虚
    像の距離を制御する虚像距離制御手段と、 を有することを特徴とする映像表示装置。
  2. 【請求項2】 前記虚像距離制御手段は、前記視線が水
    平または上方を向いているときには前記虚像を遠方に表
    示し、前記視線が水平より下方を向いているときには前
    記虚像を近傍に表示するように、前記光学系支持機構部
    を駆動するように構成されていることを特徴とする請求
    項1記載の映像表示装置。
  3. 【請求項3】 前記虚像距離制御手段は、前記拡大光学
    部材に対する前記表示パネルの距離を移動制御するモー
    タと、前記モータを駆動する駆動手段と、を有すること
    を特徴とする請求項1記載の映像表示装置。
  4. 【請求項4】 前記拡大光学部材の光軸の角度を切り換
    え可能なように前記光学系支持機構部を軸支する光学系
    軸支機構部と、前記視線方向の上下方向の角度に応じ
    て、前記虚像の中心が前記視線上に位置するように前記
    光学系軸支機構部を制御する光軸角度制御手段を有する
    ことを特徴とする請求項1記載の映像表示装置。
  5. 【請求項5】 前記光学系軸支機構部の動作に連動して
    前記光学系支持機構部を動作させる連動機構部、を有す
    ることを特徴とする請求項4記載の映像表示装置。
  6. 【請求項6】 前記表示パネル、前記拡大光学部材、お
    よび前記光学系支持機構部を一体に支持する表示機構部
    と、前記拡大光学部材で拡大された虚像を前記利用者の
    眼の方向に反射させるミラーと、を有することを特徴と
    する請求項1記載の映像表示装置。
  7. 【請求項7】 前記ミラーは、ハーフミラーであること
    を特徴とする請求項5記載の映像表示装置。
  8. 【請求項8】 前記視線検出手段は、CCD(Charge C
    oupled Device )カメラであることを特徴とする請求項
    1記載の映像表示装置。
  9. 【請求項9】 携帯型のパソコンにおいて、 入力機能および演算機能を有する本体部と、 前記本体部と連結されるとともに、映像を表示する表示
    パネルと、前記表示された映像を拡大する拡大光学部材
    と、前記表示パネルおよび前記拡大光学部材の間隔を連
    続して切り換え可能に支持する光学系支持機構部と、利
    用者の視線の向きを検出する視線検出手段と、前記検出
    された利用者の視線の向きに応じて前記表示パネルおよ
    び前記拡大光学部材の間隔を切り換えて前記虚像の距離
    を制御する虚像距離制御手段と、を有する映像表示装置
    と、 を有することを特徴とするパソコン。
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