JP3895209B2 - 車両用のニーエアバッグ装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
この発明は、乗員の膝部を保護する車両用のニーエアバッグ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
自動車における乗員の左右膝部に対応する前方位置、例えばインストルメントパネルの下部には、車両衝突時に膨張して突出し乗員の膝部を保護するエアバッグが設置されている(類似技術として、特開平9−123863号公報参照)。
【0003】
この種のエアバッグは、先端部が塞がれた細長い筒形状で、基端部が車体に支持されたベースに取付けられ、通常時は折り畳み状態で収納されている。そして、衝突時にベースに形成されたガス噴出孔から、インフレータのガスをエアバッグ内に導入してエアバッグを膨張させるようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、このような従来の技術にあっては、突出したエアバッグの先端部が内部圧力により凸形状になるため、乗員の膝部に当たった後に位置ずれが生じて、膝部を確実に受け止められないおそれがある。そのため、先端部が凸形状になっても、膝部に対する十分な接触面積を確保して、膝部を確実に受け止められるように、エアバッグ自体の断面積(容量)を大きく確保する必要があった。従って、従来はどうしても大型のインフレータが必要となり、車体重量の増加を招いていた。
【0005】
この発明は、このような従来の技術に着目してなされたものであり、エアバッグの断面積を大きくしなくても、乗員の膝部を確実に受け止められる車両用のニーエアバッグ装置を提供するものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
請求項1記載の発明は、乗員の左右膝部に対応する前方位置にガス噴出孔を有するベースをそれぞれ支持し、該ベースに対して先端部が塞がれた筒形状のエアバッグを折りたたみ状態で取付け、車両衝突時に各エアバッグを膨張させて乗員の膝部側へ向けて突出させる車両用のニーエアバッグ装置であって、前記エアバッグに、該エアバッグの幅方向中央部分で該エアバッグの先端部を越えて上下方向に掛け渡され該エアバッグの幅よりも小なる幅の突出規制ベルトを設け、該突出規制ベルトの基端部をエアバッグ又はベースに固定すると共に、突出規制ベルトの突出方向での長さを突出規制ベルトが掛け回される部分のエアバッグの長さよりも短くして、エアバッグの膨張時に、突出したエアバッグの先端部に乗員の膝部を受け入れ可能な幅と深さを有して該膝部を受け止めるための上下方向に延びる溝状の凹部が突出規制ベルトにより形成される。
【0007】
請求項1記載の発明によれば、エアバッグの先端部に掛け回した突出規制ベルトにより、エアバッグの先端部に凹部が形成されるため、エアバッグが細長い形状でも、乗員の膝部を確実に受け止めることができ、安定した拘束性が得られる。
【0008】
請求項2記載の発明は、突出規制ベルトの基端部をベース位置まで延長すると共に、該基端部を折り曲げてベースに固定した。
【0009】
請求項2記載の発明によれば、突出規制ベルトの基端部をベースに固定したため、突出規制ベルトの固定強度が高く、固定部の破断の心配がない。従って、突出規制ベルトの基端部をエアバッグに固定する場合に比べて、エアバッグの先端部により深い凹部を形成することができる。
【0010】
請求項3記載の発明は、突出規制ベルトがエアバッグと同じ布部材で形成されている。
【0011】
請求項3記載の発明によれば、突出規制ベルトをエアバッグと同じ布部材で形成したため、コスト的に有利である。
【0012】
請求項4記載の発明は、エアバッグが断面四角形である。
【0013】
請求項4記載の発明は、エアバッグが断面四角形のため、エアバッグの上下面又は左右面が平坦で、先端部に掛け回した突出規制ベルトの位置が安定する。
【0014】
請求項5記載の発明は、エアバッグの基端部に該基端部を閉塞するガス孔付きの基端パネルを取付け、該基端パネルのエアバッグ内部側にガス孔付きのリテーナを設け、該リテーナとベースとを基端パネルを挟持した状態で締結手段により締結した。
【0015】
請求項5記載の発明によれば、エアバッグの基端部を基端パネルで閉塞したことにより基端部の気密性が向上する。また、基端パネルをリテーナとベースの間で挟持したため、エアバッグの基端部のベースに対する取付強度が向上する。
【0016】
【発明の実施の形態】
以下、この発明の好適な実施形態を図1〜図7に基づいて説明する。この実施形態は、キャブオーバー型の小型トラックのインストルメントパネル1の下部に取付けられるニーエアバッグ装置に関する。尚、ニーエアバッグ装置は、運転席側及び助手席側にそれぞれ設置されているが、この実施形態では運転席側だけを代表して説明する。
【0017】
インストルメントパネル1の下部には、乗員の膝部2に対応して左右両側に四角形のベース3が図示せぬブラケットにより固定されている。ベース3の中央にはガス噴出孔4が形成され、四隅には取付孔5が形成されている。ガス噴出孔4にはガス導入パイプ6が接続され、ガス導入パイプ6には左右一対の小型インフレータ7が接続されている。そして、車両衝突時にインフレータ7からガス導入パイプ6内にガスを噴射するようになっている。
【0018】
ベース3には、ベース3と同一断面形状で筒型のケース8が取付けられる。ケース8は樹脂製で、乗員側の開口は一体形成されたカバー9にて覆われている。カバー9には、薄肉のテア10が略H状に形成され、ここからカバー9が上下に開裂するようになっている。
【0019】
このケース8内にそれぞれエアバッグ11が折り畳み状態で収納される。エアバッグ11は断面四角形の筒形状で、先端部12は閉塞されている。先端部12は、上下にはU形で左右には真っ直ぐな形状になっている。
【0020】
このエアバッグ11は、上下と先端部12を形成するメインパネル13と、左右のサイドパネル14を縫製部S1(図6参照)で結合した構造になっている。また、エアバッグ11の基端部には四角形の基端パネル15の周縁がエアバッグ11の内面に対して縫製部S2(図5参照)で結合されている。この基端パネル15はメインパネル13等と同じ布部材製で、中央にガス孔16が形成され、四隅に取付孔17が形成されている。
【0021】
また、基端パネル15の内側には金属製のリテーナ18が設けられる。リテーナ18にもガス孔19が形成され、その四隅に溶接ボルト20が設けられている。このリテーナ18は基端パネル15のガス孔16を変形させて、そこからエアバッグ11内に入れられる。リテーナ18の溶接ボルト20は基端パネル15の取付孔孔17からベース3の取付孔孔4に挿入され、裏側からナット21にて固定される。この実施形態では、溶接ボルト20とナット21により「締結手段」が形成されている。
【0022】
ナット21を溶接ボルト20に固定することで、リテーナ18が基端パネル15を挟持した状態でベース3に締結され、エアバッグ11のベース3に対する基本的な取付けを形成する。基端パネル15をリテーナ18とベース3で挟持したことにより、エアバッグ11の基端部のベース3に対する取付強度が高くなる。
【0023】
そして、この実施形態では、エアバッグ11の外側に突出規制ベルト22を追加している。突出規制ベルト22は、図3に示すように、幅W2がメインパネル13の幅W1よりも小さく、突出方向での長さL2もメインパネル13の長さL1よりも短い。突出規制ベルト22は、エアバッグ11と同じ布部材で形成したもので、コストの面で有利である。
【0024】
また、突出規制ベルト22の基端部23は延長形成され、そこに取付孔24が形成されている。従って、この突出規制ベルト22を上下方向においてエアバッグ11の先端部12を越えて掛け渡した状態で、基端部23を折り曲げて取付孔24内に溶接ボルト20を挿入し、基端パネル15と一緒にこの基端部23もリテーナ18とベース3の間で挟持する。
【0025】
このような構造のニーエアバッグ装置は、車両が衝突すると、インフレータ7からガス導入パイプ6内にガスが噴射され、そのガスがガス導入パイプ6を介し、ベース3のガス噴出孔4から基端パネル15及びリテーナ18のガス孔16、19を通過して、エアバッグ11内に導入される。
【0026】
ケース8内で膨張したエアバッグ11は、カバー9をテア10から上下に押し開き、乗員の膝部2に向けて突出して、膝部2を受け止めて保護する。この時、図7に示す如く、エアバッグ11の先端部12に凹部Xが形成されるため、エアバッグ11が細長い形状でも、乗員の膝部2を確実に受け止めることができ、安定した拘束性が得られる。
【0027】
また、突出規制ベルト22の基端部23をリテーナ18とベース3の間に挟持したため、突出規制ベルト22の固定強度が高く、固定部22の破断の心配がない。従って、エアバッグ11の先端部12に深い凹部Xを形成することができる。
【0028】
更に、エアバッグ11が断面四角形のため、エアバッグ11の上下面が平坦で、先端部12に掛け回した突出規制ベルト22の位置が安定する。
【0029】
尚、以上の実施形態では、突出規制ベルト22の幅W2を、エアバッグ11の幅W1よりも若干小さい程度にしたが、これに限定されず、凹部Xが形成できれば、紐のように小さな幅でも良い。
【0030】
また、突出規制ベルト22は、左右方向又は斜め方向でエアバッグ11の先端部12に掛け渡しても良く、両方を十字又はX字に掛け渡しても良い。更に、突出規制ベルト22の長さを短くして、基端部をエアバッグ11の途中位置に縫製固定しても良い。
【0031】
【発明の効果】
この発明によれば、エアバッグの先端部に掛け渡した突出規制ベルトにより、エアバッグの先端部に凹部が形成されるため、エアバッグが細長い形状でも、乗員の膝部を確実に受け止めることができ、安定した拘束性が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】インストルメントパネルの下部に設置されたニーエアバッグ装置を示す断面図。
【図2】ニーエアバッグ装置を示す斜視図。
【図3】エアバッグの構造を示す分解斜視図。
【図4】エアバッグを示す斜視図。
【図5】図4中矢示SA−SA線に沿う断面図。
【図6】図4中矢示SB−SB線に沿う断面図。
【図7】エアバッグの先端部に形成された凹部を示す平面図。
【符号の説明】
1 インストルメントパネル
2 膝部
3 ベース
4 ガス噴出孔
11 エアバッグ
12 先端部
15 基端パネル
18 リテーナ
20 溶接ボルト(締結手段)
21 ナット(締結手段)
22 突出規制ベルト
X 凹部
Claims (5)
- 乗員の左右膝部に対応する前方位置にガス噴出孔を有するベースをそれぞれ支持し、該ベースに対して先端部が塞がれた筒形状のエアバッグを折りたたみ状態で取付け、車両衝突時に各エアバッグを膨張させて乗員の膝部側へ向けて突出させる車両用のニーエアバッグ装置であって、
前記エアバッグに、該エアバッグの幅方向中央部分で該エアバッグの先端部を越えて上下方向に掛け渡され該エアバッグの幅よりも小なる幅の突出規制ベルトを設け、
該突出規制ベルトの基端部をエアバッグ又はベースに固定すると共に、突出規制ベルトの突出方向での長さを突出規制ベルトが掛け回される部分のエアバッグの長さよりも短くして、エアバッグの膨張時に、突出したエアバッグの先端部に乗員の膝部を受け入れ可能な幅と深さを有して該膝部を受け止めるための上下方向に延びる溝状の凹部が突出規制ベルトにより形成されることを特徴とする車両用のニーエアバッグ装置。 - 請求項1記載の車両用のニーエアバッグ装置であって、
突出規制ベルトの基端部をベース位置まで延長すると共に、該基端部を折り曲げてベースに固定したことを特徴とする車両用のニーエアバッグ装置。 - 請求項1又は請求項2記載の車両用のニーエアバッグ装置であって、
突出規制ベルトが、エアバッグと同じ布部材で形成されていることを特徴とする車両用のニーエアバッグ装置。 - 請求項1〜3のいずれか1項に記載の車両用のニーエアバッグ装置であって、
エアバッグが、断面四角形であることを特徴とする車両用のニーエアバッグ装置。 - 請求項1〜4のいずれか1項に記載の車両用のニーエアバッグ装置であって、
エアバッグの基端部に該基端部を閉塞するガス孔付きの基端パネルを取付け、該基端パネルのエアバッグ内部側にガス孔付きのリテーナを設け、該リテーナとベースとを基端パネルを挟持した状態で締結手段により締結したことを特徴とする車両用のニーエアバッグ装置。
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