JP3890184B2 - 電源装置及びその電力制御方法、情報処理機器 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えば、パーソナルコンピュータやワードプロセッサ等に用いて好適な電源装置、電力制御方法に関し、また、その電源装置を備えた情報処理機器に関する。
【0002】
【従来の技術】
図4は、従来の電源装置の構成を示す。図4に示されるように従来の電源装置は、AC/DCコンバータ41と、電流検出用の抵抗42と、電流検出回路43と、DC/DCコンバータ45等とを有する。AC/DCコンバータ41は、商用電源電圧を所定の直流電圧に安定化して出力する。また、DC/DCコンバータ45は、AC/DCコンバータ41の出力をさらに異なる直流電圧に変換して出力する。電源装置のDC/DCコンバータ45には、図示されていないが主負荷が接続されている。
【0003】
電流検出回路43は、AC/DCコンバータ41の出力ライン上に挿入された抵抗42の両端に発生する電圧をそれぞれに検出し、この検出電圧の差を求めて増幅する。この抵抗42に流れる電流に応じた増幅出力がDC/DCコンバータ45の制御端子に供給される。DC/DCコンバータ45は、電流検出回路43からの増幅出力と、所定のしきい値レベルとを比較してしきい値レベル以上となった時に、過負荷状態と判定して出力電圧が低くなるように動作する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上述した従来の電源装置においては、AC/DCコンバータ41の出力ライン上に挿入された抵抗42を用いて過電流を検出するように構成されているため不要な電力損出や電圧降下が発生する問題点があった。また、負荷に対して高い電圧安定度が要求される場合には、従来の電源装置においては、入力段のAC/DCコンバータ41に最大負荷を想定した余裕を持った大型のものを採用する必要があり、装置全体の小型軽量化及び低価格化の阻害要因となっていた。さらに、負荷としてマイクロコンピュータ及びメモリを有する情報処理装置等が接続される場合には、二次電池等を含んだバックアップ電源としてのバッテリ部等が必要とされる可能性が高く、また、主負荷の情報処理装置以外に各種負荷がAC/DCコンバータ41に接続される場合が想定され、多様化する負荷に対して柔軟かつ容易に対応することができる電源装置の要求が強まりつつある。
【0005】
本発明は、斯かる問題点を鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、過負荷状態を回避して安定的に主負荷に対して電力を供給することができ、然も、装置全体の小型軽量化及び低価格化を図ることができる電源装置及び電力制御方法を提供することにある。また、その電源装置を備えた情報処理機器を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明は、上記課題を解決すべく、以下に掲げる構成とした。
請求項1記載の発明の要旨は、商用電源電圧を所定の安定化した直流電圧に変換し、出力ラインを介して主負荷と主負荷以外の負荷とに供給する電圧変換部を有する電源装置であって、前記電圧変換部の出力ライン上に挿入されるコイルと、前記コイルの両端に発生する電圧を検出し、得られた検出電圧に応じて制御信号を生成する制御信号生成手段と、前記制御信号生成手段からの制御信号により切り替え動作して前記主負荷以外の負荷を前記電圧変換部の出力ラインから切り離す分離手段とを備えたことを特徴とする電源装置に存する。
請求項2記載の発明の要旨は、さらに、前記主負荷の前段において前記電圧変換部からの直流電圧を所定の第2の直流電圧に変換する第2の電圧変換手段を備えたことを特徴とする請求項1に記載の電源装置に存する。
請求項3記載の発明の要旨は、前記制御信号生成手段には前記主負荷以外の負荷からの検出信号が供給され、前記制御信号生成手段は、前記コイルの両端に発生する電圧を検出し、得られた検出電圧と、前記主負荷以外の負荷からの検出信号とに応じて前記制御信号を生成することを特徴とする請求項1または2に記載の電源装置に存する。
請求項4記載の発明の要旨は、前記電圧変換部の出力ラインには前記主負荷以外の複数の負荷が接続され、前記分離手段は、前記制御信号生成手段からの制御信号により切り替え動作して前記主負荷以外の複数の負荷の内の所定の負荷を電圧変換部の出力ラインから切り離すことを特徴とする請求項1及至3のいずれかに記載の電源装置に存する。
請求項5記載の発明の要旨は、前記コイルはノイズフィルタの一部であることを特徴とする請求項1及至4のいずれかに記載の電源装置に存する。
請求項6記載の発明の要旨は、前記主負荷にマイクロコンピュータ及びメモリを含む情報処理手段が含まれ、前記主負荷以外の負荷に二次電池が含まれることを特徴とする請求項1及至5のいずれかに記載の電源装置に存する。
請求項7記載の発明の要旨は、請求項1及至6のいずれかに記載の電源装置を有することを特徴とする情報処理機器に存する。
請求項8記載の発明の要旨は、商用電源電圧を所定の安定化した直流電圧に変換し、出力ラインを介して主負荷と主負荷以外の負荷とに供給する電圧変換部を有する電源装置における電力制御方法であって、前記電圧変換部の出力ライン上に挿入されるコイルの両端に発生する電圧を検出し、得られた検出電圧が所定値以上で過電流状態と判定される場合に所定レベルの制御信号を生成する工程と、前記制御信号を生成する工程からの制御信号により切り替え動作して前記主負荷以外の負荷を前記電圧変換部の出力ラインから切り離す工程とを有することを特徴とする電力制御方法に存する。
請求項9記載の発明の要旨は、前記制御信号を生成する工程には前記主負荷以外の負荷からの検出信号が供給され、前記制御信号を生成する工程においては、前記コイルの両端に発生する電圧を検出し、得られた検出電圧が所定値以上で過電流状態と判定されるか、または、前記検出信号により出力ラインからの切り離しが許可されると判定される場合に所定レベルの制御信号を生成することを特徴とする請求項8に記載の電力制御方法に存する。
請求項10記載の発明の要旨は、前記電圧変換部の出力ラインには前記主負荷以外の複数の負荷が接続され、前記切り離す工程においては、前記制御信号を生成する工程からの制御信号により切り替え動作して前記主負荷以外の複数の負荷の内の所定の負荷を電圧変換部の出力ラインから切り離すことを特徴とする請求項8または9に記載の電力制御方法に存する。
請求項11記載の発明の要旨は、前記コイルはノイズフィルタの一部であることを特徴とする請求項8及至10のいずれかに記載の電力制御方法に存する。
【0007】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。
【0008】
(第1の実施の形態)
図1は、本発明をパーソナルコンピュータに適用した第1の実施の形態の全体構成を示すブロック図である。図1に示すように第1の実施の形態に係わるパーソナルコンピュータは、大別して電源装置と情報処理装置10とにより構成されている。
【0009】
電源装置は、AC/DCコンバータ1と、ヒューズ2と、電流制御回路3と、分離手段としてのスイッチング素子と、DC/DCコンバータ5と、バッテリ部6等とを有する。AC/DCコンバータ1は、商用電源電圧を例えば19Vの直流電圧に安定化して出力する。また、DC/DCコンバータ5は、AC/DCコンバータ1の出力をさらに例えば5.0V,3.3V,1.5Vの異なる3つの直流電圧にそれぞれに変換して出力する。
【0010】
電源装置のDC/DCコンバータ5には、主負荷としての情報処理装置10が接続されており、情報処理装置10の各部には、DC/DCコンバータ5の出力のそれぞれが供給される。
【0011】
情報処理装置10は、図1に示すようにCPUを有するプロセッサ部11と、ROM(Read Only Memory)及びRAM(Random Access Memory)等からなるメモリ部12と、DMA(Direct Memory Access) コントローラを含み各部との入出力処理を行う入出力制御部13とを有する。プロセッサ部11と、メモリ部12と、入出力制御部13とのそれぞれは、バスにより接続されており、データの授受が双方向に可能とされている。また、入出力制御部13には、例えば、液晶表示板及び駆動回路等を有する表示部14と、HDD(ハードディスクドライブ)回路やCD−ROM読み取り回路等を含む外部メモリ部15と、キーボード等を有する操作入力部16等とが接続されており、プロセッサ部11は、操作入力部16の状態を入出力制御部13を介して監視し、その操作状態に応じてプログラムデータや各種データをメモリ部12や外部メモリ部15から読み出し、読み出したデータに基づいて所定の手順で以て各種情報処理を実行すると共に、それに伴った表示を行う。
【0012】
AC/DCコンバータ1の出力をDC/DCコンバータ5に供給する出力ライン(+電源ライン)には、電流溶断型のヒューズ2が挿入されている。ヒューズ2の一端が後述する電流制御回路3の一方の入力端子に接続され、ヒューズ2の他端が電流制御回路3の他方の入力端子に接続されると共に、分離手段としてのスイッチング素子の一端に接続されている。
【0013】
分離手段としてのスイッチング素子としては、例えば、Pチャンネル型のMOSFET(Metal Oxide Semiconductor Field-Effect Transistor:以下、単にFETと称す。)が用いられる。従って、FET4のソースがヒューズ2の他端に接続されている。なお、分離手段としてのスイッチング素子としては、PNP形のバイポーラトランジスタを用いたり、他の素子を用いるようにしても良い。また、分離手段が接地ライン(−電源ライン)側に設けられる場合には、それに応じたNチャンネル型のFETやNPN型のバイポーラトランジスタ等が用いられる。なお、FET4のゲートが電流制御回路3の出力端子に接続され、また、FET4のドレインに情報処理装置10以外の負荷としてのバッテリ部6が接続されている。
【0014】
バッテリ部6は、二次電池を有し、また、その二次電池に応じた充電回路及び充電制御回路等を有する。例えば、二次電池としては、リチウムイオン電池、ニッケルカドミウム電池、ニッケル水素電池等が用いられる。従って、FET4がオン状態の場合で充電が必要な場合には、二次電池に対して充電が実施される。なお、図示されていないが、AC/DCコンバータ1に対して商用電源電圧の供給が停止された場合には、二次電池に蓄積された電力が情報処理装置10の各部に直接供給されるか、もしくは、DC/DCコンバータ5を介して電力が情報処理装置10の各部に供給される。
【0015】
電流制御回路3は、ヒューズ2の両端に発生する電圧を検出し、得られた検出結果に基づいて制御信号S1を生成してAC/DCコンバータ1の出力ラインとバッテリ部6との間に設けられているFET4を制御する。具体的には、電流制御回路3は、ヒューズ2の両端に発生する電圧をそれぞれに検出し、この検出電圧の差を求めて増幅する。このヒューズ2に流れる電流に応じた増幅出力を所定のしきい値レベルと比較してしきい値レベル以上となった時に、過電流状態と判定して例えばハイレベルの制御信号S1を生成する。電流制御回路3において生成された制御信号S1がFET4のゲートに供給される。従って、FET4は、ゲートの電圧がハイレベルに制御される時にオフし、バッテリ部6を出力ラインから切り離す。
【0016】
このように構成される第1の実施の形態の通常時においては、電流制御回路3において生成される制御信号S1がローレベルのまま保持される。従って、AC/DCコンバータ1の出力がDC/DCコンバータ5に供給されると共に、FET4を介してAC/DCコンバータ1の出力がバッテリ部6に供給される。
【0017】
一方、情報処理装置10のCPUやハードディスク回路等において大きな駆動電流が流れ、ヒューズ2の両端に発生する電圧により過電流状態と判定される場合には、電流制御回路3においてハイレベルの制御信号S1が生成されるため、FET4がオフしてバッテリ部6が出力ラインから切り離される。従って、AC/DCコンバータ1の出力がDC/DCコンバータ5のみに供給され、過負荷状態が回避されて安定した電力が供給される。また、CPUやハードディスク回路等に大きな駆動電流が流されるのは、一時的であるため、駆動電流が所定電流以下となった時には、電流制御回路3において生成される制御信号S1がローレベルに戻されてFET4がオンし、バッテリ部6が再び出力ラインに接続される。なお、仮に二次電池に対して充電中であっても短時間の中断であれば、二次電池に対して悪影響を及ぼさない。
【0018】
なお、上述した第1の実施の形態においては、制御信号S1をヒューズ2の両端の電圧にのみ基づいて生成する場合について説明したが、図1において破線の矢印で示すようにバッテリ部6において、例えば、二次電池の状態を示すか、もしくは、バッテリ部6の切り離しを許可する検出信号S2を生成して電流制御回路3に供給するようにしても良い。この場合には、電流制御回路3は、ヒューズ2の両端の電圧と、検出信号S2に基づいて制御信号S1を生成し、過電流と判定され、かつ、バッテリ部6の切り離しが許可されると判定される場合にのみ制御信号S1をハイレベルにする。
【0019】
以上説明したように第1の実施の形態によれば、以下に掲げる効果を奏する。まず、第1の効果は、過電流が検出されて主負荷以外の負荷が出力ラインから切り離されるため、過負荷状態が回避されて主負荷に安定した電力を供給することができ、AC/DCコンバータ1の小型軽量化を図ることができる。次に第2の効果は、従来の電源装置においては出力ライン上に電流検出用の抵抗が必要とされたが、不用とすることができ、また、電流検出用の抵抗における不要な電力損失や電圧降下を抑えることができることにある。
【0020】
(第2の実施の形態)
図2は、第2の実施の形態の構成を示すブロックである。なお、図2においては、第1の実施の形態に対応する部分に同一の参照符号を付してその説明を省略する。図2に示すように第2の実施の形態は、ヒューズ2の代わりにノイズフィルタを構成するコイル22が用いられている。コイル22の一端が電流制御回路23の一方の入力端子に接続され、コイル22の他端が電流制御回路23の他方の入力端子に接続されると共に、FET4のソースに接続されている。なお、図示されていないがDC/DCコンバータ5には、情報処理装置10が接続されている。また、図示されていないが出力ラインと接地ラインとの間には、ノイズフィルタを構成するコンデンサが接続されている。
【0021】
電流制御回路23は、第1の実施の形態と検出電圧の平均化処理以外に関して同一の処理を行う構成とされており、コイル22の両端に発生する電圧を検出し、得られた検出結果に基づいて制御信号S1を生成してAC/DCコンバータ1の出力ラインとバッテリ部6との間に設けられているFET4を制御する。具体的には、電流制御回路23は、コイル22の両端に発生する電圧を平均化してそれぞれに検出し、この検出電圧の差を求めて増幅する。このコイル22に流れる電流に応じた増幅出力を所定のしきい値レベルと比較してしきい値レベル以上となった時に、過電流状態と判定して例えばハイレベルの制御信号S1を生成する。電流制御回路23において生成された制御信号S1がFET4のゲートに供給される。従って、FET4は、ゲートの電圧がハイレベルに制御される時にオフし、バッテリ部6を出力ラインから切り離す。
【0022】
このように構成される第2の実施の形態は、前述した第1の実施の形態と同様に動作し、通常時においては、電流制御回路23において生成される制御信号S1がローレベルのまま保持される。従って、AC/DCコンバータ1の出力がDC/DCコンバータ5に供給されると共に、FET4を介してAC/DCコンバータ1の出力がバッテリ部6に供給される。
【0023】
一方、情報処理装置10のCPUやハードディスク回路等において大きな駆動電流が流れ、コイル22の両端に発生する電圧により過電流状態と判定される場合には、電流制御回路23においてハイレベルの制御信号S1が生成されるため、FET4がオフしてバッテリ部6が出力ラインから切り離される。従って、AC/DCコンバータ1の出力がDC/DCコンバータ5のみに供給され、過負荷状態が回避されて安定した電力が供給される。また、CPUやハードディスク回路等に大きな駆動電流が流されるのは、一時的であるため、駆動電流が所定電流以下となった時には、電流制御回路23において生成される制御信号S1がローレベルに戻されてFET4がオンし、バッテリ部6が再び出力ラインに接続される。
【0024】
(第3の実施の形態)
図3は、第3の実施の形態の構成を示すブロック図である。なお、図3においては、第1の実施の形態に対応する部分に同一の参照符号を付してその説明を省略する。図3に示すように第3の実施の形態は、主負荷(情報処理装置10)以外の負荷として二つの負荷36a,36bとそれに対応したFET34a,34bとが設けられている。ヒューズ2の一端が電流制御回路33の一方の入力端子に接続され、ヒューズ2の他端が電流制御回路33の他方の入力端子に接続されると共に、FET34a,34bのそれぞれのソースに接続されている。なお、図示されていないがDC/DCコンバータ5には、情報処理装置10が接続されている。
【0025】
FET34aのゲートが電流制御回路33の一方の出力端子に接続され、また、FET34aのドレインに負荷36aが接続されている。同様にFET34bのゲートが電流制御回路33の一方の出力端子に接続され、また、FET34bのドレインに負荷36bが接続されている。負荷36aにおいて、例えば、負荷36aの動作状態を示すか、もしくは、負荷36aの切り離しを許可する検出信号S2aが生成され、この検出信号S2aが電流制御回路33に供給される。また、負荷36bにおいて、例えば、負荷36bの動作状態を示すか、もしくは、負荷36bの切り離しを許可する検出信号S2bが生成され、この検出信号S2bが電流制御回路33に供給される。
【0026】
電流制御回路33は、ヒューズ2の両端に発生する電圧を検出し、得られた検出結果と、負荷36a,36bからの検出信号S2a,S2bとに基づいて制御信号S1a及びS1bを生成して上述したようにAC/DCコンバータ1の出力ラインとバッテリ部6との間に設けられているFET34a及び34bのそれぞれを制御する。具体的には、電流制御回路33は、ヒューズ2の両端に発生する電圧をそれぞれに検出し、この検出電圧の差を求めて増幅する。このヒューズ2に流れる電流に応じた増幅出力を所定のしきい値レベルと比較してしきい値レベル以上となり過電流状態と判定され、かつ、負荷36aの切り離しが許可されると判定される場合にのみハイレベルの制御信号S1aを生成する。また、同様にヒューズ2に流れる電流に応じた増幅出力を所定のしきい値レベルと比較してしきい値レベル以上となり過電流状態と判定され、かつ、負荷36bの切り離しが許可されると判定される場合にのみハイレベルの制御信号S1bを生成する。電流制御回路33において生成された制御信号S1aがFET34aのゲートに供給され、制御信号S1bがFET34bのゲートに供給される。
【0027】
このように構成される第3の実施の形態は、通常時においては、電流制御回路33において生成される制御信号S1a及びS1bがローレベルのまま保持される。従って、AC/DCコンバータ1の出力がDC/DCコンバータ5に供給されると共に、FET34aを介してAC/DCコンバータ1の出力が負荷36aに供給され、FET34bを介してAC/DCコンバータ1の出力が負荷36bに供給される。
【0028】
一方、情報処理装置10のCPUやハードディスク回路等において大きな駆動電流が流れ、ヒューズ2の両端に発生する電圧により過電流状態と判定される場合には、電流制御回路33において制御信号S1a及びS1bが生成されるため、所定のFETがオフして所定の負荷が出力ラインから切り離される。従って、AC/DCコンバータ1の出力がDC/DCコンバータ5と、所定の負荷のみに供給され、過負荷状態が回避されて安定的に電力が供給される。また、CPUやハードディスク回路等に大きな駆動電流が流されるのは、一時的であるため、駆動電流が所定電流以下となった時には、切り離されていた負荷が存在する場合には、再び出力ラインに接続される。
【0029】
なお、上述した説明においては、パーソナルコンピュータに本発明を適用した場合の第1〜第3の実施の形態について説明したが、本発明は、ワードプロセッサや携帯情報端末等の他の情報処理機器に容易に適用することができる。また、上述した第1〜第3の実施の形態においては、分離手段としてのスイッチング素子としてFETを用いる場合について説明したが、バイポーラトランジスタを用いたり、他のスイッチング素子を用いるようにしても良い。さらに、上述した第1〜第3の実施の形態においては、過電流の検出手段としての素子(ヒューズ/コイル)を出力ラインに設ける場合について説明したが、接地ライン(−電源ライン)側に設けるようにしても良い。
【0030】
なお、本発明が上記各実施の形態に限定されず、本発明の技術思想の範囲内において、各実施の形態が適宜変更され得ることは明らかである。また、上記構成部材の数、位置、形状等は上記実施の形態に限定されず、本発明を実施する上で好適な数、位置、形状等にすることができる。また、各図において、同一構成要素には同一符合を付している。
【0031】
【発明の効果】
本発明は以上のように構成されているので、以下に掲げる効果を奏する。その第1の効果は、過電流が検出されて主負荷以外の負荷が出力ラインから切り離されるため、過負荷状態が回避されて主負荷に安定した電力を供給することができ、AC/DCコンバータ1の小型軽量化を図ることができる。次に第2の効果は、従来の電源装置においては出力ライン上に電流検出用の抵抗が必要とされたが、不用とすることができ、また、電流検出用の抵抗における不要な電力損失や電圧降下を抑えることができることにある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態の全体構成を示すブロック図である。
【図2】本発明の第2の実施の形態の構成を示すブロック図である。
【図3】本発明の第3の実施の形態の構成を示すブロック図である。
【図4】従来の電源装置の説明に用いるブロック図である。
【符号の説明】
1・・・AC/DCコンバータ
2・・・ヒューズ
3,23,33・・・電流制御回路
4,34a,34b・・・FET
5・・・DC/DCコンバータ
6・・・バッテリ部
10・・・情報処理装置
11・・・プロセッサ部
12・・・メモリ部
13・・・入出力制御部
14・・・表示部
15・・・外部メモリ部
16・・・操作入力部
22・・・コイル
36a,36b・・・負荷
S1,S1a,S1b・・・制御信号
S2,S2a,S2b・・・検出信号
Claims (5)
- 商用電源電圧を所定の安定化した直流電圧に変換し、出力ラインを介して主負荷と主負荷以外の負荷とに供給する電圧変換部を有する電源装置であって、
前記電圧変換部の出力ライン上に挿入されるコイルと、
前記コイルの両端に発生する電圧を検出し、得られた検出電圧に応じて制御信号を生成する制御信号生成手段と、
前記制御信号生成手段からの制御信号が過電流と判定され、かつ、前記主負荷以外の負荷が生成する切り離しを許可する検出信号が出力されている場合に切り替え動作して前記主負荷以外の負荷を前記電圧変換部の出力ラインから切り離す分離手段とを備えたことを特徴とする電源装置。 - 前記コイルはノイズフィルタの一部であることを特徴とする請求項1に記載の電源装置。
- 請求項1及至2のいずれかに記載の電源装置を有することを特徴とする情報処理機器。
- 商用電源電圧を所定の安定化した直流電圧に変換し、出力ラインを介して主負荷と主負荷以外の負荷とに供給する電圧変換部を有する電源装置における電力制御方法であって、
前記電圧変換部の出力ライン上に挿入されるコイルの両端に発生する電圧を検出し、得られた検出電圧が所定値以上で過電流状態と判定される場合に所定レベルの制御信号を生成する工程と、
前記制御信号が生成され、かつ、前記主負荷以外の負荷が生成する切り離しを許可する検出信号が出力されている場合に切り替え動作して前記主負荷以外の負荷を前記電圧変換部の出力ラインから切り離す工程とを有することを特徴とする電力制御方法。 - 前記コイルはノイズフィルタの一部であることを特徴とする請求項4に記載の電力制御方法。
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