JP3889175B2 - ワイヤ電極の張力制御装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、ワイヤカット放電加工機に設けるワイヤ電極の張力制御装置に関するものであり、特に、線径の如何にかかわらずワイヤ電極に必要な張力を正確に付与することができる装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
ワイヤカット放電加工機は、被加工物を挟んで備えられた2つのワイヤガイドユニットの間にワイヤ電極を張架し、これをワイヤボビンから供給して走行させるとともにこれと被加工物との間に相対的な移動を与え、ワイヤ電極と被加工物とを適当な間隔を開けて対峙させて水等の加工液を介在させて放電加工パルス電流を加え、ワイヤ電極と被加工物との間に放電を発生させて被加工物を切断するものであり、加工後のワイヤ電極は引出し装置によってスタッカに排出される。ワイヤ電極の走行速度は引出し装置のローラを回転するモータによって制御されており、ワイヤ電極の張力は上側のワイヤガイドユニットにより更に上流側に配置した張力制御装置によって付与される。
【0003】
ワイヤカット放電加工機は、線径が0.02〜0.35mm程度の金属線を工具電極とするものであるが、近年、加工形状の微細化に伴い、細線(直径φ0.03mm、φ0.05mm等)のワイヤ電極を使用することも多くなっている。従来の張力制御装置は、φ0.2mmのワイヤ電極を使用するとき1200g程度に、φ0.03mmのワイヤ電極使用時に50g程度に張力を調整している。加工形状精度や面質の向上のために、また、特に細線使用時は断線防止のために正確で安定した張力を付与する必要がある。このような要望に応えて太いワイヤ電極から細線ワイヤ電極までに必要な張力を正確に付与することができるワイヤ電極の張力制御装置が提唱されている(例えば、特公平8−336号公報、特許2686783号公報、特許第2661840号公報参照)。
【0004】
特公平8−336号の装置は、図10に示すように、小トルク電磁ブレーキ1に連結されたピンチローラ46と大トルク電磁ブレーキ3に連結されたブレーキローラ47とを互いに当接させた状態で、機枠パネル5にそれぞれ軸着し、ワイヤ電極6を両方のローラ46、47にS字状に巻回したものである。ワイヤ電極6が太線である場合は、大トルク電磁ブレーキ3のクラッチ7を連結してブレーキローラ47で大トルクを作用させ、ワイヤ電極6が細線である場合には、大トルク電磁ブレーキ3のクラッチ7を切り離して、小トルク電磁ブレーキ1に連結されたピンチローラ46で小トルクのみを作用させるというものである。
【0005】
特許2686783号の装置は、図11に示すように、ブレーキローラ47の回転軸を機枠パネル5に軸支し、機枠パネルの裏側に突出したブレーキローラの回転軸に切換手段8を介して大ブレーキ3と小ブレーキ1の接続を切換える。ワイヤ電極6が太線であるときは、大ブレーキ3の切換手段8を連結して大ブレーキ3を作用させ、ワイヤ電極6が細線であるときは、大ブレーキ3の切換手段を切り離して小ブレーキ1を作用させるものである。特許第2661840号公報に掲載されたものも同様なものである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
上記のものは、いずれも小ブレーキと大ブレーキとを備え、クラッチ等の切換手段を操作してワイヤ電極に必要な張力を正確に付与するものであるが、2つのブレーキ装置が必要である。
【0007】
本発明は、細線のワイヤ電極から太線のワイヤ電極まで広い範囲にわたって、1つの制御手段によって必要な張力を正確に付与できる張力制御装置を提供するものである。また、張力制御装置を接離可能に設けて、張力制御装置が離隔したときにワイヤ電極に機械的に微小張力を付与できる張力付与ユニットを備える張力制御装置を提供するものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
請求項1記載の本発明は、ワイヤカット放電加工機に設けるワイヤ電極の張力制御装置において、ワイヤ電極6が巻回される回転自在なテンションローラ2と、このテンションローラの外周面に直接押圧されるドライブローラ4とを備えており、当該ドライブローラ4は、テンションローラ2より小径で、その外周面にワイヤ電極6との干渉を避けるための円周溝13、28を備え、トルク制御される制動手段11に連結されていることを特徴とするものである。
【0009】
請求項2記載の発明は、請求項1に記載のワイヤ電極の張力制御装置において、ドライブローラ4がテンションローラに対して接離可能に設けられており、ワイヤボビン35とテンションローラ2との間に張架されたワイヤ電極6に所定重量の錘を懸垂したバランシングローラ39が懸吊されていることを特徴とするものである。
【0010】
【作用】
請求項1記載のワイヤ電極の張力制御装置は、ワイヤ電極6が巻回される回転自在な大径のテンションローラ2の外周面にテンションローラより小径のドライブローラ4を押圧し、このドライブローラ4を制動手段11でトルク制御するものであるから、制動手段11は、小さな出力トルクのモータで済み、かつトルク調整も容易であるから、細線のワイヤ電極から太線のワイヤ電極まで広い範囲にわたって、1つの制御手段によって必要な張力を正確に付与できる。
【0011】
請求項2記載の発明は、上記請求項1の構成に加えて、ドライブローラ4をテンションローラに接離可能に設けると共にワイヤ電極6に所定重量の錘を懸垂したバランシングローラ39を懸吊したので、ドライブローラ4を離隔させてワイヤ電極に機械的な微小張力を付与できる。
【0012】
【発明の実施の形態】
図1は本発明の張力制御装置の実施形態を示したもので、ワイヤ電極6を巻回する回転自在な大径のテンションローラ2と、このテンションローラ2の外周面に押圧された小径のドライブローラ4とを機枠のパネル5に設けたものであり、ドライブローラ4の回転軸はサーボモータ11の出力軸に連結されている。ワイヤ電極を巻き付けるテンションローラの外周面に摩擦抵抗の大きな材料を貼りつけて、テンションローラとワイヤ電極及びドライブローラとの間でスリップが発生しないようにする。ドライブローラ4には、ワイヤ電極に干渉しない溝13がを形成されている。上記構成において、ワイヤ電極6の張力は、テンションローラ2が回転するときの回転抵抗を与えることにより、即ちこれに当接するドライブローラ4の制動トルクを制御することによって制御することができる。テンションローラに所望のトルクを作用させたとき、ドライブローラ4がテンションローラ2より小径であるから、ドライブローラ4のトルクの方がテンションローラ2のそれより直径の比率分だけ小さくて済む。したがって、小径のドライブローラを制動するサーボモータ11は、大径のテンションローラ2を直接制動する場合に比べて小さなトルクで回転を制動することができる。このように、ワイヤ電極6の張力を制動トルクの小さいサーボモータ11によって制御することができるので、小さい容量のモータを採用することができる。しかも、小トルク用の制御手段によって小さいトルク領域でのトルク制御を行うのでその制御をより正確に行うことができる。
【0013】
さらに、テンションローラ2を直接制御する場合と比べて、ドライブローラを制御する方が、ワイヤ電極の張力調整すなわち、テンションローラの制動トルクを制御しやすい。ワイヤ電極の張力とテンションローラ自身によるテンションローラ2の慣性モーメント、すなわち、これに相当するGD2がドライブローラ4の出力軸に換算すると、上記ローラの直径比による減速比率の2乗の値を積算したものになり、ドライブローラ4の出力軸に換算したGD2がはるかに小さくなって、加減速が容易になり、その結果微少なトルク変動の調整の応答性が良くなるからである。テンションローラ本体をアルミニュームやセラッミックスとして、それ自体の慣性モーメントを小さくすることが最も好ましい。
【0014】
図2は、前述本発明の実施形態に対する参考例の実施の形態を示すもので、ワイヤ電極6を巻回する大径のテンションローラ2を機枠のパネル5の表側に回転自在に軸支し、機枠のパネル5の裏側にテンションローラ2の回転軸を突出させ、この突出端にテンションローラと略同径の中間ローラ12を固着し、テンションローラより小径のドライブローラ4を中間ローラ12の外周面に押圧したものであり、ドライブローラ4の回転軸にサーボモータ11の出力軸を連結したものである。この参考例の本実施形態では、機枠のパネル5の表面であるテンションローラ側でドライブローラ4を当接させる必要がないので、表側が簡素になる。また、中間ローラとドライブローラとが機枠のパネル5の裏側に位置することとなるので、これらの直径比を選定する自由度が増す。さらに、中間ローラとドライブローラとの間にワイヤ電極が存在しないので、ドライブローラに溝を形成する必要がない。しかし、この方式は、前記中間ローラ12等が余計に必要になるだけでなく、その設置及び作動上の問題が少なくないのである。
【0015】
【実施例】
図3ないし図7は前述本発明の実施形態の具体例を示したものである。ワイヤカット放電加工機におけるワイヤ電極6は、トルクモータ51に連結されたワイヤボビン35から方向変換ローラ52を経てテンションローラ2とこれにばねによって付勢された大径のピンチローラ19に巻回され、テンションローラ2にさらに巻回される。このとき、テンションローラ2とこれに接離可能に設けられたドライブローラ4との間、テンションローラ2とこれにばねによって付勢された小径のピンチローラ18との間を順に通ってワイヤ電極がテンションローラに対してスリップしないようになっている。その後、ワイヤ電極は、テンション検出ローラ53を経て、上アームのワイヤガイド54、被加工物55、下アームのワイヤガイド56を通り、方向変換ローラ52を経て引出しローラ58とこれにばねによって付勢された小径のピンチローラ18により挟持され、引出しローラ58のモータ57によって引き出し速度が制御されてストッカ59に排出される。テンション検出ローラは、図示省略した片持梁に軸支されており、梁のたわみ量を歪みゲージで検出することにより、ワイヤ電極のテンションを検出する。サーボモータ11にローラで検出されたテンションがフィードバックされてサーボモータの制動トルクが所望のトルクに制御される。トルクモータ51は、ワイヤボビンとテンションローラとの間のワイヤ電極の張力、すなわちバックテンションを調整する。
【0016】
本発明の張力制御装置の詳細は、図4ないし図7に示されており、ワイヤ電極6が巻回された大径のテンションローラ2と、該テンションローラの外周面上側にコイルばね14によって押しつけられた小径のドライブローラ4を備えている(図4参照)。
【0017】
テンションローラ2は機枠パネル5に突設された軸15にベアリングを介して回転自在に支承されており、その外周にはウレタンゴム17が貼着されてワイヤ電極6がその上面でスリップしないようになっている(図6参照)。また、図3に示したように、テンションローラ2の外周面の左右両側にワイヤ電極がスリップしないように、大小のピンチローラ18、19が押圧されている。テンションローラ及びピンチローラは、ワイヤ電極がS字状に巻回されるので大径になっている(図7参照)。
【0018】
ドライブローラの制動トルクを制御するサーボモータ11は、図5に示すように、機枠のパネル5の裏面に突設されたピン21で回動自在に支持された揺動レバー22の先端にホルダ23を介して装着されており、ホルダ23の先端は機枠パネル5の長孔24を通ってパネルの表面に臨出している。ドライブローラ4はホルダに内蔵されたベアリング25で軸支されたローラ軸26の先端に固着されており、ドライブローラとサーボモータの出力軸とがカップリング29によって接続されている。ドライブローラの外周面にはテンションローラ2に巻回されたワイヤ電極6との干渉を避けるために円周溝28が形成されており、ドライブローラとテンションローラとが直接当接するようにしてスリップを防止している。ドライブローラ4を例えばステンレス製の円柱ローラで作製したときは、ドライブローラとテンションローラとが当接部で相互にスリップしないように、ウレタンゴム27等を貼着して摩擦力を高めるのがよい。また、テンションローラの外周面にウレタンゴムを貼付してもよい。
【0019】
機枠のパネル5の裏面にはブラケット32が固定されており、このブラケットに先端を揺動レバー22に向けて押ボルト31が螺合されている。揺動レバー22の先端がブラケット32にコイルバネ14で張力を付与された状態で当接している。保守点検をする場合等に、必要に応じて押しボルト31を進出させるとその先端が揺動レバー22を押してドライブローラ4をテンションローラ2から離隔させることができる。ドライブローラ4をテンションローラ2に自動的に接離する手段として、図9に示す流体圧シリンダ45を採用することもできる。
【0020】
なお、上記構成において、ドライブローラ4がテンションローラ2より小径であるから、当然上記モータ11の回転数が高くなるが、元々モータにとって非常に低い回転数(30rpm程度)でテンションローラが回転しているので、例えば、テンションローラとドライブローラとの直径比を5:1としても、150rpm程度である。したがって、モータにとっては低回転であることに変わりはなく、高回転数になることはない。この程度の回転数であれば、ACモータでトルク制御する場合には、回転数が高い方がむしろ制御に好都合となるものである。
【0021】
図8は、前述参考例の具体例を示したものである。テンションローラ2の軸15は、同様に本機パネルに回転自在に軸支され、この軸の一端が本機のパネル5の背面に突出し、突出端にテンションローラ2とほぼ同径の中間ローラ33が固定されている。本機パネルの背面にはさらに支持ブロック34が立設されており、この支持ブロック34に設けたピン21に揺動レバー22の基端が軸支されている。揺動レバー22の先端にドライブローラ4とサーボモータ11とが図5に示したと同様な構造で装着されている。揺動レバーを操作することにより、ドライブローラ4が中間ローラ33に接離可能であることも同様である。
【0022】
図9は請求項2記載の発明の実施例であり、特に細線ワイヤ電極を使用する場合において、ワイヤ電極に機械的に微小な張力を確実に付与するための張力付与ユニットを付設したものである。図9の実施例では、張力の切換をより容易にできるように、図4に示した押しボルトに変えて液圧シリンダを取付け、この流体圧シリンダ45によってドライブローラ4がテンションローラ2に接離される構造としている。
【0023】
ワイヤボビン35とテンションローラ2との間のワイヤ経路に2個の支持ローラ36、37が設けられ、上流側の支持ローラ37には送りモータ38が連結され、支持ローラ37の外周面に押圧されたピンチローラがワイヤのスリップを防止している。バランシングローラ39は、支持ローラ36、37からU字形に垂下したワイヤ電極に懸吊され、指針を兼用する揺動レバーによって上下動可能にパネルに取付けられている。バランシングローラ39には、バランスウエイト41が懸垂されている。このバランスウエイトは、ワイヤ電極に微小な張力を付与するものであるから、その重量は小さく(張力50gが必要な場合には100g)てよい。
【0024】
バランシングローラ39の上下動位置はバランシングローラの軸に取り付けた指針42の回動角に変換され、この回動角をエンコーダ等で検出している。また指針42の先端に沿って設けたスケール43のパルス信号(デジタル信号)または濃淡信号(アナログ信号)を先端の光電式センサ44で読みとるようにすることもできる。バランシングローラ39が上がりすぎた場合には、送りモータ38の回転を速くしてワイヤ電極を過剰に送り出して(増速して)バランシングローラを下げるように調整し、逆の場合も同じ要領で調整する。
【0025】
上記構成において、ドライブローラ4をテンションローラ2から流体圧シリンダによって離隔させることにより、ワイヤ電極に付与されるテンションをバランシングローラ39によって付与されるように切り換えることができる。即ちワイヤ電極に通常の張力を付与するときには、流体圧シリンダによってドライブローラをテンションローラに押圧してドライブローラによってテンションローラを制御し、ワイヤ電極に所定の微小な張力を付与するときには、ドライブローラをテンションローラから離隔して、バランシングローラ39でワイヤ電極に微小な張力を付与する。こうすることによって最小のワイヤテンションを機械的に正確に付与することができる。また、テンションローラ2とドライブローラ4との直径比を選定してサーボモータによる制御可能な制動トルク幅を最小テンションを除く部分で正確に制御できるようにして、残りのより狭い範囲での制動トルク制御の精度をさらに向上することができる。
【0026】
【発明の効果】
以上のように、本発明装置によれば、次に掲げる効果がある。
1) 1つの制動制御手段によって細線ワイヤ電極から通常のワイヤ電極までに必要な張力を正確に付与することができる。
2) 制動制御手段として小さい容量のモータで済むだけでなく、小さいトルク領域でのトルク制御に限られるので、微小なトルク制御までより正確に安定した状態で行うことができる。
3) 切り換え装置を付けると共に、バランシングローラを備えつけた場合には、特に微小な張力制御を確実に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態を示す模式図
【図2】参考例の実施形態を示す模式図
【図3】第1実施例を示す正面図
【図4】ドライブローラの押圧手段を示す正面図
【図5】図4のX−X部の断面図
【図6】テンションローラの軸着構造を示す平面図
【図7】図5のY−Y部の断面図
【図8】参考例の具体例を示す断面図
【図9】第2実施例を示す正面図
【図10】第1従来例を示す模式図
【図11】第2従来例を示す模式図
【符号の説明】
2 テンションローラ
4 ドライブローラ
6 ワイヤ電極
11 サーボモータ
35 ワイヤボビン
39 バランシングローラ
Claims (2)
- ワイヤカット放電加工機に設けるワイヤ電極の張力制御装置において、ワイヤ電極が巻回される回転自在な大径のテンションローラと、トルク制御される制動手段に連結されている小径のドライブローラとを備え、当該ドライブローラは前記ワイヤ電極との干渉を避けるための円周溝を外周面に備え、当該ドライブローラの外周面が前記テンションローラの外周面に直接押圧されていることを特徴とする、ワイヤ電極の張力制御装置。
- 前記ドライブローラがテンションローラに対して接離可能に設けられており、ワイヤボビンとテンションローラとの間に張架されたワイヤ電極に所定重量の錘を懸垂したバランシングローラが懸吊されていることを特徴とする請求項1に記載のワイヤ電極の張力制御装置。
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