JP3883849B2 - 車両用電子制御装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、電子スロットル制御の異常発生時にエンジントルク調整のための所定のフェイルセーフ処理を実施する車両用電子制御装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
車載エンジンの制御を司る車両用電子制御装置(エンジンECU)として、メイン及びサブの2つのCPUを持つ構成が知られている。図6にその構成を示す。図6に示すエンジンECU30において、メインCPU31は噴射制御及び点火制御を実施し、サブCPU32は電子スロットル制御を実施する。これら各CPU31,32はDMA通信等を通じて相互のデータを共有し協調制御を行っている。メインCPU31は、サブCPU32から出力されるウオッチドッグパルス(WDパルス)をモニタし、WDパルスの周期性に基づいてサブCPU32の異常を検出する。サブCPU32の異常時には、メインCPU31がサブCPU32にリセットをかける。WD回路33は、メインCPU31から出力されるWDパルスに基づいてメインCPU31の異常を検出し、メインCPU31の異常時に当該メインCPU31にリセットをかける。
【0003】
また、メインCPU31は、電子スロットル制御の異常を検出し、スロットル制御異常時には、電子スロットル制御の禁止、すなわちスロットル制御モータへの通電停止を行い、スロットル弁を所定の開度に固定する。またこれに加え、電子スロットル制御に対する所定のフェイルセーフ処理を実施する。フェイルセーフ処理として具体的には、車両の退避走行(リンプホーム)を実現すべく、一部の気筒の燃料噴射を休止させる減筒制御や点火時期を遅角させる点火遅角制御等を実施する。
【0004】
前述のようなフェイルセーフ処理の実施に際し、サブCPU32は、減筒制御や点火遅角制御が正しく実施されているかどうかを監視する。そして、フェイルセーフ処理の異常時にはメインCPU31に強制的にリセットをかけてフェイルセーフ処理を一旦中止し、これによりエンジントルクを低減させるようにしている。しかしながら、メインCPU31にリセットをかけるとエンジンストールに至る可能性があり、スロットル制御が異常な状態でエンジンストールするとエンジン再始動できなくなることが考えられる。この場合、以後のフェイルセーフ処理が実施できず、所望の退避走行が行えないという問題が生じる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、上記問題に着目してなされたものであって、その目的とするところは、電子スロットル制御の異常発生時において、フェイルセーフ処理並びにそれによる車両の退避走行を適正に実施することができる車両用電子制御装置を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
請求項1に記載の発明では、メインCPUは、車両における電子スロットル制御の異常発生時にエンジントルク調整のためのフェイルセーフ処理を実施する。サブCPUは、メインCPUの動作を監視する。また特に、サブCPUは、メインCPUによるフェイルセーフ処理が正常に実施されているかどうかを判定する。更に、フェイルセーフ異常が判定された時にエンジントルクをモニタし、該エンジントルクが所定レベル以上の場合のみメインCPUに対してリセットをかける。本発明によれば、エンジントルクが所定レベル以上であることを条件にメインCPUのリセットが許可されるため、メインCPUのリセットに伴いエンジンストールが生じ、ひいてはエンジン再始動が不可能になるという不都合が回避できる。またこのとき、エンジントルクが大きい場合にはフェイルセーフ処理により確実にトルク低減できる。その結果、電子スロットル制御の異常発生時において、フェイルセーフ処理並びにそれによる車両の退避走行を適正に実施することができる。
【0007】
請求項2に記載の発明では、メインCPUは、エンジン制御機能並びに電子スロットル制御機能に加え、前記フェイルセーフ処理機能を備える。この場合、コストダウンを図るべく制御機能を集約化した車両用電子制御装置において、フェイルセーフ処理並びにそれによる車両の退避走行を適正に実施することができる。
【0008】
請求項3に記載の発明では、サブCPUは、フェイルセーフ異常時のエンジン回転数に基づきエンジントルクが所定レベル以上かどうかを判定する。この場合、エンジン回転数は元々の車両制御で演算されており、そのエンジン回転数を流用してトルク監視を行うことにより各CPUの演算負荷が軽減できる。
【0009】
請求項4に記載の発明では、サブCPUは、メインCPUにおいてリセットから復帰後もフェイルセーフ異常の状態が継続する場合、以後メインCPUをリセット状態で保持する。つまり、継続的にフェイルセーフ異常が発生する場合、メインCPUのリセットを解除せず、車両用電子制御装置をシステムダウンさせる。これにより、不確かな状態でのフェイルセーフ処理が禁じられる。
【0010】
請求項5に記載の発明では、サブCPUは、メインCPUより所定周期で反転するウオッチドッグパルスを入力し、その周期性が崩れるとその都度のエンジントルクに依存せず直ちにメインCPUにリセットをかける。つまり、メインCPUから出力されるウオッチドッグパルスが異常の場合、フェイルセーフ処理が正しく行われない可能性が高いため、ウオッチドッグパルス異常の検出に伴い直ちにメインCPUがリセットされる。
【0011】
請求項6に記載の発明では、サブCPUは、ウオッチドッグパルス異常によるリセット回数(C1)とフェイルセーフ異常によるリセット回数(C2)とを各々計数してこれらリセット回数(C1,C2)が所定値に達すると、以後メインCPUをリセット状態で保持する。そしてこの構成において、リセット回数(C1)を比較判定する所定値1を、リセット回数(C2)を比較判定する所定値2よりも小さくした。すなわち、所定値1<所定値2とした。この場合、フェイルセーフ異常よりもウオッチドッグパルス異常が優先され、メインCPUがリセット状態で保持される(システムダウンされる)。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、この発明を具体化した一実施の形態を図面に従って説明する。本実施の形態では、車両用電子制御装置としてのエンジンECUに本発明を具体化しており、図1にはエンジンECUの構成を示す。
【0013】
図1において、エンジンECU10は、エンジンの噴射制御、点火制御及び電子スロットル制御を実施するための制御CPU(メインCPU)11と、この制御CPU11の動作を監視する監視CPU(サブCPU)12とを備える。これら各CPU11,12はDMA通信等を通じて相互のデータを共有し協調制御を行っている。制御CPU11は、回転センサ21、アクセルセンサ22等の各種センサ信号等に基づいてエンジンの噴射制御、点火制御、電子スロットル制御等の演算を行い、インジェクタ23、イグナイタ24、スロットル制御モータ25等の各種アクチュエータを駆動する。この場合、制御CPU11は、エンジン気筒毎に噴射信号#1〜#4を出力すると共に点火信号IGT1〜IGT4を出力する。
【0014】
また、制御CPU11は、監視CPU12に対して所定周期で反転するWDパルスを出力し、監視CPU12は、制御CPU11からのWDパルスが所定時間以上反転しなかった場合に制御CPU11へリセット信号を出力する。
【0015】
更に、監視CPU12は、制御CPU11からの受信した通信データに基づいて電子スロットル制御が正しく実施されているかどうかを監視する。そして、電子スロットル制御の異常を検出すると、その旨をDMA通信を介して制御CPU11に通知する。制御CPU11は、電子スロットル制御の異常時において減筒制御や点火遅角制御等のフェイルセーフ処理を実施し、これによりエンジントルクを低減しつつ車両の退避走行(リンプホーム)を実現する。
【0016】
監視CPU12は、上記した電子スロットル制御の監視機能に加え、フェイルセーフ処理の監視機能を有する。すなわち、監視CPU12は、制御CPU11でのフェイルセーフ処理が正しく実施されているかどうかを監視する。この場合、監視CPU12には例えば制御CPU11からの噴射信号#1〜#4が入力され、監視CPU12はこれら噴射信号#1〜#4やその他、回転センサ21、アクセルセンサ22の検出信号等に基づいて減筒制御の状態を監視する。そして、監視CPU12は、必要に応じて制御CPU11へリセット信号を出力する。
【0017】
次に、スロットル制御異常時におけるフェイルセーフ手順と、該フェイルセーフの監視手順について図2〜図5のフローチャートを用いて詳しく説明する。先ずはじめに図2は、スロットル制御異常に対するフェイルセーフ処理を示すフローチャートであり、本処理は制御CPU11により所定時間毎(例えば4msec毎)に実施される。
【0018】
図2において、先ずステップ100では、スロットル制御が異常であるか否かを判別する。このとき実際には、監視CPU12でスロットル制御の異常監視が実施されており、制御CPU11は、監視CPU12からの受信データに基づきスロットル制御異常の有無を判別する。異常の場合、フェイルセーフ処理として減筒制御を実施する。詳しくは、ステップ110では、アクセル開度、エンジン回転数等からその時必要な要求トルクを算出する。続くステップ120では、要求トルクに応じて噴射停止気筒を設定し、必要に応じて減筒制御を実施する。なお、単にユーザ意思であるアクセル開度に応じて噴射停止気筒を設定する構成であっても良い。
【0019】
図3は、フェイルセーフ監視の処理を示すフローチャートであり、本処理は監視CPU12により所定時間毎(例えば4msec毎)に実施される。
図3において、先ずステップ200では、今現在フェイルセーフ処理中であるか否かを判別する。フェイルセーフ処理中であればステップ210に進み、フェイルセーフ処理としてトルク調整の制御が正常に実施されているか否かを判別する。詳しくは、ステップ210では、アクセル開度、エンジン回転数等からその時必要な要求トルクを算出し、続くステップ220では、要求トルクに応じて噴射停止気筒を推定する。このとき、制御CPU11と同様の手法(前記図2のステップ110,120と同様の手法)で噴射停止気筒が推定される。
【0020】
その後、ステップ230では、噴射停止気筒の有無を判別し、噴射停止気筒が有ればステップ240に進む。ステップ240では、減筒制御による噴射停止が正常に実施されているか否かを判別する。具体的には、前記ステップ220で推定した噴射停止気筒について噴射信号エッジが確認される場合、制御CPU11で噴射停止が正常に実施されていないと判断する。或いは、監視CPU12内部のクランクカウンタを参照し、監視CPU12に入力された噴射信号の噴射開始角度が所定値内に入っていない場合、制御CPU11で噴射停止が正常に実施されていないと判断する。
【0021】
噴射停止が正常に実施されていない場合ステップ250に進み、エンジン回転数が所定値以上であるか否かを判別する。ここで、ステップ250の処理は、エンジントルクが所定レベル以上かどうかを判定するものであり、前記所定値は、制御CPU11にリセットがかかってもエンジンストールに至らない程度の回転数であれば良い。本実施の形態では例えば1200rpmとする。そして、エンジン回転数が所定値以上であることを条件にステップ260に進み、噴射停止異常によるリセット回数を示すリセット回数カウンタC2をカウントアップする。続くステップ270では、制御CPU11にリセットをかける。
【0022】
一方、図4は、WDパルスによる制御CPU11の監視処理を示すフローチャートであり、本処理はWDパルスの反転周期よりも短い時間毎(例えば4msec毎)に監視CPU12により実施される。
【0023】
ステップ300では、制御CPU11からのWDパルスが所定の周期で反転しているか否かを判定し、それにより制御CPU11の制御状態を監視する。WDパルスが異常の場合、制御CPU11が暴走していると判断し、ステップ310でWDパルス異常によるリセット回数を示すリセット回数カウンタC1をカウントアップする。続くステップ320では、制御CPU11にリセットをかける。
【0024】
上記図3,図4の処理によれば、フェイルセーフ異常時或いは制御CPU11の暴走時において、制御CPU11に対して適切にリセットをかけることができる。特に図3の処理によれば、フェイルセーフ処理中(減筒制御中)に噴射停止が正常に行えなくてもCPUリセットによりエンジン回転数の上昇が抑えられ、しかもリセットによるエンジンストールが防止される。
【0025】
図5は、監視CPU12によるシステムダウン制御の処理を示すフローチャートであり、本処理によれば制御CPU11のリセット復帰後の挙動に応じてエンジンECU10のシステムダウンが行われる。本処理は監視CPU12により所定時間毎(例えば4msec毎)に実施される。
【0026】
図5において、ステップ400,410では、制御CPU11へのリセット回数が所定値以上であるか否かを判別する。すなわち、
(1)WDパルス異常時のリセットの都度カウントアップされるリセット回数カウンタC1が所定値1以上であるか、
(2)フェイルセーフ異常時のリセットの都度カウントアップされるリセット回数カウンタC2が所定値2以上であるか、
を各々判別する。但しこのとき、所定値1<所定値2である。
【0027】
そして、ステップ400,410の何れかがYESの場合ステップ420に進む。ステップ420では、制御CPU11のリセット信号をONのまま保持し、制御CPU11に対して継続的にリセットをかける。これにより、制御CPU11による制御が強制的に停止され、エンジンECU10がシステムダウンする。この場合、前述の通り所定値1<所定値2であるため、フェイルセーフ異常時に比べて制御CPU11の暴走時の方が早くシステムダウンする。
【0028】
以上詳述した本実施の形態によれば、以下に示す効果が得られる。
フェイルセーフ異常が判定された時、エンジントルクが所定レベル以上であることを条件に制御CPU11のリセットが許可されるため、制御CPU11のリセットに伴いエンジンストールが生じ、ひいてはエンジン再始動が不可能になるという不都合が回避できる。またこのとき、エンジントルクが大きい場合にはフェイルセーフ処理により確実にトルク低減できる。その結果、電子スロットル制御の異常発生時において、フェイルセーフ処理並びにそれによる車両の退避走行を適正に実施することができる。特に、コストダウンを図るべく制御機能を集約化したエンジンECU10において、上記の優れた効果を奏することができる。
【0029】
監視CPU12は、フェイルセーフ異常時のエンジン回転数に基づきエンジントルクが所定レベル以上かどうかを判定するので、エンジントルクをその都度算出する必要が無く、各CPU11,12の演算負荷が軽減できる。
【0030】
監視CPU12は、制御CPU11においてリセットから復帰後もフェイルセーフ異常の状態が継続する場合、エンジンECU10をシステムダウンさせるため、不確かな状態でのフェイルセーフ処理が禁じられる。
【0031】
なお本発明は、上記以外に次の形態にて具体化できる。
上記実施の形態では、フェイルセーフ処理として減筒制御を実施する構成を説明したが、これに代えて(或いはこれに加えて)、フェイルセーフ処理として点火遅角制御を実施する構成であっても良い。この場合、制御CPU11は、各気筒の点火時期を遅角させ、監視CPU12は、点火信号IGT1〜IGT4に基づいて点火遅角制御の状態を監視する。
【0032】
上記実施の形態では、制御CPU(メインCPU)11として、車両におけるエンジン制御機能と電子スロットル制御機能とを有するものを用いたが、この構成を変更する。例えば、エンジン制御機能を有するメインCPUと電子スロットル制御機能を有するサブCPUとを個別に設ける構成であっても良い(図6参照)。この場合、電子スロットル制御の異常発生時においてメインCPUがトルク調整のためのフェイルセーフ処理を実施し、サブCPUがフェイルセーフ監視の処理を実施する。
【0033】
上記実施の形態では、構成の簡素化を図るべく、フェイルセーフ異常時のエンジン回転数に基づきエンジントルクが所定レベル以上かどうかを判定したが、エンジントルクをその都度算出する構成としても良い。
【図面の簡単な説明】
【図1】発明の実施の形態におけるエンジンECUの概要を示す構成図。
【図2】制御CPUによるフェイルセーフ処理を示すフローチャート。
【図3】監視CPUによるフェイルセーフ監視の処理を示すフローチャート。
【図4】監視CPUによる制御CPU監視の処理を示すフローチャート。
【図5】監視CPUによるシステムダウン制御の処理を示すフローチャート。
【図6】従来技術におけるエンジンECUを示す構成図。
【符号の説明】
10…エンジンECU、11…制御CPU、12…監視CPU。

Claims (6)

  1. 車両における電子スロットル制御の異常発生時にエンジントルク調整のためのフェイルセーフ処理を実施するメインCPUと、該メインCPUの動作を監視するサブCPUとを備える車両用電子制御装置において、
    前記サブCPUは、メインCPUによるフェイルセーフ処理が正常に実施されているかどうかを判定する手段と、フェイルセーフ異常が判定された時にエンジントルクをモニタし、該エンジントルクが所定レベル以上の場合のみメインCPUに対してリセットをかける手段とを備えたことを特徴とする車両用電子制御装置。
  2. メインCPUは、エンジン制御機能並びに電子スロットル制御機能に加え、前記フェイルセーフ処理機能を備えるものである請求項1記載の車両用電子制御装置。
  3. サブCPUは、フェイルセーフ異常時のエンジン回転数に基づきエンジントルクが所定レベル以上かどうかを判定する請求項1又は2記載の車両用電子制御装置。
  4. サブCPUは、メインCPUにおいてリセットから復帰後もフェイルセーフ異常の状態が継続する場合、以後メインCPUをリセット状態で保持する請求項1乃至3の何れかに記載の車両用電子制御装置。
  5. サブCPUは、メインCPUより所定周期で反転するウオッチドッグパルスを入力し、その周期性が崩れるとその都度のエンジントルクに依存せず直ちにメインCPUにリセットをかける請求項1乃至4の何れかに記載の車両用電子制御装置。
  6. サブCPUはウオッチドッグパルス異常によるリセット回数(C1)とフェイルセーフ異常によるリセット回数(C2)とを各々計数してこれらリセット回数(C1,C2)が所定値に達すると、以後メインCPUをリセット状態で保持する構成であって、リセット回数(C1)を比較判定する所定値1を、リセット回数(C2)を比較判定する所定値2よりも小さくした請求項5記載の車両用電子制御装置。
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