JP3877852B2 - C原子7ないし18個を有するアルコールの製造方法及び該アルコールのプラスチック用可塑剤としての使用 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、相応のオレフィンを、コバルト触媒を含有する有機相の存在で温度50〜220℃及び圧力100〜400バールで合成ガスでヒドロホルミル化し、次にこのようにして得られたアルデヒドを水素化することによってC原子7〜18個を有するアルコールを製造し、この際コバルト触媒を、水と混合できないか又は僅かしか混合できない有機溶剤の存在で水性コバルト塩溶液を合成ガスと反応させて形成しかつコバルト触媒を含有する有機相を、水と混合できないか又は僅かしか混合できない有機抽出剤を用いて、形成されたコバルト触媒を水相から抽出することによって得ることより成る、該アルコールの製造方法に関する。
【0002】
また本発明は、製造されたアルコールを、プラスチック用可塑剤としてのカルボン酸エステルを製造するために使用することに関する。
【0003】
【従来の技術】
オレフィンを、遷移金属触媒、例えばコバルト−及びロジウム化合物の存在で一酸化炭素及び水でヒドロホルミル化してC原子1個だけ多いアルデヒドを生成することは、オキソ合成として公知である。アルデヒドを生成するオレフィンのヒドロホルミル化の際には、一般に多量の直鎖アルデヒド−経済的に重要なプラスチック用可塑剤アルコール及び洗浄剤アルコールの製造の際の中間生成物−を得る努力がなされている。
【0004】
線状の末端オレフィン(所謂α−オレフィン)はホスフィン変性ロジウム−又はコバルト触媒で極めて良好にヒドロホルミル化できる(J.Falbe編集:“New Synthesis With Carbon Monoxide”,Springer−Verlag,Berlin 1980,55頁以下)けれども、反応性のほとんどないオレフィン、内部位(innenstaeudige)オレフィン及び内部位枝分れオレフィンに関しては、好ましくは未変性コバルト−及びロジウム触媒を使用する。
【0005】
内部位枝分れ(innenstaeudige und verzweigte)オレフィンは、変性触媒の存在では極めて緩慢にヒドロホルミル化されるか又は一部分しかヒドロホルミル化されない。このために、内部位枝分れオレフィンの経済的なヒドロホルミル化のために変性触媒を使用する可能性はない。
【0006】
末端位及び内部位オレフィンならびに内部位枝分れオレフィンを含有する、ポリマー及び異性体オレフィン混合物のヒドロホルミル化は、有利には未変性コバルト触媒を用いて行われる。コバルト触媒を用いると同じ出発オレフィンから出発しても、ロジウム触媒と比較して極めて望ましい直鎖アルデヒドのより高い収率が得られる。
【0007】
好ましくはコバルト触媒ヒドロホルミル化によって反応された相応のオキソ−アルデヒドを生成する代表的なポリマー及び異性体オレフィン混合物の例は、プロペン、n−ブテン(1−及び2−ブテン)及びイソ−ブテンのダイマー、トライマー及びテトラマーである。
【0008】
公知方法によれば、コバルト触媒ヒドロホルミル化は、次の四方法段階を含む多段法として行われる:触媒の製造(前カルボニル化)、触媒抽出、オレフィン−ヒドロホルミル化及び反応生成物からの触媒の除去(脱コバルト)。オキソ合成の開発以来コバルト触媒ヒドロホルミル化の個々の方法段階は、不断に改良された。
【0009】
第一方法段階、つまり前カルボニル化では、水性コバルト塩溶液から出発して、一酸化炭素及び水素との反応によってヒドロホルミル化に必要な触媒錯体(HCo(CO)4)が製造される。ドイツ国特許出願公開第2139630号明細書によれば、前カルボニル化は、好ましくは100〜160℃の温度で200〜300バールの合成ガスの圧力下で、コバルトカルボニルの負荷されている活性炭、ゼオライト又は塩基性イオン交換体の存在で行われる。
【0010】
ドイツ国特許出願公開第2244373号明細書には改良された連続的なカルボニル化方法が記載されているが、この方法の場合には、出発物質である合成ガス及び水性コバルト塩溶液が、水と混合し難い又は混合できない酸素含有有機溶剤の存在で乱流が維持されている区画中を順流で導通されることによって、反応時間の明らかな短縮が達成される。有利な実施法として、乱流を維持するための圧力乱流管(Druckturbulenzrohr)を使用すること及び有機溶剤として炭素原子4〜10個を有するアルコール又はアルデヒドを加えることが記載されている。
【0011】
第二方法段階、つまり触媒抽出においては、第一方法段階で製造されたコバルト触媒が有機相、好ましくはヒドロホルミル化すべきオレフィンで水相から抽出される。ドイツ国特許出願公開第2106252号明細書によれば、オレフィンの他にヒドロホルミル化の反応−及び副生成物を、それらが水に不溶でかつ選択された反応条件下で液状である限り、触媒抽出のために使用するのが有利である。触媒抽出は好ましくは向流で20〜100℃の温度でかつ100〜400バールの合成ガス圧力下で行われる。相分離後にコバルト触媒の含有された有機相が第三方法段階、つまりヒドロホルミル化に供給される。
【0012】
ドイツ国特許出願公開第2139630号明細書から、ヒドロホルミル化である第三方法段階でコバルト触媒の負荷されたオレフィンが、高圧反応器で温度70〜170℃及び圧力100〜400バールで合成ガスによってヒドロホルミル化されて相応のアルデヒドを生成しうることは公知である。生成されたアルデヒドの一部は、ヒドロホルミル化条件下で、特に高温で水素化されてアルコールを生成することができる。
【0013】
有価生成物たるアルデヒド及びアルコールの他にさらに副生成物、ヒドロホルミル化しなかった残余オレフィン及びコバルト触媒を含有する反応器排出物は1〜15バールまで減圧され、次いで触媒の後処理段階に供給される。
【0014】
脱コバルトである第四方法段階では、反応器排出物の有機相から錯体を含まないプロセス水の存在で酸素又は空気で処理することによってコバルトカルボニル錯体が除去される。WO93/24438によれば、脱コバルトは温度60〜100℃及び圧力1〜20バールで行われる。この際コバルト触媒は酸化的に破壊されて、生じるコバルト塩は水相中に逆抽出される(zurueckextrahiert)。脱コバルトから生じる水性コバルト塩溶液は、前カルボニル化でる第一方法段階に復帰される。
【0015】
WO93/24437及びヨーロッパ特許出願公開第0183546号明細書には、他の実施態様が記載されている。この場合には、コバルト触媒の酸化的破壊前に合成ガス又は窒素によるガス洗浄が行われる。
【0016】
残存する有機相中の反応生成物は、気相の分離後に他の後処理段階、すなわち水素化及び蒸留で相応のアルコールに変えられる。
【0017】
コバルト触媒の存在でのオキソ−アルデヒドの公知の多段製造方法は多数の技術的欠点を有する。すなわちヒドロホルミル化のために必要なコバルト触媒の製造のためには、二つの技術的に費用のかかる方法段階(前カルボニル化及び触媒抽出)が必要である。二つの方法段階で経過する物質変化のプロセス、すなわち前カルボニル化の際の気/液−物質変化及び触媒抽出の際の液/液−物質変化に条件付けられて、相互に分離された2個の耐圧装置、例えば撹拌がま又は充填塔が必要である。次に実際のヒドロホルミル化はさらに別個の圧力反応器で行われる。コバルト触媒の除去は別の装置部分に関係している。
【0018】
公知の多段ヒドロホルミル化法は従って高い方法技術的費用の他に極めて高い投資を前提としている。
【0019】
【発明が解決しようとする課題】
従って本発明は、方法技術的により容易に実施できかつより経済的である、得られたアルデヒドの引続く水素化を伴うオレフィンの新規ヒドロホルミル化法を開発するという課題を基礎にしている。
【0020】
【課題を解決するための手段】
ところで意外にも、コバルト触媒の形成、形成されたコバルト触媒の有機相中への抽出及び相応のオレフィンのヒドロホルミル化を1段法で行うことができることが判明した。
【0021】
つまり、従来の方法の初めの三方法段階、すなわち前カルボニル化、触媒抽出及びヒドロホルミル化が1段法で、好ましくは1個の反応器で行われる。従って方法段階の費用のかかる装置的分離は省略される。これは経済的に極めて重要である、それというのも方法段階の減少は投資コストの著しい低減を意味するからである。本発明方法においては、前カルボニル化、抽出及びヒドロホルミル化は同時にかつ部分的にはその場で(in situ)進行する。さらに本発明の1段法は好ましくは連続的に行われ、この際脱コバルト後に生じるコバルト塩溶液は好ましくは循環される。
【0022】
従って本発明の対象は、相応のオレフィンを、コバルト触媒を含有する有機相の存在で温度50〜220℃及び圧力100〜400バールで合成ガスによってヒドロホルミル化し、次にこのようにして得られたアルデヒドを水素化することによってC原子7〜18個を有するアルコールを製造し、この際コバルト触媒を、水と混合できないか又は僅かしか混合できない有機溶剤の存在で水性コバルト塩溶液を合成ガスと反応させて形成しかつコバルト触媒を含有する有機相を、水と混合できないか又は僅かしか混合できない有機抽出剤を用いて、形成されたコバルト触媒を水相から抽出することによって得ることから成る、前記アルコールの製造方法であって、その特徴とするところは、コバルト触媒の形成、形成されたコバルト触媒の有機相中への抽出及び相応のオレフィンのヒドロホルミル化を1段法で行うことである。
【0023】
好ましくは、コバルト触媒の形成、形成されたコバルト触媒の有機相中への抽出及び相応のオレフィンのヒドロホルミル化を、単一の反応器で行う。
【0024】
さらに本発明の対象は、本発明により製造されたアルコールを、プラスチック用可塑剤としてのカルボン酸エステルを製造するために使用することである。
【0025】
本発明方法は、好ましくは連続的に行う。
【0026】
コバルト塩としては、好ましくは水溶性コバルト塩、例えばギ酸塩及び酢酸塩を使用する。特に酢酸コバルトが有利であると判ったが、このものは好ましくは金属として計算して0.2〜2重量%、特に好ましくは0.5〜1.5重量%のコバルト含分を有する水溶液として使用する。
【0027】
有機溶剤はヒドロホルミル化すべきオレフィン及び/又はアルデヒド及び/又はアルコールであってよく、このアルデヒド及びアルコールはヒドロホルミル化の間に形成された反応生成物である。
【0028】
従って水と混合できないか又は僅かしか混合できない有機溶剤は、好ましくはオレフィン及び/又はアルデヒド及び/又はアルコールであり、特に好ましくは1段法からの反応生成物である。
【0029】
水相からコバルト触媒を抽出するために必要な抽出剤は、それがコバルト触媒に対する十分な溶解度を有する限り、水と混合できないか又は混合困難なすべての有機溶剤であってよい。しかし好ましくは、ヒドロホルミル化すべきオレフィンとヒドロホルミル化の間に形成されたアルデヒド及び/又はアルコールとから成る混合物を使用する。
【0030】
従って、水と混合できないか又は僅かしか混合できない有機抽出剤としては、好ましくはオレフィン及び/又はアルデヒド及び/又はアルコール、特に好ましくは1段法からの反応生成物を使用する。
【0031】
より適当には、水と混合できないか又は僅かしか混合できない有機溶剤及び水と混合できないか又は僅かしか混合できない有機抽出剤は同一である。
【0032】
本発明方法の場合には、1段法の反応器中への出発物質の計量が特に重要である。計量装置(Dosiervorrichtung)は十分な相混合及びできるだけ大きい相交換面を保証することが要求されている。出発物質の計量のためには、技術上周知の計量装置、例えば充填物の充填された乱流管(Turbulenzrohr)又は多相系用の混合ノズルを使用することができる。計量は好ましくは乱流を維持しつつ混合ノズルを用いて行う。
【0033】
水性コバルト塩溶液、オレフィン、合成ガス、水と混合できないか又は僅かしか混合できない有機溶剤及び水と混合できないか又は僅かしか混合できない有機抽出剤は同時に、特に混合ノズルを用いて、1段法の反応器中に導入することができる。
【0034】
本発明方法の他の変法の場合には、水と混合できないか又は僅かしか混合できない有機溶剤及び水と混合できないか又は僅かしか混合できない有機溶剤を1段法の反応器中に予め装入しかつ水性コバルト塩溶液、オレフィン及び合成ガスを同時に、特に混合ノズルを用いて1段法の反応器中に導入することができる。
【0035】
本発明の他の実施態様では、水と混合できないか又は僅かしか混合できない有機抽出剤を1段法の反応器中に予め装入しかつ水性コバルト塩溶液、オレフィン、合成ガス及び水と混合できないか又は僅かしか混合できない有機溶剤を同時に、特に混合ノズルによって、1段法の反応器に導入することができる。
【0036】
好ましくは、水性コバルト塩溶液、オレフィン及び合成ガスを同時に、特に好ましくは混合ノズルによって1段法の反応器に導入する。
【0037】
前カルボニル化、触媒抽出及びヒドロホルミル化を包含する1段法は、1個の反応器で100〜250℃の温度及び100〜400バールの圧力で行うことができる。特に160〜220℃の温度及び200〜300バールの合成ガス圧力が有利であると判明した。合成ガス中の一酸化炭素:水素の容量比は一般には2:1〜1:2、特に1:1である。合成ガスは有利には化学量論的に必要な量に対して小過剰で使用する。
【0038】
1段法は、例えば、組込まれた同軸差込管(Einsteckrohr)を有しないか又は有する、周知の円筒状直立高圧−気泡塔反応器(Blasensaeulenreaktor)で行うことができる。
【0039】
本発明方法の好ましい実施態様では、1段法の反応器室は少なくとも1個の分離装置によって区分される。
【0040】
該分離装置は、例えば有孔板又は篩板(Siebboden)であってよく、有利には反応体流及び生成物流の流動方向に対して垂直に配置される。
【0041】
反応器のカスケードによって、逆混合は単一気泡塔と比べて極めて減少され、流動状態は管状反応器(Rohrreaktor)の流動状態に接近する。この方法技術的手段は、空時収率及びヒドロホルミル化の選択性が改善されるという結果をもたらす。
【0042】
本発明方法の適当な実施態様では、反応器排出物(有機相及び水相;水相は全部又は部分的に反応器の底部から排出されうる)は、反応器を出た後10〜15バールに減圧されかつコバルト触媒の除去に必要な脱コバルト段階に導入されうる。脱コバルト段階では生成物排出物から、酸性の水性コバルト塩溶液(プロセス水)の存在で温度50〜180℃で空気又は酸素でコバルトカルボニル錯体が除去されうる。酸性水性コバルト塩溶液(プロセス水)は、金属として計算して0.2〜2.0重量%のコバルト含分及び3〜4のpH値を有する。pH値は例えば酢酸によって調節することができる。脱コバルトは有利には120〜150℃の温度で行われて、1段法で連続反応によって形成されたアセタールが可能な限り完全に再び分解されて所望の有価生成物であるアルデヒド及びアルコールを生成することを保証することができる。
【0043】
脱コバルトは、好ましくは、充填体、例えばラシッヒリングが充填されていて、できるだけ大きい相交換面が形成されている圧力容器で行う。さてコバルト化合物の除去された有機生成物相は、後続の分離容器で水相から分離されうる。有機相から抽出されたコバルト化合物を例えば酢酸コバルト又はギ酸コバルトの形で含有する水相は、好ましくは1段法に復帰されて、再びコバルト触媒の製造のための出発物質として使用される。
【0044】
従って本発明方法は、より適当には、1段法の反応生成物が、コバルト触媒の酸化のために酸性水性コバルト塩溶液の添加下に空気で処理されかつ反応生成物を含有する有機相とコバルト塩を含有する水相とに分離された後、この水相が1段法に復帰されるように、実施する。
【0045】
次に、コバルト触媒の分離後に残存する有機相は水素化されて、これによって得られたアルコールは水素化生成物から例えば蒸留によって製出されうる。
【0046】
本発明方法の反応条件下では、水素化によってアルデヒドの他にまた部分的に相応のアルコールも形成される。アルデヒド及びアルコールは、脱コバルト後に有機反応器排出物から分離されかつ個々にさらに加工されうる。しかし好ましくは全有機反応器排出物は公知方法により、例えば水素化及び引続く蒸留によって後処理されて相応のアルコールになる。
【0047】
本発明方法により製造されたアルコールは、可塑剤−及び洗浄剤アルコールとして好適である。アルデヒドはさらにカルボン酸の製造のために使用されうる。可塑剤アルコールは、例えば無水フタル酸(PSA)によるエステル化によってポリ塩化ビニル(PVC)用の慣用可塑剤に変化される。
【0048】
本発明方法によって炭素原子6〜17個を有するオレフィンがヒドロホルミル化され、これによって得られたアルデヒドが水素化されうる。
【0049】
本発明方法は特に、プロペン及びブテンのオリゴマー化によって製造される異性体オレフィン混合物のヒドロホルミル化のために適当である。ヒドロホルミル化の原料ベースとして使用されうる代表的なオリゴマーには、例えばジ−、トリ−及びテトラ−プロペンならびにジ−、トリ−及びテトラ−ブテンが挙げられる。
【0050】
本発明方法によって好ましくは、C原子9〜13個を有するアルコールが相応のオレフィンから製造され、特にイソノナノールがジブテンから製造される。
【0051】
n−ブテンのオリゴマーは、公知のオリゴマー化法、例えばヒュルス(Huels)のオクトール(Octol:登録商標)法及びIFPのジマーゾール(Dimersol:登録商標)法により大規模工業的に得られる(J.Schulze,M.Homann:“C4−Hydrocarbons and Derivates”,69頁以下,Springer Verlag,Berlin/Heiderberg,1989)。
【0052】
本発明方法で得られたアルデヒドは、公知の水素化法により気相又は液相で水素化されて所望のアルコールを生成しうる(SRI International,Report No.21C,April 1986,53頁以下)。アルデヒドの水素化用触媒としては、特に亜クロム酸銅(Kupferchromit)−、ニッケル−及び銅−亜鉛−触媒が適当である。アルコールを生成するアルデヒドの水素化は一部分はすでに1段法で行われている。
【0053】
次に本発明を実施例によって詳述する。
【0054】
【実施例】
比較例:ジブテンからイソノナノールを製造するための公知方法
前カルボニル化:
特殊鋼製の2l撹拌オートクレーブ中に酢酸コバルト含有水(金属として計算して約1.0重量%のコバルト)1000mlを予め装入する。撹拌(1000rpm)下にCO/H2の容量比1:1の合成ガスを170℃及び280バールでオートクレーブに導入する。断続的に行う試料採取によって、前カルボニル化の間のコバルトカルボニル錯体の形成を分析的に追跡することができる。6時間の前カルボニル化時間後に使用されたコバルト塩の約65%が反応されて活性コバルト触媒、コバルトヒドリドカルボニル錯体(Kobalthydridocarbonylkomplex)になる。
【0055】
水と混合できないか又は混合の困難なアルコール、例えば2−エチルヘキサノール又はイソノナノールの添加によって前カルボニル化時間の明らかな短縮が達成されうる。前カルボニル化をコバルト塩−水/イソノナノール−混合物(イソノナノール250ml及び金属として計算して1重量%のコバルトを含む水性酢酸コバルト溶液750ml)を用いて前記条件下で行うと、すでに5分後に使用されたコバルト塩の65%がコバルトカルボニル錯体に変化される。
【0056】
触媒抽出:
前カルボニル化の終了後に、触媒抽出を行うためにオートクレーブを100バールの合成ガス圧力に減圧し、約60℃の温度に冷却する。この条件下でジ−n−ブテン500mlを加えた後激しく撹拌しながら(1000rpm)コバルトカルボニル錯体を有機相として働くジ−n−ブテン中に抽出する。約10分の抽出時間後に抽出混合物を相分離のために撹拌機を止めたままさらに10分放置する。オレフィン相はコバルトカルボニル錯体(HCo(CO)4)としてコバルト0.22重量%を含有する。水相はコバルト(II)塩としてのコバルト0.35重量%の他に、さらに抽出されなかったコバルトカルボニル錯体としてのコバルト約0.57重量%を含有する。これは、抽出可能なコバルトカルボニル錯体の約12%だけがオレフィン相中に抽出されたことを意味する。
【0057】
ヒドロホルミル化:
触媒抽出後に水相をオートクレーブから排出し、ジ−n−ブテン500mlをさらに供給する。次にコバルトヒドリドカルボニル錯体の含有されたオレフィン相をCO/H2−容量比1:1の合成ガスを用いて175℃の温度及び260バールの圧力でヒドロホルミル化する。4時間の反応時間後には合成ガスはもはや認められず、ヒドロホルミル化は終了している。
【0058】
脱コバルト:
脱コバルトのためにオートクレーブを減圧し、生成物混合物を約100℃に冷却する。反応混合物を希薄酢酸の存在で100℃未満で空気で処理することによってコバルトカルボニル錯体が酸化され、生じるコバルト塩は水相中に逆抽出される(zurueckextrahiert)。
【0059】
有機相は、ガスクロマトグラフィー分析によると次の組成(重量%)を有する:
C8−炭化水素12.5%、イソノナナール44.5%、イソノナノール29.5%、エステル(ギ酸イソノニル)3.5%、アセタール5%及び高沸点残留物5%。
【0060】
水素化:
イソノナナール及びギ酸イソノニルを、亜クロム酸銅の存在で150〜250℃及び20〜30バールで気相で水素化してイソノナノールにする。
【0061】
例1:ジブテンからイソノナノールを製造する
本発明方法を、主として高圧管状反応器(直径90mm、長さ3600mm)及びラシッヒリングの充填された後続の脱コバルト容器(容量20l)ならびに相分離容器から構成されている連続的実験装置で行う。高圧反応器の反応器室は、流動方向に垂直に組込まれた5個の有孔板によって階段化される(kaskadiert)。出発物質の計量のために3物質混合ノズルを使用する。反応器内容物は、設置された加熱−及び冷却装置により必要に応じて加熱又は冷却することができる。
【0062】
前カルボニル化はアルコール及び/又はアルデヒドの存在で加速されるので、本発明の1段法の初めには、イソノナノール又はイソノナナール/イソノナノール混合物を開始助剤として反応器中に予め装入することができる。反応器を160〜180℃の使用温度にもたらした後、混合ノズルにより反応器にヒュルス(Huels)のオクトール法からのジ−n−ブテン、金属として計算して1重量%のコバルトを含有する水性酢酸コバルト溶液及びCO/H2の容量比1:1の合成ガスを連続的に供給する。
【0063】
次の流量を調節する:ジ−n−ブテン5.0kg/h及び酢酸コバルト溶液0.45kg/h。反応器を、合成ガスによって合成ガス流量2.5〜3.5Nm3/hで280バールの一定反応圧に圧調節する。選択されたジ−n−ブテン流量は、反応器容量に対する空時負荷(Raumzeitbelastung)(LHSV)約0.3h-1(反応器容量m3及び時間当り0.3m3のジ−n−ブテン)に相当する。
【0064】
有機相は反応器の頭部から連続的に排出されかつ10〜15バールに減圧されて脱コバルト段階に入る。酢酸コバルト溶液として反応器に供給された水相は、状態調節されてコバルト錯体含有プロセス水として反応器の底部から排出されかつ同様に減圧されて脱コバルト段階に入る。
【0065】
脱コバルト段階では、140℃で酸性の水性コバルト塩溶液(プロセス水)の存在で空気又は酸素によるコバルトカルボニル錯体の酸化によって二つの液相と減圧の際に生じるガス(反応しなかった合成ガス)とからコバルト触媒が除去され、次に両相は後続の分離容器で分離される。コバルトを含まない有機相はさらに後処理され、これに対して水性コバルト塩溶液は混合ノズルを介して1段法に復帰される。反応しなかった合成ガスは再使用されるか又は棄却される。
【0066】
選択された反応条件下では、90%を超えるジ−n−ブテンの変換率が得られる。
【0067】
脱コバルト後の粗生成物排出物は、ガスクロマトグラフィー分析によれば次の組成(重量%)を有している:C8−炭化水素7.0%、イソノナナール29.7%、イソノナノール53.1%、エステル(ギ酸イソノニル)4.2%及び高沸点残留物6.0%。
【0068】
高沸点残留物を蒸留により有価生成物から非常に簡単に除去することができる。
【0069】
脱コバルト後に粗生成物は後続の公知後処理段階で水素化及び引続く蒸留によってイソノナノール(異性体混合物)に変えられる。
【0070】
粗生成物の水素化は、気相で170〜250℃及び20〜25バールで亜クロム酸銅触媒の存在で行う。
【0071】
例2:トリ−n−ブテンからイソトリデカノールを製造する
本発明方法を例1で記載した実験装置で同様に行う。
【0072】
前カルボニル化はアルコール及び/又はアルデヒドの存在で加速されるので、本発明の1段法の初めにはイソ−トリデカノール及び/又はイソ−トリデカノール/イソ−トリデカナール混合物を開始助剤として反応器に予め装入する。
【0073】
反応器を160〜180℃の使用温度にもたらした後、反応器に混合ノズルにより出発物質、すなわちヒュルスのオクトール法からのトリ−n−ブテン、金属として計算して1重量%のコバルトを含む水性酢酸コバルト溶液及びCO/H2の容量比1:1の合成ガスを連続的に供給する。
【0074】
次の流量を調節する:トリ−n−ブテン1.65kg/h及び酢酸コバルト溶液0.15kg/h。合成ガスによって反応器を合成ガス流量0.8〜1.2Nm3/hで一定反応圧力280バールに圧調節する。選択されたトリ−n−ブテン流量は、反応器容量に対する空時負荷(LHSV)約0.1h-1(反応器容量m3及び時間当り0.1m3のトリ−n−ブテン)に相当する。
【0075】
反応器排出物は、例1で記載したように、さらに後処理する。
【0076】
選択された反応条件下では、少なくとも80%のトリ−n−ブテン変換率が得られる。
【0077】
脱コバルト後の粗生成物排出物は、ガスクロマトグラフィー分析によれば次の組成(重量%)を有している:C8−炭化水素16.5%、イソトリデカナール及びイソ−トリデカノール73.5%ならびに高沸点残留物10.0%。
【0078】
粗生成物は、脱コバルト後に後続の公知後処理段階で亜クロム酸銅触媒の存在で150〜250℃及び20〜30バールで液相で水素化し、次に蒸留することによってイソ−トリデカノール(異性体混合物)に変える。
Claims (21)
- 相応のオレフィンを、コバルト触媒を含有する有機相の存在で温度50〜220℃及び圧力100〜400バールで合成ガスでヒドロホルミル化し、次にこのようにして得られたアルデヒドを水素化することによってC原子7〜18個を有するアルコールを製造し、その際コバルト触媒を、水と混合できないか又は僅かしか混合できない有機溶剤の存在で水性コバルト塩溶液を合成ガスと反応させて形成しかつコバルト触媒を含有する有機相を、水と混合できないか又は僅かしか混合できない有機抽出剤を用いて、形成されたコバルト触媒を水相から抽出することによって得ることから成る、該アルコールの製造方法において、コバルト触媒の形成、形成されたコバルト触媒の有機相中へ抽出及び相応のオレフィンのヒドロホルミル化を1段法で行うことを特徴とする、C原子7〜18個を有するアルコールの製造方法。
- コバルト触媒の形成、形成されたコバルト触媒の有機相中への抽出及び相応のオレフィンのヒドロホルミル化を単一反応器で行う、請求項1記載の方法。
- 相応のオレフィンからC原子9〜13個を有するアルコールを製造する、請求項1又は2記載の方法。
- イソノナノールをジブテンから製造する、請求項3記載の方法。
- 該方法を連続的に行う、請求項1から請求項4までのいずれか1項記載の方法。
- 1段法の反応器室を少なくとも1個の分離装置によって区分する、請求項1から請求項5までのいずれか1項記載の方法。
- 水性コバルト塩溶液、オレフィン、合成ガス、水と混合できないか又は僅かしか混合できない有機溶剤及び水と混合できないか又は僅かしか混合できない有機抽出剤を1段法の反応器に同時に導入する、請求項1から請求項6までのいずれか1項記載の方法。
- 水性コバルト塩溶液、オレフィン、合成ガス、水と混合できないか又は僅かしか混合できない有機溶剤及び水と混合できないか又は僅かしか混合できない有機抽出剤を混合ノズルによって1段法の反応器中に導入する、請求項7記載の方法。
- 水と混合できないか又は僅かしか混合できない有機溶剤及び水と混合できないか又は僅かしか混合できない有機抽出剤を1段法の反応器中に予め装入しかつ水性コバルト塩溶液、オレフィン及び合成ガスを1段法の反応器中に同時に導入する、請求項1から請求項6までのいずれか1項記載の方法。
- 水と混合できないか又は僅かしか混合できない有機溶剤及び水と混合できないか又は僅かしか混合できない有機抽出剤を1段法の反応器中に予め装入しかつ水性コバルト塩溶液、オレフィン及び合成ガスを混合ノズルによって1段法の反応器中に導入する、請求項9記載の方法。
- 水と混合できないか又は僅かしか混合できない有機抽出剤を1段法の反応器中に予め装入しかつ水性コバルト塩溶液、オレフィン、合成ガス及び水と混合できないか又は僅かしか混合できない有機溶剤を1段法の反応器中に同時に導入する、請求項1から請求項6までのいずれか1項記載の方法。
- 水と混合できないか又は僅かしか混合できない有機抽出剤を1段法の反応器中に予め装入しかつ水性コバルト塩溶液、オレフィン、合成ガス及び水と混合できないか又は僅かしか混合できない有機溶剤を混合ノズルによって1段法の反応器中に導入する、請求項11記載の方法。
- 水と混合できないか又は僅かしか混合できない有機溶剤がオレフィン及び/又はアルデヒド及び/又はアルコールである、請求項1から請求項12までのいずれか1項記載の方法。
- 水と混合できないか又は僅かしか混合できない有機溶剤が1段法からの反応生成物である、請求項13記載の方法。
- 水と混合できないか又は僅かしか混合できない有機抽出剤がオレフィン及び/又はアルデヒド及び/又はアルコールである、請求項1から請求項14までのいずれか1項記載の方法。
- 水と混合できないか又は僅かしか混合できない有機抽出剤が1段法からの反応生成物である、請求項15記載の方法。
- 水と混合できないか又は僅かしか混合できない溶剤及び水と混合できないか又は僅かしか混合できない抽出剤が同一である、請求項1から請求項16までのいずれか1項記載の方法。
- 水性コバルト塩溶液、オレフィン、及び合成ガスを1段法の反応器中に同時に導入する、請求項1から請求項17までのいずれか1項記載の方法。
- 水性コバルト塩溶液、オレフィン及び合成ガスを混合ノズルによって1段法の反応器中に導入する、請求項18記載の方法。
- 1段法の反応生成物を、コバルト触媒の酸化のために酸性の水性コバルト塩溶液の添加下に空気で処理し、反応生成物を含有する有機相とコバルト塩を含有する水相とに分離した後水相を1段法に復帰させる、請求項1から請求項19までのいずれか1項記載の方法。
- コバルト触媒の除去後に残存する有機相を水素化し、これによって得られるアルコールを水素化生成物から製出する、請求項1から請求項20までのいずれか1項記載の方法。
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