JP3877699B2 - 画像読取装置及びこれを備えた画像形成装置 - Google Patents

画像読取装置及びこれを備えた画像形成装置 Download PDF

Info

Publication number
JP3877699B2
JP3877699B2 JP2003113603A JP2003113603A JP3877699B2 JP 3877699 B2 JP3877699 B2 JP 3877699B2 JP 2003113603 A JP2003113603 A JP 2003113603A JP 2003113603 A JP2003113603 A JP 2003113603A JP 3877699 B2 JP3877699 B2 JP 3877699B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
image
light
document
photoelectric conversion
diameter portion
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2003113603A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2004320574A (ja
Inventor
秀樹 岡村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kyocera Document Solutions Inc
Original Assignee
Kyocera Mita Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kyocera Mita Corp filed Critical Kyocera Mita Corp
Priority to JP2003113603A priority Critical patent/JP3877699B2/ja
Publication of JP2004320574A publication Critical patent/JP2004320574A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3877699B2 publication Critical patent/JP3877699B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Facsimile Scanning Arrangements (AREA)
  • Optical Systems Of Projection Type Copiers (AREA)
  • Facsimile Heads (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、スキャナとして単体で用いられたり、デジタル複写機やファクシミリ等に搭載されたりして、原稿の画像を電気信号として読み取る画像読取装置、及び、この画像読取装置を備え、読み取った原稿画像を用紙やOHPシート等のシートに形成(転写)するデジタル複写機等の画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来一般的な画像読取装置は、原稿の画像面に向けて光源から光を照射し、その反射光(以下、「原稿反射光」と記すことがある)を複数のミラーで反射させてレンズ群に導き入れ、更にこのレンズ群で集光させてCCD等の光電変換モジュールの光電変換素子上に結像させ、この光電変換モジュールで原稿画像を電気信号として取得する(読み取る)ようになっている。このような画像読取装置においては、レンズ群を経た原稿反射光以外の光、すなわちレンズ群を通過していない光(以下、「外乱光」と記すことがある)が光電変換素子に到達すると、読み取った原稿画像に対していわゆるフレアやゴーストといったような画質の劣化を引き起こし、ひいてはこの原稿画像の電気信号を活用する画像形成装置での転写画像にも悪影響することから、これを防止する工夫を施すことが重要である。
【0003】
従来では、例えば図7に示すように、上記のレンズ群(不図示)を保持した鏡胴106、及び光電変換モジュール7がベースプレート10上に取り付けられ、これらの鏡胴106及び光電変換モジュール7全体を覆うように遮光カバー111がベースプレート10に固定されている。これにより、外乱光は遮光カバー111で遮られるため、光電変換モジュール7まで到達することはなく、読み取った原稿画像における画質の劣化が防止される。但し、遮光カバー111には開口窓111aが形成されていて、原稿反射光はこの開口窓111aを通じて鏡胴106のレンズ群へ導入される(例えば、特許文献1参照)。
【0004】
【特許文献1】
特開平8−214127号公報(第2−4頁、第1−5図)
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、近年の画像読取装置には装置自体の小型化が強く要求されてきているが、上記した従来の画像読取装置では、鏡胴106及び光電変換モジュール7全体を遮光カバー111で覆っているため、遮光カバー111の占有空間が大きく、これにより装置自体の小型化が制約されてしまう。特に、鏡胴106内のレンズ群を構成する個々のレンズに関して、一般に、原稿反射光の光路に対して上流側(物面側)の前群レンズの方が、下流側(像面側)の後群レンズよりも拡径されているため、この鏡胴106を覆う遮光カバー111はある程度大きくならざるを得ず、画像読取装置自体の小型化に対して不利な状況である。一方ここ最近では、個々のレンズの高性能化に伴って、上記とは逆に、後群レンズの方が前群レンズよりも拡径されている場合もあり、この場合の鏡胴106を覆う遮光カバー111についても、上記の問題が同様に生じる。
【0006】
そこで本発明は、上記の問題に鑑みてなされたものであり、簡単な構成で光電変換モジュールに対して外乱光を確実に遮ることができ、しかも小型化を実現できる画像読取装置、及び画像形成装置を提供することを目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、本発明による画像読取装置は、原稿の画像面に向けて光を照射する光源と、前記画像面からの反射光を集光するレンズ群を保持した鏡胴と、前記レンズ群で集光された前記反射光を受けて電気信号に変換する光電変換モジュールと、この光電変換モジュールに対して外乱光を遮る遮光カバーと、を備えた画像読取装置において、前記鏡胴は、前記反射光の光路の上流側から順に、小径部、及びこの小径部よりも拡径された大径部よりなり、前記遮光カバーは、前記大径部よりも小さくて前記小径部を挿通させる大きさに形成された開口から前記小径部を外部に突出させつつ、前記大径部及び前記光電変換モジュールを覆うように固定されている。これにより、光電変換モジュールに対して、鏡胴の小径部と遮光カバーの開口との間を通過する外乱光は大径部における光路の上流側端面で遮られ、これ以外の外乱光は遮光カバーで遮られるため、読み取った原稿画像における画質の劣化が防止される。しかも、遮光カバーで鏡胴全体を覆うわけではないため、従来と比較して遮光カバーの占有空間を小さくでき、画像読取装置自体の小型化につながる。
【0008】
ここで、ここ最近におけるレンズ群個々の実用的な態様を考慮して、前記レンズ群は、前記小径部に保持された前群レンズと、前記大径部に保持され前記前群レンズよりも拡径された後群レンズと、よりなることが好ましい。
【0009】
また、上記目的を達成するための本発明の画像読取装置は、原稿の画像面に向けて光を照射する光源と、前記画像面からの反射光を集光するレンズ群を保持した鏡胴と、前記レンズ群で集光された前記反射光を受けて電気信号に変換する光電変換モジュールと、この光電変換モジュールに対して外乱光を遮る遮光カバーと、を備えた画像読取装置において、前記鏡胴は、外周に鍔部が形成され、この鍔部を挟んで前記反射光の光路に対する上流部及び下流部に区分されており、前記遮光カバーは、前記鍔部よりも小さくて前記上流部を挿通させる大きさに形成された開口から前記上流部を外部に突出させつつ、前記鍔部、前記下流部及び前記光電変換モジュールを覆うように固定されている。これにより、光電変換モジュールに対して、鏡胴の上流部と遮光カバーの開口との間を通過する外乱光は鍔部における光路の上流側端面で遮られ、これ以外の外乱光は遮光カバーで遮られるため、読み取った原稿画像における画質の劣化が防止される。しかも、遮光カバーで鏡胴全体を覆うわけではないため、従来と比較して遮光カバーの占有空間を小さくでき、画像読取装置自体の小型化につながる。
【0010】
そして、上記目的を達成するため、本発明による画像形成装置は、上記のいずれかの画像読取装置を備えている。これにより、画像読取装置で読み取った原稿画像の電気信号に基づいて転写されたシートの転写画像の画質は良好となり、しかも、画像読取装置自体の小型化に伴って画像形成装置自体の小型化も実現できる。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下に、本発明の実施形態について図面を参照しながら詳述する。先ず、本発明の第1実施形態である画像読取装置、及びこれを備えた画像形成装置について説明する。図1は第1実施形態の画像読取装置を備えた画像形成装置の外観構成を示す斜視図、図2はその画像形成装置の右側面図、図3はその画像形成装置の内部構成を示す正面視の縦断面図、図4はその画像形成装置における画像読取装置の要部を示す縦断面図、図5は図4の左側面視の平面図である。なお、図2は原稿押さえの開閉状態をも示しているが、原稿押さえに搭載される原稿搬送部の図示は便宜上省略している。
【0012】
図1〜図3に示すように、画像形成装置200は、いわゆる胴内排出型のデジタル複写機であって、大きくは、本体ハウジング20と、その上部に配設された上ハウジング21と、よりなる。この上ハウジング21には、原稿の画像を電気信号として読み取るための後述する各種機構が設けられ、他方、本体ハウジング20には、読み取った原稿画像の電気信号に基づいてシートに画像を転写するための後述する各種機構が設けられる。
【0013】
本実施形態では、本体ハウジング20は、下ハウジング20aと、その上方で左側部に沿って位置し上ハウジング21に連結される連結ハウジング20bと、より構成され、下ハウジング20aには、シートの給紙部や、シート上にトナー画像を形成する画像形成部や、シート上のトナー画像を定着するための定着部等が設けられ、他方、連結ハウジング20bには、定着後のシートを搬送して排出するためのシート排出部が設けられている。また、上ハウジング21の直下における連結ハウジング20bの右側方には、右側面及び正面に向けて大きく開放されたシート排出空間部22が形成されており、このシート排出空間部22には、連結ハウジング20bの右側面から水平方向に排出されるシートを受け取って積載するための上シートトレイ23、下シートトレイ24が設けられている。
【0014】
上ハウジング21の上面には、透明なガラス板からなる原稿載置板25や、正面側に表出した操作パネル26が配設されている。更に、上ハウジング21の上方には、原稿載置板25における画像読取位置Rに原稿を搬送するための原稿搬送部27を搭載した原稿押さえ28が、上ハウジング21の背面に固定のヒンジ部21aによって開閉自在に支持されている。つまり原稿押さえ28は、原稿載置板25に対して閉じて原稿の読取動作がなされる閉状態(図2中、実線で図示)と、原稿載置板25に対して開いた開状態(図2中、一点鎖線で図示)と、を取り得る。
【0015】
ここで、本実施形態の画像形成装置200は、原稿押さえ28を閉じたままで原稿搬送部27よって原稿を自動的に搬送して読み取るシートスルー方式と、読み取る毎に原稿押さえ28を開閉して原稿載置板25上の原稿を1枚ずつ取り替える原稿固定方式と、の2種類の方式が可能である。なお、前者のシートスルー方式では、上ハウジング21に設けられている光学系が走査移動することなく所定位置に保持されたまま原稿の読取動作が行われ、他方、後者の原稿固定方式では、その光学系が走査移動しながら読取動作が行われる。
【0016】
引き続き、シートスルー方式にまつわる原稿搬送部27に関連する構成を説明する。図1及び図3に示すように、原稿搬送部27は、大きくは、供給される原稿が積載される原稿給紙トレイ29と、原稿載置板25における画像読取位置Rの上方に位置し原稿給紙トレイ29が突設された原稿カバー30と、この原稿カバー30の側方で原稿押さえ28の上面の一部に直付けで形成された原稿排紙トレイ31と、よりなり、原稿給紙トレイ29から原稿カバー30内を経て原稿排紙トレイ31に亘り、原稿搬送路d(図3中、二点鎖線で図示)が画成されている。
【0017】
原稿カバー30内には、原稿搬送路dに沿って、上流側から順に、ピックアップローラ32、搬送ローラ対33、レジストローラ対34、及び排出ローラ対35が設けられている。これらのうちで搬送ローラ対33は、駆動ローラ33aと分離ローラ33bとから構成されていて、分離ローラ33bは回転負荷が所定トルクを下回る場合のみ駆動ローラ33aと逆方向に回転し、回転負荷が所定トルクを上回る場合には駆動ローラ33aと従動回転するようになっている。
【0018】
レジストローラ対34と排出ローラ対35の間には、原稿載置板25における画像読取位置Rに対向して表出したシェーディング補正用の白基準板36と、白基準板36の背後にあって白基準板36を画像読取位置Rに向けて押圧するための原稿押圧部36aと、が設けられている。なお、原稿搬送路dは搬送ローラ対33から画像読取位置Rに至る間において反転するように湾曲している。
【0019】
また、原稿搬送路dには、原稿の存否を検知するための複数のセンサが適所に設けられている。例えば、原稿給紙トレイ29の中央部には原稿検知センサS1が、搬送ローラ対33の下流側には給紙センサS2が、排出ローラ対35の下流側には排出センサS3が、それぞれ設けられている。
【0020】
このようなシートスルー方式の原稿搬送部27による原稿搬送動作について、以下に説明する。原稿給紙トレイ29に画像面を上向きにセットされた複数枚の原稿は、ばね部材37aによって上向きに付勢されたセット原稿押さえ部材37により、所定の圧力でピックアップローラ32に押しつけられる。ここで操作パネル26のコピー開始ボタンがオンされると、1次給紙駆動手段(不図示)により、ピックアップローラ32及び搬送ローラ対33が回転駆動される。
【0021】
原稿給紙トレイ29にセットされた原稿は、ピックアップローラ32によって通常上段の複数枚が搬送ローラ対33に送られる。搬送ローラ対33に送られた複数枚の原稿は、分離ローラ33bにより最上の1枚のみが分離されてレジストローラ対34に向けて搬送される。その際、その原稿の先端が給紙センサS2によって検出されてから所定の距離だけその原稿が搬送された後、1次給紙駆動手段の作動停止によって搬送ローラ対33の駆動ローラ33a及びピックアップローラ32の回転駆動が停止され1次給紙が終了する。その1次給紙の原稿は、その先端がレジストローラ対34のニップ部に押圧され、且つその先端部に撓みが形成された状態で停止させられる。
【0022】
1次給紙が終了してから所定時間経過後、2次給紙が開始される。つまり、2次給紙駆動手段(不図示)の作動により、レジストローラ対34が回転駆動される。原稿は、レジストローラ対34により、画像読取位置Rを経て排出ローラ対35に向けて搬送させられた後、最終的には排出ローラ対35によって原稿排紙トレイ31上に排出される。その際、排出センサS3により原稿の後端通過を検知したことによって、原稿1枚の画像読み取りの完了を検出するようになっている。ここで排出センサS3は、原稿の給紙搬送完了毎に原稿枚数を計数するカウント機能を有しており、原稿検知センサS1が後続の原稿を検知していれば、2枚目以降の原稿搬送が上記と同様に続行される。なお、原稿は、画像読取位置Rを通過する際に、白基準板36と原稿押圧部36aによって原稿載置板25に向けて軽く押圧されながら搬送され、その原稿の画像が画像読取位置Rを通じて読み取られるようになっている。
【0023】
続いて、原稿の画像を電気信号として読み取るために、上ハウジング21内に設けられた各種機構の構成について、図3〜図5を参照しながら以下に説明する。上ハウジング21内には、原稿の画像面に向けて光を照射する光源であるランプ1と、このランプ1からの光を効率よく原稿の画像面に与えるための反射板2と、原稿反射光を直接に受けて反射させる第1ミラー3と、この第1ミラー3からの反射光を受けて反射させる第2ミラー4と、この第2ミラー4からの反射光を受けて反射させる第3ミラー5と、この第3ミラー5からの反射光を導入して集光するレンズ群(不図示)を保持した鏡胴6と、この鏡胴6のレンズ群で集光された原稿反射光を受けて電気信号に変換する光電変換モジュール(例えば、ライン型のCCD)7と、が配設されている。なお、図3において、原稿反射光の光路を一点鎖線で示す。
【0024】
ここで、ランプ1、反射板2及び第1ミラー3は第1キャリッジ8上に一体的に固定され、また、第2ミラー4及び第3ミラー5は第2キャリッジ9上に一体的に固定されており、これらの第1キャリッジ8と第2キャリッジ9は、相互に独立しているが連帯して往復移動可能になっている。つまり、上記のシートスルー方式で原稿画像の読取動作が行われる際は、第1キャリッジ8が画像読取位置Rの直下に移動して保持されるとともに、第2キャリッジ9が所定位置に保持され(図3参照)、他方、原稿固定方式の際は、第1キャリッジ8と第2キャリッジ9は相互に原稿反射光の光路長を一定に維持しながら往復移動(走査移動)する。
【0025】
また、鏡胴6及び光電変換モジュール7は、ベースプレート10上に取り付けられている。ここで本実施形態では、鏡胴6は、原稿反射光の光路の上流側(図3及び図4では左側)から順に、小径部6a、及びこの小径部6aよりも拡径された大径部6bよりなっている。そして、大径部6bよりも小さくて小径部6aを挿通させる大きさ、例えば小径部6aよりも若干大きく形成された開口11aを有する遮光カバー11が、開口11aから小径部6aを外部に突出させつつ、大径部6b及び光電変換モジュール7を覆うようにベースプレート10に固定されている。なお、実際には、鏡胴6は、ベースプレート10上にネジ止めされた調整板10aに固定されていて、原稿反射光の結像位置が光電変換モジュール7の光電変換素子7a上に一致するように光軸方向の調整が可能となっている。
【0026】
また、鏡胴6内のレンズ群としては、小径部6a及び大径部6bそれぞれの形状に対応して、小径部6aに保持された前群レンズに比べ、大径部6bに保持された後群レンズが拡径されている。つまり、ここ最近におけるレンズ群の実用的な態様を実現することが可能となるわけである。
【0027】
このような構成のもと、ランプ1から照射されて原稿の画像面で反射した原稿反射光は、第1ミラー3〜第3ミラー5で反射して鏡胴6内のレンズ群に導入され、レンズ群で集光されて光電変換モジュール7の光電変換素子7a上に結像する。そして、この光電変換モジュール7で光電変換処理がなされ、原稿画像は電気信号として読み取られる。その際、光電変換モジュール7に対して、鏡胴6の小径部6aと遮光カバー11の開口11aとの間を通過する外乱光は、大径部6bにおける光路の上流側端面で遮られ、これ以外の外乱光は遮光カバー11そのもので遮られる。従って、読み取った原稿画像における画質の劣化(フレアやゴースト)を確実に防止することが可能となる。しかも、遮光カバー11で鏡胴6全体を覆うわけではないため、従来と比較して遮光カバー11の占有空間を小さくでき、上ハウジング21すなわち画像読取装置自体の小型化を実現できるわけである。
【0028】
続いて、読み取った原稿画像の電気信号に基づいてシートに画像を転写するために、本体ハウジング20内に設けられた各種機構の構成について、図3を参照しながら以下に説明する。先ず、シートの給紙部について述べる。下ハウジング20aの下部には、種々サイズのシート(主として用紙)を収納し、正面から出し入れ可能なシートカセット40が配設されていて、このシートカセット40に収納されているシートPは、繰り出しコロ40aにより1枚ずつ送り出される。また、下ハウジング20aの下部における左側面には、必要に応じて引き倒される開閉可能な手差しトレイ41が設けられていて、この手差しトレイ41にセットされているシート(用紙やOHPシート)P’は、繰り出しコロ41aにより1枚ずつ送り出される。
【0029】
次に、シート上にトナー画像を形成する画像形成部、及びシート上のトナー画像を定着するための定着部について述べる。下ハウジング20a内におけるシートカセット40の上方には、主たる画像形成部を構成する感光体ドラム42を初め、この感光体ドラム42の周囲に、帯電用のメインチャージャー43、露光用のレーザースキャニングユニット44、現像装置45、転写ローラ46、及びクリーニング装置47が配設されている。また、下ハウジング20a内における転写ローラ46の上方であって連結ハウジング20bの直下には、主たる定着部を構成する定着装置48が配設されている。
【0030】
感光体ドラム42は、正帯電性のアモルファスシリコン製であって、駆動時には200mm/秒の周速度で図3中時計回りに回転する。感光体ドラム42の表面は、5kVの高電圧が印加されたメインチャージャー43から発生したコロナ放電によって+250Vに一様に帯電された後、上記した光電変換モジュール7からの原稿画像の電気信号に基づく、レーザースキャニングユニット44からのビーム光の照射によって、明電位+10Vと暗電位+250Vの部分からなる静電潜像が形成される。
【0031】
更に、感光体ドラム42の回転によって、静電潜像は現像位置にまで回転移動する。現像装置45の構成要素である現像ローラ45aは、ステンレス製で内部に固定磁石を有しており、感光体ドラム42と300μmの間隙をもって回転自在に支持され、駆動時には感光体ドラム42と同一方向に360mm/秒の周速度で回転する。現像装置45内には、体積平均粒径9μm(コールターカウンターでの計測によるメジアン径)の正帯電の磁性トナーが充填されており、磁性ブレード(不図示)によって現像ローラ45aの表面にトナー薄層が形成される。また、現像ローラ45aには、+100Vの直流電圧と、周波数2kHzでピークツーピーク電圧2kVの交流電界と、が重畳した現像バイアス電圧が印加されている。現像領域に達したトナーは、その現像バイアス電圧により現像ローラ45aの表面から飛翔して感光体ドラム42の表面の静電潜像に吸着し、これによりトナー顕像が形成(現像)される。
【0032】
ここで、シートカセット40(又は手差しトレイ41)から1枚ずつ繰り出されてレジストローラ対49に到達したシートP(又はP’)は、感光体ドラム42上のトナー顕像が転写ローラ46に接近するのに同期して、レジストローラ対49で搬送タイミングが調整されながら上方に向けて送り出され、搬送路T1を通じて感光体ドラム42と転写ローラ46との間に搬送される。そして、そのシートPの先端とトナー顕像の先端が一致して転写ローラ46を通過することにより、トナー顕像中のトナーのほとんどがシートP上に転写される。ここでシートP上に転写されずに感光体ドラム42の表面に残留したトナーは、クリーニング装置47によって感光体ドラム42から除去される。一方、トナー顕像が転写されたシートPは定着装置48へ送られる。定着装置48は、熱ローラ48a及び加圧ローラ48bからなる定着ローラ対を有していて、この定着ローラ対によって互いのニップを通過するシートP上のトナー顕像を加熱・加圧して定着させ、これによりシートPには定着された転写画像が形成される。
【0033】
定着装置48を通過したシートPは、そのまま垂直上方に向く垂直搬送路T2に沿って連結ハウジング20b内に搬送される。この連結ハウジング20b内には、垂直搬送路T2に連結された搬送ローラ対50、上シートトレイ23にシートPを排出するための上排出ローラ対51、下シートトレイ24にシートPを排出するための下排出ローラ対52、及び、搬送ローラ対50からのシートPを上排出ローラ対51又は下排出ローラ対52に向けて振り分ける振分爪53が配設されている。搬送ローラ対50から送り出されシートPは、上シートトレイ23へ排出される場合は、振分爪53によって搬送路T3に振り分けられて上排出ローラ対51に達し、他方下シートトレイ24へ排出される場合は、振分爪53によって搬送路T4に振り分けられて下排出ローラ対52に達し、それぞれ上排出ローラ対51又は下排出ローラ対52から上シートトレイ23又は下シートトレイ24へ排出される。なお、図3では、シートPが下シートトレイ24へ排出される場合の振分爪53の態様を示す。
【0034】
このようにしてシートPに形成された転写画像は、外乱光が確実に遮られて読み取られた光電変換モジュール7からの原稿画像の電気信号に基づくものであるため、その画質は良好となる。
【0035】
次に本発明の第2実施形態について、図6を参照しながら説明する。図6は第2実施形態の画像形成装置における画像読取装置の要部を示す縦断面図である。なお、図中で図1〜図5と同じ名称で同じ機能を果たす部分には同一の符号を付し、重複する説明は省略する。本第2実施形態の特徴は、上記の第1実施形態における鏡胴6の形状を変形した点にある。
【0036】
つまり、図6に示すように、鏡胴6及び光電変換モジュール7は、第1実施形態と同様、ベースプレート10上に取り付けられているが、本実施形態では、鏡胴6は、外周に鍔部6cが形成され、この鍔部6cを挟んで反射光の光路に対する上流部6d及び下流部6eに区分されてなる。そして、鍔部6cよりも小さくて上流部6dを挿通させる大きさ、例えば上流部6dよりも若干大きく形成された開口11a’を有する遮光カバー11が、開口11a’から上流部6dを外部に突出させつつ、鍔部6c、下流部6e及び光電変換モジュール7を覆うようにベースプレート10に固定されている。
【0037】
このような構成によれば、原稿画像の読取動作の際、光電変換モジュール7に対して、鏡胴6の上流部6dと遮光カバー11の開口11a’との間を通過する外乱光は鍔部6cにおける光路の上流側端面で遮られ、これ以外の外乱光は遮光カバー11そのもので遮られる。従って、上記の第1実施形態と同様に、読み取った原稿画像における画質劣化の防止や、画像読取装置自体の小型化を実現できる。
【0038】
また、本実施形態の場合、下流部6eを上流部6dよりも大きくすれば、第1実施形態と同様に、上流部6d及び下流部6eそれぞれの形状に対応して、前群レンズに比べ後群レンズを拡径でき、これとは逆に、図6に示すように、下流部6eを上流部6dよりも小さくすれば、後群レンズに比べ前群レンズを拡径できる。従って、個々のレンズの性能に合わせた対応が可能という利点がある。
【0039】
その他本発明は上記の各実施形態に限定されず、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で、種々の変更が可能である。例えば、画像形成装置は、胴内排出型のデジタル複写機に限らず、側面の突設したシートトレイにシートを排出する、いわゆるウィング型のものであってもよい。
【0040】
【発明の効果】
以上説明した通り、本発明の画像読取装置によれば、原稿の画像面に向けて光を照射する光源と、前記画像面からの反射光を集光するレンズ群を保持した鏡胴と、前記レンズ群で集光された前記反射光を受けて電気信号に変換する光電変換モジュールと、この光電変換モジュールに対して外乱光を遮る遮光カバーと、を備えた画像読取装置において、前記鏡胴は、前記反射光の光路の上流側から順に、小径部、及びこの小径部よりも拡径された大径部よりなり、前記遮光カバーは、前記大径部よりも小さくて前記小径部を挿通させる大きさに形成された開口から前記小径部を外部に突出させつつ、前記大径部及び前記光電変換モジュールを覆うように固定されているので、光電変換モジュールに対して、鏡胴の小径部と遮光カバーの開口との間を通過する外乱光は大径部における光路の上流側端面で遮られ、これ以外の外乱光は遮光カバーで遮られる。従って、読み取った原稿画像における画質の劣化を確実に防止することが可能となる。しかも、遮光カバーで鏡胴全体を覆うわけではないため、従来と比較して遮光カバーの占有空間を小さくでき、画像読取装置自体の小型化を実現できる。
【0041】
ここで、前記レンズ群が、前記小径部に保持された前群レンズと、前記大径部に保持され前記前群レンズよりも拡径された後群レンズと、よりなると、ここ最近におけるレンズ群個々の実用的な態様を実現することが可能となる。
【0042】
また、本発明の画像読取装置によれば、原稿の画像面に向けて光を照射する光源と、前記画像面からの反射光を集光するレンズ群を保持した鏡胴と、前記レンズ群で集光された前記反射光を受けて電気信号に変換する光電変換モジュールと、この光電変換モジュールに対して外乱光を遮る遮光カバーと、を備えた画像読取装置において、前記鏡胴は、外周に鍔部が形成され、この鍔部を挟んで前記反射光の光路に対する上流部及び下流部に区分されており、前記遮光カバーは、前記鍔部よりも小さくて前記上流部を挿通させる大きさに形成された開口から前記上流部を外部に突出させつつ、前記鍔部、前記下流部及び前記光電変換モジュールを覆うように固定されているので、光電変換モジュールに対して、鏡胴の上流部と遮光カバーの開口との間を通過する外乱光は鍔部における光路の上流側端面で遮られ、これ以外の外乱光は遮光カバーで遮られる。従って、読み取った原稿画像における画質の劣化を確実に防止することが可能となる。しかも、遮光カバーで鏡胴全体を覆うわけではないため、従来と比較して遮光カバーの占有空間を小さくでき、画像読取装置自体の小型化を実現できる。
【0043】
そして、本発明の画像形成装置によれば、上記のいずれかの画像読取装置を備えているので、画像読取装置で読み取った原稿画像の電気信号に基づいて転写されたシートの転写画像の画質は良好となり、しかも、画像読取装置自体の小型化に伴って画像形成装置自体の小型化も実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1実施形態の画像読取装置を備えた画像形成装置の外観構成を示す斜視図である。
【図2】 第1実施形態の画像形成装置の右側面図である。
【図3】 第1実施形態の画像形成装置の内部構成を示す正面視の縦断面図である。
【図4】 第1実施形態の画像形成装置における画像読取装置の要部を示す縦断面図である。
【図5】 図4の左側面視の平面図である。
【図6】 本発明の第2実施形態の画像形成装置における画像読取装置の要部を示す縦断面図である。
【図7】 従来の画像読取装置の要部を示す縦断面図である。
【符号の説明】
1 ランプ(光源)
6 鏡胴
6a 小径部
6b 大径部
6c 鍔部
6d 上流部
6e 下流部
7 光電変換モジュール
7a 光電変換素子
10 ベースプレート
11 遮光カバー
11a,11a’ 開口
200 画像形成装置

Claims (4)

  1. 原稿の画像面に向けて光を照射する光源と、前記画像面からの反射光を集光するレンズ群を保持した鏡胴と、前記レンズ群で集光された前記反射光を受けて電気信号に変換する光電変換モジュールと、この光電変換モジュールに対して外乱光を遮る遮光カバーと、を備えた画像読取装置において、
    前記鏡胴は、前記反射光の光路の上流側から順に、小径部、及びこの小径部よりも拡径された大径部よりなり、
    前記遮光カバーは、前記大径部よりも小さくて前記小径部を挿通させる大きさに形成された開口から前記小径部を外部に突出させつつ、前記大径部及び前記光電変換モジュールを覆うように固定されていることを特徴とする画像読取装置。
  2. 前記レンズ群は、前記小径部に保持された前群レンズと、前記大径部に保持され前記前群レンズよりも拡径された後群レンズと、よりなることを特徴とする請求項1に記載の画像読取装置。
  3. 原稿の画像面に向けて光を照射する光源と、前記画像面からの反射光を集光するレンズ群を保持した鏡胴と、前記レンズ群で集光された前記反射光を受けて電気信号に変換する光電変換モジュールと、この光電変換モジュールに対して外乱光を遮る遮光カバーと、を備えた画像読取装置において、
    前記鏡胴は、外周に鍔部が形成され、この鍔部を挟んで前記反射光の光路に対する上流部及び下流部に区分されており、
    前記遮光カバーは、前記鍔部よりも小さくて前記上流部を挿通させる大きさに形成された開口から前記上流部を外部に突出させつつ、前記鍔部、前記下流部及び前記光電変換モジュールを覆うように固定されていることを特徴とする画像読取装置。
  4. 請求項1から3のいずれかに記載の画像読取装置を備えたことを特徴とする画像形成装置。
JP2003113603A 2003-04-18 2003-04-18 画像読取装置及びこれを備えた画像形成装置 Expired - Fee Related JP3877699B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003113603A JP3877699B2 (ja) 2003-04-18 2003-04-18 画像読取装置及びこれを備えた画像形成装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003113603A JP3877699B2 (ja) 2003-04-18 2003-04-18 画像読取装置及びこれを備えた画像形成装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2004320574A JP2004320574A (ja) 2004-11-11
JP3877699B2 true JP3877699B2 (ja) 2007-02-07

Family

ID=33473447

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2003113603A Expired - Fee Related JP3877699B2 (ja) 2003-04-18 2003-04-18 画像読取装置及びこれを備えた画像形成装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3877699B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP2392973A2 (en) 2010-06-01 2011-12-07 Ricoh Company, Limited Automatic document feeder and image forming apparatus

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4530939B2 (ja) * 2005-08-03 2010-08-25 株式会社リコー 画像形成装置
JP5914422B2 (ja) * 2013-07-08 2016-05-11 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 画像読取装置及び画像形成装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP2392973A2 (en) 2010-06-01 2011-12-07 Ricoh Company, Limited Automatic document feeder and image forming apparatus
US8576463B2 (en) 2010-06-01 2013-11-05 Ricoh Company, Limited Automatic document feeder and image forming apparatus

Also Published As

Publication number Publication date
JP2004320574A (ja) 2004-11-11

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6037201B2 (ja) シート搬送装置、画像読取装置及び画像形成装置
JP5033783B2 (ja) 画像読取装置及びそれを備えた画像形成装置
JP2010206632A (ja) 画像読取装置、及び複写機
KR20150049264A (ko) 이미징 유닛의 위치 조정 장치, 이미징 유닛 및 이를 포함한 화상 독취 장치
US10819879B2 (en) Image reading device allows plural kind of scanning methods using image plural reading modules to sequentially acquire white reference data when cover member is closed
JP3592046B2 (ja) 画像読み取り装置
JP3877699B2 (ja) 画像読取装置及びこれを備えた画像形成装置
JP2010093376A (ja) 画像読取装置及びそれを備えた画像形成装置
JP5174724B2 (ja) 画像形成装置
JP5145181B2 (ja) 画像読取装置及びそれを備えた画像形成装置
JP5487081B2 (ja) 記録媒体排出トレイ及びそれを備えた画像形成装置
JP4953883B2 (ja) 用紙搬送装置及びそれを備えた画像形成装置
JP4864028B2 (ja) 画像読取装置及びそれを備えた画像形成装置
JP6772970B2 (ja) 画像読取装置及びそれを備えた画像形成装置
JP2006273488A (ja) 原稿搬送装置
JP6829836B2 (ja) 画像読取装置および画像形成装置
JP2002251056A (ja) 画像形成装置及び用紙サイズ検出方法
JP4208470B2 (ja) 画像読み取り装置及び画像形成装置
JP3833147B2 (ja) 原稿読取り装置
JP5453185B2 (ja) 画像読取装置,画像形成装置
JP3646080B2 (ja) 画像読込み光学系ユニット
JPH0967045A (ja) シート検出機構及び画像形成装置
JP2002176540A (ja) 画像形成装置およびその制御方法
JP2002057845A (ja) 画像読取装置
JP2002365743A (ja) 原稿読取装置及びそれが組み込まれた画像形成装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20050422

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20061023

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20061031

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20061031

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091110

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101110

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101110

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111110

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121110

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121110

Year of fee payment: 6

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121110

Year of fee payment: 6

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121110

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131110

Year of fee payment: 7

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees