JP3876445B2 - プロジェクタ - Google Patents

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淳 荒井
正吾 黒澤
基行 藤森
明寿 黒田
慎二 幅
聖 宮下
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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、光源から出射された光束を光学的に処理して画像情報に対応した光学像を形成し、この光学像を投写レンズにより投写面上に拡大投写する投写光学系を内部に収納する本体と、この本体を支持するために当該本体から突出して設けられる複数の脚部とを備えたプロジェクタに関する。
【0002】
【背景技術】
従来より、光源から出射された光束を光学的に処理して画像情報に対応した光学像を形成し、この光学像を投写レンズにより投写面上に拡大投写する投写光学系を備えたプロジェクタが利用され、このようなプロジェクタにおいては、投写する画像の位置を調整する必要があり、一般的に、その調整は、プロジェクタ本体を傾けて投写角度を変化させたり、プロジェクタ本体の高さを変化させたりすることによって行われている。
そして、プロジェクタ本体の傾きや高さを変化させる方法として、従来、ネジの回転を利用したもの(ネジ方式)が提案されている。すなわち、ネジを緩めたり閉めたりすることにより、その高さを調整するというものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、ネジ方式では、ネジ1回転につき、ネジ溝の1ピッチ分しか高さが変わらないため、使用者は、任意の高さに調整するまでに何回転もネジを回転させなければならないという極めて煩雑な作業を強いられていた。
【0004】
本発明の目的は、光源から出射された光束を光学的に処理して画像情報に対応した光学像を形成し、この光学像を投写レンズにより投写面上に拡大投写する投写光学系を備えたプロジェクタにおいて、投写面に投写される画像(以下、「投写画像」という)の位置を簡単かつスピーディに調節することのできる脚部構造を有するプロジェクタを提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明に係るプロジェクタは、
本体と、この本体を支持するために当該本体から突出して設けられる複数の脚部とを備えたプロジェクタであって、
前記複数の脚部のうち少なくとも1つの脚部は、前記本体に対して突出方向に沿って摺動自在に支持されるとともに、前記本体には、この脚部を任意の位置に固定可能な調整手段が設けられており、
前記複数の脚部のうち、少なくとも1つの脚部は、前記本体に対して突出方向に摺動自在に支持される棒状部材であり、
前記調整手段は、この棒状の脚部を覆う筒状の脚部ケースと、
側面が上端部に向けて縮径するテーパ状となっており、前記側面にから上方に延びる溝が形成され、前記脚部ケースの下端部に挿入されて前記脚部を内側に恥じするリング状の脚部ホルダと、
この脚部ホルダを前記脚部ケースの挿入方向に付勢する付勢手段と、
前記脚部ホルダを前記脚部ケースから外し前記脚部ホルダの把持状態を解除するリリース部材とを備えていることを特徴とする。
【0006】
のような本発明によれば、上述した脚部が本体に対して突出方向に摺動自在に支持され、調整手段によって脚部が任意の位置に固定可能なので、調整手段の解除によって脚部を自由な突出量に設定することが可能となり、プロジェクタの投写画像の位置を簡単かつスピーディに調節することが可能となる。
また、このような調整手段であれば、リング状の脚部ホルダによって脚部の任意の位置を固定することが可能となるので、リリース部材による把持状態の解除によってプロジェクト本体からの脚部の突出量を自由に設定することが可能となり、プロジェクタの脚部調整における操作性が一層向上する。
【0007】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の第1実施形態を図面に基づいて説明する。
1.第1実施形態に係るプロジェクタの調整機構の構造
(1)プロジェクタ装置の概要
図1〜図6は、本発明の第1実施形態に係るプロジェクタ1を示す図であり、図1はその外観斜視図、図2〜図6はこれをそれぞれ前方、後方、下方、側方、上方からみた外観平面図である。
プロジェクタ1は、アッパーケース31と、ロアーケース32とからなる外装ケース30を有する。
また、外装ケース30の前面中央部には開口部33が設けられ、この開口部33には投写レンズ10が突設され、この投写レンズ10によって画像を投写面に投写する。
尚、図1〜図6では図示を略したが、外装ケース30の内部には、光源、ライトバルブ等からなる投写光学系や、この投写光学系に電力を供給する電源ユニット、投写光学系を制御駆動する駆動回路等が収納配置されている。
【0008】
図1〜図6から判るように、プロジェクタ1の本体11の下面には、前方側に一対の脚1R、1L、後方側の略中央に脚1Bが突出して設けられ、さらに、プロジェクタ1の後方には、脚1Bを挟んでほぼ対称的な位置に、2つの補助脚1SR、1SLが設けられ、これらの脚によりプロジェクタ1は設置台上に支持される。
尚、2つの補助脚1SR、1SLは、プロジェクタ1の後方の両端部が直接プロジェクタ1の設置面に触れるのを防ぐために設けられている。
特に、プロジェクタ1の後方の左端、または右端の部分に衝撃が加わったような場合に、この補助脚1SR、1SLのいずれかが最初に設置面に触れることにより、その衝撃を緩衝することが可能である。
【0009】
これらの脚1R、1L、1Bを備えたプロジェクタ1を使用する場合、図7に示すように、脚1R、1Lの本体11からの突出量を調整して画像投写角度θを変化させてスクリーン20に対する投写位置を調整する。
すなわち、投写角度θを大きくすれば投写画像の位置は上方に移動し、投写角度θを小さくすれば投写画像の位置は下方に移動するので、この角度θを調整することにより投写画像をスクリーン20上の所望の位置に位置決めすることができる。
【0010】
(2)脚部調整機構の構造
このような脚1R、1Lの本体11に対する突出量の調整は、図8に示すような調整機構40によって行われる。調整機構40は、第1の調整手段50と、第2の調整手段60とを備えている。
尚、脚1Rの突出量を調整する調整機構40は、脚1Lの調整機構40と左右対称の構造を採る点以外、構造上相違するところはない。
図8(A)、(B)は図6のVIII−VIII線における断面図、図9は第1実施形態に係る調整機構40の部分の構成を表す斜視図である。
【0011】
(1) 第1の調整手段の構造
第1の調整手段50は、本体11に対して突出方向に摺動自在に支持される棒状の脚部520と、この脚部520の外周に延出方向に沿って連続形成されるラック状の複数の凹部521と、本体11に設けられかつこれらの凹部521のいずれかと係合する係止手段510とを含んで形成されている。
係止手段510は、凹部521と係合して脚部520を係止する係止片512と、係止片512及び凹部521の係合を解除する操作部511と、この操作部511の反対側に設けられ、係止片512と凹部521との係合を付勢状態で保持するコイルバネ541とを備えている。
尚、操作部511および係止片512は一体形成され、これらは、本体11を構成するロアーケース32の内面側に設けられた軸受部514に対して軸ピン530により回動自在に支持されている。
【0012】
また、係止手段510の操作部511と係止片512とに挟まれた位置には挿入孔513が設けられており、この挿入孔513に上述した脚部520が挿入される。
そして、図8および図9に示すように、プロジェクタ1のロアーケース32の内面には、本体11に対する脚部520突出方向の摺動を案内するガイド部310と、コイルバネ541を位置決めするためのバネ支持軸320とが設けられている。
コイルバネ541はこのバネ支持軸320を囲むように配置され、係止手段510の支点部515はコイルバネ521上に位置決めされている。
【0013】
脚部520は、図10に示すように、所定ピッチでラック状に形成される複数の凹部521と凸部522が形成されたものである。凸部522の一部は面取り加工されており、係止手段510の係止片512が係合しやすいようになっている。
尚、凹部521のピッチを大きくすれば段階的な調整はより粗くなり、凹部521のピッチを小さくすれば調整精度はより細かくなる。
一方、図9、図10からわかるように、凹部521と凸部522と対向する位置には、プロジェクタ1のロアーケース32の内面に形成されたガイド部310を受けるガイド受け部523が設けられており、その上端部には、第1の規制手段となる一対の爪524a、524bが設けられている。
【0014】
(2) 第2の調整手段の構造
第2の調整手段60は、図11に示すように、脚部520の突出方向先端側端面から脚部520の延出方向に沿って形成される螺合溝を有するネジ受け部611と、このネジ受け部611の螺合溝と螺合するネジ部を備えたネジ状部材620とを含んで構成されている。
ネジ受け部611は、脚部520の突出方向の先端側端面613から当該脚部520の延出方向に沿ってくり抜き形成された穴の内側面に形成される雌ネジ溝であり、このネジ受け部611の脚部520の突出方向とは反対側となる基端側には、ネジ受け部611の延出方向に沿って挿入部610が設けられている。
【0015】
挿入部610は、その穴径D1がネジ受け部611の雌ネジ溝の谷径寸法、すなわち、互いに対向する雌ネジ溝の谷−谷間寸法D2と略等しい寸法となっている。
従って、ネジ受け部611と螺合する雄ネジ部材がネジ受け部611を通過して挿入部610に案内されると、挿入部610内でこの雄ネジ部材は摺動自在となるとともに、ネジ受け部611の上端部612によってその摺動が規制されるような構造となっている。
【0016】
ネジ状部材620は、上述したネジ受け部611に挿入される棒状部材であり、その外周面に当該ネジ受け部611の雌ネジ溝と螺合する雄ネジ部が形成される調整部624を備えている。
そして、このネジ状部材620のネジ受け部611に対する挿入方向を先端側とすると、調整部624の先端側に案内部623が設けられ、さらにその先端側に規制部622が設けられ、調整部624の基端側には、円板状の操作部625が設けられている。
【0017】
案内部623は、前記調整部624の雄ネジ部の谷径寸法D3よりも小さな断面直径D4を有する棒状体であり、当該案内部623はネジ受け部611と螺合することなく挿入部610に案内される。
規制部622は、その外周面に調整部624と同様の雄ネジ部が形成され、この雄ネジ部は調整部624の雄ネジ部とは案内部623によって離間配置されている。
操作部625は、ネジ状部材620の基端側に設けられ、調整部624の径方向外側に突出する円板状部材であり、その下面に球状部分627が形成され、この球状部分627がプロジェクタ1を設置する際の脚部520の接地面とされる。
また、操作部625には、円板の外周に沿って外側に複数の凸部626が形成されている。
【0018】
(3)脚部の組立手順
上述した第1の調整手段50および第2の調整手段60をプロジェクタ1の本体11に取り付ける際の組立手順について、以下に説明する。
まず、図8に示されたバネ支持軸320を囲むようにコイルバネ541を配置し、この上に支点部515が乗るように係止手段510を取り付ける。
そして、軸ピン530によりその回動中心を固定しておく。
一方、図11に示すように、ネジ状部材620を脚部520の下側に設けられたネジ受け部611および挿入部610に挿入して脚部520とネジ状部材620との合体部材を構成する。
【0019】
ネジ状部材620をネジ受け部611に挿入する際の手順について説明する。
まず、操作部625を回転させながら、規制部622をネジ受け部611に螺合挿入する。そして、規制部622がネジ受け部611を通過し、調整部624がネジ受け部611に到達するまで、ネジ状部材620をまっすぐに挿入する。
さらに、調整部624がネジ受け部611に到達した後、さらに操作部625を回転させながら、調整部624をネジ受け部611に螺合挿入することにより、脚部520とネジ状部材620との合体部材が完成する。
【0020】
ここで、規制部622がネジ受け部611を通過するまでネジ状部材620を挿入してしまえば、規制部622がネジ受け部611の上端部612に引っかかるため、ネジ状部材620が脚部520から抜けてしまうことはない。
従って、合体部材を構成する際には、必ずしも調整部624をネジ受け部611に挿入する必要はなく、また、調整部624を完全にネジ受け部611と螺合挿入しておく必要もない。
しかしながら、調整部624がある程度ネジ受け部611に挿入されていた方が、組立の際にネジ状部材620のゆるみが気にならず、組立をスムーズに行うことができる。
【0021】
次に、図8(B)に示すように、係止手段510の操作部511を上方に押して係止片512と脚部520の凹部521との係合を解除した状態で、この合体部材をプロジェクタ1の本体11の底面側からガイド部310に挿入する。
尚、脚部520とガイド部310との摩擦係数及びクリアランスは、脚部520が自重により下方に落下できるような値に適宜設定されている。
また、図9、図10に示すように、脚部520の先端には、本体11から脚部520が脱落しないように、一対の爪524a、524bが設けられているが、ガイド部310への前記合体部材の挿入に際しては、この一対の爪524a、524bを狭持して脚部520の断面方向にたわませながら挿入を行う。
【0022】
そして、一対の爪524a、524bがガイド部310の上端部311に達するまで合体部材を上方に押し込んだ後、一対の爪524a、524bをたわませていた狭持力を開放すると、一対の爪524a、524bが元に戻り、ガイド部310の上端部311に引っかかるようになり、脚部520が本体11から脱落するのを規制する第1の規制手段として働くようになる。
さらに、脚部520のガイド受け部523は、図10に示すように溝状に形成されているが、この溝は脚部520の途中までしか設けられていない。従って、脚部520を挿入しすぎても、この溝の末端部525がガイド部310の下端部312(図8参照)に当接して挿入限界に至るため、外装ケース30の内側に脚部520が入り込んでしまうこともない。
【0023】
このように、脚部520に設けられた一対の爪524a、524b、及び、脚部520のガイド受け部523の末端部525は、脚部520の本体11に対する摺動を一定範囲内に納める移動調整部材としての機能を果たしている。
なお、一度脚部520をプロジェクタ1の本体11に挿入してしまうと、脚部520をプロジェクタ1の外側からはずすことはできなくなってしまう。
しかしながら、脚部520の修理、交換等、故意に脚部520を取り外す必要がある場合には、プロジェクタ1の内部から一対の爪524a、524bをたわませることにより、脚部520を容易に取り外すことができる。
また、脚部520とネジ状部材620との合体部材を構成した後、合体部材をプロジェクタ1の底面側から挿入することとしたが、脚部520のみを先に挿入しておき、その後にネジ状部材620を脚部520の突出方向先端部分に設けられたネジ受け部611に挿入するようにしても良い。
【0024】
(4)脚部の突出量の調整手順
上述した第1の調整手段50および第2の調整手段60を備えたプロジェクタ1による投写画像の調整手順について図8に基づいて以下に説明する。
尚、図8において、図8(A)は、脚部520が係止片512によりロックされている状態、図8(B)は、そのロックが解除されて脚部520が上下に移動可能となっている状態を示している。
(1) まず、プロジェクタ1を持ち上げながら係止手段510の操作部511を上方向に押すと、係止手段510は軸ピン530を中心に回動可能であるため、図8(B)に示すように、コイルバネ541が押し下げられるとともに、係止片512と凹部521との係合が解除される。
【0025】
(2) 係止片512と凹部521との係合が解除されると、プロジェクタ1が持ち上げられているため、脚部520は自重によりガイド部310にガイドされながら本体11の下面から突出する。
ここで、もし脚部520の突出量が多すぎた場合は、操作部511を押したまま本体11を下方に押さえつければ、脚部520の突出量を調整することが可能となる。
ちなみに、プロジェクタ1を収納するために脚1R、1L長さを短くする場合にも同様の操作を行えば良い。
【0026】
(3) そして、図7に示すように、投写画像がスクリーン20の所定範囲内に納まることを確認した後、指を操作部511から離して脚1R、1Lの突出量を決定する。
このように、脚部520を上下に移動させた後に、ある位置で係止片512を脚部520の凹部521と係合させることにより、1R、1Lの長さは凹部521のピッチに応じて段階的に調整する。
尚、コイルバネ541のバネ定数は、係止片512に作用する荷重がプロジェクタ1の重量よりも軽く設定してあるので、操作部511に指をかけて持ち上げるだけで簡単に係止片512と凹部521との係合を解除することができる一方、操作部511から指を外した状態では係止片512と凹部521との係合が解除されないようになっている。
【0027】
(4) 第1の調整手段50により、プロジェクタ1の脚1R、1Lの突出量を段階的に調整した後、さらに投写画像の位置を微調整する必要がある場合や、設置面に凹凸があってプロジェクタ1ががたつくような場合には、第2の調整手段60により脚1R、1Lの突出量をそれぞれ微調整する。
第2の調整手段60による微調整は、図11に示すように、ネジ受け部611に形成された雌ネジおよび調整部624に形成された雄ネジの螺合状態を変更することにより行われる。
すなわち、ネジを締める方向に操作部625を回転させるとネジ状部材620はネジ受け部611に挿入されて行く。
一方、ネジを緩める方向に操作部625を回転させると、ネジ状部材620はネジ受け部611から下方にくり出されて行く。
【0028】
(5) この作用は、ネジ状部材620の調整部624と、脚部520に形成されたネジ受け部611との間で働く。従って、ネジ状部材620の上方への移動は、ネジ受け部611の挿入口に操作部625が当接することにより規制される。
(6) 一方、操作部625をネジを緩める向きに回転させ続けると、調整部624が次第にネジ受け部611からくり出されて行く。
ここで、案内部623の長さはネジ受け部611の長さよりも長くなっているため、この状態でさらに操作部625をネジを緩める向きに回転させても空回りを続けるだけである。
すなわち、ネジ状部材620による脚1R、1Lの突出量の調整は、操作部625が脚部520の突出方向先端側端面613と当接する状態から、調整部624の突出方向先端側とは反対側の先端部分624aが脚部520の突出方向先端側端面613と当接する状態までの範囲で可能となる。
【0029】
(5)第1実施形態の効果
前述の第1実施形態によれば、次のような効果がある。
すなわち、プロジェクタ1は、投写画像の位置を調整する調整機構40を、段階的な調整用の第1の調整手段50と、微調整用の第2の調整手段60とを備えているので、簡単且つスピーディに投写画像の位置を調整することができる。
また、第1の調整手段50の操作部511および第2の調整手段60の操作部511、625が触感で認識し易いように形成されているので、投写画像を見ながらプロジェクタ1の上下位置を調整することができ、非常に操作性に優れている。
【0030】
また、脚部520の突出量はガイド部310の上端部311と一対の爪524a、524bが当接することによって規制されるので、プロジェクタ1を持ち上げ過ぎても脚部520が本体11から抜けてしまうことはない。
さらに、第1実施形態において、操作部511はプロジェクタ1を持ち上げる際にちょうど指があたる場所に設けられており、しかも、操作部511を押す方向がプロジェクタ1を持ち上げる方向と同じ方向となっているので、プロジェクタ1の脚1R、1Lの突出量調整を効率よく行うことができる。
【0031】
そして、操作部511の一部をプロジェクタ1の外装ケース30の側面よりも若干突出させてあるため、使用者が投写画面を見たままでも容易に操作部511の位置を認識し、かつ容易に操作部511を操作することができる。
すなわち、第1の調整手段50によれば、投写画像を見たままでのプロジェクタ1の上下位置を調整することができ、極めて操作性に優れている。
また、操作部511を押したままプロジェクタ1を上方に持ち上げたり、下方に押しつけたりすることにより、投写画像を所望の位置に合わせることができるので、所望の位置に近くなったところで操作部511を放すと、操作部511の支点部515がコイルバネ541により押し上げられて、係止片512がいずれかの凹部521との係合が付勢状態で保持することができ、プロジェクタ1の投写画像を所定の高さ位置に保持することができる。
【0032】
さらに、ネジ状部材620の凸部522の一部が面取り加工され、係止片512もその一部が面取り加工されているので、係止片512と凹部521との係合、係合解除を極めてスムーズに行うことができる。
そして、脚部520及び係止手段510が樹脂で形成されているので、プロジェクタ1の軽量化を図ることができる。さらに、これらの部材を金属製とした場合、脚部520および係止手段510の擦過に伴う金属粉が発生するが、合成樹脂等で形成すれば、部材表面を緻密に仕上るのにコストがかからないので、このような問題が生じることもない。
【0033】
また、1R、1Lがプロジェクタ1の重心に対し略対称的な位置に設けられているので、使用者が投写画像の位置を第1の調整手段50によって調整する際に、プロジェクタ1をまっすぐ持ち上げることができ、プロジェクタ1の左右の1R、1Lの長さが不均一になるのを防ぐことができる。
さらに、操作部625の外周部に操作がしやすいように凸部626(図11参照)が設けられており、しかも、操作部625の設置面と接する球状部分627が形成されている。
従って、使用者は、投写画像を見たままでもネジ状部材620を容易に認識することができるうえ、操作部625と接地面との間の摩擦が少ないので、ネジ状部材620の回動操作を操作部625によって簡単に行うことができる。
尚、操作部625を樹脂等の摩擦係数が極めて小さい材料で形成することにより、操作部625と設置面との間の摩擦をさらに低減することが可能となる。
【0034】
2.第2実施形態に係るプロジェクタの調整機構の構造
次に、本発明の第2実施形態に係るプロジェクタについて説明する。尚、以下の説明では、既に説明した部分又は部材と同一又は類似の部分等については、その説明を簡略又は省略する。
(1)脚部調整機構の構造
図12〜図15には、第2実施形態に係る調整機構140が示され、図12は、第1実施形態における図8に相当する断面図であり、図13は、第1実施形態における図9に相当する概要斜視図であり、図14は、第1実施形態における図10に相当する概要斜視図であり、図15は第1実施形態における図11に相当する側面図である。
前述した第1実施形態に係る調整機構40では、脚部520の上端部に第1の規制手段となる一対の爪524a、524bが設けられ(図10参照)、ガイド部310に脚部520を挿入する場合、一対の爪524a、524bを脚部520の断面方向内側にたわませて挿入していた。
【0035】
これに対して、第2実施形態に係る調整機構140では、図14から判るように、第1の規制手段となる一対の爪551a、551bが脚部550の側面に形成されているとともに、第1実施形態に係る脚部520に形成されていたガイド受け部523が形成されていない点が相違する。
従って、脚部550の突出量の調整範囲の下限は、脚部550の下端部がネジ状部材620の操作部625に当接することによって規制されるものである。
尚、第2実施形態に係る調整機構140における他の部分の構造等は、前述した第1実施形態に係る調整機構40と変わるところはない。従って、図12〜図15において、図8〜図11と共通する構成部分については、図8〜11で用いたのと同じ符号を用い、その詳細な説明を省略する。
【0036】
(2)脚部の組立手順
第2実施形態に係る調整機構140の組立に際しては、前述した第1実施形態に係る調整機構40と略同様の手順によって行われる。ただし、上述したように、脚部550に形成された第1の規制手段となる一対の爪551a、551bの位置が異なるので、本体11に対して脚部550を挿入する手順が第1実施形態の場合とは相違する。
すなわち、第1実施形態に係る調整機構40では、脚部520の本体11のガイド部310に対する取付は、まず、脚部520と第2の調整手段60を構成するネジ状部材620とを合体した後に行っていた。
【0037】
これに対して、第2実施形態に係る調整機構140では、一対の爪551a、551bを脚部550の断面方向に凹ませることができない。従って、まず、図13に示すロアーケース32の上方から脚部550をガイド部310に挿入した後、脚部550のネジ受け部611にネジ状部材620を螺合挿入することによって、本体11に脚部550を取り付ける。
尚、ネジ状部材620の外形をガイド部310の内径よりも小さくした場合には、予めネジ状部材620を脚部550と螺合させた後ガイド部310に挿入することも可能である。
その他の組立手順、調整手順については、第1実施形態に係る調整機構40と同様なので、その説明を省略する。
【0038】
(3)第2実施形態の効果
以上のような第2実施形態に係る調整機構140によれば、前述した第1実施形態の効果に加えて、次のような効果がある。
すなわち、第1の規制手段となる一対の爪551a、551bが脚部550の側面から突出して設けられているので、第1の規制手段を脚部550に簡単に形成することができる。
また、脚部550にガイド受け部が設けられていないので、ネジ状部材620の操作部625に当接するまで脚部550を上方に摺動することができる。
尚、脚部550の上方への移動方向を規制するために、プロジェクタ1の外装ケース30の内面に脚部550の上方への移動を規制する手段を設けても良い。例えば、アッパーケース31の内側の脚部550の上端部が当接する位置に、脚部550の上方への移動を規制するストッパを設けることが考えられる。
【0039】
3.第3実施形態に係るプロジェクタの調整機構の構造
次に、本発明の第3実施形態に係るプロジェクタについて説明する。
前述した第1実施形態に係る調整機構40では、係止片512と凹部512との付勢は、図8に示されるコイルバネ541によって行われていた。
これに対して、第3実施形態に係る調整機構640では、図16に示すように、付勢手段として、バネ本体641Aと、このバネ本体641Aから突出する棒状部641Bとから構成されるねじりコイルバネ641を採用している点が相違している。
このねじりコイルバネ641は、コイルバネ部分が係止片512を回動自在に支持する軸ピン530に挿通されている。
その他の部分は第1実施形態と同様であるため、共通する部分については図8〜11で用いたのと同様の符号を用い、その詳細な説明は省略する。
【0040】
このような第3実施形態に係る調整機構640によれば、前述した第1実施形態の効果に加えて、次のような効果がある。
すなわち、ねじりコイルバネ641が軸ピン530によって本体11に固定されているので、第1実施形態の場合のようにコイルバネ541の位置決め用のバネ支持軸320を別途本体11の内部に形成する必要がなく、外装ケースの構造の簡素化を図ることができる。
また、付勢手段としてねじりコイルバネ641を採用しているので、棒状部641Bと係止片512との当接位置を変更すれば、必要に応じて付勢力を調整することができる。
【0041】
4.第4実施形態に係るプロジェクタの調整機構の構造
次に、本発明の第4実施形態に係るプロジェクタについて説明する。
前述の第1実施形態に係る調整機構40、第2実施形態にかかる調整機構140、第3実施形態に係る調整機構640では、係止片512と凹部521との係合を付勢状態で保持していたのは、コイルバネ541およびねじりコイルバネ641であった。
これに対して、第4実施形態に係る調整機構740では、図17、図18に示されるように、係止片512と凹部521との係合を係止手段710の自重によって付勢状態で保持している点が相違する。
【0042】
すなわち、係止片512は、図17に示すように、係止手段710の自重によって軸ピン530を中心として左回りに係止片512が付勢され、これにより、係止片512と凹部521との係合が保持されている。
そして、図18に示すように、操作部511を指で操作すれば、係止片512は右回りに回動して、係止片512と凹部521との係合が解除される。
その他の部分は、第1実施形態と同様であるため、共通する部分については図8〜11で用いたのと同様の符号を用い、その詳細な説明は省略する。
【0043】
このような、第4実施形態に係るプロジェクタによれば、前述した第1実施形態〜第3実施形態の効果に加えて、次のような効果がある。
すなわち、係止片512と凹部521との係合が係止手段710の自重によって付勢されているので、コイルバネ等の特別な付勢手段を設ける必要がなく、調整機構740の構造の簡素化を図ることができ、プロジェクタの製造および部材コストの低減を図ることができる。
【0044】
5.第5実施形態に係るプロジェクタの調整機構の構造
次に、第5実施形態に係るプロジェクタについて説明する。
(1)プロジェクタ装置の概要
図19及び図20には、第5実施形態に係るプロジェクタ2が示され、図19(A)、(B)は前方および後方から見た立面図であり、図20(A)、(B)は上方および下方から見た平面図である。
プロジェクタ2は、アッパーケース231、ロアーケース232、リアケース233、ガード部234とからなる外装ケース230を有する。
また、外装ケース230の前面中央部には開口部33が設けられ、この開口部33には投写レンズ10が突設され、この投写レンズ10によって画像を投写面に投与する。
【0045】
前述した第1実施形態に係るプロジェクタ1との相違は、図20(B)から判るように、本体21の底面から突出する脚の配置にある。
すなわち、本体21には、その後方左右端部に脚2R、2Lが設けられているとともに、前方側略中央部には、本体21の重心位置に対応して脚2Cが設けられている。
そして、脚2Cは、本体内部に設けられる調整手段850(後述)によってその突出量を自由に設定することができる。その操作は、主として図19(A)に示す操作部811を押すことによって行われる。
尚、脚2Lは、ネジ状部材であり、本体内部に設けられたネジ受け部(図示略)と螺合している。従って、脚2Lを回転させて突出量を変化することにより、プロジェクタ2の水平方向の姿勢を調整することが可能である。また、この脚2Lによる脚長の調整方法は上述した第1実施形態に係る第2の調整手段60の構造と略同様であるため、その説明は省略する。
【0046】
(2)脚部調整機構の構造
(1) 調整手段の構造
脚2Cの本体21に対する突出量の調整は、図21に示すような調整手段850によって行われる。
すなわち、脚2Cを構成する脚部820は、本体21に対して突出方向に沿って摺動自在に支持される棒状部材であり、本体21の内部には、この脚部820の摺動を任意の位置で固定する調整手段850が設けられている。
脚部820は、円筒棒状の軸部821と、この軸部821の突出方向先端に設けられ、机等との接地面となる設置部822とから構成されている。
【0047】
一方、調整手段850は、図21(A)から判るように、筒状の脚部ケース851と、リング状の脚部ホルダ852と、脚部ケース851と脚部ホルダ852との嵌合を付勢するコイルバネ853と、コイルバネ853による付勢状態を解除するリリース部材854とを備えている。
ロアーケース232には、脚2Cの軸部821を通す孔232Aが形成されている。脚2Cと調整手段850とを本体21に組み込む場合には、まず、孔232Aから上方に軸部821を突き出した後、それにコイルバネ853、脚部ホルダ852、脚部ケース851、リリース部材854を順次被せるように装着する。
そして、最後に脚部ケース851の下端部に構成されているフランジ部8511をロアーケース232に4か所でねじ止めする。
【0048】
ここで、脚部ホルダ852は、その側面が上端部に向けて縮径するテーパ状となっている。そして、その一部には下端側から上方に延びる3条の溝8522が形成されており、これらの溝8522によってある程度縮径可能となっている。
また、脚部ホルダ852の側面には、その下端部から上方に延びる3つの凸条部8523が形成されている。従って、図21(B)に示すように、脚部ケース851と脚部ホルダ852とは、ほぼ点接触状態で係合することになる。
【0049】
(2) 操作部の構造
図22および図23は、操作部の構造を表す図である。これらの図からわかるように、操作部811は、脚操作ボタン8112と、アッパーケース231に設けられた脚操作ボタン挿入部8110とを含んで構成されている。
脚操作ボタン8112は、回転軸8111と固定バネ8114とを介して、脚操作ボタン挿入部8110に取り付けられる。脚操作ボタン挿入部8110には、回転軸8111を介して脚操作ボタン8112を回動可能に支持する支持部8113が設けられている。
脚操作ボタン8112を脚操作ボタン挿入部8110に取り付けると、脚操作ボタン8112は、固定バネ8114によって押し上げられた状態になる。
脚操作ボタン8112の下面部には、この脚操作ボタン8112を下方に押したときに、前記のリリース部材854を押し下げる2枚の接点板8115が設けられている。
【0050】
(3)脚部の突出量の調整手順
脚2Cと調整手段850とを本体21に組み込むと、脚部ホルダ852は、プロジェクタ本体の自重によってコイルバネ853を介して脚部ケース851の内部に押し込まれるように付勢され、縮径状態となる。脚部ホルダ852がこの縮径状態で脚部820を内側に把持して脚部ケース851内に押し込まれることにより、脚部820が固定されることになる。
一方、リリース部材854の上端部は、脚部ケース851の上端部から突出した状態となり、下端部は脚部ホルダ852の上端面に突き当たった状態となる。
このため、リリース部材854の上端面8541を押して、リリース部材854を下方に押し下げると、図21(A)に示した脚部ホルダ852をコイルバネ853に抗して脚部ケース852から下方に押し出すことになる。この状態では、脚部ホルダ852が拡径して、脚部820の把持状態が開放されるので、脚部820を脚部ケース851から任意の長さ寸法だけ引き出すことができる。なお、脚部820は自重で下がってくるので、手で引き出す必要はない。
【0051】
ここで、リリース部材854を下方に押し下げる動作は、脚操作ボタン8112の操作を通じて行われる。すなわち、脚操作ボタン8112や脚部ケース851などの部品をアッパーケース231およびロアーケース232にそれぞれ取り付けた後、ロアーケース232にアッパーケース231を被せると、脚操作ボタン8112の接点板8115がリリース部材854のフランジ状の上端面8541に自動的に接する。
脚操作ボタン8112を下方に押すと、接点板8115によってリリース部材854が押し下げられる。
【0052】
このように、脚操作ボタン8112を指で操作し、プロジェクタ2の前端部を持ち上げる際に、脚操作ボタン8112を押せば、脚部ホルダ852と脚部820との係合状態が解除され、脚部820を自動的に引き出すことができる。
そして脚部の長さを決定した位置で脚操作ボタン8112から指を離すと、再び脚部820が脚部ホルダ852に把持された状態となり、脚部820が固定される。
尚、上下方向の調整に際しては、投写レンズ10に手を添えると、投写レンズ10の光軸にずれが生じるなどの支障が生じる可能性があるので、その下方位置に構成してあるガード部234に手を添えることが望ましい。
【0053】
(4)第5実施形態の効果
以上のような第5実施形態に係るプロジェクタ2の調整手段850によれば、前述した第1実施形態に係る調整機構40と略同様の効果を有するうえ、次のような効果をも有する。
すなわち、プロジェクタ2が脚部820の突出量を任意の位置で固定することのできる調整手段850を備えているので、片手でもプロジェクタ2の本体21の上下方向の姿勢(投写レンズ10からの投写方向)を任意に調整することができる。
また、調整手段850のみで本体21からの脚部820の突出量を任意に設定できるので、第1実施形態〜第4実施形態に係る調整機構40、640、740のように調整手順を2段階で行う必要がなく、調整手順の簡単化を一層図ることができる。
【0054】
尚、本発明は、前述の第1実施形態〜第5実施形態に限定されるものではなく、次に示すような変形をも含むものである。
すなわち、前述した第1実施形態に係るプロジェクタ1では、脚1R、1Lのみを調整可能としていたが、これに限らず脚1Bも同様に調整可能としてもよい。
脚1Bにも調整機構が設けられていれば、投写角度θのみならず、プロジェクタ1の本体11の全体的な高さを調整することが可能であり、投写角度θがつきすぎることにより過度に画像がひずむ現象を解消することができる。
【0055】
また、調整可能とする箇所も脚1R、1Lに限定されず、プロジェクタ1の脚の数も3つに限定されず、プロジェクタの重量、大きさ等に応じて適宜決定すればよい。
さらに、前述の第1実施形態に係るプロジェクタ1では、脚1R、1Lのそれぞれに第1の調整手段50と第2の調整手段60とを設けていたが、第1の調整手段50と第2の調整手段60とをそれぞれ別の箇所に設け、段階的な調整と微調整とを異なる脚で行うようにしてもよい。
【0056】
そして、前述した第1実施形態〜第5実施形態に係る調整機構は、投写型のプロジェクタ1およびプロジェクタ2に設けられていたが、これに限らず、オーバーヘッドプロジェクタ、データプロジェクタ等、画像を投写面に投影するあわゆるプロジェクタに適用することができる。
その他、本発明の実施の際の具体的な構造および形状等は、本発明の目的を達成できる範囲で他の構造等としてもよい。
本発明は、光源から出射された光束を光学的に処理して画像情報に対応した光学像を形成し、この光学像を投写面上に拡大投写するために利用することができる。
【0057】
【発明の効果】
以上述べたように、本発明のプロジェクタによれば、脚部が本体に対して摺動自在に支持され、かつ当該脚部を任意の位置で固定する調整手段が設けられているので、プロジェクタの投写画像の位置を簡単かつスピーディに調整することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 図1は、本発明の第1実施形態に係るプロジェクタを表す外観斜視図である。
【図2】 図2は、前述の実施形態におけるプロジェクタを前方から見た立面図である。
【図3】 図3は、前述の実施形態におけるプロジェクタを後方から見た立面図である。
【図4】 図4は、前述の実施形態におけるプロジェクタを下方から見た底面図である。
【図5】 図5は、前述の実施形態におけるプロジェクタの側面図である。
【図6】 図6は、前述の実施形態におけるプロジェクタを上方から見た上面図である。
【図7】 図7は、前述の実施形態におけるプロジェクタによりスクリーンに画像が投写されている様子を示す側面図である。
【図8】 図8は、前述の実施形態における脚部の調整機構を表す垂直断面図である。
【図9】 図9は、前述の実施形態における脚部の調整機構の内部構造を表す部分斜視図である。
【図10】 図10は、前述の実施形態における脚部の構造を表す概要斜視図である。
【図11】 図11は、前述の実施形態における第2の調整手段の構造を表す側面図である。
【図12】 図12は、本発明の第2実施形態に係るプロジェクタの調整機構を表す図8に相当する断面図である。
【図13】 図13は、本発明の第2実施形態に係るプロジェクタの調整機構を表す図9に相当する部分斜視図である。
【図14】 図14は、本発明の第2実施形態に係るプロジェクタの調整機構を表す図10に相当する概要斜視図である。
【図15】 図15は、本発明の第2実施形態に係るプロジェクタの調整機構を表す図11に相当する側面図である。
【図16】 図16は、本発明の第3実施形態に係るプロジェクタの調整機構を表す垂直断面図である。
【図17】 図17は、本発明の第4実施形態に係るプロジェクタの調整機構の脚部の固定状態を表す垂直断面図である。
【図18】 図18は、前述の実施形態に係るプロジェクタの調整機構の脚部の解除状態を表す垂直断面図である。
【図19】 図19は、本発明の第5実施形態に係るプロジェクタを表す前方および後方立面図である。
【図20】 図20は、前述の実施形態におけるプロジェクタの上面図および底面図である。
【図21】 図21は、前述の実施形態における調整手段の構造を表す分解斜視図である。
【図22】 図22は、前述の実施形態における操作部の構造を表す概要斜視図である。
【図23】 図23は、前述の実施形態における操作部の構造を表す分解斜視部である。
【符号の説明】
2…プロジェクタ、2C、2R、2L…脚(脚部)、821…軸部、851…脚部ケース、852…脚部ホルダ、853…コイルバネ(付勢手段)、854…リリース部材

Claims (1)

  1. 本体と、この本体を支持するために当該本体から突出して設けられる複数の脚部とを備えたプロジェクタであって、
    前記複数の脚部うち少なくとも1つの脚部は、前記本体に対して突出方向に沿って摺動自在に支持されるとともに、前記本体には、この脚部を任意の位置に固定可能な調整手段が設けられており、
    前記複数の脚部のうち、少なくとも1つの脚部は、前記本体に対して突出方向に摺動自在に支持される棒状部材であり、
    前記調整手段は、この棒状の脚部を覆う筒状の脚部ケースと、
    側面が上端部に向けて縮径するテーパ状となっており、前記側面にから上方に延びる溝が形成され、前記脚部ケースの下端部に挿入されて前記脚部を内側に把持するリング状の脚部ホルダと、
    この脚部ホルダを前記脚部ケースの挿入方向に付勢する付勢手段と、
    前記脚部ホルダを前記脚部ケースから外し前記脚部ホルダの把持状態を解除するリリース部材とを備えていることを特徴とするプロジェクタ。
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