JP3876398B2 - 二重窓 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、室外側のアウターサッシと室内側のインナーサッシの間にブラインドを取付けた二重窓に関する。
【0002】
【従来の技術】
特公平4−43557号公報に示す二重窓が提案されている。この二重窓は1つの窓枠の内外に、室外側障子と室内側障子を取付け、その障子間の空間部にブラインドを取付けてある。この二重窓であればブラインドで断熱、遮光して室内の空調効率を向上できる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
前述の二重窓は、窓枠の見込み寸法が室内側障子、室外側障子の見込み寸法と、その障子間に形成した空間部の見込み寸法の和に応じた寸法の特殊な窓枠であるからアウターサッシが建物の外壁を形成する窓の場合は用いることができない。
【0004】
例えば、ビル等の建物躯体に方立を取付け、隣接する方立間に無目を連結して窓枠とし、その窓枠にガラス、障子等を取付けた方立式カーテンウオールと呼ばれる窓や、隣接した窓枠を方立で連結した連窓を二重窓にすることはできない。
【0005】
そこで、本発明は前述の課題を解決できるようにした二重窓を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明は、建物の外壁を形成するアウターサッシと、このアウターサッシの各方立に、室内側に突出してそれぞれ取付けた上ブラケット、下ブラケットと、この上ブラケット、下ブラケットに室内側障子を取付けたインナーサッシと、このインナーサッシとアウターサッシとの間の空間部に設けたブラインドを備え、
前記隣接した一方の方立に取付けた上ブラケット、下ブラケットは縦穴をそれぞれ有し、前記室内側障子の戸尻側に上下動自在にそれぞれ取付けた上ピン、下ピンが、前記上ブラケットの縦穴、下ブラケットの縦穴に回転自在にそれぞれ嵌合し、前記室内側障子の戸尻側を、前記一方の方立に取付けた上ブラケット、下ブラケットに室内外側方向に回動自 在に連結し、
前記隣接した他方の方立に取付けた上ブラケット、下ブラケットはロック用穴をそれぞれ有し、前記室内側障子の戸先側に上下のロックピンを、前記上ブラケットのロック用穴、下ブラケットのロック用穴に嵌合する位置と抜け出す位置に亘って移動自在にそれぞれ設け、この上下のロックピンを前記各ロック用穴に嵌合、抜き出しすることで、前記室内側障子の戸先側を隣接した他方の方立に取付けた上ブラケット、下ブラケットに係脱自在として内開きのインナーサッシとしたことを特徴とする二重窓である。
【0007】
【作用】
本発明によれば、建物の外壁を形成するアウターサッシの方立に上ブラケット、下ブラケットを取付け、この上ブラケット、下ブラケットに室内側障子を取付けることで二重窓としたから、既設のアウターサッシの方立を利用して室内側障子を容易に取付けできる。
これによって、既設のアウターサッシを容易に二重窓とすることができる。
【0008】
また、上下のロックピンを、上ブラケット、下ブラケットのロック用穴からそれぞれ抜き出し、室内側障子を、上ピン、下ピンと上ブラケット、下ブラケットの縦穴との嵌合部を中心として回動することで、その室内側障子を開閉して空間部の室内寄りを開放したり、閉塞できるから、空間部内のブラインドを容易に清掃等できる。
また、上下のロックピンを上ブラケット、下ブラケットのロック用穴にそれぞれ嵌合することで、室内側障子を閉じ状態でロックできる。
【0009】
【発明の実施の形態】
図1と図2に示すように、建物躯体に取付けた方立1間に無目2を取付けて方形状の窓枠3を形成する。この窓枠3にガラス4を装着して方立式カーテンウオール、つまり建物の外壁を形成する室外側のアウターサッシ5とする。前記方立1に左右の上ブラケット6と下ブラッケット7を室内側に突出してそれぞれ取付け、この左右の上ブラケット6と左右の下ブラケット7に室内側障子8を図3に示すように取付けてインナーサッシとする。
【0010】
前記ガラス4と室内側障子8は室内外側方向に離隔して両者間に空間部9を形成している。この空間部9にブラインド10を設けて二重窓としてある。前記1つの方立1に取付けた左右の上ブラット6と左右の下ブラケット7とに亘って縦受け材11が上下方向に連続して取付けてあり、この縦受け材11で方立1が室内から見えないようにしていると共に、左右に隣接した空間部9を連続している。 前記隣接した左右の上ブラケット6,6間に亘って上受け材12が取付けてある。13は天井、14はブラインドボックスである。
【0011】
前記室内側障子8は上枠20と下枠21と左右の縦枠22を方形枠組みした枠体23にガラス24を装着してある。この室内側障子8は隣接した一方の方立1の上ブラケット6と下ブラケット7とに室内外側方向に回動自在に連結されてインナーサッシは内開き窓となっている。
【0012】
前記左右一方の上ブラケット6と左右一方の下ブラケット7は図4と図5に示すように、その基端部6a,7aが方立1の室内面1aと側面1bに接してボルト30で側面1bに固着してあり、先端部6b,7bに縦穴31が形成してある。この縦穴31に一方の縦枠22(つまり、室内側障子8の戸尻側)に上下動自在に取付けた上ピン32、下ピン33が回転自在に嵌合してヒンジ34を形成している。室内側障子8はこのヒンジ34を中心として室内外側方向に回動する。
【0013】
前記左右他方の上ブラケット6、下ブラケット7の基端部6a,7aは図6、図7、図8に示すように方立1にボルト30で固着してある。上ブラケット6、下ブラケット7の先端部6b,7bにはロック用穴35がそれぞれ形成してある。室内側障子8の他方の縦枠22上下端部寄り(つまり、室内側障子8の戸先側)に上下のロックピン36が上下動自在に設けてある。この各ロックピン36は圧縮コイルバネ37で上方、下方に移動してロック用穴35に嵌合し、操作つまみ38を鉤形のガイド溝39に沿って移動することでロック用穴35から抜け出した位置に保持できる。このロック35とロックピン36で室内側障子8の戸先側を上下ブラケット6,7に係脱する手段を構成する。
【0014】
前記下ブラケット7には水平に対して室内側が低くなった斜めのガイド面40が形成してあり、室内側障子8の他方の縦枠寄り、つまり戸先側の下面にガイドローラ41が取付けてある。室内側障子8を閉じるとガイドローラ41がガイド面40に乗り上げるから、室内側障子8をヒンジ34を中心として室内側に回動した状態で戸先側が自重で垂れ下った場合に、室内側障子8を閉じるとガイドローラ41がガイド面40に乗り上げて戸先側を持ち上げて確実に閉じることができる。
【0015】
室内側障子8はロックピン36をロック用穴35に嵌合することで閉じ状態で保持され、その室内側障子8に装着した気密材42が縦受け材11、上受け材12に圧着して気密する。
【0016】
このようであるから、空間部9の室内側上横縁部と室内側縦縁部が気密されると共に、空間部9の下部と上部が開口し、図1に示すようにブラインドボックス14を介して天井13に取付けた吸引装置15で空間部9の内の空気を吸引することで室内の空気が吸引されて空間部9内を流通する。
【0017】
また、図9に示すように、方立1の室内面1aに間仕切り部材43を接して室内を左右に間仕切りした場合には縦受け材11をそれぞれの上、下ブラケット6,7間に取付ければ良い。
【0018】
また、図10に示すように、方立1が柱44と対向している場合には、柱44と方立1との間に仕切り部材45を取付け、柱44にブラケット46を取付ける。このブラケット46を前述の左右他方の上、下ブラケット6,7と同様にロック用穴35とガイド面40を有する形状とする。
【0019】
次に本発明の第2の実施の形態を説明する。
図11と図12に示すように、方立1の側面1b間に無目2を連結して窓枠3とし、その窓枠3にガラス4を装着してアウターサッシ5とする。方立1の室内面1aに上ブラケット6と下ブラケット7をビス50で固着し、その上ブラケット6と同一高さ位置に横材51を左右の方立1の側面1b間に横架連結する。
【0020】
室内側障子8を上ブラケット6、下ブラケット7に前述と同様に内開き可能に取付ける。その縦枠22に装着した気密材42を方立1の室内面1aに圧着し、上枠20に装着した気密材42を横材51の室内面51aに圧着して、室内の空気が矢印で示すように空間部9の下部から吸引されて空間部9を通って上部からダクト16に流れるようにする。
【0021】
以上の実施の形態では方立式カーテンウオールについて述べたが、連窓の方立を利用して室内側障子を取付けて二重窓とすることもできる。
【0022】
【発明の効果】
請求項1に係る発明によれば、アウターサッシの方立に上ブラケット、下ブラケットを取付け、この上ブラケット、下ブラケットに室内側障子を取付けることで二重窓としたから、既設のアウターサッシの方立を利用して室内側障子を容易に取付けできる。
これによって、既設のアウターサッシを容易に二重窓とすることができる。
【0023】
また、上下のロックピンを、上ブラケット、下ブラケットのロック用穴からそれぞれ抜き出し、室内側障子を、上ピン、下ピンと上ブラケット、下ブラケットの縦穴との嵌合部を中心として回動することで、その室内側障子を開閉して空間部の室内寄りを開放したり、閉塞できるから、空間部内のブラインドを容易に清掃等できる。
また、上下のロックピンを上ブラケット、下ブラケットのロック用穴にそれぞれ嵌合することで、室内側障子を閉じ状態でロックできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1の実施の形態を示す概略縦断面図である。
【図2】 本発明の第1の実施の形態を示す概略横断面図である。
【図3】 本発明の第1の実施の形態を示す概略内観図である。
【図4】 図3のA−A詳細拡大断面図である。
【図5】 図2のB部拡大詳細図である。
【図6】 図2のC部拡大詳細図である。
【図7】 図3のD−D詳細拡大断面図である。
【図8】 図7の右側面図である。
【図9】 間仕切り部材で室内を仕切った場合の横断面図である。
【図10】 柱がある場合の横断面図である。
【図11】 本発明の第2の実施の形態を示す縦断面図である。
【図12】 本発明の第2の実施の形態を示す横断面図である。
【符号の説明】
1…方立
2…無目
3…窓枠
4…ガラス
5…アウターサッシ
6…上ブラケット
7…下ブラケット
8…室内側障子
8−1…第1の室内側障子
8−2…第2の室内側障子
9…空間部
10…ブラインド
14…ブラインドボックス
15…送風機
16…ダクト
34…ヒンジ
35…ロック用孔
36…ロックピン

Claims (1)

  1. 建物の外壁を形成するアウターサッシと、このアウターサッシの各方立に、室内側に突出してそれぞれ取付けた上ブラケット、下ブラケットと、この上ブラケット、下ブラケットに室内側障子を取付けたインナーサッシと、このインナーサッシとアウターサッシとの間の空間部に設けたブラインドを備え、
    前記隣接した一方の方立に取付けた上ブラケット、下ブラケットは縦穴をそれぞれ有し、前記室内側障子の戸尻側に上下動自在にそれぞれ取付けた上ピン、下ピンが、前記上ブラケットの縦穴、下ブラケットの縦穴に回転自在にそれぞれ嵌合し、前記室内側障子の戸尻側を、前記一方の方立に取付けた上ブラケット、下ブラケットに室内外側方向に回動自在に連結し、
    前記隣接した他方の方立に取付けた上ブラケット、下ブラケットはロック用穴をそれぞれ有し、前記室内側障子の戸先側に上下のロックピンを、前記上ブラケットのロック用穴、下ブラケットのロック用穴に嵌合する位置と抜け出す位置に亘って移動自在にそれぞれ設け、この上下のロックピンを前記各ロック用穴に嵌合、抜き出しすることで、前記室内側障子の戸先側を隣接した他方の方立に取付けた上ブラケット、下ブラケットに係脱自在として内開きのインナーサッシとしたことを特徴とする二重窓。
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