JP3875698B2 - ハイブリッド車両 - Google Patents

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Description

本発明は、エンジンと、発電機を兼ねるモータ発電機とを有し、これらの出力トルクを、遊星歯車機構からなる差動装置でトルクを合成して駆動輪に伝達すると共に、駆動輪を直接駆動するための駆動モータを備えたハイブリッド車両に関するものである。
この種のハイブリッド車両としては、例えば車両の停止に伴ってエンジンを停止する、所謂アイドリングストップの状態から、車両を発進する際には、通常はモータ発電機によってエンジンを始動するが、このモータ発電機に異常が生じた時には、まず駆動モータによって車両を走行させ、車両の走行速度が所定値以上になったら、モータ発電機の回転状態を規制する摩擦要素、即ちクラッチを締結し、その状態で、駆動モータのトルクでエンジンを始動するものがある(例えば特許文献1)。なお、この従来技術では、モータ発電機の異常時、一旦、エンジンを始動したら、走行速度が低下しても、若しくは車両が停止しても、エンジンを停止しない。
特開2000−341804公報
ところで、モータ発電機の異常といっても、その実体は、種々に考えられる。例えば、モータ発電機自体が短絡等の異常なのか、或いはモータ発電機の回転状態、例えばモータ発電機の回転角度を検出するためのセンサが短絡等の異常なのかといった内容である。しかしながら、上記特許文献1は、これらを考慮していないため、次のような問題がある。例えば、インバータ回路等の駆動回路は正常で、モータ発電機自体が短絡等の異常である場合に、上記特許文献1に記載されるような制御を行うと、エンジンを始動する以前に、車両の走行に伴ってモータ発電機が所謂連れ回りされて逆起電力が発生するため、駆動回路に多大の電流が流れて駆動回路が新たに故障する恐れがある。一方、モータ発電機自体は正常で、回転状態を検出するセンサ自体が異常である場合には、モータ発電機を回転させても駆動回路に対しては問題はないのだが、前記のモータ発電機自体の故障を考慮して、エンジンを始動する際にはじめから摩擦要素を締結してモータ発電機の回転状態を規制してしまうと、車両及びエンジンの両方の回転を同時に上昇させる必要があり、駆動モータの負荷が大きいという問題がある。
本発明は上記諸問題を解決するために開発されたものであり、インバータ回路等の駆動回路を保護すると共にエンジン始動の際の駆動モータの負荷を軽減することが可能なハイブリッド車両を提供することを目的とするものである。
上記諸問題を解決するため、本発明のハイブリッド車両は、エンジンと、バッテリの電力で電動機として機能すると共に発電機として機能してバッテリに電力を蓄電するモータ発電機と、バッテリの電力で駆動輪を駆動する駆動モータと、前記駆動モータを制御する駆動モータ制御手段と、第1軸に前記エンジンの出力軸が接続され、且つ第2軸に前記モータ発電機の出力軸が接続され、且つ第3軸に前記駆動輪が接続された差動装置と、前記モータ発電機の回転状態を規制するために締結解放自在に配設された摩擦要素と、前記摩擦要素の締結解放を制御する摩擦要素制御手段と、前記モータ発電機の回転状態を検出するためのセンサの異常を検出するセンサ異常検出手段と、前記モータ発電機自体の異常を検出するモータ発電機異常検出手段と、前記バッテリの充電状態を検出する充電状態検出手段と、車両の停止に伴ってエンジンが停止している状態で、前記センサ異常検出手段によりセンサの異常が検出されたときには、前記摩擦要素を解放した後、前記駆動モータの回転速度を所定回転速度まで増大させ、その後、前記摩擦要素を締結することでエンジンを始動する第1異常モードエンジン始動手段と、車両の停止に伴ってエンジンが停止している状態で、前記モータ発電機異常検出手段によりモータ発電機自体の異常が検出されたときには、前記摩擦要素の締結後に、前記駆動モータの回転速度を増大させてエンジンを始動する第2異常モードエンジン始動手段とを備えたことを特徴とするものである。
而して、本発明のハイブリッド車両によれば、差動装置の第1軸にエンジンの出力軸を接続し且つ第2軸にモータ発電機の出力軸を接続し且つ第3軸に駆動輪を接続し、エンジンの出力トルクとモータ発電機の出力トルクとを差動装置で合成して駆動輪に伝達すると共に、車両の停止に伴ってエンジンが停止している状態で、モータ発電機の回転状態を検出するためのセンサの異常が検出されたときには、モータ発電機の回転状態を規制する摩擦要素を解放した後、駆動モータの回転速度を所定回転速度まで増大させ、その後、摩擦要素を締結してモータ発電機の回転状態を規制することでエンジンを始動し、且つ車両の停止に伴ってエンジンが停止している状態で、モータ発電機自体の異常が検出されたときには、モータ発電機の回転状態を規制する摩擦要素の締結後に、駆動モータの回転速度を増大させてエンジンを始動する構成としたため、モータ発電機自体は正常であり、当該モータ発電機の回転状態を検出するためのセンサの異常が検出されたときには、まず、所定回転速度までは、摩擦要素を解放したままであるため、駆動モータのトルクは、モータのイナーシャ上昇(回転速度上昇)のみに消費される。次に、所定回転速度となると、摩擦要素の締結が行われ、エンジンイナーシャの上昇(回転速度の上昇)が行われる。このとき、駆動モータ側から差動装置を介して見たモータ発電機の等価イナーシャは、駆動輪に連結する駆動モータ側の等価イナーシャよりも小さな値となるため、駆動モータ側のイナーシャによるフライホイール効果と駆動モータのトルクとで、エンジンイナーシャの上昇(回転速度の上昇)が行われるため、はじめから摩擦要素を締結した場合に比べて、駆動モータの負荷が小さくなる。また、モータ発電機自体の異常が検出されたときには、モータ発電機の回転状態を規制することにより、インバータ回路等の駆動回路を保護することができる。
以下、本発明のハイブリッド車両の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1は、本発明のハイブリッド車両の一実施形態を示す回転駆動源及び駆動系の概略構成図である。本実施形態のハイブリッド車両では、エンジン1及び発電機及び電動機として作用する3相同期モータ/発電機で構成される交流式のモータ/発電機2の出力側が、夫々、トルク合成機構である差動装置(遊星歯車機構)3の入力側に接続され、この差動装置3の出力側が、トルク合成歯車機構14及び駆動モータ用クラッチ15を介して、トルクコンバータ等の発進装置を搭載していないトランスミッション4の入力側に接続され、トランスミッション4の出力側が終減速装置20等を介して駆動輪5に接続されている。なお、モータ/発電機2は、固定側のステータ2Sと回転側のロータ2Rとを備えている。
差動装置3は、トルク合成機構として遊星歯車機構21を備えて構成されている。この遊星歯車機構21は、エンジン1とモータ/発電機2との間で差動機能を発現しながらトルク合成機構をなすものである。そして、サンギヤSと、その外周側に等角間隔で噛合する複数のピニオンPと、各ピニオンPを連結するピニオンキャリヤCと、ピニオンPの外側に噛合するリングギヤRとを備え、この遊星歯車機構21のピニオンキャリヤCがエンジン(図ではENG)1に接続され、同じく遊星歯車機構21のサンギヤSがモータ/発電機2のロータ2Rに連結され、同じく遊星歯車機構21のリングギヤRがトルク合成歯車機構14の入力側に連結されている。
一方、前記トルク合成歯車機構14には、モータ/発電機2とは個別の駆動モータ11も接続されている。このトルク合成歯車機構14は、二つのドライブギヤ31,32が一つのドリブンギヤ33に噛合しており、ドリブンギヤ33はトランスミッション4の入力側に接続されている。そして、一方のドライブギヤ31に遊星歯車機構21のリングギヤRが接続され、他方のドライブギヤ32に駆動モータ11の出力軸が接続され、これらの歯車機構によって、両者の出力トルクが合成される。なお、駆動モータ11も、固定側のステータ11Sと回転側のロータ11Rとを備えており、後述する駆動モータ用駆動回路10からの印加電流によっては、モータ/発電機2と同様に、電力発電を行い、バッテリ6を充電することもできる。ちなみに、この実施形態では、変速装置4の各種クラッチ等の摩擦要素や、後述するモータ/発電機用ブレーキ16、駆動モータ用クラッチ15の締結解放に用いられる流体圧を創成する図示しないオイルポンプが設けられている。
また、モータ/発電機2のロータ2Rには、その回転状態を規制するためのモータ/発電機用ブレーキ16が設けられており、このモータ/発電機用ブレーキ16を締結するとモータ/発電機2のロータ2Rが固定される。また、前記駆動モータ用クラッチ15は、トルク合成歯車機構14の出力側、つまりドリブンギヤ33とトランスミッション4の入力側との間に介装されており、この駆動モータ用クラッチ15を締結することにより駆動モータ11を含むパワーユニットとトランスミッション4とを結合し、当該駆動モータ用クラッチ15を解放することによりパワーユニットとトランスミッション4とを切断することができる。そして、これらのクラッチ15,16の締結解放は、各クラッチ15,16への作動流体圧を制御する圧力制御弁のソレノイドへの制御信号DCS,GCSによって制御されており、それらのクラッチ制御信号DCS,GCSが高レベルにあるとき各クラッチ15,16が締結され、当該クラッチ制御信号DCS,GCSが低レベルにあるとき各クラッチ15,16が解放される。また、クラッチ制御信号DCS,GCSは、前記低レベルと高レベルとの間で無段階に調整可能であり(実質的にはディジタル化される)、各クラッチ15,16の締結状態は、種々の締結力を発現することができる。
図2には、本実施形態のハイブリッド車両の駆動制御を行うシステム構成を示す。本実施形態では、エンジン1はエンジン用コントローラECによって制御され、モータ/発電機2は充電可能なバッテリ6に接続されたモータ/発電機用駆動回路7によって駆動制御され、駆動モータ11は充電可能なバッテリ6に接続された駆動モータ用駆動回路10によって駆動制御される。
モータ/発電機用駆動回路7や駆動モータ用駆動回路10は、バッテリ6に接続されたチョッパと、このチョッパとモータ/発電機2又は駆動モータ11との間に接続された例えば6つのIGBTを有して直流を3相交流に変換するインバータとで構成され、チョッパにモータ/発電機用コントローラ12からのデューティ制御信号GDS,DDSが入力されることにより、このデューティ制御信号GDS,DDSに応じたデューティ比のチョッパ信号をインバータに出力する。このインバータは、例えばモータ/発電機2のロータ2Rの回転角度或いは回転位置を検出する回転角度センサの回転角度検出信号に基づいて、モータ/発電機2の正回転時及び逆回転時に電動機又は発電機として作用させるように、その回転に同期した周波数で駆動する3相交流を形成するように、例えば前記各IGBTのゲート制御信号を形成する。ちなみに、モータ/発電機2及び駆動モータ11はエンジン1同様、車両を駆動するためにも用いられるので、車両を駆動する側への回転方向を正方向又は正回転とし、その逆方向への回転方向を負方向又は逆回転と定義する。
さらに、トランスミッション4は、変速装置用コントローラTCによって走行速度とスロットル開度とをもとに予め設定された変速制御マップを参照して決定された例えば第1速〜第4速の変速比に制御される。
また、エンジン1及びモータ/発電機2及び駆動モータ11には、その出力軸の回転速度を検出するエンジン回転速度センサ8及びモータ/発電機回転速度センサ9及び駆動モータ回転速度センサ17が設けられていると共に、自車両の走行速度を検出する走行速度センサ22及び図示しないセレクトレバーで選択されたレンジ位置(前進走行レンジ位置、非走行レンジ位置、後退走行レンジ位置等)に応じたレンジ信号を出力するインヒビタースイッチ23及びアクセルペダルの踏込みに応じたスロットル開度を検出するスロットル開度センサ24が設けられ、エンジン回転速度センサ8のエンジン回転速度NE 及びモータ/発電機回転速度センサ9のモータ/発電機回転速度NM/G 及び駆動モータ回転速度センサ17の駆動モータ回転速度NM 及び走行速度センサ22の走行速度V及びインヒビタースイッチ23のレンジ信号RS及びスロットル開度センサ24のスロットル開度TH等がモータ/発電機用コントローラ12に供給される。
また、前記モータ/発電機2には、その回転角度或いは回転位置を検出するための回転角度センサ25が設けられている。この回転角度センサ25は、所謂レゾルバ回転角度センサであり、ステータ2Sには、高周波の正弦電流を供給する励磁コイルと余弦電流を供給する励磁コイルと位置出力コイルとを配設し、ロータ2Rには、検出コイルと回転トランスとを配設し、各励磁コイルに流れる電流によって回転トランスを励磁し、その際の位置出力コイルの交流電圧を出力として得るものである。このとき、一方の励磁コイル印加電圧と、位置出力コイル電圧の励磁電流に対する位相がモータ/発電機2の回転角度に比例するようになっている。このため、モータ/発電機2が停止していても、その回転角度の検出が可能となる。従って、この回転角度センサ25には、モータ/発電機2の回転角度を検出するための電流センサ(以下、回転角度用電流センサ)26及び電圧センサ(以下、回転角度用電圧センサ)27が設けられている。更に、前記モータ/発電機用駆動回路7のインバータには、モータ/発電機2自体の電流を検出する電流センサ28も設けられている。そして、回転角度センサ25で検出された回転角度θ及び回転角度用電流センサ26で検出された回転角度用電流iθ及び回転角度用電圧センサ27で検出された回転角度用電圧Vθ及び電流センサ28で検出されたモータ/発電機電流iM/G もモータ/発電機用コントローラ12に供給される。
また、バッテリ6の充電量も、駆動モータ用駆動回路10を介してモータ/発電機用コントローラ12でモニタされている。
また、前記モータ/発電機用コントローラ12は、前記変速装置用コントローラTCと相互通信を行い、上述の信号を変速装置用コントローラTCに出力するとともに、例えば変速装置4のギヤ比(変速段)や摩擦要素の締結解放状態、即ち各摩擦要素への作動油圧の指令値、或いは変速装置4の入力軸回転速度や出力軸回転速度といった情報を、変速装置信号TSとして入力するように構成されている。
また、このモータ/発電機用コントローラ12は、前記エンジン用コントローラECとも相互通信を行い、例えばアクセルペダルの踏込み量やエンジン1の運転状態、即ち吸入空気量、空燃比、点火時期、冷却水温、或いはエンジン1の爆発状態などの情報を、エンジン信号ESとして入力するように構成されている。また、このエンジン用コントローラECは、前記モータ/発電機用コントローラ12からエンジントルクの要求があった場合には、その要求に応じてエンジントルクを制御するように構成されている。
前記モータ/発電機用コントローラ12は、少なくとも入力側インタフェース回路12a、演算処理装置12b、記憶装置12c及び出力側インタフェース回路12dを有するマイクロコンピュータ12eで構成されている。
入力側インタフェース回路12aには、エンジン回転速度センサ8のエンジン回転速度NE 、モータ/発電機回転速度センサ9のモータ/発電機回転速度NM/G 、駆動モータ回転速度センサ17の駆動モータ回転速度NM 、走行速度センサ22の走行速度V、インヒビタースイッチ23のレンジ信号RS、スロットル開度センサ24のスロットル開度検出値TH、回転角度センサ25のモータ/発電機回転角度θ、回転角度用電流センサ26の回転角度用電流iθ、回転角度用電圧センサ27の回転角度用電圧Vθ、電流センサ28のモータ/発電機電流iM/G 、バッテリ6の充電状態、エンジン用コントローラECのエンジン信号ES及び変速装置用コントローラの変速装置信号TSが入力されている。
演算処理装置12bは、例えばキースイッチ(図示せず)がオン状態となって所定の電源が投入されることにより作動状態となり、先ず初期化を行ってから、例えば後述する図3の演算処理に従って、エンジン回転速度NE 、モータ/発電機回転速度NM/G 、駆動モータ回転速度NM 、走行速度V、レンジ信号RS、スロットル開度TH等に基づいてモータ/発電機2、駆動モータ11、モータ/発電機用ブレーキ16、駆動モータ用クラッチ15を制御する。ちなみに、この実施形態では、走行レンジ位置において車両の停車時にはエンジン1の回転を停止する、所謂アイドリングストップを行うように構成されている。
記憶装置12cは、演算処理装置12bの演算処理に必要な処理プログラムを予め記憶していると共に、演算処理装置12bの演算過程で必要な各種データを記憶する。
出力側インタフェース回路12dは、演算処理装置12bの演算結果であるデューティ制御信号GDS,DDS及びクラッチ制御信号GCS,DDSを出力する。
次に、前記モータ/発電機用コントローラ12内で行われる数ある演算処理のうちから、車両の走行状態を制御する演算処理について、図3のフローチャートを伴って説明する。この演算処理は、前記モータ/発電機用コントローラ12内の演算処理装置12bで所定サンプリング時間ΔT毎のタイマ割込処理によって行われる。また、このフローチャートでは特に通信のステップを設けていないが、必要な情報やプログラムは随時入力インターフェース12aを介して外部や記憶装置12cから読込まれ、演算処理中の情報は随時記憶装置12cに記憶される。
この演算処理では、まずステップS1で、回転角度用電流センサ26で検出された回転角度用電流iθ、回転角度用電圧センサ27で検出された回転角度用電圧Vθ、モータ/発電機電流iM/G を読込む。
次にステップS2に移行して、モータ/発電機電流iM/G の値が正常であるか否か、即ちモータ/発電機2自体が正常であるか否かを判定し、モータ/発電機電流iM/G の値が正常である場合にはステップS3に移行し、そうでない場合にはステップS5に移行する。
ステップS3では、以下のようにして回転角度センサ25が正常か否かの判定を行い、回転角度センサ25が正常である場合にはステップS4に移行し、そうでない場合にはステップS6に移行する。即ち、励磁コイルの断線時には、当該励磁コイルに電圧を印加しても電流が流れないので、励磁コイルに電流が流れないときには励磁コイルの断線による異常であると判定する。また、励磁コイルの短絡時には、当該励磁コイルに電圧を印加すると、通常範囲外の電流が流れるので、励磁コイルに過大な電流が流れるときには励磁コイルの短絡による異常であると判定する。また、位置出力コイルの断線又は短絡時には、励磁コイルに電流を流しても位置出力コイルに交流電圧が発生しないので、位置出力コイルに交流電圧が発生しないときには位置出力コイルの断線又は短絡による異常であると判定する。
ステップS4では、回転角度センサ25及びモータ/発電機2自体が正常であるとして、図示しない個別の演算処理に従って通常走行制御を行ってからメインプログラムに復帰する。この通常走行制御については、例えば特開2000−341804公報に記載されるものがある。
ステップS5では、モータ/発電機2自体が異常であると判断してからステップS7に移行する。
ステップS6では、回転角度センサ25が異常であると判断してからステップS7に移行する。
ステップS7では、後述する図4の演算処理に従って、フェールモード走行制御を行ってからメインプログラムに復帰する。
次に、前記図3の演算処理のステップS7で行われる図4の演算処理について説明する。この演算処理では、まずステップS71で、スロットル開度センサ24で検出されたスロットル開度TH、走行速度センサ22で検出された走行速度V、インヒビタスイッチ23からレンジ信号RSによるレンジ位置、駆動モータ用駆動回路10でモニタされているバッテリ6の充電量を読込む。
次にステップS72に移行して、現在、エンジン1が回転中であるか否かを判定し、エンジン1が回転中である場合にはステップS84に移行し、そうでない場合にはステップS73に移行する。
ステップS84では、例えば特開2000−341804公報に記載されるフェードモードパラレル走行制御、即ちエンジン1と駆動モータ11とのトルクを合成しながら車両を走行する制御を行ってからメインプログラムに復帰する。
ステップS73では、現在、車両が停止中であるか否かを判定し、車両が停止中である場合にはステップS77に移行し、そうでない場合にはステップS74に移行する。
ステップS74では、駆動モータ用クラッチ15が締結中であるか否かを判定し、駆動モータ用クラッチ15が締結中である場合にはステップS76に移行し、そうでない場合には75に移行する。
ステップS75では、駆動モータ用クラッチ15の締結制御を行ってからステップS76に移行する。
ステップS76では、例えば特開2000−341804公報に記載されるように、駆動モータ15のみによって車両を走行する駆動モータ走行制御を行ってからメインプログラムに復帰する。
ステップS77では、前記図3の演算処理のステップS5においてモータ/発電機2自体が異常であると判断されたか否かを判定し、モータ/発電機2自体が異常であると判断された場合にはステップS82に移行し、そうでない場合、つまり回転角度センサ25が異常である場合にはステップS78に移行する。
ステップS78では、後述する図5の演算処理に従って、第1フェール(異常)モードエンジン始動制御を行ってからステップS79に移行する。
また、ステップS82では、後述する図6の演算処理に従って、第2フェール(異常)モードエンジン始動制御を行ってからステップS79に移行する。
ステップS79では、エンジン用コントローラECからのエンジン信号ESのうち、アクセル開度の情報に基づいて、アクセルペダルが踏込まれているか否かを判定し、アクセルペダルが踏込まれている場合にはステップS80に移行し、そうでない場合にはステップS83に移行する。
ステップPS83では、フェールモード発電制御を行ってからステップS79に戻る。このフェールモード発電制御は、駆動モータ11を発電機として使用し、発電された電力でバッテリ6に充電する。
ステップS80では、モータ/発電機用ブレーキ16の締結制御を行ってからステップS81に移行する。
ステップS81では、前記ステップS84と同様に、フェールモードパラレル走行制御を行ってからメインプログラムに復帰する。
次に、前記図4の演算処理のステップS78で行われる図5の演算処理について説明する。この演算処理では、まずステップS101で、駆動モータ用クラッチ15の解放制御を行う。
次にステップS102に移行して、モータ/発電機用ブレーキ16の解放制御を行う。
次にステップS103に移行して、駆動モータ11の回転速度制御を行う。具体的には、駆動モータ11の回転速度NM の増速制御を行う。
次にステップS104に移行して、駆動モータ11の回転速度NM が所定値以上であるか否かを判定し、駆動モータ11の回転速度NM が所定値以上である場合にはステップS105に移行し、そうでない場合には駆動モータ11の回転速度NM が所定値以上になるまで判定を繰り返す。
ステップS105では、モータ/発電機用ブレーキ16の締結制御を行う。
次にステップS106に移行して、エンジン回転速度NE が所定値以上であるか否かを判定し、エンジン回転速度NE が所定値以上である場合にはステップS107に移行し、そうでない場合にはエンジン1の回転速度NE が所定値以上になるまで判定を繰り返す。
ステップS107では、エンジン1に対し、燃料噴射を開始し、エンジン1の始動を試みる。
次にステップS108に移行して、駆動モータ11のトルクTM が所定値以下であるか否かを判定し、駆動モータ11のトルクTM が所定値以下である場合にはステップS110に移行し、そうでない場合には駆動モータ11のトルクTM が所定値以下になるまで判定を繰り返す。
ステップS110では、エンジン1の完全爆発(以下、完爆とも記す)、即ちエンジン始動を確認したものとして図4の演算処理のステップS79に移行する。なお、完爆の判定は、エンジン1が自立回転していないと到達しない所定回転速度以上で回転していることをもって行う。
次に、前記図4の演算処理のステップS82で行われる図6の演算処理について説明する。この演算処理では、まずステップS201で、駆動モータ用クラッチ15の解放制御を行う。
次にステップS202に移行して、モータ/発電機用ブレーキ16の締結制御を行う。
次にステップS203に移行して、駆動モータ11の回転速度制御を行う。具体的には、駆動モータ11の回転速度NM の増速制御を行う。
次にステップS204に移行して、エンジン回転速度NE が所定値以上であるか否かを判定し、エンジン回転速度NE が所定値以上である場合にはステップS205に移行し、そうでない場合にはエンジン回転速度NE が所定値以上になるまで判定を繰り返す。
ステップS205では、エンジン1に対し、燃料噴射を開始し、エンジン1の始動を試みる。
次にステップS206に移行して、駆動モータ11のトルクTM が所定値以下であるか否かを判定し、駆動モータ11のトルクTM が所定値以下である場合にはステップS208に移行し、そうでない場合には駆動モータ11のトルクTM が所定値以下になるまで判定を繰り返す。
ステップS208では、エンジン1の完全爆発(以下、完爆とも記す)、即ちエンジン始動を確認したものとして図4の演算処理のステップS79に移行する。なお、完爆の判定は、エンジン1が自立回転していないと到達しない所定回転速度以上で回転していることをもって行う。
この演算処理によれば、モータ/発電機2の回転角度θを検出するための回転角度センサ25の断線、短絡といった異常と、モータ/発電機2自体の断線、短絡といった異常とを個別に検出し、回転角度センサ25の異常が検出されたときには第1フェールモードエンジン始動制御が行われ、モータ/発電機2自体の異常が検出されたときには第2フェールモードエンジン始動制御が行われる。このうち、第1フェールモードエンジン始動制御は、駆動モータ用クラッチ15が解放されている状態で、一旦、モータ/発電機用ブレーキ16を解放し、その状態で、駆動モータ11から正方向のトルクを出力して駆動モータ回転速度NM を増速し、駆動モータ回転速度NM が所定値以上になったら、モータ/発電機用ブレーキ16を締結する。モータ/発電機用ブレーキ16が解放されている状態で駆動モータ11から正方向のトルクを出力しても、モータ/発電機2のロータ2Rが自在に回転する。このときの駆動モータ11側から差動装置3の遊星歯車機構21を介してみたモータ/発電機2の等価イナーシャは、駆動モータ11側の等価イナーシャより小さい。そして、その状態でモータ/発電機用ブレーキ16を締結することにより、エンジン1が正方向に回転する、即ちクランキングされ、エンジン回転速度NE が所定値以上になったら燃料を噴射してエンジン1を始動する。このとき、駆動モータ11側のフライホイール効果もエンジン1の回転始動に作用するので、モータ/発電機用ブレーキ16を締結したままでエンジン1を始動するよりも、駆動モータ11は小さなトルクでエンジン1を始動することができる。一方の第2フェールモードエンジン始動制御では、モータ/発電機用ブレーキ16を締結した状態で、駆動モータ11から正方向のトルクを出力して駆動モータ回転速度NM 及びエンジン回転速度NE を増速し、つまりクランキングし、エンジン回転速度NE が所定値以上になったら燃料を噴射してエンジン1を始動する。このとき、モータ/発電機2のロータ2Rは回転しないので、モータ/発電機用駆動回路7のインバータに過大な電流が流れることはない。
図7は、バッテリ6の充電量が閾値より低く、アクセルペダルを解放した状態で、第1フェールモードエンジン始動制御を行ったときの駆動モータ用クラッチ15、モータ/発電機用ブレーキ16、駆動モータトルクTM 、エンジン回転速度NE 、駆動モータ回転速度NM 、モータ/発電機回転速度NM/G 、燃料噴射の経時変化を示したものである。このシミュレーションでは、時刻t01で駆動モータ用クラッチ15を解放した後、時刻t02で駆動モータ11から正方向のトルクを出力する。これに伴って駆動モータ11は正方向に回転速度NM が増速し、モータ/発電機2は負方向に回転速度NM/G が増速する。また、エンジン回転速度NE も、差動装置3の遊星歯車機構21のフリクションによって少し増速する。そして、時刻t03で駆動モータ回転速度NM が所定値以上となったのでモータ/発電機クラッチ16を締結すると、モータ/発電機2の回転速度NM/G は急速に減速し、代わりにエンジン回転速度NE が正方向に増速する。その後、時刻t04でエンジン回転速度NE が所定値以上になったので燃料噴射を開始し、その結果、エンジン回転速度NE が増速し、それに伴って駆動モータ回転速度NM も増速し、時刻t05でエンジン1の完爆が確認されたので、その後は、エンジントルクで駆動モータ11に負方向のトルクを発生させる、つまり発電を行って、フェールモード発電制御を行った。
一方、図8は、バッテリ6の充電量が閾値より低く、アクセルペダルを解放した状態で、第2フェールモードエンジン始動制御を行ったときの駆動モータ用クラッチ15、モータ/発電機用ブレーキ16、駆動モータトルクTM 、エンジン回転速度NE 、駆動モータ回転速度NM 、モータ/発電機回転速度NM/G 、燃料噴射の経時変化を示したものである。このシミュレーションでは、時刻t11で駆動モータ用クラッチ15を解放すると共にモータ/発電機用ブレーキ16を締結した後、時刻t12で駆動モータ11から正方向のトルクを出力する。このとき、モータ/発電機用ブレーキ16は締結されているので、モータ/発電機回転速度NM/G は増速せず、エンジン回転速度NE だけが差動装置3の遊星歯車機構21の歯数比に応じて増速する。そして、時刻t13でエンジン回転速度NE が所定値以上になったので燃料噴射を開始し、その結果、エンジン回転速度NE が増速し、それに伴って駆動モータ回転速度NM も増速し、時刻t14でエンジン1の完爆が確認されたので、その後は、エンジントルクで駆動モータ11に負方向のトルクを発生させる、つまり発電を行って、フェールモード発電制御を行った。
このように、本実施形態のハイブリッド車両によれば、車両の停止に伴ってエンジン1が停止している状態で、モータ/発電機2の回転角度センサ25の異常が検出されたときには、モータ/発電機2の回転状態を規制するモータ/発電機用ブレーキ16を解放した後、駆動モータ11の回転速度を所定回転速度まで増大させ、その後、モータ/発電機用ブレーキ16を締結してモータ/発電機2の回転状態を規制することでエンジン1を始動し、且つ車両の停止に伴ってエンジン1が停止している状態で、モータ/発電機2自体の異常が検出されたときには、モータ/発電機2の回転状態を規制するモータ/発電機用ブレーキ16の締結後に、駆動モータ11の回転速度を増大させてエンジン1を始動する構成としたため、モータ/発電機2自体は正常であり、当該モータ/発電機2の回転状態を検出するための回転速度センサ25の異常が検出されたときには、まず、所定回転速度までは、モータ/発電機用ブレーキ16を解放したままであるため、駆動モータ11のトルクは、モータのイナーシャ上昇(回転速度上昇)のみに消費される。次に、所定回転速度となると、モータ/発電機用ブレーキ16の締結が行われ、エンジンイナーシャの上昇(回転速度の上昇)が行われる。このとき、駆動モータ11側から差動装置3を介して見たモータ/発電機2の等価イナーシャは、駆動輪に連結する駆動モータ11側の等価イナーシャよりも小さな値となるため、駆動モータ11側のイナーシャによるフライホイール効果と駆動モータ11のトルクとで、エンジンイナーシャの上昇(回転速度の上昇)が行われるため、はじめからモータ/発電機用ブレーキ16を締結した場合に比べて、駆動モータ11の負荷が小さくなる。また、モータ/発電機2自体の異常が検出されたときには、モータ/発電機2の回転状態を規制することにより、モータ/発電機用駆動回路7のインバータに過大な電流が流れるのを回避して、それを保護することができる(請求項1に対応する効果)。
また、第1フェールモードエンジン始動制御時又は第2フェールモードエンジン始動制御時には、駆動モータ用クラッチ15を解放する構成としたため、車両を走行することなくエンジンを始動することが可能となり、例えばバッテリの充電量が小さいときにもエンジンを始動することができる(請求項2に対応する効果)。
以上より、図1のモータ/発電機用ブレーキ16が本発明の摩擦要素を構成し、以下同様に、図2のモータ/発電機用コントローラが駆動モータ制御手段及び摩擦要素制御手段及び第2摩擦要素制御手段を構成し、図2の回転角度用電流センサ26及び回転角度用電圧センサ27及び図3の演算処理のステップS2及びステップS5がセンサ異常検出手段を構成し、図2の電流センサ28及び図3の演算処理のステップS3及びステップS6がモータ発電機異常検出手段を構成し、図2の駆動モータ用駆動回路10及び図4の演算処理のステップS71が充電状態検出手段を構成し、図4の演算処理のステップS78及び図5の演算処理全体が第1異常モードエンジン始動手段を構成し、図4の演算処理のステップS82及び図6の演算処理全体が第2異常モードエンジン始動手段を構成し、図1の駆動モータ用クラッチ15が第2摩擦要素を構成している。
なお、前記実施形態では、トランスミッションとは個別に、駆動モータ用クラッチを介装したが、この駆動モータ用クラッチは、例えばトランスミッション内で変速制御を行うためのクラッチ又はブレーキと兼用してもよい。また、場合によってはトランスミッション自体を省略することも可能である。
また、前記実施形態では、コントローラにマイクロコンピュータを用いた場合について説明したが、これに代えて各種の演算回路を使用することも可能である。
本発明のハイブリッド車両の一実施形態を示す回転駆動源及び駆動系の概略構成図である。 図1のハイブリッド車両の駆動制御システム構成図である。 図2のモータ/発電機用コントローラで行われる演算処理を示すフローチャートである。 図3の演算処理のサブルーチンを示すフローチャートである。 図4の演算処理のサブルーチンを示すフローチャートである。 図4の演算処理のサブルーチンを示すフローチャートである。 図5の演算処理の作用を説明するタイミングチャートである。 図6の演算処理の作用を説明するタイミングチャートである。
符号の説明
1はエンジン
2はモータ/発電機
3は差動装置
4はトランスミッション
5は駆動輪
6はバッテリ
7はモータ/発電機駆動回路
8はエンジン回転速度センサ
9はモータ/発電機回転速度センサ
10は駆動モータ駆動回路
11は駆動モータ
12はモータ/発電機用コントローラ
14はトルク合成歯車機構
15は駆動モータ用クラッチ
16はモータ/発電機用ブレーキ
17は駆動モータ回転速度センサ
22は走行速度センサ
23はインヒビタスイッチ
24はスロットル開度センサ
25は回転角度センサ
26は回転角度用電流センサ
27は回転角度用電圧センサ
28は電流センサ
Sはサンギヤ
Rはリングギヤ
Cはピニオンキャリア

Claims (2)

  1. エンジンと、バッテリの電力で電動機として機能すると共に発電機として機能してバッテリに電力を蓄電するモータ発電機と、バッテリの電力で駆動輪を駆動する駆動モータと、前記駆動モータを制御する駆動モータ制御手段と、第1軸に前記エンジンの出力軸が接続され、且つ第2軸に前記モータ発電機の出力軸が接続され、且つ第3軸に前記駆動輪が接続された差動装置と、前記モータ発電機の回転状態を規制するために締結解放自在に配設された摩擦要素と、前記摩擦要素の締結解放を制御する摩擦要素制御手段と、前記モータ発電機の回転状態を検出するためのセンサの異常を検出するセンサ異常検出手段と、前記モータ発電機自体の異常を検出するモータ発電機異常検出手段と、前記バッテリの充電状態を検出する充電状態検出手段と、車両の停止に伴ってエンジンが停止している状態で、前記センサ異常検出手段によりセンサの異常が検出されたときには、前記摩擦要素を解放した後、前記駆動モータの回転速度を所定回転速度まで増大させ、その後、前記摩擦要素を締結することでエンジンを始動する第1異常モードエンジン始動手段と、車両の停止に伴ってエンジンが停止している状態で、前記モータ発電機異常検出手段によりモータ発電機自体の異常が検出されたときには、前記摩擦要素の締結後に、前記駆動モータの回転速度を増大させてエンジンを始動する第2異常モードエンジン始動手段とを備えたことを特徴とするハイブリッド車両。
  2. 前記駆動輪と駆動モータとの間に配設され、両者を締結解放可能な第2摩擦要素と、前記第2の摩擦要素の締結解放を制御する第2摩擦要素制御手段とを備え、前記第2摩擦要素制御手段は、前記第1異常モードエンジン始動手段及び第2異常モードエンジン始動手段でエンジンを始動する際、前記第2の摩擦要素を解放することを特徴とする請求項1に記載のハイブリッド車両。
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