JP3874646B2 - 被印字媒体の印字方法 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、特に、文字、イメージ、図形等の鏡反転(ミラー)印字を簡単に実施できるようにした被印字媒体の印字方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の被印字媒体の印字方法を実現する印字装置としては、例えば、図5に示されるようなものが知られている。
【0003】
図5の印字装置50は、主に、被印字媒体としてのカードCを挿入する挿入口52と、挿入口52から挿入されたカードCを搬送するプーリとベルトによる搬送手段としての搬送機構54と、プーリとベルトによる搬送機構54を駆動するためのモータMと、プーリとベルトによる搬送機構54によって搬送されたカードCに印字を行うサーマルヘッド(以下では適宜、ヘッドと称す)56と、カードCの表面とヘッド56の先端とが接触するよう、ヘッド56との間でカードCを所定の圧力で挟むためのプラテンローラ(以下では適宜、プラテンと称す)58と、カードCの位置を検出する位置検出センサ60と、前記搬送機構54にて搬送されてきた印字済カードCを排出する排出口82と、モータM、位置検出センサ60、プラテン58等を制御する制御部62とから構成されている。
【0004】
搬送機構54は、プーリ64、66、68及びその周囲に設けられたベルト70と、プーリ72、74、76及びその周囲に設けられたベルト78により構成され、更に、プーリ64とモータMとは駆動ベルト80により連結されており、モータMが回転すると、駆動ベルト80によって連結されたプーリ64も回転するようにされている。そして、プーリ64の回転に伴い、ベルト70も回転し挿入口52に挿入されたカードCがヘッド56の方向に向けて搬送されるようになっており、搬送機構54にて搬送されたカードCは、位置検出センサ60により検出されるとヘッド56の印字位置に搬送・位置決めされ、ヘッド56により文字、イメージ、図形等の所望の印字情報が印字されるようになっている。
ヘッド56にて所望の印字情報が印字されたカードCは、更に、搬送機構54により搬送され排出口82より排出される。
【0005】
ところで、このような印字装置50においては、アウトラインフォントやグラフィック印字等の技術を用いて、鏡反転した文字や図形を印字することが可能であるが、鏡反転文字を印字する場合、印字すべき文字や図形に対応する鏡反転した形の文字や図形を別途印字データとして作成し、印字の際、予め描画メモリの印字編集領域(図示省略)に展開しておく必要があり、グラフィックスなどの複雑な図形であると鏡反転させた図形の作成に手間が掛かるばかりか、鏡反転の印字の都度、描画メモリの印字編集領域(図示省略)に展開し直さなければならないという問題があった。
ここで、鏡反転とは、元の文字や図形(以下、元像と称す)を、鏡で左右を反転したような左右対称な文字や図形(以下、鏡反転像と称す)に変換することをいう。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、上記のような問題に着目してなされたものであって、印字すべき文字や図形に対応する鏡反転した形の文字や図形の印字データを別途作成することなく、反転前の元像に対応する印字データをそのまま使用して鏡反転印字を行うことを課題とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
すなわち本発明に係る被印字媒体の印字方法は、被印字媒体を出入口から印字部側へ繰り出し、上記被印字媒体に文字、イメージ、図形等の所望の印字情報を印字する被印字媒体の印字方法において、上記被印字媒体を出し入れする第1の出入口と、上記第1の出入口から挿入された上記被印字媒体を搬送する搬送手段と、上記搬送手段によって搬送されてきた上記被印字媒体の表面に印字を行う印字手段と、上記印字手段によって所望の印字情報が印字された被印字媒体を排出する第2の出入口と、上記イメージ、図形等の印字情報に対応する鏡反転処理を指定する鏡反転指定手段と、上記鏡反転指定手段が指定されたとき、上記搬送手段を逆方向に反転させて上記被印字媒体の搬送を逆方向に搬送させる搬送反転手段と、から成り、上記鏡反転指定手段が指定されているとき、上記被印字媒体を第2の出入口からの搬送により印字部を経て第1の出入口へ搬送させることを特徴とする。
また、鏡反転指定手段は、第2の出入口から被印字媒体が挿入されたときに、設定されるようにできる。
【0008】
本発明に係る被印字媒体の印字方法は、イメージ、図形等に対応する鏡反転指定手段が指定されたとき、搬送反転手段により搬送手段を逆方向に反転させて上記被印字媒体の搬送を逆方向に搬送させることにより、反転前の元の印字データを使用して鏡反転の印字を可能とするため、鏡反転像の印字データを作成する必要がなくなるものである。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下、図1及び図2を参照して、本発明の好適な一実施の形態を説明する。
なお、従来と共通する部分には同一部号を付すに止め、詳説を省略する。
【0010】
図1は、本発明に係る被印字媒体の印字方法を実現するための印字装置2の概略説明図であって、主に、カードCを出し入れする第1および第2の出入口4,6と、第1および第2の出入口4,6から挿入されたカードCを搬送するプーリとベルトによる搬送機構54と、プーリとベルトによる搬送機構54を駆動するためのモータMと、プーリとベルトによる搬送機構54によって搬送されたカードCに印字を行うサーマルヘッド(以下では適宜、ヘッドと称す)8と、カードCの表面とヘッド8の先端とが接触するよう、ヘッド8との間でカードCを所定の圧力で挟むためのプラテン58と、搬送機構54近辺に配されたセンサS1、S2、S3、S4と、前記モータM、センサS1〜S4、プラテン58等を制御する制御部10とから構成されている。
【0011】
モータMは、時計方向の回転および反時計方向の回転が自在とされ、モータMが回転すると駆動ベルト80及び搬送機構54のプーリ64を介してベルト70が回転する。従って、モータMの回転方向により搬送機構54のベルト70は、図1における右方向あるいは左方向に搬送されるようになっている。
【0012】
センサS1は、第1の出入口4近辺に設けられる出入口カード確認用のセンサであり、カードCが出入口4から挿入されるとこれを検出し、停止しているモータMを起動して反時計方向に回転させるようになっている。そして、モータMの回転に伴い駆動ベルト80及びプーリ64を介してベルト70が搬送されるため、出入口4から挿入された前記カードCは出入口4からヘッド8側へと搬送される。
また、センサS1は、カードCの取出し確認用のセンサも兼ねており、ヘッド8側からカードCが搬送されて、カードCが出入口4から取出されるとこれを検出し、モータMの回転を停止するようにされている。
【0013】
センサS2は、図1におけるヘッド8の左側近辺に設けられる位置検出用のセンサであり、出入口4から挿入され搬送されてきたカードCを検出し、これをヘッド8の所定位置に搬送・位置決めするためのものである。
【0014】
センサS3は、図1におけるヘッド8の右側近辺に設けられる位置検出用のセンサであり、第2の出入口6から挿入され搬送されてきたカードCを検出し、これをヘッド8の所定位置に搬送・位置決めするためのものである。
【0015】
センサS4は、第2の出入口6近辺に設けられる出入口カード確認用のセンサであり、カードCが出入口6から挿入されるとこれを検出し、停止しているモータMを起動して時計方向に回転させるようになっている。そして、モータMの回転に伴い駆動ベルト80及びプーリ64を介してベルト70が搬送されるため、出入口6から挿入された前記カードCは出入口6からヘッド8側へと搬送される。
また、センサS4は、カードCの取出し確認用のセンサも兼ねており、ヘッド8側からカードCが搬送されて、カードCが出入口6から取出されるとこれを検出し、モータMの回転を停止するようにされている。
【0016】
なお、カードCの挿入を検出したセンサS1、S4の信号を受けてモータMを反時計方向あるいは時計方向に回転させたり、カードCの取出しを検出しモータMを停止したり、あるいは、搬送されてきたカードCを検出したセンサS2、S3の信号を受けてカードCをヘッド8の所定位置に搬送・位置決めするような制御は、制御部10で行うようにされている。
また、プラテン58は、モータMの回転と同期をとってモータMの回転方向とは逆方向に動作するようにし、搬送機構54にて搬送されるカードCの搬送を補助するようにしてもよい。
【0017】
次に、主に、図2を用いてカードCへの元像に対応する印字および鏡反転(ミラー)印字について説明する。
【0018】
図2は、鏡反転(ミラー)印字の概略を示す説明図であり、図中12は、図示せぬRAMなどに設けられた描画メモリの印字編集領域であり、この印字編集領域12にロゴと矢印がデザインされた図形が展開されている状態を示す。この印字編集領域12の図形は、ROM(図示省略)のフォーマットより選択・指定するなど、既知の手段により展開する。
【0019】
先ず、図2(a)に基づき、元像の印字例を説明する。第1の出入口4からカードCが挿入されると、センサS1がカードCの挿入を検出し、停止しているモータMを反時計方向に回転させる。このモータMの回転に伴い、駆動ベルト80及びプーリ64を介してベルト70が搬送されるため、出入口4から挿入されたカードCはベルト78上をヘッド8側へと搬送される。搬送されたカードCは、センサS2にて検出されると制御部10により制御される前記モータMを介した搬送機構54の動作により、ヘッド8の所定位置に搬送・位置決めされる(図1参照)。そして、印字編集領域12の第1ライン12a側より一ラインずつヘッド8に送られて印字が施されるようになっているため、カードC1に示すような、印字編集領域12に展開された状態の印字(元像)がカードに施され、第2の出入口6側へと搬送される。
出入口6に搬送されたカードCは、取出されるとセンサS4にて検出され、モータMを停止する。
【0020】
一方、図2(b)に示す鏡反転(ミラー)印字は、第2の出入口6からカードCが挿入されることにより指定される。すなわち、出入口6からカードCが挿入されると、センサ4がカードの挿入を検出して鏡反転指定である旨を認識し、停止しているモータMを反時計方向に回転させる。このモータMの回転に伴い、駆動ベルト80及びプーリ64を介してベルト70が搬送されるため、出入口6から挿入されたカードCはベルト78上をヘッド8側へと搬送される。搬送されたカードCは、センサS3にて検出されると制御部10を介して制御される前記モータMや搬送機構54等の動作により、ヘッド8の所定位置に搬送・位置決めされる(図1参照)。そして、印字編集領域12の第1ライン12a側より一ラインずつヘッド8に送られて印字が施されるようになっているため、カードC2に示すような印字(鏡反転像)がカードに施され、第1の出入口4側へと搬送される。
出入口4に搬送されたカードCは、取出されるとセンサS1にて検出され、モータMを停止する。
【0021】
上述したように、印字編集領域12に展開中の図形を使用し、第2の出入口6より挿入されたカードCを検出して鏡反転(ミラー)処理である旨が指定されると、時計方向に回転するモータM、及びこのモータMの回転によって作動する搬送機構54によって出入口6からヘッド8へと搬送されたカードCに対する鏡反転印字が可能となるため、元像に対応する鏡反転像の印字データを作成、準備する必要がなく、かつ、鏡反転印字の都度、印字編集領域12に図形を展開する必要がないものである。
【0022】
図3は、他の実施の形態を示す図である。
なお、先の実施の形態と同様の部分には、同一符号を付すに止め、詳説を省略する。
本実施の形態は、被印字媒体としてラベル連続体14を用いた例である。
【0023】
印字装置15は、主に、ヘッド8と、プラテン58と、このプラテン58に駆動ベルト16を介して接続されるモータMと、ガイドローラ17,18と、第1および第2の出入口4、6の近辺に設けられたラベル連続体4の支持部19、20と、ヘッド8近辺に設置されたセンサS2、S3から構成される。
【0024】
プラテン58は、駆動ベルト16を介したモータMの回転により、時計方向あるいは反時計方向に回転するようになっている。
また、支持部19、20の軸21、22は、おのおのモータMの時計方向および反時計方向の回転と同期し、同一方向に回転するようになっている。
【0025】
次に、この印字装置15により、ラベル連続体14に印字を施す際、予め図示しない既知の入力装置より、通常印字か鏡反転(ミラー)印字かを指定する。
【0026】
通常印字を指定した場合、ラベル連続体14を第1の出入口4近辺に設けられた支持部19の軸21に装着し、出入口4、ガイドローラ17を経て、ヘッド8とプラテン58の間に挟み、更に、ガイドローラ18を経て第2の出入口6より引き出し、支持部20の軸22に巻きつける。
そして、図示せぬ入力装置より発行枚数等を入力してラベル発行を指示すると、通常印字が指定されているため、モータMが時計方向に回転し、ラベル連続体14は第1の出入口4からヘッド8を経て第2の出入口6より排出され、モータMの回転と同期して同方向に回転する支持部20の軸22に巻き取られる。
ラベル連続体14が搬送される際、ラベル連続体14に印刷された位置決め用の識別マーク(図示省略)がセンサS2によって検出され、ラベル連続体14をヘッド8の所定位置に搬送・位置決めする。そして、ラベル連続体14がヘッド8を通過時、印字編集領域12(図2参照)の第1ライン12a側より一ラインずつヘッド8に送られて印字が施されるようになっているため、ラベル連続体14には元像の図形が印字されるものである。
【0027】
鏡反転(ミラー)処理を行う場合は、予め鏡反転(ミラー)処理を行う旨を入力装置(図示省略)より指定し、ラベル連続体14を第2の出入口6近辺に設けられた支持部20の軸22に装着し、出入口6、ガイドローラ18を経て、ヘッド8とプラテン58の間に挟み、更に、ガイドローラ17を経て第1の出入口4より引き出し、支持部19の軸21に巻きつける。
そして、図示せぬ入力装置より発行枚数等を入力してラベル発行を指示すると、鏡反転印字が指定されているため、モータMが反時計方向に回転し、ラベル連続体14は第2の出入口6からヘッド8を経て第1の出入口4より排出され、モータMの回転と同期して同方向に回転する支持部19の軸21に巻き取られる。そして、ラベル連続体14がヘッド8を通過時、印字編集領域12(図2参照)の第1ライン12a側より一ラインずつヘッド8に送られて印字が施されるようになっているため、ラベル連続体14には鏡反転された図形(鏡反転像)が印字されるものである。
他の、構成、作用、効果は、他の実施例とほぼ同様につき、詳説を省略する。
【0028】
図4は、更に他の実施の形態を示した図である。
図4は、カードの印字装置23を示す図であって、被印字媒体としてカードを使用したものである。
【0029】
印字装置23は、主に、カードCを出し入れする出入口24と、出入口24から挿入されたカードCを搬送するプーリとベルトによる搬送機構25と、プーリとベルトによる搬送機構25を駆動するためのモータMと、プーリとベルトによる搬送機構25によって搬送されたカードCに印字を行うヘッド56と、カードCの表面とヘッド56の先端とが接触するよう、ヘッド56との間でカードCを所定の圧力で挟むためのプラテン58と、搬送機構25近辺に配されたセンサS5、S6、S7と、前記モータM、センサS4〜S7、プラテン58等を制御する制御部26とから構成されている。
【0030】
搬送機構25は、プーリ27,28及びその周囲に設けられたベルト29と、プーリ30、31及びその周囲に設けられたベルト32により構成され、更に、プーリ27とモータMとは駆動ベルト80により連結されており、モータMが回転すると、駆動ベルト80によって連結されたプーリ27も回転するようにされている。そして、モータMの時計方向への回転、あるいは反時計方向への回転に伴うプーリ27の回転によりベルト29は、図4における右方向あるいは左方向に搬送されるようになっている。
【0031】
センサS5は、出入口24近辺に設けられる出入口カード確認用のセンサであり、カードCが出入口24から挿入されるとこれを検出し、停止しているモータMを起動して時計方向に回転させ、また、出入口24にカードCが到着すると、これを検出して回転しているモータMを停止するようになっている。
センサS6は、図4におけるヘッド56の右側近辺に設けられる位置検出用のセンサであり、出入口24から挿入され搬送されてきたカードCを検出し、これをヘッド56の所定位置に搬送・位置決めするためのものである。
また、センサS7は、カードCの折返し検出用のセンサであり、出入口24からみて最奥部に設けられており、時計方向に回転するモータMの回転に従いヘッド56側を経て搬送されてきたカードCを検出すると、モータMを反時計方向に回転するようになっており、センサS7により検出されたカードCは、反転して今度はヘッド56を経て出入口24側へと搬送される。更に、センサS7は、反転したカードCをヘッド56の所定位置に搬送・位置決めする役目ももっている。
なお、上記のモータMの回転やセンサS5〜S7等の作動は、制御部26により制御されるようになっている。
【0032】
上記のようなカード印字装置における印字動作を説明する。
【0033】
カードCに印字を施す際、予め図示しない既知の入力装置より、通常印字(元像に対応する印字)か鏡反転(ミラー)印字かを指定する。
【0034】
先ず、通常印字印字を指定した場合、カードCを出入口24から挿入すると、センサ5により挿入が確認され、停止しているモータMを時計方向に回転してカードCをヘッド56側へと搬送する。
搬送されたカードCは、センサS6によって検出されるとヘッド56の所定位置に搬送・位置決めされ、元像の印字を施されながらセンサS7側へと搬送される。印字後カードCがセンサS7にて検出されると、モータMの回転は反時計方向に反転し、カードCはヘッド56を経て出入口24側へと搬送される。このときヘッド56ではカードCに対する印字は行わないようにされており、かつ、カードCが出入口24に到達するとセンサS5により検出され、モータMの回転を停止する。
【0035】
一方、鏡反転(ミラー)印字を指定した場合、カードCを出入口24から挿入すると、センサ5により挿入が確認され、停止しているモータMを時計方向に回転してカードCをヘッド56側へと搬送する。搬送されたカードCはヘッド56による印字動作を行わないでセンサS7側へと搬送される。カードCがセンサS7にて検出されると、モータMの回転が反時計方向に反転すると共に、ヘッド56の所定位置にカードCを搬送・位置決めする。そして、鏡反転印字を施されながら出入口24側へと搬送される。カードCは出入口24に到達するとセンサS5により検出され、モータMの回転を停止する。
【0036】
本実施の形態と、第1の実施の形態との違いは、第1の実施の形態が第1及び第2の2つの出入口4,6をもっているのに対し、本件は出入口を一つにしたことにより、装置のコンパクト化が図れる点にある。
なお、本実施の形態においては、印字編集領域12から印字ヘッド56へ印字データを送信する際は、12b側(図2参照)より送るものとする。
他の、構成、作用、効果は、他の実施例とほぼ同様につき、詳説を省略する。
【0037】
上述したように、基の印字データ(元像)のイメージ、図形等に対応する鏡反転指定手段が指定されたとき、搬送反転手段により搬送手段を逆方向に反転させて上記被印字媒体の搬送を逆方向に搬送させることにより、元の印字データを使用して鏡反転の印字を可能とするため、鏡反転像の印字データを作成する必要がなくなるものである。
【0038】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明の被印字媒体の印字方法は、印字データのイメージ、図形等に対応する鏡反転指定手段が指定されたとき、搬送反転手段により搬送手段を逆方向に反転させて上記被印字媒体の搬送を逆方向に搬送させることにより、反転前の元の印字データを使用して鏡反転の印字を可能とするため、鏡反転像の印字データを作成しないでも鏡反転印字が出来るという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る被印字媒体の印字方法を実現するためのカードの印字装置の概略説明図である。
【図2】図1の印字編集領域と、元像及び鏡反転印字されたカードと関係を示す概略説明図である。
【図3】被印字媒体としてラベル連続体を採用したときの他の実施形態を示す概略説明図である。
【図4】被印字媒体としてカードを採用したときの更に他の実施形態を示す概略説明図である。
【図5】従来のカードの印字装置の概略説明図である。
【符号の説明】
A モータMの正回転
B 逆回転
C 被印字媒体(カード)
M モータ
S1、S2、S3、S4、S5、S6、S7 センサ
2 印字装置(第1の実施の形態)
4 第1の出入口
6 第2の出入口
8 サーマルヘッド(ヘッド)
10 制御部
12 印字編集領域
14 被印字媒体(ラベル連続体)
15 印字装置(第2の実施の形態)
23 印字装置(第3の実施の形態)
24 出入口
54 搬送機構
58 プラテンローラ(プラテン)

Claims (2)

  1. 被印字媒体を出入口から印字部側へ繰り出し、前記被印字媒体に文字、イメージ、図形等の所望の印字情報を印字する被印字媒体の印字方法において、
    前記被印字媒体を出し入れする第1の出入口と、
    前記第1の出入口から挿入された前記被印字媒体を搬送する搬送手段と、
    前記搬送手段によって搬送されてきた前記被印字媒体の表面に印字を行う印字手段と、
    前記印字手段によって所望の印字情報が印字された被印字媒体を排出する第2の出入口と、
    前記イメージ、図形等の印字情報に対応する鏡反転処理を指定する鏡反転指定手段と、
    前記鏡反転指定手段が指定されたとき、前記搬送手段を逆方向に反転させて前記被印字媒体の搬送を逆方向に搬送させる搬送反転手段と、から成り、
    前記鏡反転指定手段が指定されているとき、前記被印字媒体を第2の出入口からの搬送により印字部を経て第1の出入口へ搬送させることを特徴とする被印字媒体の印字方法。
  2. 前記鏡反転指定手段は、前記第2の出入口から被印字媒体が挿入されたときに、設定されることを特徴する請求項1に記載の被印字媒体の印字方法。
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