JP3874100B2 - ペーパーサポートを備えた記録装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ペーパーサポートを備えたインクジェット式記録装置等の記録装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
インクジェット式記録装置に代表される記録装置においては、シート状の記録媒体(普通紙、コート紙、OHP用シート、光沢紙、光沢フィルム等)を給紙装置を用いて供給、搬送し、記録部で画像を形成した後排出する構成が一般的に採用されている。この種の記録装置は、通常、図7および図8に示すように、記録媒体Pを装置内部へ給送するために、自動給紙装置(ASF)120等の給紙装置を備えている。自動給紙装置120は、ホッパ125およびホッパ125に隣接配備されたペーパーサポート111によって形成される傾斜した機能面(図7中、符号125a、111a)上に記録媒体Pを積層して支持し、最上位の記録媒体Pから順次給紙できるように構成されている。
【0003】
ところで、自動給紙装置等を備えた記録装置の中には、ペーパーサポートを非記録時に折り畳んで、記録装置の給紙開口部を覆う蓋材として利用するものがある。例えば、図7および図8に示すインクジェット式記録装置200においてペーパーサポート111は、自動給紙装置120に回動自在に装着されており、外形輪郭を小型化する目的と、給紙開口部70へ埃や塵が入り、内部に堆積することを防止する目的で、非記録時にはペーパーサポート111を支持部113で折り畳んで給紙開口部70を覆う蓋材として機能させている(図8)。このインクジェット式記録装置200で記録を行うときは、図8の状態から、支持部113を支点に図中矢印の方向へペーパーサポート111を回動させ、記録媒体Pの機能面111aが給紙装置120のホッパ125の機能面125aと連続する位置まで起立させる。そして、ペーパーサポート111の機能面111aとホッパ125の機能面125aとが形成する平面で記録媒体Pを積層支持して給紙動作に備える(図7)。なお、図7および図8においては、説明の便宜上、ペーパーサポート111を含め自動給紙装置120については断面ではなく側面の状態を表している。
【0004】
以上のような形式のインクジェット式記録装置200では、印刷/非印刷時でペーパーサポート111を反転させるため、ペーパーサポート111の機能面111aが、非印刷時(図8)にはインクジェット式記録装置200の内部を向くことになり、ペーパーサポート111の非機能面111bがインクジェット式記録装置200のカバーともに外表面に露出することになる。
【0005】
ペーパーサポート111は、通常、合成樹脂等の材質で成形されている。そしてペーパーサポート111の機能面111aには、記録媒体Pを保持する目的で高い面精度と適正な形状が要求されており、使用時(図7の状態)にユーザーの目に付き易い外観部分でもあるため意匠的にも優れている。これに対し、ペーパーサポート111の非機能面111bは、肉盗みが設けられていたり、成形時のゲート跡やインジェクト跡などが残って意匠面としては不適な外観になっていることが多い。従って、ペーパーサポート111を折り返して給紙開口部70を覆った状態では、意匠的に優れた機能面111aが内側になり、外観に劣る非機能面111bが露出することになる。
【0006】
このため、外観に劣る非機能面111bを隠す目的で、ペーパーサポート111の非機能面111bに意匠を施したり、別途意匠を施した板材を貼り合わせることが行われているが、前者はコストの上昇要因となり、後者は部品点数が増加するため、やはりコストの上昇を招くことになる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
本発明の課題は、部品点数を増加させずに、ペーパーサポートを意匠的に優れた給紙開口部の蓋材として機能させることが可能なインクジェット式記録装置等の記録装置を提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため、請求項1に記載の記録装置の発明は、記録媒体に面接触して給紙位置に支持する機能面を有するペーパーサポートを備えた記録装置であって、該ペーパーサポートは、蓋材として給紙開口部を塞ぐ第1の装着状態と、前記機能面で記録媒体を支持することが可能な第2の装着状態と、をとり、前記第1の装着状態において、前記ペーパーサポートの前記機能面が記録装置の外表面に露出するようにし、前記ペーパーサポートの前記第1の装着状態と前記第2の装着状態とを切替えるための変位機構を備え、前記変位機構は、固定位置にある突起部に対して、前記ペーパーサポートの溝部を摺動させながら変位させる機構であることを特徴とする。
この特徴によれば、ペーパーサポートが蓋材として機能する第1の装着状態においてペーパーサポートの機能面が記録装置の外表面に露出するようにしたので、ペーパーサポートの機能面をそのまま記録装置の外表面として利用でき、意匠的に劣る裏側の非機能面は、記録装置の内側を向いて隠れる格好になる。従って、部品点数を増加させることなく、また、改めて意匠を施す必要もなく、ペーパーサポートを意匠的に優れた蓋材として機能させることが可能になる。
【0009】
た、この特徴によれば、固定された突起部に対してペーパーサポートの溝部を摺動させる変位機構を採用することにより、第1の装着状態と第2の装着状態との切替えを簡単な操作で誤りなく確実に行うことが可能になる。しかも、変位機構の構造は突起と溝という簡単なものであるため、ペーパーサポートを回動させて第1の装着状態と第2の装着状態とを切替える従来の構成に比較しても、部品点数やコストを増加させる心配がない。
【0010】
請求項2に記載の記録装置の発明は、記録媒体に面接触して給紙位置に支持する機能面を有するペーパーサポートを備えた記録装置であって、該ペーパーサポートは、蓋材として給紙開口部を塞ぐ第1の装着状態と、前記機能面で記録媒体を支持することが可能な第2の装着状態と、をとり、前記第1の装着状態において、前記ペーパーサポートの前記機能面が記録装置の外表面に露出するようにし、前記ペーパーサポートの前記第1の装着状態と前記第2の装着状態とを切替えるための変位機構を備え、前記変位機構は、固定位置にある回動自在な突起部に対して、前記ペーパーサポートの溝部を係合させながら変位させる機構であることを特徴とする。
この特徴によれば、固定位置にある回動自在な突起部に対して、前記ペーパーサポートの溝部を係合させる変位機構を採用することにより、第1の装着状態と第2の装着状態との切替えを簡単な操作で誤りなく確実に行うことが可能になる。しかも、突起部が回転するため、突起部と溝部との摩擦が低減され、第1の装着状態と第2の装着状態との切替えをスムーズに素早く実行することが可能になる。さらに、変位機構の構造は回動自在な突起と溝という簡単なものであるため、ペーパーサポートを回動させて第1の装着状態と第2の装着状態とを切替える従来の構成に比較しても、部品点数やコストを増加させる心配がない。
【0011】
請求項3に記載の記録装置の発明は、記録媒体に面接触して給紙位置に支持する機能面を有するペーパーサポートを備えた記録装置であって、該ペーパーサポートは、蓋材として給紙開口部を塞ぐ第1の装着状態と、前記機能面で記録媒体を支持することが可能な第2の装着状態と、をとり、前記第1の装着状態において、前記ペーパーサポートの前記機能面が記録装置の外表面に露出するようにし、前記第1の装着状態と前記第2の装着状態との切替えを、着脱操作により行うようにしたことを特徴とする。
この特徴によれば、第1の装着状態と第2の装着状態との切替えはペーパーサポートを一旦取り外して行うことになるため、切替えのための機構を一切設ける必要がなく、装着・脱着の構造も簡易なもので足りるので、ペーパーサポートを回動させて第1の装着状態と第2の装着状態とを切替える従来の構成に比較した場合、部品点数やコストの削減を図ることが可能になる。
【0012】
請求項4に記載の記録装置の発明は、請求項1から請求項3のいずれか1項において、前記記録装置は、記録媒体へ向けてノズルからインクを吐出する記録ヘッドを備えたインクジェット式記録装置であることを特徴とする。
この特徴によれば、インクジェット記録装置において、上記請求項1〜請求項3のいずれかの作用効果が得られる。特に自動給紙装置を装着したインクジェット式記録装置では、給紙開口部から塵や埃等が装置内部に入り込み易い構造であるため、意匠的価値を損ねずに蓋材として機能するペーパーサポートは有効に作用する。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、図面に基づき本発明の実施の形態を説明する。図1および図2は本発明の一実施形態に係るインクジェット式記録装置100の断面図であり、説明の便宜上、ペーパーサポート11を含め給紙装置20については側面から見た状態を示している。図1は、インクジェット式記録装置100に装着した自動給紙装置20に記録媒体Pを積層保持している状態であり、ペーパーサポート11は第2の装着状態にある。図2は、ペーパーサポート11を蓋材として機能させ、給紙開口部70を塞いだ状態(第1の装着状態)である。
【0014】
図1において、符号51は、インクカートリッジ57から供給されたインクを記録媒体Pに向けて吐出して記録を行う記録ヘッドである。インクカートリッジ53および記録ヘッド51は、キャリッジガイド軸55に沿って主走査方向(図1の紙面と直交する方向)へ往復移動するキャリッジ53に搭載されている。また、符号43、44は記録媒体Pを搬送する搬送ローラ対、符号45は、記録ヘッド51のノズル形成面と対向する位置に記録媒体Pを規制する紙案内(プラテン)、符号47、48は記録が行われた記録媒体Pを排出する排紙ローラ対、符号60は排出された記録媒体Pを支持する排紙トレイである。このインクジェット式記録装置100では、記録ヘッド51と紙案内45によって、記録を行う記録部を形成している。
【0015】
自動給紙装置20は、図1に示すように背面側からインクジェット式記録装置100の本体に装着される。自動給紙装置20は、給紙ローラ41と、給紙メインフレーム27と、給紙サイドフレーム22、22’と、給紙サイドフレーム22、22’に回動可能に取付られたホッパ25と、ペーパーサポート11とを主要な構成として有している。
【0016】
給紙ローラ41の表面は、高摩擦材料の弾性体(例えば、ゴム)で形成されており、図示しない給紙ローラ軸の軸端に固定された歯車を介し、駆動手段である電気モータによって、給紙動作時に必要量だけ回転駆動されるようになっている。
【0017】
給紙メインフレーム27は、自動給紙装置20の主強度部材であり、左右の給紙サイドフレーム22、22’を確実に支持、固定している。給紙メインフレーム27がペーパーサポート11と当接する上端部には、凹部24が形成されており、後述するペーパーサポート11の凸部17をこの凹部24で受け、ペーパーサポート11を第2の装着状態に固定する役割を担う。
【0018】
左右の給紙サイドフレーム22、22’は、図示しない支点においてホッパ25を回動可能に支持するとともに、上端には、ペーパーサポート11と係合するガイド突起23、23’が互いに対向して形成されている。
【0019】
ホッパ25は、給紙サイドフレーム22、22’に回動可能に取りつけられており、ホッパ25上には、複数枚の記録媒体Pが積層状態でセットされる。給紙メインフレーム27とホッパ25との間には、ホッパバネ(圧縮バネ)29が設けられ、ホッパ25は、ホッパバネ29により、図1において記録媒体Pを給紙ローラ41に当接させる方向に向けて常時付勢している。
【0020】
ペーパーサポート11は、その機能面11aが、ホッパ25の機能面25aと連続するように自動給紙装置20に装着されている。図3に示すように、ペーパーサポート11の側部には略全長にわたって溝15、15’が形成されている。また、ペーパーサポート11の下端には、自動給紙装置20に設けられた凹部24に嵌め込むことが可能な凸部17が形成されている。
【0021】
以上のような構成のインクジェット式記録装置100では、図1に示すように印刷時には給紙ローラ41が、図中、時計方向に回転することにより、給紙ローラ41の摩擦力によって自動給紙装置20に保持された最上位の記録媒体Pがインクジェット式記録装置100内に送り込まれる。記録媒体Pは、さらに紙送りローラ対43、44により記録部へ向けて搬送され、紙案内45で規制されながら記録ヘッド51からインクの吐出を受けて記録が行われる。記録が行われた記録媒体Pはさらに排出ローラ対47、48に挟持されて排紙トレイ60上に搬送される。以上の動作が繰り返されることにより連続印刷が行われる。
【0022】
本実施形態のインクジェット式記録装置100において、ペーパーサポート11は、前記したように、その機能面11aが、ホッパ25の機能面25aと連続するように自動給紙装置20の給紙サイドフレーム22、22’に装着されている。より具体的には、ペーパーサポート11の側部の略全長にわたって形成された溝15、15’が、図3に示すように、給紙サイドフレーム22、22’の上端のガイド突起23、23’に摺接状態で係合している。また、図1に示すように、ペーパーサポート11の下端の凸部17は、自動給紙装置20の給紙メインフレーム27の凹部24に嵌め込まれている。この凹部24への凸部17の嵌合に加え、ガイド突起23、23’と溝15、15’との係合により、ペーパーサポート11の装着角度が規定され、機能面11aが、ホッパ25の機能面25aと同一平面をなすように固定されている。
【0023】
本実施形態のインクジェット式記録装置100のペーパーサポート11は、図1の状態から、非記録時には図2に示すように、給紙開口部70を塞ぐ第1の装着状態に移行することが可能である。
【0024】
ペーパーサポート11を第2の装着状態から第1の装着状態へ切り替えるには、まず、図1の状態から、ペーパーサポート11を少しだけ斜め上方にスライドさせて、自動給紙装置20の凹部24とペーパーサポート11の凸部17との嵌合を外す。次に、ガイド突起23に対してペーパーサポート11の溝15、15’を摺動させ、ペーパーサポート11を少しだけ斜め下方にスライドさせながら横倒する。そのままペーパーサポート11を略水平に倒し、ガイド突起23を支持点として、溝15、15’の終端(図1における上側の端部)がガイド突起23に達する位置まで横方向にスライドさせ、ペーパーサポート11の凸部17側の非機能面11bがインクジェット式記録装置100の本体カバー90上に当接するように載置する。このような状態で、ペーパーサポート11は給紙開口部70を塞ぐ蓋材として機能する。そして、図4に示すように、ペーパーサポート11の機能面11aはインクジェット式記録装置100の外表面に露出した状態になるため意匠的に優れたものとなる。
【0025】
図2の状態(第1の装着状態)から、図1の状態(第2の装着状態)へ切り替えるには、上記と逆の手順で、図2中矢印で示すように、まずガイド突起23を支持点にしてペーパーサポート11を横方向にスライドさせた後、ペーパーサポート11の機能面11aがホッパ25の機能面25aと略同一平面をなす角度になるまで起立させ、自動給紙装置20の凹部24にペーパーサポート11の凸部17を嵌合させる。
【0026】
以上のように、本実施形態のインクジェット式記録装置100では、ペーパーサポート11をガイド突起23を支点に回動させるのではなく、ガイド突起23を支持点にしてペーパーサポート11を摺動変位させる機構を採用することによって、意匠的に優れた機能面11aを表出させることが可能になる。
【0027】
図5および図6は、本発明の第2実施形態に係るインクジェット式記録装置101の要部を示す図面であり、図5は図2と同様の解釈の下で第1の装着状態を示す。
【0028】
このインクジェット式記録装置101は、着脱自在なペーパーサポート12を備え、蓋材として給紙開口部を塞ぐ第1の装着状態と、前記機能面で記録媒体Pを支持可能にする第2の装着状態との切替え動作は、インクジェット式記録装置101本体から一旦ペーパーサポート12を取り外して行われる。このペーパーサポート12は、左右両側部の端部近傍に、非機能面12b側に開口した窪み部分(係合部14、14’)、および他端側近傍に、同様の構造をした第2の係合部16、16’を有している。
【0029】
図6(a)に示すように、第2の装着状態においては、ペーパーサポート12の係合部14、14’が給紙サイドフレーム22、22’のガイド突起23、23’と係合しており、またペーパーサポート12の凸部17が給紙メインフレーム27の凹部24と嵌合した状態で支持されている。
【0030】
図6(a)に示す第2の装着状態から、係合部14、14’とガイド突起23、23’との係合、並びに凸部17と凹部24との嵌合を、それぞれ解除することによって、ペーパーサポート12をインクジェット式記録装置101から取り外すことができる。
【0031】
取り外したペーパーサポート12を第1の装着状態にするためには、第2の係合部16、16’を給紙サイドフレーム22、22’のガイド突起23、23’と係合させ、またペーパーサポート12の凸部17がある側をインクジェット式記録装置101本体カバー90上に載置する。このように、ペーパーサポート12を着脱自在な構造にしても、機能面12aを装置外面に露出させた状態で、給紙開口部70の蓋材として機能させることができる。なお、第2実施形態に係る他の構成は第1実施形態と同様であるので、同一構成には同一の符号を付して説明を省略する。
【0032】
以上、本発明を種々の実施形態に関して述べたが、本発明は上記実施形態に限られるものではなく、特許請求の範囲に記載された発明の範囲内で、他の実施形態についても適用されるものであることは勿論である。
【0033】
例えば、上記第1実施形態では、給紙装置20にガイド突起23、23’を形成し、ペーパーサポート11の溝部15、15’を摺動させるようにしたが、第1の装着状態と第2の装着状態との切替えを容易にするため、ガイド突起23、23’が溝部15、15’との摩擦により回動するように構成することも可能である。すなわち、ガイド突起23、23’として小ローラなどの回転体を用いることにより、ガイド突起23、23’とペーパーサポート11の溝部15、15’との摩擦を大幅に低減させることができる。従って、第1の装着状態と第2の装着状態との切替えをユーザーがスムーズかつ素早く行うことができるようになる。
【0034】
また、上記第1実施形態では、ペーパーサポート11に凸部17を設けたが、第2の装着状態においてペーパーサポート11自体がしっかりと固定される構造であれば、凸部17を省略しても差し支えなく、あるいは、自動給紙装置20のメインフレーム27に凸部を設け、ペーパーサポート11側に凹部を設けて嵌合させてもよい。
【0035】
【発明の効果】
本発明によれば、ペーパーサポートが蓋材として機能する第1の装着状態においてペーパーサポートの機能面が記録装置の外側に露出するようにしたので、部品点数を増加させることなく、ペーパーサポートを意匠的に優れた蓋材として機能させることが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態に係るインクジェット式記録装置の内部構造を示す図面であり、ペーパーサポートの第2の装着状態を示している。
【図2】第1実施形態に係るインクジェット式記録装置の内部構造を示す図面であり、ペーパーサポートの第1の装着状態を示している。
【図3】第1実施形態に係るインクジェット式記録装置の外観を示す正面図であり、ペーパーサポートの第2の装着状態を示している。
【図4】第1実施形態に係るインクジェット式記録装置の外観を示す正面図であり、ペーパーサポートの第1の装着状態を示している。
【図5】本発明の第2実施形態に係るインクジェット式記録装置の内部構造を示す図面であり、ペーパーサポートの第1の装着状態を示している。
【図6】第2実施形態に係るインクジェット式記録装置の要部を示す図面であり、(a)はペーパーサポートの第2の装着状態、(b)はペーパーサポートの第1の装着状態を示している。
【図7】従来技術のインクジェット式記録装置の内部構造を示す図面であり、ペーパーサポートで記録媒体を支持している状態を示している。
【図8】従来技術のインクジェット式記録装置の内部構造を示す図面であり、ペーパーサポートを給紙開口部の蓋材としている状態を示している。
【符号の説明】
11、12 ペーパーサポート
11a、12a 機能面
11b、12b 非機能面
14、14’、16、16’ 係合部
15、15’ 溝
17 凸部
20 自動給紙装置
22、22’ 給紙サイドフレーム
23、23’ ガイド突起
24 凹部
25 ホッパ
27 給紙メインフレーム
29 ホッパばね
41 給紙ローラ
43、44 紙送りローラ対
45 紙案内
47、48 排出ローラ対
51 記録ヘッド
53 キャリッジ
55 キャリッジガイド軸
57 インクカートリッジ
60 排紙トレイ
70 給紙開口部
90 本体カバー
100、101 インクジェット式記録装置
111 ペーパーサポート
113 支持部
120 自動給紙装置
125 ホッパ
200 インクジェット式記録装置

Claims (4)

  1. 記録媒体に面接触して給紙位置に支持する機能面を有するペーパーサポートを備えた記録装置であって、該ペーパーサポートは、蓋材として給紙開口部を塞ぐ第1の装着状態と、前記機能面で記録媒体を支持することが可能な第2の装着状態と、をとり、前記第1の装着状態において、前記ペーパーサポートの前記機能面が記録装置の外表面に露出するようにし、前記ペーパーサポートの前記第1の装着状態と前記第2の装着状態とを切替えるための変位機構を備え、前記変位機構は、固定位置にある突起部に対して、前記ペーパーサポートの溝部を摺動させながら変位させる機構であることを特徴とする、記録装置。
  2. 記録媒体に面接触して給紙位置に支持する機能面を有するペーパーサポートを備えた記録装置であって、該ペーパーサポートは、蓋材として給紙開口部を塞ぐ第1の装着状態と、前記機能面で記録媒体を支持することが可能な第2の装着状態と、をとり、前記第1の装着状態において、前記ペーパーサポートの前記機能面が記録装置の外表面に露出するようにし、前記ペーパーサポートの前記第1の装着状態と前記第2の装着状態とを切替えるための変位機構を備え、前記変位機構は、固定位置にある回動自在な突起部に対して、前記ペーパーサポートの溝部を係合させながら変位させる機構であることを特徴とする、記録装置。
  3. 記録媒体に面接触して給紙位置に支持する機能面を有するペーパーサポートを備えた記録装置であって、該ペーパーサポートは、蓋材として給紙開口部を塞ぐ第1の装着状態と、前記機能面で記録媒体を支持することが可能な第2の装着状態と、をとり、前記第1の装着状態において、前記ペーパーサポートの前記機能面が記録装置の外表面に露出するようにし、前記第1の装着状態と前記第2の装着状態との切替えを、着脱操作により行うようにしたことを特徴とする、記録装置。
  4. 請求項1から請求項3のいずれか1項において、前記記録装置は、記録媒体へ向けてノズルからインクを吐出する記録ヘッドを備えたインクジェット式記録装置であることを特徴とする、記録装置。
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