JP2006082381A - フレキシブルフラットケーブルの支持装置、記録装置及び液体噴射装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】フレキシブルフラットケーブル(以下FFCという)を垂直な姿勢で繰り出して使用する場合において、FFCの構成を何ら変更することなく、FFCの自立性を向上させてFFCの自重による倒れ込みを防止する。
【解決手段】本発明は、可動部10における接続部位と固定部4における固定部位のいずれか一方、または双方に設けられており、移動する可動部10の位置によってFFC8の自重により発生するFFC8上部の前方への倒れ込みを防止するよう、FFC8に自立性を付与する上部が後方に幾分傾斜した後方傾斜支持面33を備えている。また後方傾斜支持面33に向けてFFC8を付勢するスペーサ34を備えている。
【選択図】図4
【解決手段】本発明は、可動部10における接続部位と固定部4における固定部位のいずれか一方、または双方に設けられており、移動する可動部10の位置によってFFC8の自重により発生するFFC8上部の前方への倒れ込みを防止するよう、FFC8に自立性を付与する上部が後方に幾分傾斜した後方傾斜支持面33を備えている。また後方傾斜支持面33に向けてFFC8を付勢するスペーサ34を備えている。
【選択図】図4
Description
本発明は、一端が可動部に対して接続され、垂直な姿勢でループ状に繰り出された後、他端が固定部に対して固定されると共に、前記可動部の移動に伴ってループ状に湾曲したループ部の曲率を随時変化させながら移動するフレキシブルフラットケーブル(以下これを省略してFFCの語を必要に応じて使用する)の支持装置及び該支持装置を備えた記録装置に関する。
更に本発明は、インク等の液体をそのヘッドから吐出(噴射)して被記録材(被液体噴射材)に記録を実行する(液体を付着する)インクジェット式記録装置などの液体噴射装置及び該液体噴射装置において設けられるFFCの支持装置に関するものである。
ここで液体噴射装置とは、インクジェット式記録ヘッドが用いられ、該記録ヘッドからインクを吐出して被記録材に記録を行なうプリンタ、複写機およびファクシミリ等の記録装置に限らず、インクに代えてその用途に対応する液体を前記記録ヘッドに相当する液体噴射ヘッドから被記録材に相当する被液体噴射材に噴射して、前記液体を前記被液体噴射材に付着させる装置を含む意味で用いる。
液体噴射ヘッドとして、前記記録ヘッドの他に、液晶ディスプレー等のカラーフィルター製造に用いられる色材噴射ヘッド、有機ELディスプレーや面発光ディスプレー(FED)等の電極形成に用いられる電極材(導電ペースト)噴射ヘッド、バイオチップ製造に用いられる生体有機物噴射ヘッド、更に精密ピペットとしての試料噴射ヘッド等が挙げられる。
以下、インクジェット式記録装置または液体噴射装置の一例であるインクジェットプリンタを採り上げて説明する。インクジェットプリンタでは、下面に記録ヘッドを搭載し、主走査方向に往復動するキャリッジと、プリンタ本体内において固定状態で設けられるメインフレームとの間にFFCがループ状に湾曲した状態で設けられている。
FFCは、複数本の箔状の導線をポリエステル等の合成樹脂フィルムで被覆し、挟み込んで帯状に成形した柔軟に形状を変化させることのできるケーブルである。従って、FFCを水平な姿勢で繰り出した場合には、紙や布のように下方に垂れ下がる弛緩性をFFCは有している。一方、FFCを垂直な姿勢で繰り出した場合には、紙や布にも見られるように垂直な起立姿勢を維持しようとする自立性をFFCは発揮する。
しかし、インクジェットプリンタの幅寸法が大きくなるに連れてFFCの長さも必然的に長くなり、FFCの長さが長くなると、上記自立性も弱まり前方(用紙搬送方向下流側)にFFCの上部が倒れ込むことがある。この傾向は、キャリッジが最も外方寄りに移動した時、FFCの直線部とループ部の境界付近の部位で生ずる。そして、上記FFCの倒れ込みが生ずると、キャリッジの移動中、当該FFCの倒れ込み部分が周辺部位に接触したり、引っ掛かることによって、FFCの断線、被覆外れによって生ずるショート、キャリッジの動作不良、あるいはFFCが擦れることによって生ずる摩擦音やFFCが暴れることによって生ずる異音等の発生を招くことになる。
この場合FFCを水平な姿勢で繰り出した場合に適用される下記の特許文献1に示す構成を、下記特許文献2に示すようにFFCを垂直な姿勢で繰り出す場合にも適用することが考えられる。即ち、下記特許文献1に示すように、例えば金属製薄板から成る補助材をFFCに一体化させることによってFFCの剛性を高めることが考えられる。しかし、このような補助材を使用するとFFCの柔軟な変形を妨げることになるし、FFCの製造コストの上昇を招くことにもつながることになり、必ずしも好ましい構成とは言えない。
そこで本発明は、このような背景技術及び背景技術が抱える問題点を踏まえてなされたものであって、フレキシブルフラットケーブルを垂直な姿勢で繰り出して使用する場合において、フレキシブルフラットケーブルの構成を何ら変更することなく、フレキシブルフラットケーブルの自立性を向上させてフレキシブルフラットケーブルの自重による倒れ込みを防止するようにした新規なフレキシブルフラットケーブルの支持装置及び該支持装置を備えた記録装置等を提供することを課題とするものである。
上記課題を解決するために本発明の第1の態様に係るフレキシブルフラットケーブルの支持装置は、一端が可動部に対して接続され、垂直な姿勢でループ状に繰り出された後、他端が固定部に対して固定されると共に、前記可動部の移動に伴ってループ状に湾曲したループ部の曲率を随時変化させながら移動するフレキシブルフラットケーブルの支持装置であって、前記フレキシブルフラットケーブルの支持装置は、可動部における接続部位に対して設けられており、移動する可動部の位置によってフレキシブルフラットケーブルの自重により発生するフレキシブルフラットケーブル上部の倒れ込みを防止するよう、フレキシブルフラットケーブルに自立性を付与する上部が傾斜した傾斜支持面を備えていることを特徴とするものである。
本発明の第2の態様に係るフレキシブルフラットケーブルの支持装置は、一端が可動部に対して接続され、垂直な姿勢でループ状に繰り出された後、他端が固定部に対して固定されると共に、前記可動部の移動に伴ってループ状に湾曲したループ部の曲率を随時変化させながら移動するフレキシブルフラットケーブルの支持装置であって、前記フレキシブルフラットケーブルの支持装置は、固定部における固定部位に対して設けられており、移動する可動部の位置によってフレキシブルフラットケーブルの自重により発生するフレキシブルフラットケーブル上部の倒れ込みを防止するよう、フレキシブルフラットケーブルに自立性を付与する上部が傾斜した傾斜支持面を備えていることを特徴とするものである。
本発明の第3の態様に係るフレキシブルフラットケーブルの支持装置は、一端が可動部に対して接続され、垂直な姿勢でループ状に繰り出された後、他端が固定部に対して固定されると共に、前記可動部の移動に伴ってループ状に湾曲したループ部の曲率を随時変化させながら移動するフレキシブルフラットケーブルの支持装置であって、前記フレキシブルフラットケーブルの支持装置は、可動部における接続部位と固定部における固定部位の両方に対して設けられており、移動する可動部の位置によってフレキシブルフラットケーブルの自重により発生するフレキシブルフラットケーブル上部の倒れ込みを防止するよう、フレキシブルフラットケーブルに自立性を付与する上部が傾斜した傾斜支持面を備えていることを特徴とするものである。
本発明の第1〜第3のいずれか1つの態様によれば、FFCの重心位置が幾分か例えば後方寄りに推移することになるから、FFCを垂直な姿勢で繰り出して使用する場合において、FFCの構成を何ら変更することなく、FFCの自立性を向上させてFFCの自重による例えば前方への倒れ込みを防止することができる。従って可動部の移動に伴って生ずるFFCの断線、被覆外れによって生ずるショート、可動部の動作不良あるいはFFCが擦れることによって生ずる摩擦音やFFCが暴れることによって生ずる異音等の発生が防止される。
本発明の第4の態様に係るフレキシブルフラットケーブルの支持装置は、第1〜第3のいずれか1つの態様において、前記フレキシブルフラットケーブルの支持装置は、前記傾斜支持面と、傾斜支持面に向けてフレキシブルフラットケーブルを付勢するスペーサとを備えていることを特徴とするものである。
本発明の第4の態様によれば、極めて簡単な構成によってFFCに自立性を付与することが可能となるから、FFCの支持装置の部品コスト及び製造コストの削減が図られる。
本発明の第4の態様によれば、極めて簡単な構成によってFFCに自立性を付与することが可能となるから、FFCの支持装置の部品コスト及び製造コストの削減が図られる。
本発明の第5の態様に係るフレキシブルフラットケーブルの支持装置は、第4の態様において、前記スペーサは板バネ様の弾性力を有する平板状の部材であり、当該平板状の部材を湾曲させた状態で配設することによって傾斜支持面側への付勢力を付与するようにしたことを特徴とするものである。
本発明の第5の態様によれば、スペーサの元の形状に戻ろうとする反撥力がFFCを後方傾斜支持面に押し付ける付勢力として作用する。従って比較的簡単な構成によって強固な付勢力を確保でき、FFCの自立性の向上が図られる。
本発明の第5の態様によれば、スペーサの元の形状に戻ろうとする反撥力がFFCを後方傾斜支持面に押し付ける付勢力として作用する。従って比較的簡単な構成によって強固な付勢力を確保でき、FFCの自立性の向上が図られる。
本発明の第6の態様に係るフレキシブルフラットケーブルの支持装置は、第1〜第5のいずれか1つの態様によれば、前記傾斜支持面はフレキシブルフラットケーブル後面の幅方向の全範囲あるいは一部の範囲のみを支持するように設けられていることを特徴とするものである。
本発明の第7の態様に係るフレキシブルフラットケーブルの支持装置は、第1〜第6のいずれか1つの態様によれば、前記傾斜支持面はフレキシブルフラットケーブル前面の幅方向の全範囲あるいは一部の範囲のみを支持するように設けられていることを特徴とするものである。
これら本発明の第6または第7の態様によれば、FFC全体を例えば後方に幾分傾斜させた状態でFFCを支持でき、あるいはFFCの上部を後方に幾分折り曲げた屈曲姿勢でFFCを支持できるから、FFCに自立性を付与することが可能となり、FFCの自重による例えば前方への倒れ込みを防止できる。またFFCの前面と後面の両方を支持した場合には、FFCの後方等への傾斜姿勢ないし後方等への屈曲姿勢が更に確実となり、FFCの自立性の向上に寄与する。
本発明の第8の態様に係る記録装置は、下面に記録ヘッドを搭載し、主走査方向に往復動するキャリッジと、記録装置本体内において固定状態で設けられるメインフレームと、一端が前記キャリッジに対して接続され、垂直な姿勢でループ状に繰り出された後、他端がメインフレームに対して固定されると共に、前記キャリッジの移動に伴ってループ状に湾曲したループ部の曲率を随時変化させながら移動するフレキシブルフラットケーブルと、前記キャリッジにおける接続部位ないしメインフレームにおける固定部位のいずれか一方またはこれらの双方に設けられるフレキシブルフラットケーブルの支持装置とを備える記録装置であって、前記フレキシブルフラットケーブルの支持装置として、第1〜第7のいずれか1つに記載のフレキシブルフラットケーブルの支持装置を適用したことを特徴とするものである。
本発明の第8の態様によれば、キャリッジとメインフレームとの間に設けられるFFCの重心位置が幾分か例えば後方のメインフレーム寄りに推移することになるから、FFCを垂直な姿勢で繰り出して使用している記録装置において、FFCの構成を何ら変更することなく、FFCの自立性を向上させてFFCの自重による例えば前方への倒れ込みを防止することができる。従って、キャリッジの移動に伴って生ずるFFCの断線、被覆外れによって生ずるショート、キャリッジの動作不良あるいはFFCが擦れることによって生ずる摩擦音やFFCが暴れることによって生ずる異音等の発生が防止された記録装置を提供することが可能となる。
本発明の第9の態様に係る液体噴射装置は、下面に液体噴射ヘッドを搭載し、主走査方向に往復動するキャリッジと、液体噴射装置本体内において固定状態で設けられるメインフレームと、一端が前記キャリッジに対して接続され、垂直な姿勢でループ状に繰り出された後、他端がメインフレームに対して固定されると共に、前記キャリッジの移動に伴ってループ状に湾曲したループ部の曲率を随時変化させながら移動するフレキシブルフラットケーブルと、前記キャリッジにおける接続部位ないしメインフレームにおける固定部位のいずれか一方またはこれらの双方に設けられるフレキシブルフラットケーブルの支持装置とを備える液体噴射装置であって、前記フレキシブルフラットケーブルの支持装置は、キャリッジにおける接続部位に対して設けられており、移動するキャリッジの位置によってフレキシブルフラットケーブルの自重により発生するフレキシブルフラットケーブル上部の倒れ込みを防止するよう、フレキシブルフラットケーブルに自立性を付与する上部が傾斜した傾斜支持面を備えていることを特徴とするものである。
以下、本願発明に係るフレキシブルフラットケーブルの支持装置及び該支持装置を備えた液体噴射装置の一例である記録装置について説明する。最初に記録装置を実施するための最良の形態としてインクジェットプリンタを採り上げて、その全体構成の概略を図面に基づいて説明する。
図1はインクジェットプリンタの内部構造の概略を示すキャリッジが最も外方寄りに位置している状態の斜視図、図2はインクジェットプリンタの内部構造の概略を被記録材の搬送経路を中心に示す側断面図である。尚、図示のインクジェットプリンタ100は、比較的幅寸法が大きく、大判の被記録材Pにも記録が可能なインクジェットプリンタであって、FFC8の繰り出し量が長く、しかも垂直な姿勢でループ状に繰り出されるタイプのインクジェットプリンタである。
インクジェットプリンタ100には、被液体噴射材の一例である被記録材P(以下単に用紙Pともいう)を積重可能な被液体噴射材積畳部の一例である給送用トレイ5が最も搬送方向上流側の液体噴射装置本体、そして記録装置本体の一例であるプリンタ本体3の後部上方に配設されている。また給送用トレイ5には用紙Pの側端面(エッジ)に当接し、副走査方向Yへの円滑な搬送を案内するエッジガイド15が設けられている。
給送用トレイ5上の用紙Pは、給送用ローラ14の回転軸17の回転に伴って、ホッパ16が所定のタイミングで上昇し、給送用ローラ14に向けて押し上げられる。尚、これらの給送用トレイ5、給送用ローラ14及びホッパ16を含む装置が自動給送装置2となっている。給送用ローラ14に向けて押し上げられた用紙Pは、最上面に位置する用紙Pから順番に給送用ローラ14近傍に設けられる分離作用部の一例である分離パッド等の力を借りて最上位に位置する1枚の用紙Pのみが引き出されて、用紙搬送経路に向けて送り出される。
給送用ローラ14の下流には、用紙Pの通過を検出する被液体噴射材検出手段の一例である図示しない被記録材検出手段(以下単に検出レバーという)が設けられており、検出レバーの用紙搬送方向下流には搬送用駆動ローラ19aと搬送用従動ローラ19bとによって構成される搬送用ローラ19が設けられている。このうち搬送用従動ローラ19bは、搬送用従動ローラ用のローラホルダ18の用紙搬送方向下流側先端部において軸支されている。尚、このローラホルダ18は、図示しない回転軸を中心に所定の角度回動可能に設けられており、図示しないねじりコイルバネ等の付勢手段によって搬送用従動ローラ19bが常に搬送用駆動ローラ19aに圧接したニップ状態が形成されるように回動付勢されている。
搬送用ローラ19によって挟圧された状態で搬送される用紙Pは、搬送用従動ローラ19bの近傍、用紙搬送方向Aの下流側に位置する図示しない補助押えローラ及び押え板によって上方から押圧され、浮き上がりが防止された状態で記録ヘッド13下方の記録ポジション26に導かれる。記録ポジション26に導かれた用紙Pは、図示しない検出装置によって通過タイミング等が検出され、記録が開始され、キャリッジ10の主走査方向Xへの往復動作と用紙Pの用紙搬送方向Aへの送り動作によって用紙Pの記録面のほぼ前面に亘って所望の記録が実行される。
そして、該キャリッジ10の下面には、用紙P等に液体の一例であるインクを吐出(噴射)して記録を実行する液体噴射ヘッドの一例である記録ヘッド13が搭載されている。また、キャリッジ10の上部には、図1に示すようにブラック、シアン、マゼンタ、イエロー等の各色のインクカートリッジCが着脱自在に装着されている。この他、キャリッジ10には、主走査方向Xの両端部付近に設けられるプーリ6間に巻回される無端ベルト7の一部が接続されており、図示しないモータからの駆動力を受けてキャリッジ10はキャリッジガイド軸12に案内されて、主走査方向Xに往復動し得るようになっている。またキャリッジ10内にはキャリッジ10内に装着されるインクカートリッジCのインク残量等の情報収集等を司る図示しない小基板が設けられている。
この小基板には、FFC8の一端が接続されており、途中、可動部の一例であるキャリッジ10との接続部位に係止された後ループ状に繰り出され、その後面側に位置する固定部の一例であるメインフレーム4との固定部位に係止された後、メインフレーム4の後面側に導かれ、固定状態で設けられている図示しないメイン基板等にFFC8の他端が接続されている。尚、このFFC8は、キャリッジ10内に装着されたインクカートリッジCのインク残量等の情報を図示しない制御装置に伝達する役割を有している。
記録ヘッド13の下方には、記録ヘッド13と対向して記録ヘッド13のヘッド面と用紙P等との間のプラテンギャップPGを規定するプラテン28が設けられている。尚、上記プラテンギャップPGは、高精度の記録を実行する上で極めて重要な要素になっており、用紙Pの厚さの変化等に応じて適宜調節されるようになっている。
記録ヘッド13の用紙搬送方向の下流には、排出用駆動ローラ20aと排出用従動ローラ20bとによって構成される被液体噴射材排出手段の一例である排出用ローラ20が設けられている。またこの排出用ローラ20によって排出された用紙Pは更に下流に位置する被液体噴射材受け部の一例である排出用スタッカ50上の載置面51に排出されるようになっている。
排出用従動ローラ20bは、その外周に複数の歯を有する歯付きローラであり、排出用従動ローラ用のローラホルダによって自由回転可能に軸支されている。排出用従動ローラ20bの上流には補助従動ローラ22が設けられ、用紙Pは該補助従動ローラ22によってやや下方に押し付けられるようになっている。また搬送用従動ローラ19bは搬送用駆動ローラ19aよりその軸芯位置がやや下流側に配設されていて、更に排出用従動ローラ20bは排出用駆動ローラ20aよりその軸芯位置がやや上流側に配設されている。
このような構成によって用紙Pは、搬送用ローラ19と排出用ローラ20との間において僅かに下に凸となる俗に「逆ぞり」と呼ばれている湾曲状態となり、記録ヘッド13に対向する位置にある用紙Pはプラテン28に押し付けられ、これにより用紙Pの浮き上がりが防止され、正常に記録が実行されるようになっている。尚、補助従動ローラ22は、排出用従動ローラ20bと同様に歯付きローラから構成されており、補助従動ローラ用のローラホルダに軸支されている。
[実施例]
次に、このようなインクジェットプリンタ100に対して適用される本願発明に係るFFCの支持装置1について説明する。図3はキャリッジとの接続部位に設けられるFFCの支持装置を示す斜視図である。図4はキャリッジとの接続部位に設けられるFFCの支持装置を示す側断面図、図5は、図4中、A−A線における断面図である。
次に、このようなインクジェットプリンタ100に対して適用される本願発明に係るFFCの支持装置1について説明する。図3はキャリッジとの接続部位に設けられるFFCの支持装置を示す斜視図である。図4はキャリッジとの接続部位に設けられるFFCの支持装置を示す側断面図、図5は、図4中、A−A線における断面図である。
FFCの支持装置1は、キャリッジ10との接続部位またはメインフレーム4との固定部位のいずれか一方、あるいはこれらの双方に設けられる。以下本実施例ではキャリッジ10との接続部位に適用されるFFCの支持装置1を例に採って説明する。本実施例に係るFFCの支持装置1は、キャリッジ10と一体に設けられるケーブルホルダ30と、ケーブルホルダ30に対して装着されるホルダカバー31と、ケーブルホルダ30に対して形成されているケーブル導入路32と、ケーブル導入路32内の内壁面の一部に形成される後方傾斜支持面33と、FFC8を挟むように後方傾斜支持面33と対向する位置に設けられるスペーサ34とを備えている。
ケーブルホルダ30は、キャリッジ10の右側面上方の後部寄りの部位に設けられている。そして、ケーブルホルダ30にはFFC8を無理のない角度で滑らかに案内するケーブル導入路32が形成されている。ケーブル導入路32は、メインフレーム4の前面に沿うように主走査方向Xに向けて直線的に延びるFFC8の端部を徐々に角度変更させてキャリッジ10の右側面と並行になるように導く、円弧状に湾曲した角穴状の経路である。
そして、ケーブル導入路32のメインフレーム4の前面からキャリッジ10の右側面に向けて湾曲しながら面している後方側の面が後方傾斜支持面33となっている。後方傾斜支持面33は、図4に示すように、上部が後方に位置するように幾分傾斜した面になっていて、この後方傾斜支持面33によって支持される部位において、FFC8は上部が後方に幾分傾斜した傾斜姿勢を採るようになっている。
ケーブル導入路32の幅寸法Wは、FFC8の厚さtより大きくなっていて、FFC8は余欲を持った状態でケーブル導入路32に挿嵌されるようになっている。そして、FFC8の前面側に形成されるスペースにはスペーサ34が挿入される。スペーサ34は、板バネ様の弾性力を有するPET等の合成樹脂フィルム等によって形成される平板状の部材であり、ケーブル導入路32の上記スペースに挿入することで湾曲し、挟持されるFFC8を後方傾斜支持面33側に、その反撥力によって押し付けるように作用する。
ホルダカバー31は、ケーブルホルダ30に対して設けられる係止突起35によって係止される角穴状の係止穴36を備えており、開口したケーブル導入路32の上面を閉塞すると共に、ケーブル導入路32から出てキャリッジ10内に導かれるFFC8を覆って保護する部材である。
そして、このようなFFCの支持装置1を備えるキャリッジ10がキャリッジガイド軸12に沿って無端ベルト7によって伝達される駆動力を受けて移動を始め、図1に示すようにキャリッジ10が最も外方寄りに位置した状態に至ったとしてもFFC8における直線部分37とループ状に湾曲したループ部分38との境界付近においてFFC8の前方への倒れ込み現象は発生しない。
即ち、FFCの支持装置1におけるスペーサ34と後方傾斜支持面33による挟持作用によって、FFC8の上部が幾分後方に位置する傾斜した姿勢でFFC8が支持されることになるため、FFC8の重心位置が幾分後方寄りに移動し、FFC8に自立性が付与されて従来倒れ込み現象が発生していた直線部分37とループ部分38との境界でも倒れ込み現象は発生しないのである。尚、後方傾斜支持面33の傾斜角度は、図4に示すように極僅かであり、上記作用を奏するようにFFC8に自立性が付与される程度で十分である。因みにこの傾斜角度が大きくなり過ぎると、逆にFFC8の自由な変形に支障を来たし、円滑なキャリッジ10の移動を妨げることになる。
[他の実施例]
本願発明に係るフレキシブルフラットケーブルの支持装置1及び該支持装置1を備えた記録装置等は、以上述べたような構成を基本とするものであるが、本願発明の要旨を逸脱しない範囲内の部分的構成の変更や省略等を行なうことも勿論可能である。例えば、スペーサ34は、図6(a)に示すようにウレタンや合成ゴム等のクッション素材を使用し、これらを圧縮状態でケーブル導入路32内のスペースに収容することでスペーサ34の元の形状に戻ろうとする力をFFC8を後方傾斜支持面33に圧接する押圧力として作用させるようにすることも可能である。
本願発明に係るフレキシブルフラットケーブルの支持装置1及び該支持装置1を備えた記録装置等は、以上述べたような構成を基本とするものであるが、本願発明の要旨を逸脱しない範囲内の部分的構成の変更や省略等を行なうことも勿論可能である。例えば、スペーサ34は、図6(a)に示すようにウレタンや合成ゴム等のクッション素材を使用し、これらを圧縮状態でケーブル導入路32内のスペースに収容することでスペーサ34の元の形状に戻ろうとする力をFFC8を後方傾斜支持面33に圧接する押圧力として作用させるようにすることも可能である。
また、後方傾斜支持面33は、必ずしもFFC8の幅方向の全範囲を支持するように設けられていなくてもよく、図6(b)に示すようにFFC8の後面の上部等、その一部の範囲のみを支持するように構成することが可能である。また、上記の実施例と配置を逆にして、図6(c)に示すように後方傾斜支持面33をFFC8の前面側に設け、一方スペーサ34をFFC8の後面側に配置することも可能である。因みにこのような配置にした場合でもFFC8の上部が後方に位置するように傾斜させることが可能であり、FFC8に自立性を付与することが可能である。また後方傾斜支持面33とスペーサ34は、FFC8の前面ないし後面のいずれか一方に設ける他、図6(d)に示すようにFFC8の前面と後面の両方の面に設けることも可能である。
また、本願発明のFFCの支持装置1をメインフレーム4との固定部に対して設けることも可能である。図7はその場合の3種類の実施例を示している。図7(a)はスペーサ34及び後方傾斜支持面33が形成される部材としてメインフレーム4をそのまま使用するようにした実施例である。即ちメインフレーム4の上部を板バネ用の作用をする形状にしてスペーサ34の機能を持たせ、一方、メインフレーム4の下部を傾斜させて、その前面を後方傾斜支持面33として機能するようにしたものである。
また図7(b)は、上記図7(a)に示す実施例においてスペーサ34として前記図6(a)に示すようなクッション素材を適用したものである。また図7(c)は、上記図7(a)に示す実施例において前記図6(b)に示す実施例と同様、FFC8の一部の範囲のみに後方傾斜支持面33を形成した実施例である。この他図示は省略するが、スペーサ34として圧縮コイルバネやねじりコイルバネ等を使用することも可能である。またこのような種々の構成のFFCの支持装置1は記録装置やその他の液体噴射装置に限らず、FFC8を可動部と固定部との間に設けている種々の電子機器に適用することが可能である。
1 フレキシブルフラットケーブル(FFC)の支持装置、2 自動給送装置、
3 プリンタ本体(記録装置本体)、4 メインフレーム(固定部)、
5 給送用トレイ、6 プーリ、7 無端ベルト、
8 フレキシブルフラットケーブル(FFC)、10 キャリッジ(可動部)、
12 キャリッジガイド軸、13 記録ヘッド、14 給送用ローラ、
15 エッジガイド、16 ホッパ、17 回動軸、18 ローラホルダ(搬送用従動ローラの)、19 搬送用ローラ、19a 搬送用駆動ローラ、19b 搬送用従動ローラ、20 排出用ローラ、20a 排出用駆動ローラ、20b 排出用従動ローラ、22 補助従動ローラ、26 記録ポジション、28 プラテン、
30 ケーブルホルダ、31 ホルダカバー、32 ケーブル導入路、
33 後方傾斜支持面、34 スペーサ、35 係止突起、36 係止穴、
37 直線部分、38 ループ部分、50 排出用スタッカ、51 載置面、
100 インクジェットプリンタ(記録装置)、P 用紙(被記録材)、X 主走査方向、Y 副走査方向、PG プラテンギャップ、C インクカートリッジ、
W (ケーブル導入路の)幅寸法、t (FFCの)厚さ
3 プリンタ本体(記録装置本体)、4 メインフレーム(固定部)、
5 給送用トレイ、6 プーリ、7 無端ベルト、
8 フレキシブルフラットケーブル(FFC)、10 キャリッジ(可動部)、
12 キャリッジガイド軸、13 記録ヘッド、14 給送用ローラ、
15 エッジガイド、16 ホッパ、17 回動軸、18 ローラホルダ(搬送用従動ローラの)、19 搬送用ローラ、19a 搬送用駆動ローラ、19b 搬送用従動ローラ、20 排出用ローラ、20a 排出用駆動ローラ、20b 排出用従動ローラ、22 補助従動ローラ、26 記録ポジション、28 プラテン、
30 ケーブルホルダ、31 ホルダカバー、32 ケーブル導入路、
33 後方傾斜支持面、34 スペーサ、35 係止突起、36 係止穴、
37 直線部分、38 ループ部分、50 排出用スタッカ、51 載置面、
100 インクジェットプリンタ(記録装置)、P 用紙(被記録材)、X 主走査方向、Y 副走査方向、PG プラテンギャップ、C インクカートリッジ、
W (ケーブル導入路の)幅寸法、t (FFCの)厚さ
Claims (9)
- 一端が可動部に対して接続され、垂直な姿勢でループ状に繰り出された後、他端が固定部に対して固定されると共に、前記可動部の移動に伴ってループ状に湾曲したループ部の曲率を随時変化させながら移動するフレキシブルフラットケーブルの支持装置であって、
前記可動部における接続部位に対して設けられており、移動する可動部の位置によってフレキシブルフラットケーブルの自重により発生するフレキシブルフラットケーブル上部の倒れ込みを防止するよう、フレキシブルフラットケーブルに自立性を付与する上部が傾斜した傾斜支持面を備えていることを特徴とするフレキシブルフラットケーブルの支持装置。 - 一端が可動部に対して接続され、垂直な姿勢でループ状に繰り出された後、他端が固定部に対して固定されると共に、前記可動部の移動に伴ってループ状に湾曲したループ部の曲率を随時変化させながら移動するフレキシブルフラットケーブルの支持装置であって、
前記固定部における固定部位に対して設けられており、移動する可動部の位置によってフレキシブルフラットケーブルの自重により発生するフレキシブルフラットケーブル上部の倒れ込みを防止するよう、フレキシブルフラットケーブルに自立性を付与する上部が傾斜した傾斜支持面を備えていることを特徴とするフレキシブルフラットケーブルの支持装置。 - 一端が可動部に対して接続され、垂直な姿勢でループ状に繰り出された後、他端が固定部に対して固定されると共に、前記可動部の移動に伴ってループ状に湾曲したループ部の曲率を随時変化させながら移動するフレキシブルフラットケーブルの支持装置であって、
前記可動部における接続部位と固定部における固定部位の両方に対して設けられており、移動する可動部の位置によってフレキシブルフラットケーブルの自重により発生するフレキシブルフラットケーブル上部の倒れ込みを防止するよう、フレキシブルフラットケーブルに自立性を付与する上部が傾斜した傾斜支持面を備えていることを特徴とするフレキシブルフラットケーブルの支持装置。 - 請求項1〜3のいずれか1項において、前記傾斜支持面と、傾斜支持面に向けてフレキシブルフラットケーブルを付勢するスペーサとを備えていることを特徴とするフレキシブルフラットケーブルの支持装置。
- 請求項4において、前記スペーサは板バネ様の弾性力を有する平板状の部材であり、当該平板状の部材を湾曲させた状態で配設することによって傾斜支持面側への付勢力を付与するようにしたことを特徴とするフレキシブルフラットケーブルの支持装置。
- 請求項1〜5のいずれか1項において、前記傾斜支持面はフレキシブルフラットケーブル後面の幅方向の全範囲あるいは一部の範囲のみを支持するように設けられていることを特徴とするフレキシブルフラットケーブルの支持装置。
- 請求項1〜6のいずれか1項において、前記傾斜支持面はフレキシブルフラットケーブル前面の幅方向の全範囲あるいは一部の範囲のみを支持するように設けられていることを特徴とするフレキシブルフラットケーブルの支持装置。
- 下面に記録ヘッドを搭載し、主走査方向に往復動するキャリッジと、
記録装置本体内において固定状態で設けられるメインフレームと、
一端が前記キャリッジに対して接続され、垂直な姿勢でループ状に繰り出された後、他端がメインフレームに対して固定されると共に、前記キャリッジの移動に伴ってループ状に湾曲したループ部の曲率を随時変化させながら移動するフレキシブルフラットケーブルと、
前記キャリッジにおける接続部位ないしメインフレームにおける固定部位のいずれか一方またはこれらの双方に設けられるフレキシブルフラットケーブルの支持装置とを備える記録装置であって、
前記フレキシブルフラットケーブルの支持装置として、請求項1〜7のいずれか1項に記載のフレキシブルフラットケーブルの支持装置を適用したことを特徴とする記録装置。 - 下面に液体噴射ヘッドを搭載し、主走査方向に往復動するキャリッジと、
液体噴射装置本体内において固定状態で設けられるメインフレームと、
一端が前記キャリッジに対して接続され、垂直な姿勢でループ状に繰り出された後、他端がメインフレームに対して固定されると共に、前記キャリッジの移動に伴ってループ状に湾曲したループ部の曲率を随時変化させながら移動するフレキシブルフラットケーブルと、
前記キャリッジにおける接続部位ないしメインフレームにおける固定部位のいずれか一方またはこれらの双方に設けられるフレキシブルフラットケーブルの支持装置とを備える液体噴射装置であって、
前記フレキシブルフラットケーブルの支持装置は、キャリッジにおける接続部位に対して設けられており、移動するキャリッジの位置によってフレキシブルフラットケーブルの自重により発生するフレキシブルフラットケーブル上部の倒れ込みを防止するよう、フレキシブルフラットケーブルに自立性を付与する上部が傾斜した傾斜支持面を備えていることを特徴とする液体噴射装置。
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