JP3872988B2 - 集合住宅インターホンシステム - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
【0002】
本発明は、集合住宅インターホンシステムに係り、特に、施工性を向上させ、配線の省線化を図ることができる集合住宅インターホンシステムに関する。
【従来の技術】
【0003】
従来から、この種の集合住宅インターホンシステムとして、特開平5−91515号公報に示すような構成のものが知られている。
【0004】
この集合住宅インターホンシステムは、カメラ付集合玄関機と、このカメラ付集合玄関機に同軸ケーブルや平衡ケーブルを介して接続された居室親機とを備えている。
【0005】
ここで、居室親機は、カメラ付集合玄関機のテレビカメラで撮像された映像を出画するモニタ部分と、カメラ付集合玄関機と通話するための通話部分とがセパレートされており、これらのモニタ部分と通話部分に対して同軸ケーブルや平衡ケーブルが接続されている。
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかしながら、このような構成の集合住宅インターホンシステムにおいては、居室親機のモニタ部分と通話部分とをそれぞれ別個に施工しなければならないことから、居室親機の施工性が悪く、また、モニタ部分と通話部分に対してそれぞれ別個に配線しなければならないことから、配線数が多くなり、煩雑になるという難点があった。さらに、カメラ付集合玄関機と居室親機間の伝送ラインが長いことから、伝送ラインが絡まるなどの虞もあった。
【0007】
本発明は、このような難点を解決するためになされたもので、居室親機の施工性を向上させ、また、居室親機に対する配線の省線化を図ることができ、さらに、カメラ付集合玄関機と居室親機間の伝送ラインが絡まる虞のない集合住宅インターホンシステムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上記の目的を達成するため、本発明の集合住宅インターホンシステムは、集合住宅のエントランスに設置され、来訪者を撮像するためのカメラを備えたカメラ付集合玄関機と、集合住宅の各住戸内に設置され、カメラ付集合玄関機との通話を行なう通話機能、ガスや火災等の非常事態をセンサにより監視するセキュリティ監視機能、カメラで撮像された来訪者の映像およびセンサからのセキュリティ情報を表示するモニタを有する居室親機と、各住戸に設置され、来訪者が居住者を呼出すための呼出ボタンを有する玄関子機と、カメラ付集合玄関機および居室親機と呼出・通話ラインを介して接続されカメラ付集合玄関機から居室親機への呼出およびカメラ付集合玄関機、居室親機間の通話の制御を行なうためのシステム制御機と、カメラ付集合玄関機および居室親機と映像ラインを介して接続されカメラ付集合玄関機、居室親機間の映像信号の制御を行なうための映像制御機とを備えている。
【0009】
また、本発明の集合住宅インターホンシステムは、集合住宅の各住戸内に設置され、通話を行なう通話機能、ガスや火災等の非常事態をセンサにより監視するセキュリティ監視機能、センサからのセキュリティ情報を表示するモニタを有する居室親機と、居室親機と呼出・通話ライン、映像ラインを介して接続され、集合住宅のエントランスに設置されて居室親機との通話を行なうとともに来訪者を撮像して映像を居室親機のモニタへ伝送するためのカメラを備えたカメラ付集合玄関機、カメラ付集合玄関機から居室親機への呼出およびカメラ付集合玄関機、居室親機間の通話の制御を行なうためのシステム制御機およびカメラ付集合玄関機、居室親機間の映像信号の制御を行なうための映像制御機を一体化した一体型集合玄関機・制御機と、各住戸に設置され、来訪者が居住者を呼出すための呼出ボタンを有する玄関子機とを備えている。
【0010】
また、本発明の集合住宅インターホンシステムは、集合住宅のエントランスに設置され、来訪者を撮像するためのカメラを備えたカメラ付集合玄関機と、集合住宅の各住戸内に設置され、カメラ付集合玄関機との通話を行なう通話機能、ガスや火災等の非常事態をセンサにより監視するセキュリティ監視機能、カメラで撮像された来訪者の映像およびセンサからのセキュリティ情報を表示するモニタを有する居室親機と、各住戸に設置され、来訪者が居住者を呼出すための呼出ボタンを有する玄関子機と、カメラ付集合玄関機および居室親機と呼出・通話ラインを介して接続されカメラ付集合玄関機から居室親機への呼出およびカメラ付集合玄関機、居室親機間の通話の制御を行なうためのシステム制御機に居室親機からのセキュリティ情報を受信し防火管理者に通報する住棟受信機能を一体化した一体盤と、カメラ付集合玄関機および居室親機と映像ラインを介して接続されカメラ付集合玄関機、居室親機間の映像信号の制御を行なうための映像制御機とを備えている。
【0011】
これらの集合住宅インターホンシステムにおいて、居室親機には、来訪者からの呼出に対してフックオフ操作したときに通話を行ない、フックオンした時に終話するハンドセットと、ハンドセットがフックオンしている状態において、来訪者からの呼出の応答操作するとハンズフリーで通話を行ない、再度操作したとき終話する通話ボタンとの少なくとも何れか一方を備え、玄関子機には、映像ラインを介して伝送された映像信号を電気的に処理し中継する中継アダプタを備えている。
【0012】
本発明の集合住宅インターホンシステムにおける中継アダプタは、中継アダプタは、各居室に映像信号を伝送する映像ラインを差込み固定する速結端子および居室親機、玄関子機間の伝送ラインを差込み固定する居室用速結端子を有する速結端子構造と、速結端子構造を有する面以外の面に、中継アダプタおよび玄関子機を電気的に接続するためのコネクタおよびコネクタに結合されるハウジングの一方を設けるスライド係合によるコネクタ結合構造とを備え、コネクタおよびハウジングの他方を玄関子機に設けている
【0013】
また、本発明の集合住宅インターホンシステムにおける中継アダプタは、各居室に配線される映像ラインおよび呼出・通話ラインを差込み固定する速結端子を有する。
【0014】
本発明の集合住宅インターホンシステムによれば、居室親機のモニタ部分と通話部分が一体化されていることから、居室親機の施工性を向上させることができ、また一体化された居室親機に対して配線すればよいことから、伝送ラインの省線化を図ることができる。さらに、各種の伝送ラインが中継アダプタに接続され、この中継アダプタが玄関子機に着脱自在に装着されることから、さらに施工性を向上させることができ、また、呼出・通話ラインや映像ラインが短くなることから、これらの呼出・通話ラインや映像ラインが絡まる虞もなくなる。
【発明の実施の形態】
【0015】
以下、本発明の集合住宅インターホンシステムを適用した好ましい実施の形態例について、図面を参照して詳述する。
【0016】
図1において、本発明の集合住宅インターホンシステムは、集合住宅のエントランスに設置されるカメラ付集合玄関機1と、集合住宅の各住戸内に設置される居室親機2と、管理室に設置される管理室親機3と、カメラ付集合玄関機1から居室親機2への呼出およびカメラ付集合玄関機1、居室親機2間の通話の制御を行なうためのシステム制御機4と、カメラ付集合玄関機1、居室親機2間の映像信号の制御を行なうための映像制御機5と、集合住宅のエントランスに設置されるオートドア6と、各住戸に設置され、来訪者が居住者を呼出すための呼出ボタン(不図示)と中継アダプタ71とを有する玄関子機7と、火災信号を中継する中継機8と、共用部に設置される住棟受信機9と、第1〜第3の火災センサFSa〜FScから成る火災センサFSやガスセンサGS等のセンサSとを備えている。ここで、カメラ付集合玄関機1は、第1の呼出・通話ラインL1aを介してシステム制御機4に、第1の映像ラインL1bを介して映像制御機5に、第4の伝送路L4を介してオートドア6にそれぞれ接続され、システム制御機4には第2の呼出・通話ラインL2aを介して各住戸の中継アダプタ71が、映像制御機5には第2の映像ラインL2bを介して各住戸の中継アダプタ71がそれぞれ接続されている。また、各住戸の中継アダプタ71は、第3の伝送ラインL3を介して対応する居室親機2に、管理室親機3は、第5の伝送路L5を介してシステム制御機4に、居室親機2は、中継機8およびガスセンサGSにそれぞれ接続され、中継機8には、第1〜第3の火災センサFSa〜FScおよび第6の伝送ラインL6を介して住棟受信機9が接続されている。
【0017】
カメラ付集合玄関機1は、来訪者を撮像するためのカメラ11と、テンキー12と、玄関機スピーカ13と、玄関機マイク14と、呼出ボタン15とを備えている。
【0018】
居室親機2は、図2に示すように、カメラ付集合玄関機1からの映像を出画するモニタ21と、オートドア6を通話中に解錠信号により解錠する解錠ボタン22と、カメラ付集合玄関機1からの呼び出しに応答するための通話ボタン23と、通話回路24a、親機スピーカ24bおよび親機マイク24cで構成される通話部24と、センサSが作動したときに点灯する専用表示灯25と、非常ボタン26と、警報音復旧停止ボタン27と、インターフェース28と、モニタ駆動回路29と、各部(回路)を制御する制御部30とを備えている。ここで、制御部30は、モニタ21、解錠ボタン22、通話ボタン23、通話回路24a、専用表示灯25、非常ボタン26、警報音復旧停止ボタン27、インターフェース28およびモニタ駆動回路29に接続され、通話回路24aには親機スピーカ24bおよび親機マイク24cが接続されている。
【0019】
玄関子機7は、図3(a)に示すように、プラスチックのような弾性材料(例えばABS樹脂など)で成形されたケース70a(以下「子機ケース70a」という。)を備えており、この子機ケース70aの上面の略中央部には、後述する中継アダプタ71を装着するための矩形状の切欠部70bが形成され、この切欠部70bの奥壁部には多数の接続子700c(以下「子機側接続子700c」という。)を有するハウジング70c(以下「子機側ハウジング70c」という。)が設けられ、また、底部の略中央部には係合ツメ70dが設けられている。
【0020】
中継アダプタ71は、図3(b)に示すように、プラスチックのような弾性材料(例えばABS樹脂など)で成形されたケース71a(以下「アダプタケース71a」という。)を備えており、このアダプタケース71aには、それぞれ一対の速結端子で構成される第1〜第4の速結端子T1〜T4および一対の速結端子で構成される居室用速結端子T5が設けられている。ここで、第1の速結端子T1にはシステム制御機4側のペア線から成る第2の呼出・通話ラインL2aの端末部が、第2の速結端子T2には映像制御機5側のペア線から成る第2の映像ラインL2bの端末部が、第3の速結端子T3には他の玄関子機側のペア線から成る第2の呼出・通話ラインL2aの端末部が、第4の速結端子T4には他の玄関子機側のペア線から成る第2の映像ラインL2bの端末部が、居室用速結端子T5にはペア線から成る第3伝送ラインL3がそれぞれ差込み固定されている。
【0021】
また、アダプタケース71aの先端部には、子機側接続子700cに対応する多数の接続子710c(以下「アダプタ側接続子710c」という。)を有するコネクタ71c(以下「アダプタ側コネクタ71c」という。)が設けられ、アダプタケース71aの背面には、図3(c)に示すように、係合ツメ70dに対応する係合溝71dが形成されている。
【0022】
ここで、第1の速結端子T1は対応するアダプタ側接続子710cと第3の速結端子T3に電気的に接続され、第2の速結端子T2は対応するアダプタ側接続子710cと第4の速結端子T4に電気的に接続されている。また、居室用速結端子T5は対応するアダプタ側接続子710cに電気的に接続されている。
【0023】
このような構成のアダプタケース71aを、アダプタ側コネクタ71cを子機側ハウジング70c側に向けて子機ケース70aの切欠部70bに沿ってスライド式に挿入することにより、アダプタ側コネクタ71cのアダプタ側接続子710cを子機側ハウジング70cの対応する子機側接続子700cにワンタッチで接続することができると共に、係合ツメ70dを係合溝71dに着脱自在に装着することができる。このようにコネクタとハウジングを接続することにより、居室親機2を第3の伝送ラインL3を介して玄関子機7に電気的に接続することができる。
【0024】
ここで、図3の実施例においては、子機ケース70aに係合ツメ70dを形成し、中継アダプタ71に係合溝71dを形成しているが、中継アダプタ71に係合ツメ70dを形成し、子機ケース70aに係合溝71dを形成してもよい。
【0025】
次に、このように構成された本発明の集合住宅インターホンシステムの動作について説明する。
【0026】
先ず、来訪者が住戸内の居住者を呼出すために、カメラ付集合玄関機1のテンキー12で居室親機2の部屋番号を入力し、呼出ボタン15を押下すると、呼出信号が第1の呼出・通話ラインL1a、システム制御機4、第2の呼出・通話ラインL2a、玄関子機7、第3の伝送ラインL3およびインターフエース28を介して制御部30へ伝送される。そして、この呼出信号が制御部30で検出されると、通話回路24aが制御され、親機スピーカ24bから呼出音が放音される。
【0027】
また、これと共に、カメラ付集合玄関機1のカメラ11によって撮像された来訪者の映像信号が第1の映像ラインL1b、映像制御機5、第2の映像ラインL2b、映像アダプタ71、第3の伝送ラインL3およびインターフエース28を介して制御部30へ伝送される。そして、この映像信号が制御部30で検出されると、制御部30の制御により、来訪者の映像がモニタ21に表示される。
【0028】
ここで、住戸内の居住者が、親機スピーカ24bから放音される呼出音およびモニタ21に表示される映像に基づいて来訪者を確認して、通話ボタン23を押下すると、親機スピーカ24bおよび親機マイク24cと、玄関機スピーカ13および玄関機マイク14間に通話路が形成され、これにより、来訪者と住戸内の居住者間で通話することが可能になる。なお、来訪者と住戸内の居住者間の通話は、通話ボタン23の再度の押下により終了する。
【0029】
そして、住戸内の居住者が解錠ボタン22を押下すると、制御部30から、解錠要求信号が出力され、この解錠要求信号が前述の呼出信号と逆の経路を経由してカメラ付集合玄関機1へ伝送される。この解錠要求信号が玄関機CPU(不図示)で検出されると、玄関機CPUから解錠信号が出力され、この解錠信号が第4の伝走ラインL4を介してオートドア6へ伝送され、これにより、オートドア6が解錠される。
【0030】
また、住戸において火災が発生すると、例えば第1の火災センサFSaから火災感知信号が出力され、この火災感知信号が中継器8およびインターフエース28を介して制御部30へ伝送される。そして、この火災感知信号が制御部で検出されると、制御部30の制御により、専用表示灯25が点滅すると共にモニタ21に、第1の火災センサFSaが火災を感知していることを示すセキュリティ情報が表示される。これにより、住戸内の居住者に対して、火災が発生していることが報知される。
【0031】
また、これと共に、制御部30から火災発生信号が出力され、この火災発生信号が中継機8および第6の伝送ラインL6を介して住棟受信機9へ伝送される。そして、この火災発生信号が住棟受信機9で検出されると、防火管理責任者に対して、住戸に火災が発生していることが通報されると共に、近隣の住戸に対して火災警報が発報される。
【0032】
ここで、前述の本実施例においては、火災の発生を火災センサFSで検知する場合について説明しているが、ガス漏れ等の発生をガスセンサGSで検知した場合も、前述と同様に専用表示灯25が点滅し、また、モニタ21にガス漏れ等の事故が発生していることを示すセキュリティ情報が表示される。
【0033】
次に、管理室親機3から送出される宅配ロッカー(不図示)に荷物がある等の各種情報は、第5の伝送ラインL5、システム制御機4、第2の呼出・通話ラインL2a、玄関子機7、第3の伝送ラインL3およびインターフエース28を介して制御部30へ伝送され、この各種情報が、制御部30で検出されると、前述のセキュリティ情報の表示と同様に、モニタ21に絵文字、画像、文字等が表示される。
【0034】
図4〜図7は、本発明のテレビインターホンシステムの他の実施例を示している。なお、これらの図において、図1〜図3と共通する部分には同一の符号を付して詳細な説明を省略する。
【0035】
先ず、図4に示す実施例においては、図2に示す親機スピーカ24bおよび親機マイク24cに代えて、レシーバ31aおよびマイク31bで構成されるハンドセット31が通話回路24aに接続されており、また制御部30には通話ボタン23に代えてフックスイッチ32および呼出音発生回路33が接続され、この呼出音発生回路33には拡声スピーカ34が接続されている。
【0036】
この実施例においては、来訪者からの呼出に対して、ハンドセット31をフックアップ操作するとフックスイッチ32が切替えられ、制御部30の制御により通話回路24aが能動となる。これにより、来訪者との通話が可能になる。
【0037】
次に、図5に示す実施例においては、図2に示す通話回路24aにレシーバ31aおよびマイク31bで構成されるハンドセット31がさらに接続され、制御部30にフックスイッチ32がさらに接続されている。
【0038】
この実施例においては、図4に示す実施例と同様に、ハンドセット31のフックアップ操作によりフックスイッチ32が切替えられて、来訪者との通話が可能になり、また、ハンドセット31がフックオンしている状態において、来訪者からの呼出に対してハンズフリーで通話を行ない、通話ボタン23の再度の押下により通話を終了させることができる。
【0039】
また、図6に示す実施例においては、図1に示すカメラ付集合玄関機1、システム制御機4および映像制御機5に代えて、これらのカメラ付集合玄関機、システム制御機および映像制御機を一体化した一体型集合玄関機・制御機1aが使用されている。
【0040】
この実施例においても、前述のテレビインターホンシステムと同様に、一体型集合玄関機・制御機1aから、居室親機2に対して呼出信号および映像信号を、オートドア6に対して解錠信号をそれぞれ伝送することができ、また、居室親機2から、一体型集合玄関機・制御機1aに対して解錠要求信号を伝送することができる。
【0041】
また、図7に示す実施例においては、図1に示すシステム制御機4に、住棟受信機9における居室親機からのセキュリティ情報を受信し防火管理者に通報する住棟受信機能を一体化した一体盤1bが使用されている。
【0042】
この実施例においても、前述の集合住宅インターホンシステムと同様に、一体盤1bから、居室親機2に対して呼出信号を、オートドア6に対して解錠信号を、映像制御機から居室親機2に対して映像信号をそれぞれ伝送することができる。
【発明の効果】
【0043】
以上の説明から明らかなように、本発明の集合住宅インターホンシステムによれば、居室親機のモニタ部分と通話部分が一体化されていることから、居室親機の施工性を向上させることができ、また、一体化された居室親機に対して配線すればよいことから、伝送ラインの省線化を図ることができる。さらに、各種の伝送ラインが中継アダプタに接続され、この中継アダプタが玄関子機に着脱自在に装着されることから、さらに施工性を向上させることができ、また、呼出・通話ラインや映像ラインが短くなることから、これらの呼出・通話ラインや映像ラインが絡まるなどの虞もなくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の集合住宅インターホンシステムのシステム構成図。
【図2】 本発明の集合住宅インターホンシステムにおける居室親機のブロック図。
【図3】 本発明の集合住宅インターホンシステムにおける玄関子機および中継アダプタの斜視図で、図3(a)は玄関子機の斜視図、図3(b)は中継アダプタの斜視図、図3(c)は中継アダプタの背面側より見た斜視図。
【図4】 本発明の集合住宅インターホンシステムの他の実施例における居室親機のブロック図。
【図5】 本発明の集合住宅インターホンシステムの他の実施例における居室親機のブロック図。
【図6】 本発明の集合住宅インターホンシステムの他の実施例におけるシステム構成図。
【図7】 本発明の集合住宅インターホンシステムの他の実施例におけるシステム構成図。
【符号の説明】
1…カメラ付集合玄関機
1a…一体型集合玄関機・制御機
1b…一体盤
11…カメラ
2…居室親機
21…モニタ
23…通話ボタン
25…専用表示灯
30…制御部
31…ハンドセット
4…システム制御機
5…映像制御機
7…玄関子機
70a…ケース(子機ケース)
70c…ハウジング(子機側ハウジング)
70d…係合ツメ
71…中継アダプタ
T1…速結端子(第1の速結端子)
T2…速結端子(第2の速結端子)
T3…速結端子(第3の速結端子)
T4…速結端子(第4の速結端子)
T5…居室用速結端子
71c…コネクタ(アダプタ側コネクタ)
71d…係合溝
S…センサ
L1a…呼出・通話ライン(第1の呼出・通話ライン)
L1b…映像ライン(第1の映像ライン)
L2a…呼出・通話ライン(第2の呼出・通話ライン)
L2b…映像ライン(第2の映像ライン)
L3…第3の伝送ライン

Claims (4)

  1. 集合住宅のエントランスに設置され、来訪者を撮像するためのカメラ(11)を備えたカメラ付集合玄関機(1)と、前記集合住宅の各住戸内に設置され、前記カメラ付集合玄関機との通話を行なう通話機能、ガスや火災等の非常事態をセンサ(S)により監視するセキュリティ監視機能、前記カメラで撮像された前記来訪者の映像および前記センサからのセキュリティ情報を表示するモニタ(21)を有する居室親機(2)と、前記各住戸に設置され、前記来訪者が居住者を呼出すための呼出ボタンを有する玄関子機(7)と、前記カメラ付集合玄関機および前記居室親機と呼出・通話ライン(L2a)を介して接続され前記カメラ付集合玄関機から前記居室親機への呼出および前記カメラ付集合玄関機、前記居室親機間の通話の制御を行なうためのシステム制御機(4)と、前記カメラ付集合玄関機および前記居室親機と映像ライン(L2b)を介して接続され前記カメラ付集合玄関機、前記居室親機間の映像信号の制御を行なうための映像制御機(5)とを備え、
    前記居室親機には、前記来訪者からの呼出に対してフックオフ操作したときに通話を行ない、フックオンした時に終話するハンドセット(31)と、前記ハンドセットがフックオンしている状態において、前記来訪者からの呼出の応答操作するとハンズフリーで通話を行ない、再度操作したとき終話する通話ボタン(23)との少なくとも何れか一方を備え、
    前記玄関子機には、前記映像ラインを介して伝送された映像信号を電気的に処理し中継する中継アダプタ(71)を備え、
    前記中継アダプタは、各居室に前記映像信号を伝送する前記映像ラインを差込み固定する速結端子(T2)および前記居室親機、前記玄関子機間の伝送ライン(L3)を差込み固定する居室用速結端子(T5)を有する速結端子構造と、前記速結端子構造を有する面以外の面に、前記中継アダプタおよび前記玄関子機を電気的に接続するためのコネクタ(71c)および前記コネクタに結合されるハウジング(70c)の一方を設けるスライド係合によるコネクタ結合構造とを備え、前記コネクタおよび前記ハウジングの他方を前記玄関子機に設けることを特徴とする集合住宅インターホンシステム。
  2. 集合住宅の各住戸内に設置され、通話を行なう通話機能、ガスや火災等の非常事態をセンサ(S)により監視するセキュリティ監視機能、前記センサからのセキュリティ情報を表示するモニタ(21)を有する居室親機(2)と、前記居室親機と呼出・通話ライン(L2a)、映像ライン(L2b)を介して接続され、集合住宅のエントランスに設置されて前記居室親機との通話を行なうとともに来訪者を撮像して映像を前記居室親機の前記モニタへ伝送するためのカメラ(11)を備えたカメラ付集合玄関機、前記カメラ付集合玄関機から前記居室親機への呼出および前記カメラ付集合玄関機、前記居室親機間の通話の制御を行なうためのシステム制御機および前記カメラ付集合玄関機、前記居室親機間の映像信号の制御を行なうための映像制御機を一体化した一体型集合玄関機・制御機(1a)と、前記各住戸に設置され、前記来訪者が居住者を呼出すための呼出ボタンを有する玄関子機(7)とを備え、
    前記居室親機には、前記来訪者からの呼出に対してフックオフ操作したときに通話を行ない、フックオンした時に終話するハンドセット(31)と、前記ハンドセットがフックオンしている状態において、前記来訪者からの呼出の応答操作するとハンズフリーで通話を行ない、再度操作したとき終話する通話ボタン(23)との少なくとも何れか一方を備え、
    前記玄関子機には、前記映像ラインを介して伝送された映像信号を電気的に処理し中継する中継アダプタ(71)を備え、
    前記中継アダプタは、各居室に前記映像信号を伝送する前記映像ラインを差込み固定する速結端子(T2)および前記居室親機、前記玄関子機間の伝送ライン(L3)を差込み 固定する居室用速結端子(T5)を有する速結端子構造と、前記速結端子構造を有する面以外の面に、前記中継アダプタおよび前記玄関子機を電気的に接続するためのコネクタ(71c)および前記コネクタに結合されるハウジング(70c)の一方を設けるスライド係合によるコネクタ結合構造とを備え、前記コネクタおよび前記ハウジングの他方を前記玄関子機に設けることを特徴とする集合住宅インターホンシステム。
  3. 集合住宅のエントランスに設置され、来訪者を撮像するためのカメラ(11)を備えたカメラ付集合玄関機(1)と、前記集合住宅の各住戸内に設置され、前記カメラ付集合玄関機との通話を行なう通話機能、ガスや火災等の非常事態をセンサ(S)により監視するセキュリティ監視機能、前記カメラで撮像された前記来訪者の映像および前記センサからのセキュリティ情報を表示するモニタ(21)を有する居室親機(2)と、前記各住戸に設置され、前記来訪者が居住者を呼出すための呼出ボタンを有する玄関子機(7)と、前記カメラ付集合玄関機および前記居室親機と呼出・通話ライン(L2a)を介して接続され前記カメラ付集合玄関機から前記居室親機への呼出および前記カメラ付集合玄関機、前記居室親機間の通話の制御を行なうためのシステム制御機に前記居室親機からのセキュリティ情報を受信し防火管理者に通報する住棟受信機能を一体化した一体盤(1b)と、前記カメラ付集合玄関機および前記居室親機と映像ライン(L2b)を介して接続され前記カメラ付集合玄関機、前記居室親機間の映像信号の制御を行なうための映像制御機(5)とを備え、
    前記居室親機には、前記来訪者からの呼出に対してフックオフ操作したときに通話を行ない、フックオンした時に終話するハンドセット(31)と、前記ハンドセットがフックオンしている状態において、前記来訪者からの呼出の応答操作するとハンズフリーで通話を行ない、再度操作したとき終話する通話ボタン(23)との少なくとも何れか一方を備え、
    前記玄関子機には、前記映像ラインを介して伝送された映像信号を電気的に処理し中継する中継アダプタ(71)を備え、
    前記中継アダプタは、各居室に前記映像信号を伝送する前記映像ラインを差込み固定する速結端子(T2)および前記居室親機、前記玄関子機間の伝送ライン(L3)を差込み固定する居室用速結端子(T5)を有する速結端子構造と、前記速結端子構造を有する面以外の面に、前記中継アダプタおよび前記玄関子機を電気的に接続するためのコネクタ(71c)および前記コネクタに結合されるハウジング(70c)の一方を設けるスライド係合によるコネクタ結合構造とを備え、前記コネクタおよび前記ハウジングの他方を前記玄関子機に設けることを特徴とする集合住宅インターホンシステム。
  4. 前記中継アダプタは、各居室に配線される前記映像ラインおよび前記呼出・通話ラインを差込み固定する速結端子(T1、T2)を有する速結端子構造であることを特徴とする請求項1乃至請求項3何れか1項記載の集合住宅インターホンシステム。
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