JP3864110B2 - ミシンの生地案内装置 - Google Patents

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  • Textile Engineering (AREA)
  • Sewing Machines And Sewing (AREA)

Description

【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は、2枚の生地をかがり縫いして得た身頃を、既かがり縫い端部が上下で一致するように重ねて、その重なり部分を縫製するミシンの生地案内装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、ミシンの生地案内装置としては、特開平5−76678号公報に示されているように、回転可能な一対の倒し爪を用いて上下生地の既かがり縫い端部を案内することが提案されている。
【0003】
ところが、従来のミシンの生地案内装置では、上下生地の間に配置された既かがり縫い端部を操作することができなかった。また、この装置においては既かがり縫い端部の折り倒しがミシンの手前で行われるから、極厚生地の場合にミシンへの供給直前で生地ずれが発生することがあった。更に、この装置はミシンベッドの手前側に設けられたミシンテーブル上に配置されているから、ミシンテーブル分のスペースが余計に必要となっていた。
従って、本発明の課題は、上下生地間に配置された既かがり縫い端部を縫製作業に先立って操作できるようにするとともに、ミシンテーブルを小型化ないし省略することができるミシンの生地案内装置を提供することを目的としている。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本発明は、上記目的を達成するために、ミシンベッドと押え金との間に供給される上下生地の既かがり縫い端部を案内するミシンの生地案内装置において、前記生地案内装置が、ミシンベッド上で所定空間を隔てて配置され生地送り出し端部が上方に反っている上板と、上板反り部の下方に出没可能に配置され上下生地案内用の上下面を有する中板を備え、上板の反り部および中板がミシンの押え金より生地送り出し側に配置され、上板反り部下方に出現した中板で上下生地間の既かがり縫い端部を前後方向に沿って倒せるようにしたことを特徴とする。なお、中板の生地送出し端に鉛直面を備えるのが望ましい。
【0005】
【作用】
本発明によれば、上下生地をミシンベッド上に供給する時に該生地の既かがり縫い端部を上板より生地送り出し側にする。そして、中板を上板反り部の下方に出現させ、上下生地間を中板の上下面で案内する状態にする。この状態で上下生地を手前に引っ張ると、上下生地間に介在する既かがり縫い端部が中板で生地送り方向側に倒されることとなる。また、中板の生地送出し端に鉛直面を備えておくと、上下生地間に介在する既かがり縫い端部の折り倒しを確実に行うことができる。
【0006】
【発明の実施の形態】
以下、本発明に係る実施の形態を図面を用いて説明する。図1は、本発明を用いたミシンの生地案内装置を示す概要側面図である。シリンダベッド1aおよびシリンダベッド1aに取り付けられた筐体13は、ベッド本体1より延設されてミシンベッドBの一部を形成している。シリンダベッド1aには、生地を矢印F方向に送る送り歯2が備えられている。送り歯2は、シリンダベッド1aに固定された針板3の送り溝3aより出没する。送り歯2の手前側には可動メス4が配置されている。可動メス4は、シリンダベッド1aに固定された受けメス(図示せず)に隣接して設けられ、両者の協働により、生地の縁端部Wa(下生地)が生地送り方向Fに沿って切り揃えられる。
【0007】
針板3の上方には押え金5が配置されている。押え金5は押え棒6の下端にネジ7で固定され、押え棒6はミシンアームAに圧入されたブッシュ8に上下スライド可能に支持されている。因みに、押え棒6は圧縮コイルばねにより下方に付勢され、これにより押え棒6下端の押え金5は生地をミシンベッドBの針板3に押圧する。押え金5の生地送り出し側には上板9が配置されている。上板9は所定肉厚の座金10を介してナット11,11で固定され、これにより上板9とシリンダベッド1aとの間に所定空間が設けられている。また、上板の生地送り出し端部9aは上方に反っている。
【0008】
上板の反り部9a下方には中板12が配置されている。中板12は上下生地W,Waを案内するための上下面12c,12dを有する。また、中板12は基部12aを有し、中板の基部12aは生地送り方向Fに沿って延びる水平軸(図示せず)に固定されている。水平軸は筐体13内に回転可能に支持されている。なお、中板の基部12aは、図示しないエアシリンダのピストンロッドに連結されている。このピストンロッドの進退により中板の基部12aは矢印C方向に沿って左右に旋回し、中板12は筐体13の孔13aより出没する。中板12の生地送出し端には鉛直面12b(図4参照)が備えられている。
【0009】
次に、上述したミシンの生地案内装置の作用を図3〜図7を参照しながら説明する。まず、押え金5を足踏みペダル(図示せず)等により上昇させてシリンダベッド1aより離脱させる。そして、既にかがり縫いされた生地Wの縁端部Waを折り曲げながら押え金5とシリンダベッド1aとの間に供給する。この時、折曲げられた縁端部Waが下側に配置されることで上下生地W,Waが形成される。また、上下生地の既かがり縫い端部Wc,Wcは対向配置となり、上下生地の折曲げ端部Wbは座金10の案内面10aで案内される。その後、作業者は、図3に示されるように、生地の既かがり縫い端部Wc,Wcを上板9よりも生地送り出し側に配置させる。
【0010】
そして、図示しないエアシリンダのピストンロッドを膝スイッチ或いは足踏みペダル等により作動させ、中板12を筐体13の孔13aより出現させる。これにより、中板12の先端部が、図4に示されるように、筐体13上面と上板反り部9a下面との間に配置され、上下生地W,Waの対向面は中板12の上下面12c,12dで案内される。それから、上下生地W,Waを手前に引っ張ると、生地の既かがり縫い端部Wc,Wcは、図5に示されるように、中板12の鉛直面12bに係合する。引き続き上下生地W,Waを引っ張ると、中板の鉛直面12bに係合した既かがり縫い端部Wc,Wcは、図6に示されるように、生地送り方向Fつまり前後方向に沿って確実に倒され、その部分における上下生地W,Waは筐体13と上板9とで支持される。
【0011】
生地送り方向F側に倒された既かがり縫い端部Wc,Wcを押え金5下に位置するまで上下生地W,Waを引っ張ってから押え金5をシリンダベッド1aの針板3に降下し、ミシンによる縫製の開始直後に上下生地の既かがり縫い端部Wc,Wcを縫合させる。これにより、既かがり縫い端部Wc,Wcが生地送り方向F側に倒れた状態で上下生地W,Waが縫合されることとなる。なお、本実施の形態においては、中板の基部を水平軸に固定して水平軸を筐体内に回転可能に支持していたが、水平軸を筐体に固定して中板の基部を水平軸に回転可能に軸支するようにしてもよい。また、本実施の形態では、上板の生地送り出し端部のみを上方に反らせているが、生地挿入側となる横方箇所も上方に反らせるようにしておくのが望ましい。
【0012】
【発明の効果】
以上のように、本発明によれば、上下生地間に介在する既かがり縫い端部を生地送り方向側に倒すことができるので、作業者の作業負担を軽減させることができるとともに生産性を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に適用されるミシンの生地案内装置を示す概要側面図である。
【図2】同装置の要部を示す部分断面図である。
【図3】同装置による作用を説明する概略側面図である。
【図4】同装置による作用を説明する概略側面図である。
【図5】同装置による作用を説明する概略側面図である。
【図6】同装置による作用を説明する概略側面図である。
【図7】同装置による作用を説明する概略側面図である。
【符号の説明】
5 押え金
9 上板
9a 反り部
12 中板
B ミシンベッド
W 生地
Wa 縁端部(下生地)
Wc 既かがり縫い端部

Claims (1)

  1. ミシンベッドと押え金との間に供給される上下生地の既かがり縫い端部を案内するミシンの生地案内装置において、前記生地案内装置が、ミシンベッド上で所定空間を隔てて配置され生地送り出し端部が上方に反っている上板と、上板反り部の下方に出没可能に配置され上下生地案内用の上下面を有する中板を備え、上板の反り部および中板がミシンの押え金より生地送り出し側に配置され、上板反り部下方に出現した中板で上下生地間の既かがり縫い端部を前後方向に沿って倒せるようにしたことを特徴とするミシンの生地案内装置。
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