JP4280266B2 - 流体遮断弁 - Google Patents

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Description

本発明は、コイルの励磁作用下に変位する可動鉄心を有し、本体部内を流通する圧力流体の連通状態を切り換える流体遮断弁に関する。
従来から、圧力流体の連通状態を切り換える流体遮断弁として、ソレノイドコイルの励磁作用下に発生する電磁力によって可動鉄心を固定鉄心に吸引することにより、弁体を変位させる電磁弁が使用されている。
例えば、このような電磁弁としては、ケースの内部に設けられ、ボビンに巻回されたコイルを励磁することにより、ボビンの内側に設けられた可動コアがその電磁力によってスプリングの弾発力に抗して軸線方向に変位し、該可動コアに連結されたバルブが流体通路のシート面から離間する。これにより、バルブによって遮断されていた流体通路が連通し、前記流体通路を介して圧力流体を流通させている(例えば、特許文献1参照)。
また、コイルへの通電を停止することにより、可動コアに対する電磁力が滅勢され、バルブがスプリングの弾発作用下にシート面に着座して流体通路の連通が遮断される(例えば、特許文献1参照)。
特開平9−232136号公報
ところで、上述した従来技術に係る電磁弁において、例えば、流体通路を流通している圧力流体の連通を遮断するようにバルブを弁閉させる場合に、異なる圧力流体の圧力で前記バルブを駆動制御させたいという要請がある。
しかしながら、特許文献1に係る電磁弁においては、単一のバルブを変位させて流体通路の連通状態を切り換える構成としているため、前記圧力流体の異なる圧力に対応して前記バルブの動作を制御することが困難である。
また、このような電磁弁を、例えば、自動車等の車両に搭載して使用する場合には、前記車両の振動によってバルブがシート面から離間して弁開することがないように、スプリングの弾発力を予め大きく設定しておく必要があるが、コイルの励磁作用下に生じる電磁力によってバルブを弁開させる際、前記弾発力に抗して前記バルブを変位させるために大きな駆動力を要すると共に、前記駆動力を生じさせる電磁力を増大させるために前記コイルの大型化を図る必要が生じる。
さらに、圧力流体の圧力状態に応じてバルブの耐久性能をそれぞれ設定することができないため、例えば、前記バルブの動作頻度が多い場合に応じた耐久性能を設定しておく必要がある。
本発明は、前記の課題を考慮してなされたものであり、第1及び第2弁部を有する弁機構によって異なる圧力流体の圧力に応じて制御可能とし、且つ、前記弁機構の耐久性を向上させることが可能な流体遮断弁を提供することを目的とする。
前記の目的を達成するために、本発明は、圧力流体が導入され供給ポート及び導出される排出ポートを有する弁ボディとハウジングとを含む本体部と、
前記ハウジングの内部に設けられ、コイルに対する通電作用下に固定コアに吸引される可動コアを有するソレノイド部と、
前記可動コアに連結されて前記ソレノイド部の励磁作用下に弁閉動作する第1弁部と、前記圧力流体による押圧作用下に弁開動作し、且つ、弾発部材の弾発力によって弁閉動作する第2弁部とを有し、前記供給ポートと前記排出ポートとの連通状態を切り換える弁機構と、
前記供給ポートと前記排出ポートとを連通するための連通路に形成され、前記第1弁部が着座又は離間する弁座と、
を備え、
前記第1及び第2弁部は、前記弁ボディ内において前記圧力流体が流通する連通路を介して対向配置され
前記供給ポートに配設された前記第2弁部は、前記供給ポートから導入される前記圧力流体の押圧力が前記弾発部材の弾発力を上回るときに弁開動作する一方、前記弾発部材の弾発力が前記供給ポートから導入される前記圧力流体の押圧力を上回るときに弁閉動作し、
且つ前記第1弁部は、前記第2弁部が弁開動作又は弁閉動作のいずれを営むかに関わらず、前記ソレノイドが励磁されないときには前記弁座から離間する一方、前記ソレノイドが励磁されたときには前記弁座に着座して前記供給ポートと前記排出ポートとの連通を遮断することを特徴とする。
本発明によれば、ソレノイド部の励磁作用下に弁閉動作する第1弁部と、弾発部材の弾発作用下に弁閉動作する第2弁部とを弁機構に備え、圧力流体の圧力に応じて第1及び第2弁部をそれぞれ独立して駆動制御する。
従って、単一の流体遮断弁における第1弁部、第2弁部によって圧力流体の異なる圧力に応じて連通状態を制御することが可能であると共に、前記第1弁部と第2弁部とを別個の構成とすることにより、前記第1及び第2弁部に対してそれぞれの使用状況に応じた設定とすることが可能である。そのため、例えば、前記第1及び第2弁部に対してそれぞれ耐磨耗性を考慮した仕様(材質、表面処理等)を選択することにより、弁機構の耐久性を向上させることができる。
また、第1弁部と第2弁部とを弁ボディ内において対向配置することにより、単一の流体遮断弁において前記第1及び第2弁部を一体的に設けることが可能となるため、例えば、前記第1弁部と第2弁部とを配管等を介して接続する場合と比較して、部品点数、組み付け工数、製造コスト等の削減を図ることができる。
さらに、第2弁部は、供給ポートに臨む着座部に着座する球状の弁体を備え、
前記弁体を、弾発部材の弾発作用下に着座部に向かって付勢することにより、前記第2弁部に対して圧力流体の押圧力が付勢されていない場合に、前記弁体を着座部に着座させた弁閉状態とすることができる。また、弁体を球状とすることにより、着座部に対するシート性を向上させることができる。
さらにまた、弁ボディは、第1弁部が配設される第1ボディ部と、
第2弁部が配設される第2ボディ部と、
前記第1ボディ部と第2ボディ部とを隔離し、連通路が形成される隔壁と、
を備え、
前記第1ボディ部と第2ボディ部とを、前記連通路を介して連通させるとよい。
これにより、弁機構を構成する第1及び第2弁部を単一の弁ボディの内部に配設することができるため、前記第1及び第2弁部をそれぞれ別の部材に設ける場合と比較して製造コスト及び部品点数の削減を図ることができる。また、隔壁に連通路を設けるという簡素な構成で、第1ボディ部と第2ボディ部とを連通させることが可能となる。
またさらに、第2ボディ部には、隔壁と弁プレートとの間に筒状のガイド部材が配設され、前記ガイド部材には、弁体を軸線方向に沿って案内する大径部と、前記弾発部材を案内する小径部と、前記大径部と小径部との間に形成され、前記弁体の変位を規制する保持部とを備えるとよい。
これにより、ガイド部材の大径部によって弁体を軸線方向に沿って変位自在に案内することができ、且つ、小径部によって弾発部材の半径方向への変位を規制して、該弾発部材の弾発力を前記弁体に対して確実に付勢可能とすると共に、前記保持部によって弁体が着座部より離間した際に確実に保持してさらなる変位を阻止することができる。
また、弾発部材を、隔壁と弁体との間に介装することにより、前記弁体に対して弾発部材の弾発力を付勢し、前記弁体を確実且つ好適に着座部に着座させることが可能となる。
さらに、弁プレートを、第2ボディ部の端部に対して加締めると共に、前記弁プレートに着座部を形成することにより、前記弁プレートを第2ボディ部に対して簡便に固定でき、且つ、第2弁部を構成する弁体が着座可能な着座部を容易に設けることができる。
本発明によれば、以下の効果が得られる。
すなわち、弁機構においてソレノイド部の励磁作用下に弁閉動作する第1弁部と、弾発部材の弾発作用下に弁閉動作する第2弁部とを備え、圧力流体の圧力に応じて前記第1及び第2弁部をそれぞれ独立して駆動制御することができるため、単一の流体遮断弁において圧力流体の異なる圧力に応じて連通状態を制御することが可能となる。また、第1及び第2弁部を別個の構成としているため、該第1及び第2弁部をそれぞれの使用状況に応じた設定とすることが可能となり、それに伴って、前記第1及び第2弁部を含む弁機構の耐久性を向上させることができる。
本発明に係る流体遮断弁について好適な実施の形態を挙げ、添付の図面を参照しながら以下詳細に説明する。
図1において、参照符号50は、本発明の実施の形態に係る流体遮断弁として機能する電磁弁を示す。
この電磁弁50は、図1及び図2に示されるように、有底円筒状に形成されるハウジング52と、前記ハウジング52の下部に連結され、その内部に弁機構54を備える弁ボディ56と、前記ハウジング52の内部に設けられ、通電作用下に前記弁機構54の一部を変位可能なソレノイド部58とを含む。なお、ハウジング52と弁ボディ56とから本体部が構成される。
また、このハウジング52及び弁ボディ56は、例えば、磁性材料によって形成される。
弁ボディ56は略円筒状に形成され、半径外方向に突出したフランジ部60がハウジング52の下端部に連結されている。詳細には、フランジ部60は、ハウジング52の開口した下端部に挿入された後、前記下端部を図示しない加締め手段によって半径内方向に加圧して変形させることにより一体的に加締められている。
この弁ボディ56は、その下端部に開口して外部から圧力流体(例えば、圧油)が導入される導入室(第2ボディ部)62と、前記弁ボディ56の側部に開口して前記圧力流体が排出される一組の排出ポート(第2ポート)64a、64bと、前記導入室62と排出ポート64a、64bとを連通する連通路66と、前記連通路66の上部に軸線方向に沿って形成され、弁機構54の弁シャフト68が挿通されるシャフト孔(第1ボディ部)70と、上部に形成されソレノイド部58の内部に挿入されるインロー部72とを備える。なお、排出ポート64a、64bは、弁ボディ56の軸線と略直交し、且つ、前記軸線を中心として対称となるように一直線上に形成される。
導入室62には、弁機構54を構成する円盤状の弁シート(弁プレート)74が下方から挿入され、図示しない加締め手段によって弁ボディ56の下端部を半径内方向に加圧して変形させることにより前記弁シート74が一体的に加締められる。この弁シート74の中央部には孔部76が形成され、導入室62に圧力流体が導入される際に供給ポート(第1ポート)として機能する。
また、導入室62は、軸線方向に沿って略一定直径で形成され、該導入室62とシャフト孔70との間に形成される隔壁63に連通路66が形成される。この連通路66は、導入室62と排出ポート64a、64bとをシャフト孔70を介して連通している。そして、連通路66は、導入室62の内周径より縮径した小径に形成される。なお、孔部76は、導入室62及びシャフト孔70と同軸上に形成されている。
弁ボディ56の側面には、排出ポート64a、64bを挟むように環状溝を介して一組のシール部材78a、78bが装着され、前記弁ボディ56が図示しない外部流体機器に装着された際に、前記シール部材78a、78bが前記外部流体機器の側面に当接し、前記弁ボディ56と外部流体機器との間において排出ポート64a、64bからの圧力流体の漏出が防止されて前記圧力流体の気密・液密が保持される。
シャフト孔70は、略一定直径で軸線方向に沿って延在し、その下端部が連通路66を介して導入室62に臨むと共に、上端部がソレノイド部58と対向するように開口している。
弁機構54は、ソレノイド部58の励磁作用下に開閉動作する制御弁部(第1弁部)80と、弁ボディ56の導入室62に設けられ、圧力流体の圧力に応じて開閉動作するチェック弁部(第2弁部)82とからなる。
制御弁部80は、弁ボディ56及びソレノイド部58の内部に軸線方向に沿って変位自在に設けられる弁シャフト68と、前記弁シャフト68の鍔部84と前記弁ボディ56との間に介装される第1リターンスプリング86とを含む。なお、この第1リターンスプリング86は、例えば、コイルスプリングからなる。
弁シャフト68は、シャフト孔70を介して弁ボディ56の内部に挿通される第1軸部88と、ソレノイド部58の内部に挿入される第2軸部90と、前記第1軸部88と第2軸部90との間に設けられ、半径外方向に突出した鍔部84とを備える。
第1軸部88の外周面は、シャフト孔70の内周面に当接し、軸線方向に沿って摺動変位する際に前記シャフト孔70によってガイドされる。なお、第1軸部88には、半径内方向に縮径し、前記シャフト孔70の内周面から所定間隔離間した縮径部92が形成される。
また、第1軸部88の下端部には、半球状に突出した弁体部94が形成され、弁シャフト68が軸線方向に沿った下方へと変位した際に、連通路66の開口部に形成された第1着座部96に着座する。これにより、連通路66を介した導入室62と排出ポート64a、64bとの連通が遮断される。すなわち、この弁シャフト68は、連通路66の連通状態を切り換える弁体として機能している。
第2軸部90は、第1軸部88より縮径して形成され、ソレノイド部58を構成する可動コア98が嵌合孔を介して固定(圧入・加締め等)されている。この際、可動コア98は、その下端部が鍔部84に当接することにより下方(矢印A方向)への変位が規制されている。
鍔部84には、該鍔部84とシャフト孔70に設けられた拡径段部100との間に第1リターンスプリング86が介装され、前記第1リターンスプリング86の弾発力S1は、弁シャフト68がソレノイド部58側(矢印B方向)に変位するように付勢されている。すなわち、制御弁部80は、ソレノイド部58が非励磁時において第1リターンスプリング86の弾発作用下に弁シャフト68の弁体部94が連通路66から離間した弁開状態(ノーマルオープン)にある。
チェック弁部82は、導入室62の内部に配設されるリテーナ(ガイド部材)102と、前記リテーナ102に沿って変位自在に設けられる球状の弁体104と、前記弁体104と隔壁63との間に介装される第2リターンスプリング(弾発部材)106と、前記導入室62の下端部に装着され、前記弁体104が着座する弁シート74とを含む。この第2リターンスプリング106は、例えば、コイルスプリングからなり、弁体104を弁シート74側(矢印A方向)に変位させるように付勢している。
リテーナ102は、樹脂製材料(例えば、合成樹脂)から円筒状に形成され、導入室62に挿入された後に、弁シート74が弁ボディ56に加締められることにより、前記導入室62内に保持される。
また、リテーナ102は、弁シート74側に形成され、弁体104が変位自在にガイドされる大径部102aと、弁ボディ56の隔壁63側に形成され、前記大径部102aに対して縮径した小径部102bと、前記大径部102aと小径部102bとの間に形成され、前記弁体104が上方へと変位した際に保持される保持面(保持部)108とを含む。この大径部102aは、弁体104を軸線方向に沿って変位自在にガイドすると共に、小径部102bには、第2リターンスプリング106が挿通されることにより半径方向への変位を規制している。
このリテーナ102の内周面には、半径外方向に窪んだ複数の連通溝110が軸線方向に沿って形成されている。この連通溝110は、図3に示されるように、リテーナ102の内周面において周方向に所定間隔離間して設けられ、供給ポートとして機能する弁シート74の孔部76と連通路66とを連通している。
弁シート74には、弁体104側となる孔部76の開口部に第2着座部(着座部)112が形成され、前記第2着座部112に前記弁体104が着座することにより、前記孔部76と導入室62との連通が遮断される。
ソレノイド部58は、ハウジング52の略中央部に設けられ、下方へと突出した固定コア部114と、前記固定コア部114の外周側に配設されコイル116が巻回されるコイルボビン118と、前記コイルボビン118の内周側に軸線方向に沿って変位自在に設けられる可動コア98とを含む。
固定コア部114は、ハウジング52の略中央部から下方に所定長だけ突出すると共に、弁ボディ56側に向かって開口した筒状のガイド部120を有する。このガイド部120の内部には、可動コア98が摺動自在に配設されており、前記ガイド部120の外周面には円筒状のコイルボビン118が設けられる。コイルボビン118の上端部及び下端部には、半径外方向に拡径した一組の拡径部124a、124bが形成され、前記コイルボビン118の外周面及び拡径部124a、124bの間にコイル116が巻回されている。
コイルボビン118に巻回されたコイル116とハウジング52との間には、該コイル116の外周面及びコイルボビン118の一部を樹脂製材料によってモールドするコイル封止体126が設けられ、前記コイル封止体126は、前記ハウジング52の側部に突出したカプラ部128に連続して一体成形される。
そして、カプラ部128には、コイルボビン118を介してコイル116に接続されるターミナル130が露呈した端子部132が設けられる。図示しない電源から前記端子部132に電流が供給されることによりターミナル130を介してコイル116が通電される。
また、ハウジング52の固定コア部114とコイル封止体126との間、前記弁ボディ56のフランジ部60と前記コイル封止体126との間には、それぞれ、断面略三角形状となるOリング134a、134bがそれぞれ装着され、前記ハウジング52及び弁ボディ56とコイル封止体126との間の気密・液密を保持している。
可動コア98は、嵌合孔を介して弁シャフト68の第2軸部90に圧入され、前記可動コア98の変位作用下に前記弁シャフト68が一体的に変位する。前記可動コア98は、弁ボディ56側となる下部に拡径した段部136を有している。すなわち、可動コア98は、弁シャフト68の上端部がハウジングの内壁面に当接することにより、その上方(矢印B方向)への変位が規制される。
本発明の実施の形態に係る電磁弁50は、基本的には以上のように構成されるものであり、次にその動作並びに作用効果について説明する。なお、図1及び図2に示されるように、ソレノイド部58に対する電流の供給が停止された非通電時に弁機構54を構成する制御弁部80が弁開状態であり、且つ、チェック弁部82における弁体104が第2着座部112から離間した弁開状態となって圧力流体が弁シート74の孔部76から排出ポート64a、64bへと流通している場合を初期状態として説明する。
このような初期状態では、弁シート74の孔部76を介して下方から導入室62内へと導入される圧力流体の押圧力Pによってチェック弁部82を構成する弁体104が第2リターンスプリング106の弾発力S2に抗して上方(矢印B方向)へと押し上げられ、前記弁体104がリテーナ102の保持面108によって保持されている。換言すれば、弁体104に付与される圧力流体の押圧力Pが、第2リターンスプリング106の弾発力S2に対して大きいこととなる(P>S2)。そして、導入室62内の圧力流体が、リテーナ102の連通溝110を通じて連通路66へと導かれた後、弁体部94が離間した第1着座部96を介して排出ポート64a、64bから排出されている。
次に、上述した制御弁部80及びチェック弁部82が共に弁開した状態において、圧力流体の押圧力P(圧力)が、第2リターンスプリング106の弾発力S2より小さくなった場合(P<S2)には、図4に示されるように、弁体104が第2リターンスプリング106の弾発作用下に圧力流体の押圧力Pに抗して下方(矢印A方向)へと変位し、弁シート74の第2着座部112へと着座する。これにより、供給ポートとして機能している弁シート74の孔部76と排出ポート64a、64bとの連通が遮断され、前記圧力流体の流通が停止する。
このように、第2リターンスプリング106の弾発力S2を、弁体104を弁閉させて圧力流体の流通を遮断する際の該圧力流体の押圧力P(圧力)に応じて予め設定することにより、前記圧力流体が所望の圧力(押圧力P)以上となるまでチェック弁部82を弁閉させておくことが可能となる。換言すれば、前記圧力流体の圧力(押圧力P)が予め設定された弾発力S2の値を超えた時点で弁体104が弁開するように制御される。
すなわち、チェック弁部82では、第2リターンスプリング106の弾発力S2が、孔部76を通じて弁体104に付与される圧力流体の押圧力Pより大きい場合(S2>P)には、弁体104を第2着座部112に着座させて弁閉状態とし、反対に、前記第2リターンスプリング106の弾発力S2が前記押圧力Pより小さい場合(S2<P)には、弁体104を第2着座部112から離間させて弁開状態としている。換言すれば、チェック弁部82を構成する弁体104は、圧力流体による押圧力Pの大きさに応じて自動的に開閉制御可能な構成としている。
次に、図1及び図2に示される制御弁部80及びチェック弁部82が共に弁開した状態において、圧力流体の押圧力P(圧力)が、第2リターンスプリング106の弾発力S2より大きい場合(P>S2)には、図5に示されるように、弁体104が圧力流体の押圧作用下に第2リターンスプリング106の弾発力S2に打ち勝って上方(矢印B方向)へと押し上げられて第2着座部112から離間し、弁シート74の孔部76と排出ポート64a、64bとが連通して圧力流体が流通している。換言すれば、圧力流体の押圧力Pが、第2リターンスプリング106の弾発力S2より小さい場合(P<S2)には、弁体104を含むチェック弁部82によって弁シート74と排出ポート64a、64bとの間の圧力流体の連通を遮断し、前記圧力流体の流通を停止することができない。
このように、チェック弁部82によって圧力流体の流通を停止することができない場合には、ソレノイド部58の励磁作用下に制御弁部80を制御することにより圧力流体の流通を遮断することが可能である。この場合には、先ず、図示しない電源を付勢してコイル116に通電することによりソレノイド部58が励磁され、ハウジング52、ガイド部120、可動コア98、インロー部72及びフランジ部60を順次経由して前記ハウジング52に復帰する磁束が生じる。
ソレノイド部58によって発生する電磁力により、可動コア98が、第1リターンスプリング86の弾発力S1に打ち勝って固定コア部114から離間する方向(矢印A方向)に変位する。そして、この可動コア98と一体的に連結された弁シャフト68が弁ボディ56のシャフト孔70によるガイド作用下に下方(矢印A方向)に向かって変位し、それに伴って、制御弁部80を構成する弁シャフト68の弁体部94が第1着座部96に対して着座する。従って、第1着座部96が形成される連通路66を通じた導入室62と排出ポート64a、64bとの間の連通が遮断され、前記連通路66を介した圧力流体の流通が停止する。
この際、弁シャフト68は、ソレノイド部58の励磁作用下に得られる下方に向かった推力に基づいて可動コア98と共に変位しているため、前記弁シャフト68に対して下方から付与される圧力流体の押圧力Pによって押し上げられることがなく、前記弁シャフト68の弁体部94を好適に変位させて第1着座部96に着座させることができる。
換言すれば、弁シャフト68を含む制御弁部80は、圧力流体における押圧力Pの大きさに関わらず、ソレノイド部58の電磁力によって第1着座部96に対して着座させることが可能であり、前記第1着座部96に開口した連通路66を介した導入室62と排出ポート64a、64bとの連通を遮断することができる。
一方、このように制御弁部80によって圧力流体の流通が遮断された電磁弁50において、再び前記圧力流体が流通可能な連通状態とする場合には、図示しない電源からの通電を停止してソレノイド部58を非通電状態とすることにより、前記ソレノイド部58における電磁力が消滅して第1リターンスプリング86の弾発力S1によって弁シャフト68及び可動コア98が一体的に上方(矢印B方向)へと変位し、前記弁シャフト68の弁体部94が第1着座部96より離間する。これにより、第1着座部96に臨む連通路66を介して導入室62と排出ポート64a、64bとが連通し、圧力流体が流通可能となる。なお、この際、圧力流体の押圧力Pは、チェック弁部82を構成する第2リターンスプリング106の弾発力S2より大きいため(P>S2)、弁体104が第2リターンスプリング106の弾発作用下に第2着座部112に着座することがなく、チェック弁部82も弁開状態となる。
このように、弁機構54を構成する制御弁部80では、図示しないコントローラからソレノイド部58に対する電流の供給状態を切り換えることにより、弁シャフト68による弁開・弁閉動作を自在に制御し、前記制御弁部80による圧力流体の流通状態を切り換えることができる。
以上のように、本実施の形態では、弁機構54として圧力流体の押圧力Pに応じて弁開・弁閉状態を切り換えるチェック弁部82と、ソレノイド部58の励磁作用下に弁開・弁閉状態を切り換える制御弁部80とを備え、前記チェック弁部82を構成する弁体104を、第2リターンスプリング106の弾発力S2によって第2着座部112に着座させることにより弁閉させて圧力流体の流通を遮断すると共に、前記制御弁部80を構成する弁シャフト68を、可動コア98の変位作用下に第1着座部96に着座させて弁閉状態とすることにより圧力流体の流通を遮断することができる。
この際、第2リターンスプリング106の弾発力S2を任意に設定することにより、圧力流体の押圧力Pによって前記弾発力S2に抗して変位する弁体104の開閉動作を制御することができると共に、第2リターンスプリング106の弾発力S2より大きな押圧力Pが付与されている場合には、ソレノイド部58の励磁作用下に制御弁部80の弁シャフト68を変位させて弁閉状態とすることにより、前記圧力流体の流通を停止させることができる。
このように、単一の電磁弁50において、圧力流体の押圧力P(圧力)に応じて該圧力流体の流通を遮断させるチェック弁部82と制御弁部80とをそれぞれ独立して別個に制御することができる。
換言すれば、第2リターンスプリング106の弾発力S2によって弁閉させることが可能なチェック弁部82と、ソレノイド部58の励磁作用下に弁閉させることが可能な制御弁部80とを弁機構54に備え、例えば、圧力流体が低圧である場合には、前記チェック弁部82を弁閉動作させて前記圧力流体の流通を遮断すると共に、前記圧力流体が高圧である場合には、前記制御弁部80を弁閉動作させて圧力流体の流通を遮断している。
また、例えば、チェック弁部82を構成する弁体104及び/又は弁シート74に摩耗が生じ、該チェック弁部82によって圧力流体の流通を完全に遮断することができない場合にも、制御弁部80によって確実に圧力流体の流通を遮断することができるため、電磁弁50として十分に機能させることが可能である。
さらに、弁機構54を構成するチェック弁部82と制御弁部80とを、弁ボディ56及びハウジング52の内部に同軸上となるように配置し、且つ、導入室62及びシャフト孔70を介して隣接配置している。これにより、単一の電磁弁50においてチェック弁部82及び制御弁部80を一体的に設けることが可能となると共に、例えば、前記チェック弁部82と制御弁部80とを配管等を介して接続する場合と比較して、部品点数、組み付け工数、製造コスト等の削減を図ることが可能となる。
またさらに、弁機構54における制御弁部80及びチェック弁部82を別個の構成とすることにより、前記制御弁部80を高圧の圧力流体に耐え得る構造とすることができると共に、チェック弁部82は、低圧の圧力流体にのみ耐え得る簡素な構造とすればよい。
例えば、チェック弁部82は、圧力流体が低圧である場合に動作するため、弁体104の動作頻度(回数)が、制御弁部80における弁シャフト68の動作頻度(回数)と比較して多くなるため、前記弁体104は前記弁シャフト68に対して摩耗の促進が懸念される。しかしながら、前記弁体104と弁シャフト68の材質や表面処理等をそれぞれ別個に設定することが可能であるため、前記弁シャフト68と比較してより耐摩耗性を有する材質及び表面処理を前記弁体104に採用することにより、前記弁体104の摩耗を効果的に低減してその耐久性を向上させることができる。
また、圧力流体が高圧である場合においても、制御弁部80を有する単一の電磁弁50で圧力流体の流通状態を制御することが可能であると共に、前記制御弁部80を変位可能なソレノイド部58による電磁力を所望量に設定することにより、前記制御弁部80を弁閉させる際の推力を自在に制御することが可能である。すなわち、圧力流体の圧力に応じて予めソレノイド部58で発生させる電磁力を設定しておくことにより、前記圧力流体の圧力に応じて好適に制御弁部80を変位させることができる。
さらに、制御弁部80は、ソレノイド部58が非励磁時に第1リターンスプリング86の弾発力S1によって弁シャフト68を弁開させる構成としている。そのため、前記第1リターンスプリング86の弾発力S1は、前記弁シャフト68を開弁可能な大きさでいいため、前記弾発力S1を小さく設定することが可能となり、それに伴って、前記弾発力S1に抗して弁シャフト68を変位させるソレノイド部58の電磁力を小さくすることができる。そのため、ソレノイド部58を小型化して、省電力化を図ることができる。
また、圧力流体の流通状態を切換可能なチェック弁部82は、球状の弁体104と、該弁体104を弁シート74に向かって押圧する第2リターンスプリング106と、導入室62に装着されるリテーナ102という簡素な構成で機能させることができる。その結果、ソレノイド部58を必要とする制御弁部80と比較してチェック弁部82を軽量化することができ、前記チェック弁部82が弁開・弁閉動作する際の作動音及び衝撃を低減することができる。換言すれば、チェック弁部82には、制御弁部80を弁開・弁閉させるソレノイド部58を不要とすることができる。また、それに伴って、弁体104が第2着座部112及び保持面108に当接した際に生じる摩耗が低減され、前記弁体104を含むチェック弁部82の耐久性を向上させることができる。
さらに、弁ボディ56の導入室62に対してチェック弁部82を構成するリテーナ102、第2リターンスプリング106、弁体104、弁シート74の順番に挿入し、前記弁シート74を弁ボディ56の端部に加締めることにより、前記チェック弁部82を簡便に組み付けて構成することができる。また、弁シート74を弁ボディ56の端部に対して加締めて固定するという簡便な作業で、チェック弁部82の弁体104が着座する第2着座部112を容易に設けることができる。このように、電磁弁50の組み付け性を向上させることができる。
さらにまた、弁体104の形状を球状とすることにより、第2着座部112に対するシート性を安定させることが可能であると共に、第2リターンスプリング106に、例えば、コイルスプリングを採用することにより、該第2リターンスプリング106の端部で弁体104を確実且つ安定して保持することができる。そのため、前記弁体104を第2着座部112に対して押圧する弾発力S2を好適に付勢することができると共に、前記圧力流体の押圧力P(圧力)に応じて前記弾発力S2の設定を容易に行うことができる。
またさらに、チェック弁部82を構成するリテーナ102を、弁シート74側に形成される大径部102aと、制御弁部80側に形成される小径部102bと、前記大径部102aと小径部102bとの間に形成される保持面108とから構成している。そのため、球状の弁体104を、大径部102aによって好適に軸線方向に沿ってガイドすることができ、前記弁体104の第2着座部112に対する着座位置を安定させることができると共に、そのシート性を良好とすることができる。
また、第2リターンスプリング106を小径部102bによって軸線方向にガイドして支持することができるため、前記第2リターンスプリング106が導入室62内において半径方向に変位することがなく、該第2リターンスプリング106の弾発力S2を弁体104に対して安定的に付勢することが可能となる。さらに、弁体104が圧力流体の押圧作用下に上方へと変位した際に、前記保持面108によってその変位が規制される。これにより、例えば、弁体104に対して付与される圧力流体の押圧力Pが大きくなった場合でも、前記弁体104の変位を確実に規制することが可能となる。
また、弁機構54を構成する制御弁部80とチェック弁部82とを、単一の弁ボディ56の内部に設ける構成としているため、前記制御弁部80及びチェック弁部82に対してそれぞれ別個の弁ボディを設ける場合と比較し、前記弁ボディ56に要するコストを低減することができ、電磁弁50における製造コストの削減を図ることができる。
本発明の実施の形態に係る電磁弁の全体縦断面図である。 図1の電磁弁において弁機構近傍を示す拡大縦断面図である。 図2のIII−III線に沿った断面図である。 図2の電磁弁においてチェック弁部が弁シートの第2着座部に着座して孔部を閉塞した状態を示す拡大縦断面図である。 図2の電磁弁において制御弁部が第1着座部に着座して連通路を閉塞した状態を示す拡大縦断面図である。
符号の説明
50…電磁弁 52…ハウジング
54…弁機構 56…弁ボディ
58…ソレノイド部 60…フランジ部
62…導入室 63…隔壁
64a、64b…排出ポート 66…連通路
68…弁シャフト 70…シャフト孔
74…弁シート 76…孔部
80…制御弁部 82…チェック弁部
86…第1リターンスプリング 88…第1軸部
90…第2軸部 94…弁体部
96…第1着座部 98…可動コア
102…リテーナ 104…弁体
106…第2リターンスプリング 110…連通溝
112…第2着座部 114…固定コア部
116…コイル 118…コイルボビン
126…コイル封止体 128…カプラ部

Claims (6)

  1. 圧力流体が導入され供給ポート及び導出される排出ポートを有する弁ボディとハウジングとを含む本体部と、
    前記ハウジングの内部に設けられ、コイルに対する通電作用下に固定コアに吸引される可動コアを有するソレノイド部と、
    前記可動コアに連結されて前記ソレノイド部の励磁作用下に弁閉動作する第1弁部と、前記圧力流体による押圧作用下に弁開動作し、且つ、弾発部材の弾発力によって弁閉動作する第2弁部とを有し、前記供給ポートと前記排出ポートとの連通状態を切り換える弁機構と、
    前記供給ポートと前記排出ポートとを連通するための連通路に形成され、前記第1弁部が着座又は離間する弁座と、
    を備え、
    前記第1及び第2弁部は、前記弁ボディ内において前記圧力流体が流通する連通路を介して対向配置され
    前記供給ポートに配設された前記第2弁部は、前記供給ポートから導入される前記圧力流体の押圧力が前記弾発部材の弾発力を上回るときに弁開動作する一方、前記弾発部材の弾発力が前記供給ポートから導入される前記圧力流体の押圧力を上回るときに弁閉動作し、
    且つ前記第1弁部は、前記第2弁部が弁開動作又は弁閉動作のいずれを営むかに関わらず、前記ソレノイドが励磁されないときには前記弁座から離間する一方、前記ソレノイドが励磁されたときには前記弁座に着座して前記供給ポートと前記排出ポートとの連通を遮断することを特徴とする流体遮断弁。
  2. 請求項1記載の流体遮断弁において、
    前記第2弁部は、前記供給ポートに臨む着座部に着座する球状の弁体を備え、
    前記弁体が、前記弾発部材の弾発作用下に前記着座部に向かって付勢されることを特徴とする流体遮断弁。
  3. 請求項1又は2記載の流体遮断弁において、
    前記弁ボディは、前記第1弁部が配設される第1ボディ部と、
    前記第2弁部が配設される第2ボディ部と、
    前記第1ボディ部と第2ボディ部とを隔離し、前記連通路が形成される隔壁と、
    を備え、
    前記第1ボディ部と第2ボディ部とが、前記連通路を介して連通することを特徴とする流体遮断弁。
  4. 請求項3記載の流体遮断弁において、
    前記第2ボディ部には、前記隔壁と弁プレートとの間に筒状のガイド部材が配設され、前記ガイド部材は、前記弁体を軸線方向に沿って案内する大径部と、前記弾発部材を案内する小径部と、前記大径部と小径部との間に形成され、前記弁体の変位を規制する保持部とを備えることを特徴とする流体遮断弁。
  5. 請求項3又は4記載の流体遮断弁において、
    前記弾発部材は、前記隔壁と前記弁体との間に介装されることを特徴とする流体遮断弁。
  6. 請求項4又は5記載の流体遮断弁において、
    前記弁プレートは、前記第2ボディ部の端部に対して加締められ、前記弁プレートに前記着座部が形成されることを特徴とする流体遮断弁。
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