JP3863689B2 - アルカリ蓄電池用水素吸蔵合金電極及びアルカリ蓄電池 - Google Patents

アルカリ蓄電池用水素吸蔵合金電極及びアルカリ蓄電池 Download PDF

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    • Y02E60/00Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
    • Y02E60/10Energy storage using batteries

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、アルカリ蓄電池の負極として用いることができるアルカリ蓄電池用水素吸蔵合金電極及びそれを用いたアルカリ蓄電池に関するものである。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】
近年、水素吸蔵合金電極を負極として使用したアルカリ蓄電池が、従来のカドミウム電極または亜鉛電極を負極として使用したアルカリ蓄電池として比較して、エネルギー密度が高いことから注目されている。
【0003】
このようなアルカリ蓄電池用の水素吸蔵合金電極においては、活物質の利用率を高めて放電容量を向上させるため、水素吸蔵合金電極に炭素繊維を添加することが提案されている(特開昭63−110552号公報)。
【0004】
しかしながら、炭素繊維を単に添加するだけでは、水素吸蔵合金粒子間の接触抵抗を十分に低減することができず、高率放電時の放電容量の低下を抑制することができなかった。また、充電時において合金粒子表面からの水素解離を抑制する働きが小さく、充電時に電池内圧が上昇するという問題があった。
【0005】
また、炭素繊維と共に、ニッケルフレークや、アセチレンブラック、ファーネスブラック等を用いても、合金粒子間の接触抵抗を十分に低減することはできず、また高率放電特性も不十分なものであった。
【0006】
本発明の目的は、充電時の電池内圧の上昇を抑制することができると共に、高率放電時の放電容量の低下を抑制することができるアルカリ蓄電池用水素吸蔵合金電極及びそれを用いたアルカリ蓄電池を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明のアルカリ蓄電池用水素吸蔵合金電極は、水素吸蔵合金粒子と、炭素繊維と、結着剤とからなり、炭素繊維が、ニッケル金属層で被覆されており、かつ炭素繊維の端部において、炭素繊維の表面が露出しており、炭素繊維の内部にガスが通過することができる空隙が設けられていることを特徴としている。
【0008】
本発明において、炭素繊維をニッケル金属層で被覆する方法は特に限定されるものではないが、例えば、ニッケルメッキやニッケル金属のスパッタリング法によりニッケル金属層で炭素繊維を被覆することができる。ニッケルメッキは、炭素繊維の導電性を利用した電解メッキで行ってもよいし、無電解メッキで行ってもよい。
【0009】
本発明においてニッケル金属層で被覆する炭素繊維の繊維径は、特に限定されるものではないが、1μm〜10μm程度であることが好ましい。また、電極中に添加する炭素繊維の長さは、特に限定されるものではないが、0.01mm〜1.0mm程度であることが好ましい。
【0010】
本発明の水素吸蔵合金電極への炭素繊維の添加量は、水素吸蔵合金電極中の水素吸蔵合金粒子100重量部に対して、0.05〜10.0重量部であることが好ましい。炭素繊維の添加量が0.05重量部未満であると、電極の導電性の向上が不十分であり、充電時の電池内圧の上昇の抑制や高率放電時の放電容量の低下の抑制という本発明の効果が十分に得られない場合がある。また、炭素繊維の添加量が10.0重量部を超えると、電極中に炭素繊維を均一に混合することが困難になる。
【0011】
本発明において炭素繊維を被覆するニッケル金属層の厚みは、特に限定されるものではないが、0.05〜1.0μmであることが好ましい。ニッケル金属層の厚みが0.05μm未満であると、合金電極の電気抵抗を十分に低減させることができない場合がある。また、ニッケル金属層の厚みが1.0μmを超えても厚みの増加に伴う効果の増大は期待できず経済的に不利なものとなる。
【0012】
本発明におけるニッケル金属層で被覆された炭素繊維は、その端部においてニッケル金属層で被覆されておらず炭素繊維の表面が露出している。端部において炭素繊維の表面が露出していることにより、正極で発生した酸素ガスがこの中を通り、負極中を拡散することができる。すなわち、このような炭素繊維は、電極中においてガス拡散の通路を提供する。ニッケル金属層で被覆されているので、その内部に炭素繊維による空隙が確保されており、この中をガスが通過することができる。
【0013】
このように端部においてその表面が露出した炭素繊維を用いることにより、正極で発生する酸素ガスを負極において効果的に吸収することができ、充電時における電池内圧の上昇を抑制することができる。このような端部がニッケル金属層で被覆されていない炭素繊維は、長尺状の炭素繊維をニッケル金属層で被覆した後、これを適当な長さに切断することにより得ることができる。
【0014】
本発明において用いられるニッケル金属層で被覆された炭素繊維は、ニッケル金属層で被覆されていない炭素繊維よりも導電性に優れるため、合金電極内において、合金粒子と炭素繊維との接触抵抗を小さくすることができる。従って、合金電極の電気抵抗を小さくすることができ、高率放電時の放電容量を高めることができる。
【0015】
また、炭素繊維の表面に存在するニッケル金属は、水素過電圧が低いので、ニッケル金属層で被覆された炭素繊維が合金粒子の表面と接触することにより、接触している合金粒子の表面部分において水素解離を抑制することができる。このため、充電時の電池内部圧力の上昇を抑制することができる。
【0016】
また、ニッケル金属層で被覆された炭素繊維を合金電極内に配合することにより、電極の強度を高めることができ、また、結着剤との結合性に優れるため、強固な合金電極とすることができる。
【0017】
図1は、本発明における水素吸蔵合金電極中での水素吸蔵合金粒子とニッケル金属層被覆炭素繊維の状態を示す模式的断面図である。図1に示すように、水素吸蔵合金粒子11間には、ニッケル金属層被覆炭素繊維12が介在しており、水素吸蔵合金粒子11と、ニッケル金属層被覆炭素繊維12とが接している。炭素繊維12は、導電性に優れたニッケル金属層を表面に有しているので、導電性に優れており、従って水素吸蔵合金粒子11と炭素繊維12との接触抵抗が小さくなる。従って、高率放電特性を高めることができる。
【0018】
また、炭素繊維12の表面に存在するニッケル金属層は、上述のように、水素過電圧が低いので、合金粒子11の表面部分における水素解離を抑制することができ、充電時の電池内圧の上昇を抑制することができる。
【0019】
また、炭素繊維12の端部はニッケル金属層により被覆されておらず、炭素繊維の表面が露出している。上述のように、端部に炭素繊維の表面が露出することにより、電極中において酸素ガス拡散の通路を提供することができ、さらに充電時における電池内圧の上昇を抑制することができる。
【0020】
本発明のアルカリ蓄電池は、上記本発明の水素吸蔵合金電極を負極として備えることを特徴としている。具体的には、水酸化ニッケルを活物質とする正極と、本発明の水素吸蔵合金電極からなる負極と、アルカリ水溶液からなる電解液とを備えるニッケル水素蓄電池が例示される。
【0021】
本発明のアルカリ蓄電池は、充電時における電池内圧の上昇を抑制することができると共に、高率放電時の放電容量の低下を抑制することができるアルカリ蓄電池である。
【0022】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を実施例に基づいてさらに詳細に説明するが、本発明は以下の実施例に何ら限定されるものではなく、その要旨を変更しない範囲において適宜変更して実施することが可能なものである。
【0023】
<実験1>
この実験1では、ニッケル金属層被覆炭素繊維を水素吸蔵合金電極中に添加する効果及び添加量の影響について検討した。
【0024】
(実施例1)
〔水素吸蔵合金粒子の作製〕
MmNi4.0Co0.2Al0.3Mn0.5の組成に調製した水素吸蔵合金を、アルゴン雰囲気中におけるアーク溶解炉内で加熱溶解させ、これをロール冷却法で冷却することによって水素吸蔵合金片を得た。この合金片を粉砕して、平均粒子径約40μmの合金粒子を準備した。
【0025】
〔ニッケル金属層被覆炭素繊維の作製〕
直径5μmの長尺状の炭素繊維に電解メッキ法によりニッケルメッキを施した後、長さ0.1mmに切断して、ニッケル金属層被覆炭素繊維を得た。得られた炭素繊維の直径は5.4μmであり、長さは0.1mmであった。なお、炭素繊維の直径は、走査型電子顕微鏡(SEM)で観察することにより測定した。ニッケル金属層の厚みは、このようにSEM観察により被覆前の炭素繊維の直径と被覆後の炭素繊維の直径を求め、その差を1/2にすることにより求めることができる。ここでは、ニッケル金属層の厚みは0.2μmである。
【0026】
〔水素吸蔵合金電極(負極)の作製〕
上記の合金粒子100重量部と、上記のニッケル金属層被覆炭素繊維0.01重量部とを混合した。この混合物に、結着剤としてポリエチレンオキサイド水溶液(濃度5重量%)20重量部を添加混合して、スラリーを得た。このスラリーをパンチングメタルからなる集電体に塗布し、乾燥した後、所定のサイズに切断して、水素吸蔵合金電極を得た。
【0027】
〔電池の作製〕
上記の水素吸蔵合金電極を負極として用いてAAサイズの正極支配型アルカリ蓄電池(電池容量1000mAh)を作製した。正極としては従来公知の焼結式ニッケル極を用い、セパレーターとしては耐アルカリ性の不織布を用い、電解液としては30重量%水酸化カリウム水溶液を用いた。
【0028】
図2は、組み立てたアルカリ蓄電池を示す模式的断面図である。アルカリ蓄電池は、正極1、負極2、セパレーター3、正極リード4、負極リード5、正極外部端子6、負極缶7、封口蓋8などから構成されている。正極1及び負極2は、セパレーター3を介して渦巻き状に巻き取られた状態で負極缶7内に収容されている。正極1は正極リード4を介して封口蓋8に、負極2は負極リード5を介して負極缶7に接続されている。負極缶7と封口蓋8との接合部には、絶縁性パッキング10が装着されて電池の密閉化がなされている。正極外部端子6と封口蓋8との間には、コイルスプリング9が設けられ、電池内圧力が異常に上昇したときに圧縮されて電池内部のガスを大気中に放出し得るようになっている。
【0029】
(実施例2〜実施例11)
ニッケル金属層被覆炭素繊維の添加量を合金粒子100重量部に対し、0.03重量部、0.05重量部、0.1重量部、0.5重量部、1.0重量部、2.0重量部、5.0重量部、10.0重量部、11.0重量部、及び15.0重量部に変える以外は、上記実施例1と同様にして、水素吸蔵合金電極を作製し、電池A2〜A11を作製した。
【0030】
(比較例1)
上記実施例6(電池A6)において、ニッケル金属層被覆炭素繊維1.0重量部に代えて、ニッケル金属層を被覆していない直径5μm、長さ0.1mmの炭素繊維1.0重量部を用いたこと以外は、実施例6と同様にして水素吸蔵合金電極(負極)を作製し、比較電池X1を得た。
【0031】
(比較例2)
上記実施例6(電池A6)において、ニッケル金属層被覆炭素繊維1.0重量部に代えて、カーボンブラック(ファーネスブラック、平均粒子径約20μm)1.0重量部を用いた以外は、実施例6と同様にして水素吸蔵合金電極(負極)を作製し、比較電池X2を得た。
【0032】
(比較例3)
上記実施例6(電池A6)において、ニッケル金属層被覆炭素繊維1.0重量部に代えて、ニッケルフレーク(福田金属箔粉工業社製、平均粒子径約20μm)1.0重量部を用いる以外は、実施例6と同様にして水素吸蔵合金電極(負極)を作製し、比較電池X3を得た。
【0033】
(比較例4)
上記実施例6(電池A6)において、ニッケル金属層被覆炭素繊維1.0重量部に代えて、ニッケル金属層を被覆していない炭素繊維(直径5μm、長さ0.1mm)1重量部と、上記比較例3で用いたニッケルフレーク1重量部とを用いた以外は、実施例6と同様にして水素吸蔵合金電極(負極)を作製し、比較電池X4を得た。
【0034】
(比較例5)
上記実施例1において、ニッケル金属層被覆炭素繊維を水素吸蔵合金電極に添加しないこと以外は、実施例1と同様にして水素吸蔵合金電極(負極)を作製し、比較電池Yを得た。
【0035】
以上のようにして得られた本発明電池A1〜A11及び比較電池X1〜X4及びYについて、電池特性を評価した。
各電池について、100mAで充放電を3回繰り返した後、以下の実験を行った。
【0036】
高率放電特性については、100mAの電流値での充電を16時間行った後、5000mAで放電したときの放電容量(電池電圧1.0Vまで)を測定した。
電池内圧については、1000mAで80分充電した時点での電池内圧を測定した。
これらの結果を表1に示す。
【0037】
【表1】
Figure 0003863689
【0038】
表1に示す結果から明らかなように、本発明に従う電池A1〜A11は、比較電池X1〜X4及びYに比べ、高率放電時の放電容量が高く、かつ電池内圧が低くなっている。このことから、本発明に従えば、高率放電時の放電容量を高めることができ、充電時の電池内圧の上昇を抑制できることがわかる。
【0039】
<実験2>
この実験では、ニッケル金属層被覆炭素繊維における、ニッケル金属層の厚みが電池特性に及ぼす影響について検討した。
【0040】
(実施例12)
実験1の実施例1と同様にして、直径5μmの長尺状の炭素繊維に、ニッケルメッキを施した後切断し、長さ0.1mmのニッケル金属層被覆炭素繊維を得た。なお、メッキ条件を変化させ、炭素繊維を被覆するニッケル金属層の厚みが、0.01μm、0.05μm、0.1μm、0.2μm、0.5μm、1.0μm、及び1.5μmであるニッケル金属層被覆炭素繊維を作製した。
【0041】
これらのニッケル金属層被覆炭素繊維を用いて、実施例6(電池A6)と同様にして、電池B1〜B7を作製した。なお、電池B4は、上記実験1の電池A6と同一である。
得られた電池を用いて、上記実験1と同様の実験条件で電池特性を評価した。結果を表2に示す。
【0042】
【表2】
Figure 0003863689
【0043】
表2に示す結果から明らかなように、ニッケル金属層被覆炭素繊維のニッケル金属層の厚みとしては、特に0.05〜1.0μmが好ましいことがわかる。ニッケル金属層の厚みが0.01μmである電池B1では、電池内圧が若干高くなっており、電池内圧上昇を抑制する効果が電池B2〜B7に比べ低くなっている。また、ニッケル金属層の厚みが1.5μmである電池B7においては、炭素繊維の柔軟性が小さくなり、合金粒子間に炭素繊維が入りにくくなり、そのため、合金電極中の炭素繊維の分散性が悪くなったため、電池特性が若干低下したものと思われる。
【0044】
上記実験においては、水素吸蔵合金組成として、MmNixCoyzのMが、Al及びMnであるものを用いたが、これ以外にFe、Cu、Mg、Sn、Si、W、Zn及びCrをMとして添加した水素吸蔵合金組成でも同様の効果が確認されている。
【0045】
また、上記実験1及び2においては、水素吸蔵合金粒子をロール急冷法で作製しているが、アトマイズ法及びアルゴン雰囲気中のアーク溶解炉で溶解して製造する鋳造法による水素吸蔵合金粒子を用いた場合にも同様の効果が確認されている。
【0046】
【発明の効果】
本発明によれば、充電時の電池内圧の上昇を抑制することができると共に、高率放電時の放電容量の低下を抑制することができる。従って、高容量及び高出力化が可能となるため、ポータブル機器の高性能化にも対応することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の水素吸蔵合金電極における水素吸蔵合金粒子とニッケル金属層被覆炭素繊維の状態を示す模式的断面図。
【図2】本発明の実施例において作製したニッケル水素蓄電池の構造を示す模式的断面図。
【符号の説明】
1…正極
2…負極
3…セパレーター
4…正極リード
5…負極リード
6…正極外部端子
7…負極缶
8…封口蓋
9…コイルスプリング
10…絶縁性パッキング
11…水素吸蔵合金粒子
12…ニッケル金属層被覆炭素繊維
13…ニッケル金属層被覆炭素繊維の端部

Claims (4)

  1. 水素吸蔵合金粒子と、炭素繊維と、結着剤とからなるアルカリ蓄電池用水素吸蔵合金電極であって、
    前記炭素繊維がニッケル金属層で被覆されており、かつ炭素繊維の端部において、炭素繊維の表面が露出しており、炭素繊維の内部にガスが通過することができる空隙が設けられていることを特徴とするアルカリ蓄電池用水素吸蔵合金電極。
  2. 前記炭素繊維が、水素吸蔵合金粒子100重量部に対して、0.05〜10.0重量部含有されていることを特徴とする請求項1に記載のアルカリ蓄電池用水素吸蔵合金電極。
  3. 前記ニッケル金属層の厚みが0.05〜1.0μmであることを特徴とする請求項1または2に記載のアルカリ蓄電池用水素吸蔵合金電極。
  4. 請求項1〜のいずれか1項に記載の水素吸蔵合金電極を負極として備えることを特徴とするアルカリ蓄電池。
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