JP3863680B2 - 旋回作業車の作業機構造 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、旋回作業車に搭載したバックホー等の作業機の構造に関し、特に、該作業機における作業機駆動用の油圧ホースの配管構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来から、バックホー等の作業機を搭載した旋回作業車においては、作業機を構成するブーム、アーム、及び、作業用アタッチメント等は油圧シリンダ等の油圧機器により駆動されており、これら作業機の油圧機器へは旋回体に配設される油圧ポンプから油圧ホースを通じて作動油が供給されている。そして、旋回体から延設されアームシリンダやバッケトシリンダ等の油圧機器へ作動油を供給する油圧ホースは、ブーム下端部から上方へ向かって該ブームの背面に沿って配管されていた。また、ブームとアームとの間に介装されるアームシリンダの下端部をブームに内装し、該アームシリンダへ作動油を供給する油圧ホースをブーム内に配管したものもあった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、前述の如く、作業機へ作動油を供給する油圧ホースをブームの背面に沿って配管すると、ブームを持ち上げた場合に油圧ホースがキャビンやキャノピーに近づくため、ブームの立ち上げ角度が制限されていた。また、ブームとキャビン等との間に油圧ホースを配置するスペースを確保する必要があるので、ブームを支持するブームブラケットの前方への突出量が大きくなっていた。これにより、旋回作業車の旋回半径が大きくなったり、車体の前後バランスが悪くなって安定性が低下したりしていた。一方、アームシリンダの下端部をブームに内装し、油圧ホースをブーム内に配管したものにおいては、ブーム上部の背面部分がほぼ全域にわたって開口しているため、ブーム強度をさほど高くすることができず、小容量で小型の作業機にしか適用することができなかった。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本発明の解決しようとする課題は以上の如くであり、次に該課題を解決する為の手段を説明する。
請求項1においては、旋回可能に構成した旋回体へ回動可能に取り付けられたブームと該ブームへ回動自在に取り付けられたアームとを有する作業機を備えた旋回作業車において、旋回体から延設される作業機駆動用の油圧ホースをブーム内に配管し、該ブーム背面に、ブームとアームとの間に介装されるアームシリンダの基端部を支持する左右一対のボトムブラケットを設け、該ボトムブラケット間におけるブーム背面に、油圧ホースを外部へ取り出すためのホース取出口を形成し、前記ブームは途中部で屈曲して略「く」字状に形成され、前記ボトムブラケットを該ブームの屈曲部近傍に配置するとともに、前記ホース取出口をブーム背面の屈曲部よりも上方の平面部に形成し、該ホース取出口の周縁部に、該ホース取出口を補強するとともに該ホース取出口を塞ぐカバー体を取り付けるためのカバー取付座を固設したものである。
【0005】
請求項2においては、請求項1記載の旋回作業車の作業機構造において、前記カバー取付座に、ホース取出口を塞ぐカバー体を取り付け、該カバー体を、油圧ホースよりも内側に位置してブーム内部へ入り込む形状に形成したものである。
【0006】
請求項3においては、請求項1記載の旋回作業車の作業機構造において、該カバー取付座に、ブーム内部へ向けて突出する取付板を固設し、油圧ホースは該取付板により支持されている部分で、旋回体側とシリンダ側とに分割し、分割した各油圧ホースを該取付板の部分で、隔壁コネクタを介して着脱可能とする分割接続部を構成したものである。
【0007】
請求項4においては、請求項3記載の旋回作業車の作業機構造において、該取付板を、取付板と屈曲部よりも上方のブーム背面とがなす角度(θ1)と、取付板と屈曲部よりも下方のブーム背面とがなす角度(θ2)とが、略同一角度となるように配置したものである。
【0008】
【発明の実施の形態】
次に、本発明の実施の形態を、図面に基づいて説明する。図1は本発明の作業機構造を有する旋回作業車を示す側面図、図2はブームの旋回体による支持部を示す平面図、図3はブームブラケットを示す側面図、図4はブームブラケット及びブームの支持部を示す正面図、図5はホースガイドの取付構造及びスイングピンの位置固定構造を示す側面図、図6はブームの途中部におけるアームシリンダ用油圧ホースの配管構造を示す側面図、図7は同じく平面図、図8はブームとアームとの接続部を示す側面図、図9は同じく平面図である。
【0009】
まず、本発明の作業機構造を有する旋回作業車の構成について説明する。図1において、旋回作業車は、クローラ式走行装置1の上部中央に旋回体2を左右旋回可能に支持しており、該クローラ式走行装置1の前後一端部には、ブレード3を上下回動自在に配設している。旋回体2の上方にはエンジンを被覆するボンネット4が配設され、旋回体2上方には運転操作部を覆うキャビン8が配設されている。また、旋回体2の前端部にはブームブラケット12が左右回動自在に取り付けられ、該ブームブラケット12にはブーム6の下端部が上下回動自在に支持されている。ブーム6は途中部で前方に屈曲して、側面視において屈曲部6dを有する略「く」字状に形成されており、該ブーム6の上端部にはアーム5が回動自在に支持され、該アーム5の先端部には作業用アタッチメントであるバケット4が回動自在に支持されている。これらのブーム6、アーム5、及びバケット4等により作業機7が構成されている。
【0010】
そして、前記ブーム6はブームシリンダ11により回動動作され、アーム5はアームシリンダ10により回動動作され、バケット4はバケットシリンダ9により回動動作されている。該ブームシリンダ11、アームシリンダ10、及びバケットシリンダ9は油圧シリンダに構成され、各シリンダ9・10・11は旋回台2のボンネット4内に配設される油圧ポンプから油圧ホースを通じて作動油を供給することにより伸縮駆動されている。また、ブームシリンダ11はブームブラケット12のシリンダ支持部12bとブーム6の途中部前面に設けられたブームシリンダブラケット36との間に介装され、アームシリンダ10はブーム6の途中部背面に設けられるアームシリンダボトムブラケット31とアーム5基端部に設けられるバケットシリンダブラケット30との間に介装され、バケットシリンダ9は該バケットシリンダブラケット30とバケット4に連結されるバケットブラケット29との間に介装されている。
【0011】
次に、作業機7の構造として、ブーム6下端の旋回体2による支持部の構成について図2乃至図6により説明する。旋回体2の前端部にはスイングピン13を介してブームブラケット12が左右回動自在に枢支されている。ブーム6の下端部は二股に分岐してそれぞれ支持部6a・6aを構成し、ブームブラケット12の上端部は各支持部6aに対応して二股に分岐し、該支持部6aを支持する支持ブラケット12aをそれぞれ構成しており、各支持部6aと支持ブラケット12aとを枢支ピン18により回動自在に連結することで、ブーム6がブームブラケット12により支持されている。尚、各支持ブラケット12aは、さらに二股に分岐して形成され、ブーム6の支持部6aを左右両側から挟み込むような形で支持している。また、ブーム6とブームブラケット12との間に介装されるブームシリンダ11の下端部は、ブームブラケット12のシリンダ支持部12bにより回動自在に支持されている。
【0012】
旋回体2前部からはブームシリンダ用油圧ホース23、アームシリンダ用油圧ホース22、及びバケットシリンダ用油圧ホース21が前方へ延設されている。該アームシリンダ用油圧ホース22及びバケットシリンダ用油圧ホース21は、二股に分岐したブーム6の支持部6a・6a間から該ブーム6内部へ配管されて、ボンネット9内に配設された油圧ポンプから圧送される作動油をアームシリンダ10及びバケットシリンダ9へ供給している。
【0013】
また、ブームブラケット12における各支持ブラケット12aの下方には、それぞれガイド孔12cを開口しており、旋回体2前部からのブームシリンダ用油圧ホース21が該ガイド孔12cを前方へ貫通している。ガイド孔12cを通過したブームシリンダ用油圧ホース21は下方に延出してブームブラケット12のシリンダ支持部12bを迂回した後にブームシリンダ11に接続されている。そして、ブームブラケット12における各支持ブラケットの左右両側からは、前方へ突出するリブ12dがそれぞれ下方へ向けて形成されており、この左右両側のリブ12d間に構成される谷間12eを、前記ガイド孔12cを貫通したブームシリンダ用油圧ホース21が通過するように配管している。
【0014】
また、旋回体2前部から各シリンダ11・10・9までに必要な各油圧ホース21・22・23の長さは、ブーム6の回動姿勢状態により異なるため、各油圧ホース21・22・23には旋回体2前部とブーム6との間の範囲にたわみ代を設けているが、各油圧ホース21・22・23をブーム6の回動支点となる支持部6a近傍又はブームブラケット12のシリンダ支持部12b近傍を通過するように配管して、各ホース21・22・23のたわみ代を小さくするように構成している。
【0015】
旋回体2の前端部とブームブラケット12と連結するスイングピン13はブームブラケット12を上下方向に貫通しており、該スイングピン13の上端部は、各支持ブラケット12a間におけるブームブラケット12の上面よりも上方に突出している。スイングピン13の突出部側面には切欠部13aが形成されており、ブームブラケット12の上面にボルト等で固設された回り止板15が該切欠部13aに係合して、スイングピン13がブームブラケット12に対して回転しないように、即ちスイングピン13とブームブラケット12とが一体的に回動するように構成している。
【0016】
また、スイングピン13の上面にはホースガイド14のベース板14bがボルト等により固設されている。平面視において、該ベース板14bの外形はスイングピン13の外形よりも大きく形成されており、該スイングピン13が下方に移動した場合には、ベース板14bがブームブラケット12の上面に係止することが可能となっている。ベース板14bの上面には、例えば、棒状部材を折り曲げて略「コ」字状に形成したガイド部材である、ガイド部14aを門型に立設している。そして、旋回体2から延設される各油圧ホース21・22・23は、該ガイド部14a内を通過した後にブーム6内に配管され、又はブームブラケット12のガイド孔12cを通過している。即ち、該ホースガイド14により、各油圧ホース21・22・23をガイドして左右方向及び上下方向の配管位置を規制している。
【0017】
このように、該ホースガイド14によって、油圧ホース21・22・23の配管位置を規制することにより、ブームブラケット12が左右に回動した場合やブーム6が上下回動した場合に、油圧ホース21・22・23が支持ブラケット12a・12aやブーム6と接触して破損することを防止できるとともに、油圧ホース21・22は常に支持部6a・6a近傍を通過することができる。
【0018】
以上の如く、ホースガイド14をスイングピン13の上面に固設して、該ホースガイド14により各油圧ホース21・22・23をガイドした後にブーム6内へ配管することにより、ブームブラケット12上部の狭小なスペースにホースガイド14を設けることができ、ブーム6の背面に油圧ホース21・22・23を配管することもなくなるため、該ブームブラケット12の前方への突出量を抑えることが可能となり、旋回体2の旋回半径を小さくするとともに、前後方向の安定性を向上することができる。また、ホースガイド14のベース板14bの外形は、平面視において、スイングピン13の外形よりも大きく形成されていてブームブラケット12の上面に係止することが可能であるので、スイングピン13が下方に脱落することを防止する安全装置としても作用することができる。さらに、ホースガイド14とスイングピン13とブームブラケット12とは一体的に回動可能に構成されているので、ブームブラケット12が左右に回動した場合にあっても、回動方向に合わせてホースガイド14による各油圧ホース21・22・23のガイド方向も変化することとなり、該各油圧ホース21・22・23がブームブラケット12やブーム6に接触して破損することを防止することができる。
【0019】
また、ブーム6下端の支持部6aを二股に形成することにより、ブーム6内へ配管する各油圧ホース21・22をブーム6の回動支点となる支持部6a近傍に配管することができ、該各油圧ホース21・22のたわみ代を小さくしてブームブラケット12をキャビン8側へ寄せることが可能となって、旋回体2の旋回半径を小さくして前後バランスの向上を図ることができる。さらに、各支持部6aに対応して構成されたブームブラケット12の各支持ブラケット12aの下方に、ブームシリンダ用油圧ホース23を貫通させるガイド孔12cを形成することにより、該ガイド孔12cによりブームシリンダ用油圧ホース23をガイドすることができてホースガイドの簡略化を図ることができ、旋回体2とブームシリンダ11との間を短距離で接続することが可能となってブームシリンダ用油圧ホース23の配管の最適化を図ることができる。
【0020】
また、各支持ブラケット12aの両側には下方へ向けてリブ12dが形成され、この両側のリブ12dの間の谷間12eに、前記ガイド孔12cを貫通するブームシリンダ用油圧ホース23を通過させることにより、特別なホースガイドを設けることなく該ブームシリンダ用油圧ホース23をガイドすることができて、ホースガイドの簡略化を図るとともに、ブームシリンダ用油圧ホース23の破損を防止することができる。
【0021】
また、旋回体2の前部から延設される各油圧ホース21・22・23は、該旋回体2のフレーム上板2a部で分割されている。即ち、各油圧ホース21・22・23の内、旋回体2内からフレーム上板2aまでの部分と、フレーム上板2aから作業機7側延設される部分とが分割されて、フレーム上板2aの部分で隔壁コネクタ25を介して着脱可能に接続されている。このように各油圧ホース21・22・23をフレーム上板2aの部分で着脱可能に接続することにより、旋回作業車の組立時等において、作業機7を旋回体2に取り付ける前に、各油圧ホース21・22・23を別々に旋回体2内及び作業機7に配管し、該作業機7を旋回体2に取り付けた後にフレーム上板2a部で該各油圧ホース21・22・23を接続することができるので、各油圧ホース21・22・23の組立作業を容易にすることが可能となる。また、作業機7に配管した部分の各油圧ホース21・22・23をメンテナンス等により交換する際にも交換作業を容易にすることができる。
【0022】
また、ブーム6の回動支点となる該ブーム6下端の支持部6aには大きな負荷がかかるため、該支持部6aは鋳造部材により形成しており、支持部6a程に負荷がかからない該支持部6aより上方部分のブーム本体6bは、ブーム6の重量を低減するために鋼板等の板状部材で構成されている。そして、該支持部6aとブーム本体6bとは溶接等により接続されており、この接続部には強度を補強するために、板状部材により形成された補強板19を内側から貼設している。該補強板19は、支持部6aと接している部分である下部を肉厚に形成して、ブーム本体6bと接している上方部へいくに従って肉薄となるように形成している。このように、補強板19を下部から上部へ向かうにつれて肉薄となるように形成して、ブーム本体6bと接する補強板19上部の剛性が低くなるように構成している。従って、支持部6aに応力がかかった場合、板状部材により構成されたブーム本体6bは補強板19が貼設された部分であっても、しなることで応力を逃がして緩和することができる。これにより、補強板19の上端とブーム本体6bとの境界部にブーム6への応力が集中してかかることを防止することができ、ブーム本体6bと支持部6aとの接合部を含めたブーム6の強度を確保して耐負荷性を向上することができる。また、補強板19の上部を肉薄に形成することにより、該補強板19の重量低減及びコストダウンを図ることができる。
【0023】
次に、作業機7の構造として、ブーム6途中部の構成について図1、図7、図8により説明する。前述の如く、ブーム6は途中部で前方に屈曲して側面視略「く」字状に形成されており、該ブーム6の途中部背面にアームシリンダボトムブラケット31を設けるとともに、アーム5の基端部にバケットシリンダブラケット30を設けて、該アームシリンダボトムブラケット31とバケットシリンダブラケット30との間に、アーム5を回動動作させるアームシリンダ10を介装している。該アームシリンダ10の上端部はバケットシリンダブラケット30により支持され、アームシリンダ10の基端(ボトム)部はアームシリンダボトムブラケット31により支持されている。
【0024】
前記アームシリンダボトムブラケット31は、ブーム6の背面に左右一対設けられて屈曲部6d近傍に配置されており、左右一対のブーム6間における背面には、ブーム6内部と外部とを連通するホース取出口6cを形成している。該ホース取出口6cは、屈曲部6dよりも上方に位置して平面状に形成される上部背面6eに開口しており、該ホース取出口6cを通じて、旋回体2から延設されブーム6に内装されているアームシリンダ用油圧ホース22が外部へ取り出されて、アームシリンダ10に接続されている。
【0025】
また、該ホース取出口6cの周縁部には厚板状部材にて形成されるカバー取付座32が固設されている。該カバー取付座32には、ブーム6内部へ向けて突出する取付板33が固設され、該取付板33によってアームシリンダ用油圧ホース22が支持されている。
アームシリンダ用油圧ホース22は、取付板33により支持されている部分で旋回体2側とアームシリンダ10側とに分割されており、旋回体2側とアームシリンダ10側とは、この取付板33の部分で隔壁コネクタ25を用いて互いに接続されて分割接続部26を構成している。さらに、カバー取付座32には、ブーム6内部へ向けて突出する油圧ホース支持ブラケット34が固設されており、該油圧ホース支持ブラケット34によって、ブーム6内に配管されているバケットシリンダ用油圧ホース21が支持されている。
【0026】
取付板33は、ブーム6の前記上部背面6eに対して一定の角度θ1だけ傾斜して配置され、アームシリンダ用油圧ホース22は該取付板33の面方向に対して略垂直方向に支持されている。そして、取付板33と上部背面6eとがなす前記角度θ1は、ブーム6の屈曲部6dよりも下方に位置する下部背面6fと取付板33とがなす角度θ2と略同一角度となるように構成されている。即ち、取付板33と上部背面6eとがなす前記角度θ1は、ブーム6の屈曲角度である上部背面6eと下部背面6fとのなす角度の略半分の大きさとなっている。
【0027】
また、前記カバー取付座32には、カバー体35を外側から取り付けて、該カバー体35によりホース取出口6cを塞いでいる。該カバー体35は、カバー取付座32にボルト等で取付固定される固定部35bと、ホース取出口6cを塞ぐカバー部35aとで構成されており、該カバー部35aはカバー取付座32の上端部から下端部側へいくに従って斜め方向にブーム6内部へ入り込んでいくように形成されている。そして、該カバー部35aは、取付板33から外部方向へ延設されているアームシリンダ用油圧ホース22の外部ホース22aに沿うように傾斜して配置されており、該外部ホース22aよりもブーム6の内側に位置している。
【0028】
以上の如く、アームシリンダ10の下端部を支持する左右のボトムブラケット31間におけるブーム6の背面に、該ブーム6に内装されるアームシリンダ用油圧ホース22を外部へ取り出すためのホース取出口6cを形成することで、該ホース取出口6cは周囲を強固なボトムブラケット31により囲まれた構造となるため、ホース取出口6cが形成されるブーム6の背面の強度を確保することができ、大型の作業機にも適用することが可能となる。また、ブーム6の背面の強度を確保することができるため、ホース取出口6cを大きく開口することが可能になり、アームシリンダ用油圧ホース22等の組立性や整備性を向上することができる。さらに、ホース取出口6c形成部分の左右両側にはボトムブラケット31が立設しているため、該ホース取出口6cがボトムブラケット31により隠れて見えなくなり、外観デザインを損なうことが防止できる。また、アームシリンダ用油圧ホース22等の油圧ホースをブームに内装することにより、ブーム立上角度を大きく取ることができ、旋回半径を小さくすることが可能となる。
【0029】
また、前記ボトムブラケット31をブーム6の屈曲部6d近傍に配置するとともに、前記ホース取出口6cをブーム6背面の屈曲部よりも上方の平面部である上部背面6eに形成し、該ホース取出口6cの周縁部に、該ホース取出口6cを補強するとともに該ホース取出口6cを塞ぐカバー体35を取り付けるためのカバー取付座32を固設したことにより、ホース取出口6cの形成及びカバー体35の形成・取り付けが容易に行うことができるとともに、ブーム6背面のホース取出口6c形成部の強度をさらに向上することができる。
【0030】
また、前記カバー体35を、アームシリンダ用油圧ホース22aよりも内側に位置してブーム6内部へ入り込む形状に形成し、該カバー体35を該ホース取出口6c形成部に取り付けて該ホース取出口6cを塞いだことにより、ホース取出口6cからブーム6内部へ土砂やごみ等が侵入することを防止することができる。
【0031】
また、ブーム6の屈曲部6d近傍に、ブーム6に内装される油圧ホース22・22aを分割接続する分割接続部26を構成し、該分割接続部26を支持する取付板33を設けて、該取付板33を、取付板33と屈曲部6dよりも上方のブーム背面6eとがなす角度θ1と、取付板33と屈曲部6dよりも下方のブーム背面6fとがなす角度θ2とが、略同一角度となるように配置したことにより、ブーム6の下部から屈曲部6dを通過して該屈曲部6dよりも上方のホース取出口6cから外部へ取り出されるとともに、屈曲部6d近傍で取付板33に支持されるアームシリンダ用油圧ホース22・22aが、該屈曲部6d近傍で急激に屈曲したり不自然な形状に屈曲したりすることを防止することができ、該アームシリンダ用油圧ホース22・22aを滑らかに無理なく配管することが可能となる。
【0032】
次に、作業機7の構造として、ブーム6の先端部の構成について図1、図8、図9により説明する。ブーム6の先端部にはアングルリブ50が固設されるとともに、左右一対のアーム支点ブラケット51が固設されている。アングルリブ50は板状部材を屈曲して形成され、ブーム6における上部前面6gの先端部と上部背面6eの先端部とを連結するように取り付けられている。該アングルリブ50の上部背面6eへの取付側は、該上部背面6eの内側面に沿ってブーム6の基端部方向へ延設されて延設部50aを形成している。また、上部前面6gと上部背面6eとの間を連結している部分は、側面視において中央へいくに従ってブーム6先端よりも先方へ突出する凸形状に形成され、略中央から背面側の部分は上方傾斜面50cとして形成されている。
【0033】
アングルリブ50の延設部50aには、ブーム6内部と外部とを連通する、例えば略円形状の開口孔50bが形成され、該開口孔50bからブーム6内に配管されるバケットシリンダ用油圧ホース21のメンテナンス等を行うことができるようにしている。また、ブーム6の上部背面6e先端部における、アングルリブ50に開口孔50bを形成した部分は切り欠いて切欠部6hを形成している。そして、開口孔50bには、外側からカバー体55を着脱可能に取り付けて、メンテナンス等を行わない作業機7の使用時には開口孔50bを閉じ、ブーム6内に土砂やごみ等が侵入しないようにしている。
【0034】
このように、ブーム6の先端部においては、厚板状部材により構成されるアングルリブ50の延設部50aを延設しているので、上部背面6eに切欠部6hを形成するとともに開口孔50bを形成してもブーム6の強度を確保することができる。これにより、開口孔50b周囲に補強パッチ等の補強部材を付設する必要がなくなって構成部材の点数を削減することができる。また、ブーム6の強度を確保することができるため、開口孔50bを大きく形成することが可能となって、バケットシリンダ用油圧ホース21の配管作業等の組立作業性やメンテナンス性を向上することができる。
【0035】
一方、アーム支点ブラケット51は、薄板状部材により形成されたブラケット52と補強板53とで構成されており、該ブラケット52がブーム6の先端部に固設されて、ブーム6の先端から先方へ延出している。該ブラケット52のブーム6先端から延出する部分の内側に補強板53が貼設されている。また、アーム支点ブラケット51のブーム6の先端部との接合部は、ブラケット52のみがブーム6と接合されている。さらに、アーム支点ブラケット51の前端部にはアーム5が支持され、アーム支点54を中心に回動自在に構成されている。
【0036】
このように、アーム支点ブラケット51とブーム6との接合部においては、薄板状のブラケット52のみがブーム6と接合されているので、該ブラケット52がしなること等によって該接合部に応力が集中することを防止することができる。これにより、ブラケット52又は補強板53に対してフライス等による加工を施す必要がなくなって、アーム支点ブラケット51の加工工数を低減することができる。
【0037】
ブーム6内に配管されるバケットシリンダ用油圧ホース21は、アングルリブ50の上方傾斜面50cに形成された取出孔50dを通じて外部へ取り出されてバケットシリンダ9に接続されており、該バケットシリンダ用油圧ホース21は、上方傾斜面50cによって該上方傾斜面50cの面方向に対する略垂直方向に支持されている。そして、該バケットシリンダ用油圧ホース21は、ブーム6に内装される旋回体2側と外部に取り出されたバケットシリンダ9側とに上方傾斜面50cの部分で分割されており、この旋回体2側とバケットシリンダ9側とは、上方傾斜面50cの部分で隔壁コネクタ25を用いて互いに接続されている。また、バケットシリンダ用油圧ホース21の外部に取り出された部分は外部ホース21aとして構成されている。
【0038】
このように、バケットシリンダ用油圧ホース21・21aをアングルリブ50の上方傾斜面50cにより支持した場合、バケットシリンダ用油圧ホース21・21aはブーム6の先端部において、ブーム6の背面に配管した場合よりも上方に傾斜して配管されることとなる。また、バケットシリンダ用油圧ホース21の外部ホース21aは、アーム5の回動動作に追従させるために、上方傾斜面50cからバケットシリンダ9までの接続長さが最も大きくなるアーム5を最下方に回動させた場合に必要となる長さに合わせて配管しているため、アームシリンダ10縮小させてアームを上方回動させた際には外部ホース21aは撓むこととなる。
【0039】
そして、外部ホース21aは、バケットシリンダ用油圧ホース21をブーム6の背面に配管した場合よりも上方に傾斜して配管されているので、該外部ホース21aが撓んだ場合、該外部ホース21aの屈曲度合いはブーム6背面に配管した場合よりも小さくなる。これにより、外部ホース21aの撓み量を少なくして、該外部ホース21aが撓む際に必要なスペースを小さくすることができ、外部ホース21aが撓んだ場合でも左右一対のバケットシリンダブラケット30間に外部ホース21aを内装することが可能となる。
【0040】
【発明の効果】
本発明は以上の如く構成したので、次のような効果を奏するのである。
請求項1の如く、旋回体から延設される作業機駆動用の油圧ホースをブーム内に配管し、該ブーム背面に、ブームとアームとの間に介装されるアームシリンダの基端部を支持する左右一対のボトムブラケットを設け、該ボトムブラケット間におけるブーム背面に、油圧ホースを外部へ取り出すためのホース取出口を形成したので、該ホース取出口は周囲を強固なボトムブラケットにより囲まれた構造となるため、ホース取出口が形成されるブームの背面の強度を確保することができ、大型の作業機にも適用することが可能となる。
また、ブームの背面の強度を確保することができるため、ホース取出口を大きく開口することが可能になり、油圧ホースの組立性や整備性を向上することができる。
さらに、ホース取出口形成部分の左右両側にはボトムブラケットが立設しているため、該ホース取出口がボトムブラケットにより隠れて見えなくなり、外観デザインを損なうことを防止できる。
また、油圧ホースをブームに内装することにより、ブーム立上角度を大きく取ることができ、旋回半径を小さくすることが可能となる。
【0041】
更に、前記ブームは途中部で屈曲して略「く」字状に形成され、前記ボトムブラケットを該ブームの屈曲部近傍に配置するとともに、前記ホース取出口をブーム背面の屈曲部よりも上方の平面部に形成し、該ホース取出口の周縁部に、該ホース取出口を補強するとともに該ホース取出口を塞ぐカバー体を取り付けるためのカバー取付座を固設したので、ホース取出口の形成及びカバー体の形成・取り付けが容易に行うことができるとともに、ブーム背面のホース取出口形成部の強度をさらに向上することができる。
【0042】
請求項2の如く、前記カバー取付座に、ホース取出口を塞ぐカバー体を取り付け、該カバー体を、油圧ホースよりも内側に位置してブーム内部へ入り込む形状に形成したので、ホース取出口からブーム内部へ土砂やごみ等が侵入することを防止することができる。
【0043】
請求項3の如く、該カバー取付座に、ブーム内部へ向けて突出する取付板を固設し、油圧ホースは該取付板により支持されている部分で、旋回体側とシリンダ側とに分割し、分割した各油圧ホースを該取付板の部分で、隔壁コネクタを介して着脱可能とする分割接続部を構成したので、旋回作業車の組立時等において、作業機7を旋回体2に取り付ける前に、各油圧ホースを別々に旋回体2内及び作業機7に配管し、該作業機7を旋回体2に取り付けた後にフレーム上板2a部で該各油圧ホース22を隔壁コネクタ25の部分の分割接続部で接続することができるので、各油圧ホース22の組立作業を容易にすることが可能となる。
また、作業機7に配管した部分の各油圧ホース22をメンテナンス等により交換する際にも交換作業を容易にすることができる。
【0044】
請求項4の如く、該取付板を、取付板と屈曲部よりも上方のブーム背面とがなす角度(θ1)と、取付板と屈曲部よりも下方のブーム背面とがなす角度(θ2)とが、略同一角度となるように配置したので、該取付板33は、ブーム6の前記上部背面6eに対して一定の角度θ1だけ傾斜して配置され、アームシリンダ用油圧ホース22は該取付板33の面方向に対して略垂直方向に支持されている。
そして、取付板33と上部背面6eとがなす前記角度θ1は、ブーム6の屈曲部6dよりも下方に位置する下部背面6fと取付板33とがなす角度θ2と略同一角度となるように構成されている。即ち、取付板33と上部背面6eとがなす前記角度θ1は、ブーム6の屈曲角度である上部背面6eと下部背面6fとのなす角度の略半分の大きさとなっている。
これにより、ブームの下部から屈曲部を通過して該屈曲部よりも上方のホース取出口から外部へ取り出されるとともに、屈曲部近傍で取付板に支持される油圧ホースが、該屈曲部近傍で急激に屈曲したり不自然な形状に屈曲したりすることを防止することができ、該油圧ホースを滑らかに無理なく配管することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の作業機構造を有する旋回作業車を示す側面図である。
【図2】 ブームの旋回体による支持部を示す平面図である。
【図3】 ブームブラケットを示す側面図である。
【図4】 ブームブラケット及びブームの支持部を示す正面図である。
【図5】 ホースガイドの取付構造及びスイングピンの位置固定構造を示す側面図である。
【図6】 ブームの途中部におけるアームシリンダ用油圧ホースの配管構造を示す側面図である。
【図7】 同じく平面図である。
【図8】 ブームとアームとの接続部を示す側面図である。
【図9】 同じく平面図である。
【符号の説明】
θ1 (取付板と上部背面とがなす)角度
θ2 (取付板と下部背面とがなす)角度
2 旋回体
5 アーム
6 ブーム
6c ホース取出口
6d 屈曲部
6e 上部背面
6f 下部背面
7 作業機
10 アームシリンダ
22 アームシリンダ用油圧ホース
22a 外部ホース
25 隔壁コネクタ
26 分割接続部
31 アームシリンダボトムブラケット
32 カバー取付座
33 取付板
35 カバー体
Claims (4)
- 旋回可能に構成した旋回体へ回動可能に取り付けられたブームと、該ブームへ回動自在に取り付けられたアームとを有する作業機を備えた旋回作業車において、旋回体から延設される作業機駆動用の油圧ホースをブーム内に配管し、該ブーム背面に、ブームとアームとの間に介装されるアームシリンダの基端部を支持する左右一対のボトムブラケットを設け、該ボトムブラケット間におけるブーム背面に、油圧ホースを外部へ取り出すためのホース取出口を形成し、前記ブームは途中部で屈曲して略「く」字状に形成され、前記ボトムブラケットを該ブームの屈曲部近傍に配置するとともに、前記ホース取出口をブーム背面の屈曲部よりも上方の平面部に形成し、該ホース取出口の周縁部に、該ホース取出口を補強するとともに該ホース取出口を塞ぐカバー体を取り付けるためのカバー取付座を固設したことを特徴とする旋回作業車の作業機構造。
- 請求項1記載の旋回作業車の作業機構造において、前記カバー取付座に、ホース取出口を塞ぐカバー体を取り付け、該カバー体を、油圧ホースよりも内側に位置してブーム内部へ入り込む形状に形成したことを特徴とする旋回作業車の作業機構造。
- 請求項1記載の旋回作業車の作業機構造において、該カバー取付座に、ブーム内部へ向けて突出する取付板を固設し、油圧ホースは該取付板により支持されている部分で、旋回体側とシリンダ側とに分割し、分割した各油圧ホースを該取付板の部分で、隔壁コネクタを介して着脱可能とする分割接続部を構成したことを特徴とする旋回作業車の作業機構造。
- 請求項3記載の旋回作業車の作業機構造において、該取付板を、取付板と屈曲部よりも上方のブーム背面とがなす角度(θ1)と、取付板と屈曲部よりも下方のブーム背面とがなす角度(θ2)とが、略同一角度となるように配置したことを特徴とする旋回作業車の作業機構造。
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