JP3859190B2 - Cd容器 - Google Patents

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Description

【0001】
【技術分野】
本発明は、CD容器の改良に関し、被包装物であるCDを容器内に収容したときは確実にこれを固定して保護し、容器を開いたときは容易にこれを取り出すことができる容器を提供する。ここで、「CD」は、DVDやMDのような、同一または類似の形状のものを代表する語として用いる。
【0002】
【背景技術】
CDやMD、あるいはDVDのような光学情報メディアを輸送・保管するために使用する容器は、ディスクをそのまま、またはアクリルケースに入れた形で、1枚または複数枚を収容するものである。ディスクをそのまま収容するものは、一般に容器内におけるディスク位置の固定が不充分であり、容器の取り扱いによっては内部でディスクが動いて容器にぶつかったり、あるいはディスク相互が接触したりして、損傷を受けることがある。アクリルケースに入れた形で収容するものは、ディスクの保護という観点からは比較的安心であるが、それでもケースそのものが固定されていなければ、やはり容器内部でケースごと動いて、ケースが開いたりしてディスクが損傷を受ける危険はなくならない。
【0003】
しかし、容器内部でディスクなり、アクリルケースなりをしっかり固定してしまうと、今度は、容器を開いて被包装物を取り出すときに面倒である。
【0004】
これとは別に、ひとつの容器内に、CDとビデオテープのような異種のメディアを、ひとまとめに収容したい場合が少なくない。このとき、形状も寸法も異なる被包装物を同じケースに入れると、小さい方の被包装物はケース内で遊んでしまい、傷むことが少なくない。同様の問題は、フロッピーディスクやCDと解説書とを、ひとつの容器に納めたいような場合にも生じる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
本発明の目的は、包装容器の内部に被包装物であるCDが収容されている間はこれを確実に固定して保持していて、容器を激しく動かしたりしても被包装物が内部で動揺したり移動したりすることがなく、一方、容器を開いて被包装物を取り出すときは、その固定が外れて、容易に取り出すことができるような包装容器を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成する本発明のCD容器は、ひとつの代表例を図1ないし図4に示すように、中間板(1)を介して開閉可能に接続された表板(2)および裏板(3)を最小限の構成要素として有する包装容器であって、中間板(1)と表板(2)との接続および中間板(1)と裏板(3)との接続はヒンジ結合(4)とし、裏板の自由な端には被包装物(9)の位置決めをする、鉤(51)をもつ停止片(5)を設けるとともに、ヒンジ寄りの端には弾性と可撓性とを有する材料で製造した、鉤(61)をもつ係止片(6)を設け、中間板の係止片の後方に相当する位置に突起(7)を設け、被包装物を収容して包装容器を閉じたとき、この突起(7)が係止片(6)に接触してこれを前方に押しやることにより、係止片(6)がその鉤(61)をもって被包装物(9)を固定するとともに、停止片(5)がその鉤(51)をもって被包装物(9)を固定するように構成した包装容器である。
【0007】
【発明の効果】
本発明のCD容器は、箱状の容器本体に相当する裏板と蓋に相当する表板とを中間板を介して接続した構造とし、裏板に表板を合わせて容器を閉じるときは、中間板に設けた突起が係止片を前方に押しやることで、係止片の鉤が被包装物であるCDの周縁部を固定するとともに、停止片(5)の鉤(51)もまたCDの周縁部を固定するという機構が働き、しっかりと固定が行なわれる。表板を開いた状態では、弾性および可撓性を有する材料で製造した係止片はもとの形状に戻り、被包装物を出し入れするのに、まったく妨げにならない。このようにして、被包装物の出し入れが容易であって、しかもその固定が確実なCD容器が実現する。
【0008】
【発明を実施するための最良の形態】
図1ないし図4に示した態様は、CDとビデオテープとをひとまとめに収容するための包装容器である。したがって、外形は相対的に大きいビデオテープに合わせて作ってあり、その内部で、CDを固定する構造になっている。この包装容器においては、図2に見るように、表板(2)および裏板(3)が、ともにヒンジ部分を除く3辺の周縁から立ち上がる側壁(22〜24および32〜34)を備えた浅い箱の形状を有する。これら側壁(22〜24および32〜34)は、容器を閉じたとき、各側壁の端が突き合わされる構造であってもよいし、一方の側壁の一部または全部が、他方の側壁の内部に入る構造であってもよい。この例では、図4Bに見るように、浅い方の側壁すなわち表板から延びる側壁(22〜24)の全部が、深い方の側壁すなわち裏板から延びる側壁(32〜34)の内側に入る構成であり、表板(2)および裏板(3)の自由な端(21および31)に、包装容器を閉じた状態に保つ係合手段を設けてある。この係合手段の作用は、図4Aおよび4Bに示すとおりであって、表板の側壁(23)に設けた突条(25)が、裏板の側壁(33)に設けた溝(35)に嵌まることで係合が完成する。
【0009】
本発明の包装容器を製造する材料は、任意に選択することができるが、ヒンジ結合が耐久性を示す材料として知られる、ポリプロピレンが最も有力である。ポリプロピレンは加工性にすぐれたプラスチックであるから、包装容器全体をポリプロピレンの射出成形により製造し、中間板(1)と表板(2)との接続もヒンジ結合とすることが有利である。
【0010】
本発明にしたがう包装容器のいまひとつの例を示せば、図5ないし図7に示した構造を有する、CDまたはDVDを収容するためのものがある。この、包装容器においても、停止片(5)も鉤(51)を備え、係合手段の係合により停止片(5)が前方に押しやられて、係止片(6)と同様に被包装物を固定する作用を有することが特徴である。その裏板(3)には、CDまたはDVDを固定するための周部位置決め手段(8A)および中心係合手段(8B)を設けてある。
【0011】
従来のCDのようなディスクのケースは、ハブの立ち上がり部分の先端を内側に曲げ、放射状にスリットを入れてバネとして働くようにしてある。ディスクを収納するときは、ディスク中心の孔をハブに合わせ、押し込んで、上記のバネの力を利用して固定するようになっており、取り出すときは、ハブの中央部を押してバネをゆるめるという操作が必要であった。ハブの放射状をしているバネの力が強すぎると、取り出すときにディスクに大きな力が加わることがあり、反対に弱すぎれば固定が不充分になるおそれがあった。
【0012】
これに対し、図5〜図7に示した本発明の包装容器においては、ハブの部分は単にディスク中央の孔が通り、横方向への移動を防ぐというだけの存在であって、ディスクの抜き差しには直接かかわらない。固定は、上述のように裏板(3)の両端にある停止片(5)と係止片(6)の鉤(51,61)により確実に行なわれる。蓋である表板(2)を開くことにより、停止片と係止片とは元の位置に復帰して、それまで固定していたディスクを開放するから、従来のようにハブを押して取り出す必要がなく、片手でディスクを取り出すことができる。もちろん、ハブの部分のバネの強弱を問題にする必要はない。
【0013】
上述した実施例のほかにも、本発明の包装容器には、さまざまな態様が可能である。
【0014】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の包装容器について、その一例を示す展開図。
【図2】図1の包装容器のI−I断面図。
【図3】係止片の機能を説明するための拡大断面図であって、Aは包装容器を開いている状態を示し、Bは閉じている状態を示す。
【図4】係合手段の機能を説明するための拡大断面図であって、Aは包装容器を閉じようとする状態を示し、Bは閉じている状態を示す。
【図5】本発明の包装容器について、別の例を示す展開図。
【図6】図5の包装容器のII−II断面図。
【図7】停止片および係止片の機能を説明するための、図3に対応する拡大断面図であって、閉じている状態を示す。
【符号の説明】
1 中間板
2 表板
21 自由な端 22,23,24 側壁 25 突条
3 裏板
31 自由な端 32,33,34 側壁 35 溝
4 ヒンジ結合
5 停止片
51 鉤
6 係止片
61 鉤
7 突起
8A 周辺位置決め手段 8B 中心係合手段

Claims (5)

  1. 中間板(1)を介して開閉可能に接続された表板(2)および裏板(3)を最小限の構成要素として有する包装容器であって、中間板(1)と表板(2)との接続および中間板(1)と裏板(3)との接続はヒンジ結合(4)とし、裏板の自由な端には被包装物(9)の位置決めをする、鉤(51)をもつ停止片(5)を設けるとともに、ヒンジ寄りの端には弾性と可撓性とを有する材料で製造した、鉤(61)をもつ係止片(6)を設け、中間板の係止片の後方に相当する位置に突起(7)を設け、被包装物を収容して包装容器を閉じたとき、この突起(7)が係止片(6)に接触してこれを前方に押しやることにより、係止片(6)がその鉤(61)をもって被包装物(9)を固定するとともに、停止片(5)の鉤(51)もまたCDの周縁部を固定するように構成した包装容器。
  2. 表板(2)および裏板(3)が、ともにヒンジ部分を除く3辺の周縁から立ち上がる側壁(22〜24および32〜34)を備えた浅い箱の形状を有し、容器を閉じたとき、各側壁(22〜24および32〜34)の端が突き合わされるか、または一方の側壁の一部または全部が他方の側壁の内部に入る構造である請求項1の包装容器。
  3. 表板(2)および裏板(3)の自由な端(21および31)から延びるそれぞれの側壁(23および33)に、突条(25)および溝(35)からなる係合手段を設け、それらの嵌合により包装容器を閉じた状態に保つように構成した請求項1の包装容器。
  4. 包装容器全体をポリプロピレンの射出成形により製造した請求項1ないし3のいずれかの包装容器。
  5. 裏板(3)にCDまたはDVDを固定するための周辺位置決め手段(8A)および中心係合手段(8B)を設けた、CDまたはDVDを収容するための請求項4の包装容器。
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