JP3857648B2 - マスカラの選定システム - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
【0002】
本発明は、マスカラの選定システムに係り、特に店頭にて顧客に対して販売員がカウンセリングを行いながらマスカラの選定を行うのに好適なマスカラの選定システムに関する。
【従来の技術】
【0003】
例えば、顧客がマスカラを購入する際、店頭にて販売員からカウンセリングを受けながら購入するマスカラを決定する形態(いわゆる、対面選定)がある。この場合、販売員は顧客から希望する睫毛の状態を聞き、顧客の希望に対応したマスカラを選定し販売することが行われている。
【0004】
ところで、マスカラの使用性は、素睫毛の状態(睫毛が濃い、薄い、長い、短い等)に非常に影響される。よって、販売員が顧客の素睫毛の状態を正確に判断していないと、顧客が満足するマスカラを的確に選定することができない可能性がある。特に、顧客の希望を最優先してマスカラを選定するとき、必ずしも顧客が満足するマスカラを的確に選定することができるとは限らない。
【0005】
しかしながら、従来では顧客の素睫毛の状態を調べることは行われておらず、よって顧客の素睫毛の状態を考慮した上でのマスカラ選定は行われていなかった。このため、的確なマスカラの選定が行なえず、顧客が満足するマスカラを的確に選定することができない場合があるという問題点があった。
【0006】
また、販売員が顧客の素睫毛の状態と顧客の希望に基づきマスカラを選定する際、販売員が全てのマスカラの特徴を記憶することは困難であり、またマスカラの特徴を示すマニュアルが存在するものの、マニュアルを参照しつつマスカラを選定するのは煩雑であり、迅速にマスカラの選定を行うことができないという問題点もあった。
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
本発明は上記の点に鑑みてなされたものであり、顧客が満足するマスカラを的確かつ迅速に選定しうるマスカラの選定システムを提供することを目的とする。
【0008】
この目的を達成するため、本発明に係るマスカラの選定システムは、顧客が希望する睫毛の状態を実現するマスカラを選定するマスカラの選定システムであって、マスカラを塗布する前の睫毛及びマスカラを塗布した後の睫毛を撮像することが可能な撮像装置と、前記撮像装置により撮像された睫毛の画像に基づいて、撮像された睫毛の状態を定量的に測定する測定手段と、マスカラ毎に、前記マスカラを塗布する前の睫毛の状態と、前記マスカラを塗布した後の睫毛の状態を関連付けたマスカラ情報が格納されたデータベースと、前記顧客が希望する睫毛の状態を入力する入力装置と、前記測定手段により得られたマスカラを塗布する前の前記顧客の睫毛の状態と、前記入力装置から入力された前記顧客が希望する睫毛の状態に基づいて、前記データベースからマスカラを検索する検索手段と、少なくとも、前記撮像装置により撮像された顧客の睫毛の画像及び前記検索手段により検索されたマスカラを表示する表示手段を具備することを特徴とする。
【0009】
上記の発明によれば、睫毛状態を測定する際、撮像装置により撮像された睫毛の画像に基づき睫毛状態を定量的に測定するため、マスカラを選定する際、顧客の睫毛状態を正確に評価することが可能となり、顧客の睫毛状態に適し、かつ顧客の希望を満たして顧客が満足を得ることができる睫毛状態を実現できるマスカラを的確に選定することができる。
【0010】
また、データベースには、マスカラ毎に塗布前の睫毛状態と、塗布後の睫毛状態とを関連付けたマスカラ情報が格納されているため、検索手段により顧客の希望に対応したマスカラを選定する際、測定手段により得られたマスカラ塗布前の顧客の睫毛状態と、入力装置から入力された顧客の希望する睫毛状態とにより、容易かつ迅速に顧客の希望に対応したマスカラを選定することができる。
【0011】
更に、表示手段は、少なくとも撮像装置により撮像された顧客の睫毛の画像、および前記検索手段により検索されたマスカラを表示するため、顧客は表示手段を見ながら、マスカラの選定を行うことができる。
【0012】
また、本発明に係るマスカラの選定システムは、上記のマスカラの選定システムにおいて、前記測定手段により得られたマスカラを塗布する前の前記顧客の睫毛の状態を、所定の体系に従って分類する分類手段をさらに具備し、前記マスカラ情報は、前記分類手段により分類されるマスカラを塗布する前の睫毛の状態毎に、マスカラと、前記マスカラを塗布した後の睫毛の状態を関連付けた情報であることを特徴とする。
【0013】
上記の発明によれば、マスカラを塗布する前の顧客の睫毛状態が分類手段により所定の体系に従って分類され、またデータベースはマスカラ情報を分類結果毎にマスカラと塗布後の睫毛状態とを関連付けた情報として格納するため、検索手段により顧客の希望に対応したマスカラを選定する処理を簡単に行うことが可能となる。
【0014】
また、本発明に係るマスカラの選定システムは、上記のマスカラの選定システムにおいて、前記マスカラ情報がマスカラカウンセリングシートとして用意されていることを特徴とする。
【0015】
上記の発明によれば、マスカラカウンセリングシートを用いて、顧客が自身の素睫毛状態に対して示された複数の所定のマスカラを塗布したときの睫毛状態のパターンのなかから自身が希望する睫毛状態を得ることがマスカラを選択することにより、簡易な手順で、顧客の睫毛状態に適し、かつ顧客が満足する睫毛状態を実現できるマスカラを選定することができる。
【発明の実施の形態】
【0024】
本発明の実施の形態について図面と共に説明する。
【0025】
図1は、発明の一実施例(以下、第1実施例という。)であるマスカラのマスカラ選定システムを示すハードウエア構成図である。このマスカラ選定システムは、例えば百貨店の化粧品販売コーナー等に設置され、顧客1に対してマスカラを販売する際に用いられるものである。
【0026】
同図に示すように、マスカラ選定システムは、中央処理装置11,入力装置12,表示装置13,記憶装置14,画像処理装置15,およびカメラ16等により構成されている。記憶装置14には、後述する各種処理プログラムが格納されており、中央処理装置11はこの処理プログラムを実行することによりマスカラの選定に必要な各種処理を実行する。また中央処理装置11は、接続された入力装置12,表示装置13,記憶装置14,画像処理装置15,およびカメラ16を統括的に制御する。
【0027】
入力装置12は例えばキーボードであり、選定処理に必要な各種データを入力処理するのに用いられる。表示装置13は例えばCRTであり、選定処理を実施することにより得られたマスカラの選定結果、カメラ16により撮像された顧客1の睫毛2の画像等を表示する。
【0028】
また、記憶装置14は、前記した各種処理プログラムが格納されると共に、後述するマスカラデータを格納するマスカラ情報データベース14A,サンプル情報を格納するサンプル情報データベース14B,および個人情報を格納する個人情報データベース14Cを有している。尚、以下の説明において、データベースをDBと略称するものとする。
【0029】
また、カメラ16は、顧客1の睫毛状態を撮像しうる構成とされている。このカメラ16で撮像された顧客1の睫毛状態の画像は、画像処理装置15において画像処理される。具体的には、カメラ16で撮像された画像は、睫毛2が画像処理装置15において2値化された画像とされる。尚、図1には図示していないが、選定結果を印字するプリンターの出力手段を設ける構成としてもよい。
【0030】
続いて、上記システム構成とされたマスカラ選定システムのマスカラ選定処理について説明する。
【0031】
マスカラ選定システムが起動されると、中央処理装置11は記憶装置14に格納されているマスカラの選定処理を行うメインプログラムを実行する。図2は、マスカラの選定処理を行うメインプログラムを示すフローチャートである。
【0032】
同図に示すメインプログラムが起動すると、先ずステップ10(図では、ステップをSと略称している)において、顧客1の睫毛2に対し、マスカラを塗布する前の睫毛状態の測定を実施すると共に、測定結果に基づき顧客1の睫毛2の分類処理を実施する(第1の測定手順)。
【0033】
図3は、ステップ10で実施される睫毛状態の定量的測定の具体的な処理を示している。この図3に示す睫毛状態の定量的測定処理は、サブプログラムとして記憶装置14に格納されており、ステップ10の処理において呼び出され実行されるものである。
【0034】
図3に示す睫毛状態の定量的測定が起動すると、先ずステップ20において、顧客1の睫毛2の画像入力処理が実施される。この画像入力処理では、中央処理装置11はカメラ16を起動させ、顧客1の睫毛2を撮像する。この際、カメラ16は睫毛2の全体を平面視した状態に撮像する。また、第1実施例では測定項目から外しているが、睫毛2のカール角度(図1に矢印θで示す角度)を求める場合には、睫毛2を側面視した状態の撮像も行う。
【0035】
続くステップ21では、カメラ16により撮像された撮像画面が画像処理装置15に送られ、画像処理が行なわれる。具体的には、撮像された睫毛2の撮像画像2値化され、また必要に応じて平滑処理やノイズの除去処理が実施される。図9は、2値化された睫毛2の画像(2値画像)を示している。
【0036】
ステップ21の処理が終了し、睫毛2の2値画像が生成されると、続いてステップ22において、睫毛2の全面積を演算する処理が実施される。この全面積を演算する処理は、睫毛2の2値画像において、黒となっているピクセル数(画素数)を求め、これに1ピクセルに対応する面積を乗算することにより求める。
【0037】
ステップ22において睫毛2の全面積を演算されると、続くステップ23では、睫毛2の2値画像からライン画像の抽出処理を行う。図11は、ライン画像の抽出処理を説明するための図である。
【0038】
図11(A)に示すように、第1実施例では睫毛2の2値画像において、睫毛2の延出方向と直交する方向にライン状の撮像領域を抽出する。図11(B)は、抽出されたライン状画像を示している。同図に示す例では、生え際から115〜107ピクセルの間のライン状画像を抽出した例を示している。
【0039】
上記のようにステップ23でライン状画像の抽出処理が行われると、続いてこのライン状画像を解析することによりステップ24で睫毛2の本数が演算される。この睫毛2の本数は、図11(B)に示すライン状画像を例えば同図中矢印X方向にトレースし、ピクセルが白から黒に切り替わる位置の個数により求めることができる。
【0040】
続くステップ25では、同じくステップ23で抽出されたライン状画像を解析することにより、睫毛2の太さ(睫毛1本の平均幅)が演算される。具体的な演算方法としては、先ず図11(B)に示すライン状画像の黒のピクセル数を数え、これに1ピクセルの面積を乗算することによりライン状画像内における睫毛2の面積を求める。
【0041】
次に、求められた面積をステップ24で求められた睫毛2の本数で除算する。これにより、1本の睫毛2の平均面積が求められる。前記したように、第1実施例ではライン状画像の厚さが8ピクセル(115ピクセル−107ピクセル=8ピクセル)である。このため、上記のようにして得られた1本の睫毛2の平均面積を8ピクセルで除算する。これにより、1本の睫毛2の平均幅(太さ)が求められる。この際、必要に応じて単位換算を行なうことにより、ミリメートル単位とする処理を加えてもよい。
【0042】
尚、以下の説明において、顧客1の睫毛状態を示す情報となる、ステップ22で求められた睫毛2の全面積、ステップ24で求められた睫毛2の本数、およびステップ25で求められた1本の睫毛2の平均幅を、素睫毛測定情報というものとする。
【0043】
上記のようにステップ20〜ステップ25において素睫毛測定情報が求められると、続くステップ26では素睫毛測定情報に基づき顧客1の睫毛2に対し分類処理を実施する。この分類処理は、素睫毛測定情報に含まれる情報を統一して体系化した、図7に示すようなマップを用いて実施する。マップは、体系を構成する、全面積、本数等の複数の分類項目(項目)からなるリストである。
【0044】
具体的には、ステップ22で求められた睫毛2の全面積においては、面積が所定の値Sを基準として、顧客1の睫毛2の全面積が面積S未満である場合には「うすい」と分類する。逆に、顧客1の睫毛2の全面積が面積S以上である場合には「こい」と分類する。
【0045】
同様に、ステップ24で求められる睫毛2の本数については、顧客1の睫毛2の本数がN本未満である場合には「少ない」と分類し、逆に顧客1の睫毛2の本数がN本以上である場合には「多い」と分類する。このようにして、素睫毛測定情報に含まれる各情報項目について分類処理を実施する。
【0046】
尚、図7に示す例では、単にしきい値となる値を各項目について一つのみ定め、これより大きいか小さいかでのみ分類を行なう構成としたが、分類の方法はこれに限定されるものではなく、更に詳細に分類を行なう構成としてもよい。
【0047】
上記の睫毛2の分類処理が終了すると、続くステップ27では素睫毛測定情報にステップ26で求められた分類情報を付与した上で記憶装置14の個人情報DB14Cにこの情報を格納し、またステップ28において表示装置13に顧客1の睫毛2の画像,素睫毛測定情報,および分類を表示する。以上の処理を実施することにより、図2のステップ10の処理は終了する。
【0048】
なお、第1実施例では、上記ステップ10において、カメラからの入力画像を画像処理する計測機器を用いたが、これに限らず、熟練者が、視感による官能評価で睫毛状態を測定してもよい。
【0049】
ステップ10の処理が終了すると、続いてステップ11において、顧客1が希望する睫毛状態の入力処理を行う(把握手順)。図4は、ステップ11で実施される具体的な入力処理を示している。この図4に示す希望睫毛入力処理は、サブプログラムとして記憶装置14に格納されており、ステップ11の処理において呼び出され実行されるものである。
【0050】
図4に示す希望睫毛入力処理が起動すると、先ずステップ30において、顧客希望情報の入力処理を行う。ここで顧客希望情報とは、予めインタビューすることにより顧客1から聞き出した、顧客1が希望する睫毛状態(例えば、「自然な感じ」等)の情報である。
【0051】
ステップ30で顧客希望情報が入力されると、中央処理装置11はサンプル情報DB14Bから顧客希望情報に該当するサンプル画像を検索する。サンプル情報DB14Bには、顧客希望情報として入力されると想定される各種項目(例えば、「自然な感じ」,「ボリューム感」,「かわいい」等)に対応した睫毛のイメージ画面が格納されている。よって、ステップ31では、ステップ30で入力された顧客1の顧客希望情報に基づき、この顧客希望情報に最も適合するイメージ画面をサンプル情報DB14Bから検索する。
【0052】
続くステップ32では、ステップ31で検索されたサンプル画像に基づき、図3のステップ20で取り込んだ顧客1の睫毛2の画像を画像処理する。具体的には、顧客1の睫毛2の画像と、ステップ31で検索されたサンプル画像とを合成処理し、これを表示装置13に表示させる。これにより、顧客1は表示装置13に表示された画像を見ることにより、自分が希望した睫毛状態であるか否かを視覚的に判断することが可能となる。
【0053】
即ち、ステップ30で入力される顧客希望情報は、あくまでも顧客1の想像に基づいたものであり、必ずしも顧客1の睫毛2に対する希望を客観的に表現しているとは限らない。しかしながら、ステップ32を実施することにより、顧客1は表示装置13に表示される画像を見ることにより、自分の希望する睫毛状態を客観的に判断することができる。
【0054】
続くステップ33では、表示装置13に表示された画像が顧客1の希望に合うものであるかどうかの入力を行う。表示された画像が顧客1の希望するものではない場合(NOの場合)には、処理はステップ30に戻り、前記したステップ30〜33の処理を繰り返し実施する。ステップ30〜33の処理は、表示された画像が顧客1の希望するものとなるまで実施される。
【0055】
そして、ステップ33において、表示された画像が顧客1の希望するものであると顧客1が判断すると、処理はステップ34に進み、顧客1が客観的に希望する睫毛の状態であると判断した顧客希望情報、および必要に応じて顧客の希望に合ったイメージ画像等が記憶装置14に格納される。以上の処理を実施することにより、図2のステップ11の処理は終了する。
【0056】
ステップ11の処理が終了すると、続いてステップ12において、顧客希望情報に適合するマスカラの選定処理が実施される(選定手順)。図5は、ステップ12で実施されるマスカラの選定処理の具体的な処理を示している。この図5に示すマスカラの選定処理もサブプログラムとして記憶装置14に格納されており、ステップ12の処理において呼び出され実行されるものである。
【0057】
図5に示すマスカラの選定処理が起動すると、先ずステップ40においてステップ27(図3参照)で格納された顧客1の睫毛2の素睫毛測定情報を個人情報DB14Cから読み出すと共に、ステップ34(図4参照)で格納された顧客1の顧客希望情報等を記憶装置14から読み出す。
【0058】
続くステップ41では、ステップ40で読み出された素睫毛測定情報および顧客希望情報等に基づき、この各情報に適合したマスカラをマスカラ情報DB14Aから検索する。マスカラ情報DB14Aには、図8に示すように、図7の分類結果,マスカラ,および塗布後睫毛状態が関連付けられてマップとして格納されている。同図に示すマップより、例えば「うすい」に分類される睫毛に「マスカラA」を塗布した場合、塗布後の睫毛状態は「自然」な感じに仕上がることが判る。
【0059】
ステップ41では、先ず中央処理装置11はステップ40で読み出された素睫毛測定情報に添付されている分類から、図8のマップの分類(分類結果)を特定する。続いて、中央処理装置11は顧客希望情報と一致或いは類似する塗布後睫毛状態を検索し、この検索された塗布後睫毛状態と対応したマスカラを特定する。
【0060】
具体的には、素睫毛測定情報に添付されている分類から顧客1の睫毛2が「うすい」に分類されており、顧客希望情報が「落ち着いた」であった場合、中央処理装置11は図8に示すマップの分類の項より「うすい」を特定する。続いて、中央処理装置11は図8に示すマップの塗布後睫毛状態の項に「落ち着いた」が存在するかどうかを検索する。
【0061】
図8に示すマップの塗布後睫毛状態の項には、「落ち着いた」が存在するため、続いて中央処理装置11は、マスカラの項より「落ち着いた」に対応するマスカラを選定する。よって、上記した例では、中央処理装置11は「マスカラC」を選定する。このようにした選定されたマスカラは、顧客1の睫毛状態および顧客1の顧客希望情報に適合したものである。
【0062】
上記のようにステップ40,41の処理により顧客1の睫毛状態および顧客1の顧客希望情報に適合したマスカラが選定されると、中央処理装置11はこの検索結果を表示装置13に表示する。以上の処理を実施することにより、図2のステップ12の処理は終了する。
【0063】
ステップ12の処理が終了すると、続いてステップ13において、選定されたマスカラを実際に顧客1に使用(塗布)してもらい、使用後の仕上がりの確認処理を行う(第2の測定手段)。図6は、ステップ13で実施される使用後の仕上がり確認処理を示している。この図6に示すマスカラの選定処理もサブプログラムとして記憶装置14に格納されており、ステップ13の処理において呼び出され実行されるものである。
【0064】
図6に示す処理が起動する前に、顧客1には予めステップ12で選定されたマスカラを睫毛2に塗布してもらう。図10は、マスカラを塗布した後の睫毛2の一例を示す図である。この顧客1の睫毛2に対するマスカラの塗布が終了すると、この睫毛2に対する定量的測定が実施される。
【0065】
図6に示すマスカラ塗布後の睫毛2の定量的測定は、ステップ10で実施したマスカラ塗布前の睫毛2の定量的測定と略同一の方法で実施される。即ち、図6に示すステップ50〜ステップ55の処理は、図3におけるステップ20〜ステップ25の処理と同一である。このため、ステップ50〜ステップ55の処理の説明は省略する。
【0066】
ステップ56では、ステップ50により撮像された顧客1の睫毛2の画像が表示装置13に表示される。また、この睫毛画像と共に、ステップ52で求められた睫毛2の全面積、ステップ54で求められた塗布後における睫毛2の本数、およびステップ55で求められた塗布後における1本の睫毛2の平均幅も合わせて表示装置13に表示される。以上の処理を実施することにより、図2のステップ13の処理は終了する。
【0067】
上記のように第1実施例では、顧客1の睫毛2の状態を定量的に測定し,その測定結果に基づきマスカラの選定を行う。また、顧客1の希望する睫毛の状態(顧客希望情報)も、表示装置13に表示される画像を見ながら決められるため、顧客希望情報も客観的なものとなる。
【0068】
このため、客観的な睫毛2の測定結果および顧客希望情報に基づきマスカラを選定するため、顧客1の睫毛状態に適し、かつ顧客の希望する睫毛状態を実現できるマスカラを的確に選定することができる。更に、第1実施例では、選定されたマスカラを顧客1の睫毛2に塗布してもらい、塗布した後における顧1客の睫毛状態を定量的に測定する構成としている。このため、選定されたマスカラが顧客1の希望を実現しているかどうかを客観的に判断することができる。
【0069】
また、第1実施例ではマスカラを塗布する前の顧客1の睫毛状態を既定の分類に分類すると共に、マスカラ情報DB14Aにはマスカラ毎に塗布前の睫毛状態(分類)と、塗布後睫毛状態とを関連付けたマスカラ情報を格納した構成としている。このため、ステップ12において顧客1の希望に対応したマスカラを選定する際、容易かつ迅速に顧客の希望に対応したマスカラを選定することができる。
【0070】
つぎに、上記第1の実施例の変形例について説明する。
【0071】
変形例ではマスカラカウンセリングツールとして、図12に示すマスカラカウンセリングシートを用いる。マスカラカウンセリングシートは、複数の素睫毛状態と、素睫毛状態ごとに複数の所定のマスカラを塗布したときの睫毛状態とをマップ表示したものである。なお、マスカラカウンセリングツールとして、マスカラカウンセリングシートに替えて、雑誌への掲載や、店頭でのPOP等の形態を用いることもできる。
【0072】
素睫毛状態は、睫毛の「長い」・「短い」および「多い」・「少ない」で分類した。一方、マスカラ(マスカラの仕上がり)は、適当な条件で塗布することにより、睫毛が長く見えるもの(タイプ1)、豊かな睫毛に見えるもの(タイプ2)およびしっかりとしたカールが得られるもの(タイプ3)の3タイプのマスカラを選定した。
【0073】
そして、上記睫毛状態および3タイプのマスカラを塗布した睫毛状態の組み合わせ条件ごとに正面および側面から見た睫毛状態の写真を示した。
【0074】
変形例のマスカラ選定方法は、例えば第1の実施例と同様の手順を用いることにより、顧客の睫毛状態を測定する(第1の測定手順)。そして、マスカラカウンセリングシートを顧客に提示して、顧客の睫毛状態のポジションを示し、その睫毛状態のポジションにおいて示されているタイプ1〜タイプ3のマスカラを塗布した睫毛状態の写真の中から顧客が希望するタイプの写真を選択する(把握手順および選択手段)。これにより、顧客が希望するマスカラを選択することができる。さらに必要に応じて、第1の実施例と同様の手順を用いることにより、選定したマスカラを顧客の睫毛に塗布した後、塗布した後における顧客の睫毛状態を測定する(第2の測定手順)。
【0075】
変形例によれば、把握手順および選択手段が簡易である。
【0076】
つぎに、本発明の他の実施例(以下、第2実施例という。)について説明する。
【0077】
第2実施例は、睫毛状態(素睫毛状態)ごとに、その睫毛状態に対して好適なマスカラを予め検討し、設定しておいたうえで、マスカラを選定するものである。
【0078】
本発明者等は、睫毛状態(素睫毛状態)について、睫毛が、「長い」・「短い」および「多い」・「少ない」に分類した。一方、マスカラを塗布した睫毛状態について、適当な条件で塗布することにより、睫毛が長く見えるもの(タイプA)、しっかりとしたカールが得られるもの(タイプB)および豊かな睫毛に見えるもの(タイプC)の3タイプのマスカラを選定した。
【0079】
そして、上記睫毛状態および3タイプのマスカラを塗布した睫毛状態の組み合わせ条件ごとに前記したカール角度(単位:°)を測定した。カール角度は、眼が水平方向を向いた状態における水平線と、カール状態の睫毛の生え際における接線とがなす角度である。カール角度は、睫毛のカール角度の最大値を用いた。このカール角度の値が大きい程、ナチュラルなぱっちりした眼に見えると判断される。
【0080】
図13に示すカール角度の測定結果より、睫毛が長く見えるもの(タイプA)のマスカラの群では、睫毛が短くて多い睫毛状態の人に当該マスカラを塗布したときが、また、しっかりとしたカールが得られるもの(タイプB)のマスカラの群では、睫毛が長くて多い睫毛状態の人に当該マスカラを塗布したときが、また、豊かな睫毛に見えるもの(タイプC)のマスカラの群では、睫毛が長くて少ない睫毛状態の人に当該マスカラを塗布したときが、それぞれ、他の睫毛状態の人に比べて最もカール角度が大きいことがわかる。
【0081】
上記のカール角度の知見から、図14に示す睫毛タイプ別マスカラマップを得ることができる。睫毛タイプ別マスカラマップは、睫毛状態に応じた好適な塗布後の睫毛状態を得ることができるマスカラを示す図である。図14では、睫毛の「長い」・「短い」および「多い」・「少ない」で区分(分類)される4つの領域には、これらの睫毛状態(素睫毛状態)が一目でわかるように図示され、また、これらの各区分に、その区分の睫毛状態(素睫毛状態)においてカール角度を最も大きくすることができるマスカラの種類(ここでは、上記タイプAからCで表示。)が記載されているが、さらに好ましくは、そのマスカラを塗布することによりどのようなイメージの睫毛状態を得ることができるのかを文言で付記する等しておく(図示せず。)。
【0082】
第2の実施例のマスカラ選定方法は、顧客の睫毛状態を測定する第1の測定手順として、第1の実施例と同様の手順を用いることにより、あるいはより好適には熟練者の視感により睫毛状態を測定する。そして、マスカラを選定する選定手順として、上記の睫毛タイプ別マスカラマップを用いることにより、顧客の睫毛状態に応じたマスカラを選定する。これにより、簡易な方法で、顧客の睫毛状態に適し、顧客が満足を得ることができる睫毛状態を実現できる。
【図面の簡単な説明】
【0083】
図1は、本発明の一実施例であるマスカラの選定システムの構成図である。
【0084】
図2は、マスカラの選定処理を行うメインプログラムを示すフローチャートである。
【0085】
図3は、塗布前における睫毛状態の測定処理を示すフローチャートである。
【0086】
図4は、顧客希望情報の入力処理を示すフローチャートである。
【0087】
図5は、マスカラの選定処理を示すフローチャートである。
【0088】
図6は、塗布後における睫毛状態の測定処理を示すフローチャートである。
【0089】
図7は、マスカラを塗布する前の睫毛状態の分類を説明するための図である。
【0090】
図8は、マスカラの選定処理を説明するための図である。
【0091】
図9は、マスカラ塗布前の睫毛の一例を示す図である。
【0092】
図10は、マスカラ塗布後の睫毛の一例を示す図である。
【0093】
図11は、マスカラの選定方法における、睫毛状態の具体的な測定方法を説明するための図である。
【0094】
図12は、素睫毛状態ごとに複数の所定のマスカラを塗布したときの睫毛状態をマップ表示したマスカラカウンセリングシートである。
【0095】
図13は、カール角度の測定結果を示すグラフ図である。
【0096】
図14は、睫毛状態に応じた好適な塗布後の睫毛状態を得ることができるマスカラを示す睫毛タイプ別マスカラマップである。
Claims (3)
- 顧客が希望する睫毛の状態を実現するマスカラを選定するマスカラの選定システムであって、
マスカラを塗布する前の睫毛及びマスカラを塗布した後の睫毛を撮像することが可能な撮像装置と、
前記撮像装置により撮像された睫毛の画像に基づいて、撮像された睫毛の状態を定量的に測定する測定手段と、
マスカラ毎に、前記マスカラを塗布する前の睫毛の状態と、前記マスカラを塗布した後の睫毛の状態を関連付けたマスカラ情報が格納されたデータベースと、
前記顧客が希望する睫毛の状態を入力する入力装置と、
前記測定手段により得られたマスカラを塗布する前の前記顧客の睫毛の状態と、前記入力装置から入力された前記顧客が希望する睫毛の状態に基づいて、前記データベースからマスカラを検索する検索手段と、
少なくとも、前記撮像装置により撮像された顧客の睫毛の画像及び前記検索手段により検索されたマスカラを表示する表示手段を具備することを特徴とするマスカラの選定システム。 - 前記測定手段により得られたマスカラを塗布する前の前記顧客の睫毛の状態を、所定の体系に従って分類する分類手段をさらに具備し、
前記マスカラ情報は、前記分類手段により分類されるマスカラを塗布する前の睫毛の状態毎に、マスカラと、前記マスカラを塗布した後の睫毛の状態を関連付けた情報であることを特徴とする請求項1に記載のマスカラの選定システム。 - 前記マスカラ情報がマスカラカウンセリングシートとして用意されていることを特徴とする請求項2に記載のマスカラの選定システム。
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