JP3852348B2 - 再生及び送信切替装置及びプログラム - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
この発明は、通信ネットワークを介して行われる音楽教習などにおいて授受される音楽情報を再生するための音楽情報再生システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
通信ネットワークを介して音楽教習を行う音楽教室においては、教師端末には電子楽器やマイクが備えられている。教師が電子楽器を演奏すると、教師による電子楽器の演奏によってMIDI形式の演奏データ(MIDIデータ)が発生され、教師が音楽指導のためにコメントを発声すると、その音声がマイクで捕らえられてオーディオデータが発生し、これらのMIDIデータ及びオーディオデータは、発生される毎に教師端末から生徒端末に向って送信される。一方、複数の生徒端末には、それぞれ、教師端末の電子楽器及びマイクに対応してMIDI音及びマイク音再生装置が備えられ、教師端末側から受信したデータが、受信したタイミング順に再生される。
【0003】
この場合、教師端末側では、教師の演奏によって、電子楽器からMIDIデータが発生するだけでなく、電子楽器の実演奏音がマイクに入力されるので、生徒端末に送信されるオーディオデータには電子楽器の演奏音も含まれている。しかしながら、MIDIデータとオーディオデータでは、両データ間の送信時間や再生処理時間の差などによって、オーディオデータの方の再生に遅延が生じるので、受信したタイミングでMIDIデータとオーディオデータを再生すると、MIDIデータが再生される演奏と、オーディオデータで再生される演奏が、少しずれた状態で重なり二重に再生されて輪唱のようになってしまう。
【0004】
このずれを解消するには、例えば、オーディオデータの遅延時間を考慮してMIDIデータの再生を遅らせて両データを同期して再生すればよいが、このような同期再生は技術的に難しく、複数の生徒端末の全てにおいてずれを解消することは特に困難である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
この発明は、このような従来技術の不都合に鑑み、通信ネットワークを介して教師及び生徒端末のような音楽情報処理端末の間で授受される演奏データ乃至オーディオデータを、簡単な構成で、違和感なく、受信したタイミングで再生することができる音楽情報再生システムを提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
この発明の第1の特徴に従うと、外部の音楽情報処理端末(TC;TCa,TCb,…)から、楽音を所定フォーマットで表わした演奏データ(MD)乃至音響を波形情報で表わしたオーディオデータ(AD)を、通信ネットワーク(CN)を介して受信可能な音楽情報処理端末(ST;STa,STb,STc,…)における再生切替装置であって、再生すべきデータを演奏データ(MD)又はオーディオデータ(AD)の何れか一方に切り替え指示する第1切替手段(トークスイッチSWA;S14)と、外部の音楽情報処理端末(TC)から演奏データ(MD)乃至オーディオデータ(AD)を受信する受信手段(ST3)と、受信手段(ST3)により受信されるデータの種類が演奏データ(MD)であるかオーディオデータ(AD)であるか或いは両データ(MD,AD)を含むかを判別するデータ判別手段(ST4;S12)と、データ判別手段(ST4)の判別結果を有効にするか否かを切り替え指示する第2切替手段(オートスイッチSWB;S14)と、第2切替手段(SWB)によりデータ判別手段(ST4)の判別結果を有効にしない指示がなされたときは(S11→NO;SWB=「N」)、第1切替手段(SWA)により指示された演奏データ(MD)又はオーディオデータ(AD)の何れか一方を再生すべきデータに設定し(S14〜S16)、第2切替手段(SWB)によりデータ判別手段(ST4)の判別結果を有効にする指示がなされたときには(S11→YES;SWB=「A」)、データ判別手段(ST4)により判別された受信データの種類が演奏データ(MD)又はオーディオデータ(AD)である場合は(SWC=「1」,「2」)、それぞれ、演奏データ(MD)又はオーディオデータ(AD)を再生すべきデータに設定し、該受信データの種類が両データ(MD,AD)を含む場合は(SWC=「3」)、所定の選択方法に従い([0051])演奏データ(MD)又はオーディオデータ(AD)の何れか一方を再生すべきデータに設定する(S12)設定手段(SWC;S12,S14〜S16)と、受信手段(ST3)により受信された演奏データ(MD)乃至オーディオデータ(AD)のうち設定手段(SWC)により再生すべきデータに設定されたデータを再生する再生手段(ST1,ST2;S13,S15,S16)とを具備する再生切替装置〔請求項1〕、並びに、外部の音楽情報処理端末(TC;TCa,TCb,…)から、楽音を所定フォーマットで表わした演奏データ(MD)乃至音響を波形情報で表わしたオーディオデータ(AD)を、通信ネットワーク(CN)を介して受信可能な音楽情報処理端末(ST;STa,STb,STc,…)において再生切替装置として機能するコンピュータに、再生すべきデータを演奏データ(MD)又はオーディオデータ(AD)の何れか一方に切り替え指示する第1切替ステップ(S14;SWA)と、外部の音楽情報処理端末(TC)から演奏データ(MD)乃至オーディオデータ(AD)を受信する受信ステップ(ST3)と、受信ステップ(ST3)で受信されるデータの種類が演奏データ(MD)であるかオーディオデータ(AD)であるか或いは両データ(MD,AD)を含むかを判別するデータ判別ステップ(S12;ST4)と、データ判別ステップ(S12)での判別結果を有効にするか否かを切り替え指示する第2切替ステップ(S11;SWB)と、第2切替ステップ(S11)においてデータ判別ステップ(S12)での判別結果を有効にしない指示がなされたときは(S11→NO;SWB=「N」)、第1切替ステップ(S14)で指示された演奏データ(MD)又はオーディオデータ(AD)の何れか一方を再生すべきデータに設定し(S14〜S16)、第2切替ステップ(S11)においてデータ判別ステップ(S12)での判別結果を有効にする指示がなされたときには(S11→YES;SWB=「A」)、データ判別ステップ(S12)で判別された受信データの種類が演奏データ(MD)又はオーディオデータ(AD)である場合は(SWC=「1」,「2」)、それぞれ、演奏データ(MD)又はオーディオデータ(AD)を再生すべきデータに設定し、該受信データの種類が両データ(MD,AD)を含む場合は(SWC=「3」)、所定の選択方法に従い([0051])演奏データ(MD)又はオーディオデータ(AD)の何れか一方を再生すべきデータに設定する(S12)設定ステップ(S12,S14〜S16;SWC)と、受信ステップ(ST3)で受信された演奏データ(MD)乃至オーディオデータ(AD)のうち設定ステップ(S12,S15,S16)で再生すべきデータに設定されたデータを再生する再生ステップ(S13,S15,S16;ST1,ST2)とから成る手順を実行させる再生切替プログラム〔請求項3〕が提供される。なお、括弧書きは、後述する実施例における参照記号、用語、箇所等を表わし、以下においても同様である。
【0007】
この発明の第2の特徴に従うと、楽音を所定フォーマットで表わした演奏データ(MD)乃至音響を波形情報で表わしたオーディオデータ(AD)を通信ネットワーク(CN)を介して外部の音楽情報処理端末(ST;STa,STb,STc,…)に送信可能な音楽情報処理端末(TC;TCa,TCb,…)における送信切替装置であって、送信すべきデータを演奏データ(MD)又はオーディオデータ(AD)の何れか一方に切り替え指示する第1切替手段(トークスイッチSWa;S24)と、演奏データ(MD)を生成する演奏データ生成手段(TC1)と、オーディオデータ(AD)を生成するオーディオデータ生成手段(TC2)と、両生成手段(TC1,TC2)により演奏データ(MD)が生成されているかオーディオデータ(AD)が生成されているか或いは両データ(MD,AD)が生成されているか生成データの種類を判別するデータ判別手段(TC4;S22)と、データ判別手段(TC4)の判別結果を有効にするか否かを切り替え指示する第2切替手段(オートスイッチSWb;S21)と、第2切替手段(SWb)によりデータ判別手段(TC4)の判別結果を有効にしない指示がなされたときは(S21→NO;SWb=「N」)、第1切替手段(SWa)により指示された演奏データ(MD)又はオーディオデータ(AD)の何れか一方を送信すべきデータに設定し(S24,S25)、第2切替手段(SWb)によりデータ判別手段(TC4)の判別結果を有効にする指示がなされたときには(S21→YES;SWb=「A」)、データ判別手段(TC4)により判別された生成データの種類が演奏データ(MD)又はオーディオデータ(AD)である場合は(SWc=「1」,「2」)、それぞれ、演奏データ(MD)又はオーディオデータ(AD)を送信すべきデータに設定し、該生成データの種類が両データ(MD,AD)を含む場合(SWc=「3」)は、所定の選択方法に従い([0051])演奏データ(MD)又はオーディオデータ(AD)の何れか一方を送信すべきデータに設定する(S23〜S25)設定手段(SWc;S23〜S25)と、両生成手段(TC1,TC2)により生成された演奏データ(MD)乃至オーディオデータ(AD)のうち設定手段(SWc)により送信すべきデータに設定されたデータを外部の音楽情報処理端末(ST)に送信する送信手段(TC3;S23,S26)とを具備する送信切替装置〔請求項2〕、並びに、楽音を所定フォーマットで表わした演奏データ(MD)乃至音響を波形情報で表わしたオーディオデータ(AD)を通信ネットワーク(CN)を介して外部の音楽情報処理端末(ST;STa,STb,STc,…)に送信可能な音楽情報処理端末(TC;TCa,TCb,…)において送信切替装置として機能するコンピュータに、送信すべきデータを演奏データ(MD)又はオーディオデータ(AD)の何れか一方に切り替え指示する第1切替ステップ(S24;SWa)と、演奏データ(MD)乃至オーディオデータ(AD)を生成するデータ生成ステップ(TC1,TC2)と、データ生成ステップ(TC1,TC2)で演奏データ(MD)が生成されているかオーディオデータ(AD)が生成されているか或いは両データ(MD,AD)が生成されているか生成データの種類を判別するデータ判別ステップ(S22;TC4)と、データ判別ステップ(S22)での判別結果を有効にするか否かを切り替え指示する第2切替ステップ(S21;SWb)と、第2切替ステップ(S21)においてデータ判別ステップ(S22)での判別結果を有効にしない指示がなされたときは(S21→NO;SWb=「N」)、第1切替ステップ(S24)で指示された演奏データ(MD)又はオーディオデータ(AD)の何れか一方を送信すべきデータに設定し(S24,S25)、第2切替ステップ(S21)においてデータ判別ステップ(S22)での判別結果を有効にする指示がなされたときには(S21→YES;SWb=「A」)、データ判別ステップ(S22)で判別された生成データの種類が演奏データ(MD)又はオーディオデータ(AD)である場合は(SWc=「1」,「2」)、それぞれ、演奏データ(MD)又はオーディオデータ(AD)を送信すべきデータに設定し、該生成データの種類が両データ(MD,AD)を含む場合(SWc=「3」)は、所定の選択方法に従い([0051])演奏データ(MD)又はオーディオデータ(AD)の何れか一方を再生すべきデータに設定する(S23〜S25)設定ステップ(S23〜S25;SWc)と、データ生成ステップ(TC1,TC2)で生成された演奏データ(MD)乃至オーディオデータ(AD)のうち設定ステップ(S23〜S25)で送信すべきデータに設定されたデータを外部の音楽情報処理端末(ST)に送信する送信ステップ(S23,S26;TC3)とから成る手順を実行させる送信切替プログラム〔請求項4〕が提供される。
【0008】
〔発明の作用〕
この発明の第1の特徴(請求項1,3)によると、生徒端末のような音楽情報処理端末(ST;STa,STb,STc,…)において、教師端末のような外部の音楽情報処理端末(TC;TCa,TCb,…)から通信ネットワーク(CN)を介して、MIDIデータのように楽音を所定フォーマットで表わした演奏データ(MD)や音波形をディジタル化して表わしたオーディオデータ(AD)を受信し再生するに際して、第1切替手段又はステップ(SWA)で、再生すべきデータが演奏データ(MD)又はオーディオデータ(AD)の何れか一方に切り替え指示され、また、第2切替手段又はステップ(SWB)で、データ判別手段又はステップ(ST4)の判別結果を有効にするか否かが切り替え指示される。
ここで、データ判別手段又はステップ(ST4)の判別結果を有効にしないように指示されたときは(SWB=「N」:S11→NO)、外部の音楽情報処理端末(TC)から演奏データ(MD)乃至オーディオデータ(AD)を受信すると(ST3)、受信されたデータについて、第1切替手段又はステップ(SWA)で指示された演奏データ(MD)又はオーディオデータ(AD)の何れか一方を再生すべきデータに設定して当該データを再生する(SWB=「N」→SWA:S15,S16)。
また、データ判別手段又はステップ(ST4)の判別結果を有効にするように指示されたときには(SWB=「A」:S11→YES)、データ判別手段又はステップ(ST4)で判別された受信データ種類が演奏データ(MD)又はオーディオデータ(AD)である場合は(SWC=「1」,「2」)、それぞれ、演奏データ(MD)又はオーディオデータ(AD)を再生すべきデータに設定し、また、受信データ種類が両データ(MD,AD)を含む場合は(SWC=「3」)、所定の選択方法に従って([0051])演奏データ(MD)又はオーディオデータ(AD)の何れか一方を再生すべきデータに設定し、当該設定された受信データを再生する(SWB=「A」→SWC:S13)。ここで、後者の場合の選択方法には、例えば、
・第1切替手段又はステップ(SWA)の指示に従う(図3)、
・直前に再生していた方のデータを選択する〔[0051](1)〕、
・直前には再生していなかった方のデータを選択する〔[0051](2)〕、
・音量の大きい方のデータを選択する〔[0051](3)〕、
・外部の送信側音楽情報処理端末(TC)から再生する方のデータ種類を表わす情報を受け取る〔[0051](4)〕
等の方法を採用することができる。
従って、この発明によれば、受信した演奏データ乃至オーディオデータに対し、演奏データ又はオーディオデータの切替え指示や受信データの自動判別に従って演奏データ又はオーディオデータの何れか一方を再生することができ、簡単な構成で、違和感なく、受信したタイミングで、当該一方のデータを再生することができる。
【0009】
この発明の第2の特徴による(請求項2,4)と、教師端末のような音楽情報処理端末(TC;TCa,TCb,…)において、MIDIデータのように楽音を所定フォーマットで表わした演奏データ(MD)や音波形をディジタル化して表わしたオーディオデータ(AD)を生成し、通信ネットワーク(CN)を介して生徒端末のような外部の音楽情報処理端末(ST;STa,STb,STc,…)に送信するに際して、第1切替手段又はステップ(SWa)で、送信すべきデータが演奏データ(MD)又はオーディオデータ(AD)の何れか一方に切り替え指示され、また、第2切替手段又はステップ(SWb)で、データ判別手段又はステップ(TC4)の判別結果を有効にするか否かが切り替え指示される。
ここで、データ判別手段又はステップ(ST4)の判別結果を有効にしないように指示されたときは(SWb=「N」:S21→NO)、演奏データ(MD)乃至オーディオデータ(AD)が生成されると(TC1,TC2)、生成されたデータについて、第1切替手段又はステップ(SWa)で送信すべき指示がなされた演奏データ(MD)又はオーディオデータ(AD)の何れか一方を送信すべきデータに設定して当該データを外部の音楽情報処理端末(ST)に送信する(SWa→SWb=「N」:S24〜S26)。
また、データ判別手段又はステップ(TC4)の判別結果を有効にするように指示されたときには(SWb=「A」:S21→YES)、生成されたデータのうち、データ判別手段又はステップ(TC4)で判別された生成データ種類が演奏データ(MD)又はオーディオデータ(AD)である場合は(SWc=「1」,「2」)、それぞれ、演奏データ(MD)又はオーディオデータ(AD)を再生すべきデータに設定し、また、生成データ種類が両データ(MD,AD)を含む場合は(SWc=「3」)、所定の選択方法に従って([0051])演奏データ(MD)又はオーディオデータ(AD)の何れか一方を再生すべきデータに設定し、当該設定されたデータを送信する(SWc→SWb=「A」:S23〜S26)。ここで、後者の場合の選択方法には、例えば、
・第1切替手段又はステップ(SWa)の指示に従う(図5)、
・直前に発生していた方のデータを選択する〔[0051](1)〕、
・直前には発生していなかった方のデータを選択する〔[0051](2)〕、
・音量の大きい方のデータを選択する〔[0051](3)〕、
・外部の受信側音楽情報処理端末(ST)から送信する方のデータ種類を表わす情報を受け取る〔[0051](4)〕
等の方法を採用することができる。
従って、この発明によれば、生成した演奏データ乃至オーディオデータに対し、演奏データ又はオーディオデータの切替え指示や生成データの自動判別に従って、簡単な構成で、演奏データ又はオーディオデータの何れか一方を送信することができ、当該一方のデータを受信した外部の音楽情報処理端末では、違和感なく、受信したタイミングで、当該データを再生することができる。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照しつつ、この発明の好適な実施例を詳述する。なお、以下の実施例は単なる一例であって、この発明の精神を逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。
【0011】
〔システムの概要〕
図1は、この発明の一実施例による音楽情報再生システム全体のネットワーク接続構成を表わす概略ブロック図である。この例では、音楽情報再生システムは、複数の教師端末TCa,TCb,…、並びに、複数の生徒端末STa,STb,STc,…から成り、教師端末と生徒端末とは、インターネット或いはローカルエリアネットワーク(LAN)等の通信ネットワークCNを介して交信することができる。なお、以下の説明では、個々の教師端末TCa,TCb,…は、記号“TC”で代表的に表わし、個々の生徒端末STa,STb,STc,…は、記号“ST”で代表的に表わすものとする。
【0012】
教師端末TCは、例えば、電子楽器の演奏等に基づいて、MIDIデータのように、演奏される楽音を音源に再生させるための処理命令を使って所定フォーマットで表現した演奏データを生成したり、マイクから入力される音信号について波形を離散値情報で表現したオーディオデータを生成したり、更には、カメラからの撮像信号から映像データを生成する機能を備え、これらのデータは、通信ネットワークCNを介して、生徒端末ST側に送信され、生徒端末STで再生される。つまり、教師端末TCは、演奏データとオーディオデータのような、データの形式とその再生方法が異なる複数種類の音楽情報を生成して生徒端末STに送信する。
【0013】
ここで、教師端末TCを用いる教師が、音楽指導のために、指導上のコメントを発声したり或いは電子楽器の実演奏等を行うと、マイクへの入力音には、コメントを表わす音声だけでなく、電子楽器の実演奏等に基づく演奏音が含まれるので、教師端末TCでは、電子楽器の実演奏等に基づく演奏データ及びオーディオデータが生成されることになる。
【0014】
図2は、この発明の一実施例による音楽情報再生システムにおける各端末のハードウエア構成を表わすブロック図である。このシステムの例では、各教師端末TC及び各生徒端末STの本体装置として、通信機能を有するパーソナルコンピュータ(PC)を用い、演奏データやオーディオデータの生成や再生などの音楽情報処理機能をもたせるようにしている。しかしながら、本体装置に電子楽器などの演奏データ専用の音楽情報処理装置を用い、これに、通信機能や、オーディオデータなどを生成乃至再生処理する機能をもたせてもよい。
【0015】
各教師端末TC又は各生徒端末STは、中央処理装置(CPU)1、タイマ2、読出専用メモリ(ROM)3、ランダムアクセスメモリ(RAM)4、外部記憶装置5、検出回路6、表示出力処理回路7、音響出力処理回路8などの外に、通信インターフェイス(通信I/F)9やMIDIインターフェース(MIDII/F)10などを備え、これらの装置1〜10は、通信バス11を介して互いに接続されている。
【0016】
端末システム全体を制御するCPU1は、所定のソフトウエア・プログラムに従いタイマ2によるクロックを利用して種々の制御を行い、例えば、演奏データの生成や再生処理などの外に、演奏データ及びオーディオデータの送信又は再生を切り替えるための再生切替処理の実行を制御する。ROM3には、このシステムに基本的な音楽情報処理や再生切替処理などを実行させるための各種制御プログラムや、これらの処理に付随する各種データやテーブルなどが記憶されている。また、RAM4には、これらの処理に際して利用されるフラグやバッファなどの情報が一時的に記憶される。
【0017】
外部記憶装置5は、ハードディスクドライブ(HDD)の外に、コンパクトディスク・リード・オンリィ・メモリ(CD−ROM)、フレキシブルディスク(FD)、光磁気(MO)ディスク、ディジタル多目的ディスク(DVD)、メモリカード等の記憶媒体及び/又はその駆動装置から成り、各種制御プログラムや各種データを記憶することができる。再生切替などに必要なプログラムや各種テーブルなどは、ROM3を利用するだけでなく、外部記憶装置5からRAM4内に読み込むことができる。例えば、HDDには、この再生切替処理を含む各種情報処理のためのソフトウエアのインストールが可能である。
【0018】
検出回路6には入力装置12が接続される。入力装置12には、キーボードやポインチングデバイス(マウス等)などの操作子から成る操作子装置が含まれ、操作子装置の各種操作子をユーザが操作すると、検出回路6は、ユーザ操作の内容を検出して端末システム内に導入する。このユーザ操作の対象には、例えば、“トークスイッチ(SWA,SWa)”や“オートスイッチ(SWB,SWb)”があり、トークスイッチを使って当該端末で再生又は送信するデータを手動で設定し、オートスイッチを使って自動設定に切り替える。
【0019】
入力装置12には、このような操作子装置の外に、マイクなどの音響入力装置や、電子カメラなどの映像入力装置が含まれる。例えば、教師端末TC側では、マイクを用いて、ユーザ(教師)による音楽指導上の音声を音信号で入力したり、電子カメラを用いて、ユーザ(教師)の演奏状況を表わす動的な映像(動画像)を映像信号で入力することができる。このように、検出回路6は、操作子の操作内容を検出するだけでなく、音響入力装置からの音信号をアナログディジタル(A/D)変換したり、映像入力装置からの映像信号を検出し、対応するオーディオデータやビデオデータをシステム内に導入することができる。
【0020】
表示出力処理回路7は、これに接続される表示部13の表示内容をCPU1からの指令に従って制御し、表示部13のディスプレイには、入力装置12の操作に従い各種画面を表示して情報入力や動作確認などの援助をするだけでなく、ビデオデータに基づく映像を表示することができる。
【0021】
音響出力処理回路8は、音源やDSP等で構成される演奏データ用効果回路や、オーディオデータ処理回路を含み、D/A変換器やアンプ、スピーカから成るサウンドシステム14が接続される。演奏データに基づく演奏出力信号やオーディオデータに基づく音響出力信号を発生し、これらの出力信号に基づくサウンドをサウンドシステム14から放音することができる。
【0022】
また、通信I/F9には、ローカルエリアネットワーク(LAN)やインターネット、電話回線等の通信ネットワークCNが接続され、この通信ネットワークを介して他の端末(TC,ST)や別のサーバコンピュータと交信することができる。例えば、他の端末(TC,ST)から演奏データやオーディオデータ、ビデオデータなどを受信することができ、また、別のサーバコンピュータからは制御プログラムや演奏データなどの各種データを外部記憶装置5にストアすることもできる。例えば、生徒端末ST側では、教師端末TC側から通信I/F9及び通信ネットワークCNを介して受信したビデオデータに基き、表示出力処理回路7及び表示部13から成る表示出力部7−13を通じて、教師の演奏状況を表わす映像を表示することができる。
【0023】
さらに、MIDII/F10には、実際の演奏に基づいて演奏データを生成することができる電子楽器などの演奏データ生成源(以下、単に「電子楽器」という)を含む他の演奏データ処理装置15が接続され、演奏データをMIDI形式で授受することができる。従って、各端末TC,STでは、電子楽器15を実際に演奏し、この演奏に基づく楽音を、音響出力処理回路8及びサウンドシステム14から成るサウンド出力部8−14から、発音させることができる。
【0024】
各端末は、以上のような構成を有するので、例えば、教師端末TC側では、ユーザが電子楽器15を用いて実際に演奏し、この演奏に基づく演奏データをMIDII/F10を介してシステムに導入したり、或いは、外部記憶装置5から模範的な演奏データをRAM4内に読み込んだりすることによって、演奏データに基づく楽音をサウンド出力部8−14から発音させることができる。ここで、この演奏データを通信I/F9及び通信ネットワークCNを介して生徒端末ST側に送信すると、生徒端末ST側では、受信した演奏データに基づく楽音をサウンド出力部8−14を通じて再生させることができる。
【0025】
一方、教師端末TC側のサウンド出力部8−14で放音された楽音は、入力装置12のマイクから音信号として入力され、検出回路6でオーディオデータに変換されてしまい、この入力装置12及び検出回路6から成る情報入力部12−6のオーディオ入力処理機能に従って入力されたオーディオデータが、通信I/F9及び通信ネットワークCNを介して、生徒端末ST側に送信されると、生徒端末ST側では、受信したオーディオデータに基づく楽音をサウンド出力部8−14で再生する。
【0026】
なお、情報入力部12−6乃至表示出力部7−13における映像処理機能については、必要に応じて、専用の映像処理回路を設けて、この映像処理回路をCPU1により制御するようにしてもよい。同様に、情報入力部12−6乃至サウンド出力部8−14におけるオーディオ処理機能についても、必要に応じて、専用のオーディオ処理回路を設けて、このオーディオ処理回路をCPU1(再生切替処理)により制御するようにしてもよい。
【0027】
また、上述した情報入力部12−6、表示出力部7−13又はサウンド出力部8−14における映像処理機能やオーディオ処理機能については、当該端末システムに要求される機能に基づき、必要に応じて省略することができる。例えば、生徒端末STの場合には、情報入力部12−6から音信号や映像信号の入力処理に関する機能を省略することができる。
【0028】
〔第1実施形態〕
この発明の第1実施形態による音楽情報再生システムでは、生徒端末ST側において、トークスイッチ(SWA)操作により、演奏データMD及びオーディオデータADの何れか一方を再生対象へ切り替えることができ、外部の教師端末TCから通信ネットワークCNを介して演奏データMD及びオーディオデータADを受信すると、受信される両データMD,ADのうち、再生対象である方のデータが再生される。
【0029】
図3は、この発明の第1実施形態による音楽情報再生システムの機能ブロック図を示す。この機能ブロック図に示すように、各教師端末TC(TCa,TCb,…)は、電子楽器機能部TC1、マイク音信号処理部TC2及び送信部TC3を備え、各生徒端末ST(STa,STb,STc,…)は、電子楽器機能部TC1及びマイク音信号処理部TC2に対応するMIDI再生部ST1及びオーディオ再生部ST2と、受信部ST3を備える。
【0030】
教師端末TC側の電子楽器機能部TC1は、教師端末TC本体にMIDII/F10を介して接続される電子楽器15の実際の演奏に基づいて、例えば、MIDI形式の演奏データ(MIDIデータ)MDを生成したり、或いは、ROM3又は外部記憶装置5に記憶されている演奏データMDを取り込む機能ブロックである。マイク音信号処理部TC2は、教師端末TCのユーザ(教師)の音声や、演奏データに基づいてサウンド出力部8−14を通じて発音されるサウンドを、情報入力部12−6のオーディオ入力処理機能を通じてオーディオデータ(波形データ)ADに変換する機能ブロックである。送信部TC3は、両ブロックTC1,TC2で生成された演奏データMD及びオーディオデータADを、通信ネットワークCNを介して各生徒端末STに向けて送信する。
【0031】
各生徒端末STの受信部ST3は、教師端末TCからの演奏データMD及びオーディオデータADを受信し、MIDI再生部ST1又はオーディオ再生部ST2に手渡す。MIDI再生部ST1及びオーディオ再生部ST2は、それぞれ、受信される演奏データMD及びオーディオデータADに基づく楽音及びサウンドをサウンド出力部8−14を通じて発音させる。
【0032】
この発明の第1実施形態では、上述した構成に加えて、再生切替処理プログラム(1)に従って、教師端末(サーバ)TCは、この端末側で発生する演奏データMD及び/又はオーディオデータADを全て生徒端末(クライアント)STに送信し、これを受信する生徒端末ST側では、教師端末TCから受信されるデータの種類と、生徒端末STで各種スイッチを使った切替えによって設定されている再生状態に応じて、データを再生する。このために、生徒端末TCに、トークスイッチSWA、オートスイッチSWB、選択スイッチSWC及び情報解析部ST4が用意される。
【0033】
トークスイッチSWAは、ユーザ(生徒)によって、当該生徒端末STで再生されるデータを演奏データMD及びオーディオデータADの何れかに切り替えるスイッチ機能部を表わしている。例えば、トークスイッチSWAの初期状態は、図示のように“オフ”状態〔(M)側〕であり、演奏データMDの再生を指示する。ユーザがトークスイッチSWAを操作すると、図示とは反対の“オン”状態〔(V)側〕に切り替って、オーディオデータADの再生を指示し、以後、ユーザ操作毎に、“M”側(オフ)→“V”側(オン)→“M”側(オフ)→…というように、オン・オフ状態が切り替る。
【0034】
オートスイッチSWBは、当該生徒端末STで再生するデータを、トークスイッチSWAの設定状態に任せる(N)か、或いは、受信されるデータの種類に基づいて自動的に判断させる(A)かを切り替えるスイッチ機能部を表わしている。例えば、オートスイッチSWBの初期状態は、図示のように“オフ”状態〔(N)側〕であり、当該生徒端末STで再生されるデータをトークスイッチSWAの設定に任せ、トークスイッチSWAによる再生データの指示を有効にする。また、ユーザがオートスイッチSWBを操作すると、図示とは反対の“オン”状態〔(A)側〕となり、受信部ST3で受信されたデータを情報解析部ST4に与え、再生されるデータを情報解析部ST4の解析結果に依存させる。なお、このオートスイッチSWBも、以後、ユーザ操作毎に、“N”側(オフ)→“A”側(オン)→“N”側(オフ)→…というように、オン・オフ状態が切り替る。
【0035】
情報解析部ST4は、受信されているデータが、演奏データMDである(1)か、オーディオデータADである(2)か或いは両データを含む(3)かを解析し、解析結果に従って選択スイッチSWCを制御する。選択スイッチSWCは、情報解析部ST4の解析結果出力に応じて図示の(1)〜(3)側に接続切替を行うスイッチ機能部である。つまり、選択スイッチSWCは、解析結果に応じて、オートスイッチSWBがオン〔(A)側〕の時に受信されるデータの手渡し先を、MIDI再生部ST1(1)、オーディオ再生部ST2(2)、或いは、トークスイッチSWAの設定に対応する再生部ST1,ST2の何れか(3)に、切り替える。
【0036】
図4は、この発明の第1実施形態による音楽情報再生システムの生徒端末側での動作例を表わすフローチャートを示す。第1実施形態においては、再生切替処理プログラム(1)に従って、図4に示されるような再生切替処理(1)の動作フローが、生徒端末ST側でデータを受信する毎に起動される。
【0037】
再生切替処理(1)がスタートすると、まず、最初のステップS11では、オートスイッチSWBが“オン”の状態(A)にあるか否かを判定する。ここで、“オン”状態と判定されると(S11→YES)、ステップS12に進み、情報解析部ST4において、受信部ST3で受信されるデータの種類を解析して、受信部ST3から出力されているデータの種類を決定する。続いて、ステップS13で決定された種類のデータを、対応する再生部ST1,ST2で再生するように選択スイッチSWCを切り替えて、切替え後の状態で再生できる種類のデータを再生し、その後、この再生切替処理(1)を終了する。
【0038】
一方、ステップS11で、オートスイッチSWBが“オフ”状態(N)であると判定されると(S11→NO)、ステップS14に進んで、さらに、トークスイッチSWAが“オン”状態(V)にあるか否かを判定する。ここで、“オン”状態と判定されると(S14→YES)、ステップS15に進み、受信されるデータからオーディオデータADを取り出して、当該オーディオデータをオーディオ再生部ST2で再生し、その後、この再生切替処理(1)を終了する。
【0039】
また、ステップS14でトークスイッチSWAが“オフ”状態(M)であると判定されると(S14→NO)、ステップS16に進んで、受信されるデータから演奏データ(MIDIデータ)MDを取り出して、当該演奏データをMIDI再生部ST1で再生し、その後、この再生切替処理(1)を終了する。
【0040】
〔第2実施形態〕
この発明の第2実施形態による音楽情報再生システムでは、教師端末TC側において、トークスイッチ(SWa)操作により、演奏データMD及びオーディオデータADの何れか一方を送信対象へ切り替えることができ、当該教師端末TCで発生される演奏データMD及びオーディオデータADのうち、送信対象である方のデータが、外部の生徒端末STに送信される。
【0041】
図5は、この発明の第2実施形態による音楽情報再生システムの機能ブロック図を示す。この機能ブロック図に示すように、各教師端末TC(TCa,TCb,…)は、電子楽器機能部TC1、マイク音信号処理部TC2及び送信部TC3を備え、各生徒端末ST(STa,STb,STc,…)は、電子楽器機能部TC1及びマイク音信号処理部TC2に対応するMIDI再生部ST1及びオーディオ再生部ST2と、受信部ST3を備える点では、第1及び第2実施形態の間に格別相違がない。
【0042】
第2実施形態では、再生切替処理プログラム(2)に従って、切替制御を教師端末(サーバ)TCで行い、教師端末TC側で発生される演奏データMD及びオーディオデータADの何れか一方を選択して生徒端末ST側に送信することができる。一方、生徒端末ST側では、教師端末TCから受信される演奏データMD及び/又はオーディオデータADの全てを再生する。このために、教師端末TCに、トークスイッチSWa、オートスイッチSWb、選択スイッチSWc及び情報解析部TC4が用意される。
【0043】
トークスイッチSWaは、ユーザ(教師)による入力装置12の所定操作に従って、当該教師端末TCから送信されるデータを演奏データMD及びオーディオデータADの何れかに切り替えるスイッチ機能部を表わしている。例えば、トークスイッチSWaの初期状態は、図示のように“オフ”状態〔(M)側〕であり、演奏データMDの送信を指示し、ユーザがトークスイッチSWaを操作すると、図示とは反対の“オン”状態〔(V)側〕に切り替って、オーディオデータADの送信を指示し、以後、ユーザ操作毎にオン・オフ状態が切り替る。
【0044】
オートスイッチSWbは、当該教師端末TCから送信するデータを、トークスイッチSWaの設定状態に任せる(N)か、或いは、現在発生しているデータの種類に関する自動的な判断に任せる(A)かを切り替えるスイッチ機能部を表わしている。例えば、オートスイッチSWbの初期状態は、図示のように“オフ”状態〔(N)側〕であり、当該生徒端末STで再生されるデータをトークスイッチSWaの設定に任せ、トークスイッチSWaによる送信データの指示を有効にする。また、ユーザがオートスイッチSWbを操作すると、図示とは反対の“オン”状態〔(A)側〕となり、選択スイッチSWcの送信データ指示が有効になる。なお、このオートスイッチSWbも、トークスイッチSWaと同様に、以後、ユーザ操作毎にオン・オフ状態が切り替る。
【0045】
この選択スイッチSWcは、送信するデータの種類を表わしている送信ルートを、情報解析部TC4の解析結果に応じて、図示の(1)〜(3)のように、複数段に切り替える自動スイッチ機能部である。この解析結果を出力する情報解析部TC4は、電子楽器機能部TC1乃至マイク音信号処理部TC2で発生される演奏データMD乃至オーディオデータADを受けて、当該教師端末TCで発生されているデータの種類を判別する。すなわち、発生データが、演奏データMDである(1)か、オーディオデータADである(2)か或いは両データを含む(3)かを解析し、解析結果に従って選択スイッチSWcを(1)〜(3)の何れかに切り替える。
【0046】
つまり、選択スイッチSWcは、情報解析部TC4のデータ種類の解析結果に従って、オートスイッチSWbがオン〔(A)側〕の時に送信部TC3から送信すべきデータの発生源を、電子楽器機能部TC1(1)、マイク音信号処理部TC2(2)、或いは、トークスイッチSWaの設定に対応する両部TC1,TC2の何れか(3)に切り替える。
【0047】
図6は、この発明の第2実施形態による音楽情報再生システムの教師端末側での動作例を表わすフローチャートを示す。第2実施形態においては、再生切替処理プログラム(2)に従って、図6に示されるような再生切替処理(2)の動作フローが、教師端末TC側でデータを発生する毎に起動される。
【0048】
再生切替処理(2)がスタートすると、まず、最初のステップS21では、オートスイッチSWbが“オン”の状態(A)にあるか否かを判定する。ここで、“オン”状態と判定されると(S21→YES)、ステップS22に進み、情報解析部TC4において、入力されるデータの種類を解析し、当該教師端末TCでは、発生されているデータが演奏データ(MIDIデータ)MD及びオーディオデータ(波形データ)ADの何れか一方のみであるか否かを検出する。
【0049】
ステップS22で、演奏データMD及びオーディオデータADの何れか一方のみが発生されていることを検出すると(S22→YES)、ステップS23に進んで、発生されているデータ(演奏データMD又はオーディオデータAD)を生徒端末STに向けて送信するように、選択スイッチSWcを発生されているデータを送信できる送信ルート〔(1)又は(2)〕に切り替えて、発生されているデータを生徒端末STに送信し、その後、この再生切替処理(2)を終了する。
【0050】
一方、ステップS21でオートスイッチSWbが“オフ”状態(N)であると判定されたとき(S21→NO)、並びに、ステップS22で演奏データMD及びオーディオデータADの両者が発生されていると判定すると(S22→NO)、ステップS24に進んで、トークスイッチSWaの状態に基づいて、演奏データMD及びオーディオデータADの中から取り出すべきデータの種類を検出する。続くステップS25では、発生されているデータから、ステップS24で検出された種類のデータを取り出す。そして、次のステップS26において、取り出したデータを送信部TC3の制御で生徒端末STに向けて送信し、その後、この再生切替処理(2)を終了する。
【0051】
〔種々の実施態様〕
以上、この発明を一実施例について説明したが、この発明は種々の態様で実施することができる。例えば、各実施形態においては、オートスイッチをオン(A)している場合に、再生又は送信するデータの種類は、選択スイッチの選択(3)によりトークスイッチの設定に従うようにしているが、トークスイッチの設定に従う方法以外の別の方法で選択してもよい。例えば、
(1)直前に再生又は発生していた方のデータを選択する、
(2)直前には再生又は発生していなかった方のデータを選択する、
(3)音量の大きい方のデータを選択する、
(4)教師端末TCから再生する方のデータ種類を表わす情報、或いは、生徒端末STから送信する方のデータ種類を表わす情報を受け取る、等々
の方法を採用することができる。
【0052】
また、複数ある教師端末TCa,TCb,…毎に、複数ある生徒端末STa,STb,STc,…毎に、オートスイッチSWb,SWBとトークスイッチSWa,SWAを使って、夫々の端末に固有の設定を行うことができる。
【0053】
【発明の効果】
以上説明したように、この発明によれば、生徒端末のような音楽情報処理端末(ST)において、教師端末のような外部の音楽情報処理端末(TC)から通信ネットワーク(CN)を介してMIDIデータのような演奏データ(MD)や音波形情報で表現されるオーディオデータ(AD)を受信し再生する場合、演奏データ乃至オーディオデータが受信されると、第1切替手段の指示やデータ判別手段の受信データ自動判別に従って演奏データ又はオーディオデータの何れかを再生データに設定し、受信された演奏データ乃至オーディオデータのうち、設定された再生データに該当するデータを再生することができ、簡単な構成で、違和感なく、受信したタイミングで、該当データを再生することができる。
【0054】
また、この発明によれば、教師端末のような音楽情報処理端末(TC)において、演奏データ(MD)やオーディオデータ(AD)を生成し通信ネットワーク(CN)を介して生徒端末のような外部の音楽情報処理端末(ST)に送信する場合、演奏データ乃至オーディオデータが生成されると、第1切替手段の指示やデータ判別手段の生成データ自動判別に従って演奏データ又はオーディオデータの何れかを送信データに設定し、生成された演奏データ乃至オーディオデータのうち、設定された送信データに該当するデータを送信することができ、簡単な構成にも拘わらず、該当データを受信した外部の音楽情報処理端末では、同様に、違和感なく、受信したタイミングで、該当データを再生することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、この発明の一実施例による音楽情報再生システム全体のネットワーク接続構成を示す概略ブロック図である。
【図2】図2は、この発明の一実施例による音楽情報再生システムにおける各端末のハードウエア構成を表わすブロック図である。
【図3】図3は、この発明の第1実施形態による音楽情報再生システムの機能ブロック図である。
【図4】図4は、この発明の第1実施形態による音楽情報再生システムの生徒端末側での動作例を表わすフローチャートである。
【図5】図5は、この発明の第2実施形態による音楽情報再生システムの機能ブロック図である。
【図6】図6は、この発明の第2実施形態による音楽情報再生システムの教師端末側での動作例を表わすフローチャートである。
【符号の説明】
TC;TCa,TCb,… 電子楽器機能部(演奏データ生成部)TC1,マイク音信号処理部TC2及び送信部TC3を備える教師端末、
ST;STa,STb,STc,… MIDI(演奏データ)再生部ST1,オーディオ(マイク音信号)再生部ST2及び受信部ST3を備える生徒端末、
SWA,SWa トークスイッチ(機能部)、
SWB,SWb オートスイッチ(機能部)、
SWC,SWc 情報解析部ST4,TC4の解析結果出力で動作する選択スイッチ(自動スイッチ機能部)。
Claims (4)
- 外部の音楽情報処理端末から、楽音を所定フォーマットで表わした演奏データ乃至音響を波形情報で表わしたオーディオデータを、通信ネットワークを介して受信可能な音楽情報処理端末における再生切替装置であって、
再生すべきデータを演奏データ又はオーディオデータの何れか一方に切り替え指示する第1切替手段と、
外部の音楽情報処理端末から演奏データ乃至オーディオデータを受信する受信手段と、
受信手段により受信されるデータの種類が演奏データであるかオーディオデータであるか或いは両データを含むかを判別するデータ判別手段と、
データ判別手段の判別結果を有効にするか否かを切り替え指示する第2切替手段と、
第2切替手段によりデータ判別手段の判別結果を有効にしない指示がなされたときは、第1切替手段により指示された演奏データ又はオーディオデータの何れか一方を再生すべきデータに設定し、第2切替手段によりデータ判別手段の判別結果を有効にする指示がなされたときには、データ判別手段により判別された受信データの種類が演奏データ又はオーディオデータである場合は、それぞれ、演奏データ又はオーディオデータを再生すべきデータに設定し、該受信データの種類が両データを含む場合は、所定の選択方法に従い演奏データ又はオーディオデータの何れか一方を再生すべきデータに設定する設定手段と、
受信手段により受信された演奏データ乃至オーディオデータのうち設定手段により再生すべきデータに設定されたデータを再生する再生手段と
を具備することを特徴とする再生切替装置。 - 楽音を所定フォーマットで表わした演奏データ乃至音響を波形情報で表わしたオーディオデータを通信ネットワークを介して外部の音楽情報処理端末に送信可能な音楽情報処理端末における送信切替装置であって、
送信すべきデータを演奏データ又はオーディオデータの何れか一方に切り替え指示する第1切替手段と、
演奏データを生成する演奏データ生成手段と、
オーディオデータを生成するオーディオデータ生成手段と、
両生成手段により演奏データが生成されているかオーディオデータが生成されているか或いは両データが生成されているか生成データの種類を判別するデータ判別手段と、
データ判別手段の判別結果を有効にするか否かを切り替え指示する第2切替手段と、
第2切替手段によりデータ判別手段の判別結果を有効にしない指示がなされたときは、第1切替手段により指示された演奏データ又はオーディオデータの何れか一方を送信すべきデータに設定し、第2切替手段によりデータ判別手段の判別結果を有効にする指示がなされたときには、データ判別手段により判別された生成データの種類が演奏データ又はオーディオデータである場合は、それぞれ、演奏データ又はオーディオデータを送信すべきデータに設定し、該生成データの種類が両データを含む場合は、所定の選択方法に従い演奏データ又はオーディオデータの何れか一方を送信すべきデータに設定する設定手段と、
両生成手段により生成された演奏データ乃至オーディオデータのうち設定手段により送信すべきデータに設定されたデータを外部の音楽情報処理端末に送信する送信手段と
を具備することを特徴とする送信切替装置。 - 外部の音楽情報処理端末から、楽音を所定フォーマットで表わした演奏データ乃至音響を波形情報で表わしたオーディオデータを、通信ネットワークを介して受信可能な音楽情報処理端末において再生切替装置として機能するコンピュータに、
再生すべきデータを演奏データ又はオーディオデータの何れか一方に切り替え指示する第1切替ステップと、
外部の音楽情報処理端末から演奏データ乃至オーディオデータを受信する受信ステップと、
受信ステップで受信されるデータの種類が演奏データであるかオーディオデータであるか或いは両データを含むかを判別するデータ判別ステップと、
データ判別ステップでの判別結果を有効にするか否かを切り替え指示する第2切替ステップと、
第2切替ステップにおいてデータ判別ステップでの判別結果を有効にしない指示がなされたときは、第1切替ステップで指示された演奏データ又はオーディオデータの何れか一方を再生すべきデータに設定し、第2切替ステップにおいてデータ判別ステップでの判別結果を有効にする指示がなされたときには、データ判別ステップで判別された受信データの種類が演奏データ又はオーディオデータである場合は、それぞれ、演奏データ又はオーディオデータを再生すべきデータに設定し、該受信データの種類が両データを含む場合は、所定の選択方法に従い演奏データ又はオーディオデータの何れか一方を再生すべきデータに設定する設定ステップと、
受信ステップで受信された演奏データ乃至オーディオデータのうち設定ステップで再生すべきデータに設定されたデータを再生する再生ステップと
から成る手順を実行させる再生切替プログラム。 - 楽音を所定フォーマットで表わした演奏データ乃至音響を波形情報で表わしたオーディオデータを通信ネットワークを介して外部の音楽情報処理端末に送信可能な音楽情報処理端末において送信切替装置として機能するコンピュータに、
送信すべきデータを演奏データ又はオーディオデータの何れか一方に切り替え指示する第1切替ステップと、
演奏データ乃至オーディオデータを生成するデータ生成ステップと、
データ生成ステップで演奏データが生成されているかオーディオデータが生成されているか或いは両データが生成されているか生成データの種類を判別するデータ判別ステップと、
データ判別ステップでの判別結果を有効にするか否かを切り替え指示する第2切替ステップと、
第2切替ステップにおいてデータ判別ステップでの判別結果を有効にしない指示がなされたときは、第1切替ステップで指示された演奏データ又はオーディオデータの何れか一方を送信すべきデータに設定し、第2切替ステップにおいてデータ判別ステップでの判別結果を有効にする指示がなされたときには、データ判別ステップで判別された生成データの種類が演奏データ又はオーディオデータである場合は、それぞれ、演奏データ又はオーディオデータを送信すべきデータに設定し、該生成データの種類が両データを含む場合は、所定の選択方法に従い演奏データ又はオーディオデータの何れか一方を再生すべきデータに設定する設定ステップと、
データ生成ステップで生成された演奏データ乃至オーディオデータのうち設定ステップで送信すべきデータに設定されたデータを外部の音楽情報処理端末に送信する送信ステップと
から成る手順を実行させる送信切替プログラム。
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