JP3849488B2 - コンバインの穀粒排出装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、コンバインの穀粒排出装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
例えば、コンバインで立毛穀稈の刈取り収穫作業は、このコンバインの前部に設けた刈取機で立毛穀稈は刈取りされ、刈取り穀稈は、この刈取機で後方上部へ移送されて脱穀機へ供給され、この脱穀機内を挟持移送中に脱穀され、脱穀済みで選別済みの穀粒は、この脱穀機の右横側に設けた穀粒貯留タンク内へ供給されて一時貯留される。
【0003】
前記穀粒貯留タンク内へ貯留した穀粒を機外へ排出するときには、この穀粒貯留タンク内の穀粒は、後側に設けた縦移送筒内へ移送供給され、この縦移送筒から伸縮穀粒排出装置内へ移送供給されるが、この前段で伸縮装置等により、伸縮穀粒排出装置を所定の排出位置へ伸張、左右旋回、及び昇降制御して、所定の排出位置へセットする。
【0004】
所定の排出位置へセットした伸縮穀粒排出装置の固定用移送筒内へ縦移送筒から穀粒は供給され、この固定用移送筒へ内装した固定移送螺旋で引継ぎ移送され、固定用移送筒の外周部へ収縮自在に挿入した移動用移送筒内へ供給される。この移動用移送筒へ伸縮自在で、固定用移送筒の移送終端部に設けた後支持メタルと、移動用移送筒の前端部に設けた排出筒の前側板に設けた前支持メタルとによって、軸支した移動螺旋軸の移送始端部側へ固定して軸支した後移動移送螺旋と、この後移動移送螺旋へ係合すると共に、複数個が伸縮自在に係合した中移動移送螺旋と、この中移動移送螺旋と係合して、移動螺旋軸の移送終端部側へ軸支して、固定した前移動移送螺旋とにより、順次固定用移送筒の固定移送螺旋から、移動用移送筒内へ供給され、この移動用移送筒内を、後・各中・前移動移送螺旋へと順次引継ぎ移送されて、排出筒内へ移送され、この排出筒の排穀口から機外へ穀粒は排出される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
移動用移送筒へ内装した前・後・各中移動移送螺旋を軸支する伸縮移動自在な移動螺旋軸は、固定用移送筒の移送終端部に設けた後支持メタルと、移動用移送筒の先端部に設けた排出筒の前側板に設けた前支持メタルとの2箇所で軸支した2点支持方式によって、支持されていることにより、支持スパンが長く、このために、移動螺旋軸が大きく振れることがあり、この振れが原因で異常音が発生したり、又、移送中の穀粒がたたかれて、脱ぷ粒、及び損傷粒が発生することがあったが、この発明により、これらの問題点を解決しようとするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
このために、この発明は穀粒を受けて移送して排出する固定移送螺旋を内装した固定用移送筒と、該固定用移送筒の外周部へ挿入して伸縮装置14)によって伸縮自在に構成した移動用移送筒13と、該移動用移送筒13の前端部の排出筒35)とを設け、前記移動用移送筒(13)と排出筒(35)とに伸縮自在な移動螺旋軸(9)を内装し、該移動螺旋軸)に前・後移動移送螺旋11,10)を軸支すると共に該前・後移動移送螺旋11,10中移動移送螺旋12)を伸縮自在に軸支し前記螺旋軸)の移送始端部側と中間部と移送終端部とを、固定用移送筒の移送終端に設けた後支持メタル30)と排出筒35を形成する後側板35bの近傍に設けた中支持メタル35d)と排出筒35を形成する前側板35cに設けた前支持メタル35eとの3個所で支持して設けるにあたり、前記中支持メタル(35d)を排出筒(35)へ装着するために設ける中支持メタル(35d)の左右両側の左・右支持アーム(35f,35h)の取付孔中心位置(ル,ル)を、該中支持メタル(35d)の移動螺旋軸(9)を軸支する孔中心位置(ト)よりも上下方向のいずれか一方側へ所定寸法(N)偏位させて設けたことを特徴とするコンバインの穀粒排出装置としたものである。
【0007】
コンバインで立毛穀稈の刈取り収穫作業は、このコンバインの前部に設けた刈取機で立毛穀稈は刈取りされ、刈取り穀稈は、この刈取機で後方上部へ移送されて脱穀機へ供給され、この脱穀機内を挟持移送中に脱穀され、脱穀済みで選別済みの穀粒は、この脱穀機の右横側に設けた穀粒貯留タンク内へ供給されて一時貯留される。
【0008】
前記穀粒貯留タンク内へ貯留した穀粒を機外へ排出するときには、この穀粒貯留タンク内の穀粒は、後側に設けた縦移送筒内へ移送供給され、この縦移送筒から伸縮穀粒排出装置内へ移送供給されるが、この前段で伸縮装置等により、伸縮穀粒排出装置を所定の排出位置へ伸張、左右旋回、及び昇降制御して、所定の排出位置へ移動させてセットする。
【0009】
所定の排出位置へセットした伸縮穀粒排出装置の固定用移送筒8へ縦移送筒から穀粒は供給され、この固定用移送筒8へ内装した固定移送螺旋7で引継ぎ移送され、固定用移送筒8の外周部へ収縮自在に挿入した移動用移送筒13内へ供給される。この移動用移送筒13内へ供給された穀粒は、この移動用移送筒13内を、後・各中・前移動移送螺旋10,12,11へと順次引継ぎ移送されて、排出筒35内へ移送され、この排出筒35の排穀口から機外へ穀粒は排出される。
【0010】
【0011】
【0012】
【0013】
【0014】
【0015】
【0016】
【発明の効果】
の発明によると、移動螺旋軸9移送始端部側と中間部と移送終端部側とを後支持メタル30と中支持メタル35dと前支持メタル35eとで軸支して、3箇所で軸支した3点支持方式としたことにより、支持スパンが短くなり、このために、移動螺旋軸9が大きく振れることがなくなり、異常音の発生を防止できる。又、振れが少なくなったことにより、移送中の穀粒がたたかれることがなくなり、脱ぷ粒、及び損傷粒の発生を防止できる。
また、中支持メタル35dを排出筒35へ装着するために設けるこの中支持メタル35dの左右両側の左・右支持アーム35f,35hの取付孔中心位置(ル)を、中支持メタル35dの移動螺旋軸9を軸支する孔中心位置(ト)よりも上下方向いずれか一方側の穀粒排出の抵抗にならない側へ所定寸法(N)偏位させて設けることにより、中支持メタル35dの左・右支持アーム35f,35h部が、穀粒排出の抵抗になることが少なくなり、スムーズに穀粒排出を行うことができる。
【0017】
【0018】
【0019】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説明する。
固定移送螺旋7を内装した固定用移送筒8と、伸縮装置14で伸縮自在な移動螺旋軸9の前後両側を固定して軸支した前・後移動移送螺旋11,10と、これら前・後移動移送螺旋11,10間には、これら前・後移動移送螺旋11,10に両端部が係合すると共に、複数個の中移動移送螺旋12が互いに係合して収縮自在に、移動螺旋軸9へ軸支して設け、この移動螺旋軸9は固定用移送筒8の外周部へ伸縮自在に挿入した移動用移送筒13と、この移動用移送筒13の前端部に設けた排出筒35とに、前・後・中支持メタル35e,30,35dで軸支内装した構成である。これら固定用移送筒8、及び移動用移送筒13等よりなる伸縮穀粒排出装置5は、コンバイン1に設けた構成である。この伸縮穀粒排出装置5を主に図示して説明する。
【0020】
前記コンバイン1の走行車台2の下側には、図22で示す如く土壌面を走行する左右一対の走行クローラ15aを張設した走行装置15を配設し、走行車台2の上側には、脱穀機3を載置した構成である。走行車台2の前側の刈取機16で立毛穀稈を刈取りし、この刈取り穀稈はこの刈取機16で後方上部へ移送され、脱穀機3のフィードチェン3aと、挟持杆3bとで引継ぎされて、挟持移送されながら脱穀される。脱穀済みで選別済みの穀粒は、脱穀機3の右横側に配設した貯留タンク4内へ一時貯留される。
【0021】
前記走行車台2の前側には、図22で示す如く前端位置から立毛穀稈を分離するナローガイド17a、及び分草体17bと、立毛穀稈を引起す引起装置18aと、引起された穀稈を掻込み移送する穀稈掻込移送装置19の掻込装置19aと、掻込された穀稈を刈取る刈刃装置18bと、刈取りされた穀稈を挟持移送して、脱穀機3のフィードチェン3aと、挟持杆3bとへ受渡しする穀稈掻込移送装置19の根元・穂先移送装置19b・19c等からなる刈取機16を設けている。該刈取機16は、油圧駆動による伸縮シリンダ16aにより、土壌面に対して、昇降自在に移動する構成である。
【0022】
前記刈取機16の前方下部から後方上部へ傾斜する支持杆16cの上端部には、左右方向に支持パイプ杆16dを設け、この支持パイプ杆16dを走行車台2の上側面に設けた支持装置16eで回動自在に支持させて、伸縮シリンダ16aの作動により、刈取機16は支持パイプ杆16dを回動中心として、上下に回動する構成である。
【0023】
前記脱穀機3側の前部には、図22で示す如くコンバイン1を始動、停止、及び各部を調節等の操作を行う操作装置20aと、これら操作を行う作業者が搭乗する操縦席20bとを設け、この操縦席20bの下側で、走行車台2の上側面には、エンジン20cを載置すると共に、後方部には、穀粒貯留タンク4を配設する。これら走行装置15と、刈取機16と、脱穀機3と、エンジン20c等により、コンバイン1の機体1aを形成した構成である。
【0024】
前記刈取機16の穀稈掻込移送装置19によって形成される穀稈移送経路中には、刈取られて移送される穀稈に接触作用することにより、脱穀機3へ穀稈の供給の有無を検出する穀稈センサ16bを設けた構成である。
前記走行車台2の前端部に装架した走行用のミッションケース21a内の伝動機構の伝動経路中には、その出力に基づいて、走行車速を検出するポテンションメータ方式の車速センサ21bを設けた構成である。
【0025】
前記穀粒貯留タンク4内の底部には、貯留穀粒を後方部へ移送する前後移送螺旋4aを前後方向に設けると共に、後方へ移送される穀粒を引継ぎして、継手ケース6bを介して方向変換する排出装置2aの縦移送螺旋6aを内装した縦移送筒6を略垂直姿勢で回動可能に、継手ケース6bの上側で穀粒貯留タンク4の後側に設けた構成である。
【0026】
前記縦移送筒6の上端部には、上端部を支点として、その全長がコンバイン1の前後長に亘り伸縮自在、上下回動自在、旋回自在で穀粒を機外へ排出する伸縮穀粒排出装置5を設けた構成である。
前記操作装置20aの表面板20dの外側面には、図20で示す如く伸縮穀粒排出装置5を主として操作する各種スイッチ、及び各種操作レバー等を図示して説明する。伸縮穀粒排出装置5を上下回動、及び左右旋回操作するオーガレバー22aと、エンジン20cの動力をこの伸縮穀粒排出装置5へ伝達する籾排出レバー22bとを設け、この籾排出レバー22bを排出位置へ操作すると、穀粒貯留タンク4内の穀粒を機外へ排出できる構成である。
【0027】
又、前記伸縮穀粒排出装置5等を停止させるときに操作するON−OFFスイッチ方式の停止スイッチ23aと、旋回させるときに操作するON−OFFスイッチ方式の旋回スイッチ23bと、ON−OFFスイッチ方式のランプスイッチ23cと、後逑詳細説明する移動用移送筒13を伸張、又は収縮させるときに操作するON−OFF方式で切換方式の伸縮スイッチ23dとを設けた構成である。
【0028】
前記オーガレバー22aの横側近傍には、伸縮穀粒排出装置5の移動用移送筒13と、固定用移送筒8との重合部を受けて保持する保持装置24を設け、この保持装置24は主柱24aの上端部に逆山形状の受板24bを固着して設けた構成である。
【0029】
前記保持装置24には、図22で示す如く移動用移送筒13の最収縮位置を検出するON−OFFスイッチ方式の収納センサ25を設け、この移動用移送筒13の最収縮状態を規制する構成である。
前記操作装置20aの制御装置26には、図21で示す如く各種レバー22a,22bと、各種スイッチ23a,23b,23c,23dの操作と、収納センサ25の検出等が入力回路26aからCPU26bへ入力される構成である。これらの入力に基づいて、該CPU26bから出力回路26cを経て、穀粒貯留タンク4内の前後移送螺旋4aと、縦移送筒6内の縦移送螺旋6aと、伸縮穀粒排出装置5の固定移送螺旋7と、移動螺旋軸9へ軸支した前・後移動移送螺旋11,10、及び各中移動移送螺旋12等を回転駆動する。又、移動用モータ28の正・逆回転により、移動用移送筒13、及び移動螺旋軸9を伸縮制御する構成であり、作業灯29を点灯する構成である。
【0030】
前記伸縮穀粒排出装置5は、図1〜図19、及び図22で示す如く後支持メタル30と、引継メタル33とで装着した固定用移送筒8と、この固定用移送筒8の外周部(ロ)へ挿入して、伸縮自在な移動用移送筒13と、この移動用移送筒13を伸縮移動させる収縮装置14と、移動用移送筒13の最収縮位置を検出する収納センサ25等よりなる構成である。
【0031】
前記固定用移送筒8は、図10で示す如く固定移送螺旋7を内装して設け、この固定移送螺旋7は固定螺旋軸31の外周部に固定螺旋プレート31aを固着して設けた構成である。固定螺旋軸31の内径部は丸形状の挿入孔31bを形成し、又、この固定螺旋軸31の移送終端部の内径の挿入孔31b部には、この挿入孔31bより小径で後逑する移動螺旋軸9の外周部(イ)を軸支する六角形状の挿入孔32aを内径部に設けた補助軸32を固着して設けた構成である。
【0032】
前記固定用移送筒8の外周部(ロ)の移送終端部は、図10、及び図11で示す如く後支持メタル30の外ボス30aの内径部へ挿入して固着して設け、又、この後支持メタル30の内ボス30bの内径部に設けたベアリング30cの内径部には、補助軸32の外径部を挿入して軸支した構成である。固定螺旋軸31の移送始端の軸端部に設けた後支持軸31cは、縦移送筒6の上端部に設けた引継メタル33に内装した受メタル33aへ挿入して軸支した構成である。
【0033】
前記後支持メタル30の外ボス30aは、図10で示す如く円形状に形成し、この外ボス30aの外径部と、固定用移送筒8の外周部(ロ)の移送始端部から所定距離位置に固着して設けた筒形状の外メタル34の外周部とを、移動用移送筒13の内径部は、詳細を後逑する伸縮装置14により、前後に摺動移動自在な構成である。
【0034】
前記移動用移送筒13内には、図1〜図11で示す如く外径形状が六角形状で内径が中空形状、又は充実形状の移動螺旋軸9を内装して設け、この移動螺旋軸9の移送始端側の軸端部には、外周部が六角形状の受ブッシュ9aを挿入して固着した構成である。
【0035】
前記移動螺旋軸9の軸支は、図1〜図11で示す如く前後部、及び中間部の3箇所を軸支した構成であり、移動用移送筒13の前端部に装着した排出筒35を形成する前側板35cに設けた前支持メタル35eへ挿入して、軸支した構成である。中間部は、排出筒35を形成する後側板35bの近傍部で、排出筒35を形成する横側板35jへ装着した中支持メタル35dへ挿入して軸支した構成である。後部は、固定用移送筒8の移送終端部へ固着して設けた後支持メタル30の補助軸32の挿入孔32aへ挿入して軸支した構成である。移動螺旋軸9は、前支持メタル35eと、中支持メタル35dと、後支持メタル30とにより、3箇所を軸支した3点支持方式の構成として、支持スパンを短くした構成である。更に移動螺旋軸9の後端部の受ブッシュ9aの外周部は、固定螺旋軸31の挿入孔31aで軸支した構成である。移動螺旋軸9は、伸縮装置14により、前後に摺動移動自在な構成である。前支持メタル35eと中支持メタル35dとの間の(K1)は一定であり、この中支持メタル35dと後支持メタル30との間の(K2)は移動螺旋軸9の移動により、変動する構成である。
【0036】
前記移動螺旋軸9は、前後部、及び中間部の3点を、前・後支持メタル35e,30、及び中支持メタル35dで軸支した3点支持方式としたことにより、支持スパンが短くなり、このために、移動螺旋軸9が大きく振れることがなくなり、振れが小さくなったことにより、移動螺旋軸9で軸支して設けた前・後移動移送螺旋11,10、及び中移動移送螺旋12で移動用移送筒13の内径部を叩くことがなくなり、異常音の発生を防止できる。又、移送中の穀粒が前・後・中移動移送螺旋11,10,12で叩かれることがなくなり、脱ぷ粒、及び損傷粒の発生を防止できる。
【0037】
前記移動移送螺旋9を軸支する中支持メタル35dの孔中心位置(ト)は、図1、及び図4で示す如く後支持メタル30、及び前支持メタル35eの移動螺旋軸9を軸支する孔中心位置(チ),(リ)より、左右方向のいずれか一方側の左側、又は右側へ所定寸法(M)偏位させた構成であり、中支持メタル35d部では、移動螺旋軸9を一方側の左側、又は右側へ引き寄せて、偏心させた構成である。
【0038】
前記中支持メタル35dの移動螺旋軸9を軸支する孔中心位置(ト)は、前・後支持メタル35e,30の移動螺旋軸9を軸支する孔中心位置(チ),(リ)より、いずれか一方側の左側、又は右側へ所定寸法(M)偏位させて、この移動螺旋軸9を軸支したことにより、この移動螺旋軸9は左右方向のいずれか一方側へ引き寄せられて、軸支されたこととなり、中支持メタル35d部では、移動螺旋軸9は偏心して、確実に軸支されたことになって、これにより、異常音の発生防止、及び脱ぷ粒、損傷粒の発生防止を確実に行うことができる。
【0039】
図1、及び図5で示す如く前記中支持メタル35dを、排出筒の横側板35jへ装着する中支持メタル35dの左右両側の左・右支持アーム35f,35hの取付孔中心位置(ル),(ル)は、中支持メタル35dの移動螺旋軸9を軸支する孔中心位置(ト)より、上下方向のいずれか一方側の穀粒排出の抵抗にならない側の上側、又は下側へ所定寸法(N)偏位させて、ボルト等により、左右両側の横側板35jへ締付けて設け、中支持メタル35dで移動螺旋軸9を軸支した構成である。
【0040】
前記中支持メタル35dの移動螺旋軸9を軸支する孔中心位置(ト)より、この中支持メタル35dを排出筒35の横側板35jへ装着する左・右支持アーム35f,35hの取付孔中心位置(ル),(ル)を、穀粒排出の抵抗にならない側のいずれか一方側の上側、又は下側へ所定寸法(N)偏位させて、この左・右支持アーム35f,35hの取付孔部をボルト等で排出筒35の横側板35jへ締付けて、中支持メタル35dを装着したことにより、この中支持メタル35dの左・右支持アーム35f,35h部が、穀粒排出の抵抗になることがなく、穀粒をスムーズに機外へ排出することができる。
【0041】
前記移動用移送筒13に内装した移動螺旋軸9の移送始端部と、移送終端の近傍部とに軸支した前・後移動移送螺旋11,10と、これら前・後移動移送螺旋11,10との間で、移動螺旋軸9に軸支した複数個の各中移動移送螺旋12とを内装して設けた構成である。この各中移動移送螺旋12は伸縮自在な構成である。
【0042】
移送始端部の前記後移動移送螺旋10は、図7〜11で示す如く補助軸32の前部側へ挿入して軸支した構成であり、金属製のこの後移動移送螺旋10は内径形状が丸形状で、外径形状も丸円形状の後固定ボス36の外周部には、帯状で一端部側が一方側へ突出する結合部36bを設けると共に、この結合部36b側を外側へ突出させた支持板36aを固着して設け、これら支持板36aと後固定ボス36とには、所定長さの移送螺旋プレート36cを固着して設けた構成である。後移動移送螺旋10の後固定ボス36を補助軸32へボルト36d、又は、頭なしで溝付ネジ36d等により、この補助軸32の前部側へ締付けて固定した構成である。移動螺旋軸9と、前移動移送螺旋11と、各中移動移送螺旋12とは、前後へ移動自在な構成である。
【0043】
移送終端部の金属製の前記前移動移送螺旋11は、図6〜図9、及び図15で示す如く内径形状が六角形状で外径形状が円形状の前固定ボス37の外周部には、帯状で一端部側が一方側へ突出する結合部37bを設けると共に、この結合部37b側を外側へ突出させた支持板37aを固着して設け、これら支持板37aと前固定ボス37とには、所定長さの移送螺旋プレート37cを固着して設けた構成である。移動移送螺旋11の前固定ボス37を移動螺旋軸9で軸支してボルト37d、又は頭なしで溝付ネジ37d等により、この移動螺旋軸9へ締付けて固定した構成である。
【0044】
移送始端部と移送終端部とに設けた後・前移動移送螺旋10、11間に複数個設ける中移動移送螺旋12は、図12〜図19で示す如く耐摩耗性の高い樹脂材等よって、形成してなる内径形状が六角形状で、外径が円形状の中移動ボス38の外周部には、所定長さの移送螺旋プレート38aを、この中移動ボス38の左右両側に略同じ長さを突出させて設けて、一体に形成した構成である。この移送螺旋プレート38aの前後両端部には、結合部38b,38cを設け、これら各結合部38b,38cの結合位置は略360度毎に位置すべく設けると共に、これら各中移動移送螺旋12各移送螺旋プレート38aの各結合部38b、38cは、隣接する各移送螺旋プレート38aの各結合部38b、38cと互に結合した構成であり、又、この各移送螺旋プレート38a同士が重合状態で伸縮移動すべく移動螺旋軸9へ挿入して軸支した構成である。中移動ボス38の左右両側に設けた径大ボス38d,38d部には、この各径大ボス38d内の穀粒を落下させさせて抜取りする穀粒抜孔38e,38eを設けた構成である。
【0045】
前記中移動移送螺旋12の伸張時は、移送始端部側で後端部の中移動移送螺旋12の後側の結合部38cと、移送始端部の後移動移送螺旋10の支持板36aの結合部36bとが結合する構成である。移送終端部側で、前端部の中移動移送螺旋12の前側の結合部38bと、移送終端部の前移動移送螺旋11の支持板37aの結合部37bとが結合する構成であると共に、中間部の各中移動移送螺旋12は、互に前後の結合部38b,38cが結合する構成である。又、収縮時は各中移動移送螺旋12の各中移動ボス38と、後移動移送螺旋10の後固定ボス36、及び前移動移送螺旋11の前固定ボス37とが、互に当接するまで収縮する構成であると共に、中間部の各中移動移送螺旋12の各中移動ボス38は、互に当接するまで収縮する構成である。
【0046】
前記中移動移送螺旋12は、図16、及び図17で示す如く中移動ボス38と、この中移動ボス38の左右両側に設け径大ボス38d,38dと、この各径大ボス38d,38dの端部に設けた結合部38b,38cと、これら中移動ボス38と、径大ボス38d,38dとの外周部には、移送螺旋プレート38aを設けた構成である。これら中移動ボス38と、径大ボス38d,38dと、移送螺旋プレート38aとは、耐摩耗性にすぐれると共に、耐久性にすぐれた樹脂材等で一体に形成した構成である。中移動ボス38、及び径大ボス38d,38dの外周部と、移送螺旋プレート38の内径部とは、隙間が発生しない構成である。これら径大ボス38d,38dの内径部には、隣接の各中間移動移送螺旋12の各中移送ボス38が嵌合して、前後へ摺動移動する構成である。
【0047】
これにより、前記中移動移送螺旋12の中移動ボス38、及び径大ボス38d,38dとの外周部と、この各外周部に設けた移送螺旋プレート38aとは、一体に形成したことにより、隙間が発生することがなくなり、このために、移送中の穀粒内へ混入する藁屑等の引掛りがなくなり、又、移送中の穀粒が逃げることがなくなり、穀粒の移送能力の低下を防止することができる。
【0048】
前記中移動移送螺旋12の移送螺旋プレート38aの両端部には、移送穀粒内へ混入する夾雑物の引掛りを防止すべく、図16〜図19で示す如く正面視R形状(ハ)に形成した構成である。これにより、前記中移動移送螺旋12の移送螺旋プレート38aの両端部を、正面視R形状(ハ)に形成したことにより、移送中の穀粒内へ混入する藁屑等の引掛りを防止することができると共に、穀粒をこの移送螺旋プレート38aで抄くい取るときに、叩かれて発生する脱ぷ粒、及び損傷粒等の発生を防止できる。
【0049】
前記中移動移送螺旋12の中移動ボス38の前後両側に設けた径大ボス38d,38dの端部には、図16、及び図17で示す如く結合部38b,38cを設けた構成であり、この各中移動移送螺旋12が最収縮状態に操作されたときは、この中移動移送螺旋12の中移動ボス38の両端部へ、隣接した両側の各中移動移送螺旋12の各中移動ボス38の一方側の端部が、当接すると最収縮状態になった構成である。
【0050】
上記の最収縮状態になったときには、図12で示す如く、前記中移動移送螺旋12の径大ボス38d,38dの端部に設けた結合部38b,38cの側面部と、隣接の各中移動移送螺旋12の各径大ボス38d,38dの各肩部(ニ)とには、所定隙間(S)を有すべく、形成した構成である。
【0051】
これにより、前記各中移動移送螺旋12が最収縮したときは、各中移動ボス38の両端部面が当接して、最収縮状態になると、最収縮は停止するが、このときは、中移動ボス38の前後両側の径大ボス38d,38dの端部に設けた結合部38b,38cの側面部と、隣接の各中移動移送螺旋12の各径大ボス38d,38dの肩部(ニ)との間には、所定隙間(S)を有する状態になることにより、移送中の穀粒は潰されることがなくなり、このために、穀粒の損傷を防止できる。又、この各中移動移送螺旋12に不必要な負荷、及び過負荷が掛ることがなくなり、これら各中移動移送螺旋12の摺動移動がスムーズである。
【0052】
前記各中移動移送螺旋12を樹脂材で形成したことにより、金属製では構成上実現が困難であった。略360度位置で結合部38b,38cを結合させることができると共に、伸縮移動のときに、これら各中移動移送螺旋12に掛る摺動抵抗が斜めに加わることがなくなり、このために、移動用移送筒13と、移動螺旋軸9と、各中移動移送螺旋12とは、スムーズに伸縮移動する構成である。前・後移動移送螺旋11,10の結合部36b,37bと、各中移動移送螺旋12の結合部38b,38cとは、前後方向に略直線上に位置させて設けて、結合させた構成である。
【0053】
前記移動用移送筒13の前側の排出筒35は、図6、及び図15で示す如く後側板35bと、前側板35cと、U型形状の左右両側の横側板35jとにより、箱形状に形成し、この箱体の下部には、穀粒を排出する排穀口35aを設けた構成である。又、この排出筒35の前端部には、図6で示す如く作業灯29を設けた構成である。
【0054】
前記縦移送筒6から固定用移送筒8内へ供給された穀粒は、固定移送螺旋7、後移動移送螺旋10、各中移動移送螺旋12、及び前移動移送螺旋11で順次移送され、排出筒35の排穀口35aから機外へ排出される構成である。
前記移動用移送筒13の移送始端部で外周部には、図6で示す如く中心部にネジ孔を設けた移動用支持メタル41を設けると共に、移送始端部で外周部の3個所には、図10、及び図11で示す如くローラ装置42を設け、このローラ装置42はローラメタル42aに設けた支持板42bには、回転自在にローラ42cを軸支した構成である。この各ローラ42cの外周部は、固定用移送筒8の外周部(ロ)へ当接状態に設けた構成であり、移動用移送筒13の前後摺動移動により、この各ローラ42cの外周部は、固定用移送筒8の外周部(ロ)へ接触して回転自在に前後へ移動する構成である。
【0055】
前記伸縮装置14は、図6で示す如く引継メタル33の前端部には、逆L字形状の支持板39を設け、この支持板39の基部側に移動用モータ28を設けると共に、先端部には、受メタル40を設けた構成である。移動用モータ28には、外径部に螺旋ネジ43aを設けた移送軸43を設け、この移送軸43は移動用移送筒13の外周部に設けた移動用支持メタル41へ螺挿入すると共に、先端部は受メタル40で軸支した構成である。44は円形状の安全カバーである。
【0056】
前記伸縮穀粒移送装置5の移動用移送筒13が所定伸張位置、又は最伸張位置から最収縮位置の手前までの間の伸張状態にあるときに、最収縮位置へ操作して、保持装置24の受板24bで保持状態にするときには、旋回スイッチ23b、及びオーガレバー22aを操作して所定位置(元の位置)へ旋回させると共に、伸縮スイッチ23dを収縮側へ操作することにより、制御装置26により、移動用モータ28が逆回転始動制御され、伸縮装置14が逆回転作動され、移動用移送筒13は収縮側へ移動制御される構成である。
【0057】
又、前記伸縮スイッチ23dを伸張側へ操作することにより、制御装置26により、移動用モータ28が正回転始動制御され、伸縮装置14が正回転作動され、移動用移送筒13は伸張側へ移動制御される構成である。
前記移動用移送筒13が重合状態で、収縮側の所定位置まで移動制御されると、この移動用移送筒13の外周部に突出させて設けた検出具13aが、保持装置24の受板24b部に設けた収納センサ25へ接触して、この収納センサ25がON状態となる。このON状態に基づいて、制御装置26により、移動用モータ28が停止制御されて、伸縮装置14が停止される。この停止により、移動用移送筒13が所定の最収縮位置で停止制御される構成である。この最収縮位置は移動用移送筒13が固定用移送筒8へ完全に重合状態になる手前で停止される構成である。
【0058】
前記移動用移送筒13の円周部の3箇所に設けたローラ装置42のローラ42cが当接する固定用移送筒8には、図10、及び図11で示す如く移動用移送筒13が最伸張時のローラ装置42のローラ42cが位置する近傍部の外周部(ロ)の3箇所へ軸方向に、所定長さの補強部材8aを固着して設け、この固定用移送筒8の外周部は、移動用移送筒13が最伸張時に振れることにより、各ローラ装置42のローラ42cで叩かれて変形することが発生するが、この変形を防止するために、この各補強部材8aを固着して設けた構成である。
【0059】
前記補強部材8aを固定用移送筒8の外周部の3箇所へ軸方向に設けたことにより、この固定用移送筒8の補強ができると共に、移動用移送筒13の振れを防止した構成である。
前記移動螺旋軸9を軸支する中支持メタル35dは、図23〜図25で示す如く移動螺旋軸9に装着した前移動移送螺旋11の前端部で、移動用移送筒13の前側に設けた排出筒35を形成する後側板35bの前側に設けた構成である。前記中支持メタル35dの左・右支持アーム35f,35hの取付孔部をボルト等により、排出筒35の横側板35jへ取付けする。この左・右支持アーム35f,35hの取付孔中心位置(ル),(ル)は、中支持メタル35dの移動螺旋軸9を軸支する中心位置(ト)より、図24で示す如く所定寸法(N)下方へ偏位させて、中支持メタル35dを装着した構成であり、この中支持メタル35dの左・右支持アーム35f,35hが穀粒排出の抵抗にならない構成としている。
【0060】
これにより、前記移動螺旋9に固着した前移動移送螺旋11の前端部で、排出筒35の後側板35bの前側には、移動螺旋軸9を軸支する中支持メタル35dを設けると共に、この中支持メタル35dの左・右支持アーム35f,35hの取付孔中心位置(ル),(ル)は、中支持メタル35dの孔中心位置(ト)より、穀粒排出時の抵抗にならない所定寸法(N)一方側に偏位させて、装着して設けたことにより、中間の支持部は、穀粒を移送排出する移送終端部であることにより、移送終端部の振れを減少させて、異常音の発生防止、損傷粒の発生防止、及び脱ぷ粒の発生防止ができると共に、穀粒排出の抵抗になることが防止でき、スムーズに穀粒の排出を行うことができる。
【0061】
前記移動螺旋軸9に軸支した前移動移送螺旋11の前固定ボス37の前側面と、中支持メタル35dへ挿入したベアリング46の後側面との間には、図26〜図28で示す如く中ボス45を設けた構成である。この中ボス45の内径部は、六角形状の移動螺旋軸9の外径部へ挿入すると共に、外径の小外形部は、中支持メタル35dに設けたベアリング46の内径部へ挿入した構成である。
【0062】
前記中支持メタル35dの左右両側の左・右支持アーム35f,35hの取付孔部は、排出筒35の左右両側の横側板35jの外側面からボルト等で締付けて、この中支持メタル35dを装着すると共に、前移動移送螺旋11を所定位置へ装着した構成である。又、中ボス45は前移動移送螺旋11の前側面と、中支持メタル35dのベアリング46の後側面との間で支持して設けた構成である。
【0063】
これにより、前記中ボス45を設けたことにより、軸受部がシンプルとなった。又、中支持メタル35dが穀粒排出の抵抗になることが少なくなり、スムーズに穀粒の排出を行うことができる。
前記中支持メタル35dの左右両側の左・右支持アーム35f,35hの取付孔部を、図29〜図31で示す如く排出筒35の左右両側の横側板35jへボルト等により、締付けて装着しているが、この取付孔を長孔35lに形成して設け、中支持メタル35dの取付位置を、所定寸法(L)を前後に移動調節して装着できる構成である。
【0064】
これにより、前記中支持メタル35dを前後に調節して装着することができ、これにより、移動螺旋軸9へ軸支する前・後・中移動移送螺旋11,10,12の全長寸法にバラツキがあったときであっても、このバラツキに対応することができて、振動発生の防止、及び異常音の発生の防止を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】移動用移送筒の各支持メタル取付部の一部の断面した拡大側面図
【図2】移動用移送筒の中支持メタル部の拡大正断面図
【図3】移送螺旋軸の各支持メタル取付部の拡大側面図
【図4】移動用移送筒の中支持メタル部の正断面図
【図5】移動用移送筒の中支持メタル部の正断面図
【図6】伸縮穀粒排出装置の拡大側面図
【図7】伸縮穀粒排出装置の最伸張時の側断面図
【図8】伸縮穀粒移送装置の伸張途中時の側断面図
【図9】伸縮穀粒排出装置の最収縮時の側断面図
【図10】固定用移送筒部と移動用移送筒部との拡大側断面図
【図11】図10のA−A断面図
【図12】中間移動移送螺旋の組立拡大側面図
【図13】中間移動移送螺旋の組立拡大側面図
【図14】中間移動移送螺旋の組立拡大側面斜視図
【図15】伸縮穀粒排出装置の一部の拡大側面斜視図
【図16】中移動移送螺旋の拡大左側面斜視図
【図17】中移動移送螺旋の拡大右側面斜視図
【図18】中移動移送螺旋の拡大側面図
【図19】中移動移送螺旋の拡大背面図
【図20】操作装置部の拡大背面斜視図
【図21】ブロック図
【図22】コンバインの全体側面図
【図23】他の実施例を示す図で、排出筒の中支持メタル取付部の拡大側断面図
【図24】他の実施例を示す図で、排出筒の中支持メタルの拡大正断面図
【図25】他の実施例を示す図で、移動用移送筒の各支持メタル取付部の一部断面した拡大側面図
【図26】他の実施例を示す図で、排出筒の中支持メタル取付部の拡大側断面図
【図27】他の実施例を示す図で、排出筒の中支持メタル部の拡大正断面図
【図28】他の実施例を示す図で、移動用移送筒の各支持メタル取付部の一部断面した拡大側面図
【図29】他の実施例を示す図で、排出筒の中支持メタル取付部の拡大側断面図
【図30】他の実施例を示す図で、排出筒の中支持メタル部の拡大正断面図
【図31】他の実施例を示す図で、移動用移送筒の各支持メタル取付部の一部断面した拡大側面図
【符号の説明】
7 固定移送螺旋
8 固定用移送筒
9 移動螺旋軸
10 後移動移送螺旋
11 前移動移送螺旋
12 中移動移送螺旋
13 移動用移送筒
14 伸縮装置
30 後支持メタル
35 排出筒
35b 後側版
35c 前側板
35d 中支持メタル
35e 前支持メタル
35f 左支持アーム
35h 右支持アーム
(ト) 孔中心位置
(ル) 取付孔中心位置
(N) 所定寸法

Claims (1)

  1. 穀粒を受けて移送して排出する固定移送螺旋を内装した固定用移送筒と、該固定用移送筒の外周部へ挿入して伸縮装置14)によって伸縮自在に構成した移動用移送筒13と、該移動用移送筒13の前端部の排出筒35)とを設け、前記移動用移送筒(13)と排出筒(35)とに伸縮自在な移動螺旋軸(9)を内装し、該移動螺旋軸)に前・後移動移送螺旋11,10)を軸支すると共に該前・後移動移送螺旋11,10中移動移送螺旋12)を伸縮自在に軸支し前記螺旋軸)の移送始端部側と中間部と移送終端部とを、固定用移送筒の移送終端に設けた後支持メタル30)と排出筒35を形成する後側板35bの近傍に設けた中支持メタル35d)と排出筒35を形成する前側板35cに設けた前支持メタル35eとの3個所で支持して設けるにあたり、前記中支持メタル(35d)を排出筒(35)へ装着するために設ける中支持メタル(35d)の左右両側の左・右支持アーム(35f,35h)の取付孔中心位置(ル,ル)を、該中支持メタル(35d)の移動螺旋軸(9)を軸支する孔中心位置(ト)よりも上下方向のいずれか一方側へ所定寸法(N)偏位させて設けたことを特徴とするコンバインの穀粒排出装置。
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