JP2002191224A - コンバインの伸縮穀粒移送装置 - Google Patents

コンバインの伸縮穀粒移送装置

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JP2002191224A
JP2002191224A JP2000397628A JP2000397628A JP2002191224A JP 2002191224 A JP2002191224 A JP 2002191224A JP 2000397628 A JP2000397628 A JP 2000397628A JP 2000397628 A JP2000397628 A JP 2000397628A JP 2002191224 A JP2002191224 A JP 2002191224A
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spiral
moving
cylinder
grain
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JP2000397628A
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English (en)
Inventor
Kenji Kono
健治 河野
Hidenori Okazaki
秀範 岡崎
Hisayuki Satoji
久幸 里路
Shigeyoshi Tateya
重好 建矢
Kazuo Yagi
和雄 八木
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Iseki and Co Ltd
Iseki Agricultural Machinery Mfg Co Ltd
Original Assignee
Iseki and Co Ltd
Iseki Agricultural Machinery Mfg Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】金属製の各中間移動移送螺旋同士が結合する結
合部は略60度づつづれていて、この各中間移動移送螺
旋が伸縮移動時に斜めに力が加わり、摺動移動抵抗が増
大して、スムーズに伸縮移動ができないことがあった。 【解決手段】穀粒を移送する伸縮自在な移動用移送筒の
移動螺旋軸9に伸縮自在に軸支した複数個の樹脂材より
なる各中間移動移送螺旋12、12同士が重合状態で伸
縮させると共に、結合する左右両側の各結合部38b,
38cは略360度毎に結合すべく位置させて設け、
又、移動用移送筒先端部の排出筒の後側板は内側へ傾斜
させて設け、更に移動用移送筒を受ける固定用移送筒前
端部の外周軸方向には、複数の補強部材を設けた構成で
ある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、穀粒を移送する
伸縮自在な移動用移送筒に内装した移動螺旋軸に伸縮自
在に軸支した複数個の樹脂材よりなる各中間移動螺旋同
士が重合状態で伸縮させると共に、結合する左右両側の
結合部は略360度毎に結合すべく位置させて設けた技
術であり、コンバインの伸縮穀粒移送装置として利用で
きる。
【0002】
【従来の技術】例えば、コンバインで立毛穀稈の刈取り
収穫作業は、このコンバインの刈取機で刈取りした刈取
り穀稈は、この刈取機から脱穀機へ供給されて脱穀さ
れ、脱穀済みで選別済みの穀粒は、穀粒貯留タンク内へ
供給されて一時貯留される。
【0003】前記穀粒貯留タンク内へ貯留した穀粒を機
外へ排出するときは、この穀粒貯留タンクの後側に設け
た縦移送筒内へ排出供給され、この縦移送筒から穀粒の
供給を伸縮穀粒移送装置で受け、所定の排出位置へ伸
張、旋回、及び昇降制御されたこの伸縮穀粒移送装置の
固定用移送筒内へ供給され、この固定用移送筒に内装し
た固定移送螺旋で引継ぎして移送され、更にこの固定用
移送筒の外周部へ挿入して、伸縮装置で伸縮自在な移動
用移送筒に内装した移動螺旋軸の両端部に装着した移動
移送螺旋と、これら移動移送螺旋間に伸縮自在で金属材
よりなる各中間移動移送螺旋とにより、移送終端部へ移
送され、この移動用移送筒の移送終端部に設けた箱形状
の排出筒の排穀口から機外へ穀粒は排出される。
【0004】前逑の穀粒排出のときは、前記移動用移送
筒と、移動螺旋軸と、中間部の各中間移動移送螺旋と
は、排出する位置により、所定長さ位置へ伸張移動さ
れ、又、所定の左右位置へ固定用移送筒、及び移動用移
送筒は回動移動され、更に所定高さ位置へ上昇移動制御
される。所定長さ位置へ伸張のときは、金属製の各中間
移動移送螺旋同士が重合状態で伸張すると共に、結合す
る各結合部は略60度づつずれて結合されて伸張され、
穀粒を排出する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】移動用移送筒に内装さ
れて伸縮する中間部の金属製の各中間移動移送螺旋同士
が結合する結合部は略60度づつづれて結合されている
ことにより、伸張のときは、この各中間移動移送螺旋に
斜めの力が加わり、摺動移動抵抗が増大して、スムーズ
に伸縮ができないことがあった。又、移動用移送筒の先
端部の穀粒を排出する排出筒が箱形状であることによ
り、例えば、トラックに載置した穀粒受タンク内へ穀粒
の排出が終了して、そのままの状態でこの移動用移送筒
を収縮操作すると、この穀粒受タンクの側壁に引掛るこ
とが発生して、この移動用移送筒、及び内装した各移動
移送螺旋等を損傷することがあった。更に移動用移送筒
を最伸張操作したときには、この移動用移送筒の振れに
より、この移動用移送筒の移送始端部側に設けたローラ
装置により、固定用移送筒の外周部を叩いて、この固定
用移送筒の外周部が変形することがあったが、この発明
により、これらの問題点を解決しようとするものであ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】このために、この発明
は、請求項1に記載の発明においては、穀粒を移送する
固定移送螺旋7を内装した固定用移送筒8と、伸縮装置
14で伸縮自在な移動螺旋軸9に伸縮自在に軸支した両
端部の移動移送螺旋10、11間には、樹脂材よりなる
複数個の中間移動移送螺旋12を内装して固定用移送筒
8の外周部へ挿入して伸縮自在な移動用移送筒13とを
設けたコンバインにおいて、各中間移動移送螺旋12、
12同士が重合状態で伸縮すべく設けると共に、結合す
る左右両側の結合部38b,38c位置は略360度毎
に結合すべく位置させて設けたことを特徴とするコンバ
インの伸縮穀粒移送装置としたものである。
【0007】請求項2に記載の発明においては、前記移
動用移送筒13の先端部に形成する排出筒35の後側板
35cは上方外側から下方内外へ向けて所定角度(α)
で傾斜させて設けたことを特徴とする請求項1に記載の
コンバインの伸縮穀粒移送装置の構成とする。
【0008】請求項3に記載の発明においては、前記移
動用移送筒13の移送始端部側に複数個設けるローラ装
置42は固定用移送筒8の外周軸方向へ回転移動すべく
設けると共に、移動用移送筒13が最伸張時のローラ装
置42近傍部で固定用移送筒8の外周軸方向には、複数
個の補強部材8aを設けたことを特徴とする請求項1、
又は請求項2に記載のコンバインの伸縮穀粒移送装置の
構成とする。
【0009】
【発明の作用】コンバインで立毛穀稈の刈取り収穫作業
は、このコンバインの刈取機で刈取りした刈取り穀稈
は、この刈取機から脱穀機へ供給されて脱穀され、脱穀
済みで選別済みの穀粒は、穀粒貯留タンク内へ供給され
て一時貯留される。
【0010】前記穀粒貯留タンク内へ貯留した穀粒を機
外へ排出するときは、この穀粒貯留タンクの後側に設け
た縦移送筒内へ排出供給され、この縦移送筒から穀粒の
供給を伸縮穀粒移送装置で受け、所定の排出位置へ伸
張、旋回、及び昇降制御された、この伸縮穀粒移送装置
の固定用移送筒8内へ供給され、この固定用移送筒8に
内装した固定移送螺旋7で引継ぎ移送され、更にこの固
定用移送筒8の外周部へ挿入して、伸縮装置14で伸縮
自在な移動用移送筒13に内装した移動螺旋軸9の両軸
端部に装着した移動移送螺旋10、11と、これら移動
移送螺旋10、11間に伸縮自在で樹脂材よりなる各中
間移動移送螺旋12とにより、移送終端部へ移送され、
この移動用移送筒13の移送終端部に設けた排出筒35
の後側板35cは上方側から下方内側へ向けて所定角度
(α)で傾斜するこの後側板35cと、前側板との間で
形成される排穀口から穀粒は機外へ排出される。
【0011】前逑の穀粒排出のときは、前記移動用移送
筒13と、移動螺旋軸9と、中間部の各中間移動移送螺
旋12とは、排出する位置により、所定長さ位置へ伸張
移動され、又、所定の左右方向位置へ固定用移送筒8、
及び移動用移送筒13は回動移動され、更に所定高さ位
置へ上昇移動制御される。所定長さ位置へ伸張のとき
は、樹脂製の各中間移動移送螺旋12、12同士が重合
状態で伸張すると共に、結合する左右両側の結合部38
a,38bは略360度毎に結合されて伸張され、穀粒
を排出する。
【0012】又、前記移動用移送筒13を伸張させると
きには、この移動用移送筒13の移送始端部に設けた複
数個のローラ装置42は、固定用移送筒8の外周部を軸
方向に回転しながら、この移動用移送筒13が伸張す
る。又、この移動用移送筒13が最伸張状態になったと
きには、各ローラ装置42の近傍で固定用移送筒8の外
周軸方向に設けた複数個の補強部材8aで移動用移送筒
13の内径部が支持状態に保持されて、穀粒は排出され
る。
【0013】
【発明の効果】請求項1の発明においては、移動用移送
筒13に内装した移動螺旋軸9に伸縮自在に軸支した樹
脂材よりなる各中間移動移送螺旋12、12同士が重合
状態で伸縮すべく設けると共に、結合する左右両側の結
合部38b,38cの結合位置は略360度毎に結合す
べく位置させて設けたことにより、これら各中間移動移
送螺旋12、12を樹脂材で形成したことにより、金属
製では構成上実現が困難であった。略360度位置で結
合部38b,38cを結合させることができたと共に、
伸縮移動のときに、これら各中間移動移送螺旋12に掛
る摺動抵抗が斜めに加わることがなくなり、このため
に、移動用移送筒13と、移動螺旋軸9と、各中間移動
移送螺旋12とは、スムーズに伸縮移動ができる。
【0014】請求項2の発明においては、前記移動用移
送筒13の先端部に設ける排出筒35の後側板35cを
下方内側へ向けて斜めに傾斜させたことにより、この後
側板35c部が引掛ることがなくなり、これによって、
移動用移送筒13、及び各移動移送螺旋10、11、1
2等の破損を防止することができる。
【0015】請求項3の発明においては、前記移動用移
送筒13を最伸長位置へ操作したときは、固定用移送筒
8の外周軸方向に設けた複数個の補助部材8aにより、
この固定用移送筒8が補強されると共に、この移動用移
送筒13の内径部を受けることにより、この移動用移送
筒13に設けたローラ装置42により、固定用移送筒8
の外周部が叩かれることが少なくなり、この固定用移送
筒8の外周部の変形を防止することができる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施例を図面に
基づいて説明する。コンバイン1の走行車台2上側に載
置した脱穀機3の右側で走行車台2上側に載置した穀粒
貯留タンク4に貯留した穀粒を機外へ排出する排出装置
2aは縦移送螺旋6aを内装した縦移送筒6と、この縦
移送筒6上側に設けた固定移送螺旋7を内装した固定用
移送筒8と、伸縮装置14で伸縮自在な移動螺旋軸9の
前後両側に装着した移動移送螺旋11、10と、中間部
の中間移動移送螺旋12とを移動自在に軸支して内装し
て、固定用移送筒8の外周部へ挿入した移動用移送筒1
3等よりなる伸縮穀粒移送装置5とよりなる構成であ
る。この排出装置2aのこの伸縮穀粒移送装置5を主に
図示して説明する。
【0017】前記コンバイン1の走行車台2の下側に
は、図13で示す如く土壌面を走行する左右一対の走行
クローラ15aを張設した走行装置15を配設し、走行
車台2の上側には、脱穀機3を載置した構成である。走
行車台2の前側の刈取機16で立毛穀稈を刈取りし、こ
の刈取り穀稈はこの刈取機16で移送され、脱穀機3の
フィードチエン3aと挟持杆3bとで引継ぎ挟持移送し
て脱穀し、脱穀済みで選別済みの穀粒を回収して、一時
貯留する穀粒貯留タンク4は、脱穀機3の右横側で走行
車台2の上側に装着した構成である。
【0018】前記脱穀機3の前部で走行車台2の前側に
は、図13で示す如く前端位置から立毛穀稈を分離する
ナローガイド17a、及び分草体17bと、この分離さ
れた穀稈を引起す引起装置18aと、引起された穀稈を
掻込み移送する穀稈掻込移送装置19の掻込装置19a
と、掻込された穀稈を刈取る刈刃装置18bと、刈取り
穀稈を移送して、脱穀機3のフィードチエン3aと挟持
杆3bとへ受渡しする穀稈掻込移送装置19の各穀稈移
送装置19bとを設けてなる刈取機16は、油圧駆動に
よる伸縮シリンダ16aにより、土壌面に対して昇降自
在に作用させる構成である。
【0019】前記脱穀機3側には、図13で示す如くコ
ンバイン1を始動、停止、及び各部を調節等の操作を行
う操作装置20aと、これらの操作を行う作業者が搭乗
する操縦席20bとを設け、この操縦席20bの下側
で、走行車台2の上側には、エンジン20cを載置する
と共に、後方部には、穀粒貯留タンク4を配設する。こ
れら走行装置15と、脱穀機3と、刈取機16と、エン
ジン20c等により、コンバイン1の機体1aを構成し
ている。
【0020】前記刈取機16の穀稈掻込移送装置19の
最終端部の穀稈移送装置19bによって形成される穀稈
移送経路中には、刈取られて移送される穀稈に接触作用
することにより、脱穀機3へ穀稈の供給の有無を検出す
る穀稈センサ16bを設けた構成である。走行車台2の
前端部に装架された走行用のミッションケース21aの
伝動経路中には、その出力回転数に基づく走行車速を検
出する車速センサ21bを設けた構成である。
【0021】前記穀粒貯留タンク4内の底部には、貯留
穀粒を後方部へ移送する前後移送螺旋4aを前後方向に
設けると共に、後方へ移送される穀粒を引継ぎして、継
手ケース6bを介して方向変換する縦移送螺旋6aを内
装した縦移送筒6を略垂直姿勢で回動可能に、継手ケー
ス6bの上側で穀粒貯留タンク4の後側に設けた構成で
ある。
【0022】前記縦移送筒6の上端部には、上端部を支
点として、その全長がコンバイン1の前後長に亘り伸縮
自在、上下回動自在、旋回自在で穀粒を機外へ排出する
伸縮穀粒移送装置5を設けた構成である。前記操作装置
20aの表面板20dの外側面には、図11で示す如く
伸縮穀粒移送装置5を主として操作する各種スイッチ、
及び各種操作レバー等を図示して説明する。伸縮穀粒移
送装置5を上下回動、及び左右旋回操作するオーガレバ
ー22aと、エンジン20cの動力をこの伸縮穀粒移送
装置5へ伝達する籾排出レバー22bとを設け、この籾
排出レバー22bを排出位置へ操作すると、穀粒貯留タ
ンク4内の穀粒を機外へ排出できる構成である。
【0023】又、前記伸縮穀粒移送装置5等を停止させ
るときに操作するON−OFFスイッチ方式の停止スイ
ッチ23aと、旋回させるときに操作するON−OFF
スイッチ方式の旋回スイッチ23bと、ON−OFFス
イッチ方式のランプスイッチ23cと、後逑詳細説明す
る移動用移送筒13を伸張、又は収縮させるときに操作
するON−OFF方式で切換方式の伸縮スイッチ23d
とを設けた構成である。
【0024】前記オーガレバー22aの横側近傍には、
伸縮穀粒移送装置5の移動用移送筒13と、固定用移送
筒8との重合部を受けて保持する保持装置24を設け、
この保持装置24は主柱24aの上端部に逆山形状の受
板24bを固着して設けた構成である。
【0025】前記保持装置24には、図13で示す如く
移動用移送筒13の最短縮位置を検出するON−OFF
スイッチ方式の収納センサ25を設け、この移動用移送
筒13の最短縮状態を規制する構成である。前記操作装
置20aの制御装置26には、図12で示す如く各種レ
バー22a,22bと、各種スイッチ23a,23b,
23c,23dの操作と、収納センサ25の検出等が入
力回路26aからCPU26bへ入力される構成であ
る。これらの入力に基づいて、CPU26bから出力回
路26cを経て、穀粒貯留タンク4内の前後移送螺旋4
aと、縦移送筒6内の縦移送螺旋6bと、伸縮穀粒移送
装置5の固定移送螺旋7と、移動螺旋軸9の各移動移送
螺旋10、11、と、中間移動移送螺旋12、及び後逑
する先端螺旋プレート27等を回転駆動する。又移動用
モータ28の正・逆回転により、移動用移送筒13、及
び移動螺旋軸9を伸縮制御する構成であり、作業灯29
を点灯する構成である。
【0026】前記伸縮穀粒移送装置5は、図1〜図1
0、及び図13で示す如く継手メタル30に装置した固
定用移送筒8と、この固定用移送筒8の外周部(ロ)へ
挿入して、伸縮自在な移動用移送筒13と、この移動用
移送筒13を伸縮移動させる収縮装置14と、移動用移
送筒13の最短縮位置を検出する収納センサ25等より
なる構成である。
【0027】前記固定用移送筒8は、図4で示す如く固
定移送螺旋7を内装して設け、この固定移送螺旋7は固
定螺旋軸31の外周部に固定螺旋プレート31aを固着
して設けた構成である。固定螺旋軸31の内径部は丸形
状の挿入孔31bを形成し、又、この固定螺旋軸31の
移送終端部の内径の挿入孔31b部には、この挿入孔3
1bより小径で後逑する移動螺旋軸9の外周部(イ)を
軸支する六角形状の挿入孔32aを内径部に設けた補助
軸32を固着して設けた構成である。
【0028】前記固定用移送筒8の外周部(ロ)の移送
終端部は、図4、及び図6で示す如く継手メタル30の
外ボス30aの内径部へ挿入して固着して設け、又、こ
の継手メタル30の内ボス30bの内径部に設けたベア
リング30cの内径部には、補助軸32の外径部を挿入
して軸支した構成である。固定螺旋軸31の移送始端の
軸端部に設けた後支持軸31cは、縦移送筒6の上端部
に設けた引継メタル33に内装した受メタル33aへ挿
入して軸支した構成である。
【0029】前記継手メタル30の外ボス30aは、図
4で示す如く円形状に形成し、この外ボス30aの外径
部と、固定用移送筒8の外周部(ロ)の移送始端部から
所定距離位置に固着して設けた筒形状の外メタル34の
外周部とを移動用移送筒13の内径部は、詳細を後逑す
る伸縮装置14により、前後に摺動移動自在な構成であ
る。
【0030】前記移動用移送筒13内には、図1〜図1
0で示す如く外径形状が六角形状で内径が中空形状、又
は充実形状の移動螺旋軸9を内装して設け、この移動螺
旋軸9の移送始端側の軸端部には、外周部が六角形状の
受ブッシュ9aを挿入して固着した構成である。
【0031】前記移動螺旋軸9の先端部に設けた前支持
軸9bは、移動用移送筒13の前端部に装着した排出筒
35の後側板35dの内側面に設けた支持メタル35a
へ挿入して軸支した構成であり、中間部は補助軸32の
挿入孔32aで軸支すると共に、後側の軸端部は、この
軸端部に設けた受ブッシュ9aの外周部を固定螺旋軸3
1の挿入孔31bで軸支した構成である。この移動螺旋
軸9は、伸縮装置14により、前後に摺動移動自在な構
成である。
【0032】前記移動用移送筒13に内装した移動螺旋
軸9の移送始端部と、移送終端の近傍部とに軸支した移
動移送螺旋10、11と、これら移動移送螺旋10、1
1との間に軸支した複数個の中間移動移送螺旋12とを
内装して設けた構成である。この各中間移動移送螺旋1
2は伸縮自在な構成である。
【0033】移送始端部の前記移動移送螺旋10は、図
4、及び図8〜10で示す如く補助軸32の前側で移動
螺旋軸9へ軸支して設け、この移動移送螺旋10は内径
形状が六角形状で、外径形状が円形状の後固定ボス36
の外周部には、帯状で一端部側が一方側へ突出する結合
部36bを設けると共に、この結合部36b側を外側へ
突出させた支持板36aを固着して設け、これら支持板
36aと後固定ボス36とには、所定長さの移送螺旋プ
レート36cを固着して設けた構成である。移動移送螺
旋10の後固定ボス36を移動螺旋軸9へボルト36d
により、この移動螺旋軸9へ締付けて固定した構成であ
る。
【0034】移送終端部の前記移動移送螺旋11は、図
7、及び図8〜図10で示す如く内径形状が六角形状で
外径形状が円形状の前固定ボス37の外周部には、帯状
で一端部側が一方側へ突出する結合部37bを設けると
共に、この結合部37b側を外側へ突出させた支持板3
7aを固着して設け、これら支持板37aと前固定ボス
37とには、所定長さの移送螺旋プレート36cを固着
して設けた構成である。移動移送螺旋11の前固定ボス
37を移動螺旋軸9で軸支してボルト36dにより、こ
の移動螺旋軸9へ締付けて固定した構成である。
【0035】移送始端部と移送終端部とに設けた移動移
送螺旋10、11間に複数個設ける中間移動移送螺旋1
2は、図1〜図3で示す如く樹脂材等よりなる内径形状
が六角形状で、外径が円形状の中移動ボス38の外周部
には、所定長さの移送螺旋プレート38aを、この中移
動ボス38の左右両側に略同じ長さを突出させて設け
て、一体に形成した構成である。この移送螺旋プレート
38aの前後両端部には、結合部38b,38cを設
け、これら各結合部38b,38cの結合位置は略36
0度毎に位置すべく設けると共に、これら各中間移動移
送螺旋12、12の各移送螺旋プレート38a,38a
同士が重合状態で伸縮移動すべく移動螺旋軸9へ挿入し
て軸支した構成である。
【0036】前記中間移動移送螺旋12の伸張時は、後
端部の中間移動移送螺旋12の後側の結合部38cと、
移送始端部の移動移送螺旋10の支持板36aの結合部
36bとが結合する構成である。前端部の中間移動移送
螺旋12の前側の結合部38bと、移送終端部の移動移
送螺旋11の支持板37aの結合部37bとが結合する
構成であると共に、中間部の各中間移動移送螺旋12、
12は、互に前後の結合部38b,38cが結合する構
成である。又、収縮時は各中間移動移送螺旋12、12
の中移動ボス38、38と、移動移送螺旋10の後固定
ボス36、及び移動移送螺旋11の前固定ボス37と
が、互に当接するまで収縮する構成であると共に、中間
部の各中間移動移送螺旋12、12の各中移動ボス3
8、38は、互に当接するまで収縮する構成である。
【0037】前記各中間移動移送螺旋12、12を樹脂
材で形成したことにより、金属製では構成上実現が困難
であった。略360度位置で結合部38b,38cを結
合させることができると共に、伸縮移動のときに、これ
ら各中間移動移送螺旋12、12に掛る摺動抵抗が斜め
に加わることがなくなり、このために、移動用移送筒1
3と、移動螺旋軸9と、各中間移動移送螺旋12、12
とは、ズムーズに伸縮移動する構成である。これら移動
移送螺旋10、11の結合部36b,37bと、各中間
移動移送螺旋12の結合部38b,38cとは、前後方
向に略直線上に位置させて設けて、結合させた構成であ
る。
【0038】前記移動螺旋軸9の外周部(イ)で、移動
移送螺旋11の前側と、排出筒35の後側板35cとの
間には、図7で示す如く先端螺旋プレート27を固着し
て設けた構成である。この移動螺旋軸9に固着した補強
ピン27aは、この先端螺旋プレート27の移送終端部
に固着した構成である。この先端螺旋プレート27の全
長を変更することにより、排出筒35の前後の長さが機
械の大きさ(機種、及び型式)によって変更したときに
は、この先端プレート27の全長の変更で対応できる構
成である。
【0039】前記移動用移送筒13の前側の排出筒35
は、図6、及び図7で示す如く後側板35cと、前側板
35dと、左右両側の横側板35eとにより、箱形状に
形成し、この箱体の下部には、穀粒を排出する排穀口3
5bを設けた構成である。この後側板35cは上方外側
から下方内側へ向けて所定角度(α)で傾斜させて設け
た構成である。又、この排出筒35の前端部の上部に
は、図6、及び図13で示す如く作業灯29を設けた構
成である。
【0040】前記排出筒35の後側板35cを下方内側
へ向けて傾斜させて設けたことにより、この後側板35
c部が、例えば、トラックに載置した穀粒受タンク(図
示せず)内へ穀粒の排出終了後に上昇移動操作を忘れ
て、コンバイン1を走行移動操作のときに、この穀粒受
タンクへ引掛っても滑って、移動用移送筒11、及び固
定用移送筒8等の破損を防止することができる構成であ
る。
【0041】前記縦移送筒6から固定用移送筒8内へ供
給された穀粒は、固定移送螺旋7、移動移送螺旋10、
各中間移動移送螺旋12、移動移送螺旋11、及び先端
螺旋プレート27で順次移送され、排出筒35の排穀口
35bから機外へ排出される構成である。
【0042】前記移動用移送筒13の移送始端部で外周
部には、図6で示す如く中心部にネジ孔を設けた移動用
支持メタル41を設けると共に、移送始端部で外周部の
3個所には、図4、及び図6で示す如くローラ装置42
を設け、このローラ装置42はローラメタル42aに設
けた支持板42bには、回転自在にローラ42cを軸支
した構成である。この各ローラ42cの外周部は、固定
用移送筒8の外周部(ロ)へ当接状態に設けた構成であ
り、移動用移送筒13の前後摺動移動により、この各ロ
ーラ42cの外周部は、固定用移送筒8の外周部(ロ)
へ接触して回転自在に前後へ移動する構成である。
【0043】前記伸縮装置14は、図6で示す如く引継
メタル33の前端部には、逆L字形状の支持板39を設
け、この支持板39の基部側に移動用モータ28を設け
ると共に、先端部には、受メタル40を設けた構成であ
る。移動用モータ28には、外径部に螺旋ネジ43aを
設けた移送軸43を設け、この移送軸43は移動用移送
筒13の外周部に設けた移動用支持メタル41へ螺挿入
すると共に、先端部は受メタル40で軸支した構成であ
る。44は円形状の安全カバーである。
【0044】前記伸縮穀粒移送装置5の移動用移送筒1
3が所定伸張位置、又は最伸張位置から最短縮位置の手
前までの間の伸張状態にあるときに、最短縮位置へ操作
して、保持装置24の受板24bで保持状態にするとき
には、旋回スイッチ23b、及びオーガレバー22aを
操作して所定位置(元の位置)へ旋回させると共に、伸
縮スイッチ23dを収縮側へ操作することにより、制御
装置26により、移動用モータ28が逆回転始動制御さ
れ、伸縮装置14が逆回転作動され、移動用移送筒13
は収縮側へ移動制御される構成である。
【0045】又、前記伸縮スイッチ23dを伸張側へ操
作することにより、制御装置26により、移動用モータ
28が正回転始動制御され、伸縮装置14が正回転作動
され、移動用移送筒13は伸張側へ移動制御される構成
である。前記移動用移送筒13が重合状態で、収縮側の
所定位置まで移動制御されると、この移動用移送筒13
の外周部に突出させて設けた検出具13aが、保持装置
24の受板24b部に設けた収納センサ25へ接触し
て、この収納センサ25がON状態となる。このON状
態に基づいて、制御装置26により、移動用モータ28
が停止制御されて、伸縮装置14が停止される。この停
止により、移動用移送筒13が所定の最短縮位置で停止
制御される構成である。この最短縮位置は移動用移送筒
13が固定用移送筒8へ完全に重合状態になる手前で停
止される構成である。
【0046】前記移動用移送筒13の円周部の3箇所に
設けたローラ装置42のローラ42cが当接する固定用
移送筒8には、図4、及び図5で示す如く移動用移送筒
13が最伸張時のローラ装置42のローラ42cが位置
する近傍部の外周部(ロ)の3箇所へ軸方向に、所定長
さの補強部材8aを固着して設け、この固定用移送筒8
の外周部は、移動用移送筒13が最伸張時に振れること
により、各ローラ装置42のローラ42cで叩かれて変
形することが発生するが、この変形を防止するために、
この各補強部材8aを固着して設けた構成である。
【0047】前記補強部材8aを固定用移送筒8の外周
部の3箇所へ軸方向に設けたことにより、この固定用移
送筒8の補強ができると共に、移動用移送筒13の振れ
を防止した構成である。前記縦移送筒6の前後方向位置
は、従来は穀粒貯留タンク4の後側へ近接させて設けて
いたが、図14で示す如くコンバイン1の後部に設けた
排稈を切断するカッタ装置44aの後端部と、この縦移
送筒6の外周部の後側とは、略同じ位置へ設けるべく継
手ケース6bの前後方向の全長を長くして設けると共
に、固定用移送筒8、及び移動用移送筒13の前後長
(L)を長くした構成である。
【0048】これにより、前記固定用移送筒8、及び移
動用移送筒13の全長を長くして、より遠くへ穀粒を排
出することができる。又、コンバイン1の後方部の空間
を有効利用することができる。前記移動用移送筒13の
移送終端部には、図15で示す如く終端移動移送螺旋4
5を設ける構成においては、移送螺旋プレート45aの
略ピッチ分は外径(D1)を他の外径(D2)より、径
大に形成すると共に、この1ピッチ分は2口(2重)に
形成した構成である。移送終端部には、ボルト等で移動
螺旋軸9へ装着する前固定ボス45bを設け、この前固
定ボス45bには、この移送螺旋プレート45aの移送
終端部を固着すると共に、補強する取付ピン45cを固
着して設けた構成である。
【0049】従来は穀粒を排出の途中で排出作業を停止
して、再度収穫作業のために、コンバイン1を走行させ
ると、移動用移送筒13の前側に設けた排出筒35の排
穀口35bから、移送終端部の移動移送螺旋11の移送
螺旋プレート36cの終端部の停止位置により、穀粒が
こぼれることが発生していたが、これにより、この移動
用移送筒13の最終端に設けた終端移動移送螺旋45の
移送螺旋プレート45aの終端部の径を径大にすると共
に、この終端部を2口(2重)構成としたことにより、
この移送螺旋プレート45aの停止位置に関係なく、穀
粒のこぼれを完全に停止させることができる。又、この
移送螺旋プレート45aは穀粒のこぼれにくい位置へ停
止させる確率を、2口(2重)構成としたことにより、
より高くなり穀粒のこぼれが防止できる。
【0050】前記移動螺旋軸9の移送始端部(後端部)
には、図16、及び図17で示す如く振止ピン9cを挿
入して、上下に突出させて設けた構成である。又、固定
螺旋軸31の内径の挿入孔31bへ挿入した補助軸32
の内径の六角形状の挿入孔32aに連接する移動溝32
bを上下に突出させて設けた構成である。
【0051】前記移動螺旋軸9と、この移動螺旋軸9の
振止ピン9cとは、補助軸32の挿入孔32aと、移動
溝32b,32bとへ挿入して組付けすると共に、この
移動螺旋軸9に振れが発生すると、この移動螺旋軸9の
この振止ピン9cは、固定螺旋軸31の挿入孔31bの
内径部へ当接して、振れを防止する構成である。
【0052】これにより、前記移動螺旋軸9の振れを防
止することができると共に、振れが防止できることによ
り、この移動螺旋軸9、及び固定螺旋軸31を径大に変
更する必要がなくなり、コスト低減、及び軽量化が可能
である。前記縦移送筒6に設けた旋回ギヤー(図示せ
ず)と噛合して、この縦移送筒6を左右方向へ旋回させ
る旋回用モータ46の下側には、図18で示す如く減速
機構部47を設けた構成である。
【0053】前記減速機構部47内には、図18で示す
如くモータ軸46a、及びモータギヤー46bを設ける
と共に、伝動軸48を設け、この伝動軸48には、ギヤ
ー48aと、トルクリミッタ48bと、ギヤー48c
と、旋回用ギヤー49とを設けた構成である。ポテンシ
ョン軸50には、ギヤー50aとポテンションメータ5
0bとを設けた構成である。モータ軸46aのギヤー4
6bと、伝動軸48のギヤー48aとは、噛合した構成
である。又、伝動軸48のギヤー48cと、ポテンショ
ン軸50のギヤー50aとは、噛合した構成である。伝
動軸48の旋回用ギヤー49と、縦移送筒6の外周部に
設けた旋回ギヤー(図示せず)とは、噛合した構成であ
る。51はブレーキ装置である。
【0054】前記縦移送筒6は旋回用モータ46の回転
駆動により、減速機構部47、及び旋回用ギヤー49等
を介して、左右方向へ旋回する構成である。前記旋回用
ギヤー49を軸支した伝動軸48にトルクリミッタ48
bを設けると共に、ポテンションメータ50bはこのト
ルクリミッタ48bより、負荷側に設けた構成である。
【0055】これにより、例えば、移動用移送筒13を
伸張状態で走行したとき、トルクリミッタ48bの検出
作動により、この移動用移送筒13は収縮状態に自動で
移動制御されることにより、旋回用モータ46と、減速
機構部47と、ブレーキ装置51等の破損を防止でき
る。又、トルクリミッタ48bが検出作動したときであ
っても、移送用移送筒13の伸縮位置の設定ができる。
【0056】前記旋回用モータ46の下側には、図19
で示す如く減速機構部と、ブレーキ装置51とを設けた
構成である。前記ブレーキ装置51のブレーキ51a
は、図19で示す如く伝動軸48に設けた構成である。
【0057】これにより、前記ブレーキ装置51のブレ
ーキ51aは、減速機構部47より、負荷側に設置した
ことにより、この減速機構部47は旋回に必要とする強
度をもたすだけでよくなり、このために、小型化するこ
とができて、コストダウンと軽量化が可能になった。
【図面の簡単な説明】
【図1】 各中間移動移送螺旋の拡大側面図
【図2】 各中間移動移送螺旋の拡大側面斜視図
【図3】 中間移動移送螺旋の拡大側面斜視図
【図4】 固定用移送筒と移動用移送筒との拡大側断
面図
【図5】 図4のA−A断面図
【図6】 伸縮穀粒移送装置部の拡大側面図
【図7】 移動用移送筒内の先端螺旋プレート部の拡
大側断面図
【図8】 伸縮穀粒移送装置の最伸張時の拡大側断面
【図9】 伸縮穀粒移送装置の伸張途中時の拡大側断
面図
【図10】 伸縮穀粒移送装置の最短縮時の拡大側断面
【図11】 操作装置部の拡大背面斜視図
【図12】 ブロック図
【図13】 コンバインの全体側面図
【図14】 他の実施例を示す図で、伸縮穀粒移送装置
部の平面図
【図15】 他の実施例を示す図で、終端の移動移送螺
旋の拡大側面図
【図16】 他の実施例を示す図で、移動螺旋軸と補助
軸との拡大側断面図
【図17】 他の実施例を示す図で、図16のB−B断
面図
【図18】 他の実施例を示す図で、旋回用モータ部の
拡大正面図
【図19】 他の実施例を示す図で、旋回用モータ部の
拡大正面図
【符号の説明】 7 固定移送螺旋 8 固定用移送筒 8a 補強部材 9 移動螺旋軸 10 移動移送螺旋 11 移動移送螺旋 12 中間移動移送螺旋 13 移動用移送筒 14 伸縮装置 35 排出筒 35a 後側板 38b 結合部 38c 結合部 42 ローラ装置 α 所定角度
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 建矢 重好 愛媛県伊予郡砥部町八倉1番地 井関農機 株式会社技術部内 (72)発明者 八木 和雄 愛媛県伊予郡砥部町八倉1番地 井関農機 株式会社技術部内 Fターム(参考) 2B396 JA04 JC07 JG02 JG14 KC04 KE03 LA03 LA07 LE04 LE18 LG01 LG16

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 穀粒を移送する固定移送螺旋7を内装し
    た固定用移送筒8と、伸縮装置14で伸縮自在な移動螺
    旋軸9に伸縮自在に軸支した両端部の移動移送螺旋1
    0、11間には、樹脂材よりなる複数個の中間移動移送
    螺旋12を内装して固定用移送筒8の外周部へ挿入して
    伸縮自在な移動用移送筒13とを設けたコンバインにお
    いて、各中間移動移送螺旋12、12同士が重合状態で
    伸縮すべく設けると共に、結合する左右両側の結合部3
    8b,38c位置は略360度毎に結合すべく位置させ
    て設けたことを特徴とするコンバインの伸縮穀粒移送装
    置。
  2. 【請求項2】 前記移動用移送筒13の先端部に形成す
    る排出筒35の後側板35cは上方外側から下方内外へ
    向けて所定角度(α)で傾斜させて設けたことを特徴と
    する請求項1に記載のコンバインの伸縮穀粒移送装置。
  3. 【請求項3】 前記移動用移送筒13の移送始端部側に
    複数個設けるローラ装置42は固定用移送筒8の外周軸
    方向へ回転移動すべく設けると共に、移動用移送筒13
    が最伸張時のローラ装置42近傍部で固定用移送筒8の
    外周軸方向には、複数個の補強部材8aを設けたことを
    特徴とする請求項1、又は請求項2に記載のコンバイン
    の伸縮穀粒移送装置。
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