JP2002049287A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JP2002049287A
JP2002049287A JP2000234892A JP2000234892A JP2002049287A JP 2002049287 A JP2002049287 A JP 2002049287A JP 2000234892 A JP2000234892 A JP 2000234892A JP 2000234892 A JP2000234892 A JP 2000234892A JP 2002049287 A JP2002049287 A JP 2002049287A
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waste toner
shutter
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JP2000234892A
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Koichi Kamei
康一 亀井
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Casio Computer Co Ltd
Casio Electronics Co Ltd
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Casio Computer Co Ltd
Casio Electronics Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 廃トナーの受渡部の開閉を自動で行う機構を
備える画像形成装置を提供する。 【解決手段】 装置本体31が開閉自在に上部機体32
と下部機体33に分割され、開成時の上部機体にドラム
セットC1とトナーセットC2を挿脱可能な画像形成装
置である。ドラムセットC1は、少なくとも像担持体5
0と、印刷後に該像担持体上に残留するトナーを除去す
るトナー除去手段51eと、廃トナーを排出する廃トナ
ー排出口と該排出口を開閉する第1のシャッター72を
備える。トナーセットC2は、ドラムセットC1の廃ト
ナー排出口より排出される廃トナーを受け取る廃トナー
受取口と該受取口を開閉する第2のシャッター80を備
える。装置本体の開成時に第1、第2のシャッター7
2、80が廃トナー排出口と廃トナー受取口とを閉成状
態とし、装置本体が閉成されると廃トナー排出口と廃ト
ナー受取口とを開成状態にする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は装置本体が開閉自在
に上下に分割されるとともに、廃トナー受渡部の自動開
閉機構を備えた画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図18は従来の開閉機構を説明する図で
あり、例えばプリンタ装置(画像形成装置)の例で説明
する。同図において、プリンタ装置1は装置本体上部で
あるルーフ2と装置本体下部3で構成されている。ルー
フ2には、その上面に用紙が排紙される排紙口5、及び
排紙された用紙が積載される排紙トレイ6が設けられ、
装置本体下部3には、その前面に開閉可能なフロントカ
バー7及び装置本体下部3より着脱自在の用紙カセット
8が配設され、その右側面に装置本体下部3に収納可能
なMPFトレイ(マルチペーパーフィーダ)9が配設さ
れ、その上面右側にプリンタ装置1への情報入力やプリ
ンタ装置1の状態表示を行う操作表示部4が設けられて
いる。
【0003】このプリンタ装置1において、ジャム処理
やメンテナンス等の作業を行う際には、回転軸Aを中心
に、ルーフ2を矢印B方向に開成する。図19は上述の
プリンタ装置1を開成した際の断面構成を示し、またそ
の内部構造を示す。同図に示すように、プリンタ装置1
は、着脱自在の用紙カセット8、この用紙カセット8内
に積載収納された用紙を順次給送する給紙ロール12、
給送されてきた用紙を一旦待機させ所定のタイミングで
画像形成ユニット11へ送り出す待機ロール対13、ト
ナー像を用紙上に定着させる定着器14、定着済の用紙
を装置外へ排出する排紙ロール対18(駆動ロール18
a及び従動ロール18b)、及びプリンタ装置1への各
種設定や状態表示等を行う前述の操作表示部4を備え
る。
【0004】また、画像形成ユニット11において、帯
電器25は感光体ドラム23の周表面を一様な電荷に帯
電させ、印字ヘッド26は、印刷データに基いて感光体
ドラム23の周面に選択的に露光を行い、その露光によ
る低電位部を形成し、初期帯電電位と露光低電位部から
なる静電潜像を感光体ドラム23周面上に記録する。現
像器27は、現像ロール27aを介して内部のトナーを
感光体ドラム23の低電位部に転移させ、静電潜像を顕
像化(現像)する。転写器28は搬送されてくる用紙の
紙面に感光体ドラム23上のトナー像を逆極性の電界に
よって転写する。
【0005】尚、画像形成ユニット11の内、感光体ド
ラム23、帯電器25、現像器27、転写器28、クリ
ーナ24等については装置本体下部3に備えられ、印字
ヘッド26は装置本体上部であるルーフ2に備えられて
いる。ここで、ルーフ2は装置本体下部3に対しヒンジ
部15を支点に矢印B方向へ開閉自在に構成されてい
る。このとき、上述の印字ヘッド26及び従動ロール1
8bはルーフ2と一体となって開閉される。同図中の実
線に示すルーフ2は閉成状態を示し、点線に示すルーフ
2は開成状態を示す。
【0006】一方、画像形成ユニット11の大部分は、
装置本体下部3に対し着脱自在なカートリッジCを構成
し、これは感光体ドラム23及びクリーナ24等が一体
化されてなる第1のカートリッジC1と、現像器27等
が一体化されてなる第2のカートリッジC2とに分割及
び合体が可能であり、これらカートリッジC1,C2は
ルーフ2を開成した状態で装置本体下部3の所定の装着
部に対し着脱自在となり、例えば感光体の劣化やトナー
の消耗等により、これらカートリッジの交換や消耗品の
補給等の保守点検作業等のメンテナンスが行われる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで、第1のカー
トリッジC1,第2のカートリッジC2を交換する場
合、廃トナーの受渡口を一度閉じる必要があるが、従来
の構成では、その口の開閉を手動で行うため、操作が大
変面倒であるという不具合があった。
【0008】そこで、本発明は、廃トナーの受渡部の開
閉を自動で行う機構を備える画像形成装置を提供するも
のである。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題は請求項1記載
の発明によれば、装置本体が開閉自在に上部機体と下部
機体に分割され、開成時に該上部機体に、装置の構成の
一部がユニット化されて成る画像形成ユニットを構成す
る第1の副ユニットと第2の副ユニットを挿脱可能な画
像形成装置であって、前記画像形成装置本体において、
前記第1の副ユニット、第2の副ユニットを各々独立に
略水平方向に挿脱させる副ユニット挿脱手段を備え、前
記第1の副ユニットは、少なくとも像担持体と、印刷後
に該像担持体上に残留するトナーを除去するトナー除去
手段と、該トナー除去手段により得られた廃トナーを排
出する廃トナー排出口と該廃トナー排出口を開閉する第
1のシャッターを備える廃トナー排出手段とを備え、前
記第2の副ユニットは、前記第1の副ユニットの廃トナ
ー排出口より排出される廃トナーを受け取る廃トナー受
取口と該廃トナー受取口を開閉する第2のシャッターと
を備え前記廃トナー排出手段と嵌合自在な廃トナー受入
手段とを備え、前記第1、第2の副ユニットは、前記廃
トナー排出手段と前記廃トナー受入手段とを嵌合状態に
維持する連結手段を各々有し、前記装置本体の開成時に
前記第1、第2の副ユニットが前記画像形成装置本体に
装着され前記連結手段により前記廃トナー排出手段と前
記廃トナー受入手段とが嵌合された状態では、前記第
1、第2のシャッターが前記廃トナー排出口と前記廃ト
ナー受取口とを閉成状態とし、この状態から前記装置本
体が閉成されると、前記廃トナー受入手段と係合して前
記第1、第2のシャッターが前記廃トナー排出口と前記
廃トナー受取口とを開成状態にさせる廃トナー受渡部自
動開閉機構と、を備える画像形成装置を提供することに
よって達成できる。
【0010】このように、装置本体の開閉成と連動して
廃トナー受渡部が自動的に開閉する。したがって、第1
の副ユニットと第2の副ユニットの交換時に廃トナー受
渡部の開閉を手動で行わなくて済むため、操作が簡単に
なる。請求項2に記載の発明は、前記第2のシャッター
と第1のシャッターとは嵌合自在に構成され、第2のシ
ャッターの開閉と連動して第1のシャッターの開閉が行
われ、前記第2のシャッターと一体的に回転可能な突起
部材を設け、装置本体の上部機体の昇降と連動して前記
突起部材が装置本体の下部機体のフレームの一部と係合
することにより前記第2のシャッターの開閉を行うよう
に構成している。
【0011】請求項3に記載の発明は、前記第2のシャ
ッターと第1のシャッターとは嵌合自在に構成され、第
2のシャッターの開閉と連動して第1のシャッターの開
閉が行われ、前記第2のシャッターと一体的に回転可能
な第1の部材を設けると共に該第1の部材と係合する第
2の部材を設け、装置本体の上部機体の昇降と連動して
前記第2の部材が装置本体の下部機体のフレームの一部
と係合することにより前記第2のシャッターの開閉を行
うように構成している。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照しながら説明する。図1は本発明に関わる所謂タ
ンデム方式のカラープリンタである。同図において、プ
リンタ装置31は装置本体上部32と装置本体下部33
によって構成され、装置本体上部32にはオペレーショ
ンパネル34が配設され、また上面には印字用紙の排紙
部35も形成されている。オペレーションパネル34は
複数のキーが配設されたキー操作部34aと、不図示の
CPUから出力される表示情報に基づき表示を行う液晶
ディスプレイ34bで構成されている。また、排紙部3
5には、排紙ロール36の回動によって後述する画像形
成ユニットにより作成された印刷出力が排出され、排紙
部35上に順次積載される。
【0013】また、装置本体下部33には、後述する両
面印刷用搬送ユニットや給紙カセットがセットされ、例
えばプリンタ装置31の側面に設けられた不図示の蓋を
開放することによって、後述する両面印刷用搬送ユニッ
トを着脱できる構成である。また、装置本体下部33に
は、その前面に開閉可能なフロントカバー37及び装置
本体下部33より着脱自在な給紙カセット38が設けら
れ、例えばフロントカバー37はジャム処理やメンテナ
ンス等において開放される。
【0014】また、装置本体下部33の右側面には、M
PFトレイ(マルチペーパーフィードトレイ)の装着部
39、及びカバー40が設けられている。但し、図1に
おいて、上記装着部39にMPFトレイは装着されてい
ない。また、カバー40は後述する用紙搬送路確認用の
カバーであり、本形態ではこのカバー40を開放して、
用紙詰まり等のメンテンンスを行う。
【0015】尚、図2は上記フロントカバー37及びカ
バー40を開放した状態を示すプリンタ装置31の外観
図である。また、本例のプリンタ装置31の最下段には
前述のように給紙カセット38が収納され、給紙カセッ
ト38に用紙を補給する際、たとえば取っ手38aを手
前に引くことによって、給紙カセット38を矢印方向に
引き出すことが出来る。
【0016】図3は上記外観を有するプリンタ装置31
の内部構成を説明する断面図である。同図において、プ
リンタ装置31は画像形成部41、両面印刷用搬送ユニ
ット42、及び給紙部43で構成されている。ここで、
画像形成部41は4個の画像形成ユニット44〜47を
並設した構成であり、同図の紙面右側から左側に向かっ
てマゼンタ(M )、シアン(C )、イエロー(Y )、ブ
ラック(B )の順に配設されている。また、この中のマ
ゼンタ(M )、シアン(C )、イエロー(Y )の画像形
成ユニット44〜46は減法混色によるカラー印刷を行
う構成であり、ブラック(B )の画像形成ユニット47
はモノクロ印刷に使用する。
【0017】ここで、上記各画像形成ユニット44〜4
7はそれぞれドラムセットC1とトナーセットC2で構成さ
れ、現像容器に収納された現像剤(の色)を除き同じ構
成である。ここで、イエロー(Y )用の画像形成ユニッ
ト46を例にして構成を説明する。ドラムセットC1には
感光体ドラム、帯電器、クリーナが収納され、トナーセ
ットC2には現像ロールやトナーが収納されている。感光
体ドラム50は、その周面が例えば有機光導電性材料で
構成され、感光体ドラム50の周面近傍には、帯電器5
1a、印字ヘッド51b、現像ロール51c、転写器5
1d、クリーナ51eが順次配設されている。感光体ド
ラム50は矢印方向に回動し、先ず帯電器51aからの
電荷付与により、感光体ドラム50の周面を一様に帯電
する。そして、印字ヘッド51bからの印字情報に基づ
く光書き込みにより、感光体ドラム50の周面に静電潜
像を形成し、現像ロール51cによる現像処理により、
トナー像を形成する。このとき、感光体ドラム50の周
面に形成されるトナー像は、現像容器51cに収納した
イエロー(Y)色のトナーによる。このようにして感光
体ドラム50の周面に形成されるトナー像は、感光体ド
ラム50の矢印方向の回転に従って転写ロール51dの
位置に達し、感光体ドラム50の直下を矢印方向に移動
する用紙に転写される。
【0018】一方、用紙の搬送は、前述の給紙部43を
構成する給紙カセット38、待機ロール52、搬送ベル
ト53、駆動ロール54等で構成され、給紙コロ55の
回動によって給紙カセット38から搬出される用紙は、
待機ロール52まで送られ、更にトナー像に一致するタ
イミングで搬送ベルト53上に送られ、転写部51dに
達する。そして、転写部51dにおいてトナー像が転写
され、トナー像が転写された用紙は搬送ベルト53の移
動に従って、搬送ベルト53上を矢印方向に移動し、定
着ユニット56において熱定着処理が施される。
【0019】また、用紙の上面には、上記イエロー
(Y)のトナー像のみならず、ドラムセットC1によっ
て転写されたマゼンタ(M)、及びシアン(C)のトナ
ー像も転写され、前述の減法混色に従った色の印刷が行
われる。なお、上述の用紙は給紙カセット38から搬出
される用紙のみならず、MPFトレイ39' から供給さ
れる用紙も含まれ、この場合には用紙は給紙コロ39a
によって搬入され、前述の経路によって印刷処理が行わ
れる。
【0020】また、上記定着ユニット56は熱ロール5
6a、56b、及びクリーニングロール56cで構成さ
れ、用紙が上述の熱ロール56aと56b間を挟持搬送
される間、用紙に転写された例えば複数色のトナー像は
溶融して用紙に熱定着する。また、クリーニングロール
56cは熱ロール56a周面に離型性オイルを塗布する
とともに熱ロール56aに残るトナーを除去する機能を
有する。尚、定着ユニット56によってトナー像が定着
された用紙は切換板61を介して上方、又は紙面左方向
に搬送される。
【0021】一方、両面印刷用搬送ユニット42は装置
本体に対して着脱自在に構成され、本例のプリンタ装置
31によって両面印刷を行う際に装着するユニットであ
り、内部に複数の搬送ロール60a〜60eが配設され
ている。両面印刷の場合には、上記切換板61によって
一旦上方に用紙が送られ、例えば用紙の後端が搬送ロー
ル62に達したとき、用紙の搬送を停止し、更に用紙を
逆方向に搬送する。この制御によって用紙は点線で示す
位置に設定された切換部61の左側を下方に搬送され、
両面印刷用搬送ユニット42の用紙搬送路に搬入され、
搬送ロール60a〜60eによって用紙が送られ、待機
ロール52に達し、前述と同様トナー像と一致するタイ
ミングで転写部に送られ、トナー像が用紙の裏面に転写
される。
【0022】一方、プリンタ装置31の開閉機構は、装
置本体上部32を装置本体下部33に対し略水平に開閉
するための機構であり、図4は装置本体上部を開成する
ときのプリンタ装置の外観斜視図であるが、同図に示す
ように、装置本体上部32は、開閉機構により装置本体
下部33に対し略水平を保ったまま開成される。
【0023】ところで、前記ドラムセットC1,トナー
セットC2はユニット化され装置本体上部32を開成し
た状態で装置本体上部32の所定の装着部に対し各々独
立に略水平方向に着脱自在となっており、例えば感光体
の劣化やトナーの消耗等により、これらのユニットの交
換や消耗品の補給等の保守点検作業等のメンテナンスが
行われる。
【0024】次に、上記ドラムセットC1,トナーセッ
トC2における廃トナー受渡部の自動開閉機構について
説明する。図7乃至図9は上記自動開閉機構の第1の実
施形態を示すものである。同図において、ドラムセット
C1は、該セットC1内に有するクリーナ51eにより
得られた廃トナーを排出する廃トナー排出口と該排出口
を開閉するドラムセットシャッター(以下「DSシャッ
ター」と称する)80を備えている。一方、トナーセッ
トC2は、その手前側の下部に水平方向に回動自在に設
けられたトナーセットジョイント(以下「TSジョイン
ト」と称する)71の先端上部に、上記ドラムセットC
1の廃トナー排出口より排出される廃トナーを受け取る
廃トナー受取口と該廃トナー受取口を開閉するトナーセ
ットシャッター(以下「TSシャッター」と称する)7
2とを備えている。このTSシャッター72は、ネジリ
コイルバネ72' により常にシャッターが閉じる方向
(紙面反時計方向)に付勢されている(図9(a)参
照)。
【0025】図7はDSシャッター80とTSシャッタ
ー72が離れた状態を示しているが、DSシャッター8
0はドラムセットのケーシング78から張り出したフッ
ク79により手でいじっても開かないように構成されて
いる。そして、TSジョイント71をDSシャッター8
0側に回動させて閉じると、TSシャッター72の背面
側に設けたフック76によりドラムセットのケーシング
78のフック79が押し上げられ、同時にTSシャッタ
ー72のフック76に隣接して設けたフック77とフッ
ク79とが係合してDSシャッター80はTSシャッタ
ー72と嵌合した状態となる(図8の状態)。DSシャ
ッター80はTSシャッター72と嵌合すると一緒に回
転する構造となっており、TSシャッター72の廃トナ
ー受取口が開くとDSシャッター80の廃トナー排出口
も開くようになっている。
【0026】装置本体上部32が開成時には、TSシャ
ッター72は前述したようにネジリコイルバネ72' に
より閉じており、DSシャッター80も閉じている。な
お、ドラムセットC1及びトナーセットC2を抜き出す
ときは、TSジョイント71下部の手掛け75を少し手
前に引くと、ケーシング78のフック79と係合してい
たTSシャッタ72のフック77が外れ、引張りバネ7
4の力でTSジョイント71が図7に示すように開くの
で、この状態でドラムセットC1、トナーセットC2を
各々抜き出せる。ドラムセットC1、トナーセットC2
をセットするときは、各々を挿入後、TSジョイント7
1を前述のようにドラムセットのケーシング78側に閉
じてセットすればよい。
【0027】このようにドラムセットC1とトナーセッ
トC2をセットした状態から装置本体上部32を閉成す
るべく降ろしていくと、装置本体下部33に付設してい
るサブフレーム70の上面にTSシャッタ72の突起7
3が当接する(図9(a)参照)。この突起73はTS
シャッタ72と一体的に回転するように取り付けられて
いる。装置本体上部32をさらに降ろすと、上記サブフ
レーム70と当接する突起73が上に押し上げられ、ネ
ジリコイルバネ72' に抗してTSシャッター72が紙
面時計回りに回転して開く(図9(b)参照)。TSシ
ャッター72が開くとこれと嵌合するDSシャッター8
0も同時に開き、ドラムセットC1側の廃トナー排出口
とトナーセットC2側の廃トナー受取口を開成状態にさ
せる。この状態から再び、装置本体上部32を上にあげ
て開成すると、TSシャッター72の突起73とサブフ
レーム70との係合が外れてTSシャッター72はネジ
リコイルバネ72' の付勢力で再び閉成状態となる。
【0028】以上のように、装置本体上部32の昇降に
連動させて、廃トナー受け渡しのTSシャッター72と
DSシャッター80を自動的に開閉するので操作が非常
に簡単になる。図10及び図11は第2の実施形態を示
している。本実施形態では、TSシャッター72の手前
側側面の回転軸上に該シャッターと一体的に回転する突
起81を設け、サブフレーム82の上部に突起部82a
を設けたものである。
【0029】このような構成において、装置本体上部3
2を降ろしていくと(図11(a)の状態)、TSシャ
ッターの突起81の先端部がサブフレーム82の突起部
82aと当接し、そして突起81の先端部が上に押し上
げられのと連動して、TSシャッター72が回転して開
放する(図11(b)参照)。
【0030】図12は第3の実施形態を示すもので、本
実施形態では、TSシャッター72の回転軸上にこれと
一体的に回転するピニオンギア83を設け、サブフレー
ム84の一側面に上記ピニオンギア83と歯合するラッ
クギア84aを設けたもので、ピニオンギア83がラッ
クギア84と歯合すると、ピニオンギア83と一緒にT
Sシャッター72が回転して開くように構成されてい
る。
【0031】図13は第4の実施形態を示すものであ
る。本実施形態は、TSシャッター72の回転軸上にこ
れと一体的に回転するピニオンギア83を設けるととも
に、内側に上記ピニオンギア83と歯合するラックギア
85aを切ってあるロッド85をTSジョイント71の
先端部に昇降自在に設けてある。かかる構成において、
装置本体上部32を降ろしていくと、ロッド85の下端
がサブフレーム86の上面と当接し、さらに装置本体上
部32を降ろすと、ロッド85が上に押し上げられるの
で、このときにロッド85がピニオンギア83を回転さ
せ、同時にTSシャッター72が回転して開く。
【0032】本実施形態によれば、装置本体上部32の
昇降に連動させて、廃トナー受け渡しのTSシャッター
72とDSシャッター80を自動的に開閉でき、しかも
装置本体下部33に対するドラムセットC1,トナーセ
ットC2取付け時の水平方向の位置関係が比較的ラフで
もよく、たとえ取付け位置がずれてもTSシャッター7
2とDSシャッター80を問題なく開閉できる。
【0033】図14及び図15は第5の実施形態を示
す。本実施形態は、TSシャッター72と一体的に回転
するように設けた突起87をTSジョイント71に昇降
自在に設けたロッド88で押し上げる構造とした例であ
る。すなわち、図15の(a)に示すように、ロッド8
8の上端が突起87に当接したまま装置本体上部32を
降ろすと、ロッド88の下端がサブフレーム89の上面
と当接し、さらに降ろすとロッド88が上に押し上げら
れ、これと同時にロッド88は突起87を押し上げるの
で、図15の(b)に示すようにTSシャッター72が
紙面時計回りに回転して開放する。本実施形態において
も、装置本体下部33に対するドラムセットC1,トナ
ーセットC2取付け時の水平方向の位置関係が比較的ラ
フでよく、たとえ取付け位置がずれてもTSシャッター
72とDSシャッター80を問題なく開閉できるという
効果を奏する。
【0034】図16及び図17は第6の実施形態を示
す。本実施形態は、装置本体上部32の昇降と関連し
て、ドラムセットC1のドラム軸、トナーセットC2の
現像軸を固定するためのロックロッドに連動させた例で
ある。図17に示すように、ロックロッド91の内側に
はラックギア91aが切ってあり、サブフレーム90に
設けた回転軸93の一端のギアと歯合する。同図(a)
に示すように、ロックロッド91を開放した状態では、
回転軸93の内方に設けた溝94が上方に開放してお
り、この状態で装置本体上部32を降ろすと、TSシャ
ッター72の回転軸に取付けた突起92(図16参照)
は上記溝94内に入る。そして、同図(b)に示すよう
に、ロックロッド91をロックした状態で操作すると、
回転軸93はロックロッド91と連動して回転し、同時
に溝94が回転するので、TSシャッター72の突起9
2を回転させ、TSシャッター72が開放する。図17
では、TSシャッター72の図示は便宜上省略してあ
る。なお、ロックロッド91は、図示しない機構により
装置本体上部32が降りて閉成状態でないと動作できな
いようになっており、開成状態でロックロッド91がロ
ック状態となってTSシャッター72が開くようなこと
はない。
【0035】本実施形態によると、装置本体上部32の
昇降と関連して、装置本体上部32の閉成時にロックロ
ッド91と連動してTSシャッター72を開閉できる。
【0036】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明の画
像形成装置によれば、装置本体上部の昇降と連動してド
ラムセットとトナーセットの廃トナーの受渡部のシャッ
ターが自動的に開閉するので、キット交換等の際にシャ
ッターを手動で開閉する手間が不要となり、操作が簡単
に行えるという優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る画像形成装置の一例を示す外観斜
視図である。
【図2】フロントカバー等を開放した状態の外観斜視図
である。
【図3】画像形成装置の内部構成を示す断面図である。
【図4】装置本体上部を開成したときの状態を示す外観
斜視図である。
【図5】開成状態においてドラムセットを引き出すとき
の斜視図である。
【図6】開成状態においてトナーセットを引き出すとき
の斜視図である。
【図7】廃トナー受渡部の自動開閉機構の第1の実施形
態を示す要部斜視図である。
【図8】同じく第1の実施形態の要部斜視図である。
【図9】同じく第1の実施形態の要部正面図である。
【図10】第2の実施形態を示す要部斜視図である。
【図11】同じく第2の実施形態の要部正面図である。
【図12】第3の実施形態を示す要部斜視図である。
【図13】第4の実施形態を示す要部斜視図である。
【図14】第5の実施形態を示す要部斜視図である。
【図15】同じく第5の実施形態の要部正面図である。
【図16】第6の実施形態を示す要部斜視図である。
【図17】同じく第6の実施形態に関わる要部斜視図で
ある。
【図18】従来例のプリンタ装置の外観斜視図である。
【図19】従来例のプリンタ装置の内部構成を示す断面
図である。
【符号の説明】
31 プリンタ装置 32 装置本体上部 33 装置本体下部 34 オペレーションパネル 35 排紙部 36 排紙ロール 37 フロントカバー 38 給紙カセット 39 MPFトレイ 40 カバー 41 画像形成部 42 両面印刷用搬送ユニット 43 給紙部 44〜47 画像形成ユニット 50 感光体ドラム 51a 帯電器 51b 印字ヘッド 51c 現像ロール 51d 転写器 51e クリーナ 52 待機ロール 53 搬送ベルト 54 駆動ロール 55 給紙コロ 56 定着ユニット 70 サブフレーム 71 TSジョイント 72 TSシャッター 73 突起 80 DSシャッター

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 装置本体が開閉自在に上部機体と下部機
    体に分割され、開成時に該上部機体に、装置の構成の一
    部がユニット化されて成る画像形成ユニットを構成する
    第1の副ユニットと第2の副ユニットを挿脱可能な画像
    形成装置であって、 前記画像形成装置本体において、前記第1の副ユニッ
    ト、第2の副ユニットを各々独立に略水平方向に挿脱さ
    せる副ユニット挿脱手段を備え、 前記第1の副ユニットは、少なくとも像担持体と、印刷
    後に該像担持体上に残留するトナーを除去するトナー除
    去手段と、該トナー除去手段により得られた廃トナーを
    排出する廃トナー排出口と該廃トナー排出口を開閉する
    第1のシャッターを備える廃トナー排出手段とを備え、 前記第2の副ユニットは、前記第1の副ユニットの廃ト
    ナー排出口より排出される廃トナーを受け取る廃トナー
    受取口と該廃トナー受取口を開閉する第2のシャッター
    とを備え前記廃トナー排出手段と嵌合自在な廃トナー受
    入手段とを備え、 前記第1、第2の副ユニットは、前記廃トナー排出手段
    と前記廃トナー受入手段とを嵌合状態に維持する連結手
    段を各々有し、 前記装置本体の開成時に前記第1、第2の副ユニットが
    前記画像形成装置本体に装着され前記連結手段により前
    記廃トナー排出手段と前記廃トナー受入手段とが嵌合さ
    れた状態では、前記第1、第2のシャッターが前記廃ト
    ナー排出口と前記廃トナー受取口とを閉成状態とし、こ
    の状態から前記装置本体が閉成されると、前記廃トナー
    受入手段と係合して前記第1、第2のシャッターが前記
    廃トナー排出口と前記廃トナー受取口とを開成状態にさ
    せる廃トナー受渡部自動開閉機構と、を備えることを特
    徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 前記第2のシャッターと第1のシャッタ
    ーとは嵌合自在に構成され、第2のシャッターの開閉と
    連動して第1のシャッターの開閉が行われ、前記第2の
    シャッターと一体的に回転可能な突起部材を設け、装置
    本体の上部機体の昇降と連動して前記突起部材が装置本
    体の下部機体のフレームの一部と係合することにより前
    記第2のシャッターの開閉を行うことを特徴とする請求
    項1記載の画像形成装置。
  3. 【請求項3】 前記第2のシャッターと第1のシャッタ
    ーとは嵌合自在に構成され、第2のシャッターの開閉と
    連動して第1のシャッターの開閉が行われ、前記第2の
    シャッターと一体的に回転可能な第1の部材を設けると
    共に該第1の部材と係合する第2の部材を設け、装置本
    体の上部機体の昇降と連動して前記第2の部材が装置本
    体の下部機体のフレームの一部と係合することにより前
    記第2のシャッターの開閉を行うことを特徴とする請求
    項1記載の画像形成装置。
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