JP3845181B2 - Car cockpit equipment - Google Patents

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JP3845181B2 JP24555797A JP24555797A JP3845181B2 JP 3845181 B2 JP3845181 B2 JP 3845181B2 JP 24555797 A JP24555797 A JP 24555797A JP 24555797 A JP24555797 A JP 24555797A JP 3845181 B2 JP3845181 B2 JP 3845181B2
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Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は、インストルメントパネル、操向ハンドル及びドライバシートを備えた、自動車のコックピット装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】
従来、自動車のコックピット装置において、インストルメントパネルの下部に、操向ハンドルを固着した操向軸を支持するハンドルコラムを上下方向に回動可能に取付けることが知られている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】
上記の従来装置において、ハンドルコラムを上下方向に回動することは、操向ハンドルを操縦者の体格や好みに適応した使用位置に調節するためである。したがって、その操向ハンドルは常時、インストルメントパネル後方の使用位置を占めているので、駐車中の車内で乗員が休息する場合には、ハンドルコラム及び操向ハンドルにより車内の休息スペースが削減され、乗員の休息姿勢が制限されることになる。
【０００４】
本発明は、かゝる事情に鑑みてなされたもので、駐車中の車内での休息時には、そのハンドルコラム及び操向ハンドルに妨げられない広い休息スペースを車内に形成し得るようにした、自動車のコックピット装置を提供することを目的とする。
【０００５】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、請求項１の発明は、操向ハンドルを固着した操向軸を支持するハンドルコラムをインストルメントパネルの下部に枢軸を介して軸支して、その枢軸周りに該ハンドルコラムが、ドライバ用シート側へ突出する使用位置と、該枢軸の下方に垂下してインストルメントパネル下方且つドライバ用シート前方のドライバの足置きスペースに格納される格納位置との間を回動し得るようにすると共に、少なくともその使用位置でハンドルコラムをロックし得るようにし、ドライバ用シートの背当て部を、ハンドルコラムが格納位置にあるときに前側に略水平に倒伏させ得るように構成し、その背当て部が前側に略水平に倒伏した状態では、該背当て部の前端部がハンドルコラムの回動軌跡内に在って格納位置のハンドルコラムの後面に対向していることを特徴とする。
【０００６】
この特徴によれば、駐車中の車内での休息時には、ハンドルコラムを操向ハンドルと共に格納位置へ回動することにより、これらをドライバの足置きスペースに格納することができ、車内の休息スペースが拡張される。また自動車の運転時には、ハンドルコラムを使用位置へ回動してロックすることにより、操向ハンドルによる舵取りを通常通り行うことができる。またハンドルコラムが格納位置にあるときにドライバ用シートの背当て部を前側に略水平に倒伏させ得るように構成したので、駐車中の車内での休息時、ドライバ用シートの背当て部を倒伏させることにより、車内の休息スペースは更に拡張される。
【０００７】
また請求項２の発明は、請求項１の構成に加えて、前記ハンドルコラムを使用位置に向かって付勢する戻し助勢ばねを備えたことを特徴とし、これによれば、格納位置にあるハンドルコラムを使用位置に復帰させる際には、ハンドルコラムを比較的軽い力をもって使用位置まで回動することができる。
【０００８】
さらに請求項３の発明は、請求項１又は２の構成に加えて、前記インストルメントパネルには、そのインストルメントパネルの上面を覆う移動式蓋体が設置され、この移動式蓋体は、前記格納位置の前記ハンドルコラムの上方を覆う位置に移動可能であることを特徴とする。
【０００９】
【発明の実施の形態】
本発明の実施形態を、添付図面に示す本発明の一実施例に基づいて以下に説明する。
【００１０】
図１は自動車のコックピットを含む車内の斜め後方斜視図、図２はハンドルコラム及びドライバ用シートを使用状態で示すコックピットの側面図、図３は図２の要部縦断拡大側面図、図４はインストルメントパネルの物入れを蓋体で閉じた状態を示す、図３の４−４線断面図、図５は上記物入れを開放した状態を示す、図４に対応した断面図、図６は上記物入れの蓋体の斜視図、図７はハンドルコラムの格納状態、ドライバ用シート及びリアシートの折り畳み状態、並びに蓋体の下方移動状態を示す車内の側面図、図８は図７に対応した斜め後方斜視図である。
【００１１】
図１において、車内のコックピット１には、前部ウインドシールド２の下縁より後方に張り出したインストルメントパネル３、その後方に配置される操向ハンドル４、ドライバ用シート５及び、その一側に並ぶアシスタント用シート６が配設される。さらに車内には、ドライバ用シート５及びアシスタント用シート６の後方に並ぶリアシート７が配設され、その後部にラゲージスペース８が設けられる。
【００１２】
インストルメントパネル３の後面には、ドライバ用シート５側に車速計その他各種計器の表示板９が、またその左右方向中間部に航法システム表示板兼用のテレビジョン１０と、ラジオその他のオーディオ機器１１が設置される。さらにインストルメントパネル３の上面には、左右一対の物入れ１２（図３参照）が形成されると共に、これらを覆うように一対の移動式蓋体１３が設置される。
【００１３】
また車室内において、ルーフの前端部に、オーバヘッド型エアコンディショナ１４が取付けられる。
【００１４】
図２及び図３において、コックピット１の操向ハンドル４は、図示しない操向歯車機構に連なる操向軸１７の後端に固着される。その操向軸１７を回転自在に支持する中空のハンドルコラム１８の前端は、インストルメントパネル３のフレーム３ａに固設したブラケット１９に水平方向の枢軸２０により取付けられ、ハンドルコラム１８は、この枢軸２０周りにインストルメントパネル３の後面より後方上向きに突出する使用位置Ａと、インストルメントパネル３の下方且つドライバ用シート５の前方の、ドライバの足置きスペース２１に格納される格納位置Ｂとの間を回動し得るようになっている。図３に示すように、ハンドルコラム１８は、特に格納位置Ｂでは前記枢軸２０の下方に垂下した状態で格納される。
【００１５】
このハンドルコラム１８とフレーム３ａとの間に、ハンドルコラム１８を上記使用位置Ａでロックするロック装置２２が設けられる。このロック装置２２は、フレーム３ａに固着されていてハンドルコラム１８の上面に当接してその使用位置Ａを規定するストッパ板２３と、ハンドルコラム１８にその長手方向に摺動可能に支持されると共に、前端に前記ストッパ板２３に係合し得る係止爪２４を、後端に操作ノブ２５を備えたロック部材２６と、このロック部材２６をロック方向、即ち係止爪２４がストッパ板２３に係合する方向へ付勢するロックスプリング２７とから構成され、係止爪２４がストッパ板２３に係合すると、ハンドルコラム１８を使用位置Ａにロックすることができる。
【００１６】
前記操向軸１７には、前記枢軸２０の軸線が通る部分に自在継手２９が介裝され、これにより操向軸１７は、ハンドルコラム１８の枢軸２０周りの回動に伴って屈曲し得るようになっている。
【００１７】
前記枢軸２０には、ハンドルコラム１８を使用位置Ａに向かって付勢する戻し助勢ばね３０が装着され、このばね３０のセット荷重は、ハンドルコラム１８及び、それと共に枢軸２０周りに回動する操向軸１７及び操向ハンドル４の総重量より小さく設定される。
【００１８】
ハンドルコラム１８の後端部には、これを上方の一部１８ａを残して横切るスリット３１が設けられ、このスリット３１において、操向ハンドルのボス４ａが操向軸１７の後端に固着される。操向ハンドル４において、リング状のグリップ４ｂと上記ボス４ａとは、１本のスポーク４ｃにより連結されており、そのスポーク４ｃが前記スリット３１の両端に近接したところで、操向ハンドル４の回動限界が規定されるようになっている。このようにすると、操向ハンドル４の回転角を極力大きく取りながら、ハンドルコラム１８の後端面に各種スイッチ類を、操向ハンドル４の回転に関係なく、静止させて設置することが可能となる。
【００１９】
図３ないし図６に示すように、前記一対の蓋体１３は、前端部相互が連結部材３３により連結される。この連結部材３３は、両蓋体１３にそれぞれ固着されるアーム部３３ａと、これらアーム部３３ａの先端同士を連結するロッド部３３ｂとからコ字状に形成されており、左右の物入れ１２の中間部でインストルメントパネル３枢支されるピボット軸３５の両端から延出した一対の回動リンク３６に上記一対のアーム部３３ａが小軸３７を介して回動自在に連結される。而して、両蓋体１３は、小軸３７周りの回動とピボット軸３５周りの回動との組み合わせにより、物入れ１２の開放面を覆う閉じ位置Ｃと、物入れ１２を開放してインストルメントパネル３の後面に重ねる開き位置Ｏとへ移動することができる。そして、図３，図８に示されるように、前記開き位置Ｏでは、ドライバー側の蓋体１３の下端部が表示板９よりも下方に張り出して、格納位置Ｂにあるハンドルコラム１８の上方を覆い得るようになっている。
【００２０】
これら蓋体１３には、前記テレビジョン１０及びオーディオ機器１１のためのスピーカ３８が内蔵される。
【００２１】
また、図２及び図７に示すように、ドライバ用及びアシスタント用シート５，６は、車内の床板４０上のシート支持部４１に軸支４３されて起立位置と前方への倒伏位置との間を回動し得る背当て部４４と、この背当て部４４の下部に後端部が軸支４５される座部４６とからなり、その座部４６の前端部は、揺動リンク４７を介して床板４０上のシート支持部４８に支持される。而して、背当て部４４を通常の使用位置へ起立させれば、これに連動して座部４６が揺動リンク４７を起こしながら通常の使用位置まで上昇する。また背当て部４４を前方へ略水平に倒せば、それに連動して座部４６が揺動リンク４７を倒しながら下降し、各シート５，６全体を折り畳み状態とすることができる。図７に示すように前記背当て部４４が前側に略水平に倒伏した状態では、該背当て部４４の前端部がハンドルコラム１８の回動軌跡内に在って格納位置Ｂのハンドルコラム１８の後面に対向している。
【００２２】
また、リアシート７も上記と同様な構造を備えていて、折り畳みが可能である。
【００２３】
次に、この実施例の作用について説明する。図２及び図３に示すように、ハンドルコラム１８を使用位置Ａに起こしてロック装置２２によりロックし、ドライバ用シート５、アシスタント用シート６及びリアシート７を起き上がらせておけば、自動車の乗車と運転が可能である。
【００２４】
駐車中の車内で、乗員が休息する場合には、先ずロック部材２６の操作ノブ２５をロックスプリング２７の付勢力に抗して引いて、係止爪２４をストッパ板２３から離脱させる。すると、ハンドルコラム１８は、操向ハンドル４と共に、その自重をもって格納位置Ｂへ回動し、ドライバの足置きスペースに格納される。その際、ハンドルコラム１８は、戻し助勢ばね３０の反発力を増加させることにより、格納位置への回動を緩衝的に行うことができる。
【００２５】
次いで、図７及び図８に示すように、全てのシート５，６，７を折り畳めば、インストルメントパネル３の後面側に、操向ハンドル４や各シートの背当て部４４に全く阻害されない極めて広い休息スペースが現出し、乗員は自由な姿勢でゆったりと休息を採ることができる。
【００２６】
またこの場合、インストルメントパネル３上面の蓋体１３を開き位置へ回動してインストルメントパネル３の後面に重ねると、これら蓋体１３に内蔵されたスピーカ３８は、航法システム表示板兼用のテレビジョン１０の左右両側に配置されることになり、上記休息スペースをオーディオルームとして楽しむことができる。しかも、インストルメントパネル３上面の開放された物入れ１２は、カセットテープやＣＤ等の収納に供することができるので、便利である。
【００２７】
再びハンドルコラム１８を使用位置Ａに復帰させるには、上記と反対の順序で作業を行えばよいが、その際、ハンドルコラム１８には戻し助勢ばね３０の反発力が使用位置Ａ方向へ作用しているから、これを比較的軽い力をもって使用位置Ａまで回動することができる。
【００２８】
図９は、本発明の変形例を示すもので、前記蓋体１３をクッション材をもって形成した点を除けば、前実施例と同様の構成であり、図中、前実施例と対応する部分には同一の参照符号を付して、その部分の説明を省略する。
【００２９】
而して、この変形例によれば、クッション材からなる蓋体１３をインストルメントパネル３の後面に重ねれば、インストルメントパネル３をクッション付きの背当てに利用することができて、乗員の休息促進に寄与し得る。
【００３０】
本発明は上記実施例に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々の設計変更が可能である。例えば、ハンドルコラム１８を、その格納位置Ｂでもロックし得るようにしてもよい。
【００３１】
【発明の効果】
以上のように本発明によれば、操向ハンドルを固着した操向軸を支持するハンドルコラムをインストルメントパネルの下部に枢軸を介して軸支して、その枢軸周りに該ハンドルコラムが、ドライバ用シート側へ突出する使用位置と、該枢軸の下方に垂下してインストルメントパネル下方且つドライバ用シート前方のドライバの足置きスペースに格納される格納位置との間を回動し得るようにすると共に、少なくともその使用位置でハンドルコラムをロックし得るようにしたので、駐車中の車内での休息時には、ロック装置を解除して、ハンドルコラムを操向ハンドルと共に格納位置へ回動することにより、これらをドライバの足置きスペースに格納することができ、これにより操向ハンドルに全く阻害されない広い休息スペースを車内に形成して、乗員の休息に寄与することができる。
【００３２】
またハンドルコラムが格納位置にあるときにドライバ用シートの背当て部を前側に略水平に倒伏させ得るように構成したので、駐車中の車内での休息時、ハンドルコラムを格納位置に回動させると共にドライバ用シートの背当て部を倒伏させることにより、車内の休息スペースを更に拡張することができ、乗員に自由な休息姿勢を与えることができる。
【００３３】
また特に請求項２の発明によれば、格納位置にあるハンドルコラムを使用位置に復帰させる際には、ハンドルコラムを比較的軽い力をもって使用位置まで回動することができる。
【図面の簡単な説明】
【図１】 本発明の実施例に係る自動車のコックピットを含む車内の斜め後方斜視図。
【図２】 ハンドルコラム及びドライバ用シートを使用状態で示すコックピットの側面図。
【図３】 図２の要部縦断拡大側面図。
【図４】 インストルメントパネルの物入れを蓋体で閉じた状態を示す、図３の４−４線断面図。
【図５】 上記物入れを開放した状態を示す、図４に対応した断面図。
【図６】 上記物入れの蓋体の斜視図。
【図７】 ドライバ用シート及びリアシートの折り畳み状態、並びに蓋体の下方移動状態を示す車内の側面図。
【図８】 図７に対応した斜め後方斜視図。
【図９】 本発明の変形例を示す、図８に対応した斜視図。
【符号の説明】
Ａ・・・・使用位置
Ｂ・・・・格納位置
１・・・・コックピット
３・・・・インストルメントパネル
４・・・・操向ハンドル
５・・・・ドライバ用シート
１７・・・操向軸
１８・・・ハンドルコラム
２０・・・枢軸
２１・・・足置きスペース
２２・・・ロック装置
４４・・・背当て部
４６・・・座部[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a cockpit device for an automobile including an instrument panel, a steering handle, and a driver seat.
[0002]
[Prior art]
2. Description of the Related Art Conventionally, in a cockpit device of an automobile, it is known that a handle column that supports a steering shaft to which a steering handle is fixed is attached to a lower portion of an instrument panel so as to be rotatable in the vertical direction.
[0003]
[Problems to be solved by the invention]
In the above-described conventional apparatus, the steering column is rotated in the vertical direction in order to adjust the steering handle to a use position adapted to the physique and preference of the operator. Therefore, since the steering handle always occupies the use position behind the instrument panel, when the occupant rests in the parked vehicle, the rest space in the vehicle is reduced by the handle column and the steering handle, The resting position of the passenger will be restricted.
[0004]
The present invention has been made in view of such circumstances, and at the time of resting in a parked vehicle, an automobile capable of forming a wide rest space in the vehicle unobstructed by the handle column and the steering handle. An object of the present invention is to provide a cockpit device.
[0005]
[Means for Solving the Problems]
To achieve the above object, a first aspect of the invention, the steering column supporting the steering shaft which is fixed the steering wheel and rotatably supported via a pivot at the bottom of the instrument panel, the around the pivot The handle column pivots between a use position where the handle column protrudes toward the driver seat and a storage position where the handle column hangs down below the pivot and is stored in the footrest space below the instrument panel and in front of the driver seat. The handle column can be locked at least in its use position, and the backrest portion of the driver seat can be laid down substantially horizontally forward when the handle column is in the retracted position. In the state where the back rest is lying down substantially horizontally to the front side, the front end of the back rest is within the rotation trajectory of the handle column and And feature that opposite the rear face of the beam.
[0006]
According to this feature, when resting in the car parked, by turning the handle column to the storage position with the steering wheel, it is possible to store them in the driver footrest space, car resting space Is expanded. Further, when the automobile is driven, the steering column can be rotated to the use position and locked, so that steering by the steering handle can be performed as usual. In addition, when the handle column is in the retracted position, the driver seat backrest can be tilted to the front approximately horizontally, so the driver seat backrest should be lowered when resting in a parked car. By doing so, the rest space in the vehicle is further expanded.
[0007]
According to a second aspect of the present invention, in addition to the structure of the first aspect, a return assisting spring for urging the handle column toward the use position is provided. According to this, the handle in the retracted position is provided. When returning the column to the use position, the handle column can be rotated to the use position with a relatively light force.
[0008]
Further, in the invention of claim 3, in addition to the configuration of claim 1 or 2, the instrument panel is provided with a movable lid that covers an upper surface of the instrument panel, and the movable lid is It is possible to move to a position covering the handle column above the storage position.
[0009]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Embodiments of the present invention will be described below based on one embodiment of the present invention shown in the accompanying drawings.
[0010]
1 is an oblique rear perspective view of a vehicle including a cockpit of an automobile, FIG. 2 is a side view of the cockpit showing a handle column and a driver seat in use, FIG. 3 is a longitudinally enlarged side view of a main part of FIG. 3 is a cross-sectional view taken along line 4-4 in FIG. 3, showing a state in which the instrument panel container is closed with a lid, FIG. 5 is a sectional view corresponding to FIG. 4, showing the container case opened, and FIG. FIG. 7 is a side view of the inside of the vehicle showing the retracted state of the handle column, the folded state of the driver seat and the rear seat, and the downwardly moved state of the lid, and FIG. 8 is an oblique rear perspective view corresponding to FIG. FIG.
[0011]
In FIG. 1, an in-car cockpit 1 includes an instrument panel 3 projecting rearward from the lower edge of the front windshield 2, a steering handle 4 disposed behind the instrument panel 3, a driver seat 5, and one side thereof. Lined assistant sheets 6 are arranged. Further, a rear seat 7 arranged behind the driver seat 5 and the assistant seat 6 is disposed in the vehicle, and a luggage space 8 is provided at the rear thereof.
[0012]
On the rear surface of the instrument panel 3, a display board 9 for a vehicle speed meter and other various instruments is provided on the driver seat 5 side, a television 10 serving as a navigation system display board in the middle in the left-right direction, a radio and other audio equipment 11 Is installed. Further, a pair of left and right container cases 12 (see FIG. 3) are formed on the upper surface of the instrument panel 3, and a pair of movable lids 13 are installed so as to cover them.
[0013]
Further, an overhead type air conditioner 14 is attached to the front end of the roof in the passenger compartment.
[0014]
2 and 3, the steering handle 4 of the cockpit 1 is fixed to the rear end of the steering shaft 17 connected to a steering gear mechanism (not shown). The front end of a hollow handle column 18 that rotatably supports the steering shaft 17 is attached to a bracket 19 fixed to the frame 3a of the instrument panel 3 by a horizontal pivot 20, and the handle column 18 is A use position A that protrudes rearward and upward from the rear surface of the instrument panel 3 around 20, and a storage position B that is stored in the driver's footrest space 21 below the instrument panel 3 and in front of the driver seat 5. It can be turned between. As shown in FIG. 3, the handle column 18 is stored in a state of being hung down below the pivot 20 particularly at the storage position B.
[0015]
A lock device 22 for locking the handle column 18 at the use position A is provided between the handle column 18 and the frame 3a. The locking device 22 is fixed to the frame 3a, is in contact with the upper surface of the handle column 18 to define its use position A, and is supported by the handle column 18 so as to be slidable in the longitudinal direction. A locking claw 24 that can be engaged with the stopper plate 23 at the front end, a lock member 26 having an operation knob 25 at the rear end, and the locking member 26 in the locking direction, that is, the locking claw 24 is attached to the stopper plate 23. The handle column 18 can be locked at the use position A when the locking claw 24 is engaged with the stopper plate 23.
[0016]
A universal joint 29 is interposed in the steering shaft 17 at a portion where the axis of the pivot 20 passes, so that the steering shaft 17 can be bent as the handle column 18 rotates about the pivot 20. It has become.
[0017]
A return assisting spring 30 for urging the handle column 18 toward the use position A is attached to the pivot 20, and the set load of the spring 30 is manipulated to rotate around the pivot 20 with the handle column 18. It is set smaller than the total weight of the direction shaft 17 and the steering handle 4.
[0018]
A slit 31 is provided at the rear end of the handle column 18 so as to cross the upper part 18a, and the boss 4a of the steering handle is fixed to the rear end of the steering shaft 17 in the slit 31. . In the steering handle 4, the ring-shaped grip 4 b and the boss 4 a are connected by a single spoke 4 c, and when the spoke 4 c is close to both ends of the slit 31, the steering handle 4 is rotated. Limits are being defined. In this way, it is possible to install various switches on the rear end surface of the handle column 18 while keeping the rotation angle of the steering handle 4 as large as possible regardless of the rotation of the steering handle 4. .
[0019]
As shown in FIGS. 3 to 6, the front ends of the pair of lid bodies 13 are connected to each other by a connecting member 33. The connecting member 33 is formed in a U-shape from an arm portion 33 a that is fixed to each of the lid bodies 13 and a rod portion 33 b that connects the tips of the arm portions 33 a to each other. The pair of arm portions 33a are rotatably connected to a pair of rotating links 36 extending from both ends of a pivot shaft 35 pivotally supported by the instrument panel 3 via a small shaft 37. Thus, the lids 13 are formed by combining the rotation around the small shaft 37 and the rotation around the pivot shaft 35, the closed position C covering the open surface of the container 12, and the instrument 12 by opening the container 12. It is possible to move to an open position O that overlaps the rear surface of the panel 3. 3 and 8, at the open position O, the lower end portion of the driver-side cover 13 protrudes below the display plate 9 and extends above the handle column 18 at the storage position B. It can be covered.
[0020]
These lids 13 incorporate a speaker 38 for the television 10 and the audio device 11.
[0021]
As shown in FIGS. 2 and 7, the driver seats and assistant seats 5 and 6 are pivotally supported by the seat support portion 41 on the floor board 40 in the vehicle so that they are between the standing position and the forward lying position. And a seat portion 46 whose rear end is pivotally supported 45 at the lower portion of the backrest portion 44, and the front end portion of the seat portion 46 is interposed via a swing link 47. And supported by the sheet support 48 on the floor plate 40. Thus, when the backrest 44 is raised to the normal use position, the seat 46 rises to the normal use position while raising the swing link 47 in conjunction with this. Further, if the backrest portion 44 is tilted forward substantially horizontally, the seat portion 46 is lowered while tilting the swinging link 47 in conjunction therewith, so that the entire seats 5 and 6 can be folded. As shown in FIG. 7, in the state where the backrest portion 44 is lying substantially horizontally on the front side, the front end portion of the backrest portion 44 is within the rotation trajectory of the handle column 18 and the handle column 18 at the storage position B is stored. It faces the rear surface.
[0022]
Further, the rear seat 7 has the same structure as described above and can be folded.
[0023]
Next, the operation of this embodiment will be described. 2 and 3, when the handle column 18 is raised to the use position A and locked by the lock device 22, and the driver seat 5, the assistant seat 6 and the rear seat 7 are raised, Driving is possible.
[0024]
When an occupant rests in a parked vehicle, first, the operation knob 25 of the lock member 26 is pulled against the urging force of the lock spring 27 to disengage the locking claw 24 from the stopper plate 23. Then, the handle column 18 rotates together with the steering handle 4 with its own weight to the storage position B, and is stored in the footrest space of the driver. At this time, the handle column 18 can be pivoted to the retracted position by increasing the repulsive force of the return assisting spring 30.
[0025]
Next, as shown in FIGS. 7 and 8, if all the seats 5, 6, 7 are folded, the steering panel 4 and the backrest portion 44 of each seat are not obstructed at all on the rear surface side of the instrument panel 3. A wide rest space appears, and passengers can take a rest in a free posture.
[0026]
Further, in this case, when the lid 13 on the upper surface of the instrument panel 3 is rotated to the open position and overlapped on the rear surface of the instrument panel 3, the speaker 38 incorporated in the lid 13 is used as a television serving as a navigation system display board. It will be arrange | positioned at the right and left both sides of John 10, and the said rest space can be enjoyed as an audio room. Moreover, the open container 12 on the top surface of the instrument panel 3 can be used for storing cassette tapes, CDs, and the like, which is convenient.
[0027]
In order to return the handle column 18 to the use position A again, the work may be performed in the reverse order as described above. At this time, the repulsive force of the return assisting spring 30 acts on the handle column 18 in the direction of the use position A. Therefore, it can be rotated to the use position A with a relatively light force.
[0028]
FIG. 9 shows a modification of the present invention, which has the same configuration as the previous embodiment except that the lid 13 is formed of a cushioning material. In the figure, the portion corresponding to the previous embodiment is shown. Are denoted by the same reference numerals, and description thereof is omitted.
[0029]
Thus, according to this modification, if the lid 13 made of a cushion material is stacked on the rear surface of the instrument panel 3, the instrument panel 3 can be used as a backrest with a cushion. It can contribute to rest promotion.
[0030]
The present invention is not limited to the above embodiments, and various design changes can be made without departing from the scope of the invention. For example, the handle column 18 may be locked at the storage position B.
[0031]
【The invention's effect】
According to the onset light as described above, the steering column supporting the steering shaft which is fixed the steering wheel and rotatably supported via a pivot at the bottom of the instrument panel, the said steering column about the pivot, It is possible to rotate between a use position protruding to the driver seat side and a storage position that is hung down below the pivot and stored in the footrest space below the instrument panel and in front of the driver seat. At the same time , the handle column can be locked at least in its use position. When resting in a parked vehicle, the lock device is released and the handle column is rotated together with the steering handle to the retracted position. , These can be stored in the driver's footrest space, thereby forming a wide rest space in the car that is not obstructed by the steering handle at all Te, can contribute to passenger rest.
[0032]
In addition, when the handle column is in the retracted position, the backrest portion of the driver's seat can be laid down almost horizontally to the front, so the handle column can be rotated to the retracted position when resting in a parked vehicle . At the same time, by lying down the backrest portion of the driver seat, the rest space in the vehicle can be further expanded, and a free resting posture can be given to the occupant.
[0033]
According to the second aspect of the invention, when the handle column in the storage position is returned to the use position, the handle column can be rotated to the use position with a relatively light force.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is an oblique rear perspective view of a vehicle including a cockpit of an automobile according to an embodiment of the present invention.
FIG. 2 is a side view of a cockpit showing a handle column and a driver seat in use.
FIG. 3 is an enlarged vertical side view of the main part of FIG. 2;
4 is a cross-sectional view taken along line 4-4 of FIG. 3, showing a state in which a container case of the instrument panel is closed with a lid.
FIG. 5 is a cross-sectional view corresponding to FIG. 4, showing a state in which the container is opened.
FIG. 6 is a perspective view of the lid of the container.
FIG. 7 is a side view in the vehicle showing a folded state of a driver seat and a rear seat and a downward movement state of a lid.
FIG. 8 is an oblique rear perspective view corresponding to FIG. 7;
FIG. 9 is a perspective view corresponding to FIG. 8, showing a modification of the present invention.
[Explanation of symbols]
A ... Usage position B ... Storage position 1 ... Cockpit 3 ... Instrument panel 4 ... Steering handle 5 ... Driver seat 17 ... Steering Shaft 18 ... handle column
20 ... pivot 21 ... footrest space 22 ... locking device 44 ... backrest 46 ... seat

Claims (3)

操向ハンドル（４）を固着した操向軸（１７）を支持するハンドルコラム（１８）をインストルメントパネル（３）の下部に枢軸（２０）を介して軸支して、その枢軸（２０）周りに該ハンドルコラム（１８）が、ドライバ用シート（５）側へ突出する使用位置（Ａ）と、該枢軸（２０）の下方に垂下してインストルメントパネル（３）下方且つドライバ用シート（５）前方のドライバの足置きスペース（２１）に格納される格納位置（Ｂ）との間を回動し得るようにすると共に、少なくともその使用位置（Ａ）でハンドルコラム（１８）をロックし得るようにし、
ドライバ用シート（５）の背当て部（４４）を、ハンドルコラム（１８）が格納位置（Ｂ）にあるときに前側に略水平に倒伏させ得るように構成し、その背当て部（４４）が前側に略水平に倒伏した状態では、該背当て部（４４）の前端部がハンドルコラム（１８）の回動軌跡内に在って格納位置（Ｂ）のハンドルコラム（１８）の後面に対向していることを特徴とする、自動車のコックピット装置。 And axially supported via a pivot (20) in the lower portion of the steering wheel (4) Instrumental the handle column supporting the steering shaft (17) which is fixed (18) the instrument panel (3), the pivot (20) A use position (A) around which the handle column (18) protrudes to the driver seat (5) side, and a lower side of the pivot (20) to be lowered below the instrument panel (3) and the driver seat ( 5) The handle column (18) is locked at least in the use position (A) while being able to rotate between the storage position (B) stored in the footrest space (21) of the front driver. To get and
The backrest (44) of the driver seat (5) is configured to be able to lie down substantially horizontally forward when the handle column (18) is in the retracted position (B), and the backrest (44) In a state where the vehicle is lying down substantially horizontally on the front side, the front end portion of the backrest portion (44) is in the rotation locus of the handle column (18) and is located on the rear surface of the handle column (18) in the storage position (B). A cockpit device for an automobile characterized by facing each other . 前記ハンドルコラム（１８）を使用位置（Ａ）に向かって付勢する戻し助勢ばね（３０）を備えたことを特徴とする、請求項１に記載の自動車のコックピット装置。The cockpit device for an automobile according to claim 1, further comprising a return assisting spring (30) for urging the handle column (18) toward the use position (A). 前記インストルメントパネル（３）には、そのインストルメントパネル（３）の上面を覆う移動式蓋体（１３）が設置され、この移動式蓋体（１３）は、前記格納位置（Ｂ）の前記ハンドルコラム（１８）の上方を覆う位置に移動可能であることを特徴とする、請求項１又は２に記載の自動車のコックピット装置。The instrument panel (3) is provided with a movable lid (13) that covers the top surface of the instrument panel (3), and the movable lid (13) is located at the storage position (B). The cockpit device for an automobile according to claim 1 or 2, characterized in that it can be moved to a position covering the upper side of the handle column (18).
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