JP3845159B2 - 可変ベンチュリ型気化器 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、内燃エンジンの吸気系に装着される可変ベンチュリ型気化器に関し、特に、吸気道のベンチュリ部を昇降する中空のピストン弁の上端部にフランジを形成し、このフランジに内周端部が結合されるダイヤフラムにより、ピストン弁の中空部を通してベンチュリ部の負圧が作用する上部の負圧室と、略大気圧が作用する下部の大気室との間を区画し、ベンチュリ部の負圧の増大に応じてピストン弁を上昇させ、ベンチュリ部の開度を増加させるようにした気化器の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】
かゝる可変ベンチュリ型気化器は、例えば実公昭64−7235号公報に開示されているように、既に知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
従来のかゝる可変ベンチュリ型気化器では、ピストン弁がベンチュリ部の内径より大径の中空円筒状をなしていて、ピストン弁が吸気道の特に軸方向スペースを大きく占めるため、吸気道が必然的に長くなり、またピストン弁上端のフランジも更に大径の円板状をなしているため、これに接続するダイヤフラムが大径化し、これらにより気化器全体の大型化が避けられない。
【0004】
本発明は、かゝる事情に鑑みてなされたもので、ピストン弁を合理的に形成して、吸気道の長さを短縮すると共に、ダイヤフラムの小径化を可能にして、コンパクトな前記可変ベンチュリ型気化器を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明は、吸気道のベンチュリ部を昇降する中空のピストン弁の上端部にフランジを形成し、このフランジに内周端部が結合されるダイヤフラムにより、ピストン弁の中空部を通してベンチュリ部の負圧が作用する上部の負圧室と、略大気圧が作用する下部の大気室との間を区画し、ベンチュリ部の負圧の増大に応じてピストン弁を上昇させ、ベンチュリ部の開度を増加させるようにした、可変ベンチュリ型気化器において、前記ピストン弁が、前記ベンチュリ部の左右両内側壁に形成された上下方向の案内溝に摺動自在に係合する板状の弁部と、前記ベンチュリ部の内径方向及び軸方向にそれぞれ沿う寸法がベンチュリ部の内径より小さい断面を有して、前記弁部の中央部に一体に連設された中空の負圧誘導筒部とから構成されていて、これら弁部及び負圧誘導筒部の上端部に前記フランジが形成され、そのフランジは、前記弁部の横幅より小さい直径の円板部と、この円板部の外周から延びて該弁部の側縁に連続的に連なる延長部とからなっていて、その円板部の上面に、それと同心で前記負圧誘導筒部を囲繞する円形の連結筒突設され、この連結筒に嵌合して固定される保持リングと前記円板部とで前記ダイヤフラムの内周端部挟持されることを第1の特徴とする。
【0006】
而して、板状の弁部と、ベンチュリ部の内径方向及び軸方向にそれぞれ沿う寸法がベンチュリ部の内径より小さい断面の負圧誘導筒部とからなるピストン弁の、吸気道に沿う厚みはベンチュリ部の内径より小さくなる。したがって、このピストン弁の吸気道に占める軸方向スペースが狭くなり、吸気道の長さの短縮化が可能となる。また、連結筒に固定される保持リングと協働してダイヤフラムの内周端部を挟持するフランジの円板部は、弁部の横幅より小さい直径に形成されるから、ダイヤフラムの内径も弁部の横幅より小さくすることができ、したがってダイヤフラムの小径化も可能となる。また特にフランジには、前記円板部の外周から延びて弁部の側縁に連続的に連なる延長部設けられるので、この延長部により、板状弁部の側縁によるダイヤフラムの損傷を防ぐことができる。
【0007】
さらに、本発明は、第の特徴に加えて、前記円板部の、前記ダイヤフラムに対向する周縁部に曲率半径が比較的小さい面取りを施し、また前記延長部の、前記ダイヤフラムに対向する周縁部に曲率半径が比較的大きい面取りを施したことを第2の特徴とする。
【0008】
而して、ピストン弁の上昇時、フランジの延長部とダイヤフラムとの干渉を回避し、ダイヤフラムの損傷を確実に防ぐことができる。
【0009】
さらにまた、本発明は、第1又は第2の特徴に加えて、前記保持リングを、前記円板部と同径の円環状に形成したことを第の特徴とする。
【0010】
而して、保持リングを、径方向に駄肉の無い必要最小径に形成できて、ダイヤフラムの小径化に寄与し得ると共に、保持リングを連結筒に嵌合する際には、異形のフランジとの位相合わせを行う必要もなく、組立性が良好である。
【0011】
【発明の実施の形態】
本発明の実施形態を、添付図面に示す本発明の一実施例に基づいて以下に説明する。
【0012】
先ず図1及び図2において、符号1は、自動二輪車等の車両用エンジンの可変ベンチュリ型気化器を示し、その気化器本体2の吸気道3は、その左端側にエンジンの吸気ポートに連なる吸気ダクト4が接続され、右端側にエアクリーナ5が接続される。したがって、その右端側が上流側となる。この吸気道3には、ベンチュリ部3aの下流側にバタフライ型の絞り弁6が設置される。気化器本体2の下部には、図示しない燃料タンクから燃料を供給される定油面燃料室7が形成され、該室7の燃料油面下に連通するメインノズル8がベンチュリ部3aの底面に開口する。
【0013】
また気化器本体2には、ベンチュリ部3aの上壁を貫通する案内孔9が設けられると共に、この案内孔9を囲繞するダイヤフラム収容筒部10が一体に形成され、前記メインノズル8に挿入されるニードル弁11を備えたピストン弁12がこの案内孔9に摺動自在に嵌装される。
【0014】
ピストン弁12は、ダイヤフラム収容筒部10の下面に当接して該ピストン弁12の下降限、即ち最小開度を規定するフランジ13を上端に有する。
【0015】
ダイヤフラム収容筒部10の上端にはキャップ14がボルト15により接合される。その際、その接合部とピストン弁12のフランジ13との間にダイヤフラム16が張設され、これによりダイヤフラム収容筒部10及びキャップ14内は、下部の大気室17と、上部の負圧室18とに区画される。大気室17はエアクリーナ5を介して、若しくはそれを介することなく大気に開放され、負圧室18は後述するベンチュリ負圧導入孔19を介してベンチュリ部3aと連通する。ピストン弁12には、ニードル弁11を押圧保持するリテーナ20が設けられ、このリテーナ20及び前記キャップ14間に、ピストン弁12を下降方向へ付勢する戻しばね21が装着される。
【0016】
而して、絞り弁6の開度増加に伴いエンジンの吸気量が増加すると、ベンチュリ部3aにおける空気流速の上昇によりベンチュリ負圧が増加し、この負圧が負圧室18に伝達して、ダイヤフラム16を介してピストン弁12に上昇力を与えるので、その上昇力と戻しばね21の反発力とが釣り合うところまでピストン弁12は上昇してベンチュリ部3aの開度を増加させ、これによりベンチュリ負圧は常に略一定に調整される。また、このとき、ピストン弁12は上昇しながらニードル弁11を引き上げてメインノズル8の開度増をもたらす。その結果、常に吸気量に応じた適正量の燃料をメインノズル8から噴出させて、適正空燃比の混合気をエンジンに供給することができる。
【0017】
図2ないし図5に示すように、ピストン弁12は合成樹脂製で、ベンチュリ部3aの左右両内側壁に形成された上下方向の案内溝25に摺動自在に嵌合される板状の弁部26と、この弁部26の中央部一側に連設された負圧誘導筒部27とから構成され、これら弁部26及び負圧誘導筒部27の上端部に前記フランジ13が連設される。負圧誘導筒部27は、各辺がベンチュリ部3aの内径Dより小さい、中空で有底の四角形断面を有する。即ち、負圧誘導筒部27の、ベンチュリ部3aの内径方向及び軸方向にそれぞれ沿う寸法はベンチュリ部3aの内径Dより小さいことになる。
【0018】
負圧誘導筒部27の底壁には、中心部にニードル弁11のための装着孔28が、またこの装着孔28より弁部26側に左右一対のベンチュリ負圧導入孔19が穿設される。
【0019】
また負圧誘導筒部27の内壁には、上下方向に延びる複数条のリブ29が形成されており、これらの先端によって前記リテーナ20が支持される。このリテーナ20の周りにおいて、相隣るリブ29間に、ベンチュリ負圧導入孔19を前記負圧室18に連通する通路30が画成される。
【0020】
前記フランジ13は、弁部26の横幅Aより小さい直径dを持つ円板部13aと、この円板部13aの外周から延びて弁部26の側縁に連続的に連なる三日月状の延長部13bとからなっており、その円板部13aの上面には、それと同心で負圧誘導筒部27の上端を囲繞する円形の連結筒31が一体に突設され、更に連結筒31に隣接してこれを囲繞する環状の係止溝32と、この係止溝32に隣接してこれを囲繞する環状の押さえ凸部33とが形成される。
【0021】
図5ないし図7に示すように、フランジ13の円板部13aの上方周縁部には、曲率半径が比較的小さい面取り34が施され、また延長部13bの上方周縁部には、曲率半径が比較的大きい面取り35が施される。
【0022】
フランジ13へのダイヤフラム16の取付けに当たっては、ダイヤフラム16の内周ビード16aをフランジ13の係止溝32に嵌め込み、次いでダイヤフラム16の内周ビード16a周りを押さえ凸部33と協働して挟持すべく、合成樹脂製の保持リング36をフランジ13上の連結筒31の外周に嵌合して溶着する。この保持リング36は、前記円板部13aと同径の円環状に形成されると共に、その下方外周縁部に前記円板部13aの面取り34と同様の面取り37が施される。
【0023】
またダイヤフラム16の前記ダイヤフラム収容筒部10への取付けに当たっては、ダイヤフラム収容筒部10上端面の環状係止溝38にダイヤフラム16の外周ビード16bを嵌め込み、これを上方から押さえるように、前記キャップ14がダイヤフラム収容筒部10の上端面にボルト15により接合される。
【0024】
而して、ピストン弁12は、ベンチュリ部3aを横切る板状の弁部26と、各辺がベンチュリ部3aの内径Dより小さい四角形断面の負圧誘導筒部27とで構成されるので、ピストン弁12の、吸気道3に沿う厚みはベンチュリ部3aの内径Dより小さくなり、したがってピストン弁12の吸気道3に占める軸方向スペースが、従来の円形ピストン弁の場合に比して狭くなり、その分、吸気道3の長さの短縮化が可能となる。
【0025】
また、ピストン弁12の上端のフランジ13は、弁部26の横幅Aより小さい直径dに形成される円板部13aと、その外周から延びて弁部26の側縁に連続的に連なる三日月状の延長部13bとで構成され、その円板部13aと、その上面の連結筒31に嵌合、溶着される保持リング36とでダイヤフラム16の内周端部を挟持するので、ダイヤフラム16の内径も弁部26の横幅Aより小さくすることができ、ダイヤフラム16及びダイヤフラム収容筒部10の小径化も可能となり、吸気道3の短縮化と相俟って、気化器1全体のコンパクト化を図ることができる。
【0026】
しかも、板状の弁部26の側縁に連なる延長部13bは、円板部13aに連続しているから、該側縁によるダイヤフラム16の損傷を防ぐことができる。特に、延長部13bの、ダイヤフラム16に対向する上方周縁部には、円板部13aの上方周縁部の面取り34よりも曲率半径の大なる面取り35が施されるので、ピストン弁12の昇降時、延長部13bとダイヤフラム16との干渉を回避し、ダイヤフラム16の損傷を確実に防ぐことができる。
【0027】
さらに、保持リング36は、上記円板部13aと同径の円環状に形成されるので、該リング36を、径方向に駄肉の無い必要最小径に形成することができ、ダイヤフラム16及びダイヤフラム収容筒部10の小型化に寄与し得るのみならず、この保持リング36を連結筒31に嵌合する際には、異形のフランジ13との位相合わせを行う必要もなく、組立性が良好である。
【0028】
本発明は上記実施例に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々の設計変更が可能である。例えば、負圧誘導筒部27の、ベンチュリ部3aの内径方向及び軸方向にそれぞれ沿う寸法をベンチュリ部3aの内径Dより小さくするという条件を満たすことができれば、負圧誘導筒部27の断面形状は、実施例のような四角形に限らず、三角形、半円形等とすることもできる。また負圧誘導筒部27を、これが弁部26の前後両面から突出するように形成することもできる。
【0029】
【発明の効果】
以上のように本発明の第1の特徴によれば、ピストン弁が、ベンチュリ部の左右両内側壁に形成された上下方向の案内溝に摺動自在に係合する板状の弁部と、ベンチュリ部の内径方向及び軸方向にそれぞれ沿う寸法がベンチュリ部の内径より小さい断面を有して、弁部の中央部に一体に連設された中空の負圧誘導筒部とから構成されていて、これら弁部及び負圧誘導筒部の上端部にフランジが形成され、そのフランジは、弁部の横幅より小さい直径の円板部と、この円板部の外周から延びて弁部の側縁に連続的に連なる延長部とからなっていて、その円板部の上面に、それと同心で負圧誘導筒部を囲繞する円形の連結筒突設され、この連結筒に嵌合して固定される保持リングと円板部とでダイヤフラムの内周端部挟持されるので、ピストン弁の吸気道に占める軸方向スペースが狭くなり、吸気道の長さの短縮化を可能としたことゝ、フランジにおける、弁部の横幅より小さい直径の円板部によるダイヤフラム内周端部の支持を行ってダイヤフラムの小径化を可能としたことにより、気化器全体のコンパクト化を図ることができる。また特に円板部外周から延びて弁部の側縁に連続的に連なる前記延長部により、板状弁部の側縁によるダイヤフラムの損傷を防ぐことができる。
【0030】
さらに本発明の第の特徴によれば、前記円板部の、ダイヤフラムに対向する周縁部に曲率半径が比較的小さい面取りを施し、また前記延長部の、ダイヤフラムに対向する周縁部に曲率半径が比較的大きい面取りを施したので、ピストン弁の上昇時、フランジの延長部とダイヤフラムとの干渉を回避し、ダイヤフラムの損傷を確実に防ぐことができる。
【0031】
さらにまた本発明の第の特徴によれば、前記保持リングを、前記円板部と同径の円環状に形成したので、保持リングを、径方向に駄肉の無い必要最小径に形成できて、ダイヤフラム小径化に寄与し得ると共に、保持リングを連結筒に嵌合する際には、異形のフランジとの位相合わせを行う必要もなく、組立性が良好となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例に係る可変ベンチュリ型気化器の縦断側面図
【図2】 図1の2−2線断面図
【図3】 図2の3−3線断面図
【図4】 図2の4−4線断面図
【図5】 図2の5−5線断面図図
【図6】 図5の6−6線断面図
【図7】 図5の7−7線断面図
【符号の説明】
1・・・・気化器
3・・・・吸気道
3a・・・ベンチュリ部
12・・・ピストン弁
13・・・フランジ
13a・・円板部
13b・・延長部
16・・・ダイヤフラム
17・・・大気室
18・・・負圧室
25・・・案内溝
26・・・弁部
27・・・負圧誘導筒部
31・・・連結筒部
34・・・小さい面取り
35・・・大きい面取り
36・・・保持リング
A・・・・弁部の横幅
D・・・・ベンチュリ部の内径
d・・・・円板部の直径

Claims (3)

  1. 吸気道(3)のベンチュリ部(3a)を昇降する中空のピストン弁(12)の上端部にフランジ(13)を形成し、このフランジ(13)に内周端部が結合されるダイヤフラム(16)により、ピストン弁(12)の中空部を通してベンチュリ部(3a)の負圧が作用する上部の負圧室(18)と、略大気圧が作用する下部の大気室(17)との間を区画し、ベンチュリ部(3a)の負圧の増大に応じてピストン弁(12)を上昇させ、ベンチュリ部(3a)の開度を増加させるようにした、可変ベンチュリ型気化器において、
    前記ピストン弁(12)は、前記ベンチュリ部(3a)の左右両内側壁に形成された上下方向の案内溝(25)に摺動自在に係合する板状の弁部(26)と、前記ベンチュリ部(3a)の内径方向及び軸方向にそれぞれ沿う寸法がベンチュリ部(3a)の内径(D)より小さい断面を有して、前記弁部(26)の中央部に一体に連設された中空の負圧誘導筒部(27)とから構成されていて、これら弁部(26)及び負圧誘導筒部(27)の上端部に前記フランジ(13)が形成され、
    そのフランジ(13)は、前記弁部(26)の横幅(A)より小さい直径(d)の円板部(13a)と、この円板部(13a)の外周から延びて該弁部(26)の側縁に連続的に連なる延長部(13b)とからなっていて、その円板部(13a)の上面に、それと同心で前記負圧誘導筒部(27)を囲繞する円形の連結筒(31)突設され、
    この連結筒(31)に嵌合して固定される保持リング(36)と前記円板部(13a)とで前記ダイヤフラム(16)の内周端部挟持されることを特徴とする、可変ベンチュリ型気化器。
  2. 請求項記載のものにおいて、
    前記円板部(13a)の、前記ダイヤフラム(16)に対向する周縁部に曲率半径が比較的小さい面取り(34)を施し、また前記延長部(13b)の、前記ダイヤフラム(16)に対向する周縁部に曲率半径が比較的大きい面取り(35)を施したことを特徴とする、可変ベンチュリ型気化器。
  3. 請求項1又は2記載のものにおいて、
    前記保持リング(36)を、前記円板部(13a)と同径の円環状に形成したことを特徴とする、可変ベンチュリ型気化器。
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