JP3844946B2 - レッグレスト - Google Patents

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は、特に航空機の座席用レッグレストに関する。
【０００２】
【従来の技術】
使用者が快適になるように座席にレッグレストが付与されている場合があるということがよく知られている。快適さを改良しながら、使用者のふくらはぎ用の支持部材を付与するための、特に航空機用座席又はレストシート等のレッグレストを備えた座席がさらに知られている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、現在、レッグレスト等の調節が簡単で便利な装置が座席に備えられていない。
【０００４】
本発明は、この欠点を克服することを目的とする。
【０００５】
【課題を解決するための手段】
このため、本発明の目的は、特に航空機用の座席用レッグレストにおいて、レッグレストは、本体であって、ほぼ平坦な支持面と、座席クッションの表面及び本体の支持面は可変の角度を有する二面体を形成するように、座席クッションの前縁回りで回動するように本体を取り付けるための回動手段と、回動手段と反対の側面上で調節可能に本体を延長させるために、引込位置から展開位置へ移動することができる延長手段と、ローラシャッタと、ローラシャッタがレッグレストの本体の支持面と直列するようになるように、移動可能な延長手段が展開される時にローラシャッタを配備するための案内手段と、を有する本体を具備することを特徴とするレッグレストである。
【０００６】
このように、レッグレストの本体及び延長手段は、入れ子式要素のように挙動し、レッグレストの長さを変化させることができる。
【０００７】
このレッグレスト長さを変化させる時に、ローラシャッタにより、使用者の足の長さにレッグレストを調節するために、レッグレストの本体の支持面を延ばす。
【０００８】
延長手段が延伸させられる時に延長手段が必ずしもローラシャッタを配備するわけではないということがわかる。反対に、ローラシャッタは、延長手段の移動を制御することができる。
【０００９】
レッグレストの本体の支持面が、ローラシャッタの固定部を備えてもよいということがわかる。
【００１０】
本発明の特定の実施例において、移動可能な延長手段は、ほぼＵ字形状のフレームを形成し、Ｕ字の基部は、座席クッションの底部にほぼ平行であり、レッグレストの本体に関して座席クッションの反対の方向に向けられている。
【００１１】
さらに特定の実施例において、ローラシャッタは、互い上で関節で繋がれている複数のスラットを具備する。
【００１２】
これらのスラットは、軽合金によって又はプラスチック材料の押出しによってつくられる形状(profiled)部分で製造することができる。
【００１３】
さらに特定の実施例において、案内手段は、ローラシャッタ上の横に配置された案内部材と協働するように配置された案内トラックを具備する。
【００１４】
とりわけ、スラットは、中空とすることができ、案内部材はスラット用の端プラグを形成してもよい。
【００１５】
とりわけ、案内部材は、ほぼ指関節の骨の形状の長手方向断面を有する摩擦部材とすることができる。
【００１６】
湾曲部においてローラシャッタを通過させることを容易にすることによって、上記案内部材の特徴は、どのような用途においても、任意の種類のローラシャッタにおいて使用されることができるということを注意すべきである。
【００１７】
スラットの関節について任意の適切な手段が付与されることができ、スラットは、協働する筒状で同心の横断リブによって互い上で関節で繋がれるように、スラットを入れ子状に収納するように、好ましくはスラットの関節が付与される。
【００１８】
とりわけ、リブの軸線は、スラットの外側支持面内に位置させることができる。スラットの関節についての本発明の配置は、用途とは独立して、任意のローラシャッタで実施できる。
【００１９】
特定の実施例において、ローラシャッタの長手方向端部の一つが、座席クッションの反対のレッグレストの縁部近傍において、レッグレストの本体に関して固定されており、ローラシャッタは、この端部から展開されるように配備されるように配置されている。
【００２０】
とりわけ、ローラシャッタは、レッグレストの本体の下に入れることができ、ローラシャッタの側縁の各々は、移動可能な延長手段に固定されたほぼＵ字形状の案内トラック内で係合され、Ｕ字の基部は、レッグレストの本体に関して座席クッションの反対の方向に向けられる。
【００２１】
別の特定の実施例において、ローラシャッタの長手方向端部の一つは、移動可能な延長手段に関して固定されており、ローラシャッタは、この端部と、座席クッションの反対のレッグレストの縁部との間で配備されるように配置される。
【００２２】
この実施例において、ローラシャッタは、レッグレストの本体の下に入れられることができ、側縁の各々は、レッグレストの本体に固定されたほぼＵ字形状の案内トラック内に係合され、Ｕ字の基部は、レッグレストの本体に関して、座席クッションと同じ側に向けられている。
【００２３】
この実施例において、変形例において、ローラシャッタは、部分的にレッグレストの本体の下に、部分的に座席クッションの下に、入れることができ、側縁の各々は、部分的にレッグレストの本体へ、部分的に座席クッションへ固定された案内トラック内に係合される。
【００２４】
本発明の特定の実施例において、レッグレストは、レッグレストの本体と延長手段を接続するための接続手段を具備する。
【００２５】
この接続手段は、とりわけロッドを備えることができ、ロッドの一端部は、延長手段へ固定され、ロッドを固定する手段は、レッグレストの本体へ固定される。
【００２６】
有利的には、この固定手段は、ロッド用通過穴を備えた関節で繋がれた二つの固定部材と、通過穴を整列させないように配置された弾性手段とを具備する。
【００２７】
特定の実施例において、本発明によるレッグレストは、レッグレストの本体と移動可能な延長手段の相対的な移動のために、レッグレストの本体及び移動可能な延長手段それぞれに固定された相補的なランナを具備する。
【００２８】
特定の実施例において、移動可能な延長手段を引込位置へ戻すための戻し手段が付与されている。
【００２９】
これらの戻し手段は、少なくとも一つの弾性ケーブルを特に具備することができ、弾性ケーブルの一端はレッグレストの本体へ固定され、弾性ケーブルの他端は延長手段へ固定されている。
【００３０】
とりわけ、少なくとも一つのプーリが付与されることができる。このプーリは延長手段へ固定されており、弾性ケーブルがこのプーリを通過する。
【００３１】
本発明の別の目的は、以上に記載されているレッグレストを備えた航空機用座席である。
【００３２】
【発明の実施の形態】
本発明は、以下の記載を読むことによって明らかに理解される。図１において、レッグレストが、レッグレスト本体１及び延長部２を本質的に備えている。延長部２は、本体１上に取り付けられ、以下に記載される手段によって入れ子式に摺動する。
【００３３】
本体１は、座席クッション部の前縁部にほぼ合わせられた軸線の回りに、座席（図示せず）の構造体上で回動するように取り付けられている。このため、本体１は、管４によって接続されかつ、回動するシャフトが通過するための同軸取付穴５を有する二つの取付具３が付与されている。
【００３４】
機械的又は電子機械的ジャッキ等の任意の適切な手段によって本体が回動させられる。このジャッキの本体は座席構造体上に取り付けられ、このジャッキのロッドはレッグレストの本体１の一部分へ接続されている。
【００３５】
以下に記載されるように、本体１は、ほぼ平坦な支持面６と、シート金属７からなる側面と、ロック機構９を支持する交差部材８とをさらに備えている。
【００３６】
延長部２は、二つの側ローラシャッタ支持部材１０を本質的に具備する。各支持部材１０は、ほぼ平坦であり、垂直平面内に配置されている。各支持部材は、レッグレストの中間面に向かって配向させらている案内トラック１２を形成するために、内方向に突出している二つの平行なリブ１１を有する。
【００３７】
各リブ１１、それゆえ各案内トラック１２は、Ｕ字形状であり、この足は、ほぼ水平であり、このＵ字の凹部が座席に向けられている、すなわち、Ｕ字の基部は、レッグレストの本体の反対方向に向けられている。
【００３８】
各側支持部材１０は、レッグレスト本体１へ固定されたランナ要素１４と協働することができるランナ要素１３を内面上でさらに受け入れ、レッグレスト本体に関する延長部２の相対的な摺動を可能とする。ランナ要素１３及び１４は、例えば、家具の引き出しを取り付けるための玉軸受トラベラを形成するために家具産業において使用されている種類である。延長部２の移動を制限するために適切な係止部が付与されている。
【００３９】
最後に、フットレスト１５は、これらの支持部材１０の端部に取り付けられており、図１に記載されている折り曲げ位置と、使用位置との間で回動する。
【００４０】
延長部２が入れ子式に展開する時に、ローラシャッタ１６は、支持面６の連続性を付与する。ここで、実際に、ローラシャッタ１６の固定された端の部分が、支持面６を形成する。
【００４１】
ローラシャッタ１６は、レッグレスト本体１及び他端スラット１９へ固定された固定端スラット１８なしで、同一の入れ子状の関節で繋がれたスラット１７によって形成される。
【００４２】
各ランナスラット１７は、中空形状部分２０によって形成され、これらの筒状関節リブはこの部分２０から突出している。これらのリブ２１及び２２の二つは、形状部分２０の側面の一方から出ておりかつ同心であり、軸線２３が、形状部分２０の上面の平面内に位置する。他のリブ２４は、形状部分２０の上面の平面内にある一点を軸線として有し、リブ２１の軸線２３からの距離と、リブ２２の軸線２３からの距離との中間の距離である、軸線２３から所定距離に中間線を有する。
【００４３】
図５に記載されているように、複数のスラットが互いに入れ子状にされている時、スラットのリブ２４は、リブ２１とリブ２２との間で係合させられ、隣接するスラットの上面の平面間の交差部におけるスラット間の角度がどうであれ、三つのスラットの湾曲の軸線は共通である。
【００４４】
隣接するスラット間で両方の方向に角度方向に移動することが可能である。結果として、案内トラック１２は、必ずしも直線状とする必要がない。
【００４５】
ここで記載された配置により、ローラシャッタ上の任意の織物の装飾に関して特別な関心事である、スラット間の角度がどうであれ、スラット１７の上面間において一定距離を維持することが可能となるということがわかる。
【００４６】
各スラットは、例えば成形プラスチック材料からなるプラグ２５によって端部で閉鎖されており、形状部分２０の内部に埃が進入するのを特に防ぐ。
【００４７】
プラグ２５は、案内トラック１２内で係合及び摺動することができるヘッド２６と、尾部２７とを備えている。尾部２７は、形状部分２０内で尾部が係合することができるような形状であり、非摩擦材料で製造されるヘッド２６は、指関節の骨の断面形状である。この形状により、湾曲部において案内トラック１２の一部部分内でローラシャッタが回転することができる。
【００４８】
本発明による装置は、固定ロッド２９を備えている。固定ロッド２９の一端部３０は、延長部２上の交差部材３１へ固定され、固定ロッド２９は、固定機構９を通過している。
【００４９】
固定機構９は、基部ブロック３３上でシャフト３４回りで関節で繋がれた二つの固定部材３２を備えている。二つの部材３２は、コイルばね３５によって分離された状態で維持され、各々は、このばねの軸線方向に、ロッド３９を受け入れることができる穴３６を有する。このように、通常の位置において、固定部材３２内で穴３６が整列していないので、ロッド２９は、控え壁で支持することによって固定される。
【００５０】
座席の占有者に利用可能なノブの制御で、ばね３５の作用に反して固定部材を共に導くように制御するために、図示されていないケーブルは固定部材３２の穴３７内に係合させられる。フットレスト１５上の占有者の足の直接的な作用によって、延長部２の移動を解放させること及び、連続的に位置を調節することができる。
【００５１】
最後に、（「Sandow」タイプの）二つの弾性ケーブル３８の各々は、レッグレストの本体１へ固定されるケーブルの端部の一つと、延長部２へ固定されるケーブルの他端部とを有する。これらのケーブルの各々はプーリ３９を通過しており、プーリの回転軸が延長部２上に取り付けられている。固定手段９が解放されて使用者がフットレスト１５に作用するのを止める時、これらの二つの弾性ケーブル３８は延長部２をレッグレストの本体１内に引っ込める。
【００５２】
図２ａ〜２ｃは、ここで記載された装置の機能について示している。図２ａは、延長部２が引っ込めらている装置を示し、図２ｃは、延長部２が完全に広げられた装置を示す。
【００５３】
これらの三つの図面において、レッグレストの本体１に関して固定されているローラシャッタ１６の端部４０を見ることができる。延長部２がレッグレストの本体１から漸進的に引き抜かれる時、ローラシャッタ１６の側縁部は、案内トラック１２内で摺動し、ローラシャッタ１６の上面が漸進的に展開し、その一方で、これに応じて底面が減少する。
【００５４】
図３ａ及び３ｂは、レッグレストの本体１に関して固定された案内トラック４１がローラシャッタ１６の不使用部を入れるために付与されている別の実施例を示す。ここで、このローラシャッタ１６は、延長部（これらの図面に示されていない）に関して固定された端部４２を有する。
【００５５】
案内トラック４１はＵ字形状であるが、案内トラック１２に関して逆さにされている、すなわち、ここでＵ字の基部は座席クッションに向けられている。延長部へ固定されている図示されていないトラックは、ローラシャッタの展開部を支持するためにトラック４１に追従して付与される。
【００５６】
変形例として、案内トラック４１は、Ｕ字形状で折り曲げる代わりに、座席クッションの下で延伸させることができる。ローラシャッタ１６の折り曲げの可能性により、レッグレストの本体１と座席クッションとの間の角度を可変にする。
【００５７】
以上に記載された実施例は、レッグレスト使用者によって圧力をかけられることによって、レッグレストが延伸される、又はローラシャッタが展開される。当然、電気駆動装置又は他の装置が付与されてもよい。
【００５８】
後者の場合において、レッグレスト本体の回動及び延長部の平行移動のためにアクチュエータを制御することができる。したがって、特に地面又は垂直壁面と干渉を防ぐことができるような展開及び折り曲げのロジックを付与することが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図１】外部装飾が示されていない、本発明によるレッグレストの下からの斜視図である。
【図２】本発明の第一実施例によるレッグレストの機能を略図的に示す。
【図３】本発明の第二実施例によるレッグレストの機能を略図的に示す。
【図４】部分的に取り外されるローラシャッタの斜視図である。
【図５】入れ子状にされたローラシャッタの二つのスラットのより大きな縮尺の断面図である。
【図６】ローラシャッタ及び案内機構の横断断面図である。
【図７】案内機構の側面図である。
【図８】図６に対応する斜視平面図である。
【図９】固定手段の斜視図である。
【図１０】ローラシャッタの案内部材の斜視図である。
【図１１】この案内部材の断面図である。
【図１２】本発明によるレッグレストを備えた航空機の座席を略図的に示し、レッグレストが引っ込められている。
【図１３】本発明によるレッグレストを備えた航空機の座席を略図的に示し、レッグレストが延伸されている。
【符号の説明】
１…本体
２…延長手段
３…回動手段
６…支持面
１２…案内手段
１６…ローラシャッタ
２５…案内トラック
４１…案内トラック

Claims (21)

1. 座席用レッグレストにおいて、前記レッグレストは本体（１）を備え、前記本体（１）は、
   ほぼ平坦な支持面（６）と、
   座席クッションの表面及び前記本体（１）の支持面（６）は可変の角度を有する二面体を形成するように、前記座席クッションの前縁回りで回動するように前記本体（１）を取り付けるための回動手段（３）と、
   前記回動手段（３）と反対の側面上で調節可能に前記本体（１）を延長させるために、引込位置から展開位置へ移動することができる延長手段（２）と、
   ローラシャッタ（１６）と、
   前記ローラシャッタ（１６）が前記レッグレストの本体（１）の支持面（６）と直列するようになるように、前記移動可能な延長手段（２）が展開される時に前記ローラシャッタ（１６）を配備するための案内手段（１２；２５；４１）とを有することを特徴とする座席用レッグレスト。
2. 前記移動可能な延長手段は、実質的にＵ字形状内でフレームを形成し、Ｕ字の基部（３１）が、前記座席クッションの縁部と実質的に平行であり、前記レッグレストの前記本体に関して前記座席クッションと反対の方向に向けられていることを特徴とする請求項１に記載の座席用レッグレスト。
3. 前記ローラシャッタは、互い上で関節で繋がれている複数のスラット（１７）を備えていることを特徴とする請求項１又は２に記載の座席用レッグレスト。
4. 前記案内手段は、前記ローラシャッタ上の側面に配置されている案内部材と協働するように配置された案内トラック（１２；４１）を具備することを特徴とする請求項１〜３のいずれかに記載の座席用レッグレスト。
5. 前記スラットは中空であり、前記案内部材は、前記スラット用の端プラグを形成することを特徴とする請求項３又は４に記載の座席用レッグレスト。
6. 前記案内部材は、実質的に指関節の骨の形状の長手方向断面を有する摩擦部材であることを特徴とする請求項４又は５に記載の座席用レッグレスト。
7. 前記スラットは、協働している横断リブ（２１、２２、２４）によって、互い上で関節で繋がれており、筒状で同心であることを特徴とする請求項３〜６のいずれかに記載の座席用レッグレスト。
8. 前記リブの軸線は、二つの前記スラットの外側支持面内に位置することを特徴とする請求項７に記載の座席用レッグレスト。
9. 前記ローラシャッタの長手方向端部の一つ（４０）は、前記座席クッションの反対のレッグレストの縁部近傍で、前記レッグレストの本体に関して固定され、前記ローラシャッタは、前記端部から配備されるように配置されることを特徴とする請求項１〜８のいずれかに記載の座席用レッグレスト。
10. 前記ローラシャッタは、前記レッグレストの本体の下に入れられ、前記側縁部の各々は、前記移動可能な延長手段に固定されたほぼＵ字形状の案内トラック（１２）内で係合され、前記Ｕ字の基部は、前記レッグレストの本体に関して、前記座席クッションと反対の方向に向けられていることを特徴とする請求項９に記載の座席用レッグレスト。
11. 前記ローラシャッタの長手方向端部の一つ（４２）は、前記移動可能な延長手段に関して固定されており、前記ローラシャッタは、前記端部と、前記座席クッションと反対の前記レッグレストの縁部との間において配備されるように配置されることを特徴とする請求項１〜８のいずれかに記載の座席用レッグレスト。
12. 前記ローラシャッタは、前記レッグレストの本体の下に入れられており、前記側縁の各々は、前記レッグレストの本体に固定された、ほぼＵ字形状の案内トラック（４１）内で係合され、前記Ｕ字の基部は、前記レッグレストの本体に関して前記座席クッションと同じ側に向けられていることを特徴とする請求項１１に記載の座席用レッグレスト。
13. 前記ローラシャッタは、部分的に前記レッグレストの本体の下に入れられ、部分的に前記座席クッションの下に入れられ、前記側縁の各々は、部分的に前記レッグレストの本体へ固定されかつ部分的に前記座席クッションへ固定された案内トラック内で係合されていることを特徴とする請求項１１に記載の座席用レッグレスト。
14. 前記レッグレストは、前記レッグレストの本体と前記延長手段とを接続する接続手段（９、２９）を具備することを特徴とする請求項１〜１３のいずれかに記載の座席用レッグレスト。
15. 前記接続手段は、前記延長手段へその一端が固定されるロッド（２９）と、前記レッグレストの本体へ固定された、前記ロッドを固定する手段（９）とを具備することを特徴とする請求項１４に記載の座席用レッグレスト。
16. 前記固定手段は、前記ロッド用通過穴（３６）を備えた二つの関節で繋がれた固定部材（３２）と、前記通過穴を整列から外すように配置されている弾性手段（３５）とを具備することを特徴とする請求項１５に記載の座席用レッグレスト。
17. 前記レッグレストは、前記レッグレスト本体と前記移動可能な延長手段の間の相対的な移動のために、前記移動可能な延長手段と前記レッグレスト本体とにそれぞれ固定されている相補的なランナ部材（１３、１４）を備えていることを特徴とする請求項１〜１６のいずれかに記載の座席用レッグレスト。
18. 前記レッグレストは、前記移動可能な延長手段を引込位置に戻すための戻し手段（３８、３９）を具備することを特徴とする請求項１〜１７のいずれかに記載の座席用レッグレスト。
19. 前記戻し手段は、少なくとも一つの弾性ケーブル（３８）を具備し、前記ケーブルの一端は前記レッグレストの本体へ固定され、前記ケーブルの他端は前記延長手段へ固定されていることを特徴とする請求項１８に記載の座席用レッグレスト。
20. 前記レッグレストは、前記延長手段へ固定された少なくとも一つのプーリ（３９）を有することを特徴とする請求項１９に記載の座席用レッグレスト。
21. 請求項１〜２０のいずれかに記載のレッグレストを具備することを特徴とする航空機用座席。

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