JP3840066B2 - 可撓性のない多条数管路一括引込み工法及びその装置 - Google Patents

可撓性のない多条数管路一括引込み工法及びその装置 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、一定の距離を開けて地表面に設けた、発進立坑から到達立坑までの地中に可撓性のない多条数の管を一括して引き込む、多条数管路一括引込み工法及びその装置に関するものであって、特に曲がらない管を用いて曲線布設できる工法及びその装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、小口径の推進工法により一条ずつ布設していた管路工事のコストダウンを目指し、図25に示すように、地上に設置した方向修正のできる簡易な削孔機械1を用いて、一定の距離を開けて地表面に設けた、発進立坑2から到達立坑3までの地中にロッド4を貫通させた後、図26に示すように、到達立坑3でこのロッド4の端部に地中孔拡径装置(バックリーマ)5及びこれに引き続き多条数の長尺管6を束ねて地中に引き込む多条数管路一括引込み工法が開発されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
この方法では、布設する長尺管の材質が、ポリエチレン等のフレキシブル管では、曲線施工が可能であるが、フレキシブルでない、即ち、可撓性のない材質の管を使用する場合は、短い管であっても曲線施工ができなかった。そのため、この方法では使用する管の材質に制限があり、一部の管にしか適用できない。
【0004】
この発明は、これらの点に鑑みてなされたものであり、管の材質が可撓性がない管であっても、また、4m程度のかなり長い管であっても、曲線施工又は布設ができる多条数管路一括引込み工法及びその装置を提供し、上記課題を解決するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
請求項1項の発明は、一定の距離を開けて地表面に設けた、発進立坑から到達立坑までの地中にロッド又はワイヤをわたした後、到達立坑でこのロッド又はワイヤの端部に地中孔拡径装置(バックリーマ)及びこれに引き続き多条数の管を束ねて1ユニットとした複数のユニット管を接続し、発進立坑側から上記ロッド又はワイヤを引っ張って到達立坑から発進立坑まで可撓性のない多条数の管を地中に引込む、多条数管路一括引込み工法において、
上記地中孔拡径装置の後に引込みワイヤを接続し、多条の可撓性のない管を束ねた各ユニットの、各管の継手部を管枕に係止して、当該管枕を多条の管の間に入れて支持し、この管枕の略中心位置に上記引込みワイヤを通し、各ユニット管の接続は、隣設するユニット管の継手部に他方の管の一端をあそびを持って挿入し、この管の一端は他方の管の継手部の奥端部から軸方向に一定長離隔した状態で上記各管枕を引込みワイヤに固定し、先端のユニットの各管の開口部を塞ぐ、先細のキャップを取り付けて上記ロッド又はワイヤを牽引する、可撓性のない多条数管路一括引込み工法とした。
【0006】
また、請求項2項の発明は、上記工法に使用する装置であり、上記地中孔拡径装置の後に引込みワイヤを接続し、多条の可撓性のない管を束ねた各ユニットの、各管の継手部を管枕に係止して、当該管枕を多条の管の間に入れて支持し、この管枕の略中心位置に上記引込みワイヤを通し、各ユニット管の接続は、隣設するユニット管の継手部に他方の管の一端をあそびを持って挿入し、この管の一端は他方の管の継手部の奥端部から軸方向に一定長離隔した状態で上記各管枕を引込みワイヤに固定し、先端のユニットの各管の開口部を塞ぐ、先細のキャップを取り付けた構成とした。
【0007】
この請求項1及び2の発明においては、引込みワイヤを、多条に束ねた管の略中心位置に配置したことで、任意の方向へのカーブに対応できる。また、各ユニット管の接続は、隣設するユニット管の継手部に他方の管の一端をあそびを持って挿入し、この管の一端は他方の管の継手部の奥端部から軸方向に一定長離隔した状態で接続しているため、カーブの通過時に各ユニット管の間で目開き差を設けることができる。また、1ユニット毎に管枕を引込みワイヤに固定しているため、引込み時の管に作用する荷重は推進工法に比べて小さい。
【0008】
【発明の実施の形態】
以下この発明の実施の形態例を図に基づいて説明する。
まず、この発明に使用する部材としては、図1に示すように、引込みワイヤ11、管枕12、ストッパ13、鋼製バンド14、先端キャップ15(図8参照)、スペーサ16(図14参照)がある。
また、この発明により地中に引き込む多条の管17は、可撓性のないPFP管から成るもので、その一端にソケット状の継手部17aを有する(図4参照)ものである。
上記引込みワイヤ11(図11参照)は、通常、心鋼(コア)のまわりに多くの素線(鋼線)をより合わせたものあるが、引込み荷重に対して大きく伸びない、施工曲線に追従する柔軟性を有する、引込み荷重に対して十分な強度を持ち、破断しない性能があるものであれば、適宜のものでよい。
【0009】
上記管枕12は、4本のPFP管から成る管17のソケット状の継手部17aをくわえ込むことで各管17の前後の動きを防止し、4本の管17を1ユニットとして一体化して移動させる装置である。具体的な構成は、図2及び図3に示すように、各辺がえぐられた湾曲縁を有する略菱形の二枚の係止板12a、12aを間隔を開けて設け、これらの二枚の係止板12a、12aの間に、中心部を開けて断面十字型になるように、4枚の板体12b、12b、12b、12bをわたし、これらの直角を成す各二枚の板体12b、12bの間に断面が凹湾曲した湾曲板12cを夫れ夫れ設けたもので、上記各係止板12aの中心には、ワイヤ11を通すための孔12dを穿ち、これらの二枚の係止板12a、12aの一方の係止板12aの外面の4箇所に鋼製バンド固定部材12eを設けている。そして、上記管路17の継手部17aが二枚の係止板12a、12aの各湾曲縁間に嵌まる構成と成っている。
【0010】
また、上記各多条のユニット管17相互の接続は、図4に示すように、隣設するユニット管17の継手部17aに他方の管17の一端をあそびを持って挿入し、この管17の一端は他方の管17の継手部17a内の奥端部から軸方向に一定長離隔した状態で接続されている。また、この各継手部17aの内周には止水ゴムパッキン(図示省略)がセットされているため、これらの接続された各管17は、カーブの通過時に各ユニットの外側の管17と内側の管17との間で、図1のPとQに示すように、目開き差を設けることができる。即ち、外側の一方の管17の継手部17aの奥端部と他方の管17の端部との突合せ距離Pと内側の一方の管17の継手部17aの奥端部と他方の管路17の端部との突合せ距離Qとに差が出来る。
【0011】
上記ストッパ13は、管枕12と鋼製バンド14を用いて、束ねられた管17を、引込み用ワイヤ11に前後の移動を拘束しつつ、回転自在に取り付けるための装置であり、上記各管枕12の前後の引込みワイヤ11に取り付けるものである。これは、図5及び図6に示すように、ワイヤ把持溝13aを有する二つのクランプ片13b、13bを相対向させ、これらのクランプ片13b、13bの両側を貫通した複数のボルト13cの端部にナット13dを螺着したものであり、上記二つのクランプ片13b、13bの各ワイヤ把持溝13aに引込みワイヤ11を入れて、各ナット13dを締め付け、引込みワイヤ11の外周に固定するものである。
【0012】
上記鋼製バンド14は、図7に示すように、管枕12に配管した管17が管枕12から外れないように、また、若干上下左右に動くように、4本の管17を結束する装置であり、四つの帯鉄を管17の断面形状に合わせて夫れ夫れ加工し、各端部を管枕12の鋼製バンド固定部材12eにあてて固定ボルト14aによって固定するものである。
【0013】
上記先端キャップ15は、図8のように、上記バックリーマ5に後続して先頭のユニットの各管17の先端に取り付ける装置であり、引き込む管路の方向を決めるものである。この先端キャップ15は掘削土砂を後方に通しながらも抵抗とならず、またトンネル線形に沿って後続の管路を追従させる機能を有するものでなれければならない。具体的には図8乃至図10に示すように、上記バックリーマ5のすぐ後の引込みワイヤ11に取り付ける略円錐を横にした形状で、当該円錐部15aの中心軸に当該引込みワイヤ11を通し、円錐部15aの後側面から4本の丸棒状の脚部15bを突出させ、これらの各脚部15bの先端外周にはOリング15cを備えたものである。なお、この先端キャップは、各管路の前端に被せる一個一個独立した円錐状のものでもよい。
【0014】
この先端キャップ15は各脚部15bを、先頭の4本のユニット管各管17先端に挿入させ、当該先端キャップ15の前方の引込みワイヤ11に上記ストッパ13を固定して、当該先端キヤップ15は前方への動きを規制され、また後方への動きは、上記先頭のユニットの4本の各管17を支持する管枕12の前後の引込みワイヤ11に固定されたストッパ13により規制されている。また、図8及び図10に示すように、上記バックリーマ5の外径より、先端キャップ15及び各ユニットの多条の管17の外径の方がやや小さく、これらによって形成された先端キャップ15及び各ユニットの多条の管17の外径の外周に排土経路が形成される。
【0015】
上記スペーサ16は、図13に示すように、4本のユニット管17の外周と当該管17の一端に設けたソケット状の継手部17aとの外周段差を解消する目的で設置する、外周に滑らかなスロープを有する略リング形状のもので、継手部17aに一端を当接させて各管17の外周に被せるものである。
【0016】
次に、上記装置を用いて4条の管の一括引込み工法を説明する。上記引込みワイヤ11を用意し、図11に示すように、その一端を圧縮止め加工して、ストッパ13を取り付ける位置の引込みワイヤ11外周にピニールテープ18を巻き、マーキングする。地上で先頭のユニットの管17及び先端キャップ15と後続する数組の、管枕12やストッパ13等の治具をセットする。そして図12に示すように、到達立坑4内のバックリーマ5に上記引込みワイヤ11の一端をシャックル19を介して取り付ける。
【0017】
次に、到達立坑3内で4条の管17を1ユニットとして組み立てる手順を示す。図13に示すように、まず、各管17の外周の適当な位置にスペーサ16を取り付けておく。これは、管17を前方の管17の継手部17aに差し込みしやすくするためである。そして、図14に示すように、下段の管17の一端を、前方の管17の継手部17aに差し込み、当該管17の継手部17a箇所を後方の管枕12に取り付ける。図示はしていないが、下段の管17は2条セットする。そして、下部の各鋼製バンド14を下段の各管17を持ち上げて挿入する。また、図15に示すように、上段の管17の一端を、前方の管17の継手部17aに差し込み、当該管17の継手部17a箇所を後方の管枕12に取り付ける。図示はしていないが、上段の管17も2条セットする。
図13〜15に示したスペーサ16については、小さな幅のものでも良く、たとえば、鋼製バンドを溶接したものでも良い。
【0018】
そして、図16に示すように、上部の各鋼製バンド14を上段の2条の管17の上から被せ、各鋼製バンド14の端部を合わせて固定ボルト14aで管枕12の各鋼製バンド固定部材12eに固定する。これらの1ユニットの管17のセット後は、前方の管17との離隔が規定通りか、各管17に付けた印で確認する。その後、図17に示すように、各スペーサ16を鋼製バンド14の位置までずらし、継手部17aの段差をなくす。
【0019】
この様にして、到達立坑3内で、管の1ユニットの組立て及び後続のユニットの接続が終わったら、これらの管路を地中に引き込む。これには図26に示す従来例と同様に、削孔機械1を用いて上記ロッド4を発進立坑2側に引っ張り、バックリーマ5を回転させながら引き込むことで地山を掘削し、同時に上記管路を引き込む。その際、バックリーマ5などにより掘削された土砂は発進立坑2又は到達立坑3内に排出されるが、この土砂は図18に示すように、常にトンネル開口部上端20が排出土砂で隠れるように到達立坑3内の土砂を調整する。これによりトンネル孔壁の保持を行うことができる。この到達立坑3内の排出土砂量の調節は、バキューム21で地上の鋼製土砂タンク22に吸い上げて行う。これは、発進立坑2内においても同様である。また、この図18に示すように、到達立坑3の底面にスロープを設けると、各ユニット管を接続しやすい。
【0020】
また、図19に示すように、上記先頭の管17のユニットが発進立坑2に到達したら、バックリーマ5及び先端キャップ15の順に撤去する。そしてこの発進立坑2及び到達立坑3を埋め戻す前に、これらの立坑内に露出している管路の端部に既製の閉鎖キャップ(図示省略)を付ける。
上述したPFP管は、ポリコンFRP管(POLYCON FRP PIPE)として市販されているもので、1m、2m、4mの種類があり、口径も、100〜300mmの各種がある。この発明では、1〜4mの長さを有する管で、かつ、各種の口径の管について実験した結果、いずれの場合にも、引込みに支障はなかった。
【0021】
なお、上記実施の形態例では、敷設する管は4条であったが、この発明はこれに限らず、図20乃至図24に示すように、その他の条数管の一括引込みに使用できる。即ち、図20は3条の場合、図21は4条の場合、図22は5条の場合、図23は6条の場合、図24は9条の場合を示している。また、上記3条乃至6条の場合は、管枕12´は多条の各管17の中心に位置し、1本の引込みワイヤ11をこの管枕12´の中心部に通している。また、図24の9条の場合は、管を縦横3列に配置し、これらの間に管枕12´を設け、この管枕12´の中心部の4箇所に4本の引込みワイヤ11を通す。これらにより、引込みワイヤを多条に束ねた管の略中心位置に配置したこととなり、任意の方向へのカーブに対応できる。
【0022】
【発明の効果】
請求項1及び2の発明では、引込みワイヤを、多条に束ねた管の略中心位置に配置したことで、任意の方向へのカーブに対応できる。また、各ユニット管の接続は、隣設するユニット管の継手部に他方の管の一端をあそびを持って挿入し、この管の一端は他方の管の継手部の奥端部から軸方向に一定長離隔した状態で接続しているため、カーブの通過時に各ユニット管の間で目開き差を設けることができ、可撓性のない4mもの長い管の埋設において曲線施工が可能となった。また、縦断方向の曲線施工が可能となったことで、ルート全線にわたる余掘り部の泥土充填が図れ、浮力の作用によって小さな力で管路を引き込むことができる。また、1ユニット毎に管枕を引込みワイヤに固定しているため、引込み時の管路に作用する荷重は推進工法に比べて小さく、また工期短縮、コストダウンが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の形態例のカーブ施工時の管路の引込み状態を示す概略図である。
【図2】この発明の実施の形態例に使用する管枕の側面図である。
【図3】この発明の実施の形態例に使用する管枕の縦断面図であって、図2のA−A線断面図である。
【図4】この発明の実施の形態例に使用する隣設する管の接続状態を示す説明断面図である。
【図5】この発明の実施の形態例に使用するストッパの側面図である。
【図6】この発明の実施の形態例に使用するストッパの正面図である。
【図7】この発明の実施の形態例の鋼製バンドの使用状態を示す説明図である。
【図8】この発明の実施の形態例の先端キャップの使用状態を示す側面図である。
【図9】この発明の実施の形態例の先端キャップの正面図であって、図8のB−B線断面図である。
【図10】この発明の実施の形態例の先端キャップの背面図であって、図8のC−C線断面図である。
【図11】この発明の実施の形態例に使用する引込みワイヤの一部側面図である。
【図12】この発明の実施の形態例に使用する先頭の管の前端部の接続状態を示す側面図である。
【図13】この発明の実施の形態例に使用する管にスペーサを取り付けた状態を示す側面図である。
【図14】この発明の実施の形態例の前方の管に下段の管の一端を装着し、後方の管枕に他端の継手部を取り付けた状態を示す側面図である。
【図15】この発明の実施の形態例の前方の管に上段の管の一端を装着し、後方の管枕に他端の継手部を取り付けた状態を示す側面図である。
【図16】この発明の実施の形態例の前方の管及び後方の管枕に上段の管を装着し、鋼製バンドを取り付けた状態を示す側面図である。
【図17】この発明の実施の形態例の前方の管及び後方の管枕に上段の管を装着し、スペーサを取り付けた状態を示す側面図である。
【図18】この発明の実施の形態例の工法における到達立坑付近の状態を示す説明図である。
【図19】この発明の実施の形態例の工法における発進立坑付近の状態を示す説明図である。
【図20】この発明の実施の形態例に使用する3条の各管の管枕への取り付け及び引込みワイヤの挿通状態を示す説明図である。
【図21】この発明の実施の形態例に使用する4条の各管の管枕への取り付け及び引込みワイヤの挿通状態を示す説明図である。
【図22】この発明の実施の形態例に使用する5条の各管の管枕への取り付け及び引込みワイヤの挿通状態を示す説明図である。
【図23】この発明の実施の形態例に使用する6条の各管の管枕への取り付け及び引込みワイヤの挿通状態を示す説明図である。
【図24】この発明の実施の形態例に使用する9条の各管の管枕への取り付け及び引込みワイヤの挿通状態を示す説明図である。
【図25】従来の多条管路一括同時引込み工法の第1工程を示す概略図である。
【図26】従来の多条管路一括同時引込み工法の第2工程を示す概略図である。
【符号の説明】
1 削孔機械 2 発進立坑
3 到達立坑 4 ロッド
5 バックリーマ 6 短管路
11 引込みワイヤ 12 管枕
13 ストッパ 14 鋼製バンド
15 先端キャップ 16 スペーサ
17 管 17a 継手部

Claims (2)

  1. 一定の距離を開けて地表面に設けた、発進立坑から到達立坑までの地中にロッド又はワイヤをわたした後、到達立坑でこのロッド又はワイヤの端部に地中孔拡径装置(バックリーマ)及びこれに引き続き可撓性のない多条数の管を束ねて1ユニットとした複数のユニット管を接続し、発進立坑側から上記ロッド又はワイヤを引っ張って到達立坑から発進立坑まで多条数の管路を地中に引込む、可撓性のない多条数管路一括引込み工法において、
    上記地中孔拡径装置の後に引込みワイヤを接続し、多条の可撓性のない管を束ねた各ユニットの、各管の継手部を管枕に係止して、当該管枕を多条の管の間に入れて支持し、この管枕の略中心位置に上記引込みワイヤを通し、各ユニット管の接続は、隣設するユニット管の継手部に他方の管の一端をあそびを持って挿入し、この管の一端は他方の管の継手部の奥端部から軸方向に一定長離隔した状態で上記各管枕を引込みワイヤに固定し、先端のユニットの各管の開口部を塞ぐ、先細のキャップを取り付けて上記ロッド又はワイヤを牽引することを特徴とする、可撓性のない多条数管路一括引込み工法。
  2. ロッド又はワイヤの端部に接続した地中孔拡径装置の後ろに可撓性のない多条数の管を束ねて接続し、この束ねた多条数の管を1ユニットとした複数のユニット管を接続した、可撓性のない多条数管路一括引込み装置において、
    上記地中孔拡径装置の後に引込みワイヤを接続し、多条の可撓性のない管を束ねた各ユニットの、各管の継手部を管枕に係止して、当該管枕を多条の管の間に入れて支持し、この管枕の略中心位置に上記引込みワイヤを通し、各ユニット管の接続は、隣設するユニット管の継手部に他方の管の一端をあそびを持って挿入し、この管の一端は他方の管の継手部の奥端部から軸方向に一定長離隔した状態で上記各管枕を引込みワイヤに固定し、先端のユニットの各管の開口部を塞ぐ、先細のキャップを取り付けたことを特徴とする、可撓性のない多条数管路一括引込み装置。
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