JP3835793B2 - 刺繍機 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は刺繍機に関し、特に、X軸駆動部、Y軸駆動部を構成する伝動装置の構成を単純化することによって振動と騷音が大幅減ることができるようにし、且つ製作コストを減らすことによって生産性がより向上されることができるようにした刺繍機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
一般的に、刺繍機はミシンの針棒が上下動する間、布地を保持している刺繍枠がX軸方向またはY軸方向に水平運動を行うため、2軸の位置決め制御が必要な機器である。
【0003】
このような刺繍機は布地を保持している刺繍枠がX軸方向とY軸方向に移送されつつ刺繍縫い動作が行われるようになっているので、刺繍枠移送の正確性及び低振動性が刺繍の品質と密接に関連する。
【0004】
従って、刺繍機の針棒を上下に駆動させる動力源としてはサーボモータや速度が制御できる誘導モータが使われ、刺繍枠をX軸方向とY軸方向に移送させる動力源としては普通位置決め性能が良く、制御が容易なステッピングモータが使われる。
【0005】
従来の技術を図22乃至図24を参照して述べれば次の通りである。まず、長方形のテーブル102が設けられるが、このテーブル102の上部には布地を保持する刺繍枠104が設置され、前記刺繍枠104の上部には多数個の針を備えたヘッド106が設置される。また、前記テーブル102の下部には前記ヘッド106と対向するように位置し下糸を供給するフック108が設置される。
【0006】
この時、前記ヘッド106とフック108とには各々動力を伝達する上軸403と下軸142とが結合され、前記上軸403と下軸142とは動力を提供する主軸駆動部401に連結される。
【0007】
前記刺繍枠104の一側端部にはX軸駆動部110が設けられる。このX軸駆動部110の構成に関して述べれば、前記刺繍枠104の一側に第1のコネクタフレーム112がテーブル102上にスリップ可能に結合され、前記第1のコネクタフレーム112の下部には前記テーブル102の下部に位置し前進、後退するスライダー114が結合される。前記スライダ114の下端部には動力を伝達するタイミングベルトの前面部が結合され、前記タイミングベルトの一側端部と他側端部とには各々駆動タイミングプリー116と従動タイミングプリー118とが結合され、前記駆動タイミングプリー116には動力を伝達するシャフト120が結合される。
【0008】
前記シャフト120の一側端部には動力を提供するX軸駆動モータ122が結合され、このX軸駆動モータ122は命令を伝達する示していないコントロール部に連結される。これと共に、前記スライダー114の下部にはガイドの役割を行うガイドレール115がスリップ可能に結合され、このガイドレール115の先端部及び後端部には各々前記駆動タイミングプリー116及び従動タイミングプリー118が回転可能に設置される。
【0009】
前記刺繍枠104の後尾にはY軸駆動部124が位置する。このY軸駆動部124の構成に関して述べれば、まず前記刺繍枠104の後端部に第2のコネクタフレーム126がX軸方向にスリップ可能に結合されて前記テーブル102上に位置し、この第2のコネクタフレーム126の下部には前進、後退するスライダー128が結合される。
【0010】
前記スライダー128の下端部にはタイミングベルトの前面部が結合され、前記タイミングベルトの先端部及び後端部には各々駆動タイミングプリー130及び従動ギア132が結合される。
【0011】
前記駆動タイミングプリー130にはシャフト134が結合され、このシャフト134に動力を提供するY軸駆動モータ136が結合される。また、前記Y軸駆動モータ136には命令を伝達するコントローラ部が連結される。
【0012】
これと共に、前記スライダー128の下部にはガイドの役割を行うガイドレール138がスリップ可能に結合され、このガイドレール138の先端部及び後端部には前記駆動タイミングプリー130及び従動ギア132が回転可能に設置される。
【0013】
一方、前記テーブル102の下部には前記ヘッド106とフック108から引き出された不要な下糸を切断するための糸切り駆動部140が位置するが、その構造を述べれば次の通りである。
【0014】
まず、前記糸切り駆動部140は、前記下軸142に駆動スプロケット144がチェーン146の一側部を巻き設置され、前記チェーン146の他側部には従動スプロケット148がケース150の内部に設置されたシャフト152に結合される。
【0015】
そして、前記シャフト152にはカム154が結合され、このカムにはローラ156がスリップ可能に結合される。また、前記ローラ156には回動するレバー158の先端部が結合される。
【0016】
これと共に、前記レバー158の中央には回動の中心を成すヒンジ軸160が結合され、前記ヒンジ軸160の下端部には前記ローラ156がカム154に結合及び分離できるように作用力を提供する示していないソレノイドが設置される。
【0017】
そして、前記レバー158の後端部には作用力を伝達するプッシャー162が垂直に結合され、このプッシャー162の下端部には前進、後退するロッド164が結合される。この時、前記ロッド164はケース150を貫通し外部に延設される。
【0018】
前記ロッド164には前進、後退時に伝達される動力により正回転、逆回転する糸切り軸166が設置され、前記糸切り軸166の上端部には共に回転する第1のカッター168が前記フック108の上部に位置し結合される。また、前記第1のカッター168の先端部には第2のカッター170が交差して位置する。この時、前記第2のカッター170はフックベース172上に固設される。
【0019】
これと共に、前記フック108には動力を伝達するシャフト174の先端部が結合され、前記シャフト174の後端部にはヘリカルギアからなる従動ギア176が結合される。また、この従動ギア176にはヘリカルギアからなる駆動ギア178が歯車結合し前記下軸142に設置される。
【0020】
一方、図25に示すように、前記ヘッド106の一側端部には様々な色の刺繍縫い動作が行えるように調整する色換え駆動部180が位置する。この色換え駆動部180には前記ヘッド106の一側端部に結合され前進、後退するロッド182が設けられ、前記ロッド182の後端部と共に前進、後退するブロック184がハウジング186の内部に位置し結合される。
【0021】
前記ブロック184の上部及び下部には前進、後退し得るようにガイドの役割を行うガイド棒188がスリップ可能に結合され、前記ガイド棒188の先端部及び後端部は各々前記ハウジング186の壁に結合される。
【0022】
これと共に、前記ブロック184の前面部には前記ヘッド106の移動範囲をチェックするためのセンサーポインター190が設置され、前記ブロック184の背面部にはローラ192が回転可能に結合される。
【0023】
前記ローラ192は前記ブロック184が前進、後退し得るように作用力を伝達するカム軸194の螺旋溝に設置されるが、この時前記カム軸194はハウジング186の内部に横方向に設置される。また、前記カム軸194の先端部及び後端部は各々前記ハウジング186の壁に回転可能に結合され、前記カム軸194の後尾には動力を伝達される従動ギア196が結合される。
【0024】
また、前記従動ギア196には駆動ギア198が歯車結合され、前記駆動ギア198は動力を提供するステップモータ200の軸202に結合され、前記ステップモータ200は命令を伝達するコントロール部に連結される。これと共に、前記ハウジング186の前面部には示していないパネルが結合される。このパネルには前記センサーポインター190の位置を感知することによって下糸の色換えが行われたか否かを判断するための多数のセンサーが設置され、前記センサーはコントロール部に連結される。
【0025】
一方、前記ヘッド106の構造を図26を参照して述べれば次の通りである。
【0026】
まず、前記ヘッド106は主軸駆動部401に連結された上軸403が貫通するアーム409の上部前面上にスリップ可能に結合される。この時、前記アーム409にはカム溝411を前面部に形成している駆動カム413が設置され、前記カム溝411には回動する駆動レバー417に設置されたカムローラ415が位置する。
【0027】
前記駆動レバー417の先端部には駆動ギア419が結合され、前記駆動ギア419の後尾には上部の一縒りの糸を引っ手繰る糸引っ手繰り装置421が歯車結合し前記ヘッド106に設置される。
【0028】
これと共に、前記駆動カム413の背面部には回動する駆動レバー423の後端部が設置され、前記駆動レバー423の先端部にはスライダー425が結合される。前記スライダー425には繰り返して上下動する制御ブロック427が結合される。前記制御ブロック427にはガイドの役割を行う針棒シャフト429が前記アーム409に垂直に設置される。
【0029】
前記制御ブロック427の先端部には固定ブラケット431が挿脱可能に結合され前記ヘッド106に設置される。前記固定ブラケット431には前記糸引っ手繰り装置421から引っ手繰られた一縒りの糸を布地に移動させて刺繍縫い動作が行えるようにする針棒433が、前記ヘッド106に上下動可能に垂直に設置される。
【0030】
前記のように構成された従来の刺繍機の作用に関して説明すれば次の通りである。
【0031】
まず、布地に多様なパタンの刺繍縫い動作が行われるようにするために示していない操作部を介して作業内容を入力すれば、コントロール部から前記X軸駆動モータ122、Y軸駆動モータ136及び主軸駆動部401に命令を伝達するようになる。
【0032】
前記コントロール部から伝達される命令により前記X軸駆動モータ122が作動すれば、前記シャフト120が正回転または逆回転しつつ駆動タイミングプリー116を回転させる。これにより前記駆動タイミングプリー116に一部が結
合されているタイミングベルトによりスライダー114が移動するようになる。
【0033】
前記のようにスライダー114が前進、後退すれば、第1のコネクタフレーム112が刺繍枠104を押したり引いたりするようになり、同時に前記刺繍枠104の後尾は固定された位置に止まっている第2のコネクタフレーム126に沿ってスリップ移動する。
【0034】
前記のように刺繍枠104が移動される過程において、前記主軸駆動部401から提供される動力の一部が上軸403を通して伝達されつつ駆動カム413を回転させるようになる。これにより前記駆動カムのカム溝411に位置しているカムローラ415が回転しつつ左右に所定の幅だけ移動するようになる。
【0035】
従って、前記駆動レバー417が回動しつつ駆動ギア419に歯車結合している糸引っ手繰り装置421を上下動させることによって、上部の一縒りの糸を下に引っ手繰って供給するようになる。
【0036】
これと同時に、前記駆動カム413により他の駆動レバー423が回動しつつ前記スライダー425及び制御ブロック427を針棒シャフト429に沿って上下に繰り返してスリップ移動させる。
【0037】
その結果、前記制御ブロック427により固定ブラケット431及び針棒シャフト429が共に上下動しつつ前記糸引っ手繰り装置421から引っ手繰られた一縒りの糸を布地に移動させて、刺繍縫い動作が行われるようにする。
【0038】
前記のように刺繍縫い動作が行われる過程において、刺繍枠の位置を移動させようとする場合、前記コントロール部が命令を伝達してY軸駆動モータ136を作動させれば、前記シャフト134が回転しつつ前記駆動タイミングプリー130を正方向または逆方向に回転させる。これにより前記駆動タイミングプリー130に一部が巻かれているタイミングベルトがスライダー128を移動させるようになる。
【0039】
従って、前記スライダー128は第2のコネクタフレーム126を押したり引いたりしつつ刺繍枠104を前進または後退させるようになり、同時に前記刺繍枠104の一側端部は固定された位置にある前記第1のコネクタフレーム112に沿ってスリップ移動する。
【0040】
前記のように刺繍枠104が移動すれば、前述と同様にヘッド106に備わった針が上下動しつつ布地に刺繍縫い動作を行う。
【0041】
これと同時に、前記主軸駆動部401から伝達される動力の一部が、前記下軸142を通して伝達されつつ駆動スプロケット144を回転させるが、これにより前記動力はチェーン146を通して伝達されつつ従動スプロケット148を回転させるようになる。
【0042】
前記従動スプロケット148は回転しつつシャフト152とカム154を共に回転させるが、前記コントローラ部がソレノイドに作動命令を伝達していない場合は前記ローラ156がカム154に結合されていない状態であるので、前記カム154とシャフト152は空回転するだけである。従って、前記ロッド164が元位置に止まっているようになり前記第1のカッター168は停止した状態にあるようになる。
【0043】
これと同時に、回転する前記下軸142により駆動ギア178が回転しつつ歯車結合された前記従動ギア176をシャフト174と共に回転させるが、これにより前記シャフト174の先端部に結合されたフック108が共に回転するようになる。
【0044】
一方、前記布地に刺繍縫い動作が行われる過程において、他の色の糸を供給しようとする場合には、まず供給されている下糸を切断しなければならない。この時、コントロール部がソレノイドに作動命令を伝達すれば、ヒンジ軸160がレバー158と共に上昇しつつローラ156が前記カム154に結合されるようにする。
【0045】
ローラ156が空回転していた前記カム154に結合されることによって、前記レバー158は一定の範囲内でヒンジ軸160を中心として回動するようになる。
【0046】
従って、前記レバー158の後端部に設置されたプッシャー162が左右に移動しつつ前記ロッド164を前進、後退させれば、前記ロッド164により糸切り軸166が回転しつつ第1のカッター168を回動させるようになる。この時、前記第1のカッター168は針側の上糸を外方に押し出して復帰し布地側の上糸と下糸を第2のカッター170の方に引いて切断する。
【0047】
前記のように切断作業が終了すれば、コントロール部は色換え駆動部180に設置されているステップモータ200に命令を伝達する。
【0048】
前記のように伝達される命令により前記ステップモータ200が正方向または逆方向に回転しつつ駆動ギア198を介して従動ギア196を回転させれば、前記従動ギア196はカム軸194を回転させつつローラ192を押したり引いたりして前記ブロック184がガイド棒188上で前進または後退するようにする。
【0049】
従って、前記ブロック184によりロッド182が前進、後退しつつ前記ヘッド106を当該色の上糸が供給される位置に移動させる。
【0050】
この時、前記ブロック184の前面部に設置されたセンサーポインター190が、パネルに設置された多数個のセンサーのうちでいずれか一つにチェックされれば、これに対する情報がコントロール部に伝達され前記ステップモータ200の作動を停止させる。これにより前記ヘッド106は上糸の色換えが行われる位置に到達して止めるようになる。
【0051】
続いて、前記コントロール部はX軸駆動モータ122及びY軸駆動モータ136に作動命令を伝達して前述と同様に刺繍枠104を前進、後退させると同時に前記ヘッド106に備わった針を上下動させることによって、布地に刺繍縫い動作が行われるようにする。
【0052】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、前記従来の技術は、X軸駆動部及びY軸駆動部を構成する伝動装置の構成の複雑で、大きな振動と騷音が発生し、かつ製作コストが上昇するという問題点がある。
【0053】
また、動力が多段階に亙って伝達されるので刺繍枠をより精密に制御できず、品質が落ちるという問題点がある。
【0054】
従って、本発明は前記問題点を解決するために案出したものであって、本発明はX軸駆動部、Y軸駆動部を構成する伝動装置の構成を単純化させることによって振動と騷音を大幅減らすことができるようにし、製作コストを減らすことによって生産性がより向上することができるようにすることにその目的がある。
【0055】
本発明の他の目的は、X軸駆動部、Y軸駆動部を構成する伝動装置の構成を単純化させることと共に、X軸駆動部、Y軸駆動部が占める空間を減らすことによって、効率的に装置を使用することができるようにすることにある。
【0056】
本発明の更に他の目的は、ヘッドの内部に各々垂直駆動手段を設けて各ヘッド毎に針を駆動することができるようにすることによって動力伝達の過程を簡素化することにある。
【0057】
本発明の更に他の目的は、ヘッドの内部に各々垂直駆動手段を設けることと共に、前記垂直駆動手段と連動するフックを個別に駆動することができるようにすることによって、動力伝達の過程を簡素化し針棒とフックの作動誤差を減らすことができるようにすることにある。
【0058】
本発明の更に他の目的は、針棒及びフックだけではなく刺繍枠を個別に駆動することができるようにすることによって、伝動装置を単純化させ振動及び騷音を減らすことができるようにすることにある。
【0059】
本発明の更に他の目的は、刺繍枠をヘッド毎に配置し、各刺繍枠を駆動するX軸駆動部、Y軸駆動部の構成を単純化させることと共に、ヘッドの針棒を上下動させる垂直駆動手段、フック、刺繍枠を各々個別に駆動させることによって、伝動装置をより単純化させ刺繍機全体の振動及び騷音を大幅減らすことができるようにし、一台の刺繍機を持って同時に多様な刺繍作業を具現して作業効果を極大化することができるようにし、且つ量産を可能にすることにある。
【0060】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明の刺繍機は、テーブルと、前記テーブル上に位置する刺繍枠と、前記刺繍枠の上部に位置し多数の針を備えたヘッドと、前記テーブルの下部に前記ヘッドとは対向するように位置するフックと、前記刺繍枠がX軸方向に前進、後退し得るように動力を提供するX軸駆動部と、前記刺繍枠がY軸方向に前進、後退し得るように動力を提供するY軸駆動部と、前記X軸駆動部とY軸駆動部に連結されるコントロール部と、を含むことを特徴とするものである。
【0061】
本発明の刺繍機は、前記X軸駆動部とY軸駆動部とのいずれか一つまたは両方がリニアモータであってもよい
【0062】
本発明の刺繍機は、前記X軸駆動部とY軸駆動部とのいずれか一つまたは両方がモノアクシステーブルであってもよい
【0063】
本発明の刺繍機は、前記X軸駆動部、前記刺繍枠の一側端部に回転可能に設置されるローラと、前記ローラに結合される第1のコネクタフレームと、前記第1のコネクタフレームの下端部に設置される第1のリニアモータと、からなるものであってもよい
【0064】
本発明の刺繍機は、前記第1のコネクタフレームの下部に第1のサポータの上端部が結合され、内部に前記第1のサポータの外側をスリップ可能に結合するX軸スロットが前記テーブルの一側にX軸方向に沿って形成され、前記第1のサポータの下端部には前記第1のリニアモータが設置されるものであってもよい
【0065】
本発明の刺繍機は、前記Y軸駆動部、前記刺繍枠の後尾にX軸方向に結合される第2のコネクタフレームと、前記第2のコネクタフレーム下部にスリップ可能に結合される第2のサポータと、前記第2のサポータの下部に設置される第2のリニアモータと、からなるものであってもよい
【0066】
本発明の刺繍機は、前記第2のコネクタフレームの背面部にスライドリブが長手方向に沿って一体に垂直形成され、前記スライドリブの外側面と下端部に各々ガイドローラとサポートローラとが設置され、前記第2のサポータの上部に前記ガイドローラとサポートローラとが設置されるものであってもよい
【0067】
本発明の刺繍機は、前記フックの上部に各々第1のカッター及び第2のカッター設置され、前記第2のカッターの後端部に回転力を伝達する動力伝達部が設置され、前記動力伝達部にリニアモータが設置されるものであってもよい
【0068】
本発明の刺繍機は、前記フックの上部に各々第1のカッター及び第2のカッターが設置され、前記第2のカッターの後端部に回転力を伝達する動力伝達部が設置され、前記動力伝達部にモノアクシステーブルが設置されるものであってもよい
【0069】
本発明の刺繍機は、前記ヘッドの一側端部にロッドの先端部が結合され、前記ロッドの後端部にはリニアモータが結合されるものであってもよい
【0070】
本発明の刺繍機は、前記ヘッドの一側端部にロッドの先端部が結合され、前記ロッドの後端部にはモノアクシステーブルが結合されるものであってもよい
【0071】
本発明の刺繍機は、テーブルと、前記テーブル上にスリップ可能に位置する刺繍枠と、前記刺繍枠の上部に位置し多数の針を備えたヘッドと、前記テーブルの下部に前記ヘッドとは対向するように位置するフックと、を含む刺繍機において、前記刺繍枠の中央背面部に刺繍枠がX軸方向とY軸方向とに動かし得るように動力を提供するXYシステムが設置され、前記XYシステムにコントロール部が連結されることを特徴とするものである。
【0072】
本発明の刺繍機は、テーブルと、前記テーブル上にスリップ可能に位置する刺繍枠と、前記刺繍枠の上部に位置し多数の針を備えたヘッドと、前記テーブルの下部に前記ヘッドとは対向するように位置するフックと、を含む刺繍機において、前記刺繍枠の中央背面部に刺繍枠がX軸方向とY軸方向とに動かし得るように動力を提供するXYテーブルが設置され、前記XYテーブルにコントロール部が連結されることを特徴とするものである。
【0073】
本発明の刺繍機は、作業テーブルの上部に設置された多数個のヘッドと、前記各ヘッド内に上下動可能に装着された針棒と、前記各ヘッドの内部に設置され前記針棒を上下動させる垂直駆動手段と、前記多数個の垂直駆動手段の駆動を制御するコントローラと、を含むことを特徴とするものである。
【0074】
本発明の刺繍機は、作業テーブルの上部に設置された多数個のへッドと、前記各ヘッド内に上下動可能に装着された針棒と、前記各ヘッドの一側に設置され前記針棒を上下動させる垂直駆動手段と、前記針棒の下部に前記針棒と垂直に対応するように設置された多数個のフックと、前記各フックの回転軸に設置された小型モータと、前記多数個の垂直駆動手段及び多数個の小型モータの駆動を制御するコントローラと、を含むことを特徴とするものである。
【0075】
本発明の請求項1に記載の刺繍機は、作業テーブルの上部に、多数個のヘッド群を成すように、所定間隔毎に設置された多数個のヘッドと、前記各ヘッド内に上下動可能に装着された針棒と、前記各針棒の下部に前記針棒と垂直に対応するように設置された多数個のフックと、前記針棒とフックの間にX軸方向またはY軸方向に移動可能に、1台の刺繍機に前記ヘッド群と同数設置された刺繍枠と、前記各刺繍枠のX軸方向に配置されたX軸ガイドレールと、前記X軸ガイドレールに沿って移動しつつ前記刺繍枠をX軸方向に移動させるX軸駆動用リニアモータと、前記各刺繍枠のY軸方向に配置されたY軸ガイドレールと、前記Y軸ガイドレールに沿って移動しつつ前記刺繍枠をY軸方向に移動させるY軸駆動用リニアモータと、を備え、前記多数個の刺繍枠のうち、各々の刺繍枠に保持された布地に一つのパタンの刺繍縫い動作を行うようにしたり、別々のパタンの刺繍縫い動作を選択的に行えるようにしたりするように、前記多数のX軸駆動用リニアモータ及びY軸駆動用リニアモータの駆動を制御するとともに、前記多数個のヘッド群のうち、任意のヘッド群および当該任意のヘッド群を構成する各々のヘッドに作動命令を伝達するコントローラ、を含むことを特徴とするものである。
【0076】
本発明の請求項2に記載の刺繍機は、作業テーブルの上部に、多数個のヘッド群を成すように、所定間隔毎に配置された多数個のヘッドと、前記各ヘッド内に上下動可能に装着された針棒と、前記各ヘッドの一側に設置され前記針棒を上下動させる垂直駆動手段と、前記各針棒の下部に前記針棒と垂直に対応するように設置された多数個のフックと、前記各フックの回転軸に設置された小型モータと、前記作業テーブルの上面にヘッド群別にX軸方向及びY軸方向に移動可能に、1台の刺繍機に前記ヘッド群と同数設置された刺繍枠と、前記各刺繍枠のX軸方向に配置されたX軸ガイドレールと、前記X軸ガイドレールに沿って移動しつつ前記刺繍機をX軸方向に移動させるX軸駆動用リニアモータと、前記各刺繍枠のY軸方向に配置されたY軸ガイドレールと、前記Y軸ガイドレールに沿って移動しつつ前記刺繍枠をY軸方向に移動させるY軸駆動用リニアモータと、を備え、前記多数個の刺繍枠のうち、各々の刺繍枠に保持された布地に一つのパタンの刺繍縫い動作を行うようにしたり、別々のパタンの刺繍縫い動作を選択的に行えるようにしたりするように、前記多数個の垂直駆動手段、多数個の小型モータ、多数個のX軸駆動用リニアモータ及びY軸駆動用リニアモータの駆動を制御するとともに、前記多数個のヘッド群のうち、任意のヘッド群および当該任意のヘッド群を構成する各々のヘッドに作動命令を伝達するコントローラ、を含むことを特徴とするものである。
【0077】
本発明の請求項に記載の刺繍機は、請求項の構成に加えて、前記垂直駆動手段は、ヘッドの内部に垂直に配置されたガイドレールと、前記ガイドレールに沿って移動しつつ前記針棒を上下動させる垂直駆動用リニアモータと、からなることを特徴とするものである。
【0078】
本発明の請求項に記載の刺繍機は、請求項の構成に加えて、前記垂直駆動用リニアモータの一側に針棒シャフトに沿ってスリップ移動する針棒制御ブロックが結合され、前記針棒制御ブロックの端部に前記ヘッドの針棒の一側が固定されることを特徴とするものである。
【0079】
本発明の請求項に記載の刺繍機は、請求項の構成に加えて、前記各ヘッドの内部に前記コントローラにより駆動が制御される両回転モータが設置され、前記両回転モータの回転軸に糸引っ手繰り装置の駆動レバーが装着され、前記糸引っ手繰り装置の駆動レバーの端部に前記両回転モータの回転方向により上下揺動運動を行う糸引っ手繰り装置が結合されることを特徴とするものである。
【0080】
本発明の請求項に記載の刺繍機は、請求項またはの構成に加えて、前記X軸駆動用リニアモータの一側に固定ブラケットが設置され、前記固定ブラケットに前記刺繍枠のY軸方向の一側フレームがスリップ移動可能に結合されることを特徴とするものである。
【0081】
本発明の請求項に記載の刺繍機は、請求項またはの構成に加えて、前記Y軸駆動用リニアモータの一側に固定ブラケットが設置され、前記固定ブラケットに前記刺繍枠のX軸方向の一側フレームがスリップ移動可能に結合されることを特徴とするものである。
【0082】
本発明の請求項に記載の刺繍機は、請求項または2の構成に加えて、前記コントローラは、前記多数個の刺繍枠のうち、いずれか一つが作動されるようにしたり停止されるようにしたりすることを特徴とするものである。
【0083】
本発明の刺繍機は、前記コントローラ、前記多数個の刺繍枠のうち、各々の刺繍枠に保持された布地に一つのパタンの刺繍縫い動作を行うようにしたり、別々のパタンの刺繍縫い動作を選択的に行えるようにしたりすることを特徴とするものである。
【0084】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の望ましい実施の形態を図面に基づき詳しく説明する。
【0085】
まず、本実施の形態の刺繍機によると、図1及び図2に示すように、長方形のテーブル2を備え、このテーブル2の上部には刺繍枠4が位置する。そして、前記テーブル2の一側には前記刺繍枠4がX軸方向に移動し得るようにガイドするX軸スロット6が長手方向に沿って所定の長さだけ形成され、前記テーブル2の後尾には前記刺繍枠4がY軸方向に移動し得るようにガイドするY軸スロット8が長手方向に沿って所定の長さだけ形成される。
【0086】
前記刺繍枠4の上部中央にはビーム10が前記テーブル2の一側端部から他側端部まで設置され、前記ビーム10には多数個の針を備えたヘッド12が所望する刺繍のパタン数だけ等間隔で設置される。また、前記ヘッド12には前記テーブル2の下部他側に位置し動力を提供する主軸駆動部16が連結される。
【0087】
これと共に、図3及び図4に示すように、前記刺繍枠4の一側端部には刺繍枠をX軸方向に前進、後退させるX軸駆動部17が設置されるが、このX軸駆動部17に関して述べれば次の通りである。
【0088】
まず、前記X軸駆動部17には刺繍枠4の一側端部に回転可能に設置されるローラ18が設けられ、このローラ18には刺繍枠4をX軸方向に移動させる第1のコネクタフレーム20の前面部が結合される。前記第1のコネクタフレーム20の前面部には、前記ローラ18がY軸方向にスリップ移動し得るようにガイドするガイド溝22が長手方向に沿って形成される。
【0089】
前記第1のコネクタフレーム20の下部には前記X軸スロット6の内部でスリップ移動するサポータ24の上端部が結合され、前記サポータ24の下端部には前記刺繍枠4がX軸方向に移動し得るように動力を提供するリニアモータ26が設置される。前記リニアモータ26は命令を伝達するコントロール部28に連結されるが、このコントロール部28は前記テーブル2の下部に設置される。
【0090】
前記コントロール部28には、様々な色とパタンの刺繍縫い動作が行えるように作業者がメニューを選択する操作部30が連結される。
【0091】
前記リニアモータ26には様々なタイプがあるが、本発明の実施の形態に最適なタイプのリニアモータ26の構造を述べれば、次の通りである。
【0092】
まず、前記リニアモータ26には長手方向に沿って磁石32を備えているラックベース34が設けられ、前記ラックベース34の両側上部にはガイドの役割を行うレール36が各々設置される。また、前記レール36の上部には前進、後退するスライダー38がスリップ可能に設置される。前記スライダー38の底面には供給される電流により磁場を発生させる示していないコイルが前記磁石とは対向するように設置される。
【0093】
前記のように構成されるX軸駆動部17は必要に応じて前記刺繍枠4の他側に設置することができる。
【0094】
一方、前記刺繍枠4の後尾には、図5と図6に示すように、刺繍枠をY軸方向に前進、後退させるY軸駆動部39が設置されるが、その構造に関して述べれば次の通りである。
【0095】
前記Y軸駆動部39には前記刺繍枠4の後尾に設置される第2のコネクタフレーム40が設けられ、この第2のコネクタフレーム40の背面部には長手方向に沿ってスライドリーブ42が垂直に形成される。
【0096】
前記第2のコネクタフレーム40の下端部には前記Y軸スロット8に沿って前進、後退するサポータ44が位置する。このサポータ44の上端部の両側には前記スライドリーブ42の両側面とスリップ可能に接触しガイドの役割を行うガイドローラ46が設置され、前記ガイドローラ46の間には前記スライドリーブ42の下端部を支えガイドの役割を行うサポートローラ48が設置される。
【0097】
これと共に、前記サポータ44の下端部には前記刺繍枠4がY軸方向に移動し得るように動力を提供するリニアモータ50が設置されるが、このリニアモータ50の構造は前述のリニアモータ26と同様である。
【0098】
この時、前記のように構成されるY軸駆動部39は必要に応じて前記刺繍枠4の先端部に設置することができる。
【0099】
一方、前記刺繍枠4をX軸方向及びY軸方向に移動させるための他の方法としては、図7に示すように、前記X軸駆動部17及びY軸駆動部39に、前記リニアモータ26及びリニアモータ50とは異なる構造のモノアクシステーブル77(韓国NSK(株)で生産しているモデルHS)を各々刺繍枠4の一側端部及び後尾に設置することができる。
【0100】
図8を参照して前記モノアクシステーブル77の構造を述べれば次の通りである。
【0101】
まず、前記モノアクシステーブル77には前記テーブル2上に固設されるベース79が設けられる。前記ベース79の両側上部にはガイドの役割を行うベッド81が各々長手方向に沿って設置され、前記ベッド81上には前進、後退するパレット83がスリップ可能に設置される。
【0102】
そして、前記ベッド81の間には前記パレット83の下部と螺接するスクリュー85が設置され、前記スクリュー85の後端部には動力を提供するモータ87が結合される。前記モータ87は作動を制御する前記コントロール部28に連結される。
【0103】
また、前記刺繍枠4をX軸方向及びY軸方向に移動させるためのさらに他の方法としては、図9に示すように、刺繍枠4の背面中央部に設けられるXYシステム89(株式会社JUSTEKで生産しているモデルJTM−C形式)を使用し得る。このXYシステム89の構造を図10を参照して述べれば、次の通りである。
【0104】
まず、前記XYシステム89には、前記テーブル2上に固設され前記刺繍枠4をX軸方向に移動し得るように動力を提供するX軸リニアモータ91が設けられる。前記X軸リニアモータ91の上部には前記刺繍枠4がY軸方向に移動し得るように動力を提供するY軸リニアモータ93が設置され、前記Y軸リニアモータ93上には前記刺繍枠4が位置する。
【0105】
そして、前記XYシステム89は作動命令を伝達するコントロール部28に連結される。
【0106】
また、前記刺繍枠4をX軸方向及びY軸方向に移動させるための更に他の方法としては、図11に示すように、前記刺繍枠4の背面中央部に設けられるXYテーブル95(韓国NSK(株)で生産しているモデルHD)を使用し得る。このXYテーブル95の構造を図11を参照して述べれば、次の通りである。
【0107】
まず、XYテーブル95には前記テーブル2上に固定される下部ベース97が設けられる。前記下部ベース97の両側上部には各々ガイドの役割を行うベッド99が設置され、前記ベッド99上には上部ベース101が長手方向に沿ってスリップ可能に設置される。
【0108】
前記ベッド99の間には上部ベース101の下部と螺接する第1のスクリュー103が設置されるが、この第1のスクリュー103の後端部には動力を提供するY軸モータ105が結合される。
【0109】
これと共に、前記上部ベース101の両側上には各々ガイドの役割を行うベッド107が長手方向に沿って設置され、前記ベッド107上にはスリップ移動するパレット109が設置される。前記ベッド107の間には第2のスクリュー111が前記パレット109の下部と螺接して設置され、前記第2のスクリュー111の後端部には動力を提供するX軸モータ113が結合される。
【0110】
そして、前記各々のX軸モータ113及びY軸モータ105は作動命令を伝達するコントロール部28に連結される。
【0111】
続いて、前記テーブル2の下部にはヘッド12とフック14から引き出された不要な下糸を切断するための糸切り駆動部52が位置するが、その構造を図12及び図13を参照して述べれば、次の通りである。
【0112】
まず、主軸駆動部16から動力を伝達されて回転する第1のシャフト54が設けられ、この第1のシャフト54にはテーブル2の下部のフックベース56の後尾が結合される。また、前記フックベース56の内部にはヘリカルギアからなる駆動ギア58が位置し前記第1のシャフト54に結合される。
【0113】
そして、前記駆動ギア58と歯車結合する従動ギア60が、前記フックベース56に回転可能に設置された第2のシャフト62に結合される。前記第2のシャフト62の先端部にはフック14が共に回転可能に結合される。前記フック14の上部には不要な下糸を切断するために掴む第1のカッター64が先端部に刃を形成しつつ前記フックベース56に設置されたプレート66上に装着される。
【0114】
なお、前記第1のカッター64の先端部には回動しつつ下糸を切断する第2のカッター68が先端部に刃を形成しつつ交差して位置する。前記第2のカッター68には下糸を切断するための動力伝達部70が位置し、前記第2のカッター68の後端部には動力伝達部70を構成する糸切り軸72が垂直に設置される。
【0115】
前記糸切り軸72の下部は前記フックベース56の内部に設置されたラグ74に回転可能に結合され、前記糸切り軸72の下端部には回転力を伝達する第1のリンク76及び第2のリンク78が順次に回動可能に結合され、前記第2のリンク78の後端部にはクランプ80の上端部が結合される。
【0116】
前記クランプ80の下部には前進、後退しつつ作用力を伝達するロッド82が結合され、前記ロッド82には支持の役割を行うブラケット83の下端部がスリップ可能に結合される。また、前記ラグ74には前記ブラケット83の上端部が固設される。
【0117】
前記ロッド82の後尾には前記第2のカッター68が切断機能を遂行し得るように動力を提供する糸切り駆動部52が設置されるが、この糸切り駆動部52は前述のX軸駆動部17及びY軸駆動部39に設置されるリニアモータ26と同様のリニアモータ84が設けられる。そして、前記リニアモータ84は作動命令を伝達するコントロール部28に連結される。
【0118】
なお、前記糸切り駆動部52には、リニアモータ84の代わりに、図14に示すモノアクシステーブル121を設置して使用することができる。
【0119】
前記モノアクシステーブル121の構造を図14を参照して述べれば、まずベース123の両側上部に長手方向に沿ってベッド125が設置される。また、前記ベッド125上にはパレット127がスリップ可能に設置され、前記パレット127の前面部には前記ロッド82が結合される。そして、前記パレット127の背面部にはスクリュー129が螺接し、前記スクリュー129の後端部には作用力を提供するモータ231が結合される。また、前記モータ231は作動命令を伝達するコントロール部28に連結される。
【0120】
さらに、フック14を回転させるための他の方法を図15を参照して述べれば、次の通りである。
【0121】
まず、前記フックベース56の内部には前述したようにフック14が設置される。前記フック14には動力を伝達する第2のシャフト62の先端部が結合され、前記第2のシャフト62の後尾には動力を提供する小型モータ13が結合され、前記小型モータ13には作動命令を伝達する前記コントロール部28が連結される。
【0122】
一方、前記ビーム10の前面部には多数個のアーム88が等間隔で設置されるが、前記アーム88には図16に示すように主軸駆動部16から提供される動力により回転する第3のシャフト90が結合される。また、前記アーム88の前面上端部にはガイドの役割を行うレール86が設置され、前記レール86には横方向に移動するヘッド12がスリップ可能に結合される。
【0123】
これと共に、前記ヘッド12の一側端部には左右に移動し得るように作用力を伝達するロッド92の先端部が結合される。また、このロッド92の後端部には、図17に示すように、様々な色の刺繍縫い動作が行えるようにする色換え駆動部94が設置される。
【0124】
前記色換え駆動部94には前記ビーム10に固設されるハウジング96が設けられ、このハウジング96の内部には前述のリニアモータ26と同様のリニアモータ98が設置される。前記リニアモータ98には前記ロッド92の後端部が結合され、前記リニアモータ98は作動命令を伝達するコントロール部28に連結される。
【0125】
前記とは異なり、前記ハウジング96の内部に、前記リニアモータ98の代わりに、図18に示すモノアクシステーブル131を設置して使用することができる。
【0126】
前記モノアクシステーブル131の構造を図18を参照して述べれば、まずベース133の両側上部に各々ベッド135が長手方向に沿って設置される。前記ベッド135にはパレット137が設置され、前記パレット137の先端部には前記ロッド92が結合される。
【0127】
そして、前記パレット137の背面部にはスクリュー139が螺接し、前記スクリュー139の後端部には動力を提供するモータ141が設置され、前記モータ141は作動命令を伝達するコントロール部28に連結される。
【0128】
一方、図19には、前記ビーム10の前面部に固設されるアーム302と、前記アーム302の上部に横方向にスリップ可能に結合されるヘッド304とが示されるが、布地に一縒りの糸を供給するための構成を述べれば次の通りである。
【0129】
まず、前記アーム302の内部には横方向に内部フレーム306が前面部にガイドレール307を備え設置され、前記内部フレーム306の前面部には動力を提供する垂直駆動手段であるリニアモータ308が前記コントロール部28に連結設置される。前記リニアモータ308には上下動するスライダー310が針棒制御ブロック314を結合し設置され、前記針棒制御ブロック314にはガイドの役割を行う針棒シャフト312がスリップ可能に結合され前記アーム302に垂直に固設される。
【0130】
前記針棒制御ブロック314の中央には挿脱される固定ブラケット316が設置され、前記固定ブラケット316には共に上下動する針棒318が結合される。この時、前記針棒318は前記ヘッド304で垂直に上下動し得るように設置される。
【0131】
そして、前記内部フレーム306の上端部には動力を提供する両回転モータ320が前記コントロール部28に連結設置される。前記両回転モータ320には一端部にセクタギアを備えた駆動レバー322が設置され、前記駆動レバー322のセクタギアには駆動ギア324が歯車結合し前記ヘッド304に回転可能に設置される。前記駆動ギア324には上部に位置した糸を引っ手繰って前記針棒318に供給する糸引っ手繰り装置326が結合される。
【0132】
前記のように構成される本発明の一実施の形態による刺繍機の作用を説明すれば、次の通りである。
【0133】
まず、布地に多様なパタンの刺繍縫い動作が行われるようにするために操作部30を介して作業内容を入力すれば、コントロール部28は前記リニアモータ26、リニアモータ50及び主軸駆動部16などに命令を伝達する。
【0134】
前記コントロール部28は、刺繍枠4をX軸方向に移動させようとする場合、前記リニアモータ50は停止状態にあるようにし、同時に他のリニアモータ26に作動命令を伝達する。そうすると、前記スライダー38はサポータ24と共にレール36に沿って前進または後退するようになるが、これにより前記サポータ24はX軸スロット6の内部に沿って移動しつつ前記第1のコネクタフレーム20を共に移動させる。
【0135】
前記のように第1のフレーム20が前進、後退すれば、ガイド溝22の内部に結合されている前記ローラ18が引かれたり押されたりして、前記刺繍枠4がテーブル2上でX軸方向に移動するようになる。
【0136】
これと同時に、前記刺繍枠4の後尾に位置した第2のコネクタフレーム40が固定された位置にある状態で、前記スライドリーブ42が前記リニアモータ50のサポータ44の上端部にあるガイドローラ46の間とサポートローラ48の上部とで移動するようになる。これにより前記刺繍枠4はX軸方向にガイドされつつ前進または後退するようになる。
【0137】
前記のように刺繍枠4が前進、後退する過程において主軸駆動部16から伝達される動力は、前記第3のシャフト90に伝達されつつヘッド12に備わった針を上下動させて布地に刺繍縫い動作が行われるようにする。
【0138】
続いて、前記のように刺繍縫い動作が行われる過程において刺繍枠4の位置をY軸方向に移動させようとする場合には、前記コントロール部28はリニアモータ26に停止命令を伝達し、同時に前記他のリニアモータ50に作動命令を伝達する。
【0139】
従って、前記リニアモータ50は前進または後退しつつ前記サポータ44を移動させるようになる。これにより前記ガイドローラ46の間に位置したスライドリーブ42の一面が押されたり引かれたりして前記第2のコネクタフーレム40と共にY軸方向に移動するようになり、同時に前記刺繍枠4がテーブル2上でスリップ移動する。
【0140】
前記のように刺繍枠4がY軸方向に移動するようになる時、前記刺繍枠4の一側端部に位置したローラ18は前記第1のコネクタフレーム20の前面部に形成されたガイド溝22に沿って回転しつつY軸方向に移動する。
【0141】
この時、他のリニアモータ26の作動が中止された状態で、前記第1のコネクタフレーム20は停止された状態にあるようになる。
【0142】
前記のように刺繍枠4が移動すれば、前記ヘッド12に備わった針が前述と同様に上下動しつつ布地に刺繍縫い作動を行うようになる。
【0143】
一方、前記とは異なり、刺繍枠4の一側と後尾にそれぞれ設置されるモノアクシステーブル77のモータ87が前記コントロール部28から命令を伝達されて作動すれば、前記スクリュー85が回転しつつパレット83を移動させるようになる。これにより前記パレット83はベッド81に沿ってスリップ移動するようになる。
【0144】
続いて、前記コントロール部28は、前記刺繍枠4をX軸方向またはY軸方向に移動させようとする場合、前記刺繍枠4の一側及び後尾に各々位置したモータ87に命令を選択的に伝達し、前記テーブル2上で刺繍枠4が移動されるようにして、前述と同様に針棒が布地に刺繍縫い動作を行うようにする。
【0145】
また、前記とは別の構造である前記刺繍枠4の背面に設置されるXYシステム89は、前記コントロール部28から命令を伝達されれば、刺繍縫い動作が行われる位置に従って前記刺繍枠4をX軸方向またはY軸方向に移動させる。この時、前記コントロール部28が前記刺繍枠4をX軸方向に移動させるためにX軸リニアモータ91に命令を伝達すれば、停止された状態にある前記Y軸リニアモータ93を前記刺繍枠4と共にテーブル2上でX軸方向に前進、後退させる。
【0146】
前記とは異なり、前記コントロール部28がY軸リニアモータ93に作動命令を伝達すれば、停止されている前記X軸リニアモータ91は現位置に止まっている状態で刺繍枠4をY軸方向に前進、後退させる。
【0147】
また前記とは別の構造である、前記刺繍枠4の背面に設置されたXYテーブル95は、前記コントロール部28から命令を伝達されれば、刺繍縫い動作が行われる位置に従って前記刺繍枠4を選択的にX軸方向またはY軸方向に移動させるようになる。
【0148】
この時、前記コントロール部28が前記刺繍枠4をX軸方向に移動させるためにX軸モータ113に作動命令を伝達すれば、前記X軸モータ113により第2のスクリュー111が左右に回転しつつパレット109を前進または後退させる。これにより前記パレット109はベッド107に沿ってスリップ移動しつつ前記刺繍枠4をテーブル2上でX軸方向に前進、後退させる。
【0149】
前記とは異なり、前記コントロール部28がY軸モータ105に作動命令を伝達すれば、第1のスクリュー103が左右に回転しつつ上部ベース101を前進または後退させる。これにより前記上部ベース101はベッド99に沿って前記パレット109と共にスリップ移動するようになる。従って、前記パレット109の上部に位置した刺繍枠4をテーブル2上でY軸方向に前進、後退させる。
【0150】
一方、前記第3のシャフト90に伝達される主軸駆動部16の一部動力は、前記第1のシャフト54に伝達されつつ駆動ギア58を回転させるが、これにより前記駆動ギア58と歯車結合している従動ギア60が前記第2のシャフト62と共に回転しつつフック14を回転させる。
【0151】
従って、前記フック14は回転しつつ一縒りの糸を上部に引出し、前記一縒りの糸は前記ヘッド12に沿って下に移動する他の一縒りの糸と縛られる。この時前記第2のカッター68には動力伝達部70を通して作用力が伝達されていない状態であるので停止した状態にあるようになる。
【0152】
一方、前記とは異なり、前記主軸駆動部16から動力を伝達されず、直接フック14を回転させる方法では、前述の小型モータ13が前記コントロール部28から命令を伝達されて作動するようになれば、前記第2のシャフト62が回転しつつフック14を回転させて前述と同様に一縒りの糸を供給するようになる。
【0153】
一方、前記刺繍枠4に保持された布地に刺繍縫い動作が行われる過程において他の色の糸を供給して多様なパタンを形成しようとする場合には、まず供給されている一縒りの糸を切断しなければならない。この時、コントロール部28が前記リニアモータ84に作動命令を伝達すれば、作用力により前記ロッド82が前記クランプ80と共に前進するようになる。
【0154】
その結果、移動する前記クランプ80により第1のリンク76及び第2のリンク78が回動しつつ前記糸切り軸72を回転させれば、前記第2のカッター68が共に外側に回動しつつ必要な一縒りの糸を押し出す。前記とは逆に、前記コントロール部28が前記リニアモータ84に再度命令を伝達して前記ロッド82を後退させれば、前記ロッド82と共にクランプ80が移動しつつ前記第1のリンク76及び第2のリンク78を逆に回動させるようになる。
【0155】
従って、前記糸切り軸72が逆方向に回転しつつ第2のカッター68を元位置に復帰させるようになるが、これにより前記第2のカッター68の外側に位置した針側の上糸は保護されて元位置に復帰され、不要な布地側の上糸と下糸は前記第1のカッター64の方に移動され切断される。
【0156】
前記のように布地側の上糸と下糸が切断されれば、前記コントロール部28はリニアモータ84に停止命令を伝達して前記第2のカッター68が停止した状態となるようにする。
【0157】
一方、前記とは異なり、前記ロッド82に結合されるモノアクシステーブル121の作動順序は次の通りである。
【0158】
まず、モータ231が前記コントロール部28から作動命令を伝達されれば、前記モータ231によりスクリュー129が回転しつつ前記パレット127を前進、後退させる。そうすると、前記パレット127によりロッド82が前進、後退しつつ前述のように第2のカッター68を回動させて切断作業を遂行するようにする。
【0159】
一方、前記のように布地側の上糸と下糸の切断作業が終了した後、一縒りの糸の色換えを行おうとする場合、前記コントロール部28がリニアモータ98に作動命令を伝達してロッド92を前進または後退させてヘッド12を押すようになる。
【0160】
この時、前記リニアモータ98が作動しつつロッド92を前進または後退させる範囲は、前記操作部30のメニューにより選択された当該色の上糸が供給される針の位置までであり、この範囲内で前記コントロール部28は前記ロッド92が前進、後退し得るように前記リニアモータ98を作動させる。
【0161】
従って、上記のように前進、後退するロッド92によりヘッド12がアーム88の上部に設置されたレール86に沿ってスリップ移動するようになる。同時に、前記主軸駆動部16から提供される動力の一部が前記第3のシャフト90に伝達されつつ当該色の一縒りの糸を供給する針が上下動されるようにすることによって、前記刺繍枠4に保持された布地に刺繍縫い動作が行われる。
【0162】
一方、前記とは異なり、前記ロッド92に結合されたモノアクシステーブル131の作動順序を説明すれば次の通りである。
【0163】
まず、モータ141が前記コントロール部28から作動命令を伝達されれば、前記モータ141によりスクリュー137が左右に回転しつつ前記パレット137を前進、後退させる。そうすると、前記パレット137によりロッド92が前述のように前進、後退しつつ前記ヘッド12を押したり引いたりして一縒りの糸換えが行われる。
【0164】
一方、刺繍枠4に保持された布地に一縒りの糸を供給するための作動を説明すれば、次の通りである。
【0165】
まず、前記両回転モータ320がコントロール部28から命令を伝達されて作動すれば、前記駆動レバー322が繰り返して回動しつつセクタギアに歯車結合している駆動ギア324を正方向及び逆方向に回動させるようになる。従って、前記駆動ギア324に結合された糸引っ手繰り装置326が繰り返して上下動しつつ上部の一縒りの糸を下に引っ手繰って移動させる。
【0166】
前記のように一縒りの糸が供給される過程において、前記コントロール部28から伝達される命令によりリニアモータ308が上下に繰り返して作動すれば、前記スライダー310に結合された針棒制御ブロック314が針棒シャフト312に沿ってスリップ移動しつつ上下に繰り返して作動するようになる。
【0167】
これにより前記針棒制御ブロック314の中央部に挿入された固定ブラケット316が針棒318と共に上下動しつつ、前記糸引っ手繰り装置326から提供される一縒りの糸を刺繍枠4に保持されている布地に供給するようになる。
【0168】
一方、本発明の他の実施の形態を図20及び図21を参照して述べれば、次の通りである。
【0169】
まず、作業台332の上部には五つのヘッド334が各々コントローラ337に連結され一つのヘッド群を成し設置される。
【0170】
この時、刺繍作業の内容に従ってヘッド群のヘッド334の数を調整したり前記ヘッド群の数を調整したりすることができる。前記各々のヘッド群には刺繍枠336が一つずつ配置される。
【0171】
前記各々の刺繍枠336の一側端部には固定ブラケット338が設置され、前記固定ブラケット338には刺繍枠336がX軸方向に移動し得るように動力を提供するリニアモータ342が設置され、前記リニアモータ342はコントローラ337に連結される。
【0172】
そして、前記各々の刺繍枠336の後尾には固定ブラケット340が設置され、前記固定ブラケット340には刺繍枠336がY軸方向に移動し得るように動力を提供するリニアモータ344が設置され、前記リニアモータ344はコントローラ337に連結される。
【0173】
前記のように構成される本発明の他の実施の形態による刺繍機の作用に関して説明すれば、次の通りである。
【0174】
まず、コントローラ337が多数個のヘッド334からなる一つのヘッド群または多数のヘッド群に作動命令を伝達すれば、次のように作動するようになる。
【0175】
製品の特性に従って少量生産をするために、刺繍枠336に保持された布地に一つのパタンの刺繍縫い動作が行われるようにする場合、前記コントローラ337は作業台332上に位置した一つのヘッド群を構成する各々のヘッド334に同時に作動命令を伝達する。
【0176】
これと共に、前記コントローラ337は、刺繍パタンを形成するために前記刺繍枠336の一側及び後尾に各々設置されたリニアモータ342及びリニアモータ344に作動命令を伝達すれば、作業台332上で前記刺繍枠336がX軸方向及びY軸方向に移動するようになる。
【0177】
前記とは異なり、二つのパタンまたは中程度の物量を生産しようとする場合、コントローラ337は二つのヘッド群に各々命令を伝達して前記リニアモータ342及びリニアモータ344が作動されるようにして、刺繍枠336がX軸方向及びY軸方向に移動されるようにする。この時、前記刺繍枠336に保持された布地に一つのパタンまたは二つのパタンの刺繍縫い動作が行われ得るように、前記コントローラ337を設定することができる。
【0178】
さらに他の方法として、製品を三つのパタンまたは大量で生産しようとする場合、コントローラ337は三つのヘッド群のリニアモータ342に各々作動命令を伝達して前記刺繍枠336がX軸方向及びY軸方向に移動されるようにする。この時、前記刺繍枠336に一つのパタンないし三つのパタンの刺繍縫い動作が行われ得るように、前記コントローラ337を設定することができる。従って、前記三つのヘッド群を同時に作動させれば、より多様なパタンの刺繍縫い動作が同時に行われ得り、且つ大量で製品を生産することができる。
【0179】
【発明の効果】
以上のように、本発明はX駆動部及びY軸駆動部を構成する伝動装置の構成を単純化させることによって振動と騒音を大幅減らすことができ、製作コストを減らすことによって生産性をより向上させることができる。なお、動力が伝達される過程を簡素化させることによって誤差を最小化して刺繍枠をより精密に制御し得るので、刺繍製品の品質をより向上させることができる。
【0180】
以上、本発明の実施の形態について説明したが、本発明は前述の実施の形態に何ら限定されるものでなく、発明の要旨を逸脱しない範囲内において、種々なる態様で実施し得ることは勿論である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施の形態による刺繍機の正面図である。
【図2】 図1の刺繍機の平面図である。
【図3】 本発明の一実施の形態による刺繍機のX軸駆動部を示す分離斜視図である。
【図4】 図3のX軸駆動部の結合断面図である。
【図5】 本発明の一実施の形態による刺繍機のY軸駆動部を示す分離斜視図である。
【図6】 図5のY軸駆動部の結合端面図である。
【図7】 本発明の一実施の形態の刺繍機の刺繍枠にモノアクシステーブルが設置された状態を概略的に示す平面図である。
【図8】 図7のモノアクシステーブルの斜視図である。
【図9】 本発明の一実施の形態の刺繍機の刺繍枠にXYシステムが設置された状態を概略的に示す平面図である。
【図10】 図9のXYシステムの斜視図である。
【図11】 本発明の一実施の形態の刺繍機の刺繍枠に設置されるXYテーブルの斜視図である。
【図12】 本発明の一実施の形態の刺繍機の糸切り装置を示す平面図である。
【図13】 図12の糸切り装置の斜視図である。
【図14】 本発明の一実施の形態の刺繍機の他の糸切り装置を示す平面図である。
【図15】 本発明の一実施の形態の刺繍機のフックへ動力を伝達する装置を示す平面図である。
【図16】 本発明の一実施の形態の刺繍機のヘッドを示す斜視図である。
【図17】 本発明の一実施の形態の刺繍機の色換え駆動部を示す図である。
【図18】 本発明の一実施の形態の刺繍機の色換え駆動部にモノアクシステーブルが設置された状態を示す図である。
【図19】 本発明の一実施の形態の刺繍機のヘッドを示す断面図である。
【図20】 本発明の他の実施の形態である独立駆動型多頭刺繍機の全体の外形を示す正面図である。
【図21】 図20の独立駆動型多頭刺繍機の平面図である。
【図22】 従来の実施の形態である刺繍機の平面図である。
【図23】 従来の刺繍機のヘッド及びフック駆動部を示す内部構成図である。
【図24】 従来の刺繍機の糸切り装置を示す平面図である。
【図25】 従来の刺繍機の色換え駆動部が設置された状態を示す図である。
【図26】 従来の刺繍機のヘッドの内部を示す構成図である。
【符号の説明】
2 … テーブル
4 … 刺繍枠
6 … X軸スロット
8 … Y軸スロット
12 … ヘッド
14 … フック
17 … X軸駆動部
20 … 第1のコネクタフレーム
28 … コントロール部
39 … Y軸駆動部
40 … 第2のコネクタフレーム

Claims (8)

  1. 作業テーブルの上部に、多数個のヘッド群を成すように、所定間隔毎に設置された多数個のヘッドと、
    前記各ヘッド内に上下動可能に装着された針棒と、
    前記各針棒の下部に前記針棒と垂直に対応するように設置された多数個のフックと、
    前記針棒とフックの間にX軸方向またはY軸方向に移動可能に、1台の刺繍機に前記ヘッド群と同数設置された刺繍枠と、
    前記各刺繍枠のX軸方向に配置されたX軸ガイドレールと、
    前記X軸ガイドレールに沿って移動しつつ前記刺繍枠をX軸方向に移動させるX軸駆動用リニアモータと、
    前記各刺繍枠のY軸方向に配置されたY軸ガイドレールと、
    前記Y軸ガイドレールに沿って移動しつつ前記刺繍枠をY軸方向に移動させるY軸駆動用リニアモータと、を備え、
    前記多数個の刺繍枠のうち、各々の刺繍枠に保持された布地に一つのパタンの刺繍縫い動作を行うようにしたり、別々のパタンの刺繍縫い動作を選択的に行えるようにしたりするように、前記多数のX軸駆動用リニアモータ及びY軸駆動用リニアモータの駆動を制御するとともに、前記多数個のヘッド群のうち、任意のヘッド群および当該任意のヘッド群を構成する各々のヘッドに作動命令を伝達するコントローラ、を含むことを特徴とする刺繍機。
  2. 作業テーブルの上部に、多数個のヘッド群を成すように、所定間隔毎に配置された多数個のヘッドと、
    前記各ヘッド内に上下動可能に装着された針棒と、
    前記各ヘッドの一側に設置され前記針棒を上下動させる垂直駆動手段と、
    前記各針棒の下部に前記針棒と垂直に対応するように設置された多数個のフックと、
    前記各フックの回転軸に設置された小型モータと、
    前記作業テーブルの上面にヘッド群別にX軸方向及びY軸方向に移動可能に、1台の刺繍機に前記ヘッド群と同数設置された刺繍枠と、
    前記各刺繍枠のX軸方向に配置されたX軸ガイドレールと、
    前記X軸ガイドレールに沿って移動しつつ前記刺繍機をX軸方向に移動させるX軸駆動用リニアモータと、
    前記各刺繍枠のY軸方向に配置されたY軸ガイドレールと、
    前記Y軸ガイドレールに沿って移動しつつ前記刺繍枠をY軸方向に移動させるY軸駆動用リニアモータと、を備え、
    前記多数個の刺繍枠のうち、各々の刺繍枠に保持された布地に一つのパタンの刺繍縫い動作を行うようにしたり、別々のパタンの刺繍縫い動作を選択的に行えるようにしたりするように、前記多数個の垂直駆動手段、多数個の小型モータ、多数個のX軸駆動用リニアモータ及びY軸駆動用リニアモータの駆動を制御するとともに、前記多数個のヘッド群のうち、任意のヘッド群および当該任意のヘッド群を構成する各々のヘッドに作動命令を伝達するコントローラ、を含むことを特徴とする刺繍機。
  3. 前記垂直駆動手段は、ヘッドの内部に垂直に配置されたガイドレールと、前記ガイドレールに沿って移動しつつ前記針棒を上下動させる垂直駆動用リニアモータと、からなることを特徴とする請求項2に記載の刺繍機。
  4. 前記垂直駆動用リニアモータの一側に針棒シャフトに沿ってスリップ移動する針棒制御ブロックが結合され、前記針棒制御ブロックの端部に前記ヘッドの針棒の一側が固定されることを特徴とする請求項3に記載の刺繍機。
  5. 前記各ヘッドの内部に前記コントローラにより駆動が制御される両回転モータが設置され、前記両回転モータの回転軸に糸引っ手繰り装置の駆動レバーが装着され、前記糸引っ手繰り装置の駆動レバーの端部に前記両回転モータの回転方向により上下揺動運動を行う糸引っ手繰り装置が結合されることを特徴とする請求項2に記載の刺繍機。
  6. 前記X軸駆動用リニアモータの一側に固定ブラケットが設置され、前記固定ブラケットに前記刺繍枠のY軸方向の一側フレームがスリップ移動可能に結合されることを特徴とする請求項1または2に記載の刺繍機。
  7. 前記Y軸駆動用リニアモータの一側に固定ブラケットが設置され、前記固定ブラケットに前記刺繍枠のX軸方向の一側フレームがスリップ移動可能に結合されることを特徴とする請求項1または2に記載の刺繍機。
  8. 前記コントローラは、前記多数個の刺繍枠のうち、いずれか一つが作動されるようにしたり停止されるようにしたりすることを特徴とする請求項1または2に記載の刺繍機。
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