JP3832932B2 - 半導体集積回路および半導体集積回路システム - Google Patents

半導体集積回路および半導体集積回路システム Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は半導体集積回路および半導体集積回路システムに関し、特に、高速動作を行うクロック同期式の半導体集積回路に関する。
近年、CPU(Central Processing Unit:マイクロプロセッサ) の動作周波数(動作クロック)および性能の向上には著しいものがあり、これに伴って、DRAM(Dynamic Random Access Memory) 等のメモリに対しても高速動作が要求されている。そこで、クロックの高速化と共に、例えば、クロックの立ち上がりタイミングだけでなくクロックの立ち下がりタイミングにおいてもデータアクセスを行うDDR(Double Data Rate)型のDRAM等も提案されている。このように、アクセス−アクセス間隔或いはクロック周波数が短くなると、例えば、CPUとメモリ間でデータの転送を行う各配線(データバス)の配線負荷に起因する遅延と、CPUおよび各メモリに対して同期クロックを供給する配線(クロック線)の配線負荷に起因する遅延とが異なって、各信号間のスキューが問題になってくる。そこで、各信号間のスキューを低減させることのできる半導体集積回路の提供が要望されている。
【0002】
【従来の技術】
図1は半導体集積回路が適用されるシステムの一例を示すブロック図である。図1において、参照符号101は第1の半導体集積回路(CPU)を示し、また、102は第2の半導体集積回路(半導体記憶装置:メモリ;DRAM)を示している。
【0003】
図1に示されるように、例えば、CPU101およびメモリ102は、同期クロックCLKが供給されるクロック線131、並びに、それぞれデータExtAおよびExtBが転送されるデータ線(データバス)132,133等を介して接続されている。
ところで、クロックCLKの速度(周波数)が、例えば、百MHz を越えるような高速になると、これらのクロック線131およびデータ線132,133等における配線負荷の大きさの違いに起因して、転送される信号の速度(遅延時間、或いは、位相)の違いが無視できなくなる。
【0004】
すなわち、例えば、CPU101からメモリ102へデータ転送をする時に、メモリ102において、転送されたデータ(ExtA,ExtB)とクロックCLKとの間にスキューが存在し、メモリの動作速度を高速化する上での障害になっている。
そこで、この各信号間におけるスキューを低減するスキュー低減回路(105)を備えたDRAMが研究・開発されている。
【0005】
図2は図1のシステムにおける関連技術としての半導体集積回路(スキュー低減回路を備えたDRAM)を概略的に示すブロック図である。図2において、参照符号105はスキュー低減回路、106はメモリ部、141a,141bは入力バッファ、142a,142bは出力トランジスタ、143a,143bはラッチ回路、そして、144a,144bは出力バッファを示している。
【0006】
図2に示されるように、スキュー低減回路(De-skew circuit)105は、クロック線131を介して供給されるクロックCLKと、データ線132および133を介してCPU101から供給される各データ(例えば、書き込みデータ)ExtAおよびExtBとのスキューを低減させるために、それぞれシフトレジスタ152a,152b、遅延回路(入力用遅延回路)153a,153b、および、位相比較回路155a,155bを備えて構成されている。なお、これらシフトレジスタ152a,152b、入力用遅延回路153a,153b、および、位相比較回路155a,155bは、各データExtA,ExtBを転送するデータ線132,133の数に応じて設けられることになる。
【0007】
この図2に示すメモリ(DRAM:半導体記憶装置)は、各データ線132,133および入力バッファ141a,141bを介して供給される信号A0,B0に対して、遅延回路153a,153bを設け、該遅延回路153a,153bの出力信号A1,B1をラッチ回路143a,143bへ供給するようになっている。ここで、遅延回路153a,153bは、DLL回路(Delay Locked Loop Circuit )の一部を構成している。遅延回路153a,153bにおける遅延量(遅延段の数)は、シフトレジスタ152a,152bにより規定され、該シフトレジスタ152a,152bに設定される値(遅延段の数に対応)は、遅延部151を介して供給されるクロックCLKと遅延回路153a,153bの出力とを位相比較し、スキューが最小となるように(同期するように)して決められる。
【0008】
ここで、クロック(同期クロック)CLKに対して所定の遅延量を与える遅延部151は、クロックCLKをデータExtAおよびExtBよりも遅れたタイミングとし、データExtAおよびExtBを遅延回路153a,153bにより遅延して該クロックCLKとのタイミングを合わせるために設けられている。なお、上記のクロックCLKと遅延回路153a,153bの出力との比較およびシフトレジスタ152a,152bによる遅延段数の設定は、例えば、キャリブレーションモードを設け、該キャリブレーションモードにおいてだけ行うようになっている。
【0009】
図3は図2のスキュー低減回路105の動作を説明するためのタイミング図である。
図3におけるラッチ回路143aおよび143bのデータ取り込みタイミングを制御するクロックCLKAおよびCLKBと、該ラッチ回路143aおよび143bに入力される信号A1およびB1との比較から明らかなように、異なる信号線(データ線)132および133を介してCPU(101)から転送されるデータExtAおよびExtBとクロック線131を介して供給されるクロックCLKとの間のスキューが低減されているのが判る。すなわち、スキュー低減回路105により、データウィンドウDW1の大きさ(ウインドウ幅)を、データウィンドウDW2と小さく(狭く)することができ、その結果、ラッチ回路143aおよび143bの出力信号A2およびB2のデータ保持期間を短くして高速動作を行うことが可能になる。
【0010】
なお、メモリ部106から出力される信号(データ:読み出しデータ)は、出力バッファ144a,144b、出力トランジスタ142a,142b、および、データ線132,133を介してCPU101へ転送されるようになっている。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】
上述した図1〜図3に示す半導体集積回路(メモリ)102において、スキュー低減回路105は、あくまでもデータをCPU101から受けとる際(データ入力時:書き込みデータ)に機能するものであり、該メモリ102からデータを出力する際(データ出力出力:読み出しデータ)には機能せず、例えば、該メモリ102からの読み出しデータを受け取るCPU101側でのスキューに対しては何ら考慮されていなかった。
【0012】
しかしながら、例えば、CPU101側にスキュー低減回路を設ける場合、CPU101が複数のメモリIC或いはメモリモジュールからのデータを受け取るように構成されていると、データを出力する各メモリIC(メモリモジュール)によってもスキューが異なることになり、キャリブレーションモードによる固定的なスキュー補正では対応することが困難であるだけでなく、スキューを補正する大きさ(遅延量)も大きなものとなって回路規模が増大することにもなる。
【0013】
本発明は、上述した関連技術としての半導体集積回路が有する課題に鑑み、所定の回路から入力する信号のスキューを低減するだけでなく、所定の回路へ出力する信号に対しても入力信号のスキュー情報を利用して、該半導体集積回路から出力される信号を受け取る所定の回路においてもスキューの低減を図ることを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】
本発明によれば、同期クロックと所定の回路から入力する信号とのスキューを低減するスキュー低減回路を備えた半導体集積回路であって、前記スキュー低減回路は、前記同期クロックと前記所定の回路からの入力信号とのスキューを低減するために該入力信号の位相を制御する位相制御情報を使用して、該半導体集積回路から該所定の回路へ出力する信号の位相を制御するようになっていることを特徴とする半導体集積回路が提供される。
【0015】
本発明の半導体集積回路におけるスキュー低減回路は、同期クロックと所定の回路から入力する信号とのスキューを低減するだけでなく、この同期クロックと所定の回路からの入力信号とのスキューを低減するために該入力信号の位相を制御する位相制御情報を使用して、半導体集積回路から所定の回路へ出力する信号の位相も制御するようになっている。
これにより、所定の回路から入力する信号のスキューを低減することができるだけでなく、半導体集積回路から出力される信号を受け取る所定の回路においてもスキューの低減が可能になる。
【0016】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して本発明に係る半導体集積回路の実施例を説明する。
図4は本発明に係る半導体集積回路が適用されるシステムの一例を示すブロック図である。図4において、参照符号1は所定の回路(第1の半導体集積回路:CPU)を示し、2は半導体集積回路(第2の半導体集積回路:メモリ;DRAM)を示し、そして、5はメモリ2に設けられたスキュー低減回路を示している。
【0017】
図4に示されるように、例えば、CPU1およびメモリ2は、同期クロックCLKが供給されるクロック線31、並びに、それぞれデータExtA1,ExtA2およびExtB1,ExtB2が転送されるデータ線(データバス)32,33等を介して接続されている。ここで、データExtA1およびExtB1はCPU1の入出力部におけるデータ(CPU1からの信号はデータバス32,33による遅延の影響の無い信号であり、また、メモリ2からの信号はデータバス32,33による遅延の影響を受けた信号である)を示し、データExtA2およびExtB2はメモリ2の入出力部におけるデータ(CPU1からの信号はデータバス32,33による遅延の影響を受けた信号であり、また、メモリ2からの信号はデータバス32,33による遅延の影響の無い信号である)を示している。
【0018】
図5は図4のシステムにおける本発明の半導体集積回路の一実施例(スキュー低減回路を備えたDRAM)を概略的に示すブロック図である。図5において、参照符号5はスキュー低減回路、6はメモリ部、41a,41bは入力バッファ、42a,42bは出力トランジスタ、43a,43bはラッチ回路、そして、44a,44bは出力バッファを示している。
【0019】
図5に示されるように、スキュー低減回路5は、クロック線31を介して供給されるクロックCLKと、データ線32および33を介してCPU1から供給される各データ(例えば、書き込みデータ)ExtA2およびExtB2とのスキューを低減させるために、それぞれシフトレジスタ52a,52b、入力用遅延回路53a,53b、および、位相比較回路55a,55bを備えて構成されている。さらに、スキュー低減回路5は、出力バッファ44a,44bと出力トランジスタ42a,42bとの間に挿入された出力用遅延回路54a,54bを備えて構成されている。なお、これらシフトレジスタ52a,52b、入力用遅延回路53a,53b、位相比較回路55a,55b、および、出力用遅延回路54a,54bは、各データExtA2,ExtB2を転送するデータ線32,33の数に応じて設けられる。
【0020】
この図5に示すメモリ(DRAM:半導体記憶装置)は、各データ線32,33および入力バッファ41a,41bを介して供給される信号(データ)A01,B01に対して、入力用遅延回路(前述した図2における遅延回路153a,153bに対応)53a,53bを設け、該入力用遅延回路53a,53bの出力信号A11,B11をラッチ回路43a,43bへ供給するようになっている。ここで、入力用遅延回路53a,53bにおける遅延量(各遅延段の数)は、シフトレジスタ52a,52bにより規定され、該シフトレジスタ52a,52bに設定される値(遅延段の数に対応)は、遅延部51を介して供給されるクロックCLKと入力用遅延回路53a,53bの出力とを位相比較回路55a,55bにおいて位相比較し、スキューが最小となるように(同期するように)して決められる。なお、これらシフトレジスタ52a,52b、入力用遅延回路53a,53b、位相比較回路55a,55b、および、出力用遅延回路54a,54bは、各データExtA2,ExtB2を転送するデータ線32,33の数に応じて設けられることになる。
【0021】
ここで、クロック(同期クロック)CLKに対して所定の遅延量を与える遅延部51は、クロックCLKをデータExtA2およびExtB2よりも遅れたタイミングとし、データExtA2およびExtB2を入力用遅延回路53a,53bにより遅延して該クロックCLKとのタイミングを合わせるようにするために設けられている。なお、上記のクロックCLKと入力用遅延回路53a,53bの出力との比較およびシフトレジスタ52a,52bによる遅延段数の設定は、例えば、キャリブレーションモードを設け、該キャリブレーションモードにおいてだけ行うようになっている。
【0022】
上述したCPU(1)からメモリ2へ供給される信号(入力信号:書き込みデータ)に対するスキュー低減回路5の機能は、前述の図2および図3を参照して説明した動作と同様である。従って、関連技術として図3を参照して説明したように、異なる信号線32および33を介してCPU(1)から転送されるデータExtA2およびExtB2とクロック線31を介して供給されるクロックCLKとの間のスキューを低減することができ、ラッチ回路43aおよび43bの出力信号A21およびB21のデータ保持期間を短くして高速動作を行うことが可能になる。
【0023】
図5に示す本実施例の半導体集積回路(メモリ)において、スキュー低減回路5は、さらに、出力バッファ44a,44bと出力トランジスタ42a,42bとの間に挿入された出力用遅延回路54a,54bを備え、この出力用遅延回路54a,54bの遅延時間(遅延量)を入力用遅延回路53a,53bの遅延時間と同じとなるように設定する。具体的に、DLL回路として構成された入力用遅延回路53a,53bおよび出力用遅延回路54a,54bに対して同じ遅延量を持たせるように遅延ユニットの段数(遅延段の数)をシフトレジスタ52a,52bにより設定するようになっている(なお、スキュー低減回路5の各回路およびその動作は、図10以降を参照して後に詳述する)。
【0024】
すなわち、本実施例の半導体集積回路は、CPU1からメモリ2へ供給される入力信号(書き込みデータ)と同期クロックCLKとのスキューの情報に基づいて、メモリ2からCPU1へ出力される出力信号(読み出しデータ)の出力タイミングを経路(クロック線31;データ線32,33)のスキューを見込んでずらすことにより、CPU1における信号(ExtA1,ExtB1)のスキューを低減させるようになっている。
【0025】
図6は図5のスキュー低減回路5の動作を説明するためのタイミング図であり、メモリ部6(メモリ2)からCPU1へ出力される信号(読み出しデータ)A22,B22に対するスキュー低減回路5の動作を示すものである。
図6に示されるように、メモリ部6からの出力信号(読み出しデータ)A22,B22と、出力バッファ44a,44bの出力タイミングを制御するクロックCLKAおよびCLKBとは同期しているが、各出力44aおよび44bと各出力トランジスタ42aおよび42bとの間に、それぞれ出力用遅延回路54aおよび54bを挿入し、各出力用遅延回路54aおよび54bの遅延時間(遅延量)をそれぞれ対応する入力用遅延回路53aおよび53bの遅延時間と同じになるように各シフトレジスタ52aおよび52bで設定する。
【0026】
すなわち、メモリ2からCPU1へ出力される信号(読み出しデータ)であってメモリ2の入出力部におけるデータExtA2およびExtB2には、それぞれクロック線31と各データ線32および33との間で生じるであろうスキューに対応した時間SCAおよびSCBだけ遅延(スキュー補正)される。その結果、図6に示されるように、メモリ2からCPU1への出力信号(データExtA2およびExtB2)が各データ線32および33を介してCPU1まで転送されたデータExtA1およびExtB1(CPU1の入出力部におけるデータ)は、クロックCLKに対するスキューが低減され、従って、各信号(CPU1へ転送された読み出しデータ)ExtA1とExtB1との間のスキューも低減されることになる。その結果、CPU1においてスキュー低減回路を無くすか、或いは、スキュー低減回路を設けても補正する遅延時間(遅延段数)を低減することが可能になる。
【0027】
図7は本発明の半導体集積回路が適用されるシステムの他の例を示すブロック図であり、図8は図7のシステムの動作を説明するためのタイミング図である。図7において、参照符号1はCPU(第1の半導体集積回路),21〜23はそれぞれ半導体集積回路(メモリ;DRAM)を示している。
前述の図4〜図6を参照して説明した実施例は、1つのCPU1に対して1つのメモリ2で構成されるシステムには有効なものであるが、例えば、1つのCPU1に対して複数のメモリ(21〜23)で構成されるシステム(半導体集積回路システム)においては、メモリ間の物理的な配置が異なるため、各々のメモリ21〜23からデータが到達する時間に差が出てしまうために好ましくない。
【0028】
そこで、図7に示されるように、1つのCPU1に対して複数のメモリ21〜23を設けたシステムにおいては、CPU1と各メモリ21〜23とを結ぶ信号線(タイミング信号用の配線)34を設け、例えば、CPU1からそれぞれのメモリ21〜23に対してデータ(書き込みデータ)を出力する場合、CPU1は、データの出力と同時にタイミング信号TCLKを各メモリ21〜23に対して出力し、また、各メモリ21〜23は、CPU1に対してデータ(読み出しデータ)を出力するのと同時にタイミング信号TCLKを出力するようになっている。
【0029】
これにより、図8に示されるように、CPU1(CPU1のデータ入力部)において、例えば、各メモリ21〜23からのデータを受け取る場合には、当該各メモリ21〜23から送られてきたタイミング信号TCLKに同期したデータ(読み出しデータ)を受け取ることができる。
図9は図7のシステムにおける本発明の半導体集積回路の変形例の要部を概略的に示すブロック図である。
【0030】
上述したように、図7に示すシステムに適用される半導体集積回路は、タイミング信号TCLKを使用するが、このタイミング信号TCLKに対してもスキューの問題があるため、データ信号(ExtA,ExtB)におけるスキューの低減と同様に、遅延部51,シフトレジスタ(タイミング信号のためのシフトレジスタ)52c,入力用遅延回路(タイミング信号のための入力用遅延回路)53c,出力用遅延回路(タイミング信号のための出力用遅延回路)54c,および,位相比較回路(タイミング信号のための位相比較回路)55cを設け、CPU1から各メモリ21〜23へ供給されるタイミング信号TCLK(例えば、キャリブレーションモードにおいて出力される)と同期クロックCLKとのスキュー情報に基づいて、各メモリ21〜23からCPU1へデータと同時に出力するタイミング信号TCLKの位相を制御して、CPU1におけるタイミング信号TCLKのスキューも低減させるようになっている。すなわち、図7に示すシステムに適用される半導体集積回路におけるスキュー低減回路は、図5に示す構成(5)と共に図7に示す構成(50)も備えている。すなわち、このスキュー低減回路は、タイミング信号TCLKに関しても、入力バッファ41c,出力トランジスタ42c,ラッチ回路43c,および,出力バッファ44cを備えている。なお、出力バッファ44cは、例えば、電源電圧Viiに固定した信号を入力すればよい。
【0031】
このように、所定の回路(CPU1)と複数の半導体集積回路(メモリ21〜23)との間でデータの転送を行う場合には、タイミング信号TCLKをデータの出力と同じタイミングで出力し、また、このタイミング信号TCLKに対しても入力時のスキュー情報から入力用遅延回路53cおよび出力用遅延回路54cに対して同じ遅延量を与えて補正することにより、前述した図4〜図6の実施例と同様にスキュー低減の効果を発揮させることができる。なお、タイミング信号TCLKのスキューの補正は、例えば、キャリブレーションモードにおいて、所定の回路(CPU1)から各半導体集積回路(メモリ21〜23)に対して順次タイミング信号TCLKを出力して各シフトレジスタ52cによる入力用遅延回路53cおよび出力用遅延回路54cの遅延量の設定を行う。ここで、所定の回路から各半導体集積回路へ出力されるタイミング信号(図7中の二重の矢印で示す)は、例えば、所定の回路内部において、同期クロックで制御されるスイッチ手段により生成される。
【0032】
以下、本発明の半導体集積回路におけるスキュー低減回路の各構成回路を詳述する。
図10は図5(図9)のスキュー低減回路におけるシフトレジスタ52a(52b,52c)の一構成例を示す回路図である。なお、シフトレジスタ52a,52b,および,52cは同様の構成とされている。
【0033】
図10に示されるように、シフトレジスタ52a(52b,52c)は、点線で囲った1ビット分の遅延制御回路430−2が後述する遅延回路(入力用遅延回路54aおよび出力用遅延回路54b)の遅延段に対応するビット数だけ接続された構成となっており、各段の出力が各遅延段のイネーブル信号φE−1,φE−2,φE−3になる。なお、図7では3ビット分だけ描かれているが、実際には、遅延回路の遅延段に対応してnビット分だけ設けられている。また、イネーブル信号φE−1,φE−2,φE−3,…は、その内の1つだけが高レベル“H”で、他の全てが低レベル“L”になっている。
【0034】
具体的に、1ビット分の遅延制御回路430−2は、NANDゲート432−2と、インバータ433−2で構成されるフリップフロップと、該フリップフロップの両端にそれぞれ直列に接続されたトランジスタ435−2、437−2、438−2、439−2、および、NORゲート431−2を備えて構成されている。トランジスタ438−2のゲートは、前段の遅延制御回路のノード5a−2に接続され、また、トランジスタ439−2のゲートは、後段の遅延制御回路のノード5a−5に接続されて、前段と後段の信号を受け取るようになっている。さらに、直列接続されているトランジスタには、カウントアップする時のセット信号φSEおよびφSOと、カウントダウンする時のリセット信号φREおよびφROが1ビット置きの回路に接続されている。
【0035】
すなわち、図10に示されるように、遅延制御回路430−2では、トランジスタ435−2のゲートにセット信号φSOが供給され、トランジスタ437−2にリセット信号φROが供給され、また、遅延制御回路430−2の前段および後段の両側の回路の各対応するトランジスタのゲートにはそれぞれセット信号φSEおよびリセット信号φREが供給されている。また、NORゲート431−2には、左側の(前段の)回路のノード5a−1の信号、および、回路430−2のノード5a−4の信号が入力される構成になっている。なお、φRは、シフトレジスタ52a(52b,52c)における各遅延制御回路をリセットするためのリセット信号であり、電源投入後およびキャリブレーション開始時等において一時的に低レベル“L”レベルになり、その後は高レベル“H”に固定される。
【0036】
図11は図10の遅延制御回路の動作を説明するためのタイミング図である。
図11に示されるように、まず、リセット信号φRが一時的に低レベル“L”になり、ノード5a−1,5a−3,5a−5が高レベル“H”、また、5a−2,5a−4,5a−6が低レベル“L”にリットされる。そして、カウントアップする時には、カウントアップ信号(セット信号)φSEおよびφSOが交互に高レベル“H”と低レベル“L”を繰り返す。
【0037】
セット信号φSEが低レベル“L”から高レベル“H”になると、ノード5a−1は接地されて低レベル“L”になり、また、ノード5a−2は高レベル“H”に変化する。ノード5a−2が高レベル“H”に変化したのを受けて、出力信号(イネーブル信号)φE−1は高レベル“H”から低レベル“L”に変化する。この状態はフリップフロップにラッチされるので、セット信号φSEが低レベル“L”に戻ったとしても、イネーブル信号φE−1は低レベル“L”のままである。
【0038】
ノード5a−1が低レベル“L”に変化したことを受けて、イネーブル信号(出力信号)φE−2が低レベル“L”から高レベル“H”に変化する。さらに、ノード5a−2が高レベル“H”に変化したので、トランジスタ438−2はオン状態になり、セット信号φSOが低レベル“L”から高レベル“H”になると、ノード5a−3は接地されて低レベル“L”に、また、ノード5a−4は高レベル“H”に変化する。そして、ノード5a−4が高レベル“H”に変化したのを受けて、イネーブル信号φE−2は高レベル“H”から低レベル“L”に変化する。この状態はフリップフロップにラッチされるので、セット信号φSOが低レベル“L”に戻ったとしても、イネーブル信号φE−2は低レベル“L”のままである。
【0039】
そして、ノード5a−3が低レベル“L”に変化したことを受けて、イネーブル信号φE−3が低レベル“L”から高レベル“H”に変化する。図11では、セット信号φSEおよびφSOが1パルスずつ出ているだけであるが、遅延制御回路が何段にも接続されており、セット信号φSEおよびφSOが交互に高レベル“H”と低レベル“L”を繰り返せば、出力信号(イネーブル信号)φE(φE−1,φE−2,…,)が高レベル“H”になる段の位置が順次右側にシフトする。従って、図5(または、図9)における位相比較回路55a,55b(55c)の比較結果により遅延量を増加させる必要がある場合には、交互にセット信号φSEおよびφSOのパルスを入力すればよい。
【0040】
カウントアップ信号(セット信号)φSEおよびφSOと、カウントダウン信号(リセット信号)φREおよびφROとが出力されない状態、すなわち低レベル“L”である状態が維持されれば、イネーブル信号φE(φE−1,φE−2,…,)が高レベル“H”になる段の位置は固定される。従って、位相比較回路55a,55b(55c)の比較結果により遅延量を維持する必要がある場合には、信号φSE、φSO、φREおよびφROのパルスを入力しないようにする。
【0041】
カウントダウンする時には、リセット信号φREおよびφROのパルスを交互に入力すると、カウントアップ時と逆に出力φEが高レベル“H”になる段の位置が順次左側にシフトする。従って、図5(または、図9)における位相比較回路55a,55b(55c)の比較結果により遅延量を減少させる必要がある場合には、交互にセット信号φSEおよびφSOのパルスを入力すればよい。
【0042】
図12は図5(図9)のスキュー低減回路における入力用遅延回路53a,(53b,53c)および出力用遅延回路54a,(54b,54c)の一構成例を示す回路図であり、図13は図12の各遅延回路(1ビット分の遅延段)の動作を説明するためのタイミング図である。
図12に示されるように、1ビット分の遅延段(遅延回路ユニット)400は、2個のNANDゲート401,402、および、インバータ403を備えて構成されている。この1ビット分の遅延回路ユニットの動作は、図13に示されるように、イネーブル信号φE(図10における各NORゲートの出力信号φE−1,φE−2,φE−3,…)が高レベル“H”の時にそのイネーブル信号が供給された遅延段が動作する。ここで、イネーブル信号φE−1,φE−2,φE−3,…は、その内の1つだけが高レベル“H”で他の全てが低レベル“L”になっており、この高レベル“H”になって選択される遅延段までの遅延量が入力用遅延回路53a(53b,53c)および出力用遅延回路54a(54b,54c)に設定される。なお、シフトレジスタ52a(52b,52c)の出力により選択される遅延段は、入力用遅延回路および出力用遅延回路において同じ位置になっており、従って、入力用遅延回路および出力用遅延回路における遅延量(遅延時間)は等しい値になる。図12では、イネーブル信号φE−2だけが高レベル“H”になって該イネーブル信号φE−2が供給される遅延段までの遅延量が入力IN(信号A01(B01,C01)および信号A12(B12,C12))に与えられ、出力OUT(信号A11(B11,C11)および信号A02(B02,C02)) が得られるようになっている。
まず、1つの遅延段400に着目すると、信号φNが低レベル“L”の時には、出力信号outは常に低レベル“L”になり、また、信号φNが高レベル“H”で信号φE(φE−2)が低レベル“L”の時には、出力信号outは高レベル“H”になる。そして、図13に示されるように、信号φNが高レベル“H”で信号φE(φE−2)が高レベル“H”の時に、入力信号inが低レベル“L”であれば出力信号outは高レベル“H”になり、入力信号inが高レベル“H”になれば出力信号outは低レベル“L”になる。
【0043】
図12に示されるように、遅延回路(入力用および出力用遅延回路)は、1ビット分の遅延段(400)を複数段カスケード接続して構成され、例えば、入力信号in(IN)が低レベル“L”から高レベル“H”に変化すると、該入力信号INは、高レベル“H”になるイネーブル信号φE−2が供給されたNANDゲート401−2だけを通り抜け、他のNANDゲートでは止められてしまう。
【0044】
すなわち、NANDゲート401の一方の入力として供給されているイネーブル信号φE−2は高レベル“H”レベルなので、該NANDゲート401の他方の入力として供給されている入力信号INは反転されてNANDゲート402へ伝えられる。ここで、遅延段400の右側の遅延段の出力(信号φN)は高レベル“H”であるから、NANDゲート401の出力(4a−1)は、NANDゲート402で反転され、さらに、インバータ403で反転されて左側の遅延段へ伝えられる。
【0045】
イネーブル信号φEは、φE−2以外は低レベル“L”になっているので、各遅延段(遅延段400の左側の遅延段)では伝えられた信号を直列接続されたNANDゲートおよびインバータにより2回反転して次段(さらに左側)の遅延段に伝える。ここで、各遅延段におけるNANDゲートおよびインバータによる反転動作に伴う遅延が順次加算され、最終的な出力信号OUTとして取り出される。
【0046】
このように、活性化された1ビット分の遅延段(400)を介して、入力信号INは折り返されるように信号伝達され、最終的な出力信号OUTになる。つまり、どの部分のイネーブル信号φEを高レベル“H”にするかにより、遅延量を制御することができる。ここで、1ビット分の遅延量は、NANDゲートとインバータの合計の信号伝搬時間で決定され、この時間がDLL回路の遅延単位時間になる。そして、遅延回路全体の遅延時間(遅延量)は、1ビット分の遅延量に通過する段数を乗じた量になる。
【0047】
以上、説明したように、図10および図12に示すシフトレジスタおよび遅延回路(入力用および出力用遅延回路)により、制御信号φSE,φSO,φRE,φROとしてパルスを入力することにより、イネーブル信号φE(φE−1,φE−2,…,)が高レベル“H”になる段の位置を1つずつ移動させ、これらのイネーブル信号φEで遅延回路を制御して遅延量を1単位(遅延ユニット)ずつ制御するようになっている。
【0048】
図14は図5(図9)のスキュー低減回路における位相比較回路(位相比較部)の一構成例を説明するための図であり、図15は図14の位相比較回路の動作を説明するためのタイミング図である。
位相比較回路55a(55b,55c)は、図14に示す位相比較部と後述する図16に示すカウント信号発生部の2つの回路部分で構成されている。
【0049】
図14において、参照符号φoutおよびφextは、この位相比較回路で比較する比較対象信号(入力信号:A11,B11,C11)と比較基準信号(クロック信号:CLKA,CLKB,CLKC)を示し、信号φextを基準として信号φoutの位相が判定され、また、φa〜φeは増幅回路に接続される出力信号を示している。
【0050】
図14に示されるように、位相比較回路55a(55b,55c)の位相比較部は、2個のNANDゲートで構成されたフリップフロップ回路421並びに422、その状態をラッチするラッチ回路425並びに426、ラッチ回路の活性化信号を生成する回路424、および、外部クロック信号φextの位相許容値を得る1遅延分の遅延回路423を備えて構成されている。
【0051】
図15(a)は比較対象信号φoutが比較基準信号φextよりも位相が進んでいる場合、すなわち、信号φoutが信号φextより先に低レベル“L”から高レベル“H”になる場合を示している。信号φoutと信号φextが共に低レベル“L”の時には、フリップフロップ回路421および422のノード6a−2、6a−3、6a−4、6a−5は全て高レベル“H”になっている。信号φoutが低レベル“L”から高レベル“H”に変化すると、ノード6a−2および6a−4は共に高レベル“H”から低レベル“L”に変化する。その後、信号φextが低レベル“L”から高レベル“H”になり、また、1遅延分遅れてノード6a−1が低レベル“L”から高レベル“H”になるが、フリップフロップの両端の電位はすでに確定しているので、何ら変化は生じない。結局、ノード6a−2は低レベル“L”、ノード6a−3は高レベル“H”、ノード6a−4は低レベル“L”、そして、ノード6a−5は高レベル“H”を維持する。
【0052】
一方、信号φextが低レベル“L”から高レベル“H”に変化したのに応じて、回路424の出力信号φaは低レベル“L”から高レベル“H”に変化し、ノード6a−6には、一時的に高レベル“H”レベルになるパルスが印加される。このノード6a−6はラッチ回路425および426のNANDゲートの入力になっているので、該NANDゲートが一時的に活性化されて、フリップフロップ回路421および422の両端の電位状態をラッチ回路425および426に取り込むことになる。最終的には、出力信号φbが高レベル“H”、出力信号φcが低レベル“L”、出力信号φdが高レベル“H”、そして、出力信号φeが低レベル“L”になる。
【0053】
次に、図15(b)は比較対象信号φoutと比較基準信号φextの位相がほぼ同じで、信号φoutが信号φextとほぼ同時に低レベル“L”から高レベル“H”になる場合を示している。信号φextの立ち上がり時点とノード6a−1の立ち上がり時点との時間差内に、信号φoutが低レベル“L”から高レベル“H”に変化した時、まず、信号φextが低レベル“L”から高レベル“H”になることによってフリップフロップ421のノード6a−3が高レベル“H”から低レベル“L”に変化する。フリップフロップ422では、ノード6a−1が低レベル“L”のままなので、逆に、ノード6a−4が高レベル“H”から低レベル“L”に変化する。その後、ノード6a−1が高レベル“H”から低レベル“L”に変化するが、フリップフロップ422の状態はすでに決まっているので、何ら変化は生じない。その後、ノード6a−6が一時的に高レベル“H”になるので、ラッチ回路にはこの状態が記憶され、結局、出力信号φbが低レベル“L”、出力信号φcが高レベル“H”、出力信号φdが高レベル“H”、そして、出力信号φeが低レベル“L”になる。
【0054】
さらに、図15(c)は比較対象信号φoutが比較基準信号φextよりも位相が遅れており、φoutがφextより後に低レベル“L”から高レベル“H”になる場合を示している。この場合は、φextによって2個のフリップフロップ回路421と422に変化が生じて、6a−3と6a−5が高レベル“H”から低レベル“L”に変化する。そして、最終的には、φbが低レベル“L”、φcが高レベル“H”、φdが低レベル“L”、φeが高レベル“H”になる。
【0055】
このように、信号(比較基準信号)φextの立ち上がり時間を基準として、信号(比較対象信号)φoutの立ち上がり時間がそれ以前に高レベル“H”になったか、ほぼ同時であったか、或いは、遅れて高レベル“H”になったかを検出することが可能になる。これらの検出結果を出力信号φb、φc、φd、および、φeの値としてラッチしておき、その値に基づいて遅延制御回路をカウントアップするか、カウントダウンするかを決めることになる。
【0056】
図16は図5(図9)のスキュー低減回路における位相比較回路(カウント信号発生部)の一構成例を説明するための図であり、図17は図16の位相比較回路におけるJKフリップフロップの動作を説明するためのタイミング図である。
図16に示されるように、位相比較回路55a(55b,55c)のカウント信号発生部は、JKフリップフロップ427と、NANDゲートおよびインバー タで構成される増幅部428との2つの部分を備えて構成されている。JKフリ ップフロップ427には、図14の位相比較部からの出力信号φaが入力され、 信号φaが低レベル“L”であるか高レベル“H”であるかに応じてノード7a −9および7a−11の電位が交互に低レベル“L”と高レベル“H”を繰り返 す仕組みになている。増幅部428は、JKフリップフロップ427の出力信号 と、信号φbおよびφdの信号を受けて増幅して出力する。
まず、JKフリップフロップ427の動作を図17のタイミングチャートを参照して説明する。時間T1で、信号φaが高レベル“H”から低レベル“L”に変化すると、ノード7a−1および7a−10が低レベル“L”から高レベル“H”に変化する。一方、ノード7a−1の変化に応じて、ノード7a−5,7a−6および7a−7が変化するが、信号φaが低レベル“L”であるために、ノード7a−8は変化しない。結局、出力(ノード)7a−9は変化せず、出力7a−11のみが低レベル“L”から高レベル“H”になる。次に、時間T2になって、φaが低レベル“L”から高レベル“H”に変化すると、時間T1での動きと逆にノード7a−8は高レベル“H”から低レベル“L”に、7a−10は7a−7が変化しないので変化せず、出力7a−9は低レベル“L”から高レベル“H”に変化し、出力7a−11は変化しない。このように、JKフリップフロップ回路427は、信号φaの動きに応じて出力7a−9および7a−11が交互に高レベル“H”と低レベル“L”を繰り返す動きをする。
【0057】
図18は図16の位相比較回路におけるカウント信号発生部の動作を説明するためのタイミング図(カウントアップ時)であり、図19は図16の位相比較回路におけるカウント信号発生部の動作を説明するためのタイミング図(カウント維持時)であり、そして、図20は図16の位相比較回路におけるカウント信号発生部の動作を説明するためのタイミング図(カウントダウン時)である。次に、増幅部428の動作を、図18〜図20を参照して説明する。
【0058】
図18は、比較基準信号φextの立ち上がりに対して、比較対象信号φoutが先に低レベル“L”から高レベル“H”になる場合を示している。この場合の位相比較部からの入力信号は、信号φbが高レベル“H”、信号φcが低レベル“L”、信号φdが高レベル“H”、そして、信号φeが低レベル“L”である。結局、ノード7a−12が高レベル“H”になり、ノード7a−13が低レベル“L”に固定され、セット信号φSOおよびφSEはJKフリップフロップの状態に応じて変化するが、リセット信号φROおよびφREは7a−13が低レベル“L”のために変化しない。
【0059】
図19は、比較対象信号φoutが比較基準信号φextとほぼ同時に低レベル“L”から高レベル“H”になる場合を示している。この場合の位相比較部からの入力信号は、信号φbが低レベル“L”、信号φcが高レベル“H”、信号φdが高レベル“H”、そして、信号φeが低レベル“L”である。結局、ノード7a−12および7a−13が低レベル“L”に固定され、リセット信号φSOおよびφSEはJKフリップフロップの出力が増幅部に影響することはなく、信号φSO,φSE,φROおよびφREは低レベル“L”に固定されたままになる。
【0060】
図20は、比較対象信号φoutが比較基準信号φextの立ち上がりに対して遅れて低レベル“L”から高レベル“H”になる場合を示している。この場合の位相比較部からの入力信号は、信号φbが低レベル“L”、信号φcが高レベル“H”、信号φdが低レベル“L”、そして、信号φeが高レベル“H”である。結局、ノード7a−12が低レベル“L”に固定され、ノード7a−13が高レベル“H”に固定され、リセット信号φROおよびφREはJKフリップフロップの状態に応じて変化するが、セット信号φSOおよびφSEはノード7a−13が低レベル“L”のために変化しない。
【0061】
上述したように、本実施例の半導体集積回路(メモリ)によれば、CPUから入力する信号(書き込みデータ)のスキューを低減するだけでなく、CPUへ出力する信号(読み出しデータ)に対しても入力信号のスキュー情報を利用して、該メモリから出力される信号を受け取るCPUにおいてもスキューを低減することができる。なお、以上の説明では、本発明に係る半導体集積回路をメモリ(半導体記憶装置)を例として説明したが、同期クロックにより制御され各信号間のスキューの低減を必要とするものであれば他の様々な半導体集積回路に適用されるのはもちろんである。
【0062】
【発明の効果】
以上、詳述したように、本発明の半導体集積回路によれば、所定の回路から入力する信号のスキューを低減するだけでなく、所定の回路へ出力する信号に対しても入力信号のスキュー情報を利用して、該半導体集積回路から出力される信号を受け取る所定の回路においてもスキューの低減を図ることができ、その結果、半導体集積回路の動作クロックをさらに高速化すことが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】半導体集積回路が適用されるシステムの一例を示すブロック図である。
【図2】図1のシステムにおける関連技術としての半導体集積回路を概略的に示すブロック図である。
【図3】図2のスキュー低減回路の動作を説明するためのタイミング図である。
【図4】本発明に係る半導体集積回路が適用されるシステムの一例を示すブロック図である。
【図5】図4のシステムにおける本発明の半導体集積回路の一実施例を概略的に示すブロック図である。
【図6】図5のスキュー低減回路の動作を説明するためのタイミング図である。
【図7】本発明の半導体集積回路が適用されるシステムの他の例を示すブロック図である。
【図8】図7のシステムの動作を説明するためのタイミング図である。
【図9】図7のシステムにおける本発明の半導体集積回路の他の実施例を概略的に示すブロック図である。
【図10】図5(図9)のスキュー低減回路におけるシフトレジスタの一構成例を示す回路図である。
【図11】図10のシフトレジスタの動作を説明するためのタイミング図である。
【図12】図5(図9)のスキュー低減回路における入力用遅延回路および出力用遅延回路の一構成例を示す回路図である。
【図13】図12の各遅延回路の動作を説明するためのタイミング図である。
【図14】図5(図9)のスキュー低減回路におけるにおける位相比較回路(位相比較部)の一構成例を説明するための図である。
【図15】図14の位相比較回路の動作を説明するためのタイミング図である。
【図16】図5(図9)のスキュー低減回路におけるにおける位相比較回路(カウント信号発生部)の一構成例を説明するための図である。
【図17】図16の位相比較回路におけるJKフリップフロップの動作を説明するためのタイミング図である。
【図18】図16の位相比較回路におけるカウント信号発生部の動作を説明するためのタイミング図(カウントアップ時)である。
【図19】図16の位相比較回路におけるカウント信号発生部の動作を説明するためのタイミング図(カウント維持時)である。
【図20】図16の位相比較回路におけるカウント信号発生部の動作を説明するためのタイミング図(カウントダウン時)である。
【符号の説明】
1…所定の回路(第1の半導体集積回路:CPU)
2…半導体集積回路(第2の半導体集積回路:メモリ;DRAM)
31…クロック線
32,33…データ線(データバス)
41a,41b…入力バッファ
42a,42b…出力トランジスタ
43a,43b…ラッチ回路
44a,44b…出力バッファ
5…スキュー低減回路
51…遅延部
52a,52b…シフトレジスタ
53a,53b…入力用遅延回路
54a,54b…出力用遅延回路
55a,55b…位相比較回路
6…メモリ部

Claims (13)

  1. 同期クロックと所定の回路から入力する信号とのスキューを低減するスキュー低減回路を備えた半導体集積回路であって、
    前記スキュー低減回路は、前記同期クロックと前記所定の回路からの入力信号とのスキューを低減するために該入力信号の位相を制御する位相制御情報を使用して、該半導体集積回路から該所定の回路へ出力する信号の位相を制御するようになっていることを特徴とする半導体集積回路。
  2. 請求項1記載の半導体集積回路において、前記スキュー低減回路は、前記所定の回路からの入力信号に対して前記同期クロックと前記所定の回路からの入力信号とのスキューに応じた遅延時間を与える入力用遅延回路と、該半導体集積回路から該所定の回路への出力信号に対して該入力用遅延回路と同じ遅延時間を与える出力用遅延回路とを具備することを特徴とする半導体集積回路。
  3. 請求項2記載の半導体集積回路において、前記入力用遅延回路および前記出力用遅延回路を、それぞれDLL回路として構成したことを特徴とする半導体集積回路。
  4. 請求項3記載の半導体集積回路において、前記スキュー低減回路は、さらに、前記同期クロックと前記所定の回路からの入力信号とのスキューを比較検出する位相比較回路と、該位相比較回路によるスキューの検出結果に応じて前記入力用遅延回路および前記出力用遅延回路の遅延時間を同じ値として制御するシフトレジスタを具備することを特徴とする半導体集積回路。
  5. 請求項2記載の半導体集積回路において、前記半導体集積回路は、キャリブレーションモードを有し、該キャリブレーションモードにおいて、前記同期クロックと前記所定の回路からの入力信号とのスキューを補正するようになっていることを特徴とする半導体集積回路。
  6. 請求項1記載の半導体集積回路において、前記半導体集積回路は、前記所定の回路へ信号を出力する際に、同時にタイミング信号を出力するようになっていることを特徴とする半導体集積回路。
  7. 請求項6記載の半導体集積回路において、前記半導体集積回路は、キャリブレーションモードを有し、該キャリブレーションモードにおいて、前記同期クロックと前記タイミング信号とのスキューを補正するようになっていることを特徴とする半導体集積回路。
  8. 請求項7記載の半導体集積回路において、前記所定の回路は、前記キャリブレーションモードにおいてタイミング信号を出力するようになっていることを特徴とする半導体集積回路。
  9. 請求項8記載の半導体集積回路において、前記スキュー低減回路は、さらに、前記キャリブレーションモードにおいて、前記同期クロックと前記所定の回路から入力するタイミング信号とのスキューに応じた遅延時間を与えるタイミング信号のための入力用遅延回路と、該半導体集積回路から該所定の回路へ出力される前記タイミング信号に対して該タイミング信号のための入力用遅延回路と同じ遅延時間を与えるタイミング信号のための出力用遅延回路とを具備することを特徴とする半導体集積回路。
  10. 請求項9記載の半導体集積回路において、前記タイミング信号のための入力用遅延回路および前記タイミング信号のための出力用遅延回路を、それぞれDLL回路として構成したことを特徴とする半導体集積回路。
  11. 請求項10記載の半導体集積回路において、前記スキュー低減回路は、さらに、前記同期クロックと前記所定の回路から入力するタイミング信号とのスキューを比較検出するタイミング信号のための位相比較回路と、該タイミング信号のための位相比較回路によるスキューの検出結果に応じて前記タイミング信号のための入力用遅延回路および前記タイミング信号のための出力用遅延回路の遅延時間を同じ値として制御するタイミング信号のためのシフトレジスタを具備することを特徴とする半導体集積回路。
  12. 請求項1〜11のいずれか1項に記載の半導体集積回路を使用した半導体集積回路システムであって、前記所定の回路はCPUであり、該半導体集積回は該CPUに対してバス接続された半導体記憶装置であることを特徴とする半導体集積回路システム。
  13. 請求項12記載の半導体集積回路システムであって、前記半導体記憶装置は、複数個設けられていることを特徴とする半導体集積回路システム。
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