JP3828156B2 - ネットワーク化されたコンピュータ間の信号送信 - Google Patents
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Description
本発明はネットワーク化されたコンピュータ間での信号の送信に関する。
背景技術
従来の形態のコンピュータネットワークは、基地コンピュータ、1つあるいはそれ以上の(しばしば多数の)ユーザコンピュータ、および基地コンピュータとユーザコンピュータとの間の双方向通信リンクからなる。かかる従来のネットワークでは、通信リンクは通常同軸ケーブルあるいは非遮蔽ツイストペア線等の配線によって提供される。
本発明は当初教室におけるコンピュータのネットワーク化との関連で考案されたが、他にもその用途は多い。かかる用途においては、20人あるいは30人といった学生がそれぞれ基地コンピュータ(例えばファイルサーバ)に接続されたユーザコンピュータを有する。したがって、相当な量のケーブルが必要となり、その費用も大きなものとなる。また、堅牢性を得るためには、配線の大部分はダクトやケーブルクリップを用いて固定的に設置しなければならず、これは教室でのユーザコンピュータの配置には望まれるような自由度がないことを意味する。この問題を解決するために、本発明はコンピュータのネットワーク化に対して無線による方法を採用するが、それ自体に別の問題がある。
発明の開示
本発明の一側面によれば、基地コンピュータ、少なくとも1つのユーザコンピュータ、および基地コンピュータとそれぞれのユーザコンピュータとの間の双方向通信リンクからなり、基地コンピュータからそれぞれのユーザコンピュータへのリンクには無線信号が用いられ、それぞれのユーザコンピュータから基地コンピュータへのリンクには高周波信号が用いられ、それぞれのユーザコンピュータは複数の高周波チャンネルのうちの任意のチャンネル上で送信を行なうように動作可能であり、基地コンピュータは前記無線信号を介してユーザコンピュータに使用すべきチャンネルに関する命令を送信するように動作可能であり、それぞれのユーザコンピュータは受信した命令にしたがって送信チャンネルの1つを選択するように動作可能であるコンピュータネットワークが提供される。
したがって、基地コンピュータはユーザコンピュータの送信チャンネルを、高周波送信に関する法規に適合するように、また例えば現在干渉の生じているチャンネルを避けるように疑似ランダムな態様で制御することができる。あるいは、基地コンピュータは可変データ転送速度で送信を行なうように動作可能である。それぞれのユーザコンピュータは受信した無線信号のデータ転送速度に応じた送信チャンネルの1つを選択することができる。これは、基地コンピュータによって送信される命令によって送信チャンネル上のデータ容量が消費され、またユーザコンピュータの処理能力が消費される第1の実施形態に比べて有益である。
無線信号は好適には赤外線信号である。かかる構成の利点は同等な高周波のみあるいは赤外線のみのシステムに比べて、効率の高いプロトコルの使用が可能であり、通信のスループットが増大する(例えば2倍になる)ことである。これは無線周波数および赤外線周波数は2つの通信方向の間で共用されないためである。通信が両方向に同時に可能であることが好適である。
ユーザコンピュータ内の赤外線受信器は、高周波受信器には通常何十もの部品が必要であるのに比べてごくわずかな部品で構成することができ、したがって赤外線受信器は安価であり、これは1つの基地コンピュータと多数のユーザコンピュータがある上記の場合には有益である。また、赤外線受信器は通常高周波受信器より消費電力がかなり小さいため、上記の場合にはユーザコンピュータが好適には電力消費が小さく例えばバッテリで給電可能であるという他の利点がある。さらに、データ転送速度が高い場合には多重通路干渉が問題となり、赤外線は例えば高周波より多重通路干渉の発生する可能性が低く、したがってユーザコンピュータにおける受信信号からのデータの抽出がより簡単であり、必要なハードウェアも安価である。ユーザコンピュータから基地コンピュータへの送信に高周波を用いることの利点は適当なタイプの高周波送信器の電力消費は赤外線送信器より少ないことである。本発明のかかる側面にしたがった構成を用いると、赤外線を使用するために基地コンピュータにおける電力消費が高周波送信より大きくなることが理解されよう。しかし、ほとんどの場合、基地コンピュータは主幹線から給電することができる。また、高データ転送速度においては、基地コンピュータは多重通路干渉を処理する能力を要求される場合がある。しかし、これは多数のユーザコンピュータがそれぞれこの問題に対処しなければならない場合に比べれば大きな問題ではない。
本発明の第2の側面によれば、プロセッサ、プロセッサへのデータの入力、プロセッサからのデータの出力および/またはプロセッサが使用するためのデータの記憶を可能とする手段、プロセッサからデータを送信して少なくとも1つのユーザコンピュータに供給する手段、およびユーザコンピュータからのデータを受信してプロセッサに供給する手段からなり、送信手段は無線信号でデータを送信するように動作可能であり、受信手段は高周波信号でデータを受信するように動作可能であり、受信手段は複数の高周波チャンネルのうちの任意のチャンネル上で受信を行なうように動作可能であり、送信手段は前記無線信号を介してユーザコンピュータに使用すべきチャンネルに関する命令を送信するように動作可能であり、受信手段は送信された命令にしたがってチャンネルの1つを選択するように動作可能であるコンピュータネットワークの一部として用いる基地コンピュータが提供される。
本発明の第3の側面によれば、プロセッサ、ユーザによるプロセッサへのデータの入力および/またはプロセッサによるユーザへのデータの出力を可能とする手段、基地コンピュータからのデータを受信してプロセッサに供給する手段、およびプロセッサからのデータを送信して基地コンピュータに供給する手段からなり、受信手段は無線信号でデータを受信するように動作可能であり、送信手段は高周波信号でデータを送信するように動作可能であり、送信手段は複数の高周波チャンネルのうちの任意のチャンネル上で送信を行なうように動作可能であり、プロセッサは受信したデータから使用すべきチャンネルに関する基地コンピュータからの命令を抽出するように動作可能であり、送信手段は受信された命令にしたがって送信チャンネルの1つを選択するように動作可能であるコンピュータネットワークの一部として用いるユーザコンピュータが提供される。
本発明の第4の側面によれば、本発明の第2の側面に係る基地コンピュータおよび少なくとも1つの本発明の第3の側面に係るユーザコンピュータからなるコンピュータネットワークが提供される。
本発明の第5の側面によれば、基地コンピュータと少なくとも1つのユーザコンピュータとをネットワーク化する方法であって、無線信号によって基地コンピュータからユーザコンピュータにデータを送信するステップ、高周波信号によってそれぞれのユーザコンピュータから基地コンピュータにデータを送信するステップ、および前記の無線信号を介して基地コンピュータからユーザコンピュータに送信された命令にしたがってそれぞれのユーザコンピュータによる送信のための高周波チャンネルを選択するステップからなる方法が提供される。
本発明の他の好適な特徴については請求の範囲に規定する。
【図面の簡単な説明】
本発明の詳細な実施態様を、添付した図面を参照に一実施例として述べる。
第1図は本発明の一実施形態を構成するコンピュータネットワークのブロック図である。
第2図はネットワーク内で転送されるデータのデータフォーマットの一例を示す図である。
発明を実施するための最良の態様
図1に示すように、ネットワークコンピュータは基地局10および複数の遠隔装置40からなり、簡略化のため遠隔装置のうちの3つ40a、40b、40cのみを示し、そのうちの1つ40aのみを詳細に示す。
基地局はPCを用いたものであり、リードオンリーメモリおよびランダムアクセスメモリを持つプロセッサ12を有するマザーボード、ディスプレイアダプタを有するディスプレイ14、キーボード16、ディスクコントローラを有する1つあるいはそれ以上のハードディスクドライブおよび/またはフロッピーディスクドライブ18、基地局を他のコンピュータおよびプリンタのネットワークにケーブルで接続することを可能とするネットワークカード20、および主幹線電源ユニット22からなる。したがって、従来はデータはキーボード16、ディスクドライブ18およびネットワークカード20からプロセッサ12に入力することができ、またデータはプロセッサ12からディスプレイ14、ディスクドライブ18およびネットワークカード20に出力することができる。
さらに、基地局10は、赤外線発光ダイオード26あるいはかかるダイオードのバンクを有する、プロセッサからのデータを拡散赤外線信号60として送信することを可能とする赤外線送信器24を有する。また、高周波信号62a、62b、62cの受信およびプロセッサへの供給を可能とする高周波受信器28およびそれに付随するアンテナ30が含まれる。送信器24および受信器28はいずれもクロック回路32によってクロックされる。
遠隔装置40aはノートブックコンピュータあるいはパームトップコンピュータの形態であり、従来と同様に、リードオンリーメモリおよびランダムアクセスメモリを有するプロセッサ42、キーボード44、ディスプレイ45、および充電可能なバッテリ46からなる。
さらに、遠隔装置40aは、基地局10によって送信された赤外線信号60を受信しプロセッサ42に供給することを可能とする赤外線感知フォトダイオード50aあるいはフォトトランジスタを持つ赤外線受信器48を有する。また、プロセッサ42からのデータを高周波信号62aとして送信することを可能とする高周波送信器52およびそれに付随するアンテナ54aが含まれる。また、遠隔装置40aは受信器48の受信したデータからクロック信号を復元し、それに応じて送信器52によって送信されるデータをクロックすることのできるクロック復元回路56を含む。
上述したネットワークの用途の1つに、教室において、教師が基地局を使用し、学生がそれぞれ遠隔装置40の1つを持つというものがある。この場合、それぞれの遠隔装置のフォトダイオード50を上向きあるいは上前方を向いたものとし、基地局10の赤外線発光ダイオード26を教室の天井あるいは教室の前の壁の上部に配置することができる。フォトダイオード50はそれぞれ基地局10の赤外線発光ダイオード26に向けて調整できるよう旋回あるいは自在継手あるいは可撓性のステムによって遠隔装置40に取り付けることができる。
再度図2を参照して、上述したネットワークの一例において、基地局10からの赤外線データ70(「ダウンリンクデータ」)はクロック32の制御のもとに約1.32Mb/s(百万ビット/秒)のデータ転送速度で、5.6727msのフレーム周期T1を有するフレーム72を単位として送信される。送信されるデータは基地局によってのみ制御されるため、情報は要求に応じて情報フィールド内で送信することができる。図2の2列目に示すように、各フレーム72は同期サブフレーム74、多数の汎用サブフレーム76、およびそのフレームを充填するための多数のダミーバイト78からなる。
図2の一番上の列の左側の拡大部分に示すように、同期サブフレーム74の長さは6バイトであり、2バイトの同期ワード80、2バイトのフレームカウントフィールド82、および2バイトの周期冗長コード(CRC)フィールド84からなる。同期サブフレーム74は、遠隔装置40が基地局10に同期し、クロック復元を行い、時間基準情報を得ることができるように設けられている。
図2の一番上の列の右側の拡大部分に示すように、それぞれの汎用サブフレーム76は可変長であり、1バイトの開始フラグ86、3バイトのアドレスフィールド88、1バイトの制御フィールド90、整数nのバイトを有するオプションの情報フィールド92、2バイトのフレームチェックシーケンス94、および1バイトの終了フラグ96からなる。汎用サブフレーム76にはページ肯定応答、制御およびメッセージの3つの異なるタイプがある。
ページ肯定応答サブフレームは遠隔装置40から基地局10に送信される(「アップリンク」)ランダムアクセスページの肯定応答を供給する。かかるサーブフレームはアップリンク上のページが基地局10に受信されるとただちに送信され、要求/肯定応答サイクルの最良のターンアラウンドを提供するものである。次に説明するように、ダウンリンクフレーム周期T1はアップリンクフレーム周期より短く、1つのダウンリンクサブフレーム72には2つ以上のページ肯定応答サブフレームがある場合がある。
制御サブフレームはアップリンクのパケットの割り当てと周波数情報を供給する。制御サブフレームは好適には、遠隔装置40がそのパケットの到着時間あるいは次のフレーム72が始まるまで遮断してエネルギを節約しうるように各フレーム72の始めに送信される。各フレーム72内で送信される制御サブフレームの数はリアルタイムで計算されるダウンリンクトラフィック条件に応じて可変である。
メッセージサブフレームはそのフレームの使用状態を最適化するように基地局10によって計算される可変の長さを有する。各フレーム72は通常多数のメッセージサブフレームを有する。
各ダウンフレームリンク72に充填されるダミーバイト78はそれぞれ終了フラグ96と同じ値を有する。
各遠隔装置40において、クロック復元回路56が受信されたデータを処理してそこから1.32Mb/sクロック信号を得て、その半分のレートすなわち660kb/sの同期されたクロック信号を生成し、これが高周波送信器52に供給されて送信されるデータ100(「アップリンクデータ」)がそのレートでクロックされ、ダウンリンクデータ70と同期される。高周波送信器は2.4GHz ISB(工業、化学および医療用)マイクロ波帯域内で送信し、2FSK(周波数偏移変調)を用いてアップリンクデータ100の660kb/sのデータ転送速度で変調される。アップリンクは図2の3番目の列に示すように制御パケット102とメッセージパケット104を含む。
制御パケット102には基地局10のスロットアロハランダムアクセスページングが用いられる。各制御パケット102は109.09μsの周期T2を有し、図2の4番目の列に示すように、1バイトの周期フィールド106、その遠隔装置のID用の3バイトのフィールド108、3バイトの制御メッセージフィールド110、および2バイトのCRCおよび誤り制御フィールド112からなる9つのバイトを含む。
アップリンク100はダウンリンク70を同期しているため、アップリンクタイミングの不確実性はシステムの2方向の伝搬遅延(10mの部屋では通常70nsすなわちビット周期の約4%)および基地局10および遠隔装置40におけるデジタル処理の伝搬遅延の不確実性に起因する。全体としての不確実性は1ビット周期に比べて小さい可能性が高いため、アップリンクデータからクロック信号を復元する必要はなく、2FSK弁別器の直流レベルを設定するだけでよい可能性が高い。したがって、制御パケット102の周期フィールド106は1バイトの長さがあればよい。
制御パケット102において、3バイトの制御メッセージフィールド110を用いて肯定応答等の短いメッセージの送信を行なうことができる。
アップリンクメッセージパケット104のトラフィックはダウンリンクから動的に確保される。各メッセージパケット104は739.39μsの周期T4を有し、61バイトを含む。図2の4番目の列に示すように、各メッセージパケット104は制御パケット102の同期フィールド106と同様の1バイトの同期フィールド114から始まる。これに48バイトのメッセージデータが続き、このデータは8バイトのデータからなる6つのブロック116に分割され、これらのブロックのそれぞれに対応する2バイトのCRCフィールド118が続く。
図2の3番目および4番目の列に示すように、各制御パケット102およびメッセージパケット104の間には、48.485μsの周期T3を有する保護帯域が設けられ、この周期はアップリンク上のデータの4バイトの送信周期に等しい。保護帯域は送信器52の起動を可能とし、そのシンセサイザの周波数設定を可能にするために設けられている。したがって、これによって異なる遠隔装置40によって異なる周波数で制御パケット102およびメッセージパケット104を順次送信することが可能である。
図2からわかるように、1つの制御パケット102および1つのメッセージパケット104の送信周期T5およびそれに付随する2つの保護帯域はT2+T4+2×T3=945.45μsとなり、さらに1つのダウンリンクフレーム周期T1内にかかる周期T5が6つ発生する、すなわちT1=6×T5であることが理解されよう。
上述した構成においては、ISM帯域に関する法規に適合し、また干渉に対するある程度の抵抗性を得るために、アップリンク上の高周波送信の周波数は多数の所定のチャンネルの中から疑似ランダム的に変更される。遠隔装置40はすべて基地局10を連続的にまた同時に聴取することができ、したがって基地局は上述した制御サブフレーム76内に命令を加えることによって使用されるチャンネルを制御することができる。好適には、基地局はまた各チャンネル上の相対的干渉を評価し、干渉の全くない、あるいはほとんどないチャンネルの使用を命じる。
上述の送信チャンネル割り当て法に対する代替案として、基地局10内のプロセッサ12がクロック発生器32をダウンリンクのデータ転送速度が必要なアップリンクチャンネルに応じて変更されるように制御するようにすることもできる。この場合、各遠隔装置40では、クロック復元回路56は受信した信号からクロック信号を復元してそこからアップリンククロック信号を得るだけではなく、得られたクロック信号の周波数から必要なチャンネルを得て、高周波送信器52内の周波数シンセサイザをアップリンク送信チャンネルが基地局10によって命令された通りになるように設定する。この機能は遠隔装置40のプロセッサ42のプロセッサの能力を消費することなく、クロック復元回路56のハードウェアによって提供することができる。また、この場合基地局によって送信されるデータのフレーム内のスペースをチャンネル命令に充てる必要はない。
上述した構成では、アップリンクの信頼性がダウンリンクより低い場合、基地局10から信号を受信したとき遠隔装置40は応答するが基地局10がこれを聞き洩らす可能性がある。このように遠隔装置の応答が不成功に終わり、またそれがさらに何度も繰り返されると、良好に応答しうる他の遠隔装置40に悪影響を与えるレベルの干渉が生じ、その結果ネットワークの全体的性能が低下する。したがって、高周波アップリンクは好適には赤外線ダウンリンクより長いレンジを持つように構成される。
教室における使用の場合、基地局10から遠隔装置40に送信される信号に悪影響を与えうる赤外線干渉が存在する可能性は低い。しかし、マイクロ波干渉の可能性はあり、特に近くでマイクロ波オーブンが使用される場合には注意を要する。ほとんどのマイクロ波オーブンは主幹線周波数において50%のデューティサイクルを有する。上述した構成では、739.39μsのアップリンクメッセージパケット周期は50%のデューティサイクルを有する60Hzで給電されるマイクロ波オーブンの無干渉周期(8.33ms)よりかなり短い。したがって、かかる干渉は良好なデータの受信レートを低下させる可能性はあるが、受信を完全に妨げることはない。
上述した本発明の実施形態には多くの変更や改良が可能であることは明らかであろう。したがって、実施形態の詳細な説明は本発明の範囲を限定するものと解釈すべきものではない。
Claims (9)
- 基地コンピュータと
少なくとも1つのユーザコンピュータと
前記基地コンピュータと前記ユーザコンピュータとの間の双方向通信リンクとを備え、
前記基地コンピュータから前記ユーザコンピュータへのリンクには赤外線信号が用いられ、前記ユーザコンピュータから前記基地コンピュータへのリンクには高周波信号が用いられ、
前記基地コンピュータは前記ユーザコンピュータが高周波信号を用いてデータを送信するのと同時に赤外線信号を用いてデータを送信するように動作可能であり、かつ
前記ユーザコンピュータは複数の高周波チャンネルのうちの任意の高周波チャンネル上で送信を行なうように動作可能であり、
前記基地コンピュータは前記赤外線信号により前記ユーザコンピュータが使用すべき前記高周波チャンネルに応じたデータ転送速度でデータを送信するように動作可能であり、
前記ユーザコンピュータは受信した前記赤外線信号の前記データ転送速度から前記高周波チャンネルを得るように動作可能であることを特徴とするコンピュータネットワーク。 - ネットワークの一部として用いる基地コンピュータであって、
プロセッサと、
前記プロセッサへのデータの入力、前記プロセッサからのデータの出力および/または前記プロセッサが使用するためのデータの記憶を可能とする手段と、
前記プロセッサからデータを送信して少なくとも1つのユーザコンピュータに供給する送信手段と前記ユーザコンピュータからのデータを受信して前記プロセッサに供給する受信手段とを備え、
前記送信手段は赤外線信号でデータを送信するように動作可能であり、前記受信手段は高周波信号でデータを受信するように動作可能であり、
前記基地コンピュータは前記ユーザコンピュータが高周波信号を用いてデータを送信するのと同時に赤外線信号を用いてデータを送信するように動作可能であり、かつ
前記受信手段は複数の高周波チャンネルのうちの任意の高周波チャンネル上で受信を行なうように動作可能であり、
前記送信手段は前記赤外線信号を介して前記ユーザコンピュータが使用すべき前記高周波チャンネルに応じたデータ転送速度で該ユーザコンピュータにデータを送信するように動作可能であり、
前記受信手段は送信された前記データ転送速度にしたがって前記ユーザコンピュータが選択した高周波チャンネルを選択するように動作可能であることを特徴とする基地コンピュータ。 - 前記送信手段は送信データ転送速度でデータを送信するように動作可能であり、前記受信手段は前記送信データ転送速度に同期した受信データ転送速度で受信データをサンプリングするように動作可能であることを特徴とする請求の範囲第2項記載の基地コンピュータ。
- ネットワークの一部として用いるユーザコンピュータであって、
プロセッサと
ユーザによる前記プロセッサへのデータ入力および/または前記プロセッサによる前記ユーザへのデータ出力を可能とする手段と
基地コンピュータからのデータを受信して前記プロセッサに供給する手段と
前記プロセッサからのデータを送信して前記基地コンピュータに供給する手段とを備え、
前記受信手段は赤外線信号でデータを受信するように動作可能であり、前記送信手段は高周波信号でデータを送信するように動作可能であり、
前記基地コンピュータは前記ユーザコンピュータが高周波信号を用いてデータを送信するのと同時に赤外線信号を用いてデータを送信するように動作可能であり、かつ
前記送信手段は複数の高周波チャンネルのうちの任意の高周波チャンネル上で送信を行なうように動作可能であり、
前記プロセッサは受信された前記データのデータ転送速度から使用すべき前記高周波チャンネルを得るように動作可能であり、
前記送信手段は前記使用すべき前記高周波チャンネルでデータを送信するように動作可能であることを特徴とする、ユーザコンピュータ。 - 受信された前記データからクロック信号を復元し、前記送信手段を復元された前記クロック信号にしたがってクロックすることを特徴とする請求の範囲第4項記載のユーザコンピュータ。
- バッテリによって給電されることを特徴とする請求の範囲第4項記載のユーザコンピュータ。
- 携帯可能であることを特徴とする請求の範囲第4項記載のユーザコンピュータ。
- 基地コンピュータと少なくとも1つのユーザコンピュータとをネットワーク化する方法であって、
赤外線信号によって前記基地コンピュータから前記ユーザコンピュータにデータを送信するステップと、
高周波信号によって前記ユーザコンピュータから前記基地コンピュータにデータを送信するステップであって、前記基地コンピュータは前記ユーザコンピュータが高周波信号を用いてデータを送信するのと同時に赤外線信号を用いてデータを送信するように動作可能であるステップと、
前記赤外線信号により前記基地コンピュータから前記ユーザコンピュータに送信されるデータのデータ転送速度から前記ユーザコンピュータによる送信のための高周波チャンネルを得るステップとを備える
ことを特徴とするネットワーク化方法。 - 前記ユーザコンピュータは、前記基地コンピュータから受信した前記データからクロック信号を復元するステップと、前記ユーザコンピュータから前記基地コンピュータに送信される前記データを復元された前記クロック信号にしたがってクロックするステップとを実行するよう動作可能であることを特徴とする請求の範囲第8項記載のネットワーク化方法。
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